はてなキーワード: 釣りとは
https://twitter.com/CPAKO999/status/1435811177175478273?s=20
なんかこれ見てがっかりしちゃった
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa22.html
女性は、30歳以降妊娠率が低下します。35歳前後からは、妊娠率の低下と流産率の増加が起こり、たとえ体外受精や顕微授精などの生殖補助医療を行って受精を起こさせることができても、妊娠率・生産率は低下します(図2)。
若い頃から治療頑張ってる人はともかく、30歳以上なってから思い立って不妊治療する夫婦に助成金とか本当にやめてほしい
18~28くらいから不妊治療を始めてる、十分妊娠しやすい時期に産む気もあるが収入はあんまり…って人に回してくれないかなー
普通にコストとして1人分の受精に150万?とか異常な金額だし、適齢年齢さんざん自分の好きなことして先送りにしたツケを税金で補填しないでくれない?
妊娠しやすいけれど経済力はなかった若い子が0円で産んじゃって孤児化してる子引き取れよと思う。
あくまで自分たちの遺伝子わけた子供がいいってそれ単なるわがままじゃん。
喫煙により国民全体の医療費が1兆3,000億円余分にかかっている(金額は盛ってるらしいが)みたいなのと似たこと起きてる気がするんだけど。
はーーー働く気なくすわ。朝から最悪な気分。
子供産む気がない女より
ツイッターでたまたま見かけて、納めた所得税がダメ元の妊娠成功率に吸われるんだと思ったらうんざりしたけど、子持ちの友達と繋がってるアカウントじゃとても書けなかっただけです
釣り臭さあげるだけかもしれないけど自分はビアンだからこの国では養子も絶望的なんだよね
「向いてないひとがあがくための金って浪費感やば」ってそんなにおかしいかな お金なかったらあきらめてました!←諦めてよ ってかんじ
それより大学と就職犠牲にしても若くしておろさなかった人に金という余裕のご褒美あげて。
これは釣りじゃないな
いつの間にかいっぱいいっぱいで生きるのが当たり前になってしまった日本人からは「すごいな、日本でこうなるのは非現実的だなあ」と思ってしまうが、俺はこういう国に住みたいし願わくばこの国にもこうなって欲しい、けど自助自助言ってる国じゃ無理だろうな
一つ過去について書かせてほしい。
発達気味の性質+クオーターっつーマイノリティの性質がある俺と、小学校のいわゆる「学級会」みたいな集団的文化とか「儀式」との相性は最悪だった。
00年代初頭の話。小学校4年生の時は教師がやたら道徳だとか文字通り学級会活動とか課外のうんぬんかんぬんに力を入れる女で、俺は俺でなんか知らないうちにトラブルの当事者にされて(いじめにあってたし冤罪もたくさんあった)、
学級会で吊るし上げられて「謝るまで帰されない」みたいな滅茶苦茶な扱いを受けたことも何度かある。そして、ちょうど「謝り方がおかしい、響いてない」「本当にクラスに対して悪いと思ってるのか」みたいな難詰めも何度もされた。
逆に5年生(6年も同じ先生だった)にあがると、無難な先生が腫れ物に触れるような扱いしてきて、俺に少しでも冗談を言った児童を不釣り合いな勢いで叱ってた。
でもその時のお決まりの儀式は、今ではよく叩かれてる「教師の前で握手して仲直り」式のやつ。別にそれに何とも思ってないが。
正直に言って、俺は子どもらしい付き合いも「真剣な友情」みたいなのも体験できなかったからよく分からない。正義感の欺瞞ってやつは感じたし、集団の中で「謝る・謝られる」「許す・許さない」ということには凄い敏感にさせられたけど。
そんでいろいろあって、俺ははっきりいって日本の中で被害者としての自意識を持ってるんだが、その自称被害者+マイノリティの目線から見ても、
最近いろいろな騒動に付き物の、何かあった後の「謝罪の態度がなってない」式の炎上をみるのが辛い。それで世の中が「アップデート」してるという感覚が全くしない。
