はてなキーワード: 東京弁とは
大阪在住中に主人と出会い、主人は京都で家業を継ぐ身の人なので京都に移住しました。
私は昔からずっと水商売で生計をたておりましたので、現在祇園の小さなお店で働いております。(将来の夢は店を構える事なので、結婚後も仕事を続けさせてもらうのが私からの結婚相手への唯一の条件でした。)
勿論これが全員では無いことは重々承知しておりますが、京都の方と接する機会は普通の人よりは多い中、7割8割の方に当てはまっているのでそれなりの意見かと思います。
『東京です』
と一番に答えてはなりません。
『関東です。』
とワンクッション置き、その後の話の流れで23区外(市部の出身なので)である事を重要とし話をすすめます。
(これは京都以外の地方にも当てはまります。東京出身は地方では不利です。それだけで偉そうに感じられます。)
そうすれば気分よく皆様は『僕も昔東京の〇〇に住んでたよ。』等とお返事をしてくれるでしょう。
また、ご年配の方だとあまり京都から出ないという方も珍しくはないのでそれ以降は自分の出身地のお話をするのはやめましょう。
ちなみにお店のママは京都府内出身なのですが、上の方の出身なので『北陸の方です。』と答えます。
また、なんとなくのリズムだけでいいので京言葉を覚えた方がいいです。
関西在住3年目ですが、関西弁はうつりませんでした。これは水商売的にはかなりマイナスポイントなのですがどうしてもニュアンスがわからず、標準語で喋らさせていただいてます。
お客様には『なんでもう3年も居てまだ東京弁なの?』とまで言われることもありますのでやんわりとリズムだけでも京言葉で喋ると受け入れて頂けると思います。
ちなみに私は東京で水商売を始める時に『NHKのニュースの様な日本語を使える様になりなさい』と教わりました。湘南弁を一生懸命なおしました。
『なんで京都に住んでるの?』
そう聞かれたら私は職業柄『結婚を機に…』だなんて言えません。ここは別の理由を作ります。
『京都が好きで好きで、凄く憧れていたんです。なのでどうしても住みたかったんです。』
そう答えて京都を褒めまくれば、百点満点。相手は気分よく受け入れてくれるでしょう。勿論『憧れるほど何も無いんやけどなぁ』と嬉しそうに言いながら。
だけどここで
『じゃぁ今はどこに住んでいるの?』
と聞かれます。
実際私は伏見の方に住んでいるのですが、そう答えると『なんでそんな所住んでるの?』と帰ってきます。
余計なお世話ですがお金が無いふりでもしておきましょう。彼らにとってに京都市内とは「上京区・下京区・中京区」次点で「左京区・右京区・北区」までです。それ以外は京都っぽいなにかです。
と、職業柄物凄く相手に対して下の立場に出ていますがこれは交友関係でも全く同じです。
京都の方は京都生まれ京都育ちである事を誇りに思っております。
なのでこちらに来て友人になれそうな人にも意識してそう喋ってみるといいかもしれません。勿論、結婚や移住の理由を嘘つく必要は友人にはありませんが、ニュアンスはこんな感じです。
次に主人です。主人の実家は上京区で商売をしております。が、主人の両親の代からなので50年程しか経っておりません。主人の両親は北陸出身です。
この時点で、上京区出身でも主人は生粋の京都の人間だと思われておりません。江戸っ子は三代続いて初めて江戸っ子…みたいなのに似てるかと思います。
いつだかそんなマンガがネットに投稿されてましたがあれはあながち嘘ではないです。
また、全く意識せず源氏名が左右対称になっていたのですがこれも失敗でした。遠回しにアジア系の人間なのかと聞かれます。
幸い私はヨーロッパの血が少し入っていますのでその旨と本名でない事を伝えれば終わりますがそこでもカーストは生まれます。
が、実際ヨーロッパの血が入っているのもマイナスポイントです。その時点で日本人だと思われていません。
すべてにおいて差別をする方が多いです。
観光客に関してはお客様としか思っていないので特に問題はないのですが、永住している外国の方は住みにくい町なのではないか不安になります。
同じ日本人ですら、こんなにも住みにくい街なのだと凄く思いました。
私に原因があるのかと最初は凄く悩んだのですが、多分違うよ、それが京都よ、とほかの主人の友人達から言われて何となく安心しました。
私は結構大変な所に嫁に来てしまったのだな、と今凄く思っています。
それでもここに住むと決めた分、自分のできる最大限の努力はするつもりですが、まず一番にしなければならないのは『故郷を捨てる』ということかもしれません。
