はてなキーワード: 妊婦とは
妊娠が確定し安定期前後に母子手帳が配布されると、検診時に助成があったり、12週以降の流産や分娩時には出産一時金を受け取れる。
自分の場合は母子手帳を受け取る直前の10週に流産をしたため、10万円近い金額があっという間に飛んで行った。
初期流産は母体が若く健康でも10~20%は起こることなので、今後誰かの参考になればなあと思い、経験や感想を交えながら具体的な費用を残しておきます。
結婚数年目にして子作りを始め、初の妊娠発覚。検診は全て保険外。
初期の稽留流産となる。(胎児の心臓が止まったまま子宮に留まった状態)
流産が分かった時点から、保険適応となるようです。ただし手術に向けての血液検査等で保険外がこのうち¥13,200-かかっている。
胎児が小さければ自然排出されるまで待つ場合もあるが、今回は胎児が大きくなってきており自然流産となると自宅で大量出血の恐れがあり手術を選択。
手術前日の前処置で、水分を吸収し時間をかけて子宮を広げる棒(ラミナリア)を入れられます。
拡張器で膣をつまんで無理矢理広げられ針のような物をグリグリ奥まで刺される。
痛みには個人差あるようだが、私の場合子宮頸管が狭く角度もあったため上手く入らず時間もかかり、経験のない激痛が走り悶絶。人生で一番痛い経験だった。
抗生剤を受け取り帰宅。ラミナリアを挿入している影響で重い生理痛のような鈍痛が続く。
掻爬手術という方法で、匙のようなもので子宮内から胎児を掻き出す手術だ。
中絶の場合は保険外となりおよそ10万前後かかるが、流産は保険適応内。
手術着に着替え分娩台に上がり麻酔で意識を失うが、20分程経ち麻酔が覚めた頃にはまだ手術が続いていた。痛い。怖い。
どうやら子宮口がうまく広がりきらず器材が入らなかったようで、手術中止となった。
恐怖や悲しみと戦いながら手術に挑んだのに、まさか中止になるとは予想だにしていなかったので、泣いた。血も結構出た。
担当医からは、あなたの子宮口の問題で手術が難しいから自然排出を待って、胎嚢が出てきたら持ってきてと言われる。
2、3週間~長ければ2、3ヶ月程かかるかもとのこと。2、3ヶ月も体に悲しみの時限爆弾を抱えて生活するのは精神衛生上よろしくなくないか?
通っていたのは近所でも人気のクリニックだったが信用を失ってしまい、近くの総合病院でのセカンドオピニオンを決める。
紹介状を書いて貰う際に担当医からは「何万人もの手術経験のある僕にできない手術なら、この病院行っても無理だと思うけどね~」なんて言われた。
前回まで通っていたクリニックとは違い、かなり時間をかけて丁寧に内診をしてくれた。
内診で見る限り異常もないし、手術もそこまで難しくはなさそうなので、当院で再トライしてはどうかと言われ、是非にとお願いする。
血液検査や性病検査、心電図等、前回のクリニックで足りていない部分の検査をした。
うち個室代が¥14,000。
大部屋なら差額はかからず総額4万円以内で済むのだが、幸せそうな妊婦や赤子と同室になることが不安で精神安定のため個室にした。
因みにこの病院でも手術前に海綿体の棒を入れる前処置があった。
前回、激痛で死ぬ思いをしたので恐怖に震えながら挑んだが、今回はほとんど痛みも無く時間もかからず、
え?もう全部入った?え???状態。医師によってここまで痛みが違うとは、担当してくれた女医さんに感謝……感謝……
手術も前回とは変わり真空手動吸引法というもので、体に負担が少なく手術による合併症のリスクも少ない手術らしい。
海外ではこちらの吸引法が主流だそうだが、日本は医師の平均技術も高いことも影響してか、掻爬術のままの病院がまだまだ多い。
手術自体は麻酔があり怖がらなくていいものだが、自身は酒が強いせいもあってか、とことん静脈麻酔が効きづらいのがしんどい。手術中、寝たり目覚めたりを繰り返して唸っていた。
手術は無事成功し、術後はベッドを血で汚してしまったりもしたが本当に痛みは全くなかった。
中身がなくなってしまったお腹への違和感と切なさだけは残った。
一週間後の検診。血液等の残留物を出し切るために子宮収縮の薬を1週間服用したが、子宮内に血が残っていたので処方箋を変えてもらった。
「サイトテック」という元々は胃薬なのだが、副作用として子宮収縮効果が強く出るらしく、妊娠の可能性がある女性には禁忌の薬だ。
この薬に変えたとたん血が下からドバドバ出た。胃薬なのに副作用怖すぎへんか。
