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はてなキーワード: 一人暮らしとは

2024-04-07

anond:20240406133125

また家事を安く見積もってる系~

家事ってマジで誰にも認められない仕事なんだよ

やって当然、やってなかったらマイナス

仕事は成果が出たら給与とか待遇とかちゃんと成果が得られるじゃん、だから頑張れるじゃん

クソつまんねールーティンワークを決して認められず褒められず、満足感すらロクに得られないゴミ仕事を全部押し付けといてよいくいうわ

もう妻も働いて家事半分ずつやったらいいよ

妻の自己肯定感も上がるしいいじゃん

一人暮らしだけど家事だけやってくれる人欲しいよ、めんどくせーもん時間無駄しかないし

払う金ないか自分でやるけどさぁ

女子学生への食事支援が多いのは妥当だろう

みんな見逃してるけどさ

あれって一人暮らしを始める女子学生への支援から

一人暮らしを始める男子学生女子学生なら、どう考えても女子学生の方が家賃高くつくんだよ

平均にして1万円じゃ済まないだろう

そう考えたら一人暮らしを始める女子学生のみに食事支援が多く行われるのは妥当

もちろん、もっと適切な区切り方がある可能性は当然あるが、そんなことを考えてる暇があるなら必要支援必要な人に届ける方法を実行してほしい

2024-04-05

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240404/k10014411941000.html

頻繁に家族や友人と連絡を取り合っていた一人暮らし男性が突然の病気救急搬送され亡くなり

親族もいない孤独な奴だろ」と判断され勝手火葬され勝手に埋葬され

連絡つかないことを不審に思った友人が調査した末に、もう遺骨は他の無縁仏と混ぜられて墓の下でその人のだけ回収することは不可能とわかる

ぼくは無縁仏コースを辿りそうだけど、ちゃんと人との交流があってもこんなことになっちゃうのか

2024-04-04

一人暮らし野菜買うなら、「玉ねぎ」「小松菜」に絞れ

煮ても炒めてもいいし、生でも問題なく食えるから雑に扱える。

玉ねぎは日持ちするし、小松菜は余ったぶんだけお浸しにすれば余らない。

ほうれん草は煮る前に下茹で必要だし、生で食えないか小松菜下位互換買ってはいけない

anond:20240404100846

うちの会社には独身彼女なし一人暮らし自宅サーバ立てて家でもずっと仕事してる評価一人占めITオジサンがいる

自分の金で下着を買うようになったのが高校卒業した後って遅い?

男なんだけど

高校生まで親に下着買ってもらってた

バイトとかしてないわけじゃないんだけど

なんかめんどくさくて

洗濯とかも親任せだった

で、高校卒業して一人暮らしして

やっと自分下着を買うようになったんだけど

これって遅いのか?

2024-04-03

これだから氷河期世代の男はよう

自分氷河期世代から

氷河期世代の不遇を語るこの一連のポストに対し、途中までは共感しながら読んでたんだけど

結論が「学歴至上主義は正しい」?はぁ?

普通、三流大学出身でそれゆえに苦労したならだったら、「学歴至上主義は間違ってる」って結論にならない?

自分差別されたのに、差別肯定ちゃう意味が分からない…

たとえ三流大学出身だろうと、ブラック企業搾取されていい理由になんかならないよ。

そんな当たり前の事が未だに理解出来てないとかバカなの?

ていうか『学歴』じゃなくて『大学名』至上主義が正しいし。(しか漢字間違ってるし)

しか高学歴の例がGMARCH以上?はぁ?その程度で?氷河期世代だと早慶東大京大でもまともな就職が出来なかった事例がざらなんだけど?

で、bioを見てみると、こいつ男なんだな。なるほど、だからか。

世代の女はもっと上の大学でも就職に苦労してたのに、男はGMARCH程度でまともな就職が出来てたんだ、ふーーん。

つくづく男はイージーだな

この人の他のポストを見てても、考え方が幼いっつーか、文章が何か変なんだよね

まぁまともな人生積ませてもらえなかったせいでこうなったのかもしれんが、何処までも自分自分がで、他者の不遇を考えるという視点がない

今回氷河期世代話題になったのも、

伊藤孝恵議員という女性議員発言が発端なんだけど、こういうふうに氷河期世代の男は、同世代の女が男より遥かに就活に苦しんでいた事は頭にないもよう。

この人、圧迫面接人格否定って具体的に何をされたのかな?ていうか人格否定ならば、自分で選びようのない性別理由否定されるよりは全然マシだとしか思えないけれど。

どうせこいつは男だから面接恋人いないの?結婚したらすぐやめるんでしょ?うちに育休はないけどいいの?と聞かれた事なんてないんでしょ?