何か問題があった時の加害者の側と被害者の側とがあって、俺は何度もそういうトラブルにどちらとも取れる側で巻き込まれて来たけど、
加害者側のセンスでいうと、謝罪をする場面でなぜ無数の観衆が自分の考えた謝罪の形式にまで口を出してくるのか分からないし、
被害者側のセンスでいうと、何がどう謝罪になるかってそれこそ部外者に騒いでほしくない。
(ここでは一対一とか数人の当事者間での反応の話はしてない)
はっきりいうと、タイトルの「不快に思わせたらごめんなさい」的な謝罪がなぜ叩かれるのか分からない。文面という意味でも、なぜか求められる政治的な意味でも。やれ海外では~ポリコレが~とリベラル面した外部のひとたちが騒ぐのもわからない。
別の例を挙げれば、たとえば文学者が問題を起したからって「お前は文学者なのにそんな謝罪しか出来ないのか」「編集者や書店員も彼を叩くべきだ」なんて騒ぐのって、じゃあお前は文学の何を知ってるのかという話になる。
というか、そういう謝罪に怒る人と、俺は、もしかしたら「日本の謝罪はおかしい」というあたりで似た問題意識を持ってるのかも知れない。
でも、俺はSNSの炎上のノリで外から謝罪が良いか悪いか騒いだりアップデートしたかしないかみたいな話にしたくない。それこそ周囲によって人間関係が捻じ曲げられた例になるだろう。
俺はやっぱり、日本の義務教育での風景に根本的な問題がある様な気がする。他の問題もひっくるめちゃえばそう言えるのだろうけど、牽強付会してるつもりはない。日本人の大半は義務教育で「集団性」を学ぶ。
そして集団性で「モヤモヤ」を処理すると「謝罪の形式」にこだわり始めるのではないか。どこまで行っても集団から離れられてないんじゃないか。
当事者ではなく部外者として「許せない・許せなかった」という人がいたら、とにかく何で許せないのか説明して欲しい。というかその正義感(だよね?)がどこから出てるのか教えて欲しい。
録音しておきゃこれだけで労基署に行けたんじゃね
上場企業の東京本社に出入りするフリーランスの専門職、30代半ば男です。
先月突然、契約解除を通知されたのだけど、「え、これ普通なの?」と思うことがありモヤモヤしているので吐き出します。
+++++++++++++++++++++
その企業のあるプロジェクトに約5年、業務委託として携わっていたがこのたび契約解除を通知された。
そのプロジェクトが“若い女性目線”にシフトするためだそうで、秋以降は来なくて良いという。
口約束レベルではあるものの、秋以降の契約更新も決まっていた中、急転直下の“クビ”。
一応聞いた。「秋以降も一緒に働けるものとばかり思っていましたが、私に何か至らないところはありましたでしょうか?」と。
委任者側の責任者は「ありません。女性目線にシフトする中で、増田さんのような専門職の女性を迎え入れ、体制を変更していきたい。あと、増田さんにお支払いする報酬も秋以降の予算を圧迫してしまう」とのこと。
その会社もSDGsを掲げていて、まぁ時代の流れかなと思って契約解除を受け入れる旨を表明しつつ、
「女性目線の体制変更ということは、私以外にも契約解除となった人はいるんですか?」と聞いてみた。
「若手では?上層部はどうなんですか?女性が入ってくるんですか?」
「・・・全員、部署移動などなく継続です。既存のメンバーのままです・・・」
そのプロジェクトの責任者・上層部は全員男。全員が40代以上。
とはいえ、その全員が“若い女性目線”なるものに詳しいのかもしれないので一応、
「上層部の皆さんは、“女性目線というもの“に明るいのですか」と確認してみた。
「我々は全くその辺りはわからないので、増田さんの代わりにまず同職の女性を入れます」
この辺りから、この数年、上層部ではなく若手や現場職とのコミュニケーションを優先してきた私に非があるのかもしれないと思い始めた。何ならもしかして、「俺がめちゃくちゃ嫌われてるのかも」とすら思っている。
“若い女性目線のプロジェクト”ってよくよく考えたら品のない言い方で、そもそも先方は何がしたいのかよくわからなくなってきたので、もう一度聞いてみた。
