はてなキーワード: 中絶とは
旬が去った感じもあるが、フェミニストとオタクの話題でよく出てくるキーワードが「分断」だ。
「分断」が起きていることが問題であるという認識は共有されているが、「フェミニストが分断を煽っている」「オタクが分断を煽っている」という風に自分ではなく相手が分断の原因になっているという主張に使われる。
だが、実際に「分断」が起きているのかという点においては疑問がある。
俺は選択的夫婦別姓に賛成だし、中絶に際して父親の同意は必要ないと思うし、医学部の入学試験に際しての性差別は許されざるものだと思う。けれどそれ以上に、オタク差別の方が重要な問題だ。
でもフェミニストと同じ陣営には立ちたくないし、立てない。ノーベル賞の解説番組を、献血ルームを、農協のポスターを、そして交通安全の啓発動画を、先に攻撃してきたのはあんたらじゃないか。
https://anond.hatelabo.jp/20210925221708
この増田の発言を見ると、いかにも「分断」が起こっているという感じがする。
だがこの増田は、優先順位の問題で自分と関係が深い表現の問題を重視すると言っているだけで、ジェンダーに関する問題意識を共有しているとも言える。
逆に言えば、優先順位が問題とならない場合には、ジェンダーに関する問題の解消に協力できるということでもある。
オタク差別に与してない候補や党からそういう問題に関して協力を求められたら一票を投じるのもやぶさかでないけど、オタク差別してる連中からそういう問題の解消のために手を貸してくれと言われても協力する義理はどこにもないので
https://anond.hatelabo.jp/20210925221708
この一文も協力できないという結論になってはいるが、それは文の順番の問題で、ジェンダーに関する問題の解消に協力する可能性自体を否定はしていないし、性差別が存在しないという認識でもない。
ひょっとすると、言われているほど「分断」は起こっていないのかもしれない。
そう、中絶にしても初めっから「そんなの母親の勝手でしょ」と言い切るんであれば何の問題もない
経済的問題でも「障害があるみたいだからガチャ引き直し」でも、単に「子育てが嫌だから」でも、みーんな好きにやったらよろしい
それでいながら嫌いな奴の振る舞いを「優生思想」とか言って叩こうとしたり、所詮好きに堕胎して構わない程度の子供を盾にしてやたら周囲の譲歩を強いたり、
俺が賛同してるのはフェミニズムのパッケージじゃなくて自由主義のパッケージだよ。
個別に取り出していいとこ取りで賛成と反対を分けることなんて、できない。
一度フェミニズムパッケージの中にある選択的夫婦別姓案に賛成、父親の同意なき中絶案に賛成したなら、一緒に入っている性犯罪誘発懸念表現物への規制案にも賛成し続けるしかない。
俺の中では全部「個人の自由の拡大・擁護」という点で一貫してる。
夫婦には別姓を選ぶ自由があるべきだし、妊婦には自分の身体の一部を好きに処分する自由があるべきだし、好きな靴や服で出勤する自由があるべきだし、公共の場でかわいい萌えキャラを使って広報する自由があるべきだよねって話。なーんも矛盾してない。
たまたま自由主義の目指すところの一部がフェミニズムの目標と一致するというだけで、本質的にはあいつらとは大違いだよ。あんな統制大好きな連中と一緒にしないでくれ。
知らなかったかもしれないが、すべての人に政治的な優先順位というものがあるんだよ。
……でも、この表現をめぐる問題で一致が見られなくても、社会に是正すべき女性差別があるという点で一致できれば連帯していく事が出来ると思う。……今回の件で彼らの影響力が増しても彼らはそれを上記の女性差別の解消には向ける気はないだろうし、そんな人間がフェミニズムの論理でフェミニズム議連を批判し、そしてフェミニズムに興味のない人間からは彼らの方がよっぽどフェミニストだと思われるであろう現状が死ぬほど馬鹿馬鹿しい。
俺は選択的夫婦別姓に賛成だし、中絶に際して父親の同意は必要ないと思うし、医学部の入学試験に際しての性差別は許されざるものだと思う。けれどそれ以上に、オタク差別の方が重要な問題だ。俺は童貞でこれまで彼女がいたことがない(から夫婦の苗字やら中絶やらの問題は切実な問題ではない)し、医学部に入る予定もない。だが俺たちが愛好する文化を理不尽に攻撃されていることは他人事ではいられない。俺が何十回も通っている献血ルームでの出来事だというならなおさらだ。
それらの攻撃がない状態で、フェミニズムとは選択的夫婦別姓や中絶の権利の拡大や入試での性差別に反対する運動です、と言われたら、普通に賛同していたし、なんならフェミニストと名乗ってもいたかもしれない。でももうそうではない。もはや俺にとってフェミニズムとは、俺たちが大事にしているものを傷つけようとする運動だ。
