はてなキーワード: アラサーとは
アラサーだけど、「全ての日本人が薄々知ってた。暗黙の了解だった」とか言われると「はぁ?」ってなるんだよな。
「そういう噂話があった」という程度のことは知ってたけど、マイケル・ジャクソンだって無実だったし、俺はジャニーズについてもそこまで大きな話だとは思ってなかったよ。
普段上であれ下であれ年齢弄りされるのがだるくて20代ですね〜とか言って誤魔化してるんだけど、子供相手には普通に答えてて、弄られてもまぁ子供だしな〜って「失礼だよ」って軽く嗜める程度でかわしてた。
この前久しぶりに中学生に年齢聞かれて答えたら「結婚してないよね?やばくない?」って言われて、ちょっと衝撃だった。
私自身1人で楽しくやってるし、結婚も出来るときすればいいか程度にしか思ってないからその発言にショック受けたとかじゃなくて、今の中学生でも30までに絶対結婚っていう謎の呪いかかってんのか〜って衝撃だった。やっぱ親の影響かね。もう今どきそんなこと言ってるのあんまり見たことないんだけど。
その場にいた既婚者の人と一緒に「今は結婚が全てじゃないし、そういう時代じゃない」「結婚は年齢で決めるものじゃない」「絶対焦って結婚するな」って説得?したけど、ものすごい頑なで、とにかく「30までに結婚しないと終わり」っていう思想が強くて本当大丈夫か?と思った。酷いかもしれないけど私にその呪いを解いてあげる義務も責任もないので、最終的には「今は勉強頑張って少しでもいい企業に勤めな」っていうふわっとした着地点に持って行ったけど。
その子本人も結婚願望は特にないって言ってるのにとにかく30までには結婚しないといけないっていう思い込みがすごくて、アラサーで結婚してない私がいくら何を言っても「結婚できない人の僻み」みたいに取られるのが本当に何よりだるかった。
何歳までにアレコレしてないとだめ!みたいなやつってその年齢がまだ先の頃はいいけど、近づいてくるとどんどん自分の首絞めて最終的には自滅してしまうから、その子には早く気づいてもらいたいんだけどな。
結婚してずっと一緒にいると思っていた人だった。
付き合うときに、「アラサーの女を捕まえといて数年で放流したら許さない」とプレッシャーをかけたからである。
当人もそれを了承して付き合うことになったのだから、そりゃ結婚すると思うよね。ワハハ。
大好きだったし、素でいられて、おならした後も「今おならしたでしょ」って笑ってくれる人だった。
顔がものすごくタイプで、合コンで私から声を掛けた。それがはじまり。
お恥ずかしながら私はあまり恋愛をちゃんとしたことがなくて、ほとんど初恋みたいなものである。
結婚も「好きな人としたい」というより、とにかく社会的な結婚しろ圧みたいなものから解放されたい という気持ちが強かった。
私はそこそこドライな人間、割り切れるタイプの女だと思われたらしい。
だけど1年半一緒に過ごすうちに、大好きになってしまった。
付き合って半年くらいまではハグも嫌、手を繋ぐのも無理、と言っていたのに、いざ彼の胸に抱かれてみると、幸福感でいっぱいになった。
これが恋なんだ。恋愛なんだ。私はこの歳まで知らなかったんだ。もったいないことをしたな、と思っていた。
相思相愛だと思っていた。新幹線で30分ほどの距離で、中距離恋愛。
毎週末会いに行って、彼の独身寮に泊まった。
楽しかったなあ。でも彼はそうではなかったみたい。
「変わっちゃったね」って言われた。
あ〜〜〜〜〜 私の1年半、何だったんだろう。
でも彼から言わせると、
「きみはおれと結婚したいわけじゃなくて、好きになってくれる人と結婚がしたいんでしょ」
「じゃあ俺じゃなくてもいい」
「もっと俺よりいい人がいる」
「結婚はできない」
どうしても吐き出したくて久しぶりに匿名で書き殴りました。
ありがとう助かります。アラサー入り口なのでゼクシィ縁結びがいいかも。
