はてなキーワード: 経済危機とは
僕自身は、適正な経済運営の答えは供給側対策をしたケインズ主義だと思っている。
だけど、人類がケインズ主義が良いと一度決着がつくまでには様々な暴走があった。そして、ケインズ主義も一度放逐されて帰ってきていない。今のトランプの騒動も1930年の世界恐慌後に正しい経済政策の答えがなかった日本やドイツを繰り返してるだけに見える。
1930年世界恐慌があった。そして、資本主義は、一度大規模経済危機を迎えると、企業が金を貯めこみ、設備研究投資をしなくなり、資金余剰側になり、金の回転が悪くなるという根源的な欠点がある。
そもそもが、過去の貯蓄の取り崩しを含めて資金調達しての支出を初項、収入のうち消費に回る比率(消費性向)を公比とした等比数列の和という側面がある。
ジョン・メイナード・ケインズがモデルを作り、それが社会に受け入れられた。その結果が1940-1990年の西側諸国の繁栄。
なお、東側諸国はそもそもが景気変動があるのが良くないからと計画的に生産をするというマルクス主義に転じた。
世界の右左、保守革新とは、ケインズ主義VSマルクス主義だった。1930年以前の政府が何もしないのが理想的だという自由主義は放逐された。
しかし、ケインズ主義は、1970年代の石油産出国の戦争で石油供給が絞られたり、一部の国が経常赤字化と、その後のインフレによって一度批判されて新自由主義に移っている。その転換が1980年代に始まる。
そして、日本は1990年にバブル崩壊が起きたため、資本主義の最大の欠点の企業の保身化、設備研究投資の衰退、資金余剰化をもろにかぶり失われた30年となった。
ケインズ主義は、法人、富裕層の税金は高い。理由は法人、富裕層の金を放置すると金を貯め込み公比を落とすから。富裕層もなんとか新自由主義VSマルクス主義の議論であってほしいと願ってるんだろう。
ケインズ主義は新自由主義に乗っ取られ、新自由主義VSマルクス主義だったら新自由主義がいいよね。みたいな形になっている。しかし、新自由主義の下だと、一度経済が低迷したら永久に不景気が続く。
労働需要が低いということで、労働者の扱いはどんどん悪くなって貧しくなっていく。
だけども「解がない時代」でも解を求めないとならない。誰か英雄に任せたらうまくいくんじゃないか。それがトランプと、トランプの支持者だろう。かつてのドイツのナチスドイツの崇拝や、226事件での日本の天皇親政を叫ぶ声だっただろう。
世界恐慌後の世界をなんとかしろなんての天皇陛下に投げられても天皇はそんなのわからんとしか言いようがないだろうが。
日本でも新自由主義化で停滞していたところの小泉自民党と民主党の崇拝だ。結果的に見たら両方まがい物だったが。
ケインズ主義のもとでも、資源不足など突発的な供給対策をし、新しい産業を作っていき恒常的な供給対策をし、外貨借金由来の財政破綻やハイパーインフレを回避していかないとならない。
新自由主義でもサプライサイドを叫んでいたが、新しい産業なんてまだ見えない状態で金と時間をかけての研究と吟味が必須だが、不確実なものを嫌う新自由主義ではむしろ供給も毀損する。それが今の日本の科学の衰退。
その上で、やっぱり1,2は増やさないとならない。あと、1,2は実際当たると、基礎特許を取ることになるからリターンがものすごく大きくなる。
特に4クラスになると当然企業が金を出すようになるし、あっというまに研究が進み、そして研究することがなくなってくる。
層立てて考える必要があると思うわ。
まあ、大規模経済危機のあとの保身化で、金を貯め込み設備研究投資をしないことに対処しないと、4や、めぼしい3も日本では研究せずに、海外でバンバン研究するみたいなことになるが。
日本のGDPの話をするのなら、金を貯め込み、回らんようにしたからだろうが。
ケインズ主義は金融、財政、税制で調整するが、新自由主義は一度大規模経済危機が起きたら、企業は金を貯めこみ設備研究投資をしなくなり、資金余剰に移る。
