はてなキーワード: 厨二病とは
全ての意見はポジショントークで、そのそれぞれが対等で、だからこそ対立が生まれる。
って考えてるけど、根底にはニヒリズムがあるんだろうなって思う。
皆さんの大嫌いな「お気持ち」を排して、大好きな理屈や客観性「だけ」で考えていったら、当然ニヒリズムに辿り着く。辿り着かないのならどっかで事実と規範を混同してる。
どんなべき論も、「それはなぜ?」を10回ほども繰り返せば理屈では言葉に詰まってしまう。理詰めでタマネギの皮を剥いでいったら何も残らなくて、「それがいいと思うから」という素朴な感性に依拠した価値判断が露わになる。
ただどんな意見もオッケーですよだとカオス状態なので、どこかで線を引かなければいけない。そこで、理屈ではないけれどまあ大多数の人が素朴に共感するであろう、個人の領域を尊重しましょうねという人権思想的な宗教が一応公理とされている。前近代は宗教という便利かつ絶対的な真理があったけれど、今やそれはない。便利過ぎて回帰したりもしているけれど。
個人主義という土台をスタート地点にして、そこから社会をやっていきましょうや、という事になってるものと捉えてる。私は。
でもニヒリズムとか言うと条件反射的に厨二病の冷笑野郎だ!死ね!って言う人がいるんだよなあ。
まあ確かに全てに価値が無い!総体的に辛いだけの人生なんて苦行だあ泣みたいな人もいるのかもしれんけど。
だからといって自殺とかする覚悟も無いし、じゃあ別に理屈なんか求めず内から発する納得に依拠して生きればええやん、というニヒリズムもある訳で。ニーチェもそういう事を言っていた訳で。
無意味でええやん。そこに意味なんか求めちゃいけない、なんて思える超メンタルの人間もいるのかもしれない。ゴータマ・シッダールタがそうだったらしい。
ともあれ、全てに意味はないんだぜ~と言ってアナーキストを気取るのに鼻白むのはわかるけど(私は別にそれでもいいと思うけど。一線超えたらしばかれるだけだし)、理屈で考えたら全てが無価値なのを否定するのは違うじゃんって思う。
この世に神様が作った正義なんて用意されてないけど、じゃあ作っていきましょうよ。って言うなら分かる。
でも人権思想はこの世の真実なんだ!政治は真実の正義を追求するものなんだ!それを笑う者は許さん!みたいなんも割と多いようだなあって思う。怖いよあたしは。
デュルケーム曰く、罪人とは共同の価値に傷をつける不届き者の事を言うらしい。
前近代は神様を侮辱するものは死ぬまでしばかれた。現代では、個人の領域を侵害した者がしばかれる。死ぬまでしばかれる事も時々ある。
と共に、人権思想も「神」と同格の共同の価値になってるんだなあって。
人権思想なんて言うけれど、よく考えたらそんなものは宗教と等価のフィクションに過ぎない。そう人々が思ってその価値が揺らいでしまうよりも、だったら絶対あるという事にしてしまった方が良いと考えているのかもしれない。そんなもんなくね?という異端者はインターネット火炙りに処す。
2023/04/08,09に渋谷は宮下公園で行われた日本酒イベント、SAKE PARKに言ってきたので感想書く。
イベントの高揚感があるからか、全部旨いように感じちゃうんだよなー。
酒チケット30枚で6,000円弱のコースをクラウドファンディングで購入したので、1枚200円。
大体チケット2~3枚が相場で45~60mlくらい入れてくれてたのかな? イベント価格にしては良心的な感じかなと思った。
以下、飲んだ順。
上川大雪は各種チケット1枚で異常に安かった。特別純米って良いよね。キレイな吟醸系とはまた違う、柔らかな味わいと甘さ。うまい
吟風だったかきたしずくだったかメモするのを忘れた。馬鹿舌で繊細な味がわからないので、こういうキレイすぎる酒はよくわからん
■阿部酒造REGULUS(燗)
燗酒Barの人が燗コーナーをやっていたので、普段燗にしようと思わないような今風の酒を注文してみた。うまい
あとで酒蔵の人に聞いたところ、クエン酸は10℃か40℃くらいで映えるらしく、こういう燗つけたり燗冷ましで飲むのもオススメだそうだ
■阿部酒造REGULUS(冷)
元々好きでよく飲むが、やっぱりうまい。燗の方が甘さ出そうな気もするのだが、冷えてても甘くてすき
■MIYASAKA美山錦
なんかすごいなみなみ入れてくれた。割と酸味があって、普段は酸味好まないのだけど、これはおいしかった
なんか限定です!みたいになっていたので飲んでみたが、そもそもスパークリング系そんな好きじゃないんだよな。まぁ悪い印象はない
■松の司純米吟醸楽