もちろん、もう一度言いますが全部がそうではないです。私の特殊な職業柄なのもあります。とっても仲良くしてくれる人も沢山います。素敵な街だとも思います。大好きな街です。ただ、そういう方が多いのです。
ここ最近の京都関連のヘイトなニュースを見て思いましたが、ヘイトを受けるのは外国人だけではないというお話でした。
■追記
私の出身地についてですが、神奈川県の植民地町田です。だから湘南弁なのです。
だからちゃんとした東京都民じゃないかも知れませんが東京です。
なので実際都内で働くと散々バカにされてきたので洛外洛中のカーストの話は何となく理解出来るんですが、ネタじゃなくて本気でそう思ってるんですよね…
産まれが東京の人じゃないとわからないと思うけど、東京出身者は他県どこへ引っ越しても嫌われる。
何かと色眼鏡で見られるし、何か喋れば「東京弁」とバカにされる。
私自身はこれっぽっちも都会的でもなければ、お高くとまってもない。ただ、産まれた土地が東京だっただけ。
嫉妬とか、負けず嫌いな感情とか、ミーハーなものへの嫌悪感とか、そういうことなんだろうとなんとなく気が付いてるけど、そんな複雑なマイナス感情を向けられても困る。こっちはただ仲良くなりたいだけなのに、言葉も発せないよ。
これってただの差別だよね。
私は関西人だが、「進撃の巨人(関西弁版)」が想像以上に詰まらない。
そして、たぶん、編集者の(おそらく関東の)方は、こういう意見を読んでも、「要所要所にキツい大阪弁ジョークを交えて、関東人向けにしてるから、それは仕方ない、というか狙い通り。ぶっちゃけ関西人向けに作ってませんしww」と思ってるんだろう。別にそれは分かる。けど、残念ながら、違う。
下の引用元の増田は、関西人で、かなり苦しい思いをして「いいトコ探し」をしてくれたようで、それにはおおむね納得する。よいシーンもある。つまり、このコンテンツは、やり方次第では十分「関西人の笑いも誘えた」もののはず。にもかかわらず、現状は、おそらくほとんどの関西人が数ページ以上読み進められないようなひどさに満ちたコンテンツになっている。それはひとえに、もちいられている関西弁が微に入り細を穿って間違いに充ちているからだ。ネイティブなら一行毎に違和感しか覚えないようなひどいコンテンツだからだ。
ちなみに、こういうことは今に始まったことではない。というより、東京発の関西弁含みコンテンツでまともな関西弁が用いられている作品は、映画・ドラマ等を通じて何一つ無いと言っても過言ではない。
その原因は、近年益々ひどくなる東京人のエスノセントリズムのせいなのか、それとも単なる知的レベルの低下なのか、コンテンツ生産力の低下なのか、いずれにせよ、東京人がいつまでも東京人にしか楽しめないコンテンツを作っている現状を恥ずかしく思ってほしいと思い、あえてツッコむことにした。無粋は許せ。
というわけで、以下、「進撃の巨人(関西弁版)」の、関西ネイティブによる修正案を提示する。ちなみに、こうやったら東京人には面白くねえんだよ、という意見は却下する。東京人だって、嘘標準語で東京人や東京弁がバカにされてるジョークを見聞きしたら、いい気分がしないだろう。
「その日関西人は思いだした」
↑関西人は自分を「関西人」と言わない。○「その日ボクらは思いだした」
※なお、「ボク」の発音は「_↑(四声(中国語)で言うと2声)」
「ヤツらにキャン言わされとった恐怖を…」
↑元増田も書いてたとおり「ヤツら」とか言わないし、「キャン言わされる」もチンピラ関西弁なので、普通は使わない。また、「恐怖」といった熟語は口語では避けられやすい。○「あいつらにびびらされてたその恐さを…」
※「これでも関西弁的には意味不明に近い。本来は「あいつらの怖さ(ヤバさ)を…」で十分。
「鳥籠ん中に閉じ込められとった屈辱を…」
↑鳥籠のあとの「の」は音韻変化しない。a、e、i+「の」はang、eng、ingとなりやすいが、(例)「頭の中→あたま(ン)中」、u、o+「の」はung、ongとはなりにくいようだ。例外として、あとに母音が来る際は、その母音を含めて置き換えるケースがある。(例)「よその家(うち)」→「よそ(ン)ち」。また、「中に閉じ込める」といったもってまわった言い回しは関西弁では避けられると思う。○「鳥籠に押し込められとった屈辱を…」
「やったるで」
↑これは微妙ながら誤訳と思う。やったるでは「I shall do it.」だが、このシーンは「We」じゃないとおかしいのでは?
