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はてなキーワード: 経済危機とは

2021-01-14

anond:20210114113710

日本氷河期世代尊い犠牲によって経済危機に見舞われた時は簡単金融緩和をやめてはいけないという知見を世界が共有することができたのだ。

なんでこの国は率先して失敗例を作るための実験台になりに行くのだろうか……。

2021-01-10

「答えがない」時代の閉塞と暴走

自身は、適正な経済運営の答えは供給対策をしたケインズ主義だと思っている。

だけど、人類ケインズ主義が良いと一度決着がつくまでには様々な暴走があった。そして、ケインズ主義も一度放逐されて帰ってきていない。今のトランプ騒動1930年世界恐慌後に正しい経済政策の答えがなかった日本ドイツを繰り返してるだけに見える。

1930年世界恐慌があった。そして、資本主義は、一度大規模経済危機を迎えると、企業が金を貯めこみ、設備研究投資をしなくなり、資金余剰側になり、金の回転が悪くなるという根源的な欠点がある。

そもそもが、過去の貯蓄の取り崩しを含めて資金調達しての支出を初項、収入のうち消費に回る比率(消費性向)を公比とした等比数列の和という側面がある。

ジョン・メイナード・ケインズモデルを作り、それが社会に受け入れられた。その結果が1940-1990年西側諸国繁栄

なお、東側諸国そもそも景気変動があるのが良くないからと計画的生産をするというマルクス主義に転じた。

世界の右左、保守革新とは、ケインズ主義VSマルクス主義だった。1930年以前の政府が何もしないのが理想的だという自由主義は放逐された。

しかし、ケインズ主義は、1970年代石油産出国戦争石油供給が絞られたり、一部の国が経常赤字化と、その後のインフレによって一度批判されて新自由主義に移っている。その転換が1980年代に始まる。

そして、日本1990年バブル崩壊が起きたため、資本主義の最大の欠点企業の保身化、設備研究投資の衰退、資金余剰化をもろにかぶり失われた30年となった。

ケインズ主義は、法人富裕層税金は高い。理由法人富裕層の金を放置すると金を貯め込み公比を落とすから富裕層もなんとか新自由主義VSマルクス主義議論であってほしいと願ってるんだろう。

ケインズ主義新自由主義に乗っ取られ、新自由主義VSマルクス主義だったら新自由主義がいいよね。みたいな形になっている。しかし、新自由主義の下だと、一度経済が低迷したら永久不景気が続く。

労働需要が低いということで、労働者の扱いはどんどん悪くなって貧しくなっていく。

だけども「解がない時代」でも解を求めないとならない。誰か英雄に任せたらうまくいくんじゃないか。それがトランプと、トランプの支持者だろう。かつてのドイツナチスドイツの崇拝や、226事件での日本天皇親政を叫ぶ声だっただろう。

世界恐慌後の世界をなんとかしろなんての天皇陛下に投げられても天皇はそんなのわからんしか言いようがないだろうが。

日本でも新自由主義化で停滞していたところの小泉自民党と民主党の崇拝だ。結果的に見たら両方まがい物だったが。

ケインズ主義のもとでも、資源不足など突発的な供給対策をし、新しい産業を作っていき恒常的な供給対策をし、外貨借金由来の財政破綻ハイパーインフレ回避していかないとならない。

新自由主義でもサプライサイドを叫んでいたが、新しい産業なんてまだ見えない状態で金と時間をかけての研究吟味必須だが、不確実なものを嫌う新自由主義ではむしろ供給毀損する。それが今の日本科学の衰退。

新自由主義の下だと「英雄を求めて英雄暴走する」という現象が起きてますます世界は混乱していく。

2021-01-02

anond:20210102174830

とすると、全体での枠を増やさないとどうしようもないね

その上で、やっぱり1,2は増やさないとならない。あと、1,2は実際当たると、基礎特許を取ることになるからリターンがものすごく大きくなる。

特にクラスになると当然企業が金を出すようになるし、あっというまに研究が進み、そして研究することがなくなってくる。

層立てて考える必要があると思うわ。

まあ、大規模経済危機のあとの保身化で、金を貯め込み設備研究投資をしないことに対処しないと、4や、めぼしい3も日本では研究せずに、海外バンバン研究するみたいなことになるが。