あげくに金を貯めこむ設備研究投資に紐付いていない金融投資、平均消費性向以下の富裕層、そして資金余剰局面の企業をバカバカフリーハンドで減税したから。
企業、家計が資金余剰で、政府が中立なんてものありえないのに、強引に財政均衡を狙って景気を落としたから。
GDPは過去の貯蓄の取り崩して資金調達しての支出が初項、収入のうち消費の比率を公比とした等比数列という側面がある。政府の緊縮と企業の資金余剰の放置は初項を落とす。金を貯め込むところのフリーハンドの減税は公比を落とす。
その結果としてGDPを落とした。
どこが間違ってんの?正しいじゃない。
あと、右派左派と言ってる時点で経済論議をわかってないとしか言いようがないね。
理由は、1990年以前の右派左派と1990年以降の右派左派は全く別物だから。契機は冷戦崩壊とバブル崩壊。
そもそも、つい最近まで右派左派は共々経済思想は新自由主義で経済と関係ないネタばかりに興じてたじゃない。右派は中国韓国、左派は海外のかわいそうな人や性的マイノリティ。
そもそも右派左派というのは、フランス革命時の議席配分で、王や富裕層よりの経済的自由主義(=強いものはそのまま強く)が右翼、経済的平等(=弱者を救うべき)が左翼に座ったからうまれる。
また封建主義が終わり、1930年までは自由主義と言って自由にするのが一番望ましいという考えだった。
だけど1930年世界恐慌が起きた。一部の国は暴走して拡張路線を歩んだりした。
そこで、国が金融、財政、税制を元に各種需要供給と金の動きを調整するケインズ主義
国がすべて管理することにより景気変動を抑えるというマルクス主義に転じ、自由主義は世界中から放逐された。
そこでフランス革命時の分類を当てはめ、1940年ー1990年は右派=ケインズ主義、左派=マルクス主義だった。
マルクス主義がうまく行かなかったが、ケインズ主義主義も1970年代の石油産出国の戦争と一部の国が産業劣化して経常赤字に傾いた。供給由来のインフレが起きた。
このことにより限界があるのではないかと言うことで金融政策だけ加えて新自由主義が再興した。
ここで右派は新自由主義、左派はケインズ主義、マルクス主義となったが、経済思想に意識がない連中には左派でも新自由主義だった。
ここで、右派、左派というのは経済思想分類としては機能しなくなった。
だけど、自由主義の欠点である、大規模経済危機を迎えると企業が金を貯め込み、資金調達しての設備研究投資をしなくなるという問題は解決できなかった。
1990年のバブル崩壊に加え、金を貯めこむ設備研究投資に紐付いてない金融投資、平均消費性向以下の富裕層、そして、資金余剰局面に転じた企業をフリーハンドで減税した。
資金循環的に借金返済、貸し剥がしは資金余剰になるが貸し剥がしをしまくった。故に、過剰資金余剰、資金調達消滅により、金利が0に張り付いても経済を動かせなくなった。
設備研究投資不足と、貨幣の流通速度低下により、不景気と産業劣化が同時に起きるという事態になり、かつて世界一位の一人あたりGDPを誇った日本はどんどん順位を落とし韓国に抜かれる有様となった。失われた30年となった。。
リフレで復活の兆しを見せたが、消費税はまさに金を動く場所にかかる税金であるため経済復活は潰えた。さらにコロナが来た。
コロナに必要なのは医療容量と、食い詰めた人への対処だが、金利制御による金融なぞもはや意味がない。政策裁量としての特別融資、返済猶予ぐらい。
また、コロナ直前にMMTが提唱され、自国通貨建て国債では財政破綻しない。財政破綻は外貨借金によるものということで、経常黒字側の国と、基軸通貨国アメリカは財政出動でコロナ対処に向かった。新自由主義の終焉。
ということで、経済思想分類で言うのなら、右派、左派というのはもはや全くの無意味だ。分類するのなら、新自由主義、ケインズ主義、マルクス主義が正しい。
むろん、ケインズ主義も供給由来のインフレは起きるため、事前に資源調達先の分散や新エネルギー開発、そして産業維持をして供給力を維持しないとならない。