ちなみに以前にwithやってみて絶望済みです。周りの殿方が輝いて見えたというか、ふだん東大卒、院卒、海外勤務経験者とかと関わっているから世間の平均を忘れてた。
学生時代と前職では平均年1で人振りイベント発生してて苦痛だったけど、みんなまだマシな人達だったんだなって。後悔はしてないけど本気で驚いた。
ありがとう助かります。アラサー入り口なのでゼクシィ縁結びがいいかも。
ちなみに以前にwithやってみて絶望済みです。周りの殿方が輝いて見えたというか、ふだん東大卒、院卒、海外勤務経験者とかと関わっているから世間の平均を忘れてた。
学生時代と前職では平均年1で人振りイベント発生してて苦痛だったけど、みんなまだマシな人達だったんだなって。後悔はしてないけど本気で驚いた。
今日あったことなんだけど、先週の水曜日に久しぶりに増田文学とかで色んな小説を読んでたんです被災時の状況とか、いつ死んでもおかしくない状況になりながら、あの現場に居た経験だけでもすごく価値あることだと思うから、いつ死んでも大丈夫だと思えるようにずっと頑張りますとにかく。 アラサー女の恋愛観。学生時代の友人から連絡があった。1年付き合っていた彼と、金銭感覚のズレを感じながら同棲していたが、「結婚した
身だしなみとか化粧とか滅茶苦茶面倒臭いと思ってはいるし人付き合いが苦手すぎて見事にアラサー喪女処女にはなってしまったが、性自認や性的嗜好は一般的な女性のそれであるという自覚はある。しかし乳がん検診で引っかかってから(結局生検までやってシロだったけど3年くらい経過観察する羽目になった)、自分が抱える「女体」というものがうっすら嫌になってしまった。
要は来ても腹が痛くなるだけで何のメリットもないのに来なけりゃ来ないでホルモン異常がどうだ病気の可能性がああだとなる月経がほんとにクソ邪魔だなあと。
そもそも排卵を繰り返すこと自体が卵巣癌のリスクになるとか言われるし、月経に連動して伸び縮みする乳房それ自体が乳がんリスクと言われるし、がんまで行かないにしても子宮筋腫やら子宮内膜症やらそういった厄介な物事のリスクが月経ってやつをこなすだけでどうしてもついて回る。じゃあ月経止めるべとピル飲むにしても血栓リスクは無視できないし、究極には子供作って産むしかないという話になったとて、その後の育児を度外視したとしても出産自体生命に関わる大仕事だ。初産で産休を取った先輩が職場のお祝いムードの中、「滅茶苦茶怖いけど生きて帰ってきます」と引き攣った笑顔で挨拶して休みに入っていったのをよく覚えている。
そもそも引きこもり一歩手前まで行ってたような立派なクズ喪女で結婚する気配どころか友達すらマトモに居ない人間なので、せめて仕事のパフォーマンスを落とさずにささやかでも社会の生産性に寄与したいのだが、ちょっとでも「頑張る」と、すぐに生理が飛んだりあるいは重くなったりするのがほとほと面倒だ。医者に相談しても結局はストレス軽減させるしかないという話になってしまって、いやわたしはストレスかかってもいいから「頑張りたい」のだが……とループするしかないというか(ピルは血栓できやすい体質みたいであまりお勧めできないと言われてしまった)。
女性の身体がどうだというよりただままならない自分の身体が嫌いだという話でしかないので、結局ただの愚痴である。性別関係なくままならない身体を抱えている人はたくさんいるし、その中で皆頑張っている。こんなもんは所謂「女さん」の世の中が分かってないが故の甘えなのかもしれない。そもそも既にそうであることについて沢山の不満が吐露されており、それに対してのノウハウもある程度共有されている「女体」ってやつは、まだ全然恵まれているのだろう。それでもやっぱりうっすら嫌になってしまう。そういう時もあるというだけだ。
好きな人に将来のことを言われるたびに胸がくるしくなる。
私はハゲている。アラサーと言われる年齢だが、人生のほとんどをハゲで生きてきた。そしてそれを必死で隠してきた。
小中学校の時の友人はほとんどいない。ハゲていることで少なからず内気な性格に育ったため、交友関係は広く持たなかった。