anond:20210102014214

日本GDPの話をするのなら、金を貯め込み、回らんようにしたからだろうが。

ケインズ主義金融財政税制で調整するが、新自由主義は一度大規模経済危機が起きたら、企業は金を貯めこみ設備研究投資をしなくなり、資金余剰に移る。

あげくに金を貯めこむ設備研究投資に紐付いていない金融投資、平均消費性向以下の富裕層、そして資金余剰局面企業バカバカフリーハンドで減税したから。

企業家計資金余剰で、政府中立なんてものありえないのに、強引に財政均衡を狙って景気を落としたから。

GDP過去の貯蓄の取り崩して資金調達しての支出が初項、収入のうち消費の比率を公比とした等比数列という側面がある。政府の緊縮と企業資金余剰の放置は初項を落とす。金を貯め込むところのフリーハンドの減税は公比を落とす。

その結果としてGDPを落とした。

2020-12-31

anond:20201222132307

民主党政権のもたらした不況リベラル左派は支持を失った。アベノミクス消費増税さえなければ成功した」

どこが間違ってんの?正しいじゃない。

あと、右派左派と言ってる時点で経済論議をわかってないとしか言いようがないね

理由は、1990年以前の右派左派1990年以降の右派左派は全く別物だから。契機は冷戦崩壊バブル崩壊

そもそも、つい最近まで右派左派は共々経済思想新自由主義経済関係ないネタばかりに興じてたじゃない。右派中国韓国左派海外のかわいそうな人や性的マイノリティ

そもそも右派左派というのは、フランス革命時の議席配分で、王や富裕層よりの経済自由主義(=強いものはそのまま強く)が右翼経済平等(=弱者を救うべき)が左翼に座ったからうまれる。

また封建主義が終わり、1930年までは自由主義と言って自由にするのが一番望ましいという考えだった。

だけど1930年世界恐慌が起きた。一部の国は暴走して拡張路線を歩んだりした。

そこで、国が金融財政税制を元に各種需要供給と金の動きを調整するケインズ主義

国がすべて管理することにより景気変動を抑えるというマルクス主義に転じ、自由主義世界中から放逐された。

そこでフランス革命時の分類を当てはめ、1940年1990年右派ケインズ主義左派マルクス主義だった。

マルクス主義がうまく行かなかったが、ケインズ主義主義1970年代石油産出国戦争と一部の国が産業劣化して経常赤字に傾いた。供給由来のインフレが起きた。

このことにより限界があるのではないかと言うことで金融政策だけ加えて新自由主義が再興した。

ここで右派新自由主義左派ケインズ主義マルクス主義となったが、経済思想意識がない連中には左派でも新自由主義だった。

ここで、右派左派というのは経済思想分類としては機能しなくなった。

だけど、自由主義欠点である、大規模経済危機を迎えると企業が金を貯め込み、資金調達しての設備研究投資をしなくなるという問題解決できなかった。

1990年バブル崩壊に加え、金を貯めこむ設備研究投資に紐付いてない金融投資、平均消費性向以下の富裕層、そして、資金余剰局面に転じた企業フリーハンドで減税した。

資金循環的に借金返済、貸し剥がし資金余剰になるが貸し剥がししまくった。故に、過剰資金余剰、資金調達消滅により、金利が0に張り付いても経済を動かせなくなった。

設備研究投資不足と、貨幣流通速度低下により、不景気産業劣化が同時に起きるという事態になり、かつて世界一位の一人あたりGDPを誇った日本はどんどん順位を落とし韓国に抜かれる有様となった。失われた30年となった。。

リフレ復活の兆しを見せたが、消費税はまさに金を動く場所にかかる税金であるため経済復活は潰えた。さらコロナが来た。

コロナ必要なのは医療容量と、食い詰めた人への対処だが、金利制御による金融なぞもはや意味がない。政策裁量としての特別融資、返済猶予ぐらい。

また、コロナ直前にMMT提唱され、自国通貨建て国債では財政破綻しない。財政破綻は外貨借金によるものということで、経常黒字側の国と、基軸通貨アメリカ財政出動でコロナ対処に向かった。新自由主義終焉