そもそも、1930-1990年の資本主義対社会主義はケインズ主義対マルクス主義であって、資本主義と言っても今の新自由主義じゃないんだよね。
新自由主義が再興した1990年以降は資本主義=新自由主義で、社会主義=ケインズ主義、マルクス主義ではある。成功する経済思想はケインズ主義だから、資本主義だと経済は沈むってことだ。
理由はいちど大規模経済危機を迎えたら、企業が保身化して金をためこんで設備研究投資をしなくなり、資金余剰になることに対して、金利がゼロ近くになったら取れる手段がないから。
ついでに、平均消費性向以下の富裕層や、前途資金余剰側になった企業をバカバカフリーハンドで減税して金を貯め込ませ、金の流れを悪くするから。
更に政府が何もしないほうが良いというが、政府の支出の一部は基礎研究、萌芽研究なんだけど、このあたりに金を出さずに破壊してしまうから、新しい産業の種がなくなるから。
もっとも、ケインズ主義も石油供給地の戦争だとか、一部産業競争力を失った国が経常赤字化して通貨が安くなっての供給不足起因のインフレはある。
ただ、別途特定の地域、さらには特定の資源に偏らないような他のエネルギー源の研究をしたり、そもそも政府の基礎萌芽研究と、企業の設備研究投資で産業競争力を強く維持するという対策が正解だ。
1990年までは日本は成長してたよ。そして、そもそもケインズ主義から新自由主義への転換は1980年代頃になる。
ケインズ主義がなぜ批判されたのかというと、1970年代の石油供給国での戦争と、一部の国で経常赤字化による供給起因のインフレが起きていたから。
ただ、石油供給国での戦争を踏まえて、太陽電池と蓄電池の研究開発を一気に進めて、2010年頃までは日本は太陽電池でトップだったし、蓄電池ももうそろそろ負けそうだがトップだった。
そもそも日本は貿易黒字出しまくりで批判される有様。つまり、日本においてはケインズ主義は大成功で、更にケインズ主義の欠点も克服していた。
しかし、バブル崩壊のような大規模経済危機を迎えると企業は保身にはいり金を貯め込み、設備研究投資をしなくなる。そこで貸し剥がしや、緊縮財政狙い、選択と集中、金を貯め込む場所のフリーハンドの減税、消費税増税など、
大学の基礎萌芽研究と、企業の設備研究投資という形で、金と時間をかけて地道にやらねばそりゃ新しいものを作れない。
それなのにイノベーションがー起業がーみたいにアホをおだてて思いつかせればすぐに儲かるねたがあるみたいなな空虚なことばかり叫んでるのはそうだね。
昔のやり方に戻せばいいのさ。
そもそも、資本主義は(新)自由主義とケインズ主義を含み、社会主義はケインズ主義とマルクス主義を含む。
「資本主義」対「社会主義」というのは1990年以前のケインズ主義の成果を資本主義として乗っ取って、さらに新自由主義を推し進めるためにケインズ主義を社会主義だと行って批判するためという詐術よ。
ケインズ主義は、政府が何もしないと一度大規模経済危機を迎えたあと永久に不景気を続けるから金融、財政、税制で左右するのが望ましいという考え。
更にその財政の一部が困窮者への給付だったり、企業がリスクを取れない段階の科学研究投資でもある。
マルクス主義は景気変動があるから政府がすべて管理するのが良いという考え。
自由主義は格差拡大と、1930年世界恐慌大規模不況の後の企業の保身化と低迷に対応できなかった。
なので、世界はケインズ主義とマルクス主義に移っていった。ケインズ主義が資本主義、マルクス主義が社会主義。
そうして冷戦が終わった。さらに、オイルショックや、一部の国の経常赤字化にケインズ主義が対応できないからと、自由主義が新自由主義として復活した。
そこで新自由主義が資本主義、ケインズ主義が社会主義というすり替えが起きちゃったんだよ。
また、新自由主義は今すでに財産を持っているやつにとっては税金安いし、自分がやりたい放題できるからありがたい。なので、資本主義対社会主義で、社会主義は悪だ!のような言説で通そうとする。
成功した資本主義というのは、いま社会主義だと言われてるケインズ主義なんだけどね。そして今は、1930年以前に失敗した資本主義の再来。