一人暮らしなの?うちは実家暮らししか採らないんだよねえ、とか言われた事はないんでしょ?

学歴(大学名)で悩むだけで済んでるのは、それだけ恵まれてるからだよ

https://twitter.com/MelodyOfNight/status/1774805104367182062

𝑯𝒊𝒅𝒆

@MelodyOfNight

氷河期世代が下手すると10年以上かけて、到達した給料をいきなりもらえる今の新入社員たち。

氷河期世代自分体験したひどい経験を思い出すと、バカらしくてやってられない。

そもそも今の人手不足の原因は、氷河期世代使い捨てにして、未婚化・少子化を推進したからだ。

https://twitter.com/MelodyOfNight/status/1774939189693624325

𝑯𝒊𝒅𝒆

@MelodyOfNight

リプライありがとうございます

氷河期世代は、GMARCH以上の学歴がないと、まともな仕事には就けなかったですからね。

個人的には、高学歴であることは、人生の一番になると思っています

私も三流大学卒なので、苦労したと思います

なので、学歴史上主義は正しいと思います

𝑯𝒊𝒅𝒆

@MelodyOfNight

訂正

個人的には、高学歴であることは、人生の一番の保険になると思っています

2024-04-02

独身オタクの老後

独身35歳4ヶ月のオタク女。

仕事エンジニア正社員年収は600万、貯金は1000万くらい。

顔は多分普通中年彼氏彼女友達なし。

休みの日は料理をするか、勉強するか、ソシャゲをやるか、ソシャゲ二次創作をしてる。

グレーゾーンだろうけど多分発達で、多動、不注意、先送りがあり部屋はかなり汚い。仕事はギリなんとかなってる。ラインなども非常に遅くよく友人には怒られていた。

家族仲はよくて、親ガチャはあたりだったけど、上記のことがあるので人と暮らすのは結構しんどくずっと一人暮らしをしている。

毎日は穏やかで悪くないけど、最近オタク含めた知り合いがほとんど結婚して子供を生んだので寂しさと不安がある。オタクはみんなこんなもんかと思ってたけど、わたしだけだったんだ‥っていう。

人付き合いもなくネットにどっぷり使って生きているので、独身は皆悲惨な老後になるってめちゃ煽られて不安になって先月結婚相談所に入会して人と会っている。だが多分結婚はしないと思う。35も半分くらいまで来ているので子供を作れるかわからないのに結婚をする意味がない。仮に子供ができても、障害を持っていたらもっと困る。できないほうがマシだ。

結婚に求めるものは男ではなく子供だが、それを得るにはわたし本体が年を取りすぎているのである子供がほしいのは老後の面倒を見てほしいからで、別に育てたいわけではない。

己のため、社会のためにも独身街道を進むのが良いのだろうとは思っている。だが、今なにかしとかないとなんじゃないのか〜と婚活をしてしまう。とにかく損をしたくない。そして、もし結婚でしたらまともになれるのではないかと思ったりもしている

自分と似たような立場人間がいなくて不安だ。東京には4割の独身女性がいるという。なのに全然見ない。会社でも、30代はわたし以外はみんな既婚だ。

男の同年代・年上の独身はよく見るが女は本当に見ない そしていたとしても婚活をしている

ただ、ネット煽りんちゅの言うような悲惨な老後は果たしてくるのかは疑問がある。最近きな臭いし、中国有事を起こそうとしてるし、大地震予兆もあるし、老後が来る前におっ死んでるんじゃないだろうか?