ということで、経済思想分類で言うのなら、右派左派というのはもはや全くの無意味だ。分類するのなら、新自由主義ケインズ主義マルクス主義が正しい。

むろん、ケインズ主義供給由来のインフレは起きるため、事前に資源調達先の分散や新エネルギー開発、そして産業維持をして供給力を維持しないとならない。

今は、コロナ後に企業個人が保身に入るのを少しでも減らすために倒産防止、食い詰め防止が正しいだろうがな。

2020-12-19

anond:20201219170149

1990年までの研究投資の積み重ねでしょ。

バブル崩壊したが、金の動きを整えて経済を復活させていたら、設備研究投資を積み重ねていたからたぶん今も半導体は強かったとは思う。

バブル崩壊したあと、金の動き無視して、貸し剥がししまくって、金をためこむ富裕層や、金をためこむスタンスに転じた企業バカバカ減税したうえに、

会社を潰しまくって痛みに耐えれば日本は復活するとなったが、ただ痛いどころか衰退する一方だった。その象徴半導体太陽電池でしょう。

特に大規模経済危機のあとの新自由主義的な改革不景気を温存して設備研究投資をさせず日本を衰退させる猛烈逆噴射ロケットだったってことでしょう。

2020-12-06

anond:20201202141744

そもそも、1930-1990年資本主義社会主義ケインズ主義マルクス主義であって、資本主義と言っても今の新自由主義じゃないんだよね。

新自由主義が再興した1990年以降は資本主義新自由主義で、社会主義ケインズ主義マルクス主義ではある。成功する経済思想ケインズ主義から資本主義だと経済は沈むってことだ。

理由はいちど大規模経済危機を迎えたら、企業が保身化して金をためこんで設備研究投資をしなくなり、資金余剰になることに対して、金利ゼロ近くになったら取れる手段がないから。

ついでに、平均消費性向以下の富裕層や、前途資金余剰側になった企業バカバカフリーハンドで減税して金を貯め込ませ、金の流れを悪くするから

更に政府が何もしないほうが良いというが、政府支出の一部は基礎研究、萌芽研究なんだけど、このあたりに金を出さずに破壊してしまうから、新しい産業の種がなくなるから

もっとも、ケインズ主義石油供給地の戦争だとか、一部産業競争力を失った国が経常赤字化して通貨が安くなっての供給不足起因のインフレはある。

ただ、別途特定地域さらには特定資源に偏らないような他のエネルギー源の研究をしたり、そもそも政府の基礎萌芽研究と、企業設備研究投資産業競争力を強く維持するという対策が正解だ。

新自由主義はむしろ改悪する。それがこの30年

2020-11-25

anond:20201125085746

1990年までは日本は成長してたよ。そして、そもそもケインズ主義から新自由主義への転換は1980年代頃になる。

ケインズ主義がなぜ批判されたのかというと、1970年代石油供給国での戦争と、一部の国で経常赤字化による供給起因のインフレが起きていたから。

ただ、石油供給国での戦争を踏まえて、太陽電池蓄電池研究開発を一気に進めて、2010年頃までは日本太陽電池トップだったし、蓄電池ももうそろそろ負けそうだがトップだった。

そもそも日本貿易黒字しまくりで批判される有様。つまり日本においてはケインズ主義大成功で、更にケインズ主義欠点も克服していた。

しかし、バブル崩壊のような大規模経済危機を迎えると企業は保身にはいり金を貯め込み、設備研究投資をしなくなる。そこで貸し剥がしや、緊縮財政狙い、選択と集中、金を貯め込む場所フリーハンドの減税、消費税増税など、

新自由主義に転換したからこそ衰退したんだよ。

大学の基礎萌芽研究と、企業設備研究投資という形で、金と時間をかけて地道にやらねばそりゃ新しいものを作れない。

それなのにイノベーションがー起業がーみたいにアホをおだてて思いつかせればすぐに儲かるねたがあるみたいなな空虚なことばかり叫んでるのはそうだね。

昔のやり方に戻せばいいのさ。

2020-11-20

anond:20201117124608

そもそも資本主義は(新)自由主義ケインズ主義を含み、社会主義ケインズ主義マルクス主義を含む。

資本主義」対「社会主義」というのは1990年以前のケインズ主義の成果を資本主義として乗っ取って、さら新自由主義推し進めるためにケインズ主義社会主義だと行って批判するためという詐術よ。

