三島由紀夫という男の書く文は、綺麗な話に振れそうになるとホモ描写やクソデカ憎悪などを出してきて、読者をあたふたさせるのですが、だいたいこういうのが計算づくぽくて、どうやら自分はその手のひらの上でコロコロ転がされているようなのです。
そしてホモセクシュアルだのナルチズムだのに振れそうになってくると、今度は哲学的なテーマを出してくるのですが、これについては結構読み応えがあるのです。
つまり、何が言いたいかと言うと、こんなホモくさい野郎の本に、ちとハマりつつある自分がキショくて仕方がないのです。
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