胃薬のおかげで子宮も回復。手術から約1か月半後に生理がきて、やっと全て一段落。
それに加え今回私は¥5,000支払い診断書を出してもらい、個人で加入している医療保険に手術給付金を申請し、10万円戻ってきた。医療保険、初めて入っていてよかったと思えた。
因みに自然流産で完全排出されたら手術給付金は受け取れない……
以上、ざっくりですがこんな感じ。転院がなかったり日帰り手術であれば、もう少し費用は抑えられると思う。
そして金額より何よりも、夫や家族や友人に頼ったり、難しければ病院やカウンセラーを頼り、気分転換もしっかりして精神的なケアを怠らずどうか鬱にならないよう。
私は自身のメンタルが強かったこに加え周りの支えもあり何とか持ちこたえましたが、流産によりホルモンバランスが一気に変わり産後うつに近い状態になることもあるそうです。
双子だと、妊婦検診の無料券は母ちゃん1人分しか貰えないのに、双子だからって検診回数は単胎児の2倍。
趣味のように病院へ通ってる年寄りよりもお金払ってるこの現状、マジでどっかからお金降ってこないとやってらんない。
お互いに出産頑張りましょう…
だからさあ、今の制度の方が結果的に負担は少なく出産方法も自由に選べて妊婦側にもメリット多いのに
ちょっと前にも毎日新聞が出してたよ。傾向は同じで都心部が高くて、人口少ない地方ほど安い。
https://mainichi.jp/articles/20200912/k00/00m/040/308000c
そんな意図がないのは分かってるんだけど、保険適応すると豊かな都市による地方への収奪の面が生じるのも意識して欲しいわ。一時金は本当に金のない地方の妊婦にとっては無料で産める制度になってるんだから。
最低限の部分(妊婦検診、分娩に伴う処置、初期の新生児のケアくらいかな)保険適用として、食事やら入院後半の新生児のケア、母乳ケアその他諸々は実費でとなると、結局割高になるし産院の手間も増えるし。最低限のサービスでいいやという人が増えると産院も経営不振になるし最悪潰れる。ラグジュアリー、自然派、いろいろあるから選べるけど保険適用になったら画一化しそう。
ただ、妊娠初期の補助券使えない問題もなんとかしてほしいし、そもそも大して差がなさそうな妊婦検診は全額補助してくれていいのではないかと思う。
https://anond.hatelabo.jp/20201012095539
高額な産科って大抵は豪華な個室とか食事とかヨガとかエステとかそういうのが含まれるから高価なわけで
んで別にそんなもん求めてない人でも自宅から行ける範囲で予約取れるのがそういう産院しかなかった、ってのはふつーにある
個人産院だとそういうの売りにしてる所多いし、大病院は個人産院じゃ扱えないハイリスク妊婦受け入れ優先するから一般妊婦の枠は小さいしね
はてなーは東京脳多いけど、自費にしかならんサービス除いた純粋な出産費用だけで42万超えるのって東京とか一部大都市だけなんだよね
だから42万という額に定められてるわけだが
んで大都会は大都会で、保険内診療だけじゃ経営が成り立たないからと自費枠で色々加算する病院だらけになり
それが(設備が古いなどで)出来ない病院は分娩取り扱い中止して婦人科オンリーになったりするだろうし
結局大都会の負担は今と変わらず産科不足は進み、地方の負担は増加、って事になりかねない
ブコメで視野狭で語ってる連中はそういう所もっと考えて欲しいよね
直接給付制度(一時金が病院に直接給付される制度)も知らない人だらけだし
手続きなんて母子手帳と一緒に貰う書類を病院に出して終わりだよ
知らないままの妊婦なんてよっぽど何も読まないし言われても無視する人以外居ないだろうし
それに保険適用だと医学的に必要な最低限までしか許されなくなるから、恐らく受けられる医療のクオリティ自体が下がる
産後入院出来る日数なんかも短縮されるだろうね、何の異常もない健康な産婦が1週間くらいのんびり入院出来るのって日本だけだしね
歯科なんかもそうでしょ、保険だけだと「歯を普通に飯食えるよう治す」事は出来ても
「見た目を自然に・キレイに仕上げたい」とかの要望に対応するのは自費になる
「大都市在住で、クオリティ下がってもいいから自費診療を極力受けたくない金がない人で、それが可能な産院で産めた人」だけで
そんなの殆どいなくて、それ以外の大多数は損する事になる