自由主義政府が何もしないのが理想的という考え。

ケインズ主義は、政府が何もしないと一度大規模経済危機を迎えたあと永久不景気を続けるから金融財政税制で左右するのが望ましいという考え。

更にその財政の一部が困窮者への給付だったり、企業リスクを取れない段階の科学研究投資でもある。

マルクス主義景気変動があるから政府がすべて管理するのが良いという考え。

自由主義格差拡大と、1930年世界恐慌大規模不況の後の企業の保身化と低迷に対応できなかった。

なので、世界ケインズ主義マルクス主義に移っていった。ケインズ主義資本主義マルクス主義社会主義

そうして冷戦が終わった。さらに、オイルショックや、一部の国の経常赤字化にケインズ主義対応できないからと、自由主義新自由主義として復活した。

そこで新自由主義資本主義ケインズ主義社会主義というすり替えが起きちゃったんだよ。

また、新自由主義は今すでに財産を持っているやつにとっては税金安いし、自分がやりたい放題できるからありがたい。なので、資本主義社会主義で、社会主義は悪だ!のような言説で通そうとする。

成功した資本主義というのは、いま社会主義だと言われてるケインズ主義なんだけどね。そして今は、1930年以前に失敗した資本主義の再来。

2020-11-19

anond:20201119225603

いやいや、政府が何もしないのが理想的+大規模経済危機後に企業が保身に入って、投資無しでの経費削減が正しい+試行錯誤不要技術がどこかにあるはずだって「賢さ」がゆえに科学が衰退したんだよ。

正しさの方向が間違ってたの。

金や時間かけずに新しいものは作れません。

anond:20201119224530

政府が何もしないのが理想的という思想新自由主義。曰く政府裁量市場経済を歪めるからなんですと。民間の力だけでこなすのが正しいのですと。

だけど、科学はどうなるかわからないものが基本なので、売上が遠い科学なんてのは政府しか金を出せないが、まさに政府裁量政府が金を出さなければ基礎科学崩壊する。

ついでに、一度大規模経済危機を迎えると、企業は金を貯め込んで設備研究投資をしなくなるんだが、金利誘導以外何もしないのが正しいのですと。バブル崩壊で一気に金利が下がってできることはなくなり、そうして、日本企業技術も地に落ちたと。

今の科学低迷の原因は新自由主義だよ。

あとさ、レッテル貼りとか言うけどさ、もともとは新自由主義こそが正しいと言われてたんだよ。だけども、新自由主義30年で、完全に日本の衰退が明らかになったから劣称になったの。

2020-10-31

anond:20201030120324

自由主義経済だと、大規模経済危機の後だと世界が完全に詰むってだけ。226事件だってその前の世界恐慌の後の傷を日本が覆った状態で起きた。

海外の一部の国はケインズ主義のもとで経済を復活させたが。(新)自由主義ケインズ主義は別の概念と言えるだろう。

(新)自由主義政府が何もしないのが望ましい。企業に対しても何もしないのが望ましい。

ケインズ主義経済が加熱したら政府が抑え、経済がしぼんだら財政出動をする。また、税制国内の金を整える。

資本主義と言っても別の概念と言ったほうがいいだろう。日本1990年頃まではケインズ主義であり、1990年から新自由主義だった。

日本1990年バブル崩壊のあとの傷が消えない。新自由主義こそが解だとかのべてたが、氷河期生むわ、ただ単に中国韓国フェミに吠えるネトウヨを生み、次からから敵を求めてさまよって敵認定されたもの破壊し、

産業としてはどんどん劣化しているだけ。

なお、その敵として破壊された物の一つが、次の産業の種を生む大学研究環境というのも皮肉ものだな。

自由主義は一度景気が落ちたらもう治すことはできない。規制緩和だの構造改革だというのは、種があって成長をするのを阻害するのを防ぐだけで、種自体がない状態では全く意味を成さない。