○「やんぞ」
「目標は一体や」
↑惜しい。が、こんな緊迫したシーンで、語尾に「や」をつけるのは過剰。格助詞「は」も過剰。
○「目標、一体!」
「必ず仕留めるで!!」
こういう言い回しはしない。失敗には突っ込むのが関西文化なので、「必ず○○せよ」でなく、一般には「絶対○○という失敗はするなよ」という言い回しが多用される。(その方が「○○すんなゆーたやんけ!」と後で突っ込みやすいため。)○「逃がしなや!!」
※(例)「仕留めるぞ→失敗→どうして仕留められないんだ!(半ギレ)(→…=救いがない)」「逃がしなや!→失敗→何逃がしてんねん(→す、すんまへん=救いがある)」ということです。ね?
「……」
↑関西人はこんな美味しいシーンで絶っっっっっっ対に無言にはなりません。
○「…っぅわ!」または「ちょっ、zqあwxせdcrfvtbgy」
「目標との距離400!!」
「目標との」っていりますかね。いらん気がしますね。いりませんね。省きますね。
↑ギャグで言ってるならアリですが、ギャグでやってたら殴られます。「めっちゃ」というのは、あまりシリアスなシーンで使う言葉ではないですね。まあ関西人にシリアスなシーンというのがあれば、ですが。というわけで、○「こっち来ます!」「来てます」の方が緊迫感あるかな?
…というわけで、便乗ネタのミニ関西弁講座でした。いかがでしたか?
大阪の女ってさばけて経済的にも独立(手に職)めざしているようで
そもそも田舎のDQN罠避けのためにも自分から男によう告白なんかせえへん、のやろ。
案外弱虫やできみらも。
繊細チンピラだけは避けたいゆうて自分で逆方向にとびすさりすぎて結局おんなじとこもどってきよるし。
おもくそ金かけてディズニーシーで白馬にのって王子様されたら意外ところっとなるんちゃうん。
借り物も大きく借りたら許せるとかやろ。
東京弁でええのんかわるいのんかも決めかねる乙女心な、けっこーめんどくさいで。
ええとこで妥協しとき。日本語で会話成り立つだけありがたいおもわな。
どうしても東京弁がつかえない同期の男子(東京在住6年目)が新聞スタンドで「これいくらだい!?」と聞いてしまってからあわてたという話と
その男子が福引きであたったディズニーランドペアチケットを有効期限最終日にJTBいって払い戻して金にしちゃった話はどこかでもうしたかな。
いいところがいっぱいあったけど抜けない関西弁でいくらしゃべってもその子の「気持」を本気にとってもらえることはなかった。
というかそもそも「気持」なんてあいまいなもの東京に来たら自分はとっとと捨ててた。
これは性欲。これは人恋しさ。これは執着。早くそうやって分類してコントロールしちゃえばいいのに、バカみたい。
西の人はなんだかんだいって、一番深い根が草食系?なんだろうなあとおもう。
あるいはいわばタッチの世界。いわなくてもわかれよなんて傲慢なこと関東育ちはとてもいえないよ。
言葉にするだけの誠意があればいいじゃんか。
東京ネイティブに聞いてみると俺らの知ってる東京はイナカモンの「憧れの東京」に破壊されたという。
誰かのエッセイにもあったな。忘れたけど。それはもちろん東京人のおごりかもしれんが。
でそのファンタジーとしての東京に憧れて出てきた人たちが作り上げたのが「かっこいい東京文化」みたいなもんで。
そのこじゃれた恋愛ドラマ的セリフを、ジャニ系でもジュノンボーイでもないおっさんが吐く。
というところで笑ってはいけない東京弁で口説く人とのデート24時ですよ。
さいとーさんの間違いはすべてはここに起因する。
少なくとも大阪ネイティブと東京に憧れかっこいい東京人になりすましてるけど
地方出身者とは相性が激しく悪い。ハズ。悪くないの?自分だけ?すまん。
イヤ。地方出身を差別してるわけやない。大阪も地方です。首都以外は地方。
だとしたら。
方言なんかわかんないとかなまってるよってたぶんさんざん言われてきたのかもしれんけどやな。
「かっこいい東京文化ファンタジー」が通じるのは東京とその周辺だけや。
少なくとも「お笑いツッコミ文化」が骨の髄までしみこんでる大阪にはうすっぺらさが鼻について無効化される。
大阪の大半の女はシビア。なんでも笑ったろという目で相対化してみるのに長けている(当社調べ)
いうてね。私は大阪のチャラいおもろかったらええねん、俺おもろいやろアピールするお笑いバカも嫌いですけどw吉本の売れへん芸人かお前は。
それは東京のオサレファンタジーと見た目は違うけど同質やわな。嘘くさいという意味で。
ねえさん、すげえタイプっす。俺、いい仕事します。やらせてください。ほんと頑張るんで。というストレートな表現ですかね。
小柴昌俊 ── 東京大 ── 愛知県生まれ神奈川県・東京都育ち(1歳から小4まで東京/中学から神奈川/高校東京)
