はてなキーワード: デフレとは
会社の近くの弁当屋が「ごめんなさいもう限界です」って50円値上げしたんだよ。
小麦粉やバターの値上げもあったし、スーパーに行けば「野菜が高騰中」みたいな張り紙がしてあってきゅうり1本88円でびっくりした。
あとはそんなに知らないんだスマン。少なくともゲームの値段は10年前からあんまり変わってないか少し安くなってるかもな。でもこれってCD何枚も使わなくて済むようになったせいじゃないかと。
だから少なくとも日用品の範囲でデフレが進行してるようには見えない。
むしろマックですら一時期より値段上げてきてるし、パック売りのものは値段は据え置きだけど量が減ってて実質値下げという状態。
デフレ/インフレの行動経済学の議論に右翼とか左翼とか本来関係ないと思うんだけど
経済学に詳しくない左翼の人って自民全否定から入って、自民の掲げる経済政策なので全部間違いだっていう議論立てをしがち
それじゃ「金融右翼」ってトンチンカンな批判した元朝日記者と同じになっちゃうよ
クルーグマンがあの記事読んだら卒倒するんじゃない
今回の選挙の争点は色々あったと思うけど、僕が関心を寄せていた争点といえば経済政策しかなかった。
領土問題や安全保障なんてどうせ外務省の官僚がうまくやるだろうからどうでもいいし、原発から遠く離
れた三大都市圏に住んでるから、脱原発なんてのもどうでもいい。(むしろ電気代が上がるなら脱原発な
んてやらないでほしいとすら思ってる)TPP問題は難しすぎてよくわからなかったからスルーした。
しかし、景気がよくならないと自分の生活がどうにもならなくなるのはわかっているので、景気をよくして
くれそうな政党を探すことにした。いくら低学歴でもデフレ下で経済が好転しないことぐらいは知っている。
そして、自民とみんながデフレ脱却に積極的であることを理解した。
横からなんだが、だれか、インフレ期待で給料が上がるって言ってたのか?
もともと中間所得層はインフレだろうがデフレだろうが貯蓄傾向だからな、消費は変わらないか悪化だろ。
一定額を貯蓄するというのが貯蓄のセオリーだから、物が高くなれば買う量が減る。
気が早すぎ。来年・再来年も同じ状況だったらその批判も分かるけど。
つか、春闘交渉前に緩い姿勢なんか見せるわけないし…つけこまれて条件つり上げられちゃうじゃん
交渉事ってそういうモンでしょ
追記部分の弁明がおかしい。それはマルクスの「搾取」概念であって、「物の価格が低下していくこと」とは全然関係ない。
なお、ここまでで説明した「商品価格・労働賃金の低落傾向」を「デフレ」と称する方々も散見されます。繰り返しになりますが、この低落傾向は資本主義社会なら不可避の事態であり、国全体の財政がどうとかいう話とは本質的には無関係です。「世の中全体としてはインフレだし商品価格・賃金も見かけ上は上がっているが、相対的には伸びてない」という事態も十分に起こり得るわけです(というか、マルクスが生きていた頃のヨーロッパはそんな感じでした)。
この説明は「搾取」を説明しているのであって、「物価下落」を説明しているのではない。
現時点において「マルクスの言う搾取が進行している」という指摘ならば正しい。しかし「マルクスの言う物価下落が進行している」という指摘は全然間違っている。つまり、本項の趣旨そのものが間違っている。
(2012.12/19 17時頃、ブクマコメントへの返信などを末尾に追記致しました)
http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2012/12/19/112633
↑こちらのエントリを拝見しまして、なるほど現場の危機感はリアルに伝わってくるなと感じる半面、「そこはカール・マルクス先生が150年前に通過した場所ですよ」と思わずにいられなかったので、ここで簡単に解説してみようと思います。
まず、「どうして商品の値段が下がるのか?」ですが、これは資本主義社会において工業化が進めば不可避の現象である、とマルクス先生は言います。
理屈としては単純で、かつては作るのが難しかった製品でも、大量生産が可能になればそれだけで安価で提供されるようになりますし、やがて生産技術が陳腐化して他社も似たような製品を作り始めれば、さらに価格は下がっていくわけです。これは恐らく、多くの方が直感的に理解できると思いますし、今の日本ですと家電業界が、正にこの値下げ競争に世界レベルで直面し、息も絶え絶えになっているわけです。