そもそも起業成功するには景気が良くて財サービス需要が高い状態必要。そんな環境じゃないもの

2020-10-25

anond:20201025171406

コロナ自体責任はないが、コロナによる不景気を永続させたらそれは政治の責任

バブル崩壊について言うと、バブル崩壊より、その後の貸し剥がし資金余剰局面でのフリーハンド法人税減税や、痛みに変えてなんとやらで明後日政策や緊縮をして景気を低迷させたら政治の責任

新自由主義は大規模経済危機不景気になったら30年経っても回復させることはできない。回復できるのは金融緩和財政出動税制等だけ。政府の強い干渉必要

2020-10-21

anond:20201019001837

構造改革は何も産まないよ。

例えば今話題大阪都構想。あれがなせたとして、「なにか新しい商売が生まれイメージが湧くか?」

構造改革とやらは種があってそれが成長するのを阻害のを防ぐだけで、種がない状態ではもうどうしようもない。

防がないとならなかったのは次の2つだ。大規模経済危機起因で、企業が保身に入り、金を溜め込み、設備研究投資をしなくなり、資金余剰に移ること。政府の緊縮を叫んで公費を削減して科学崩壊させること。

前者は大規模経済危機時には財政出動をすること、フリーハンド法人税減税をせず、あくまで具体的に使ったら減税で、貯め込んだら増税になるようにすること。後者財政出動の一つではあったな。

ひいては、政府が何もしないのが望ましい+企業を金を溜め込もうが放置するのが望ましいという新自由主義が誤りだということ。

無論ケインズ主義側も、石油供給地での戦争だとか、産業育成失敗しての外貨借金では供給が減ってのインフレという悪い状態が起きるから、事前に供給が減りそうな要素について対策をしていくという改変は必要だが。

金も時間もかけずに新しい商売の種が生まれるわけがない。

2020-10-18

anond:20201018100438

景気が良くならないんよ。

一度大規模経済危機に至ると「政府が何もしないのが望ましい」とそのまま。

そして、金利や、金融緩和はされるが限界がある。金利金融操作新自由主義ケインズ主義かというのはあるがさておく。新自由主義純粋自由主義と比べて金融操作を許すか?という点で違いがある。

でも、金利ゼロで、金融緩和で買うべき株式国債がなくなった状態までいった。

金利資金需要供給バランス。だけど、資金需要がないと公定金利ゼロでも借りられない。

株式国債企業政府資金調達するときに変わりに発行するものから企業資金調達しての支出をせず、政府裁量が良くないという状態だと増えない。

実態資金需要がないのに、金だけ増えると、不動産に金が集中してのバブル崩壊もあり得る。

ということで、政府なり企業資金調達しての支出をしないと手詰まり

更にいうと、ケインズ主義は突発的な供給不足には対応しづらい。例えば石油を頼ってる中東戦争が起きたとか、一部産業が弱くなった国で外貨借金が増えすぎて輸入ができなくなったとか。

からケインズ主義も突発的な供給不足や、海外に売れるものを作るための投資をしていくという修正はしないとならない。

anond:20201018085600

まず経済思想として新自由主義が望ましいと言うのが竹中平蔵。だから政府がやっていることは非効率であり全て民間やらせたほうがいいし、保護するべき保護をなくそうとする。

昔は派遣業種は許されなかったんよ。人を雇いたいなら直接雇えって話で。それを緩和した。その結果人を切りやす派遣非正規労働だらけになった。

子供や家庭を作ることすら高嶺の花になった。

他に図書館民営化したら10年前の旅行本や外国風俗本を入れたりもした。

大学自分で稼げということで科学は衰退し、学費は暴騰した。

海外では水の民営化水道品質悪化したり、値段をべらぼうに上げたりということもある。

それでも独占産業に官のお墨付きでは入れたやつは大儲けできる。そして、そういう官のお墨付きで独占に近い状態商売をできるようになったのがレントシーカー。レントシーカーの最たるもの竹中平蔵

新たなレントシーカー候補が官に近づいている。

そして、経済本体劣化したまま。というか、資本主義は大規模経済危機が起きると、企業が金を溜め込んで設備研究投資をしなくなるという欠点がある。だが、それに新自由主義は解を持たないから。

