はてなキーワード: ベランダとは
ベランダに出たタイミングで明かりを消すのにむっとしたのはわかる。
増田は夫のしょうがないって言い方に思うところがあったんだよね。
で多分態度にも出ていた。
それで夫を責めたわけじゃないってのは相手に伝わらないと思うよ。
お互いが当事者になってしまうからだよね。どちらかの性別には属しているわけだから。(ジェンダーの問題はややこしくなるから割愛)
良くないことだけど今すぐに無くすのは難しい、存在しているのはしょうがないって事あるよね。
いじめが良くないのは周知でだれもがそう主張するけど
もちろん無くさなきゃいけないし、誰かが気付いて対処できるのが理想。でも今すぐゼロにならないのはしょうがない。
増田夫の言っているしょうがないってそういう意味じゃないのかな
第三者なら納得できるけど当事者になったことある人にはとても言えないよね~
お互い関係ないところにいる(と思っている)からこその【しょうがない】発言だったんだけど
思ったより増田が当事者側で話していて、自分の発言に気分を害したようだった。
で気まずくなって不貞寝した。
帰ってこないほどの問題とは思わなかった。
仲直りがんばれ!
東京医大の女子減点の件で、あんま家でニュースの話とかしないんだけどさ、晩ごはんの後に夫氏にふったのさ。普段通りリビングのラグに並んで寝転がって。
「性別でこういう差つけるんだねえ、取る気ないんなら初めから受験させなきゃいいじゃんねえ」って。
でもあんま興味ないみたいでさ。つか嫌だったんだろな。まともに取り合ってもらえんかった。挙句に「医大だけじゃなくて公務員試験も大体そうだから」とか言い始めて、なんだよそれ女は落とされてもしょうがないみたいな言い方じゃんかよーってコッチがちょっとふて腐れ気味になったらそれが気に入らんかったのか、私が気分変えようとしてベランダに出たタイミングでリビングの灯り消されて真っ暗になった。なんなんそれ。
意味わからんとか思いながら5分くらいでリビングに戻ったら夫氏寝てる(フリだと思う。何かにムカついてるとだいたい寝たフリからのガチ寝になる)。
なんか悲しくなったので寝てる(フリの)夫氏に毛布かけてからこっそり家出てきたよ…。今サイゼリヤでコーヒー飲んでる。
いい旦那さんなんですけどね。デザイナー職で帰り遅くなりがちな私より家事やってくれてるし。毎日の晩ごはんは夫氏が作ってくれてる。今日は洗濯も夫氏がしてくれてたし。
ほんと感謝してる。
しかしだ。
そんな夫氏も、じつは女が社会にでしゃばるの好きじゃなくて、共働きじゃなく生活できるんなら妻に働いてなんか欲しくないんじゃないかとか思うと悲しい。
共通の知人に「彼女のどういうとこが好きなの?」って訊かれたとき「バカなとこw」って応えてたけど(まあバカなのは事実だけど)、やっぱ「所詮女はバカ」って思ってるのかなあ。バカが権利主張するな大人しく俺様に感謝だけしてろって事なのかなあ。悲しい。
キミを責めたわけではないのに。
父がガチ男尊女卑な家庭でさ、「家長の俺に従え、嫁は奴隷だ」って母のいる前で平気で言えるような父が本当に嫌いで、嵩じて男が嫌いで、だから男に負けないように、学校での成績も、社会に出てからは仕事もクッソ頑張って、おかげでそれなりに周りから認められてるとは思うけど。
「父とは違う」夫氏と思ってはいるけれど。
でもやっぱり女って男の人からみたら「所詮女」なんすか。どうなんすか。
夫氏もそうなんか。
悲しい。
ちょうど夏真っ只中で、天気予報では気温30度を超え。自室はエアコンがガンガン効いていたので、逆に肌寒かったのを覚えています。
夏ということなので、生放送をきいているリスナーから、スカイプを通して怖い話を募集することになりました。
リスナーから、いくつかの怖い話を聞きましたが、どれもパッとしない、どこかで聞いたことのあるような内容でした。
ですが、文字ではなく声で会話できたことから案外楽しかったです。
そんなことを思いながら、次の人のスカイプにでると、低い小さい声でボソボソしゃべる男の人からの通話でした。
インターネットを通して、変な声からおかしな人がいることは知っていたので、それほど気にはしませんでしたが、最初の数十秒は呼吸があらく、気持ち悪いおっさんなのか、ウォーキングでもしながら通話しているのかな?なんて思っていました。
「元気ですか?」
「あ、元気です。」
といったどうでもいい、単調で続かない会話を2分ほどしていました。
さすがに面倒くさくなったので、怖い話がないなら通話を切ると伝えると、3秒くらい無言になりました。
そのあと、小さい声なりに張って喋っているのがわかる声調で、一言喋りかけてきました。
「外にいるよ。手振ってる。」
私は鳥肌が止まりませんでした。というのも、住所おろか地名までも秘密にしていたので、リスナーが私の家を特定できるばすがないと思っていたからです。