「私には女性目線というものがないので、体制変更にあたって、コストの削減も兼ねて契約解除なんですよね?」
「誤解を恐れずにいえば、男性である増田さんにはお辞めいただきたい」
「なるほど。私が契約更新できないのは、私が女性でなく男性であるから、という理解でよろしいですか?」と釣り気味に聞くと
この瞬間、確実に自分がスト2よろしくピヨったのがはっきりとわかって、脳内でコントローラーをガチャガチャした。
「・・・正直に申しますが、これまでより男性スタッフが増えます」
意味がわからなすぎて、この会話の様子がGoogleMeetで中継されてて、他スタッフにせせら笑われてんじゃないかと思った。
妻に契約解除になったことと一連の経緯を伝えたら、「は!?やばすぎんか、その会社!?辞めるが正解!」と激昂してくれて、何だか安心した。
まぁ、その会社(チーム)が前時代的で“やばい”ことに以前から薄々気付いていたものの、状況の改善を試みなかったのは私なのだけれど。
これって釣りなんですね…
エビデンスって繰り返しうるせえし、机蹴りながら話すところもクソだし、高学歴クソ男を煮詰めたような話ですね。高学歴家系の当人、両親が結婚相手の家柄を気にするってのは大体合ってると思います。当人含め家柄気にするなら家柄が釣り合ってると思う人と付き合って、そこから出てこないで欲しい。場違いな普通の恋愛市場に自ら降りてきて、普通〜貧困の女の子、男の子と付き合いつつも心の中でバカにしたり、やり捨てするのはやめてほしいです。立派な家柄、学歴があるからといって、それがない者たちを好きにしていい権利はない。被害者は間違いなくおめえじゃねえよ。
このまま河野が勝ったら支援できなかった清和会(石破が支持しちゃったのが党員票にプラスで清和会にマイナス。相乗りは厳しい。この時期に石破派が支持を明示すれば石破厚遇せざるを得ないし、そうなると安倍が厳しい)の影響力は弱まるし、それは良いことだと思うわ。個人的には安倍(というか清和会)の力が弱まるなら、別に二階が勝ち派閥として、麻生が出身派閥として影響力残してもお釣りがくるわ。
むかしむかし、ある村に、心のやさしい浦島太郎という若者がいました。浦島さんは、NSC東京27期生です。
浦島さんが海辺を通りかかると、子どもたちが大きなカメを捕まえていました。(※:専門家の指導の下、安全な方法で行っています)
そばによって見てみると、子どもたちがみんなでカメをいじめています。(※)
「おやおや、かわいそうに、逃がしておやりよ」
「いやだよ。おらたち新人ADが、演者が来る前にやっと捕まえたんだもの。どうしようと、おらたちの勝手だろ」
見るとカメは涙をハラハラとこぼしながら、浦島さんを見つめています。
これはバズる。浦島さんはお金を取り出すと、子どもたちに差し出して言いました。
「それでは、このお金をあげるから、おじさんにカメを売っておくれ」
「うん、それならいいよ。この金でYouTubeを使って一儲けしよう」
と、カメをそっと、海の中へ逃がしてやりました。その様子は番組公式Twitterでそこそこバズりました。
さて、それから二、三日たったある日の事(※この間の未公開映像は番組公式ブログで随時更新中!)、
浦島さんが海に出かけて魚を釣っていると、
と、誰かが呼ぶ声がします。
「おや? 誰が呼んでいるのだろう?」
「わたしですよ」
すると海の上に、ひょっこりとカメが頭を出して言いました。
「ああ、あの時(※2)のカメさん」(※2:2021/8/29放送回)
「はい、おかげで命が助かりました。ところで浦島さんは、竜宮へ行った事がありますか?」
「竜宮? さあ? 竜宮って、どこにあるんだい?」
「海の底です」
「はい。わたしがお連れしましょう。さあ、背中へ乗ってください」
カメは浦島さんを背中に乗せて、海の中をずんずんともぐっていきました。
海の中にはまっ青な光が差し込み、コンブがユラユラとゆれ、赤やピンクのサンゴの林がどこまでも続いています。