不景気から労働者は買い叩かれ、格差は増大する。

まり不景気続行したまま、各種国民保護が失われ、買い叩かれる状況にどんどん置かれていき、官に結びついたレントシーカーだけが大儲けするというのが新自由主義の末路。

2020-10-17

anond:20201017145517

そうだよ。新自由主義バブル崩壊に解がないんだよ。

ケインズ社会主義なら、財政出動しろ税制を金を回す方向に変えろとなるが。

一度大規模経済危機に至るとそのまま経済低下して30年経っても治らないってこと。

anond:20201017143818

1990年以前と1990年以降の比較

1990年以前はケインズ社会主義1990年以降は新自由主義1990年以前はうまく行っていて1990年以降は停滞している。

大規模経済危機を迎えたら企業は保身に入り、金を貯め込み、設備研究投資をしないようになる。金を溜め込むから景気が落ち、設備研究投資をしないか海外に売れるものが無くなっていく。

財政破綻というのは、外貨借金により起きるが、外貨借金による財政破綻に近づく。実際貿易収支単独では赤字がしばしば出るようになってしまった。

新自由主義はそんな状態でも「政府が何もしないのが望ましい」だから

しろ小泉に追い出された自民党の奴らと、小泉以降の自民党比較であり、小泉に追い出されたやつが正しかったということだがな。

anond:20201017142830

他に「景気を上げるには」に、解を持ってる連中いるの?

新自由主義は、大規模経済危機を迎えたらもうどうしようもなくなる。30年前のバブル崩壊の傷すら癒えなかった。

いまさら新自由主義的ななにか政策を言ったとしてもそれが「景気を上げる」と納得させることなぞできないだろう。

とすると、ケインズ主義側の政策に移っていくべきだし、それしか解がない。とすると、こいつらに票を委ねたら景気が良くなるというのは反緊縮系のやつしか無理なんだよ。

2020-09-29

ウィキの「スペイン」が酷い

https://togetter.com/li/1599292

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3

リーマン・ショックにより、スペイン経済は壊滅的な打撃を受けた。2011年スペイン議会総選挙では国民党勝利し、マリアーノ・ラホイが首相就任した。2012年LIBORなどの国際金融市場不正が次々と発覚するなかでスペイン経済危機が顕在化した。2013年2月4日首都マドリードなど各地で抗議のプラカードを掲げた市民与党汚職批判するデモを行った[83]。スペイン建設業界と与党国民党元幹部らのから汚職疑惑で、現金を受け取った政治家リストマリアーノ・ラホイ・ブレイ首相をはじめ政府与党幹部名前が含まれていることが暴露されていた[83]。2014年1月7日スペインマヨルカ島裁判所王族クリスティナ・デ・ボルボーン・イ・デ・グレシアに対し、税金詐欺マネーロンダリングの容疑で出廷を命じた。6月12日フェリペ6世は姉クリスティナが保有するパルマ・デ・マヨルカ公爵位を剥奪する予定であることを、事前に私的公表した。2016年4月パナマ文書サンタンデール銀行オフショアファンドに119の顧客をもっていたことが分かった。9月、去年と今年の2度の総選挙を行っても政権樹立出来ないままだったが、ラホイ首相首班とする政権樹立下院で反対多数で否決し、またもや政権樹立に失敗。11月3日になってようやくラホイ再任が決定し新内閣が発足した。2017年2月17日スペイン裁判所は「経営は夫に任せていた」などとした主張を認め、クリスティナに無罪判決を出した。夫イニャキ・ウルダンガリンは禁錮6年3カ月の有罪判決を受けた。10月27日カタルーニャ州独立宣言を行うも(カタルーニャ共和国)、スペイン側はカタルーニャ自治権剥奪し直轄統治を開始した[84]。

意味ありげに見えるがその実は事実かどうかも定かでないAはBである調の文章をただ次々に繋ぎ合わせたもの歴史的にどういった意味があると解説するでも何もなくこれは間違いなく統失

壁。

2020-09-27

anond:20200927081854

税による格差拡大じゃなくて、大規模経済危機が終わったあとに、企業危機ビビって金を貯め込んで、設備研究投資をしなくなる事による不景気がおきるんやで。

30年前のバブル崩壊で、さら貸し剥がしをするは、緊縮財政を狙おうとするわ、リストラを推進して失業を増やすわと逆噴射しまくったから、不景気の続行と衰退が起きてる。

今も緊縮財政や、消費税増税や、火事場泥棒のように労働者を買い叩けるようにしようとかいうやつがうごめくから、そういうやつを指弾して「金を動かして景気をよくさせろ!」と叫ばにゃならん。