いやいや、政府が何もしないのが理想的+大規模経済危機後に企業が保身に入って、投資無しでの経費削減が正しい+試行錯誤の不要な技術がどこかにあるはずだって「賢さ」がゆえに科学が衰退したんだよ。
正しさの方向が間違ってたの。
政府が何もしないのが理想的という思想が新自由主義。曰く政府の裁量は市場経済を歪めるからなんですと。民間の力だけでこなすのが正しいのですと。
だけど、科学はどうなるかわからないものが基本なので、売上が遠い科学なんてのは政府しか金を出せないが、まさに政府の裁量。政府が金を出さなければ基礎科学は崩壊する。
ついでに、一度大規模経済危機を迎えると、企業は金を貯め込んで設備研究投資をしなくなるんだが、金利誘導以外何もしないのが正しいのですと。バブル崩壊で一気に金利が下がってできることはなくなり、そうして、日本の企業の技術も地に落ちたと。
あとさ、レッテル貼りとか言うけどさ、もともとは新自由主義こそが正しいと言われてたんだよ。だけども、新自由主義30年で、完全に日本の衰退が明らかになったから劣称になったの。
自由主義経済だと、大規模経済危機の後だと世界が完全に詰むってだけ。226事件だってその前の世界恐慌の後の傷を日本が覆った状態で起きた。
海外の一部の国はケインズ主義のもとで経済を復活させたが。(新)自由主義とケインズ主義は別の概念と言えるだろう。
(新)自由主義は政府が何もしないのが望ましい。企業に対しても何もしないのが望ましい。
ケインズ主義は経済が加熱したら政府が抑え、経済がしぼんだら財政出動をする。また、税制で国内の金を整える。
資本主義と言っても別の概念と言ったほうがいいだろう。日本は1990年頃まではケインズ主義であり、1990年頃からは新自由主義だった。
日本も1990年のバブル崩壊のあとの傷が消えない。新自由主義こそが解だとかのべてたが、氷河期生むわ、ただ単に中国韓国フェミに吠えるネトウヨを生み、次から次から敵を求めてさまよって敵認定されたものを破壊し、
なお、その敵として破壊された物の一つが、次の産業の種を生む大学研究環境というのも皮肉なものだな。
自由主義は一度景気が落ちたらもう治すことはできない。規制緩和だの構造改革だというのは、種があって成長をするのを阻害するのを防ぐだけで、種自体がない状態では全く意味を成さない。
構造改革は何も産まないよ。
例えば今話題の大阪都構想。あれがなせたとして、「なにか新しい商売が生まれるイメージが湧くか?」
構造改革とやらは種があってそれが成長するのを阻害のを防ぐだけで、種がない状態ではもうどうしようもない。
防がないとならなかったのは次の2つだ。大規模経済危機起因で、企業が保身に入り、金を溜め込み、設備研究投資をしなくなり、資金余剰に移ること。政府の緊縮を叫んで公費を削減して科学を崩壊させること。
前者は大規模経済危機時には財政出動をすること、フリーハンドの法人税減税をせず、あくまで具体的に使ったら減税で、貯め込んだら増税になるようにすること。後者も財政出動の一つではあったな。
ひいては、政府が何もしないのが望ましい+企業を金を溜め込もうが放置するのが望ましいという新自由主義が誤りだということ。
無論ケインズ主義側も、石油供給地での戦争だとか、産業育成失敗しての外貨借金では供給が減ってのインフレという悪い状態が起きるから、事前に供給が減りそうな要素について対策をしていくという改変は必要だが。
景気が良くならないんよ。
一度大規模経済危機に至ると「政府が何もしないのが望ましい」とそのまま。
そして、金利や、金融緩和はされるが限界がある。金利や金融操作は新自由主義かケインズ主義かというのはあるがさておく。新自由主義は純粋自由主義と比べて金融操作を許すか?という点で違いがある。
でも、金利がゼロで、金融緩和で買うべき株式や国債がなくなった状態までいった。
金利は資金の需要と供給のバランス。だけど、資金需要がないと公定金利がゼロでも借りられない。
