はてなキーワード: 東大卒とは
だからね、そういった特殊事象を持ち出してきて、学歴なくてもいいんだーっていうのはもういい加減意味ないのは分かるでしょ?
勿論、学校いかなくても自分で優秀になれる人は居るし、特に、その時代の人は金銭的にも簡単に大学行けるわけじゃないし、その中で優秀な人がそういった企業を立ち上げたにすぎないわけで。
今だって、別に学歴なくても東大卒より稼いでる人は沢山いるでしょう。
でも、だからって、学歴ない人が優秀なわけではないし、他の事に打ち込んだり何かに物凄く興味あって
大学なんていかないわ、ってんで勉強しなかった、ってんなら別だけど、そうでないなら、取り敢えず、「勉強」する事において優秀じゃないし、
それはつまり「学習能力」にも通じるから、起業するにしたって何したって大概無理でしょう。何も学習できないんだから。
今はそれなりに学習の機会の公平性はその昔に比べれば大分あるわけで。
いいやつ、ってどういうこっちゃかしらないけど、少なくとも大学に入る時点でそれなりの努力をしてきたかどうかの判断は出来るじゃない?
勿論、都会の塾とかで、そのテクニックばかりによって点数を取ってるようだとそれがどれだけ優秀なのかは微妙なところだけど、
でも、高校までそういうことに専念する能力さえ無い人間に比べればやってきただけの根拠はある。
なんで、そうやって一般的に「高学歴」も「低学歴」も一緒だ、理論になるかな?
現状の官僚とか、一旦全部低学歴だけにしてみれば、どういうことが起こるかよくわかると思うけど?
誰でも入れて卒業が保証されるならFラン並の東大生が出来るだけだわ。
だから、そんなやつ誰もいらんだろ。
東大卒だけど生涯末端リーマンで生涯賃金2億円と、Fラン卒だけど小さい会社起こして生涯賃金5億なら、Fランの人生がいいな。
そりゃ東大卒の全てが成功するわけでもないし、高卒でも東大より稼ぐ奴は居るわ。
それこそ漫画家でもプロ野球選手でもなればいいだろ?だが、それらになるのもそれ相応の努力と実力が必要なの分かるだろ?むしろ東大に入るより難しんだぞ?
少なくともFランに入るような人間はそれまでに、勉強意外にも何もやって来なかったやつだろうが。
それで会社起こすとかなら親の金が必要だったり、親の家業引き継いでるだけだろ。それはFランだろうが東大卒だろうが変わらんわ。
時間掛ければ、ってのはもちろん実際のテスト時間内という意味ではなくて、もっと一生懸命1週間くらい考えれば、という意味だよ。
例えば、今ググって見た
の第1問とか、うーんって眺めると漸化式が線形変換になっていることに気づいて、
(x_n+1, y_n+1)^t = ((a,b)^t, (-b,a)^t) (x_n, y_n)^t
みたいな感じで、変換行列の行列式がa^2+b^2だってことに気づくから、ベクトルを延ばす変換と回転(直交変換)の組み合わせになってるなって気づいて、
この辺でもう終わったみたいなもんだけど、P_0=P_6なら6回変換して元に戻る必要があるからa^2+b^2=1でないといけなくて、あとはP_0 .. P_5が全部異なるので2*π/6ずつ回転すればいいんだなって感じで答えが分かる。高周波解もあるかも。
高校生なら線形変換について馴染みが薄いだろうから(エリート層は余裕で慣れ親しんでるんだろうが)難しいかもしれないけど、理系の大学生以上なら割と直感的にすぐ分かるように思うんだよね。
大人だって俺みたいな理系のオッサンはいっぱいいるわけで、1%くらいのボリュームは全然あるんじゃないかって思うんだよね。俺自身は上位1%に入るかって言われると自信無いくらいだし。
ちなみに俺は東大卒じゃないし、生まれた家庭がアレだったので高校まではかなり頭悪い環境で過ごしたよ。
周りの毛並みの良い奴らは俺なんかとは比べ物にならないくらい上等な世界で育ってきてるし、普通のボンボンくらいの奴なら人数的に腐るほどいるよねって思う。
という、お前のただの偏見だろ。
ある種の頑固さとムダなプライドが多すぎる気がする
そっくりそのまま、お前みたいな東大生だから、って批判してるやつに返すわ。
自分は東大卒じゃないけど東大生より仕事できる(実際には自分よりできる東大生は沢山居るが一部をみて優越感を得る)、
自分より出来る東大生が致しても、自分は頑固じゃないし人に合わせられるし、