高校からはウィッグをしてきたが、今思えばそれはあからさまにウィッグで、誰も私に向かってハゲてるの?とは言わない(いや一人いたな)、それは優しい優しい環境だった。
就職してからは人毛のウィッグに変更し、何度かモデルチェンジをして今に至る。あらゆるものの価格上昇に乗じてか、ウィッグも値上がりした。バカ高い。
就職してできた彼氏に一度だけウィッグかどうか聞かれたことがある。ある週末、ドンキでの出来事。私は顔を真っ赤にしながら知らないふりをした。数ヶ月後、好みの男が現れて別れた。
数ヶ月前にできた彼氏は飽きっぽい私が飽きないタイプの男で、彼もまた同じなのか、年齢のせいなのか、自然と将来のことを考えるようになった。
あたまを過ぎる、ウィッグが(ダジャレかよ)。私はひた隠しにしてきたが、これは彼氏にバレているのか、それとも。彼氏は私の頭を触ることはあまりない(他の男と比較して)。いやだと言ったからかもしれないが。
彼氏は私をどう思っているのか。もしこのまま順調に二人の人生が重なっていった場合、ウィッグであることを告白するときは必ず来ると思う。それがいつなのか。それを聞いたら冷められるのか。私は彼氏が好きだ。それは彼氏がどんな容貌になっても変わらない。けれど、彼氏はどうか分からない。私がウィッグを脱ぎ捨て、ハゲ散らかしたとき、彼は私を抱けるのか。愛してくれるのか。
アラサー女な私、酒が飲めなくなり、食が細くなっている。
少しずつ飲み会の回数も増えてきたけど、前みたいに飲めなくなっていた。ビール、ハイボール、ワイン、焼酎を飲むと、動悸が激しくなり吐きそうになる。まあ実際家に帰ったら吐いてる。動悸が激しくなり気分が悪くなるのが怖くて、最近はレモンサワーをちびちび飲んで、時々お水をちゃんと飲むというめちゃくちゃ健全な飲み方をしている。楽しくない…(泣)どっかで吐いたらどうしようという不安が常にあって、エチケット袋と胃薬が手放せなくなった。
あとなんか食事に関しては、腹八分目を越えるとめっちゃ気持ち悪くなるようになった。昨日うどん屋さん行ったけど、半分残してしまった。ご飯を残したくなんてないよ。本当にごめんなさい。正直外食に関しても食べきれなかったらどうしようとかそういう不安があって、食べてる途中で動悸が激しくなったりする。自分の体が怖い。外食できないのが辛くて悲しい。友達や家族と楽しく食事したいのに。辛い。
アラサーで職歴もないから採って貰えるのは正社員でも営業か特定派遣(無期雇用正社員というばったもん)くらいしかない
その特定派遣で派遣された通信会社の協力会社がビックリするくらい人権が無かったのでここに書いておく。
こんな事を書かれている時点で雇用主や派遣先による教育は敗北していると思って欲しい。
安月給で人権もなく、次の契約もあるかわからない、そんなとこに居たらこんな事も書きたくなる。
・腕時計持ち込み禁止(スマートウォッチと腕時計の見分けもつかないかららしい)
・ウォーターサーバー無し
・ロッカーは2人で1つ
・なおそのプロパーは忙しいのでメールは1日1回のタイミングしか出せない
ここに至るまでに色々あったんだろうなってのもわかる。
だけど軽く地獄だよ。
わかるけどさぁ。
こんなだから在宅勤務なんて無いし毎日8-17時、満員電車であれよ。
いい歳してよぼよぼのスーツ着てる、足太いのにフリフリスカート、上下違う柄の服。(ボーダーにチェックとかザラにいる)
ほんと地獄なんだけど。
早朝のラジオ体操を続けるのは結構大変。これを読んでくれているあなたはどうでしょうか?***2022追記(2021/1/21 00:35更新)ここから先は正直、増田文学とは言い難い内容です。ただはっきり言えることは、自分がこんなにも心細い思いを日常生活でしているのだ、ということです。アラサーにはいろいろなことがありますが、自分がこんなにも脆い思いを日常生活の中でしているということを認識してください。書き散らしているうちに少し気持ちが落ち着いてきた
