はてなキーワード: 尺貫法とは
台風は熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が 17.2m/s 以上のものをいう、とテレビで見た。
太平洋南海上で熱帯低気圧として産声をあげ、風速が 17.2m/s に達すると台風に昇格する。
北上するにつれて勢力を弱め、風速が 17.2m/s を割ると熱帯低気圧に(あるいは前線を伴う温帯低気圧に)呼び名が変わる。
しかし 17.2m/s とは、ちょっと半端な数字じゃないだろうか?
こういう半端な数字の単位を見た時、勘のいい人は「ははあ、元はヤード・ポンド法とか尺貫法だな?」と察するだろう。
台風の 17.2m/s という風速は、国際的に標準的な風力指標である「ビューフォート風力階級」に由来する。
ビューフォート風力階級での階級8からを台風と呼ぼう、と定義されているのだ。
で、階級8がどんな風かというと、「風速34~40ノットの風」を言う。この34ノットの風イコール風速 17.2m/s なのである。
ちなみにノットとは、SI(国際単位系)に属さない特殊な速度単位で、1ノットは1海里を1時間に進む速さである。
海里もまた、SIに属さない距離の単位である。1海里は地球の緯度1分が元になっているが、現在ではメートル法を用いて1852mと定められている(ローカルバージョンはいくつか存在する)。
つまり、台風と呼ぶ基準値が 17.2m/s と半端な数字なのは、元を正せば地球の寸法が基準になっているから、と言える。
ガッテンしていただけただろうか?
サブロクとか尺貫法も残ってるし
1合=180mL
販売される米はkg単位で、(飲食店などでは)炊飯後の米飯の量もg単位で指定するのに、炊飯する時だけ合を用いるのが不合理極まりない。
ちなみに、日本酒も合や升(=10合)を用いることが多いけれども、水・茶・ジュースなど他の飲料では使わない。
1坪=約3.3㎡
とはいえ、家屋以上に大きな面積は「東京ドーム〇個分」などと例えられることも多く、坪という単位はごく限られた場面でしか用いられない。
1坪=畳2枚だから生活に密接した単位だという主張も見受けられるが、和室以外の洋室やリビングなど畳を使用しない部屋では坪を用いる合理性はない。
ちなみに、1坪=畳2枚は、中京間という中京地方で使われる畳の大きさでしか成立しない。
京間(関西地方)・江戸間(関東地方)など、地方ごとで畳の大きさは異なっているのだ。
敷き詰められた畳の枚数を見ても面積は分からないのだから、坪も畳も使うのをやめて㎡で統一すればいいのに。
カロリーは熱量の非SI単位であり、SI単位ではジュール(J)を用いる。
1cal=4.184J
ちなみに1calは水1gを1℃上げるのに必要な熱量と定義されたが水の温度によって必要な熱量は変化するので、カロリーはあいまいさの大きい単位として使用を非推奨にされた。
ちなみにジュールは、家電製品の消費電力でおなじみのワットを用いて以下に変換できる。
1J=1W・s(ワット秒)
ワットは生活に根差した単位として定着しているのだから、食品の熱量(エネルギー)も換算が容易なジュールを用いればよいのに。
国際的には食品が持つ熱量はジュールで表記するのが一般的であり、輸入食品の栄養表示もほとんどがジュールだが、日本ではカロリーを使い続けている。
上述の合や坪などの尺貫法とは違って、歴史の浅い単位だけれども。
しかも、キロカロリー(kcal)を略してカロリーと称しているのだから、ややこしいこと極まりない。
「おにぎり1つで100kcal」とか「定食が1000kcalある」とか切りのいい数字で食品の熱量を示す文化が定着しているわけでもないのだから、ジュールに変えればいいのに。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2200899
に関して
食品販売施設に必須だったので形だけつけてある。カウンター下手洗い場で手洗いするのは困難。
各都道府県の条例により設置義務が決まるが、平成19年通達により設置義務緩和のガイドラインが定められたので、以後開業のコンビニなどでは無い場合がある。
コンビニの客用手洗い場設置義務は緩和されたが、店内に客席がある場合は設置の義務がある。
逆に言うとカウンター下に客用手洗い場があるコンビニでは無工事でイートイン席を作る事が出来た。
コンビニカウンターの向こう、壁側にもカウンターがあり、肉まんホットケース、タバコ棚が並んでいるが、一部は天板取り外しが出来てその下には二槽式シンクがある。食品を売る店舗では複槽シンクが必須だったため(自治体による)。
先述のガイドライン策定により、洗うのが器具だけで食品を洗う必要がない場合は複槽である必要なしと規制緩和。
二人乗りをあまり考慮していないレーサーレプリカやスーパースポーツタイプのバイクの後ろシートの前の部分には目を凝らさないと判らないようなバンドが存在する。
例:NSR250R https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/87/Honda_NSR250R_in_the_Honda_Collection_Hall..JPG
これはデザイン上の飾りではなく、後部乗員用が手で掴まる「シートベルト」で、道路運送車両の保安基準(道路運送車両法の政令)で定められた乗車装置である。撤去すると車両法違反となり車検がある車種では車検が通らない。
切符の発行、購入は目的地に輸送するという旅客運送事業の契約成立であるので、不通が生じた場合には振替輸送が供される。契約不履行としての代替手段である。