と自己擁護したいだけだろ。(実際には人間的にも仕事的にも自分より出来る東大生は沢山居るが、それは見なかったことにする。)
たしかにその通りだとも思う。
ほんとうに優秀な東大生は、こんなミーハーな会社にやってこないのかもしれない。
でも少し前に東大出の防衛省の人間にあったんだけど、信じられないくらい性格悪かったな。
本当に優秀な東大生は、どこに行くんだろう。
会社に入ったばかりのころは「僻だろ?東大生は野球でいったら甲子園にいったやつなんだから、馬鹿にできるわけないだろ?」と思っていた。
オレのいる会社には東大生がうじゃうじゃいる。2割弱が東大生だ。
そして4年間ほど勤めてみてもう解った。ほんとうに解った。
彼らは自分が否定されることを許容できない。
理不尽なことがたくさんあるし、前提がいつの間にか変わっていることがある。
だから「前提が変わっていることは知りませんでした。だから僕は間違えてません」という態度をとる。
「うーん、言ってることは正しいんだけど、これ面白くないよね」って上司に言われると、
彼らは思考停止に陥る場合が多い。「じゃぁどうしたらいいんですか?」と聞き返してくる。
ほんとに必要なのは知識ではなく、知性であり、品格であり、感性だ。
「へー、知りませんでした」とは絶対に言わない。
彼らはずっと知識至上主義のトップを走り続けてきたのだ。
間違っていないことが正義であり、間違っているということが悪なのだ。
だから人に指摘されると、つい言い訳をする。自分が怒られると、何か別のせいにしたがる。
もちろん、誰だってそのくらいの傾向は多少はある。
でもその傾向があまりに強すぎる。
使えない、というのは方便で、
ある種類の仕事をやらせれば彼らはものすごいクオリティで仕事をする。
結局のところ「仕事ができるやつ」=「仕事をしたいと思われるやつ」だという文脈から
「東大生は仕事ができない」という多くの人の嘆きに繋がるんだろうな。
社会に出てよく思う。
30前というのは、公私ともに微妙な年頃だ。
私的な面は言うまでもない。子供を持ちたいのであれば、そろそろ結婚前提の彼氏がいても良い時期だ。大学の同級生だった私の彼氏は、時折そんな話をしてくるものの、ちっとも具体性が出てこず、その気があるんだろうかどうかよくわからない。
仕事の面では、私の場合は、そこそこ名の通った大学を卒業して、総合職として入社して7年。そろそろ同期の間で有能な人とそうでない人が見えてきている。会社からの期待度がどれくらいかというのも色々とほのめかされる。留学に行ける人、業界団体に出向する人、後輩の指導役になる人。そしてもうすぐ、次の職位に上がる同期が出てくる時期だ。私はと言えば、2年おきくらいに異動があって、それぞれ前の仕事とはほとんど関係がない仕事ばかりを回される。もちろん、留学みたいな特別のプログラムの声がかかることもなく、要は、ぜんぜん期待されてないってことをひしひしと感じる立場だ。
そんなことを漠然と思っていたこの4月に、私のいる部の部長が交代した。部長どまりの人がいつも来る部なのだが、なぜか今回は、40歳過ぎたばかりのエリートが来た。東大卒で、会社の中枢をずっと歩いてきた人だ。人を人とも思わぬ凄腕という噂ばかりが轟いており、恐れていた我が部の面々は、実際にその人が来てみると、とても人当たりが良く部員一人一人に目をかけて励ます姿になんだか拍子抜けしたくらいだった。けれど、日に日に部長の凄さは明らかだった。どこから出てくるのかよくわからないくらい素晴らしい着想と、少しの無理を強いるスケジュール感と、段取りの良さで、我が部の業績は、目に見えて上がっていった。
私にも、部長はとても目をかけてくれた。仕事が滞ってたら直接私の席に来てトラブっているところを聞いては改善指示を直接くれた。時折みんなで昼食や夜の飲み会に行くときに話す機会があれば、こういう本を読んだらいいとか、こういう心がけで仕事をすればいいとか、親身にアドバイスをもらった。ただ、彼は年上の部下も含め、部員みんなにそういう態度だったので、私が何も特別だったというわけではない。