弊社というかうちの部署だけなので、どちらかというと弊社ならぬ弊部なんだけど
とにかく社畜感があるというか「残業?普通っしょw」みたいな雰囲気があってクソほど嫌い。もともと残業が多くなりがちな部署なので多少は仕方ないけど嫌い
何か嫌がらせとかされるわけじゃないが、「個人目標ができるやつは暇なやつだけ」みたいなことを言ってる上司を見てドン引きした
・昼飯食べないのは普通(しかしデスクではお腹が減ったと言う。じゃあ食えよ)
・休憩取らないのは普通(しかしデスクでは疲れたと。じゃあ休め)
・残業しすぎで勝手に勤務時間がおかしくなってる(一人で勝手に仕事抱え込んでるだけ)
・残業やりすぎで定時過ぎた後に1時間以上も雑談する(仕事終わってるなら帰れば)
・まとめ役が個人プレー好きすぎてまとまらない(各々が好きにやって最終的に問題ないなら良いよとか言い出す)
うちの部署は俺(独身アラサー)以外は全員独り身で実家暮らしらしく、それ自体は別にどうでもいいのだが
定時を過ぎるとなぜか雑談のスイッチが入ってすごい雑談しだす。一方俺としてはさっさと帰って夕飯作って家事やって趣味の時間を作りたい
しかし毎日一人だけさっさと帰るとコミュニケーションに支障が出かねないので、たまに雑談に30分ぐらい付き合う。マジでしんどい
言っちゃ悪いが、どうせこいつら休みの日は家事もせずに好きなことやって、楽しく休日過ごしてるんだろうなって思うと付き合いきれない
平日は朝早めに起きて弁当作ったり洗濯をやったり買い物をし、休日は家事炊事をパパッと終わらせ楽しいフリータイムを送る俺とは生活リズムと仕事に対する姿勢が違いすぎてしんどいわ
そのくせ金が無い(コンビニ通いはする)と嘆き、弁当も作らず、電気代やガス代の高騰に悩まされない環境なのに「一人暮らしいいなあ」ってケンカ売ってんのかテメーって思う
卒業後は違う都道府県住みだけどコロナ禍前は年に3~4回会って遊んでたし、Twitterでは頻繁に絡んでた。
オタ趣味だけでなく食や服の好みも合う子で、違う業種だったけど仕事の話もいつも盛り上がり毎回楽しく遊んでた。
Aはコロナ流行2年目にいきなり無職になった。理由は「会社勤めが嫌になった」から、らしい。
話聞く限り私から見たらホワイト企業だったのでそんな理由で辞めるのがまず理解できない。
ブラック気味の職場で毎日残業生活な私はこの時点で彼女にこっちから連絡取るのをやめた。
無職になったAは生活をTwitterで呟いてたけどそれがもうなんでこんなんと仲良くしてたんだろうってののオンパレードなので羅列する。
・精神科に通っているが病名がつかない
・ほしい物リストの主張がすごい
・自殺教唆→みんな優しくしてくれてありがとうを月イチペースで開催
・短時間のアルバイトから社会復帰してみよう、とかそういう動きは全くない
毎日ツイ見ててイラついてて、ミュートなりなんなりすればいいだけの話だけど、仲良くしてた頃こんな子じゃなかった…って気持ちがあるので切るにきれない。
私の方が社会不安障害の病名持ちで無理やり社会人やってきたので、普通にコミュ力あって友達多いAがこうなったのが本当に謎。
いきなり無職になった娘に小遣いやってる親御さんも片親団地暮らしで育った私には理解できない。
彼女と会う事も連絡取る事も今度ない予定だけど、これからAがどうなるか観察する気持ちで呟き見てる部分もある。超絶性格悪い話だけど。
20代前半の女の子の中にドタキャンしない子と、する子の二種類がいるんでしょ。
そして、ドタキャンしない子だけが売れてゆき、アラサー近くになると、ドタキャンする子だけが売れ残る。
ドタキャンする子は、そもそもドタキャンは正当な権利の行使としか思ってないし、
人間の体調や予定なんていうのは、いつでも変わる以上、ドタキャンは避けられないと思ってるんだよ。
生きている世界が違う。
っていう過激な言説がたまにあるけど、あながち馬鹿にできないなと思い始めた