Suicaなどではこの契約が成立していないので振替輸送を受益する事が出来ない。
しかしそのSuicaで切符を買ってしまうと旅客運送契約が成立するので振替切符を交付してもらえる。
運輸業には旅客と貨物の免許がありそれぞれ別物である。故に旅客免許しか受けていない鉄道会社、バス会社は貨物輸送を受ける事が出来ない。フェリー航送は車の持ち主の乗船が必須。
だが客の手荷物を別料金、別列車で輸送するという建前で単独輸送する託送手荷物制度が存在する。
また、託送荷物には速達性が求められる新聞も加わり、その流れで映画館で放映するニュースフィルムも託送された。
ところでセルロイドは爆薬(硝化綿、無煙火薬)から作られるものであり、易燃性で暑い時に勝手に発火することもある。この為に担ぎ屋が持ち込んだタバコパイプ等が発火して火災になる車両事故などが多発して持込が禁止されていた。
だが昔の映写フィルムはこのセルロイド製であったので、夏にバス運転席前に置かれた託送手荷物の映写フィルムが突然激しく発火、バスの出口が前一か所だけなので満員の乗客が逃げられずに多数が焼死という事故が何件も起きている。
国鉄が廃止したのを皮切りに今は手荷物輸送は殆ど行われていないが、夕方などに客室の一部をロープで締め切って新聞を託送する電車はいまだ存在する。
売春は禁止されているが、ソープランドでの性行為は「自由恋愛が発生したので」黙認されている。
男性の売春であるウリ専は認められている。売春は異性間性交であるとの暗黙の了承による。
明治文明開化以降、大量の外来語が入ってきた為に、小文字カナの使用が始まる(捨てガナという)。
明治政府は、政府の公文書や法令での捨てガナの使用を禁止。これに新聞社や大企業なども倣ったため、お堅い業種や監督官庁がある分野では外来語表記に捨てガナが無い表記を工夫するようになった。
機械や自動車工学では整備士など国家試験があるので「ディー」と書けず、「ヂー」を使うようになった。
この捨てガナ規制は昭和63年に解除された(昭和63年7月20日 内閣法制局総発第125号 『法令における拗よう音及び促音に用いる「や・ゆ・よ・つ」の表記について』)。
よく「キューピー社の正式名称は『キユーピーだ』というトリビアが開陳されることが多いが、以上の経緯からナンセンスなインチキトリビアである。「キューピー」や「QP」で登記できなかったからであって、古い外来語名企業は全て捨てガナ表記されていない。(ローマ字やアラビア数字で登記出来るようになったのは2002年11月1日:商業登記規則改正)
裁判では判決は言い渡しし、口頭弁論などは陳述する事になっている。
その為に準備書面を予め提出し、廷内で「書面の通り陳述します」と言うと書面の中身を法廷で話した事になる。
一般的なインターネットとはWWWの事で、ハイパーテキストによる出版であるから出版が準用されて、ネットを通じた選挙活動というのは禁止されていた。が、ガバガバな状態であった。
だが公職選挙で出版が制限されるのは出版や印刷には金がかかり資金の差が獲得票数の差になる事を避けるための規制であるから大して金が掛からないWWWでの運動を規制するのは立法趣旨に反する。
という事でWWWでの文書図画の公表、頒布は限ってはOKという事にした。
但し電子メールアドレス表示必須である(守られてない)。電子メールでの活動は候補者以外は禁止のままだ。
数々の車両火災によりバスの後部、出口と反対側には脱出用のドアの設置が義務付けられている。
だが外国製バスには無いものが多い。普通は改造しないと型式取得が認められないが、連接車など特別な用途のモノの場合、ガラスカチ割り用のハンマーを後部席に設置してあるから特例的にKという形になっている。
計量法は日本の旧尺貫法での表記がされた計量器具の製造販売を禁じている。
だが建築内装などでは旧尺貫法に準じた長さが未だ標準となっている。
そこで、差金の裏に尺に準じた目盛りをメートル表記したものが売られている(尺相当目盛り付き長さ計)。国会で審議されてこれは合法というお墨付きが出た。
海外で製造された三輪トラックなどを日本に輸入する場合、普通自動車としての型式は取れないので、ドアを撤去してサイドカーとして登録する。ドアを撤去するのは、サイドカーの条件として「ドアが無いこと」となっているから。
冬は寒いが幌は禁じられていないのでビニルレザーでドア型幌を作って付けても大丈夫かと思われる。
なお、50ccの場合はミニカーで登録できるのでピアッジオ・アペ等はドア付きでOkである。
A重油は殆ど軽油で軽油9割、重油1割から成る。軽油には32円/Lの軽油税が掛かるが、道路を走行する車両に搭載されないエンジンで使用する場合その税金は払う必要が無い。その為の油種。トラックが使用したら直ぐに判るように蛍光剤が混ぜられている。
エタノールには酒税が掛かるがイソプロピルアルコールを少量混ぜて不可飲処置させてあるので酒税が掛からずに安い。
酒に塩や酢を混ぜて不可飲処置されているので酒税を回避。つまり不味い。
以上、三つだけ選んでお届けした。
アンドロニコーッス
本日は日本においてメートル法公布記念日、ガッツポーズの日となっております。
ガッツポーズの話は去年雑にしましたね、ボーリングから来てるんだぜ〜って話をした気がします。
メートル法、度量衡法のことなんですが、まぁよくヤードポンド法とかが恨まれてるのがここら辺のmm単位、cm単位のズレの話ですね。
尺貫法が恨まれてないのはヤードポンドと違って滅びたからですね、滅びたんですよね?