株式や国債は企業や政府が資金調達するときに変わりに発行するものだから、企業が資金調達しての支出をせず、政府の裁量が良くないという状態だと増えない。
実態の資金需要がないのに、金だけ増えると、不動産に金が集中してのバブルと崩壊もあり得る。
ということで、政府なり企業が資金調達しての支出をしないと手詰まり。
更にいうと、ケインズ主義は突発的な供給不足には対応しづらい。例えば石油を頼ってる中東で戦争が起きたとか、一部産業が弱くなった国で外貨借金が増えすぎて輸入ができなくなったとか。
まず経済思想として新自由主義が望ましいと言うのが竹中平蔵。だから、政府がやっていることは非効率であり全て民間にやらせたほうがいいし、保護するべき保護をなくそうとする。
昔は派遣業種は許されなかったんよ。人を雇いたいなら直接雇えって話で。それを緩和した。その結果人を切りやすい派遣非正規労働だらけになった。
子供や家庭を作ることすら高嶺の花になった。
他に図書館を民営化したら10年前の旅行本や外国の風俗本を入れたりもした。
海外では水の民営化で水道の品質が悪化したり、値段をべらぼうに上げたりということもある。
それでも独占産業に官のお墨付きでは入れたやつは大儲けできる。そして、そういう官のお墨付きで独占に近い状態で商売をできるようになったのがレントシーカー。レントシーカーの最たるものが竹中平蔵。
そして、経済本体は劣化したまま。というか、資本主義は大規模経済危機が起きると、企業が金を溜め込んで設備研究投資をしなくなるという欠点がある。だが、それに新自由主義は解を持たないから。
つまり、不景気続行したまま、各種国民の保護が失われ、買い叩かれる状況にどんどん置かれていき、官に結びついたレントシーカーだけが大儲けするというのが新自由主義の末路。
1990年以前はケインズ社会主義、1990年以降は新自由主義。1990年以前はうまく行っていて1990年以降は停滞している。
大規模経済危機を迎えたら企業は保身に入り、金を貯め込み、設備研究投資をしないようになる。金を溜め込むから景気が落ち、設備研究投資をしないから海外に売れるものが無くなっていく。
財政破綻というのは、外貨借金により起きるが、外貨借金による財政破綻に近づく。実際貿易収支単独では赤字がしばしば出るようになってしまった。
新自由主義はそんな状態でも「政府が何もしないのが望ましい」だから。
むしろ、小泉に追い出された自民党の奴らと、小泉以降の自民党の比較であり、小泉に追い出されたやつが正しかったということだがな。
https://togetter.com/li/1599292
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3
リーマン・ショックにより、スペインの経済は壊滅的な打撃を受けた。2011年スペイン議会総選挙では国民党が勝利し、マリアーノ・ラホイが首相に就任した。2012年にLIBORなどの国際金融市場で不正が次々と発覚するなかでスペイン経済危機が顕在化した。2013年2月4日、首都マドリードなど各地で抗議のプラカードを掲げた市民が与党の汚職を批判するデモを行った[83]。スペインの建設業界と与党国民党元幹部らのからむ汚職疑惑で、現金を受け取った政治家のリストにマリアーノ・ラホイ・ブレイ首相をはじめ政府・与党幹部の名前が含まれていることが暴露されていた[83]。2014年1月7日、スペインマヨルカ島の裁判所は王族のクリスティナ・デ・ボルボーン・イ・デ・グレシアに対し、税金詐欺とマネーロンダリングの容疑で出廷を命じた。6月12日、フェリペ6世は姉クリスティナが保有するパルマ・デ・マヨルカ公爵位を剥奪する予定であることを、事前に私的に公表した。2016年4月、パナマ文書でサンタンデール銀行がオフショアファンドに119の顧客をもっていたことが分かった。9月、去年と今年の2度の総選挙を行っても政権を樹立出来ないままだったが、ラホイ首相を首班とする政権樹立を下院で反対多数で否決し、またもや政権樹立に失敗。11月3日になってようやくラホイ再任が決定し新内閣が発足した。2017年2月17日、スペインの裁判所は「経営は夫に任せていた」などとした主張を認め、クリスティナに無罪判決を出した。夫イニャキ・ウルダンガリンは禁錮6年3カ月の有罪判決を受けた。10月27日カタルーニャ州が独立宣言を行うも(カタルーニャ共和国)、スペイン側はカタルーニャの自治権を剥奪し直轄統治を開始した[84]。