そうして過ごしていた6月のある日。たまたま客先との飲み会の帰り、部長と一緒の方向に帰る人がおらず、二人で最寄りの駅に向かって歩いていたその時。ふと私の中でわだかまっていたものが何か弾けたのだろうか、部長に「折り入ってご相談があるんですけど、今からお時間をいただいていいですか?」と思わず聞いてしまった。部長は「別にかまわないけど、女性の部下と2人きりって本当は良くないんだよね。ほかの人には聞かせられない話なのかな?」と言ったように記憶している。結局2人で軽く飲みに行った。そこで少し覗き見た、彼の深い仕事に関する知識と、社内の有力者とのつながり。こういう人の仕事の仕方を、こういう人の経験を、そしてこういう人の知識を知ることができれば、私も、仕事ができない三十路間際の総合職という立場から抜けられるかもしれない。言葉を交わすほどに、私は、彼に惹かれていった。もっとこの人の言葉を私が聞く方法はないか。できればこの人しか知らない話を聞く方法は。
めくるめく思考の中で、やはり答えは1つだった。2人きりで飲んだ3回目の夜に私が選んだお店は、私の一人暮らしのマンションから徒歩の距離。夜が更けるともない早い時間に、うちに来ての飲み直しを誘ってみた。
その夜、私は、部長に、抱かれた。
部長の奥さんは美人で、少なくとも私よりは美人で、しかも高給の専門職だ。夫婦して大変な子煩悩であることも知っている。彼が、奥さんと別れることはあり得ない。そして、私にも独身の彼氏がいる。部長と結婚したいとかそういうのじゃない。ひたすらに、微妙な年頃の微妙な立場にいる強い不安だけが、彼に抱かれる動機だ。そんなことは分かっている。
でも、部長と夜を過ごすたびに、問わず語りに語ってくれるその深い経験と知識、そしていろいろな裏話。時折実感する、仕事能力の上達。人事ユニットにも影響力のある彼は、あからさまではないにしても、私についての良い報告を少しずつ入れてくれているようだ。部長と関係を持ってから、私は少しずつ変わっている。仕事面では、間違いなく良い方向に。
部長とはだいたいいつも私のマンションで逢引だ。軽く飲んで、私のマンションに来て、そして私を抱いて帰る。これまで2回くらい、とても良いホテルでご一緒したけれど、記念日に限るって感じ。ゴムが嫌いらしいので、私はピルを飲んでいる。結婚する気もないのに面倒は起こしたくない。40も過ぎているのに、私の彼氏よりも精力がある部長は、いつも2度か3度、私の中で達する。1回目は私が気持ちいいか執拗に確かめるくせに、2回目以降は自分がいくために一生懸命だ。でもそこがとても可愛らしく、愛おしい。私のことを、若くて肌がきれいだとか、胸の形とか乳首の色をいつも褒めてくれる。時々デジカメで変な写真を撮るけどまあご愛嬌だ。
でも、こんな関係、いつまでも続けてていいわけじゃない。私だって、結婚したいし、子供も欲しい。いつまでも部長の部下でいるわけでもない。部長の、まあいわば愛人になって、ちょっとしたシンデレラになることを夢見ている私は、でも、いつ12時の鐘が鳴るのか、いつも心配している。そしてその不安が大きいからこそ、部長との関係がとても甘美なものになる。
私の人生を歪めるパラドックスの中にいるのは十分わかっているのだけど、止められない。本当は、自分で12時の鐘を鳴らさなければいけないのだともわかっているのだけど。
考えれば考えるほど、医者+製薬会社+官僚の権益確保システムがよくできていて笑うしかない。
さすが日本最高の頭脳がよってたかって長年かけて作り上げたシステム、非の打ち所がない。
あらゆる方面に対してWIN-WINの関係(もしくはそう見えるような状況)を巧妙に作り上げて文句も言われにくくなってところも、もう芸術的といっていい素晴らしさだ。
日本国民は国民皆保険制度により、3割の負担で医療を受けることができる。
どんな医療行為がいくらになるかは診療報酬制度で全国一律となっており、地域差や病院によって負担が不公平にならないようになっている。すばらしい。
現行の診療報酬は
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/dl/s1005-4e.pdf
このへんがオフィシャルなのかな。
うん。よくあるよね。なんだか痛いので整形外科にいくようなパターン。
初診料 270点
検査 577点
画像診断 158点
処方せん料 70点
計 1,075点
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( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
高っ!
