はてなキーワード: 両思いとは
最近といってもおそらく2年くらい前から、家の近くに初恋の女の子が引っ越してきた。
彼女は社会人なので、通勤のために実家から通っている。僕の方は取りこぼした単位を拾う為に今期から真面目に1限に出席するようになって、そのおかげで朝の電車が同じになることがたまにある。今までは1限なんかにとてもじゃないけど出席することもなかったから、まさか1限に出ることで同じ電車のしかも同じ車両になることがあるなんて思いもしなかった。
確かに地元は一緒だったし、なんだったらどの辺に住んでいるのかも知っていたから、僕の最寄り駅にも自転車を使えば通えないこともない。彼女の大学が高田馬場から東西線で一駅のところだったから車両の一番後ろに乗ることを知っていて、僕の方は西武新宿で乗り換えて中央線に乗っているので、一号車に乗る。だから思いもしなかったっていうのはさすがに言いすぎかもしれない。ただ同じ車両になるというのはひどく窮屈だ。緊張しさえする。こちらとしては彼女の姿をこの目に収めておきたいのに、羞恥心が邪魔をしてしまう。職場が青山にあるというので大江戸線に乗りたいのだろう、彼女が中井で降りる気配を感じる。夏目漱石のこころをiPhoneにインストールしているkindleで読み直しているけど、様子が気になって内容がちっとも入ってこない。
こんなことになるなら、引っ越すとしても元の家から徒歩で15分くらいのところじゃなくて、もっとこう"シティ"な感じのところにしてくれたら良かったのに。パパが僕たちの地元を大変お気に召しているのだろうけど、大したもんはココにはない。ジョギング中の夫婦が「ヨーロッパに来たみたい」なんて言っていたのを聞いたことがあるけど、僕は地元に"ヨーロッパらしさ"を感じたことは一度もない。ヨーロッパらしいってしかもアフリカっぽいと同じレベル感なのがグッとくる。フランスもドイツもスイスもフィンランドも"ヨーロッパっぽい"のだろうか。
それにしたって彼女は気まずくないのだろうか。もしかしたら彼女の方は全く気にしていないどころか、僕なんかに微塵も興味を感じていないのかもしれないけど、それにしたって不都合だ。朝の通勤時間に小説やビジネス本を読むような彼女には東横線か、あるいは田園都市線がお似合いだと思う。青山の広告代理店でパリッとクリエイティブな仕事をしているのなら、意外と二子玉川や武蔵小杉なんかも良いかもしれない。トレンディがある。そんな彼女の住まいが閑静なローカル線の住宅街で僕の家から走って2分だなんて。
初恋の女の子が僕の通っている小学校に引っ越してきたのは4年生の時だ。
学芸会の準備で役を決める際に視聴覚室か何かに学年で集まる機会があって、僕はその時三組だったから、二組に転校してきたその子を見かけるのはそれがはじめてのことだった。僕は一目惚れをした。
控えめにいって、ものすごく可愛かった。もしかしたら可愛くないのかもしれないとかそういうことを思うことなんか一切ない。疑いのない可愛さ。とにかくものすごく可愛かったのだ。広末涼子のような清涼感にしかしどこか影のある、もしかしたら深田恭子かもしれないようなミステリアスさ、とまではいかないけど、こう、幸の薄そうな、アンニュイな佇まい。目が合っているようでどこか僕よりも遠くを見ているようなそういう雰囲気のある女の子。きっと心臓に包帯を巻いているに違いない。
そんな少女の横顔を偶然にもあの場で拝んでしまったその日から、僕の好みの女性のタイプが確立してしまった。確実に言える。初恋というのは実に恐ろしいものだ。
僕は地元の公立中学に進学することを決めていたし、彼女が日◯研かどこかの塾に通っていてそれで女子中学校を受験するというのは友達から聞いていたから、中学に上がったらこの思いも終わってしまうんだなと思っていた。金輪際のお別れになるんだろうなって思った。なんでかわからないけど、また会えることを期待したお別れであったり、悲しさのようなものを感じないまま中学生になった。今思えば、そういう感情が終わってしまうということが当時の僕にはよくわからなかったのだと思う。小学生の頃の僕たちはただ誰が好きだ誰と両思いだとかそういう秘密を"バクリョー会"と名付けたなんだかよくわからないグループでこっそり共有しあって、それでその子と廊下ですれ違うたびに肘で突き合うといった交友関係を楽しんでいただけだったのかもしれない。一度も話したことのないにも関わらず、これは初恋なんだって確実に言えるそれは小学校卒業と共にお別れしたかのように見えた。