まぁそれでもそういう測り方を使っていろんなものを作ってきた歴史があるので、そういう数値があるよと知るのは大事なことだと思います。
ということで本日は【単位の確認よいか】でいきたいと思います。
終の棲家マンション欲しくて探してるんだけど、口コミ系でよく出てくる坪単価ってあるじゃん。いや、なんで単位が坪なの???
面積を坪単位で書いてる間取りなんて今時無いし、和室すら無いよね???
1坪=約畳2帖って言われてもはあ???だし、比較するために単位当たりの単価を出すなら普通に1㎡で比較すりゃよくね???
(追記)
なにゆえまたこんな時間差ブコメが。。。シュトレン丸齧りにした罰かと思ってしまった。
経緯としては、値段がまだ出てない新築マンションをGoogle広告経由で見つける→口コミ系サイトで「坪単価400万ぐらいじゃないかな~」「高っ」みたいなのを見て、坪単位の面積なんて間取りにも書いてないから感覚何もわからん…→坪単価でぐぐる→「坪単価の計算式は販売価格÷面積(平米)×3.3」「坪単価は比較に便利です。例えば60平米3,000万円と70平米3,200万円、坪単価で比較すれば後者の方が割安と分かります!」→いや比較なら1平米単位までの計算でわかるやろ、その3.3を掛ける必要なに???って流れで。
身近で感覚を掴める単位ならまだわかるのだけど(スマホやモニタのインチ単位も、何センチかはわからなくても商品としての大きさは何となく想像付く。しかしインチネジとミリネジ混在問題は別で絶許)新築の間取り図に和室も見なくなった令和で坪単位の単価でみんな語ってるのなんでなの……という愚痴でした(ついでにメートル併記のない英ドキュメントでフィートって何メートルだよと思った日だったのでヤードポンド法も巻き添えに)。
https://togetter.com/li/1274838
社会学のスタートって「物理学」や「生物学」の「科学的手法」を手本にして、社会を科学的に考えようって話だったと思う。
それが今では社会学者の論文は客観性が担保されてない、お気持ち学問で査読論文なんてありませんし、ありえませんってことに。
社会学で学部レベルでもカリキュラムで一番大事にされるのが「統計学」。
社会を客観的に調べましょう、知りましょうってのが、社会学の基本なので調査のない社会学なんてない。
でも、統計学って数学使うでしょ。数学の基礎の基礎だけど。でもド文系の社会学徒は理解できないんですよ。
そーするとカルチュラル・スタディーズとか「質的な調査」に逃げるんですよ。誰でもそれっぽい話が書けるんで。お金もかからないし。
それで書けて「なんか上手いこと書けた」とか思ったアホが修士行ってゴミを量産するんです。そしてそのまま就職できずに博論も出せずに置物になるんです。
運良く博論が出せて人づきあいが良かったりボスが良い人だったり上がいきなり人生ドロップアウトしたりすると大学教授になれたりします。
社会学系のキャリアは、研究内容が奇抜で変だからこそのおもしろ枠もあるし、地域枠で地域密着研究者ってのもあるし、単純な学問的な業績よりは「社会的な業績」が加味されます。
だから、まぁ、社会学の教授に査読付き英語論文が必要かと言えば、別にいらないかな。
社会学は基本的に手続きの学問で、ちゃんと調査しましょう、ちゃんと開かれた議論が出来るように論文を書きましょうっていう学問です。
自分の研究フィールドがしっかりしていて、調査・研究も継続して予算もしっかり取れて横着せずに最新の理論と研究内容をフォローしてるなら大学教授やってて問題なしでしょ。
あといまだに尺貫法をつかってるっていうのがありえないわ。
米国や英国では、自動車・道路の速度表示はいまだにマイル/時なのですね。
中央分離帯や中央線がない田舎の道路で最高速度表示に"70"と書かれていたりしてそれだけでも驚きですが、実はこれ毎時112キロメートルなのですよ。
それからアメリカで、長さ・距離の単位である、ヤードとメートルの単位を間違えて指令を出してしまい、数百億円もする火星探査船を壊してしまったこともあります。
http://www.sozogaku.com/fkd/cf/CA0000287.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%89 (ヤード)
驚きですね。
それから、日本では「尺貫法」と呼ばれる単位を長く使ってきました。
「100貫デブ」という悪口を聞いたことがありますか?メートル法にすると375キログラムです。
https://www.takigen.co.jp/jp/contents/news/201202/topics05.html