おいしい。この辺まで来ると酔ってよく分からなくなってきていたが、本当にバランスよくて、地味においしいやつ
ここから翌日
だからやや淡麗な上品なやつはよくわかんないんだって。でも嫌な刺激はなくてクオリティ高ぇ…みたいなのは伝わってきた。おいしい
昨日燗のREGULUSがおいしかったので、また酸味ある今風なやつを燗つけてもらった。おいしい、が昨日のREGULUSの方がインパクトあったな
■松の司AZOLLA純米大吟醸50
昨日の純米吟醸もそうだったけど飲み飽きせず、しみじみおいしいな。一口目のインパクトでは他の酒の方が上でも、後からあーうまいなーみたいな満足感がある
香りが甘くて良いなぁ。味的にはもうちょっと柔らかい甘さのほうが好みかな
■雅楽代玉響
甘酸っぱい系で好み。口の中にしばらく含んでいると温まって甘みが増すのか、それもそれでうまい
ここの酒蔵はウロボロスとか厨二病っぽい名前の酒も売っているので若い人にウケそうで商売上手いなと思う
仙禽では亀の尾が好きなんだけど、これもいい酒だよな。いい意味で水っぽいというか、透明感を感じる
で、帰宅。
土曜日は天気がイマイチだったが、日曜は良い天気で風は涼しいが太陽が当たると温かいというすごい幸せ空間だった。サンキュー運営
さらに言えば、染色体のパターンが違う=子孫が残せないではない
ついでに役割も人界も女が狩りをしたり仕事をしたりする民族が現存するわけで
宗教の人と男女厨ちゃんと厨二病トランスナチが言ってることが同じなの
神は男と女を作った!!!!!!!!このどちらかしかない!!!!!!!!!
自称トランス『神はあたしを男に作ったけどたまたま外性器障害があったの(本当は無い)』
自称トランス『神はあたしを男に作ったけどたまたま身体が女になってしまったの(男を選択したのは本人で神でも自然でも無いです)』
忘れてるかもしれませんけど、ワイは、無批判にトランスとかいうキリスト教圏の宗教を肯定する人たちに批判的ですよ
ワイが支持するのは、『個人のアイデンティティ形成は、個人の自己決定に基づいて形成されるべき』であって、
『自分が何を言ってるか理解出来ていない厨二病トランスナチ』(相変わらずブクマカはヤベー→https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230403064024)
『宗教に基づいた男女観を持っているが、それに配慮しろってちゃんと言えない人』
ではないですよ
https://anond.hatelabo.jp/20230403110119
↑このエントリーで、弱者男性はバンドを組めみたいなのがあった。
そこで、弱者男性の自分がバンドに応募したときのことを思い出したので書く。
その時は、30歳で、無職だった。
バンドマンはモテると聞いて、早速、「バンド募集」みたいなやつで掲示板で探した。
ヌルそうなのがあり、「アニメの曲のバンドです。1年かけてライブできるよう頑張ります!」みたいな感じで、
いかにも、「月一くらいで練習に出て、1年くらいライブもせずに『俺バンドマン』を名乗れるなあ」と、つまり、楽にバンドマンという肩書きをもらえると思った。
早速応募した。
マクドナルドで会うことになった。
相手は、ガリガリの、なんだろう、カラテカ矢部ってお笑い芸人いるじゃん、あれ。
んで、「バンドとかでモテそうだからきました、楽器何もできません」と正直に言った。
相手は、「あの募集は1年前に建てた。あと2ヶ月後にライブやりたいと思っている。」とのこと
「打ち込みという技術で、ピアノとか弾けなくても、空演奏でいける」とのこと。
ライブ映像もちょっと見せてもらった。学園祭か何かで、カラテカ矢部くんが全くのかすれ声でシャウトし、マイクを叩きつけていた。
これがモテるのかなあ?ってかなり不信感だった。
でも、V系バンドとかも、全然声が出てなくて、脱いだらガリガリでなぜ脱いだんだ?みたいなライブ見たことあったし、こんなもんなんかなあ?とは思った。
で、その日は解散したが、速攻で断りの連絡を入れた。歌舞伎町のホストに受かったので、そっちの方がモテると思ったから。
だってさあ、、、「練習なしで、『バンドマン』の肩書きが欲しい」ってだけだったんだもん。
打ち込みとか、面倒くさいじゃん。
あと、なんか、カラテカ矢部くんが、厨二病でいじめられてた桑田くんってのが自分の中学時代にいたんだけど、それっぽい感じがして。
その後、歌舞伎町のホスト受けに行って、カツラかぶって行ったら、面接通ってホストになれたんだけど。