まあ平穏ママ40年が過ぎて老後がきたとしたら、現実的なところ、安楽死しかないんじゃないかと思う

年収が低いとはいえないが高くもなく、別に仕事にやる気もない 金融資産も含めれば三千万位は貯められるだろうが、老後に見合う金額ではない

今後の人生でやりたいことが親をいい感じに看取ることしかないので、親なき後は無敵の人になる気がしている 食い詰めれば、簡単社会に激しい憎悪を抱くと思う 年を食って賃貸断られでもすればあっさりそうなる気がする

失って惜しむようなものをもっていなければ、何でもできちゃうよね

こういう人を抑制するためには安楽死という餌をぶら下げて統制するしかないのではないか

外国はそれなりに上手く運用しているのでまずはそれをパクればよいと思う

自分のような人間無敵の人にならずまともな老後を送るには、いい感じの安楽死制度がないとまず無理

大人しく床のシミになるのはムカつくじゃん

2024-04-01

anond:20240401175431

ワイの所は5%賃上げされたけど、その分手当がごそっと廃止になったは。ほとんどの人がプラマイゼロなるみたいだな。

独身一人暮らしで一切手当に引っかからなかったワイは結構上がるっぽい。

これで思う存分エロゲができるやで

まもって守護月天!を読み終えた その1


当方40代であるはてなユーザーでは平均ほどか。

数年前に父が亡くなり、半年前に母も亡くなった。ずっと実家暮らしで、会社仕事の合間に農業をやっていたが、そろそろこの家ともお別れである家族が俺一人になったので、土地建物を売りに出して、会社の近くにある空き家ハウスに引っ越すのである

相続が終わってから遺品整理屋とかリサイクル屋とか解体屋さんと話をすることが多くなった。処分すべき財産はあっという間に片付いたが、最後に残ったのが……西暦で言うと2000年頃に亡くなった実弟漫画だった。部屋を共有していたので、本棚には俺と弟の漫画が並んでいた。

その大半は、ブックオフでも1冊10円すらつかないモノだった。メルカリで売るにも手間がかかりそうだ。遺品整理屋も「今のご時世、紙のマンガは売れないんですよ」と引き取りを断った。ほかの価値のなさそうなモノは、タダ同然でも引き取ってもらえたのだが。

何か月か経って、今年の正月を過ぎた頃だった。

実家本棚にあった俺の漫画を何冊か、手に取って読んでみた。うーん、これは……「懐かしい」という感情が僅かにあった。一番好きだった漫画、『天使禁猟区』『スカイハイ』『クロマティ高校』を読んでみたが、いまいちピンとこない。楽しい思い出が蘇ってこない。お楽しみの記憶脳裏から消えてしまったのだ……。

ふとここで、亡き弟の漫画を手に取った。あいつは将来裁判官になりたいと言ってたっけ。『家栽の人』が本棚の目につくところに置いてあった。一番上の段だった。

そして、一番下の段に視線を移すと……ここで一番、ドーン!! と、当時の記憶が蘇った。それは、『まもって守護月天!』だった。弟が一番好きだった漫画

家族食卓を囲んでいる時も、旅行をしてる時の車内でも、何気ない団らんの瞬間でも、とにかく弟は、この漫画の話をしてることが多かった。

弟の死因は、自動車に轢かれた後の外傷から内臓の疾患にかかったことにある。交通事故の原因の半分は弟にあり、当時は自業自得だと冷たいことを思ってたけど、まさか亡くなるとは……。病院でお見舞いをしてる時にも、弟はこの漫画を繰り返し読んでいて、ずっとその話の内容とか喋ってるんだよ。どんだけ好きなんだよって思った。

確か、アニメも観たいって言ってたかな。病室にテレビはあったけど、ビデオ再生できるものがなかった。弟は泣いて悔しがっていた。

さて、当時の俺は高校生であり、ガンガンコミックス漫画を読むことはなかった。守護月天漫画を読んでみたことはあったが、すぐに読むのをやめた。「稚拙だな」と思ったのもあるし、「絵がちょっとな~」という思いもあった。当時の俺は、CLAMPが描くような、Xとか聖伝とか、ああい精緻な絵柄のエログロが好きだった。

とにかく弟は『まもって守護月天!』が好きだった。それを、この本棚を見ていて思い出した。この日は休日であり、時間がたくさんあった。せっかくなので、この日から一週間ほどかけて、全11巻を読んでみることにした。

読んでみた感想を、以下に綴っていこう。感想を交えつつ、各巻に1~2箇所ずつ、印象的だったところを抜き出して引用する。

ネタバレがあるように見えるけど、本当に大事なところは抜き出してない。隠してる。まあ、俺の人生で『まもって守護月天!』を取り上げるのはこれっきりなんだし、少しくらいは許してくれ……。