僕もその当時ノリノリでプリクラをプロフィール写真に設定し、好きな異性のタイプのところに「幸薄い子」って書くくらいにはエンジョイしていた。
今でいうTwitterのようなタイムラインは「リアル」と呼ばれていて、幼稚園の同級生だったモデルの女の子は「りさのりある」とかいって人気を博していた。
「ぼくのりある」もささやかな人気を誇っていて、"ねっとりとした"自分語りとますだおかだの岡田のような芸風がウケて意外にもいろんな人に見てもらえていた。
ゲストブックというのが前略プロフの中の機能にあって、そこに知人がコメントを残すことが出来るようになっている。そのときに現れた nさんが話題になった。彼女は僕のゲストブック=足跡 にミルクキャラメルが欲しいと言った。
僕が高校にあまりいかず(行ってなかったことはしらないだろうけど)近くのコンビニでバイトをしていたことを彼女は知っていた。
彼女の言うミルクキャラメルがうちのお店にあるかどうかの話を聞かれて、多分あるとかいう適当な返信をしていたのを覚えている。そのうちみんなが僕とnさんのやりとりに興味を持つようになって、学校に行くと「あのn ってだれ!?ww」とか言われるようになった。
僕とnさんとのやりとりが130件を越えたあたりで、nさんはバイト先に来た。
僕は度肝を抜いた。まさかこんなことがあるのだろうか。あの女の子だった。
バイト中にも関わらず連絡先をその場で交換した。夜勤のお兄さんと一緒に夕勤に入っていたのだけど、事情を説明したら怒られなかった。むしろ茶化された。
そこから僕たちは小学校を卒業してから今までの4年弱を埋めるかのようにメールをした。
当時の携帯は文字数制限というのがあり、1万字を越えると入力ができなくなるのだけど、僕たちは文字数いっぱいになるメールを1時間半かけて50~100つのトピックを会話した。
たとえばニコ動が面白いとか、彼女は御三家クラスの女子校に通っていたので、自然とヲタい趣味を持ちやすいのだと思うけど(偏見)、時かけMADがあーだとか、あるいは東京事変だどうだとか、そういう話もした。彼女は軽音部で、家にはドラムセットが置いてあって、透明人間をコピーしたりしていたらしい。椎名林檎が好きな女の子だった。高校1年生にしては早熟しているという感想がある。
次第に僕達の仲は縮まっていき、バイトから上がって、電話がかかってきて。僕は彼女から気持ちを伝えられた。僕はそれには返事をしないままデートに誘った。
正直にいって、僕は彼女に対して劣等感があった。先程も言ったとおり、羞恥心なのだ。彼女は1時間半かかるメールをしながら、僕が必死に入力している時間に勉強をしていたのだ。大学入学に向けて自主的に勉強をしているような子だった。
僕は偏差値が50もない都立高校に進学して、あまつさえ学年ワースト10の人間だったから、そういう天上人の姿を目の当たりにして惨めな思いがした。
「勉強なんて、くだらない」
「どうせやったって役にたたない」
僕はみんなが僕と同じようにそう思っているに違いないと思っていたから、ボイコットと言えるような授業態度を取ることもあったし、それがきっかけで停学になることもあった。そういう人間なのだ。そういう貧困家庭で文化資本の微塵もない人間が彼女のような幸福に溢れる少女と関わるなんてこと、あってよかったのか。
僕は気持ちに応えたかった。けど、自分の無様な境遇を誰よりも理解していたからこそ、彼女の気持ちに応えることもなく、返信を止めてしまった。
「あの時いったこと、なかったことにしてください」
そういう経緯もあって、高校二年生にあがって、ひょんなことで自分も大学進学ができることを知ってから、たまらず勉強をしてみたくなった。
早大学院が家の近くにあって、その高校に幼馴染が進学していたこともあって、高校に行っていなかった時はもっぱら学院の子たちと遊ぶようになった。
もう一人、学院にいったバスケ部の友人が僕に言ったことがある。
「ココにはお前みたいなやつがいっぱいいるぞ!」