歌舞伎町のホストも、別に全くモテなかった。ってか、客って風俗嬢とかばっかりで。
ホストも、男の中の男だからモテるんだみたいなことを聞いていたが、チンパンジーみたいなのばっかりだった。
チンパンジーが見た目ウェイにしてるだけだった。
ってか、風俗嬢にモテてもしょうがないじゃん、だって、金払えばやれるじゃん。
だったら、飛田新地でいいじゃん、ってなって、ホストもすぐにやめた。
そうこうしてるうちに、仕事が見つかって、結局非モテなまま35歳になった。
あの時、カラテカ矢部についてバンドをしてればモテたのだろうか。
でも、周りの、いわゆるナンパ師だの、PUA(pick up artist = ナンパ師)やってた奴ら見てると、
どーも自分が避けたようないわゆる風俗あがりみたいな女性とくっついていて。
当然、家族とかはそういう風俗あがりの女性とか否定してるんだけど。
そういう感じで、人生詰んでるやつが多い。
モラトリアム期間に慣れ親しんだオタクコンテンツから離れて早10年。久々に時間ができたので話題の「ぼっち・ざ・ろっく!」を見ました。
驚きました。面白い。
ストーリーやギャグの魅せ方が上手い。作画もクオリティが高くて、何より音楽が良い!これが現代アニメか……(「Hot knows...」 や「私の恋はメガラバ」みたいな二次創作が見当たらないところにも時代を感じました)。もちろん手放しで礼賛できるコンテンツなどこの世にはなく、作品独特の違和感・矛盾は存在します。それらのほとんどは「脱臭」の一言に集約され、きらら系コンテンツの宿命か、すでに論考がいくつも転がっていたので論をそれらに譲るとして、私がここで語りたいのは曲中歌の歌詞。メロディーラインや編曲のクオリティの高さはリョウ先輩が天才だからで済みますが、ぼっちちゃんが悩んだ末の自分らしさにしては歌詞の踏み込みが足りない。経験に裏付けされたリアリティがない。フレーズがふわっとしていて、今の流行りにおもねったファッションみを感じる。真のぼっちは、ロックは、孤独は、そんなものではないはず。
久々に孤独に浸りたくなったおじさんが、酒に酔った勢いで自分の好きなぼっちな曲を残します。おじさんは自分語りが宿命なので仕方ないね。なぜ全てボカロ曲か? 10年前の孤独なオタクは友達がいないのでロックを知る機会がなく、ボカロしか聴かないんです(偏見)。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/25096.html
作詞:nyanyannyaさん
ぼっちちゃんがぼっちをこじらせてリスカしだしたら書きそう度:★★★★
さっそくロックではない曲から紹介。ほぼ同名の梨本Pの曲とは別です。どっちも知らない? 10年前寝てました? ぼっちは精神が崩れるし、不健全なオタクなので、自分の気に入った自傷フレーズをメモして歌詞に並べてしまいます(偏見)。厨二病感あふれる歌詞の中で最高に孤独を感じる一節が
『生まれる以外何か悪いことした?』
彼女(彼)は自分なりに他人に迷惑をかけないように人生をかけて頑張って、努力して、その終点がこれだったのでしょう。作者の生き様が透けて見えるところがお気に入りです。「善いことをしてきたはず」というエゴが、最高に孤独ですね。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/25140.html
作詞:Neruさん
作者のNeruさんは「ロストワンの慟哭」や「脱法ロック」が有名なのでみなさんご存知ですよね。知らない? 初等教育受けました? ぼっちは常に厨二病で、人から見られることを気にする自意識過剰な異常者なので、人生を劇場に例えがちです(偏見)。人生の一番底感あふれる歌詞の中で最高に孤独を感じる一節が
『教室の隅で読書をする 凛とした長髪のあの子は 僕が恋してると囃し立てられて いじめに遭いました』
歌詞は基本的に抽象的・婉曲的なのに、ここだけリアリティが突出しています。これ絶対作者の体験談だろ。いじめた方かいじめられた方か、傍観者か。ぼっちは社会と無関係でいることすら許されない。他人が傷つけられて自分が傷つき、孤独を深めていくところが最高に孤独ですね。容姿端麗な作中のぼっちちゃんは絶対に書かない歌詞ですが。
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/3300.html