マルクス先生が偉かったのは、ここまでで話を終えず、「じゃあ工場で働く労働者はどうなるのよ?」という問いを立てたところです。
先生は、普通の労働者を、「自らの労働力を〝商品〟として市場に提供しているのだ」と考えます。これは工場労働者に限らずホワイトカラーでも同じですが、
「自らの体力・時間を勤め先に〝切り売り〟して、対価として賃金を得ている」
と考えれば理解しやすいでしょう。
で、「資本主義社会においては、商品の価格は下がっていくのが当然だ」ということは既に触れた通りですが、これは「労働力」という〝商品〟についても同じ現象が起こります。要するに、放っておくと(←ここが重要)、労働者の賃金や労働条件も下がっていきます。分かりやすく言えば、「本当は嫌なんだけど、低い時給でも我慢して働かなくちゃ」という状態です。実際に日本でも、「サービス残業」「ワーキングプア」という形で、賃金の低落傾向の長期化は頭の痛い問題であり続けています(※以下に注釈)。
さて、これで話が済めばいいのですが、ここで問題になるのは、「労働者もまた人間である」ということです。
人間が人間らしく生きるためには、家に帰って飯を食って寝るだけでは不十分です。例えば旨い酒を呑むとかエロゲを楽しむとか嫁さん子供を連れて遊びに行くとか、それぞれのやり方で活力を取り戻すことが必要になります。しかし、賃金が際限なく下がっていくと、こういった「労働力の再生産」に充てられるお金も減らさざるを得ない。こうなると人心が荒んでいきますし、資本家との経済格差も広がる一方ですから、「放っておくと暴力革命の危険も出てきますよ」とマルクス先生は指摘しました。
まあ、ここから一気に飛躍して「どうせ暴力革命が不可避なら自分たちでやってやるぜ、共産主義ばんざい」等と言い出した人々がいたのも事実ですし、私としても「それはどうなのよ」と思います。が、だからといって何もしないと、「失う物の無い人」が暴発してえらい事態が起こることも、我々は既に経験しています。秋葉原の加藤さんとか電車の人身事故とか、頻発すると困ったことになりますね。
ではどうするか?ですが、有効な方策は、ある程度はっきりしています。
一つは、あくまで経済成長を追求することです。そのためには基幹産業へのテコ入れが必要になります。しかし、ここで日本特有の「急速な少子高齢化」という問題に直面します。産業を拡大させようにも、労働人口が減っていくのですから、どうにもなりません。しかも高齢化が進みますから、将来的には医療・介護部門に労働力を割かねばならなくなるのですが。これらの部門は当然ながら高成長は望めません。
もっとも、この解決策は簡単で、「積極的に移民を導入する」という手があります。OECDなんかからも、しきりに焚きつけられています。しかし、日本では移民導入政策がスムーズに進んでこなかったのは皆様もご存じの通り。特に安倍氏に代表される自民党の路線では、「日本を取り戻す」のだそうですから、政策としての食い合わせが悪い。そもそも戦時中に朝鮮・中国から連れてきた労働者に対し、戦後しかるべき対応を怠ったため今なお続く禍根を招いている、という件を蒸し返される可能性もあります。
他には、北欧型の社会民主主義という路線もありそうです。但し、「社会民主主義」というのは、語弊を恐れず言えば「ソフトな社会主義」です。「働かざる者食うべからず」というスローガンは有名ですが、主婦だろうが老人だろうが働ける人はみんな労働力市場に出てもらう、税金もガッツリ納めて頂く、その代わり「働いてくれるなら」各種の社会保障でしっかり面倒は見るよ、と。何だかかなり厳しそうな世の中ですが、しかし北欧などではこの路線でまずまず上手くやっているわけで、政策として真面目に検討する余地は十分にあるのでは、と私は思います。
但し、こうした路線を代表してくれるかも、と淡く期待していた民主党がドジョウ野郎の「純化路線」とやらでさっくり御破算と相成りましたので、当分は巻き返しも難しいでしょうね。
(※)なお、ここまでで説明した「商品価格・労働賃金の低落傾向」を「デフレ」と称する方々も散見されます。繰り返しになりますが、この低落傾向は資本主義社会なら不可避の事態であり、国全体の財政がどうとかいう話とは本質的には無関係です。「世の中全体としてはインフレだし商品価格・賃金も見かけ上は上がっているが、相対的には伸びてない」という事態も十分に起こり得るわけです(というか、マルクスが生きていた頃のヨーロッパはそんな感じでした)。ですので、この文章では「デフレ」という単語はなるべく使用を避けました。