僕の居場所はきっとこっちなんだろうなって思った。
僕は変に尖っていたから、東大は無理だけど早慶ならやればイケると思っていた。だから学校で受けることになっている模試の志望校には早稲田の法学部と慶應の法学部を必ず書いた。当時の僕は文系最難関は法学部だと思っていた。偏差値は30台だった。
僕が勉強に対してひどいコンプレックスを抱えていたのは、進学した環境へのミスマッチもあったけど、それよりも大きかったのはきっと彼女へのコンプレックスが勉強に向いていたからだと思っている。僕はそうやってここまでやってきたのだ。
幼馴染いわく、彼女はAO推薦で早稲田の国際政治学科に入学したと聞いた。
ものすごくモテるけど、性格が奇抜らしく、恋愛に発展することはそう多くなかったらしい。
彼女は3年生になって、イェール大学に1年間留学した。留学費用は親から借りて、社会人になった今、親に返しているって言っていた。
彼女はきっと大学でケインズやハイエクを勉強するような感じではなかっただろう。
きっとホロコーストに関心を持って西欧政治史を勉強していたのだろう。ハンナ・アーレントのようなそんなイメージがある。"アンシュルス"という響きが彼女を形容する。留学ではどんなことを学んだのだろう。
僕の方はどうだっただろう。
見えない格差に悩まされないことはなかったし、この断層をどうにかして上り詰めてやろうと思った。もしかしたら届かなかったかもしれないし、もしかしたら届いたかもしれない。
でも、ある種の上流に来て思った。僕は平面的な世界しか見ていなかった。ここには奥行きがあって、階層が同じになったように見えても、生きる世界が交わることがないのだと。
彼女の生きてきた歴史を僕が覗くことが出来ないことが、たまらない不安となる。彼女の見える世界と僕の見える世界はブラウン管に映るカサブランカと最新液晶で見る君の名はくらい違うに決まっている。
恵まれた家庭に生まれ、愛され、そうして社会になんの疑問を抱くことなく生きてきたのであれば、どうかそのまま幸せになってほしい。
社会人になって、通勤中にビジネス本を読んだり、コピーの勉強をする必要なんてきっとない。いつかきっと、おそらく今も付き合っているであろう彼氏や職場の人と結ばれて、2児の母になって、幸せになっていってほしい。
彼女が政治経済学部に進学したように、僕も政治経済学を学んできた。
彼女が広告代理店に就職したように、僕も卒業したらネット広告を生業とするだろう。
どこかで交わってもよかったはずの世界が、どんなに類似共通する点があっても交わることのないこの世界の片隅で僕はまことに勝手に息苦しさを感じている。
おそらく10月までに引っ越すことになるだろう。
僕が24年間生きてきた思い出深い地元を出た時、僕と彼女を結ぶ共通点がついに無くなる。
それは小学生のときにはわからなかった別れのような感情を僕に芽生えさせるのか。
あるいは僕の眼前を照らす原動力として、ずっとこころのどこかに仕舞われたまま生きていくことになるのだろうか。
国境の南、太陽の西という小説がある。あの主人公の気持ちが分かるような気がしてしまう。もし30歳とかそのくらいの年齢になって、島本さんのように現れてしまったら、僕はどうすれば良いのだろう。
一度空いた穴が塞がることはないのだろう。
自分の性別を男性でも女性でもないと感じていて、恋愛感情はあるけど性的欲求がなく、両思いになりたいという欲求もない友人
私はレズビアンで、友人もそれを知っている
友人のセクシャリティはわりと最近知ったけど、特に突飛な話ではなく、しっくりくる感じがした
なのに、仲良しの友人グループの1人であって大切な友人である友人のことを鬱陶しく感じる自分が嫌になる
好きだけれど付き合いたいわけでもなく、セックスがしたいわけでもなく、しかしデートには誘われるし、もっと話したいとも言われる
他の友人に抱くのとは別の感情を、私はどう受けとればいいのか
シスヘテ男性から寄せられる恋愛感情や、性欲や、若い女に金品を与えて満たされる感情のほうがまだ理解しやすいし拒否もしやすい
シスヘテ男性からの恋愛感情は断ったり脈なさそうな態度をしたり友人に脈ナシを伝えることでなくすことができる