私はアパートの3階に住んでいます。私から見てパソコンを向いている逆の方向にベランダがあり、右には短い廊下の先に玄関という、とても小さい部屋です。
流石に冗談だと思いましたが、内心怖かったので、恐る恐るベランダに続く窓から外を眺めました。
パッと外を眺めた程度でしたが、誰もいませんでした。ホット一安心し、窓を開けベランダに出てあたりを誰かいないか注意深く探しましたが、やっぱり誰もいません。
一安心したと同時に、若干苛ついていたので、罵倒してやろうと考えながら椅子に戻りました。
イヤホンをつけると、ずっとやっていたのか、
「外にいるよー。」
と小さい声なりに張って喋っていました。そこに私が、
フィルマークスというアプリがある。見た映画を記録したり、レビューを投稿したりできるサービスだ。映画好きの友達にすすめられて、私も最近ダウンロードした。気になる映画の情報を得られるのはもちろん、中には結構アツいレビュワーもいたりして、気が付けば数十分アプリに没頭していた。
ふと、最近観たある映画を思い出して検索してみた。評価は5点満点中3.9と、まずまず。レビューを順番に見ていると、あるレビュワーのハンドルネームを見て手が止まった。
真冬だったと思う。平日の18時過ぎ、待ち合わせた喫茶店はそれなりに混んでいた。彼の第一印象は、やぼったい人。厚手のコートと黒のマフラーが、その印象を強めていた。食べログで5点満点中3.6と、まずまずの店だったが、残念ながら私はコーヒーの味を峻別する技能を持ち合わせていなかった。もしかしたら、そのせいかもしれない。
「君の服、あったかそうだね」
彼は、私のことをときどき「君」と呼んだ。なんだか古風な話し方で、それもまた彼のやぼったさを加速させている。だけど、彼はユーモアに富んでいて話が面白く、政治思想もリベラルだった。好きになるのに時間がかかるはずがない。
彼の性格が好きだった、とはっきり言えると思う。彼と話しているときにふと感じる、この人と私は人間図鑑の同じページに載っている種類だな、という直観が好きだった。彼と話しているときにふと感じる、昔から知っていたかのようななつかしさが好きだった。彼と話しているときにふと感じる、似た者どうしのさびしさが好きだった。彼と話しているときにふと感じる、私たちは結局わかりあえないのだ、という絶望にも似たあきらめが好きだった。彼のやぼったいルックスも、モクモク煙るセブンスターも、大きすぎるいびきも、全然好きになれなかった。だけど、私は確かに彼が好きだったのだ。
彼はときどきうちにやってきた。彼は私をぞんざいに抱いたあと、「君とは身体の相性がいいような気がするな」などと抜かした。私は適当に相槌を打ったのだが、その日は酔っていたので正直なところよくわからなかった。口づけの煙草臭さだけを覚えている。うちのアパートは禁煙だから、というのにどうしても煙草を吸いたがるので、ベランダに出して吸わせた。真冬だったと思うので、相当寒かっただろう。もしかしたら、そのせいかもしれない。
映画に行こう、と切り出したのは私からだった。観たい映画があったのだ。彼はふたつ返事でOKし、映画の前にお茶しに行こう、という約束を取り付けた。お世辞にもデート向きとは言えず、とうていヒットするとは思えない作品だった。ストーリーが暗いことが目に見えて明らかだったし、主演の俳優も有名ではなかった。今思えば、私がその映画を観たくなったのは、彼と会う口実が欲しかったからに過ぎない気さえする。
待ち合わせはスカラ座だった。真冬だったと思うが私は紙をアップにし、首をすくめながら日比谷線に乗り込んだ。スカラ座の近くにどんな喫茶店があるか調べようと思ったが、私の携帯電話は通信速度制限の真っ最中で、調査は難航した。彼に午前中送ったLINEの既読がまだ付かないことが心配だったが、それも通信速度制限のせいかもしれなかった。
スカラ座に着いてしばらく待ったが、彼は現れなかった。電話を入れたが、18コール目でもついに取らなかった。先にチケットを買っておこうとしたが、彼の座席の好みが分からなかったからかけたのだ。仕方がないから、とりあえず真ん中のほうの席を2つ押さえた。もしかしたら、そのせいかもしれない。
真冬だったと思う。土曜の19時すぎ、待ち合わせから1時間経ったが彼は現れなかった。LINEの既読は未だに付かなかったし、電話が取られることもなかったが、これはおそらく通信速度制限のせいだろう。友達にこのことを報告すると、それってLINEブロックされてるんじゃない?と返された。友達からLINEが返ってくるということは、通信速度制限はLINEの送受信に影響がなかったということだ。ふと思い立ってFacebookのメッセンジャーを開いてみたが、彼の名前は友達一覧になかった。私はひじょうに混乱したが、昨日したLINEのやりとりは確かに今日を約束していた。
「ありがとう、うれしい」