勘違いしないでほしいが、だからといって強制的夫婦同姓や中絶の権利の制限や入試での性差別に賛成するというわけではない。それらには変わらず反対だ。ただそれらへの反対以上に、俺たちを攻撃してくる連中に立ち向かう方が優先順位が高いというだけ。つまりフェミニストと戦う方が女性差別の解消よりも大事ってこと。
職場で窮屈な靴を履かされたくないのはよくわかる(俺も夏場の学会はTシャツに半ズボンで参加してる。早く役場の窓口の兄ちゃんがアロハシャツにサンダルで執務できる世の中になってほしい)。女性の政治家が増えるのもいいことだろう(俺は参院選では吉良よし子議員に投票した)。性的少数者への差別にも反対だ(ただし、差別されるべきでない性的少数者から小児性愛者を都合よく除外しようとする連中については軽蔑している)。それらについてのアンケートが回ってくるならフェミニストと同じ回答をするだろう。
でもフェミニストと同じ陣営には立ちたくないし、立てない。ノーベル賞の解説番組を、献血ルームを、農協のポスターを、そして交通安全の啓発動画を、先に攻撃してきたのはあんたらじゃないか。あんたらにとってそれらは優先順位が低いのかもしれないが、俺たちにとっては真っ先に考慮すべきことだ。個々人にはそれぞれの政治的優先順位があって、あんたらと俺たちとでは優先順位の配分が違うということをまず理解しろ。俺たちにとってのトッププライオリティを踏み躙りながら別の問題で手を組もうなんてのは通らない。あんたらは敵だ。たとえいくつかのイシューで意見が一致するとしても、あんたらと組むなんてありえないんだよ。
greenT 俺もおおよそ増田と同じ意見だが、自分と意見が合う場面であっても他の話題が原因で方向を合わせられないという行動はどうも党派に捕われている気がしてポリシーに合わない
女性差別的な政策を主張する候補や党にわざわざ投票することはないけど(自分の主義主張に反するので)、表現規制問題に熱心だけど女性差別を解消することにあまり関心がない候補や党に投票することは全然ありえますよって話(優先順位の配分の問題)。
元増田は、女性差別の解消に興味がなくフェミニストの足を引っ張ろうとしているとしておぎの議員らを支持できないと書いていたけど、積極的に女性差別的な政策を主張していないなら俺にとっては問題ない。俺たちの側に立ってフェミニストと戦ってくれる議員なら夫婦別姓やら中絶やらKuTooやらの問題にはノータッチでも構わない。そういう問題はそういう問題をトッププライオリティにしてる人たちが頑張ってくれ。オタク差別に与してない候補や党からそういう問題に関して協力を求められたら一票を投じるのもやぶさかでないけど、オタク差別してる連中からそういう問題の解消のために手を貸してくれと言われても協力する義理はどこにもないので(KuTooの提唱者が献血コラボをタコ殴りにしたのは忘れてないよ。職場での服装の自由には賛同するけどKuTooへの協力なんて無理)。
Arturo_Ui 「オタク的な表象だから」という理由だけで無条件かつ無批判に擁護しなければならない、というのも随分と頑迷な姿勢に見えます。その姿勢を貫くなら、個々の作品への好悪や評価を表明することも許されないのでは?
少なくともキズナアイのノーベル賞特番や『宇崎ちゃんは遊びたい!』の献血コラボポスターや『ラブライブ!サンシャイン』のみかんポスターや戸定梨香の交通安全啓発動画にはあそこまで叩かれなきゃならん理由はどこにもなかった。叩く強度もおかしかったし叩いてる理由もメチャメチャだった(献血の対価としてグッズを渡すのは売血に繋がる云々みたいな議論してた連中が同時期にやってたモーターショー会場で献血すると献血車仕様のトミカがもらえるキャンペーンには無言及だった時点で献血の高い倫理だの何だのが嘘っぱちでオタク叩きがしたいだけだったことは明白だし、著名なフェミ学者が「みかんはお母さんが買うもの」という素朴なジェンダーバイアスを振りかざしてオタクに殴りかかってきたのは唖然とさせられたし、初代プリキュア程度の露出度のVTuberに「性犯罪を誘発する」とかケチつけてきた連中が色んな意味であたおかなのは言うまでもない)。
俺は少なくともこれらのバッシングに与した連中については「そういう連中」だという評価を変える気はないし、「そういう連中」から別のイシューで協力を求められてもあんたらとは手を組めませんって返すだけ。それが頑迷なら頑迷ってことでいいよ。どうぞお好きに。「そういう連中」からどう思われようが知ったこっちゃないし。
Windfola オタクコンテンツ(一部演劇やお笑いもそうだけど)は大概インモラルで性差別的で低劣で、だからこそ楽しく魅力的。公共空間へのありのままの進出とか悪手としか思わないし、発禁や流通停止以外で怒る気は無いかな。
キズナアイのノーベル賞解説番組が? 宇崎花の献血コラボが? 高海千歌のみかん販促ポスターが? 戸定梨香の交通安全啓発動画が? インモラル??? 差別的???