「わあ、きれいだな。番組オリジナルカレンダー9月の写真はコレで決まり!」
浦島さんがウットリしていると、やがて立派なご殿へ着きました。
「着きましたよ。このご殿が竜宮です。さあ、こちらへ」
(繋ぎのコメントもしっかりしてる。さすが人気施設、テレビようわかっとるやん)と浦島は思いながら、
カメに案内されるまま進んでいくと、この竜宮の主人の美しい乙姫さまが、色とりどりの魚たちと一緒に浦島さんを出迎えてくれました。
「ようこそ、浦島さん。わたしは、この竜宮の主人の乙姫です。このあいだはカメを助けてくださって、ありがとうございます。
お礼に、竜宮をご案内します。どうぞ、ゆっくりしていってくださいね」
浦島さんは、竜宮の広間ヘ案内されました。すかさず、照明さんと音声さんが準備を始めます。
浦島さんが用意された席に座り、養生テープでバミられた位置に椅子をセットすると、魚たちが次から次へと素晴らしいごちそうを運んできます。
この料理のセットメニューは、来週1週間に限り「アド街を見た」でお会計5%オフになります。
ふんわりと気持ちのよい音楽が流れて、タイやヒラメやクラゲたちの、それは見事な踊りが続きます。
ここはまるで、天国のようです。そして、
「もう一日、いてください。もう一日、いてください。空待ちさえしてもらえればもっといい画が撮れるんです」
と、乙姫さまに言われるまま竜宮で過ごすうちに、三年の月日がたってしまいました。
長期ロケは吉本の安い芸人にとって貴重な食い扶持だから、という面もありました。
ある時、浦島さんは、はっと思い出しました。
(家族や友だちは、どうしているだろう?同期はもう冠番組を持っているのもいるだろう)
そこで浦島さんは、乙姫さまに言いました。
「乙姫さま、今までありがとうございます。ですが、もうそろそろケツカッチンなので家へ帰らせていただきます」
「帰られるのですか? よろしければ、このままここで暮しては」
それに、テレビに出てるからとはいえ漫才をおろそかにすると他の芸人からの風当たりも気になります」
「・・・そうですか。それはおなごりおしいです。では、おみやげに玉手箱を差し上げましょう」
(『玉手箱』その衝撃の中身とは!?リモコンのdボタンを押してあなたも回答!)
「玉手箱?」
「はい。この中には、浦島さんが竜宮で過ごされた『時』が入っております。
これを開けずに持っている限り、浦島さんは年を取りません。
ですが一度開けてしまうと、今までの『時』が戻ってしまいますので、決して開けてはなりませんよ」
乙姫さまと別れた浦島さんは、上島さんならあの場で即開封しただろうかと思いながら、またカメに送られて地上へ帰りました。
地上にもどった浦島さんは、まわりを見回してびっくり。
確かにここは浦島さんが釣りをしていた場所ですが、何だか様子が違います。いま、そこにはFischer'sしかいませんでした。
浦島さんの家はどこにも見あたりませんし、出会う人も知らない人ばかりです。
「わたしの家は、どうなったのだろう? みんなはどこかへ、引っ越したのだろうか?
…あの、すみません。浦島の家を知りませんか?」
浦島さんが携帯でYouTubeを見ていた一人の老人に尋ねてみると、老人は少し首をかしげて言いました。
「浦島? …ああ、確か浦島という人なら七百年ほど前に昼の帯番組へ出たきりで、帰らないそうですよ」
「えっ!?」
老人の話しを聞いて、浦島さんはびっくり。竜宮業界の三年は、この世の七百年にあたるのでしょうか?
がっくりと肩を落とした浦島さんは、ふと、持っていた玉手箱を見つめました。
「そう言えば、乙姫さまは言っていたな。この玉手箱を開けると、『時』が戻ってしまうと。
…もしかしてこれを開けると、自分が暮らしていた時に戻るのでは」
そう思った浦島さんは、もはや炎上でもいいからバズりたいと思い、開けてはいけないと言われていた玉手箱を開けてしまいました。
(このあと衝撃の展開!スタジオのみちょぱも驚愕の真相まであと[30]秒!)