その前に、これはどういう漫画やねん、と気になった方はWikipediaでググってほしい。あらすじは、概ねこんな感じである

~ブックライブから引用

一人暮らしで寂しさを抱える少年と、ご主人様をあらゆる不幸から守る役目を持つ守護月天美少女とのファンタジーラブストーリー一人暮らし中学2年生・七梨太助(しちり・たすけ)は、中国を旅する父親から支天輪(してんりん)という八角の輪を送られる。


まり主人公の何気ない行動をきっかけとして、小璘(シャオリン)という女神様のようなものがやってくる。お互いに惹かれつつ、ラブコメディが進行していく。その中で、超えないといけない壁がいくつもあって、主人公である太助シャオにふさわしい男になるために奮闘する物語である

では、さっそく始める。



【第1巻】

読み始めは、正直キツかった。絵柄が古いのもあるし、漫画表現が昔風なのもあるし、ラブコメを読んだ経験がない人間には何がどう面白いのかわからない。

まり楽しめないのは、すでに四十を過ぎているからだろう。子どもの頃であれば、まだマシだったのかもしれない。ただ、まあ……コンセプトはいいと思う。すごく。

なんとなくだが、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』という映画を思い出した。某グルメ漫画でいうと、「うん こういうのでいいんだよ こういうので」を地で行く。

シャオリンが「この平和時代に、どんなものからご主人様を守るか」を決めたシーン

太助様…」

「…え……」

「もし迷惑でなければ あなたの中にある「孤独」や「寂しさ」から あなたを守ってさしあげたいのですが それではいけませんか?」


シャオ歴代の主を守ってきた手段は、主に暴力である。星神を呼び出して使役し、主人を狙う者を撃退する日々を過ごしてきた。だが、平和現代でそんな行為需要があるはずもなく。シャオは、呼び出されてすぐにお役御免になってしまう。

ならば、主人である太助をどのように守ればいいのか――その答えが上記台詞である。命を狙う敵がいないのであれば、孤独や寂しさから主人を守るのだ。太助には家族が3人いるが、全員家を離れて放浪の旅をしている。ネグレクトに限りなく近いものがあるが、ラブコメの都合というものだ。



【第2巻】

このあたりは、まだだるかった。物語登場人物は揃いつつあるのだが、展開が退屈でなかなか話が進まない。この巻から、慶幸日天の汝昴(ルーアン)という主人公の恋路を邪魔する、まさにお邪魔キャラみたいな人が出てくる。

別に、なんということはない恋愛妨害工作なのだが、この時代ラブコメ高橋留美子の影響がまだ色濃いのだろうか、暴力性が強い。この巻以外にも「死ぬやろ……」というシーンがけっこうある。昔は気にならなかっただろうが、やはり時代というものか。

ルーアンの計略によりシャオ太助の元から離れようか迷っているシーン ※太助が駆けつける

「えーっと 今はうまく言えないけど… 俺はシャオにずっとここにいてほしいんだ ――それだけじゃここにいてもらう理由にならないかな……」

「…いいえ… ………あの 私…… 太助様がここに来てくれるの 待ってたかもしれないです」


ルーアンがそれっぽい発言をして、「シャオ現代には不要ではないか」という意見を伝える(あなたなんて いても邪魔なだけなのよ)。シャオは真に受けてしまって、支天輪に帰ろうとするのだが……すんでのところで太助がやってくる。そして、ふたりきりの状態で上のような会話をする。

この場面は気に入っている。シャオ気持ちも、太助気持ちリアルに描いていたからだ。ストレートさがいい。



【第3巻】

このあたりから恋愛路線に入ってくる。太助シャオ愛情意識する場面が出てくる。

ネタバレは避けるが、シャオには恋愛ができない事情がある。本人ですら認識できない事情が。

以下の山野辺というのは、最初の頃は万引きとかするキャラとして描かれていた。物語が進むにつれて応援キャラになっていく。

シャオ山野辺が一緒に温泉に入っているシーン

「なあ シャオ…」

「…………」

シャオ?」

はい?」

「なんか元気ないけど七梨と何かあったのか?」

翔子さん…………私 病気かもしれないです なんだか…ね 胸が苦しい… 太助様がルーアンさんと一緒にいると とっても胸が苦しくなります さっきなんか どうしてだか自分でもわからないけど そっけない態度とっちゃったし太助様が話しかけてくれたのに 太助様にきっと変に思われちゃった きっと悪い病気にかかっちゃったんです ――でも どうしたらいいのか わからなくて…」 

(へえ…精霊ってのも 人を好きになったりするんだあ…)