率直に言えば、お腹の緩さは薬でマシになったらしいけどおつむの緩さがマシになったか今ひとつ信用ならない安倍ちゃんの「リフレ政策」とやらに私が全く期待していない理由も、ここにあります。そもそも、十数年にわたって量的緩和をやっても現状程度の成果しか得られていないのに、「逐次投入だからダメだった」と今更になって宣える神経が分かりません。景気が上向かなかったのは、「新たな産業セクターの確立に失敗した」ことや「賃金水準が上向かないので内需が活発になってこない」ことも理由としては大きいはずで、ここを放置したままでは、せいぜい一時的な景気テコ入れに終わるのではという危惧もあります。
(以下、12/19追記)
ちなみに「ハードな社会主義」がどんなものかというと、例えばソヴィエト連邦の場合、「働かざる者食うべからず」と同時に「失業者は存在しない」という大前提がありましたので、労働が可能な状態なら「働かない」という選択は許されず、検挙の対象となりました。それでも労働を忌避するなら、刑務所かラーゲリ(=強制労働キャンプ)か精神病院に送り込まれるわけです。なお現在では、ラーゲリでの強制労働があったからこそ、特に戦後復興期のソ連経済は維持できたのだという見解が主流です。
労働力を「大量生産する」という言語感覚は私には理解できかねますが、別に労働者の総数が増えなくても、例えば労働者それぞれの技量が平準化すれば〝商品〟としての価値は下落します。例えば、昔はWord・Excelを使えたり英語が喋れたりできれば給料に色を付けてもらえたものですが、今ではそうでもありませんね。それは「誰でも使えて当たり前」になったから、即ち技術が陳腐化したからです。
当然ながら、移民の導入etc.で労働者が大量供給されるようになれば、やはり賃金は下がります。
id:humidさん
過分なお褒めを頂き光栄ですっ!
実は仕事で小説を書いてたんですけど編集者とケンカして切られちゃいまして(・ω<)
いい人紹介して下さいよー(`・ω・´)ノ ヨロシクー
いやいや、私の妄想などではなく、社会政策としては既に実例があります。例えば「あくまで経済成長路線」の代表は米国ですし、それを踏まえてこそ「とにかく規制緩和」のシカゴ学派などが登場したわけでしょう?
だいたい、「ぼくのかんがえたしゃかいかいかく」というのは、「原始共産制に基づいた太陽光・無農薬コミューンを形成して云々」みたいなヤマギシ会も裸足で逃げ出すようなことを宣ってる方にこそ相応しいと愚考致しますが。
いくら初めての増田だからって、「命がけの跳躍」とか大事なキーワードを省いちゃったのはダメダメですね……
やっぱりセンパイからしたら、大月書店版なんかじゃ物足りないですよね? この際だから、センパイみたいな凄くできる人に、原書の講読を手取り足取りお願いできればなー、なんて……(チラッチラッ
id:raituさん
さはさりながら、生産管理技術そのものも、いずれ陳腐化は避けられません。おおもとのブログエントリにあった「効率化はもう限界」という叫びは、謙虚に受け止めねばならないでしょう。
21世紀になれば単純労働は全部ロボットにお任せ、人間様は時々ボタン押すだけでラクラクウマー、そんなふうに考えてた時期が俺にもありました……
それはさておき、実際には「新たな機械を開発・導入するよりも、労働者を使い倒す方がコスト面で勝るので機械化のインセンティブが働かない」職場というのも珍しくありません。
また、仮に単純労働をどんどん機械化していったとしても、その後に残るのは接客や介護など「機械化できない」仕事であり、それは人間が引き受けざるを得ません。「労働力も〝商品〟である」という前提は変わりませんから、いずれ労働賃金の低落化に直面することは避けられないのです。この点においては今の所、「移民労働力の活用」あるいは「高負担・高福祉社会の実現」以外に、有効な方策は描かれていないように思われます。
@ueno_wan
暗い4年間が始まる。脱原発派と護憲派、ジェンダー平等派にとって。教育現場にとってもだ。インフレ、借金、東アジアの緊張、貧困と格差、弱者切り捨て…亡国政権の始まりだ。
日本製品の海外シェアが2倍になれば、オマエラの給料だって上がると思うが?