レントゲン1発撮って1580円(MRIなら8500円!)いつもどおりの処方せん書いて700円。なんという戦略的価格。
でも、3割負担だから請求されるのは3225円。これぐらいなら。まあ…ちょっと高いけど、また痛くなったらお願いしようかと思うよね。これが老人なら2割負担だから2150円。それなら毎日のように通って看護師さんに優しく湿布貼り替えてもらおうかって思うよね。
でも病院には10,750円ちゃんと支払われる。そりゃ儲かるよ!八百屋がトマト1個300円で売って、でもお客は90円しか払わなくていいってなってたら、そりゃあ八百屋儲かるよ!
もちろん残りの7割はみんなの給料から結構な金額天引きされてる健康保険。価格の7割を税金で補助してもらえる産業なんて医療をおいて他にはない。医者が開業するとき銀行は喜んで億単位の資金を貸し出してくれる。回収できる確率が非常に高いことが判ってるからだ。その辺の社長さんが起業するときあちこちから1000万借りるのにする苦労に比べたらえらい違いだ。
住宅地の路地裏にひっそりあるお爺ちゃん先生がのんびりやってる内科医院とか、あれでも潰れないどころか、ベンツ乗って大きい家に住んでるからね。しかも100m歩く間にそんな病院が3軒あったりして。そんで息子はお金かけてええとこの医学部行ってこんどは資本金いらずで後を継ぐね。なに、新しいレントゲンが2000万?よっしゃ父ちゃんが開業祝いにポーンと現金一括買いしちゃろ。
http://nensyu-labo.com/sikaku_isya.htm
「開業後しばらくの間は借入金の返済に追われる日々となります。」とか書いてあるけど10年ぐらいで返し終わったらあとはジャンジャン儲かる日々だからね。
そんな現代の貴族とも言うべきお医者さん。でもさすがにそれは他業種に比べてあまりにも保護されすぎだろう、皆保険制度なんてやめちまえ、という話には、ほとんどならない。
「お金のない人でも、等しく医療を受けることができるようにしましょう」
という国民皆保険の精神はどこからも文句のつけようがない正義だからだ。素晴らしい。
また、全国一律の価格設定になっていて、それ以外の価格を提示してはいけないという縛りがあって、さらに医療法で病院の広告宣伝にはものすごく厳しい制限がかかっている。具体的には、例えば病院の「売りや自慢できるところ」を不特定多数に向けて宣伝できない。看板に書いていいのは病院名と科目名ぐらい。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html
つまり、市場原理が著しく制限され、働かないようになっている。
するとどうなるか。
経営に力を入れて儲けようとする病院と、そうでない病院に差が生まれにくくなる(口コミ等で多少の差はできるが決定的にはならない)。つまり住宅地の路地裏に(略)内科医院が潰れない。一般企業だと起業したら9割は数年で潰れるけど、病院はよっぽどのことがないと潰れない。潰れないどころかベンツ乗って(略)。
でもそんなのおかしいじゃないか、もっと競争を働かせて過剰な町医者は淘汰されるべきだ、という話には、まずならない。
「全ての市民がかかりつけ医(ホームドクター)を持って日常的に健康を保ち、難しい症状の場合だけ、大きい基幹病院に行くようにしましょう」
という「サテライト構想」は、文句のつけようがなく国民全員の利益にかなっているように見えるからだ。
もう鮮やかすぎて感心するしかない。
定期的に、医師不足が叫ばれている。そういうときテレビのワイドショーに出てくるのは産婦人科と基幹病院の救急救命。「当直明けで外来もこなさないといけない」「ちょっとしたことですぐ訴訟されちゃう」激務や責任でドロップアウトしてしまう医師も多い。医師をもっと増やすべきなんじゃないか。
医者になって開業すれば貴族になれるって判ってるんだから医者になりたがる高校生はいくらでもいるだろう。医学部を新設して定員をどーんと増やしてちょっとキャンペーンはればあっという間に(医学部6年+経験を積む数年ぐらいで)医師不足解消できるよ。