うん。女性作者が描いてるラブコメってさ。女性側の心理描写リアルだよな。女の子ってさ、好きな男性の目の前だと萎縮することがあるじゃん意中の人を目の前にすると、体がつい後ろに下がってしまうとか、廊下を走って逃げだす子とかいるよな。

なんかこう、恋愛感情に対して不安になった時の女性心理というか。リアルさが伝わってくる。子ども時代に読んでも全く認識はできなかったろう。



【第4巻】

この巻くらいになると、ストーリーの基本線が定まってくる。何らかの事件イベントが起こって、太助シャオが巻き込まれて、レギュラーキャラがそれぞれの立ち位置で動き回って、なんやかんかで解決して、ふたり(又はほかのキャラ同士)の間柄が深まって……という流れである

基本は、太助シャオ関係性がメインだ。この作品うまいところは、ふたりばかりを推すのではなく、ほかのキャラクター間の友情とか愛情ガッツリ描いてる。

この巻だと、2つの場面が印象に残っている。いずれも、ルーアンふたりの仲を妨害するための工作を試みて、やってしまった結果である

④-1太助高速道路自転車走行中にタイヤバースト、そして前方車両(トラック)と自転車を括っていたロープが取れて転倒した後のシーン

「………え 太助様!? 太助太助様!! 太…助様あ… ……う…」

「あ…あの小璘さん…」

「どうしよう…どうしようどうしよう ルーアンさん! ――太助様が 死んじゃったらどうしよう!!」

「あ…いや まさかそんなあ」

「どうして支天輪を車に乗せちゃったりしたんですか 私……太助様に何かあったら ルーアンさんのこと絶対さない!!」

「…………」

太助様に…太助様に何かあったら… 太助様… 太助様早く帰って来てください」

「小璘…………あんた」

④-2保健室で、シャオがベッドに横たわって寝ているシーン

「なあ…ルーアン

はい!?」

「…俺シャオのこと 好きにならない方がいいのかな…」

「………… あんたあのおじょちゃんになんか言われたでしょ ――じゃあひとつ聞くけどなんでそう思うの?」

「――…」

「小璘が人間じゃないから?」

「…………」

「………俺とシャオって絶対結ばれないのかなって…」

「…ねえ たー様 あたしは たー様のこと好きよ 考えれば悩みなんていくらでも出てくるけど 一番大切なのは自分気持ちでしょ だからあたしはあんたみたいに悩まない 悩んでも変わらない想いなら 悩むだけ損だと思わない?」


気持ち、とでもいうのかな。かの有名な『BLEACH』でいうと、ウルキオラ・シファーの名台詞ひとつである



心か



みたいな感じだ。登場人物の心境がさ、わかるんだよな。喜んでるのもわかるし、苦しんでるのもわかる。そんな中でキャラクターが足掻いている姿が印象に残った。

漫画を読む前に下調べはしなかった。今も一切してない。よって推測になるんだけど、この作者である桜野みねねっていう人は、この時(1998頃?)は大学生かそこらの年齢なんだよな。作者あとがきを読むと、若いんだなというのは伝わってくる。

俺が二十代前半の頃は、地面から出てきたばかりのカブトムシの如き勢いでスポーツをするか、水道工事現場であくせく働くか、盛りのついた獣のように女を口説いて、年間に何人とセックスたか記録を付けるとか……同じ会社女の子と無理やりそういうことをした後でも、最後にベッドの上で「愛してるよ」と言ったら許されるから大丈夫とか、そんなことしか考えてなかった。人間性が動物レベルだった。

でも、この桜野みねねという人は、そんなどす黒い人間の対極を行く感性がある。この作者は凄い……と、いい年になったおっさんは感じた。※私個人と作者の年齢差は、干支0.5周り分ほどと思われる。



【第5巻】

20年以上前漫画なので、さすがに創作でも……というシチュエーションが生じることがある。作品内では、たまに登場人物がみんなで旅行とか海とか温泉に行くのだが、メインキャラがほぼ中学生で、20才以上は大変少ない。無理があるし違和感がある。

しかし、旅行とかでないと表現できないラブコメ的なシチュエーションもあると思うので……そこが創作の難しいところである。いや、文学作品創作とかしたこといからわかんないけどさ。