利根川進 ── 京都大 ── 愛知県生まれ富山県・東京都育ち(小学校富山/中学から東京)
白川英樹 ── 東工大 ── 東京都生まれ岐阜県育ち(小3から岐阜)
朝永振一郎 ─ 京都大 ── 東京都生まれ京都府育ち(小学校から京都)
下村脩 ─── 長崎大 ── 京都府生まれ長崎県育ち(幼少期に長崎/中学でまた長崎)
根岸英一 ── 東京大 ── 満州国生まれ神奈川県育ち(小学校から神奈川)
東京大7
京都大5
名古屋大2
■生まれ
大阪府2
■育ち
京都府3
http://kamomenome.exblog.jp/14156659/(元ソースから間違いを修正)
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湯川秀樹(出生地:東京都)両親は和歌山県 ※中間子論は計算間違いであった
江崎玲於奈(出生地:大阪府)親は大阪府、三重県 ※助手のアイデアのパクリ
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下村脩(京都)両親は長崎県 父が福知山連隊所属のため京都生まれ
根岸英一(満州)親は東京都、本籍は日本橋、目黒の根岸家に戦災で親戚が大勢つめかけたため神奈川移住
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わたしは1926(大正15)年9月19日に、愛知県の豊橋で生まれた。軍人だった父の
小柴俊男がそのころ豊橋の陸軍第18連隊に所属していたからだ。
母親は、はやといって、千葉の木更津の農家の末娘だった。木更津高等女学校を出て、
父と結婚した。どういうなれそめで知り合ったのかは知らないが、父も千葉の館山の
父は農家の三男に生まれて、中学に通うのも親せきの造り酒屋で小僧代わりに働きながら
学費をだしてもらった。さらに進学する学資はないから、学資不要の陸軍学校へ進んだらしい。
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祖父の塩川三四郎は1873年生まれ、政治家を志して長野県から上京し、東京帝国大学法学部を
卒業した。そして、渡辺千秋(長野県出身)の次女・千夏と結婚した。
「野依」は母方の血筋で、福岡県の東部、築上郡吉冨町に行き着く。「立野屋」の屋号をもつ
庄屋で酒づくりをなりわいとする大地主であった。
(野依良治『私の履歴書 事実は真実の敵なり』日本経済新聞社)
http://kingendaikeizu.net/gakusya/noyori.htm
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E6%9D%91%E8%84%A9
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朝永振一郎の父三十郎は、東京で真宗大学在職中に旧川越藩士大枝美福の長女ひでと結婚している。
朝永振一郎「なぜ京都にいながら東京弁使っているかっていいますと、おふくろが埼玉県生まれで、
おやじは長崎生まれで、中学の頃東京に出て、ずうっと東京にいた。そういうわけで、家庭では
東京弁を使っておりました」(『回想の朝永振一郎』みすず書房)
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私の父は仏壇屋の家業を継ぐのを拒み、文学者になろうと家をとびだした。東京で私が生まれた。
母は福島県の出身だった。しかし私が2歳のときあの大震災に遭い、一家はやむなく福井に戻った。
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利根川勉「私の親父は守三郎といいまして、福山藩(広島県)の貧乏侍の息子でした。ところが
同じ貧乏侍の利根川という叔父に子供がなくて、岡本という家から養子に行きました。
家内の父方は弘前藩士(青森県)の家系でした」(利根川進受賞時に父・勉氏へのインタビュー)
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北大理学部を受験した時、母は「落ちてくれ」と本気で祈っていた、と譲さんは明かす。
恩師は「章君を大学に進ませて」と勧めたが、家計に余裕がない。町で理髪店を営んだ
山形県出身の父の定輔さんは1946年に51歳で死去。長男の鈴木さんは16歳だった。
(「タウンガイド札幌2010年10月11日)(母ナエも山形県出身)
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どこまで、どうなのかわからないが、
おちょくられてる気もするが、、、
価値観の違いってあるかもね。