日本製品の海外シェアが0になれば、おれら、どんだけインフレでも絶望だぜ?
(他にも要因はあるが、超わかりやすくな)
逆に、給料2倍になっても、インフレが3倍になったら、オマエラ貧乏になると思う。
経済活動によるインフレ・デフレと、通貨の希釈化によるインフレ・デフレは頼むから切り離そう。
どんだけインフレを引き起こそうが、経済活動が活発にならなければ社会は良くならない。
選挙終わったから言えるけど、某韓国企業が日本企業の目の上のたんこぶだからといって、国内の韓国人を目の敵にするのは間違ってる。(他にも色々あるが、わかりやすくな)
フェアな市場競争で、競走に負けてる日本企業が情けないという現実を直視しなければ、日本企業はいつまでたっても良くならない。(他にも色々あるが、わかりやすくな)
>あいつらはまるで政治や選挙に興味を持たない有権者の側に問題があるかの様にしか岩内だろ
「あるかのように”しか”言わない」ってことはないだろうけど、ある程度正しいと思うが?
マスコミの報道の仕方もあるけど、それを消化する国民側にも問題あるだろ。
レッテル貼りレベルでしかない浅いニュースや、工作員のゴミエントリもアレだけど、
まず説得するという政治家の本分を、キャッチフレーズ多用で放り投げた小泉元総理の罪は重いと思う。
あれから、簡単に1つの言葉なんかに解せるわけない問題への答えを、
>ねじれ国会もデフレも財政赤字も少子高齢化も領土問題も解決しないんだ
これらを解決するのに、それぞれ法案通したり、政策を実行するわけだが、
そのいくつもの法案や施策に対して、すべての国民が支持するとは限らないんだよ。
優先順位が違うだろ、とかさ。
あと、手を打っていって、しかもそれらをある程度数年単位で推移を検証しなきゃ効果を確定出来ないだろうに、
効果が出るまで時間がかかりますって説明されたって、時間ない奴は聞く時間もないから、
説得するもされるもなく、あっさり「叩き」に入るんじゃないの。
どの会社でも「顧客様は神様仏様」の理念で財布から金を引っぺがす努力を必死に考えてるのに
家電各社とも国外で生産して、国外で販売。国内工場はむしろ閉鎖の方向。
でドルベースで売上が出てきて、それを国内に持ち込むときに円高で苦しむって話で、そもそも輸出してないのに、円高はシェアに関係ない。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23584620111012
75%も海外生産していて、工場ベースのコストで負けるているわけじゃなかろ。
運動不足で、メタボリックシンドロームになっている経済に、肉食わせるようなものだ。といいたいわけ。
金融政策で、海外シェアが伸びたり、そういうのがあるなら賛成するけど
逆効果の可能性が否定出来ない。
円安誘導で、企業利益は上がるだろうが、それは シェアとは関係ない。
ここで言っている、シェアとは他社との競争に負けているという事。
部長をリストラしろとは言わないが・・・もうちょっと他の政策とセットでないと、第2のバブルというか、既得権益がトクするだけじゃないの?と。
横だけど。
デフレと密接に関連した「円高」のせいである部分はかなり大きいと思う
インフレにすりゃ円安に振れるんだから、ハンデがだいぶ軽くはなるよ
それは悲観的過ぎるんじゃないかなぁ
まぁ見解は色々あると思うけど、
今どき家内制手工業やってんじゃないんだから、生産人口が増えなくても生産力を増やすことは可能でしょう
それに、ほんとうに生産人口が必要なら海外から持ってくる手もある(個人的には気は進まないが)。
海外のマーケットを広げていければ、国内の人口が緩やかに減っていったって
必ずしも経済成長できないということはないと思うな。
いや、結局 インフレを望んでいる人の声って、『だろう』なんだよね。
いや、確かなだろうだと言われても、過去ブラックマンデーだろうと、原発だろうと 『想定外』の大惨事というのを目の当たりにしてきて
リーマン・ショックまで目の当たりにして
いつまで金融政策がすべてを救うという前提なんだと。
部長4人に新入社員が1人の時代なんて、過去に例がないので、過去の例なんて一切役に立たない。と思っている人間に過去こうだったからといわれても、説得力がない。