今やっと公に議論の対象となれてる、不妊治療の保険適用について戦ってきた人達の動きを参考にして、
ほんと現状に不満のある妊婦や子持ちの皆さんも署名運動なりして動くといいと思うよ
ちなみに自分は高額な不妊治療してやっと妊娠できた身だけど、妊婦健診や出産費用は助成金によって基本月1万〜2万前後+(自然分娩で)出産時15万程度で済んでるから、そこまで負担に感じない
現在の医療制度が出来た頃は「通常分娩は自宅または助産院で助産婦の手によってするもので、医師による医療行為は必要ない。
医療行為が必要なのは異常分娩の時だけ」と言うのが常識で、実際に病院で出産する妊婦は殆どいなかったため。
その時の制度が、とっくに病院出産が常識となった現代でも続いているというだけ。
と言っても現在でも病院以外で出産する人も(僅かではあるけど)いるし、病院で出産しても安産なら医師の出番が無い(助産師だけで全て行う)こともある。
異常分娩だと医療行為が必須となるので保険適応になるし、出産一時金も同額貰えるため、異常分娩だと大体黒字になるんだよね。
まあその分大変なんで金くらい貰えないとやってられんってのはあるだろうが。
通常分娩も保険適応しろって話もあるかもしれないが、これも微妙な所で
只でさえ医療費上がってて国の財政圧迫してるのにそれを更に増やすとなると反発強いし
全部保険適応かつ一時金も今のまま42万だと税金がかかり過ぎるし
かと言って代わりに一時金減額となると、分娩費用は地域格差が激しいから
田舎だと今は一時金より安い額で収まってて自己負担ゼロの病院もあるのに負担増になってしまって都会人しか得しないし
上記の通り地域格差激しいのに保険点数は全国一律になるから、田舎の病院は十分採算取れても都会の病院は点数内じゃ費用収まりきれねーよってなって
結局保険適応外治療やサービス増やして実質強制オプションにしたり個室代とかで稼ぐ方向に行って負担増ってなりそうだし
一時金増やす方が色々楽そう
まあ田舎だと今でも黒字だから、分娩費用が高い都会の自治体が自前で補助金出すってのが一番無難なのかな
都会ならそれくらいの予算もあるだろ(雑)
レイプされて妊娠したとかだったらガチで同情するし、そりゃあ全面的に被害者ヅラしてもいい、というか完全に被害者なんだからそりゃそうだって感じなんだけど、自由意志で結婚して子供こさえた上で「社会が冷たい!」つってんのはなんなんだ
取り返しのつかない出産を経た後でムリとか支援が足りないとか言い出すなよ
きょうび、子育ての実態が闇に包まれてて実際やってみるまで何一つわかんないなんてことはねえじゃん
ちょっとネットみりゃありとあらゆる失敗談とかリスクの話が転がってるし、全体として「社会は妊婦に冷たいし、子育ては基本的に死ぬほど大変」って書いてあるじゃん
ネットにアクセスできない層ならまだ許せるけど、子育てキツすぎるってネットに書いてる層がネットにアクセスできてないはずがない
目の前にあるデバイスをもっと上手く使えないのか?リスクを知るのに役立てることはできねーのに愚痴るのには使えるってのはマジで人間性能が低い感じがして、いよいよ子供がかわいそう
自由に使える金が50億円あって、何があっても余裕!ってくらいじゃないと子供なんて作っちゃダメだろ……というのは流石に俺の過激思想だけど、正直それくらいは求めてえな
ワンオペ育児にならざるを得ない環境なのは分かってただろうにわざわざ産んで、それで社会を呪ってんだから世話ないぜ いや、社会は呪うべきものなんだけどさ……原因が情けないんだよな
人生ただでさえ苦しいのに、自分から困難に突っ込んだ上でビービー泣き喚くっていうのが本当に理解不能なんだよな しかもそれに否応なく巻き込まれる子供の存在もあり、相当な悲劇性を感じますね
つか、ビンボー人とか普通人がガキこさえるのが悪いよ
マジの金持ちしか子供作んない世の中になって、一年の出生数2万とかになったら絶対クソ面白いでしょ
エリートのガキはエリートって構造が破壊されるんだよな なぜなら全員エリートになることはできないから
あまりに少ない出生数のせいであらゆるシステムが破綻した社会で苦しむ金持ちのガキぜってえ見たいでしょ
ビンボー人が馬鹿みたいにガキつくるのやめたら、自ずとそういう社会が来るんだよな
子供つくんねえだけで富裕層に復讐できるのに、なぜわざわざ大変で苦しくて加害性の高い生殖に励み、そのうえ愚痴を撒き散らすのか?