という議論が出た時、反対したのは日本医師会。
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20100714_1.pdf
医師数増加に関する日本医師会の見解 -医学部を新設すべきか-
また、G7 平均(G8 からロシアを除く)の人口 1,000 人当たり医師数は 2.9人である。仮に日本の人口 1,000 人当たり医師数をG7平均なみに引き上げるとすると、現状の人口を前提に医師数を1.3倍に増加させる必要がある。
と、先進国との比較で医師数が少ないというデータには触れながらも、
1.教員確保のため、医療現場から医師を引き揚げざるを得ず、地域医療崩壊を加速する。
2.教員が分散し、医学教育の水準、ひいては、医療の質の低下をまねく。
3.人口減少など社会の変化に対応した医師養成数の柔軟な見直しを行いにくくなる。
1医育機関当たり医師数は289 人であるが、二次医療圏の約 4割では、医療施設従事医師数が289人以下である。医学部が新設されることにより、地域でさらに医療崩壊が進むことを否定できない。
として、医学部新設には反対。既存の医学部の定員増でゆるやかに変化していけばいいというのんびりした見解。
実際のところ、なんであの激務のお医者さんたちが「全然人が足りない!」ってなってるのかって、つまり忙しくてそれほど儲からない勤務医よりも楽で儲かる開業医のほうがいいからみんなそっちに行っちゃってるからからなわけだけど、華麗にスルー。そこには触れられたくないんだろうね。貴族制度の崩壊につながるといけないからね。
月18万もらってる生活保護の受給者を妬む人がすごく多い割には、月100万以上稼ぐ開業医を妬む人は少ない。「開業医ちょっと楽して儲け過ぎじゃね?」という話題があんまりどこからも出ないのと、定期的にテレビやマンガで格好いい医師の話が印象づけられるのもそこそこ影響してるんじゃないかと思う。ああいうのに出てくるのは必ず勤務医か離島とか過疎地の忙しそうなお医者さんで、間違っても町の暇そうなのにベンツ乗って(略)お医者さんは出てこない。
病院だけじゃなく、薬局に流れこむお金も税金で7割ブーストされている。そこで儲かってる製薬会社にも広告宣伝の制限はあるけど、TVCMをしてもいいってことにはなっててつまり大スポンサーなわけで、その辺が関係してるんじゃないかと思うのはこれは僕の単なる想像だけど。
医師が国に守られてるみたいなこと言ってるけど、制度を決めるのは官僚と政治家であって医師でなく云々。もちろんその点についても抜かりはない。
官僚は東大卒のエスタブリッシュメント。エリート同士はやっぱり理解し合いやすいし、お互い得になるスキームを賢い者同士で作りましょう、ということにはなる。厚生労働省には元医師が医系技官としてしっかり入り込んでたりもする。医療費の規模が大きくなる=厚生労働省の予算が大きくなるのだからやはりWIN-WINの関係だ。出産一時金が30万円から50万円に上った途端、町の産婦人科の出産料金が軒並み50万円に上がったのにそういうのを規制しようなんて話には一切ならなかったのは記憶に新しい。
政治家は票を沢山動員する団体の味方。日本医師会は超強力な圧力団体だ。なんせ会員数16万人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E4%BC%9A
に加えて、病院の看護師や事務員、介護職員も動員できる(選挙の時期になると医師会から誰々を応援すべしというプリントが配られる)ことから、いったい何百万票規模になるのやら。
介護職員なんか、ワーキングプアの代名詞みたいなのに、まんまと医師会の言うこと聞いて医師がお金持ちになる手助けしてるという。でも自分たちの給料上げろとかって全国一斉ストライキなんて企てもしない。いい子たちやなあ。