意味ありげに見えるがその実は事実かどうかも定かでないAはBである調の文章をただ次々に繋ぎ合わせたもので歴史的にどういった意味があると解説するでも何もなくこれは間違いなく統失の
壁。
財政破綻は自国通貨建て国債ではなく、外貨借金で起きるから、今みたいな経常黒字を出している状態で、政府の財政問題なんかないぞ。
ただし、自国産業が弱まってる状態で財政出動すると経常赤字に傾いて、外貨借金による財政破綻はおきるがな。
けど防ぐのは政府の緊縮ではなく、政府の基礎萌芽研究投資と、企業が設備研究投資をして外貨を稼げる状況を維持すること。
もう一つ、国全体の資金の需要(資金調達しての支出、資金不足)と供給(貯蓄、資金余剰)は一致するという原則がある。
海外を0に固定して、家計の貯蓄分、企業が資金調達して支出している時、政府は中立になる。
けども、1990年バブル崩壊と、その後の法人税減税で、企業はどんどん資金余剰側に移っている。
これは大規模経済危機を迎えて、金を貯め込んで、設備研究投資をしなくなったことによって起きている。また、不景気を長期化させていることや、貸し剥がしで資金調達を嫌がるようになったのもある。
家計、企業が貯蓄で、政府が中立というのはありえない。むしろそれを狙って緊縮したがゆえにさらに不景気に落ち、企業がさらに金を溜め込むように動くのもある。
よって、財政緊縮をしないとならず、そのために老人を切り捨てろというのは言えない。
具体的にどの要素についてどうかということでしょう。そのうえで、景気変動や、大規模経済危機というのがどうしても避けられない以上、上はケインズ社会主義がまず先に来るべきだ。
景気の大まかな方向とをとのえた上で、適正な競争がなせる産業は民間に委ねていくというものではあろう。
ただし、JR西日本の尼崎の事故やかんぽ不正、ツタヤ図書館に風俗本など不適正本納入、海外での水道民営化に伴う料金高騰化やサービス劣化、産官連携狙いや選択と集中で予算を減らすことによる大学の基礎萌芽研究など、
過剰競争や、競争がない条件下での民営化、民間がリスクを取れない事象があってそれにどう対処するかという課題がある。
これだけケインズ社会主義と新自由主義とのせめぎあいと問題が起きた以上、課題が抽出してそれ一つ一つに対してどうだという話。
竹中平蔵限定で言うなら、あいつが言った労働法制緩和で、あいつが利益を得る立場になり、多くの問題が発生した以上指弾される立場であるのは当然のこと。偉そうなことは役職と株式を全部手放してから言え。
トリクルダウンが起きていたというのは1990年以前のケインズ社会主義のもとで、適正にインフレ率や労働需要が管理されていた時代の話でしょ。
まずバブル崩壊という大規模経済危機で企業が金を溜め込み設備研究投資をしない状態を作ってしまった。これに新自由主義は解を持たない。なぜなら勝手に治ってくれるはずだから。30年経って様々な新自由主義の手法を様々試したが悪化の一途だった。
トリクルダウンと言うか、労働者が分け前を得るには、景気が良くて労働需要が高く、嫌なら転職して他の会社に行くというのが通じる状態でなくてはならない。そこに至ることはできなかった。
ケインズ社会主義が政府の肥大を有無し、場合によっては競争力低下を生むから対策を講じる必要があるという批判で新自由主義は生まれた。だけど、新自由主義社会のほうが大規模経済危機後の経済に解を持たない。
メインはケインズ社会主義のもとで、新自由主義は部分部分に出番があるか程度のものだと思う。主流にはならないししてはならないと思う。