あんまりインモラルで差別的なのを公的な場にお出しするのはどうなのか、という一般論の話は誰もしてねーよ。これまでフェミどもに殴られてきたこれらの表現のどこがインモラルで差別的であそこまでの侮辱や誹謗に値するものなのか、って話をしてんだよ。え? それらの表現はどれもインモラルで差別的? 心からそう思えるのならだいぶ認知が歪んでおいでだなぁと思いますね。
baronhorse "俺は童貞でこれまで彼女がいたことがない" 結局これじゃないかと思うわ。所帯やら子供やら持つことで家庭にとってとか子供にとってとか考えて大人になってくわけでいつまでも一人でいるから幼稚な身勝手抜け出せない
「男性の同意」ないと中絶できない…相手からの連絡途絶えた未婚女性、公園のトイレで出産し遺棄(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/20dfb84e4c64cf8082957312f1b17a0d8d383d00
「そんな馬鹿な男にハマったお前が悪いんだから自業自得だろ!」に帰結しがちな話だなあ。必ず知り合いの誰かが言うか陰口叩かれる案件。もううんざりするくらいこうやってdisられてるよな。
ここらへんの意識改革こそが女性の自立にもつながるのではないかみたいなことは募集してないんだろうな。
少なくとももっと誠実でやさしい男はいる。でも「そっち」のほうにハマって生中だしを許可してこういう目に遭う。
だけどなあ。
これをしてミソジニーとするのもわかる。
でも、ここらへんの有史以来から続いている問題においてもそろそろ打開策を模索したらどうだろうかと思う。
以前誰かのブコメで生ですることを喜ぶのは男だけってあった。じゃあどうして結婚前の責任を取る立場のない相手に生中出しを許可してるんだよ?って話。
もう上記のdisを本人の前でいうのを我慢しながら「タイヘンダネー」「ツライヨネー」「ワカルー」みたいにロボット言語で応答するの秋田県大館市。
女性は総じて知能が低いんだよ。
思春期前くらいまでは、女子のほうが平均学力は高く、同年齢の男子と比べたら圧倒的に賢いのに、
年がら年中、自分をいかに美しく可愛く魅せるかだけに執心し、メディアに誘導されるがままに
真冬の厳寒期にすら、おしゃれしたいからと寒い服装で出かけたり、
痛い痛いと嘆きつつ足の骨が変形するまできつい靴を履き続けたりと、
本当に愚かなことばかりやってる。
そんな低知能な女性が、妊娠やセックスについて正しい知識を理解できるはずもなく、
と男に言われるがままに信じ込んでしまうので、中絶という不幸な目に合っているのが現実。
レイプされて妊娠したならまだしも、自分の意思でセックスしておいて「妊娠したから中絶したい」と思う気持ちが心底わからない。妊娠したくないならセックスしなきゃいいのに。セックスしないのはそんなに難しいことなのか?