当日ドタキャンは当たり前
出来る男は店を予約しているみたいな言説あるけどアラサー以上に対しては店予約しなくていいと思う
別の日にしてください><
でその別日もドタキャンされて以降、前日以降にキャンセルされたら理由がなんであれ二度と相手にしないことにしてた
今は20代前半の子と付き合っているけど人間としてかなりまともすぎるんだよな
アラサーまで売れ残ってるのにはそういう理由があるよってことだね
最近、一人息子が電車にはまりYouTubeでいろんな電車の動画を見ているのだが、その中に地元のローカル沿線が雪景色の中を走る動画があり、
俺の心にしまっていた淡い恋心を思い出したので当時の思い出をつらつらと書いてみる。
俺が片思いしていた子とは高校3年で初めて同じクラスになった。最初の半年は友達の友達(俺の友達の女友達がその子)という感じでちょっと距離のある関係。
彼女は活発で明るい性格だったので、男友達も多かった。ただ、その中には俺が嫌いなやつもいたので、彼女の印象も最初は良くなかった。
だけど、同じクラスで文化祭やら体育祭なんかのイベントを重ねるうちに気が付いたら仲良くなっていて、俺は彼女を好きになっていた。
ハンドボール部所属のスポーツ少女、頭の回転が速くて会話にユーモアもある。結構気が強くて言いたいことをズバズバ言ってくるし、こっちが言い返しても怒るどころか笑いに変えてくれる。
笑顔が可愛くて、一緒にいるといつの間にかこっちまで笑顔になってる。とにかく大好きだった。
そんな彼女は男女問わず人気者で、もちろん彼氏(俺とは顔見知り程度)もいた。その彼氏は、これまた面白くて良いやつでイケメン。俺が勝てるところはほぼなかった。
だけど、俺は幸運にもそこそこ勉強ができたので彼女からは勉強を教えてくれと、放課後は一緒に教室や自習室で勉強したりして、結構二人でいることも多かった。
通学に使っている電車(冒頭で書いたやつ)も一緒で、授業が終わったら教室から駅まで二人で楽しくおしゃべりしながら帰ることもあった。
だから、高3の冬ぐらいになると彼女に彼氏がいても結構良い関係で、”俺にもチャンスあるんじゃないか・・・!"なんて考えていたこともあった。
ある雪の降る日の放課後、彼女と二人で学校から駅まで馬鹿話や雪合戦をしながら歩いて、ホームの待合室でも爆笑しながら電車を待っていた。
すると、同じく電車通学している彼氏が一人でホームに上がってきた。彼氏に気づいた彼女は俺との話を「ごめんね!」とさえぎって、雪が降る中で待合室から出て、俺に見せたことない笑顔で彼氏のほうに小走りで迎えに行くんだ。
ホーム上で屋根があるのは待合室だけなので二人は待合室に入ってきた。そこで俺は「お、彼氏きたじゃん!お邪魔虫はあっち行ってまーすwww」なんて精一杯の笑顔とふざけたテンションを作って、そそくさと待合室から出ていこうとした。
彼氏は気を使ってるのか「3人で一緒に電車待ちましょうよ?」なんて言ってくれたりするが、なんだかみじめな気分になるので、断っていたそそくさと待合室から逃げるように外にでた。
で、雪が降る中、屋根のないホームの端っこで携帯いじって電車が来るのを待っていた。
差している傘に積もる雪と、俺の心に積もるみじめさがなんだかリンクして、体も心も凄く冷たく視界からは色がなくなったように感じたことを覚えている。
結局、二人は高校卒業まで付き合っていて俺は彼女に想いを伝えることはなかった。
そのまま違う大学に進学し、たまーに連絡取ったりしていたが、社会人になってからはそういうことも一切なくなった。
今も俺の心の奥底にある淡い恋心は、当時告白を果たせなかったことに対する後悔があの日傘に積もった雪のように解けずに残っているものなのか分からない。
という話を不倫相手の会社の後輩にピロートークでしたら、「今の私と当時のあなたは一緒ね。あなた、家族といるときは私に見せたことない笑顔してるわよ」と言われ、あの日の雪以上に冷たい悪寒が背中を走った。