ここでいきなり重音テト(≠ボカロ)曲を紹介。UTAUはジェネリックボーカロイド? 死にたいようだな? ぼっちは常に社会的弱者で、虐げられているのに反抗できない精神的弱者なので、いじめエピソードに事欠かない(偏見)。色とりどりのヤンキーヘイトの中でも最高に孤独を感じる一節が
『法律が許すのなら 何度だって殺してやる 大げさに聞こえるなら 君は今も理解ってない』
「怒ってない」から「許されてる」わけではないのは作中の歌詞のとおり。前段だけなら「ファッション孤独」でしょう。後段の独特な凄みがこの歌詞の真骨頂。加えて1:36からの歌詞はとても辛くてとても好きな歌詞なので、ぜひ動画で確認してください。
結局のところ作中のぼっちちゃんは設定上、いじめや「病み」と無関係な美人さんなのでこんな歌詞は書かないでしょう。ただ、歌詞はもう少し、作詞者の「ぼっち」な実体験、言ってしまえば「こじらせ」がにじみ出た方が好みです。私の。ちなみに私が結束バンドに10年後に歌って欲しい曲は「ナンセンスの塊」(はるふりさん)です。
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/3699.html
もっと孤独を感じたいので、みなさんの好きな孤独な歌詞があればジャンルに関わらずどんどん教えて下さい。「生きてる」を実感しましょう。
きっかけは覚えていないが私がそのマンガに初めて触れたのはアニメからだったと思う
思う、と言うのは学生の頃の甘かったり苦かったりする記憶と共に様々な思い出が深みに仕舞われて最早取り出せなくなっているからだ
でもその作品に出てくるとあるキャラクターが初登場してからのめり込むようにハマったのだけは覚えている
どんなキャラクターかの詳細は省くがそいつは一言で言えば破壊衝動の塊みたいなヤツで派手な見た目と物騒な言動が厨二病真っ盛りの当時の私にはものすごく刺さった
さて、このマンガと同時期に私の周囲でにわかに流行り始めたものがある
"BL"だ
古くからある概念であることは重々承知だが私の周囲では同時多発的にこのタイミングで「腐女子」なるものに変貌する人がとても多かった
当然色々なコンテンツの推しCPの話を否応なしに聞かされるようになり自然と私もそういう思考で作品を見るようになっていった
目が合ったから、やたらと突っかかるから、反応が違う気がするからーー願望めいた妄想をいくつも抱いてはコンテンツへの熱と同時にかなぐり捨てて来た
否定的になった訳じゃない
熱量と自信を持ってキャラ同士の関係を妄想する体力が無くなっただけだ
だがアレだけは違った
同時期に流行ったのだから当然このマンガにも同じように有り得ざる関係性を見ていた訳であるがまぁ他のコンテンツと同じように熱が落ち着くと同時にそういう視点も持たなくなっていった
私は当時から軽い"公式史上主義"で二次創作の類がかなり苦手だった
勝手に自分で作り上げた"公式に供給された"と思い込んでいるキャラクター像から少しでも逸脱しているとどうにも違和感として捉えてしまう
"BL"の全部が全部そういう訳ではなかったと言い切っておくがまぁ自分には向いていなかった
ところがそのマンガを読んでる時だけ足を洗ったはずの腐女子が顔を出すのだ
お互いにお互いにだけは負けたくないと思ってそうな所とか本人だけは気付いてない事に真っ先に気付きそうな所とか、まぁ語れば長くなる妄想をそれこそ山ほどしてきたが何故だかマンガで出番があるたびそのCPの解釈に自信が付いていった
その頃にはこのCPへの熱を語る相手はいなくなっていたがそれでもそのまま学生を卒業し、社会人になってもその火は消えることなく燻り続けることになる
この火がもう一度高く燃え上がったのは社会人になってしばらく経ってからだ
このマンガは喜ばしいことに原作がすべてアニメ化していて、さらに劇場版が何作か作られている
そんな劇場版の最新作が私の中の"腐女子"を呼び起こすことになる
内容としては原作の最終章を劇場版らしく素晴らしい演出とネタを盛り込んでアニメ化したものだ
私は実はこの映画の範囲、つまり最終章の原作は未読だったためどうしても見たかったので仕事のクソ忙しい時期だったが無理を言って封切り当日の最終回に滑り込んだ
ーーあの映画館での衝撃を私は生涯忘れないと思う
そう、私が長年抱き続けていた願望は、すべて正しかったのだ
私はそう解釈した
有り得ない、馬鹿げていると何処かでわかっていても捨てられなかった妄想が
こんな事あるはず無いだろうと鼻で笑われてそれでも諦めきれなかった関係性が
この感情はきっと誰にも伝わらないし伝えられない
それでもあの映画の15分を見ると思い出すのだ
あの日の衝撃を