「じゃあ産むなよ」に対し「じゃあ産ませるなよ」と逆張りで反論しているのを見かけたが
いや少なくとも現代日本では大抵の場合、女は産みたくて産んでる訳じゃん
「産むなよ」には当然妊娠させた男の責任も含まれているのに対し
「産ませるなよ」は女の意思を無視して男が強制的に産ませたという前提でしか使えない言葉だから
妻の意思に反して妊娠させ中絶も許さないというごく限られた場合にのみ適用するならともかくとして
仮に妊娠自体が強制的な行為の結果だったとしても、それまでには中絶せずに敢えて産むという妻の選択があった訳で
日本では中絶は自由であり、カトリック国やアメリカの一部の州のように中絶の是非が問題になったりもしていないのだから
男の側の一方的な行為で可能なのはせいぜい「妊娠させる」までであって、「産ませる」はやっぱりおかしい
どう考えても「産むなよ」が妥当
ネットで連載文が読める
石岡さんと咲さんの不妊治療がうまく行かない話というのはなんだか何回も読んでしまう
咲さんの気持ちにすごく共感するところもあるし、この考え方ヤバイんじゃないか?と思う部分もある
子供のときから「お母さんになりたい」と考える女の子は多くて、私は運良く子供を授かることができた
中絶を考えるくらい子供を必要としていない女性が簡単に妊娠して
子供がほしくてほしくてたまらないのに不妊治療に大金を使っても子供を授かれない女性もいる
「なぜ養子じゃダメなのか」「人間は一緒にいれば愛情が芽生えるから血の繋がりは関係ない」
そういう意見はある。わかる。
不妊治療をやって、どうしても授からなかったらそういう選択肢を取り、施設から子供を引き取る
里子なら早い段階でおっぱじめるのはわかるが、養子縁組という手段を最初からとる夫婦はそうそういないだろう。夫か妻か、最初から生殖能力がないとわかっていれば最初から養子縁組という選択をするかもしれないが
夫と自分(妻)の血の繋がった子供を産むことはものすごく誇らしく、快感で、かなり承認欲求?が満たされる
子供を産む前の女性も実子を産んだ快感や誇らしさを想像できるから、自分が母親になることに執着して、夫と子作りをするんだろうな
子供は産む前からものすごく欲しいと思うものなのに、子供を得ることができなかった咲さんの悲しみは半端なくて
どうしてあの女は妊娠できるのに私は妊娠できないんだと嫉妬すること
子育てをしながら夫が育児を手伝ってくれないと愚痴る母親に憎しみを抱くこと
咲さんの心の痛みはめちゃくちゃわかる。
私が共感できないのは咲さんの「私には良い母親になる才能があるんだ」と夫に言ってしまうことや
自分のメンタルが崩壊しててもSNSの友人の投稿にいいねを必死で押すところだ
親ガチャという言葉があるけれども、親にとっても出産はガチャだ
どんな子供が産まれるかもわからない。自分が絶対に良い母親になれると心のうちで考えるのは勝手だが他人に「私は絶対良い母親になれると思うんだよね~」と宣言できるレベルの自信過剰な親は毒親になる可能性が高いと考えてる。
もはや親が殺してやりたいと思わせる問題児な子供と色々なパターンがあり、
また、今までずっとSNSでずっと友達にいいねを押してきたからある日突然咲さんがいいねをしなくなったら、友達から咲さんが何かあったんだとうたがわれる。だから、泣きながらいいねを押し続けるというのは
お金ももらえるわけでもないのに、やりたくないことをやってどうする
SNSから離れる勇気もない。こんなにSNSに執着しているのは驚きだ。
咲さんは「自分で自分を幸せにする」のではなく、「子供に幸せにしてもらう」気持ちが満々だ
そりゃあ、出産や子作りは両親のエゴでやるものだ。親は親の人生を幸せにするために子供を産む
でも、親の人生の幸せは完全に子供に依存させるものじゃあないのだ
子供を立派に育て上げることで、子供を育てた私はすごい!誇らしい!と思うのは共感できるが、もしあなたの子供が幸せになっているなら親の努力だけじゃなく子供の力、子供の努力の結果なのだ。
だから、子供の功績はぜーんぶ自分のおかげ!と考える親はむちゃくちゃ気持ち悪いし
人間はそれぞれ、一人一人が舞台を持っててみんな主役なのだから
自己実現っていうのは子供という名の他人を使うものじゃなく、自分の力で自分自身を幸せにするものなんだ
完全に自分の幸せを子供に依存する気満々の咲さんが子供をもし授かっていたら毒親になっていた可能性がある
「良い母親になれるという自信がある」というのは「子供に自分の言うことをきかせて、子供を親の思いどおりにコントロールすることができる自信がある」というのと同義だろう。
そして、咲さんは子供が自分らしく生きられなくして、子供の人生を潰して、将来咲さんの子供が咲さんを恨んで復讐なりなんなりする可能性もあったかもしれない
神様は咲さんに子供による不幸がかかる可能性を完全に潰したのだから
子供に時間をかける必要がなくなって自分自身と向き合う時間がたっぷり手に入った
咲さんが実子を授かれなかったこと、そして、咲さんが養子縁組するという選択肢を持たなかったことは、不幸な子供が産まれる可能性を潰したという意味では幸運なことだったのだ