下層民と結婚するまで「ホルモン」や「インスタントラーメン」を
食べたことのない人は実在するのは知っている。
ほんとの金持ちのひとと話してるときょとんとされることは多々ある。
あとは、おいらは金とか学歴じゃないんだけど、
もう結構な年だったよ。
なかなかとけないんだよね。そう生きるのが当たり前みたいな。
あとは、多分地方をでなければ東京弁も知ることがなかったと思う。
というか方言が通じないことを知ることになるとは思わなかったと思う。
テレビで見ててもね。
ただまあ、知る必要はないかもしれないけれど、防御策のために
方がいいよ。まあ、増田にも多いかもしれないけれど。
きっかけは些細なことで、本屋で大阪弁について書かれた本を立ち読みしてたら、大阪出身である著者は若い頃東京の大学に入ったとき東京の言葉が気持ち悪くて全く馴染めなかった、みたいなことが書かれていたこと。「東京の言葉が『標準』で関西弁はじめ地方の言葉は『訛り』」みたいな感覚が当たり前だったから新鮮だったし、興味を惹かれた。
それ以来東京弁という言葉についてなるべく先入観抜きで考えるようになったんだけど、いつの間にか「東京弁ってなんか田舎臭くないか!?」という疑念が膨らんできた。反対に関西弁にはなんだか都会的な雰囲気を感じるようになってきた。
なぜそう感じるのか、その理由について自分なりの仮説を書いてみたい。
関西弁は基本的に、その時代時代の都(平城京とか平安京とか)の言葉が周辺に伝播するかたちで形成されたものだと思われる。当時は大都市というのは首都ぐらいしかない。つまり都市の強い影響の下で形成されてきた唯一の日本語なのではないか。
言葉は常に変化するものだけど、都では代々都市で暮らしている人たちの生活感覚の中から生まれる、都市生活者の感覚にマッチした表現が定着していくし、そうでない表現はすたれていく。たとえば、人口密度の高い都会ではコミュニケーションにトゲがない方が都合がよい。だから言葉のサウンドが柔らかくなる。東日本でいうところの「じゃ」「だ」のような音は関西では子音や濁音が省略されて「や」になっているし、東で「〜っつって(と言って)」「買った」というところを西では「〜ゆうて」「こうた」というように、やはり子音や促音が避けられ、半母音や長母音になる傾向がある。この方が音の響きとして角が取れているし、反対に関東弁や東北弁はゴツゴツしていてがさつな印象を与える。
あと、直截的に表現せず、遠回しに伝えるやり方(「ぶぶ漬け」が実話かどうかはおいといて、ああいう話はその象徴だと思う)が発達するのも同じ理由かも。村上春樹(関西人)が雑誌のインタビューで「関西の人は十言いたいことがあったら五、六ぐらいだけ口にするけど、東京の人はそうじゃないからはじめはびっくりして、なんだここは、とおもった」と言っていた。
で、一旦「東京弁が標準」っていう思い込みがなくなって、「東京弁というのは単なる関東方言のひとつで、言葉それ自体に都市性が含まれてる日本語は関西弁くらいしかない」ぐらいの認識になると、「おめーふざけんじゃねーよ」「これまじすげーじゃん」とかいう東京風の言い回しがやたらダサく田舎臭く聞こえてきて困る。でも東京にしか暮らした事がないから東京弁喋るしかない。
では、世界最大の大都市であった江戸の言葉もなんらかの「都市生活的要素」を含んでるかというと、結果としてそうなったとは思えない。江戸の言葉がそうなったのは、逆説的だけど江戸が世界最大の大都市だったからだと思う。京都が中世の都市なら江戸はまあ近代都市というか、地方から人が流入して人口が爆発的に増えた。つまり、都市生活者が新しい表現を生み出し、その表現が定着して行くよりも遥かに速い勢いで、地方の農村から人が移住して来てめいめいが地元の言葉を持ち込んだので、結果として都市的な性質を獲得する事はなかった。そしてその流れは東京遷都と高度成長でさらに加速された。東北関東甲信越から農家の次男坊三男坊が大挙して上京してきたから。
東京は物質的には巨大都市だけど、言葉の文化でいうと「巨大な農村」なのかなと、そんなことを思うようになった。だから関西人がテレビで無理して東京弁喋ってるの見ると、なんだか妙な気分になる。わざわざそんな田舎臭い言葉、使わなくても。
怒るっていうか違和感を感じる。
「ひ」「し」が混ざるとか「ざます」っていうのは誰もが認める代表的東京弁だと思うけど、おそらく今の東京の若い人がしゃべってる言葉はそうではないので「自分たちは東京弁ではない」って意識。
元増田の気取ってる東京弁の話者の代表的な例を誰もあげてないし定義が不明確すぎて。方言=伝統的、定義が確立されたものってイメージもあるし。
埼玉とか周辺の地域の人としゃべっても言葉の違いは感じないし、それを東京弁と言っていいのかなぁというか。