「うん。14:45からのやつにしよう」
「そうしよっか」
「もちろん!!」
映画のチケットは2枚あったが、1枚はナチュラルローソンのゴミ箱に捨てた。わんわん泣けたらよかったのだが、なんとなく泣けなかった。そのままナチュラルローソンに寄って、いつもは買わないちょっと高いコーヒーと、いつもは買わないちょっと高いお菓子を買って、その足でスカラ座に向かった。驚くほど落ち着いた素振りで上映室に入り、買ったばかりのお菓子は予告編のあいだに食べ切った。映画のストーリーは暗かったし、出演者の俳優もあまりよく知らない人ばかりだった。正直、つまらない映画だったと思うが、はっきり覚えているわけではない。驚くほど落ち着いた素振りで家まで帰ろうと思った。乗り込んだ地下鉄が自宅と逆方向だと気がついたときには、すでに15分以上電車に乗ったあとだった。日比谷線のアナウンスを聞きながら、ああ自分は捨てられたのだ、という自覚がようやく出てきて、ちょっと笑ってしまった。捨てられたくらいで傷ついたわけじゃない。ただどうせなら、思い切り引っぱたいてから捨ててほしかったのだ。
フィルマークスのレビューの中には、彼のLINE IDと同一のハンドルネームがあった。一度見たら忘れられないような、風変りなIDだ。そのユーザーは、私がチケットを捨てた映画に4.0点をつけていた。コメントの文章は彼が話している言葉にそっくりで、皮肉っぽい言い回しが懐かしかった。
映画なんて全然好きじゃないような気分になって、フィルマークスのアプリはすぐ消した。彼はもう一度、私の世界からいなくなった。
生産性向上のお供に
症状は、
・青汁を飲んだ直後のような苦味を口に常に感じる
・体温調節が下手になり突然滝のような汗が出たり寒さでガタガタ震えたりする
自分は嘔吐がないのとダイエット中のOLよりちょっと少ないぐらいの量なら食べることが出来るので、症状は中程度だと思う。
掃除洗濯食事、さらに自分の看病など家事の130パーセントを現在夫がしてくれているのでそれには本当に本当に感謝しかない。大好きなW杯観戦中でも寝室で自分が唸り声をあげれば、「大丈夫?何か飲む??」とお見舞いに来てくれる。自分が弱音を吐くと励ますのでもなく面倒くさがるのでもなく「そうだね…つらいね…可哀想に…すごく頑張ってると思うよ」と闘病中に聞きたい100点満点の回答をしてくれる最高すぎる夫。
そう、これは闘病。
いくら医学的に病気と認定されていなくても、つわりの症状は『病』と言わずしてなんと言うか。
現在、マタニティモードにトランスフォーマーしたボディは新たな生命を生成することを第一目標としている為、それ以外のものは二の次三の次にされているのだと粛々と感じる。痛みを伴う改革というやつなのかな。わたしのライフはもうゼロよ。
お腹に宿る我が子を感じることは、ほぼ、ない。
妊娠初期なので見た目も変わらず、胎動なんてもちろんないし、体重は減っていくばかりだ。
ただ唯一存在を認識するのは2週間に1回のエコー検査。画面に映るボヤボヤした映像の中からかろうじて「我が子?」と認識出来た1分間だけは幸せを感じることが出来る。そんなぽやぽやタイムも家に帰宅する頃には終わる。
まだ最初の頃は良かった。
つらいながらもこれからの為に頑張ろうという気概があった。しかし、2週間…3週間…と続くうちに頭がおかしくなってきた。
不調が回復しない辛さ。いつまで続くのかという不安。職場に迷惑をかけている罪悪感。自身も忙しいであろう夫に負担をかけ続けている不甲斐なさ。
ベランダを見つめて、この柵を、ひょいと跨がれば、もう苦しみが終わるのかなと考えたり……
考えてみれば体の不調が回復しないまま10日以上続くというのは、人生初の体験なのかもしれない。原因がなんであれ体調不良が続くと人間おかしくなってくる。
楽しいことを考えよう。つわりがもし落ち着いたら現在絶賛賛否両論中のマタ旅に行く妄想しよう。無理だ。何かを楽しむ余裕はない。行くなら養生施設的なところで体をなんとかしたい。
妊婦は生命力の塊のようだと思っていた。もう一つのいのちを育むプラスのエネルギーの集合体であると。自分もそうならねばと。
しかし、実体は程遠かった。寝たきりで動けず、社会生活とも離れ、体は弱っていった。
生命力の塊と言いつつも常に「死」も意識していた(前回の妊娠は流産だった)。
要は自分が思っていた妊娠像とのギャップに苦しんでいたっていうありがちなやつだったのかな。
それからは、妊娠状態の体はプラスなのではなく、マイナスの状態なのであると思うようにすると正直気持ちが楽になった。我が子をマイナスの権化のようにしてしまう気がして申し訳無かったが、子は子、妊娠中の体の不良症状とは別だと考えるようにした。
つわり自体はまだ解決してないけど、妊娠が終了すれば嫌でも終わる。優しすぎる夫と、そしてその夫の子供がいてくれる。これから先まだ色々あると思うけどもうちょい頑張ろう。