本当にわからない
健康保険適用して3割負担にすることでなんか問題って起きる??
タバコ依存の治療が健康保険適用なのに??おじいちゃん、おばあちゃんが腰が痛いとか、肩が痛いとかで、形成外科でマッサージしてもらったり、シップ貰いに行ったりするのが健康保険でしかも一割負担??
まず、そこから変えてよ!!
妊婦健診で自己負担毎回5000円以上、出産も普通の病院で自己負担20万!!
しんどすぎるよ!
じゃあ病気の定義ってなに!妊婦体調悪いよ!!吐くし、腰痛いし、息苦しいし、しかも産むときめっちゃいたいよ!
死ね!!
妊婦健診助成券、出産一時金使って、その上で自己負担がこれだけ出るという話です。出産費用は4年前、都内、ごくごく普通の個人病院、大部屋でトータル65万でした。
妊婦健診、都内は一回、自己負担分だけで五千円、高い時は平気で1万するよ。妊婦健診は妊娠7ヶ月あたりからは2週間毎、妊娠後期は1週間毎と超高頻度。
健康保険適用して三割負担にした上で、三割の自己負担については今まで通り自治体(妊婦健診助成券)と健保(一時金)で負担して、個人の負担はゼロにして欲しい。
地方と首都圏の格差が激しすぎて都内の貧乏人は死にます。(健康保険適用された場合、診察代は予め点数でかっちりと決められているので、地域差は発生しません。)
チョコレートと旅行の人って言えば分かる人には分かると思うあの人にモヤモヤする。
DINKS楽しんでます、という感じだったからこのまま子無しでいくのかなと思ってたからまず妊娠したことにびっくり。
それはまあこっちの勝手な思い込みで、私生活と人生設計全てネットに晒してるなんてことないんだろうから全然いいんです。
コロナで緊急事態宣言中は絶対安静状態だったのもあって家で大人しくしてたみたいだけど、宣言が解除されてから不要不急の外出、外食、泊まりがけの旅行、極めつけは臨月近そうなのにディズニーランド。
私の周りの妊婦はコロナ怖いからできるだけ外出しない、自分がもし感染して産婦人科でうつすのも怖いみたいな考えの人ばかりだからあまりにも感覚が違いすぎて…。
このままだと子ども産まれても言動にモヤモヤしそうだから、Twitterはフォロー外した。
俺も非モテだけど、他人と比較して劣等感を感じるのが癖になってきた。
休日に一人でデートスポットに行ったり一人で恋愛映画見に行ったりして、こいつらに比べて俺はなんてゴミなんだ…子孫残せないくせに何生きてんだよ早く自殺しろよ…と自分を責めたり、カップルとすれ違ったらボソッと「4ねっ!」って言うのとかめちゃくちゃ楽しい。
電車で妊婦を見ると、お前には絶対席を譲らないぞセックス女っ!って心の中で思ったり(結局罪悪感に負けて譲っちゃうけど)、ネットで非モテに対する上から目線の説教を見て隣人のこととか気にせず大声出して壁殴ったりとかめちゃくちゃ楽しい。
出産が命がけだったのは今は昔で、現在はとても安全で、その意味で「出産が命がけ」ってのは”嘘”。
コンビニに行く時に命がけってのと、どう違うの?だと、概算でコンビニに行く時には0.000013%の確率で死ぬ。
コンビニ以外も全部含めた年間の交通事故だと人口10万人あたり2.54人が死ぬ。
出産は、人口10万人あたり3.5人が死ぬ。(妊産婦死亡数が3.5。周産期死亡率は2.6)
だから、(交通事故死よりは多いけど)出産で5人に1人は死ぬみたいな言い草は”嘘”。
ただし、周産期医療の体制とか、医療体制の崩壊とか話題になるのは、頑張ると死なない体制になってるから。
具体的には、妊婦の1/250が死に直結するリスクにさらされている。
ひらたくいえば、特に何もせず出産すると、0.4%の妊婦は死ぬ。
だから、コンビニに行く時に命がけ()なコンビニ利用者の、30,769倍は妊婦は命がけ()だ。
医療体制が充実してる地域で、妊婦は概ね交通事故で死ぬより1.4倍位死ぬ。
出産は(医療従事者の不断の努力によって)交通事故より1.4倍程度死ぬだけの命がけ()で済んでる。
何も考えず医者の言うことを聞かないみたいな出産すると、コンビニ利用者より3万倍ぐらい命がけ()だ。
だから、コンビニに行くだけの生活してるなら、自分の3万倍くらい妊婦には優しくしよう。
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セブン&アイグループだけで見ても、来店者数は6400万人/日で、概ね年間233億6千万人が利用してる。
3,215/23,360,000,000 = 0.000013%
https://www.sej.co.jp/library/common/pdf/yokogao2018-19_all.pdf