すでに、ネットが広まってきていて、インフレが数字のマジックという事が広がりつつあるし、信じない人も増えてきた。
投資なんてやればやるほど、額面じゃなくて、実質的な資産の増減であり、円の前についてる数字の重みすら相対的なものである。ということが自明なのに
既得権益が、インフレなら騙されやすいと言われても、そらな。納得できぬ。
昨日の100万円と 今日の100万円が同じ価値ではない。というのがインフレ・デフレなんだから。既得権益を守ろうとしたら
インフレなら 当然だが インフレ率を加味した上で 101万なり 102万でなければ 損していると考えて、さらに既得権益を上積みするのが当然。解決しないだろうに。
とおりすがりだけど、愚痴を書きにきたついでに答えるよ。
実質のインフレ率は毎月発表されるほどの重要なそれぞれの国の指標。
日本は金利が0.75%でインフレ率がマイナス0.1%ぐらいだったっけかな。
利率が高くて将来的にお金が増えることがわかってても、物価の上昇分が上なら10年後という将来に使えるお金の価値はこれらの差し引きで計算される。
日本は金利は低くても物価も伸びないから、世界的に日本でお金をおいておくほうが将来的な価値はプラスになる。
足し算して10年後を比べてみればわかるけど、だから世界から日本にお金が流れてくる。みんな賢いね。
他方、インフレ率の高い海外ではお金の価値は将来はさがるので今は、お金をつかって人やモノを動かしたほうがいい。
稼ぎおわって動かす予定もない塩漬けするお金は日本にながす。日本はお金のほうが安定的だからね。
とくにデフレにまで突入してしまうと、物を買っても価値が下がるだけなので現金化して寝てたほうがいい。
日本はその国力をつかって世界の定期預金口座を開設してるような状態なわけさ。
インフレにしたほうがいいというのは分かってもらえると思うけど、したほうがいいと、できるかは別問題。
インフレターゲットとかいっちゃってるけど日銀法いぢくって金利や通貨流量ふやしたところで、生産人口や人口動態はかわらないんだから、経済成長はない。
経済が下降するときにどう、負担をわけあうかのとき。部長4人に新入社員が1人の時代とかがくるのに財政出動やら机上の操作ではなんともならんよ。
持てる者は持ったままで、経済縮小の影響が弱者に集中するということがおこりやすく貧富の差が広がりやすい。
物価が下がり、結果として企業の売上が下がっても、正社員の月例給はそれに連動して柔軟に下げると言うことはあまりできない。
そうすると、派遣・パートのような、より立場の弱い人にしわ寄せが行くことになりやすい。一方的な時給値下げ、あるいは派遣切りのような形で。
逆に弱者の立場を改善するのは、全体のパイが大きくなっていく局面のほうがやりやすい。
既に持っている人の持っているものを減らすことなく、弱者の取り分を増やすことができるので、既得権者の抵抗を受けにくくなる。
ある企業で派遣の待遇改善をやろうというとき、その企業の売り上げが上がったときと下がったときと、相対的にどちらがやりやすいかは自明だろう。
現金の実質金利が高いので、資金がリスクのある投資にまわされにくい(わざわざリスクとらなくても、貨幣価値が上がっていくので)
そうすると新技術が開発されたり新事業が立ち上がったりということが相対的に起きにくくなる。
今ある仕事はそのままあるけど新しい仕事は増えない、といった状況になり、新しく仕事を得ようとする人に不利な社会状況になりやすい。
端的には新卒の就職などは厳しくなり、このことは長期的には少子高齢化にも悪影響(若者がキャリア形成できず、生涯賃金が低く抑えられ、結婚・子作りの障害となる)
また、実質金利が高くなるので円が買われやすく、円高の誘因となる。
原材料・資源を安く輸入できるというメリットが言われることもあるが、加工貿易で食べている日本の場合
また、円高は製造業の工場などを海外移転するインセンティブとなるので、国内の雇用が失われ、経済沈滞・社会保障費増大といったデメリットももたらす。
インフレにすればこれらが即解決するわけではないが、デフレ放置するのは上に書いたような問題を放置することになる。