⑤仲間と海に来ていて、ようやく夜の海岸で二人で話ができたシーン

「なんだかね………私 太助様ととってもお話たかったです 別にお話したいことがあるわけじゃないの… でも… 太助様とお話してるととっても落ち着くから…」

「……シャオ

だってお話してるってことは 一緒にいるってことでしょ? だから…」

(だから… きっとこんなに 安心できるのね)


太助シャオは、何度もこういうシチュエーションになっている。が、恋愛が進む気配はない。事情はあるのだが、あまり絶望的な事情なのだ

あと、文章量の都合で載せなかったが、クラス演劇(かぐや姫)の数話分も大変よかった。ルーアンと、ほぼサブキャラの乎一郎が主体の話なのだが、中学校の学芸会かぐや姫をやることを通じて、「離れていても心は繋がってる」という要素を表現している。

この回は、大人ながらにしみじみときた。気になる人は、是非5巻を読んでほしい(ダイレクトマーケティング決行)。

大まかな流れを言うと、ラストのお別れシーンでかぐや姫役のルーアン台本にないセリフを言う → 月の使者役のシャオがお迎えを中止発言 → 乎一郎がそれを制止 → その後の会話のやりとりで、離れていても心は繋がっていることを示唆~といった具合である

ここまで五千字以上は書いている。一旦切ることにする。



文量の都合で2分割。

次に続きます

https://anond.hatelabo.jp/20240401122023

2024-03-31

anond:20240331175148

厳しい意見、具体的なアドバイスありがとうございます

書き込んだ時はかなり焦ってたので、本音がそのまま出ました。

あの後直ぐに、物を投げた件について謝りました。

離婚言葉が持つ重みを全然考えていませんでした。確かにからは言われたことはありません。

何度も傷つけてしまったのですね。猛反省中です。

夫ほどの収入はありませんが、仕事遺産貯金もあり、一人での生活というのは精神的にという意味です。

30年一緒に居た夫と離れて一人暮らしができるのか不安です。

その後もいつも通りに一緒に食事も話もし、何事もないかのようにしてます

それでも残りの人生を考えた場合やはり楽しく誰かと暮らしたいというのが本音です。

このことも伝えました、それが無理なら、別居、離婚した方がお互いの為だと。

これからは夫を思いやって、あまりかいことを言わずにしばらく生活して様子をみようと思います

夫の気持ちも私の気持ちも変わるかもしれません。

おさがわせしてすみません

色々な意見が聞けて大変勉強になりました。

小町さんには大感謝です。

これからは夫だけでなく周囲の人にももっと思いやりを持って生きていけたらと思ってます

トピ内ID:1b90e13937dd95e1

コーラ色の迷宮

夜の町を締め付けるように冷たい風が吹いていた。ジョーンズとその相棒野村は、サイレンを鳴らしながら現場急行した。

同人エロ小説家井上龍之介遺体一人暮らしの住居で発見されたらしい」

ジョーンズがパトカーを走らせながら状況を説明する。

「ま、まさかエロ小説家事件ですか...」

若手の野村は戸惑いを隠せなかった。

二人は現場に到着すると、がらんとした部屋の中に散らばる同人誌の原稿に目を奪われた。ベッドの上には井上死体が横たわっていた。

遺体に大きな外傷はなさそうだ」

野村死体の周りを見渡す。ジョーンズはPCに目をやり、ディスプレイに表示された文章確認した。

 

『「僕のおしっこコーラ味だよ〜」変態の男は少女に言った。

おしっこのあわでシャンプーして?」』

 