無意識に女友達のカテゴリにいれていた友人がそこを出てしまった今、女友達と交わしているさりげない触れ合いやラインに使うハートの絵文字をどうすればいいかわからない
もう好きとか言わないで、と言えばいいのか
久しぶりに恋をした。20代半ばで色々と面倒になってそれからずっと恋愛に興味がなかった。
それなのに、好きな人ができた。
会社の同僚。
普通に月一ペースで2人きりで飲みいったりするんだ。
こっちから誘ったり、向こうから誘ってくれたり。休みの日にわざわざ約束して遊んだこともある。
会話中はよく目が合う。
帰りもたまに一緒に帰る。
そんなひとつひとつに脈ありなのかななんて何度も期待して、舞いあがって嬉しくて。
だけど間違いなく向こうは友達としか思ってないんだろうなぁって言葉や行動の端々に感じて落ち込む。
芸能人の○○が好きとか。
ここはデートでは来ないなーとか。
年下がいいとか。
別に自分が他の人と楽しそうに話してても嫉妬なんて欠片すらない。
2人きりで遊ぶ時点で好意は持ってくれてるんだろうけど。
諦めたい、すっぱり諦めてこの感情を捨てたい。君のことを友達だよと言えるようになりたい。
30代で今更こんな恋をするとは思わなかった。
悪意ない君の言葉が突き刺さる。
君の理想像が努力できる範囲内なら頑張れるけど、生まれから変わらないと無理な事がたくさんあるからなぁ。
新しい恋、そんな気分にもなれない。
君のことばかり考えてしまう。
はあ。。。
君が好きです。
この先、考えられる未来は3つ。
(1)出来婚
避妊に失敗して、意図せず子供ができてしまい、そのままなし崩し的に結婚。
不本意な妊娠ではあったが、彼の子供である以上に自分の子供でもあるので子供を生き甲斐に生きてゆく。
(2)彼から別れを告げられる
彼がどんなに尽くしても、暇つぶし程度にしか付き合ってもらえない現実に、やがてあなたの本心を知る。
それ以降、彼は二股を繰り返し、相思相愛になれそうな女性が見つかった時点であなたと別れる。
別れてから、彼以上に自分を愛してくれる人は居ないことに気づいてちょっと後悔する。
とりあえず、今の交際はそのまま続けて、理想的な「両思い」の相手との出会いをひそかに待つ。
良さげな相手が見つかったところで、さっくり乗り換えて、とても幸せになれる。
私のお勧めは(3)だけど、いろんな男と付き合ってゆくうちに、どの男にもクズな側面が見えてきてしまい
今の彼がまともに見えてくることだってあるかも。
結婚したらどんな生活になるだろう、とか妄想を少なからずしたことはあるだろうと思うけど。
私の場合、好きになった人はどんな形であれ
泣きながら詫びる好きな人に向かって私は本当に大丈夫、気にしないでと優しく微笑み
それでも気がすまない彼は毎日私の病室に見舞いに来て、取り留めのない話をしているうちに2人は惹かれあってしまう。
もう毎回決まって、ストーリーはこんな感じ。
好きな人が変わる度に事故の起き方とか、自動車に引かれるのか、誤って突き落とされるのか、
そこら辺の区別はついているはず。
最近身近に好きな人がいないので有名人が事故を起こす妄想をしているが
考えれば考えるほど、有名人が不自然なく一般人の私とお近づきになるには
それ以上は望まないのか、そこから妄想はストップしてまた最初から始まる。
繰り返し言うけどまだ現実との区別はついているから実際に行動しようとは思わない。
痛いの嫌いだし。
昔自分が小学生だったころ、エロイプをしてはオナネタを集めるという外道だった。
ある日エロイプしてくれる女の子は全員自分に好意を抱いてくれているという事を知って、すごく申し訳なくなった。
そしてオナニーが進む。
好意を抱いてくれてると思うと興奮して両思いだ!と思って燃えた。
バカな小学生だったのでエロイプしていた女の子Aさんとネット恋愛を始める
今でいうリベンジポルノ(?)を利用してまたさらにエロ画像を要求しては泣かせての繰り返しをしている内に罪悪感で振った
しかしAさんだけでは飽きたらずBさんとCさんとDさんを同時ネット恋愛でハメてエロ画像を収集していたら自分の心が壊れてやめた
でもネット恋愛の楽しさ、ネットポルノの楽しさ、メンヘラの愛情を覚えてしまうとまたネットにハマってしまった。
今でも罪悪感で勝手に涙が出るくらいには後悔しているやめときゃよかった。。
この悩みは病院で治せるのだろうか