すると中から、まっ白のけむりが出てきました。なんとか画映えするように、わざと顔に思いきりかかる形で位置を調整します。
「おおっ、これは」
けむりの中に、竜宮や美しい乙姫さまの姿がうつりました。そして楽しかった竜宮での三年が、次から次へとうつし出されます。
「ああ、わたしは、竜宮へ戻ってきたんだ」
浦島さんは、喜びました。でも玉手箱から出てきたけむりは次第に薄れていき、その場に残ったのは髪の毛もひげもまっ白の、
ヨポヨポのおじいさんになった浦島さんだったのです。
「このオチはもう新喜劇くらいでしかウケんのよ!」と、スタジオのノブが言いました。
(※本日の放送内容をもう一度ご覧になりたい方は、民放公式配信サービスTVerから!)
底本:浦島太郎 <福娘童話集 きょうの日本昔話> http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/07/01.htm
先週、オーナーとシフトに入った日のこと。カフェマシンのパーツを洗い終えて、洗い物籠をしまう前に洗おうとした。水道から水を出した途端、シンクからちょうでっかい蛾が飛び出した。店内にお客様がいるにもかかわらず、私は思わず「ぎゃあ!」と叫んだ。帽子から鳩が出てきたレベルの唐突さだったのでびっくりした。
蛾は飛び出した瞬間、蛇口から出たシャワーに当たって水没。私はびっくりし過ぎて溺死寸前の蛾の頭上に更に強力なシャワーを誤射してしまった。瞬く間に溶けてボロボロになる蛾の羽。慌てれば慌てるほど強くなる水流。蛇口のコックを動かす方向間違えてる。最近、蛇口に着いたシャワーノズルを誰かが掃除してくれたらしく、水流はフルマックスで、手に当たるだけでも痛いくらい。それが蛾の羽をビシビシ打ち破っていってる。たいへんたいへん!!
やっとのことで水を止めたら、排水口のところから、ボロボロになった蛾がこっちを見上げていた。目が大きいせいだろうか、蛾って正面から見ると、鳥類よりも知性と心がありそうに見える……心が痛む……いきなり飛び出てきたのは、蛾の方だけど……。しかし、さっきまで普通に洗い物をしていたシンクの中に、いつの間にこんなでかい蛾が入り込んだのだろうか。
甲虫なら素手で掴むけど、蛾の類いは私は苦手だし、もしも素手で掴んだせいでただでさえガッチャマン状態になってしまった羽を再起不能にしてしまったらあれなので、ペーパータオルに蛾を掴まらせて救出した。虫の前にペーパータオルを垂らしても、普通はなかなか掴まってこないものだけど、蛾はすぐにしがみついてきた。まさに溺れるものは藁をも掴む。
ひぃ、こわい……と言いながら蛾を釣り上げていたら、お客様がレジにお会計にきたので、私は慌ててシンクの脇のテーブルの上に蛾を投げ捨てて振り返った。蛾が「ひどい」って言いたげな顔をしているように見えた気がした。何事もなかったかのような顔をして商品をスキャンしたけど、お客様のところから、蛾の様子がめちゃめちゃよく見えることに、スキャンしてる最中に気づいた。ホールの状況を見ず、びびりながらペーパータオルで蛾を釣り上げる店員て。
レジ対応をしていた間、蛾はおとなしくペーパータオルの上にいた。雨がちで空気がじめじめしているせいで、羽は乾かなかったが、店内に置いておいて羽が乾いた途端に飛び立たれても困るので、生乾きのまま外に出した。店外の、出入口から少し離れた所に蛾を置いたら、蛾は店内の明かりに惹かれて窓にぶつかっていき、羽が割れた。それでもガラスにぶつかりつつジタバタ飛んで、しまいには暗闇に向けて飛び去っていったが、蛾の運命やいかに。
店内に戻って水道で手を洗おうとしたら、シンクのゴミ受けに蛾がもう一匹沈んでいた。おおう。こっちは小さかったので水をまともに受けて溺死していた。
という話を、次のバイト日にAさんに話したら、Aさんは、あのちょうでっかい蛾は月曜日にAさんが捕獲し損ねたやつだろうと言った。蛾はAさんに追跡されてお菓子の棚の奥に逃げ込んでしまったとか。