「うげぇぇっ!?」野村は顔を覆い、猥雑な文章に身を震わせた。

しかジョーンズはむしろ落ち着いた様子で頷いた。

「なるほど...」

「えっ?なんですってジョーンズさん?」野村困惑した表情を見せる。

ベテラン刑事野村を見つめながら、こう切り出した。

いくら変態でも普通おしっこコーラ表現しない。おしっこコーラ色で泡立つ理由、分かるか?」

「はぁ?コーラ色ですって?それは...」

「多くの場合腎臓疾患の症状だろう。こういうアマチュア作家プロと違って、取材を徹底せずに自分経験だけで書くんだ」

ジョーンズの言葉に、野村がハッとした様子で目を見開いた。

「つまり、この記述は作者自身の体調、つまり腎臓障害の症状を表していた、ということですね」

「そういうことだ」ジョーンズはベッドの死体視線を移した。

多作に没頭するアマチュア作家は、しばしば自身健康を顧みず、症状にも気づかない。だから徐々に悪化し、気づかぬうちに重症化していった」

野村も頷き、重みのある事態に気付いた様子だった。

「結果としてこの猥雑な小説に、自らの腎疾患の症状が表れてしまった。まさか、自らの死を暗示するようなエロ作品になるとは...」

野村は無念そうに首を振った。

同人執筆に没頭し過ぎて健康を失い、気づけば死に至ってしまう…か。皮肉ものですね。芸術への探究心が、あまりに深く突き進みすぎてしまった、といったところでしょうか」

ベテランジョーンズも頷き、この不可解な事件真相に思いを馳せた。

アマチュア作家小説は、まさかの死の予感だったのである

 

その後の捜査で、紅麹のサプリの袋を作者の部屋から発見する。過剰な健康食品の摂取が、病状を加速させた可能性が高かった。

そして司法解剖で、死因は確かに腎疾患による多臓器不全だったことが判明するのだった。

娘が一人暮らしするのでタンスに夫の女装写真貼り付けておいた

いやほら

泥棒が入る

絶望して帰るかなーって

ずっと忘れてたけど実は一人暮らしって3食ホットケーキでも3食コーンフレークでも誰も怒らないんだよな

2024-03-30

野菜の値段が変わりましたね

大根白菜が2.5倍くらいになってた。大根はまだ買える値段だったけど白菜はもうすっかり手が出ない価格で、今日の朝食べたのがラスト白菜だったのか…と噛み締める気持ちになった。


とか言うことを周りの人に言うと、野菜の値段とか一人暮らしあるある言うなってヒンシュク買っちゃう

2024-03-29

職場結婚したくないか

職場では一人暮らしのしフリー気楽!彼氏いらねーとか公言してるけど

普通に彼氏欲しいし可能なら結婚したい🥲

ただし職場の男以外と…🙃

2024-03-27

切り干し大根煮物を食べながら書いた

一人暮らしを始めた。今年24になる。一人暮らしを始めるには遅い方だと思う。

から片道1時間半近くかかる部署に異動になって一人暮らしを決めてから、こうして暮らし始めるまで、気づけば半年近く経っていた。

今年の初めに母親が家を出て行った。父が年末年始実家に帰っている隙にと、前々から契約していた部屋にごっそり荷物を持って、父に知らせずに出て行った。

最後の日、いよいよ自由になる母の乗ったタクシーが、新しい部屋に向かって走っていくのを1月2日の私はずっと見ていた。もう母と一緒に暮らすことはないんだなあと、そう思った。そして少し泣いた。

モラハラ気質の父と、そんな父のことが大嫌いな兄と、控えめな母。金銭的に不自由することはなくても、昔から仲は良くなかった。兄が母親側につくことが多いから、自然と私は父親側につくことが多かった。思えば父が運転する時は決まって私が助手席で、母が運転する時は兄が助手席だった。たまに外食する時の席も同じ。子どもと妻を置いてすいすい歩く父を懸命に追いかけるのも私だけだった。

から自転車で通える距離にも関わらず、兄は高校進学と同時に寮に入った。そうしたら、私が一人でバランスを取らなければならなくなった。母の更年期と兄の思春期と私の反抗期でだいぶ前から荒れに荒れていた家をどうにか保たなければと、私なりに頑張ったつもりでいた。

自傷行為がやめられなくなった。中学はどうにか卒業した。不登校になった。高校を辞めた。そのあと定時制に入り直した。無事に進学して、普通に就職した。

母親父親も大好きだ。あらゆることに対して感謝してもしきれない。でも、かけられた言葉や取られた態度の中に「絶対に死んでも許さない」というものがいくつかある。

仕方ないことだとはわかってる。親も人間だ。こと母親においては、彼女母親、つまりから見ての祖母によるネグレクトに近い環境で育ったことや、長いこと父親モラハラに耐えてきた鬱憤が溜まっていたんだと。そうだとわかる。でも、中学から高校にかけての数年間、わりと長い間八つ当たりされたことも父親悪口をずっと聞かされたことも父に似ているとあらゆる仕草を詰られたことも私に嫌味を言ってきつくあたることで父親自分の望む振る舞いをさせようとしていたことも、どうしようもなく許せないままでいる。父親になんでもないことのように「なんの努力もしてないくせに」と言われたことも、たぶん一生許せない。