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000031910507&fileKind=2
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000096037.pdf
「1~4歳の乳児死亡率は10万人当たり22.3(平成22年)と、19の先進諸国中17位と高い。」
https://research-er.jp/projects/view/118540
「死亡場所と死亡原因についての分析では、年間の小児死亡例が 5 名以下の小規模病院での死亡が 87%と多数を占め、事故死例も、病死例と比較して小規模病院で診療を受けて死亡した割合が優位に高いことが報告された。」
妊婦死亡率
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%8A%E7%94%A3%E5%A9%A6%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87
死亡数の列は年間の妊婦の死亡数であって
その隣の死亡率の列が「10万人あたりの死亡数」なんですけど・・・
死亡数の列を「10万人あたりの死亡数」と読んだら
データを調べて見たぞ
妊婦死亡率
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%8A%E7%94%A3%E5%A9%A6%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E7%8E%87
2016年までのデータしか無いがそれでも人口10万人当たり34人
交通事故の死亡率
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_tyosa-jikokoutsu
妊婦死亡率の方が桁二つくらい多いわけだが
出産は命がけ、というのは「いつでも死ぬ可能性と隣り合わせ」という意味であって「妊婦の何人かに一人は必ず死にます」と言っているわけではない。
もうちょっと言うと、今の医療が発達した状況であれば、妊娠、出産に関して死ぬということは非常にレアケースだ。
だけど、それは「戦地に行って生還する確立がこれこれだかが戦争は命がけとかっておかしくない?」というのと同じ話だ。戦争が命がけじゃないとか言う人っているのかな知らんけど。
戦争に行っても余り死ななくなった、というのは、やはりテクノロジーや戦略、はたまたルールが発達してきたから、生きて帰れるようになった、ということであり、ミスを犯せばいつでも死ぬ危険性がある事自体は不変だ。
では一方で、妊娠、出産について書いていこう。こちらもなにかしくじると死ぬ、ということは間違いがない。大概の問題は医療でどうにかできるので、もはや問題ではなりにくくなった。だが、「本質的に命がけ」というところは変わっていない。
なので、統計(死産、や分娩中の事故での死亡)とかを見ても意味がない。みんな「ここから先は死ぬ」の線を超えずに済んでいるだけだ。
じゃぁ、性教育だ。
まず、女性は妊娠すると、胎児という異物を免疫で退治しないために、免疫力が著しく低下する。ここでしくじれば病気になってアウトだが、今は社会的に衛生が行き届いているので、最悪の自体は免れられる。
次に、妊娠から出産までの間に、いろいろな体調の不調が起こる。産婦人科に行けばもうこの人死ぬんじゃないかっていう女性がちらほらいる。これもしくじれば体力がつきてアウトだが、今は医療のおかげで何をどうすれば死なずに済むかの知見が溜まってきているので、辛いが乗り越えられる
最後に分娩だが、これも適切に行わないと、太い血管が破裂して死んだりする。ごく稀に未成年の妊婦が変なところで出産しようとして死んでしまう、というのがあるが、そういうことだ。これについても、どういうふうな手順で赤ちゃんを取り出せばいいかのノウハウが蓄積されているので、めちゃくちゃ痛いし時間もかかってヘロヘロになるが、大概無事に出産できる
そして、それでも突発的な急変によって死んでしまう、作業中のミスによって死んでしまう、などの事故は起きている。それに、戦場なら、戦争のプロしかいないが、日常なら妊娠出産に対して無知な人、理解がないばかりか攻撃的な人もいるので、余計にリスクは高まる。ここに気を貼ってヘロヘロになりながら生きている妊婦も多いかもしれない。この辺の精神的な消耗が実は一番大きいかもしれない。