2020-09-19

anond:20200919110928

財政破綻自国通貨建て国債ではなく、外貨借金で起きるから、今みたいな経常黒字を出している状態で、政府財政問題なんかないぞ。

ただし、自国産業が弱まってる状態財政出動すると経常赤字に傾いて、外貨借金による財政破綻はおきるがな。

けど防ぐのは政府の緊縮ではなく、政府の基礎萌芽研究投資と、企業設備研究投資をして外貨を稼げる状況を維持すること。

もう一つ、国全体の資金需要資金調達しての支出資金不足)と供給(貯蓄、資金余剰)は一致するという原則がある。

海外を0に固定して、家計の貯蓄分、企業資金調達して支出している時、政府中立になる。

けども、1990年バブル崩壊と、その後の法人税減税で、企業はどんどん資金余剰側に移っている。

これは大規模経済危機を迎えて、金を貯め込んで、設備研究投資をしなくなったことによって起きている。また、不景気を長期化させていることや、貸し剥がし資金調達を嫌がるようになったのもある。

家計企業が貯蓄で、政府中立というのはありえない。むしろそれを狙って緊縮したがゆえにさら不景気に落ち、企業さらに金を溜め込むように動くのもある。

よって、財政緊縮をしないとならず、そのために老人を切り捨てろというのは言えない。

2020-09-06

anond:20200906154739

政府は非効率であり、何もしないのが最善だ!」っていう新自由主義に転じたから。

財政出動しているということにより、金利が上がり、企業資金調達しての設備投資をしなくなるため非効率になるんですと。

最も、それ以前に大規模経済危機による保身化と、フリーハンド法人税減税で、企業資金調達ナニソレオシイノ?そんなことより現預金内部留保だ!となってしまったけど。

2020-09-04

anond:20200904023133

具体的にどの要素についてどうかということでしょう。そのうえで、景気変動や、大規模経済危機というのがどうしても避けられない以上、上はケインズ社会主義がまず先に来るべきだ。

景気の大まかな方向とをとのえた上で、適正な競争がなせる産業民間に委ねていくというものではあろう。

ただし、JR西日本尼崎事故やかん不正ツタヤ図書館風俗本など不適正本納入、海外での水道民営化に伴う料金高騰化やサービス劣化、産官連携狙いや選択と集中予算を減らすことによる大学の基礎萌芽研究など、

過剰競争や、競争がない条件下での民営化民間リスクを取れない事象があってそれにどう対処するかという課題がある。

これだけケインズ社会主義新自由主義とのせめぎあい問題が起きた以上、課題抽出してそれ一つ一つに対してどうだという話。

竹中平蔵限定で言うなら、あいつが言った労働法制緩和で、あいつが利益を得る立場になり、多くの問題が発生した以上指弾される立場であるのは当然のこと。偉そうなことは役職株式を全部手放してから言え。

政商自分の都合の良い社会に捻じ曲げるためになんか言っとるわぐらいにしか思われてない。

2020-09-03

anond:20200902151133

トリクルダウンが起きていたというのは1990年以前のケインズ社会主義のもとで、適正にインフレ率や労働需要管理されていた時代の話でしょ。

まずバブル崩壊という大規模経済危機企業が金を溜め込み設備研究投資をしない状態を作ってしまった。これに新自由主義は解を持たない。なぜなら勝手に治ってくれるはずだから。30年経って様々な新自由主義手法を様々試したが悪化の一途だった。

トリクルダウンと言うか、労働者が分け前を得るには、景気が良くて労働需要が高く、嫌なら転職して他の会社に行くというのが通じる状態でなくてはならない。そこに至ることはできなかった。

ケインズ社会主義政府肥大を有無し、場合によっては競争力低下を生むから対策を講じる必要があるという批判新自由主義は生まれた。だけど、新自由主義社会のほうが大規模経済危機後の経済に解を持たない。

メインはケインズ社会主義のもとで、新自由主義は部分部分に出番があるか程度のものだと思う。主流にはならないししてはならないと思う。

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