たくさんブクマもついてめでたいことです。自分の意見を書いてなかったので書きますよ。
☓ 医者が儲け過ぎてて妬ましいので医者は貧しくなってワーキングプアになれ! ←そんなこと思いもしない。ただ飛行機のパイロットよりちょっと安いぐらいでよくない?とは思う。
☓ 国民皆保険が糞だからやめちまえ! ←素晴らしいって本文でも言ってるじゃん。安い負担で医療が受けられるのは本当にいいこと。
◯ アメリカよりはまし ←ほんとそう思う。アメリカがひどすぎて、っていうか、アメリカの市民生活にかかわる社会システムは見習わないほうがいいものが多すぎる。若者の死因第2位が殺人なんておかしい。
現状をこうこう変えるべきとか思いつきもしない。だってどこかを変えたらどこかに不利益がでるもの。そんな風に、しっかり独占と税金ブーストによる利益を確保しながら、心理的にも構造的にも変化を受けづらいようなしくみになってるところが「凄すぎる」って話です。
就活システムで評価される能力が高くないのは不運だったよね。その種のコミュニケーション能力が高くないことは素直に認めるとして、その他の全てまでダメだって卑下することないよ。
逆に言えば、大学入試って別に生きてくために必要な能力が測られるわけではなく、
"受験用のスキル"だけで受かってしまう人も居るわけだから、あなた方は大学に入れたのが
その他の能力が低いにも関わらず入れたのだから、それさえ上手く使えれば就職にもつながったのに、使えなかった、と。
そりゃそうだ、就活で鍛えられてるもんな。超スーパー優秀でもない限り、平凡なつまらんことでも堂々と話したもん勝ちだよね。
( う〜ん、やっぱり私は無理だわね〜。)
こうやって、現状の就活制度で勝ち残った人をひがんで見下しているが、
そうやってひがんででばかり居ないで、そんな比較してないで、自分で頑張るしか他ないでしょう。
その後、だまされたような形で非正規で働いて、もう何年もたつ。。仕事自体はやりたいことをやれてるのが不幸中の幸いだけど、思いっきりやりがい搾取されてるよ。毎日、理不尽さ、失望、諦め、、、云々感じながら、やっぱり生きてくの辛いって感じてる。
でも、就活してたときの、自分は本当になんのとりえもない、って思ってたのはちょっと違うなと思う。
就活ではかられるタイプのコミュニケーション能力は確かに仕事で重要なスキルの一つだよ。でも、実際の仕事では、いろんな種類のコミュニケーションで成り立ってるし、総合的にコミュニケーションがとれてれば、就活的コミュニケーション能力が相対的に低くてもカバーできるよ。就活的コミュニケーション能力も働きながらちょっとずつ向上できるよ。
それに、当然ながらコミュニケーション能力以外の能力で大きくアウトプットが変わってくるよ。これが個々人によっていろんな能力があるわけだけど、どういう能力がどれくらいあるか、とても見える化しづらい、、就活でも説明しづらい。。
いろんなところで既に指摘されてるかもしれないけど、就活での基準は実際に必要な能力と比べて、ある種のコミュニケーション能力の評価の割合が大きくすぎるんじゃないか・・・、って思う。かといってどう評価するか、っていうと難しいんだろうけど、、。
就活システムで評価される能力が高くないのは不運だったよね。その種のコミュニケーション能力が高くないことは素直に認めるとして、その他の全てまでダメだって卑下することないよ。
就活戦線勝ち抜いて入社してくる新入社員についてよく思うのが、「よくそんないい加減なアウトプットで、堂々と説明できるね。」「よくそんなどうでもいいつまらんことを長々と説明できるね。」ということ。
しかし、先日、増田で、就活楽勝、根拠ないことを自信持って説明できればOKというようなことを書かれているのを見て氷解。
そりゃそうだ、就活で鍛えられてるもんな。超スーパー優秀でもない限り、平凡なつまらんことでも堂々と話したもん勝ちだよね。
( う〜ん、やっぱり私は無理だわね〜。)