でも一番許せないのはたぶん自分自身だ。なんの努力もしてないのは事実だし、何より生きづらさを環境のせいにするくせに、10代の私は母親父親関係に対して何もしようとしなかった。父に母への態度を改めるように言わなかった。二人にもっと話し合うように薦めなかった。夕食中に口論が始まれば、箸を置いて自室に逃げた。兄のお下がりiPodで二人の怒鳴り声をかき消すようにアジカンを聞いて、ただ震えながら泣いていた。

母とは1ヶ月に一度は会っている。新居の近くには美味しいベトナム料理屋があって、二人でフォーを食べて、母の部屋で少し話して、煙草を吸って帰る。私が部屋に来るたびに母はおやつを用意してくれて、私が泊まりにきた時に困るだろうからドライヤーまで買ってくれた。この前泊まった時は作り置きのおかずを持たせてくれた。

たまに実家にも帰る。置いてきた荷物を取りに帰るたびに、父は車で送ってくれる。足りないものはないかと聞いて、あればホーマックに寄って車に乗っけてくれる。ちゃん自炊してるか、野菜を食べろと言ってくれる。父親母親も大好きだ。嘘じゃない。

HIRAETHという言葉があるらしい。『翻訳できない世界のことば』という本で知った。ウェールズ語で「もう永遠に戻れない場所への郷愁」とう意味だ。それが私にとっての実家だ。母親父親居間にいる時なんか、些細なことで空気が悪くなって口論が始まるから居心地が悪くてたまらなかったのに。

あれが紛れもなく私にとっての実家だったんだと思う。それはもう永遠にない。どこにもない。それが潔くて、ちょっとだけ寂しい。

2024-03-26

ニートだけど月給が100万以上になった

ジョブホッパー時代無職時代の話をまとめてみたかった。


以下の状況でスタート


大学3年の時、高校から好きでよく会ってい友人どまりの先輩に振られて、激鬱に(相手バイトオーナー不倫中)

・当然就活とか手につくはずもなく、再度就活しようとわざと留年、それを2回。しか氷河期でどうにもならず

・結果として無職の25歳が世に放たれ、学生時代に作ったカードクレカキャッシングとかで生活都内一人暮らし


でまあ、暇だったので増田を読んだり書いたりしてた。100−200くらいは当時ブックマークされたエントリもあったかも。


いろんな人生の人がいるよね。はてな村は、増田にはその、カフェラテでいうと一番黒い部分が集まってると思うんだけど、

有益ライフハックや、面白い記事も多くて、無職自分の参考になるものも多かった。

人生の役に立った増田記事も多いので、過去の振り返りを書いて、それが誰か読んだやつの参考になればいいなと思う。


で、社会復帰でやったことは以下。


学生時代に借りた家賃2万の風呂なしアパートからスタート学生街にあった最安値物件を借りて、大学院生のふりをして入居

派遣フルタイム仕事を開始。最初時給千円台だったと思うけど、どんどん契約の切れ目で乗り換えて時給2100円のヘルプデスクを開始

・それで月収30万くらいにはなったので、8万円とか普通アパートを借りられるようにはなった。でもまだ年収300万円

・初の正社員外資)へ就職派遣外資オフィスにいたりもしたので、英語読めます外人と働くの抵抗ありません(抵抗ないけど話せない)と自己アピール

・「年収300万円台なので月額40は欲しいです!」と言ったらエージェント交渉して月40x12で年収480万の正社員になった

しかスキルが足らず2年以内に首。外資からクビになる。(これ以後も何度かなった)


ここまでが初めて正社員になるまで。

ここから、クビになって再度無職になってからのおはなし。


都内家賃を払えないので郊外に引っ越す(都内でも2−3万で風呂付きのエリアはあるぞ)

半年間、十数万円の雇用保険手当をもらいながら、郊外サイゼとかでパソコン開いて無限インターネット

・色々あるエージェント登録してたら、数ヶ月のお仕事(時給二千円ちょい)をもらう

・その次に、またテクサポで時給二千円台、年収300万円台の暮らしを再開して、一年派遣収入都内住み。

・流石に三万のアパートから時間半かけて都内に来るの厳しくて職場付近に七万のマンション借りる(なぜかエアコンなくて冬は震えてた)

一年派遣して、正社員になりたくて就活開始。結果、月給50万x12で年収600万でまた外資正社員になれた。(単に前任者がやめて、自分スキルマッチした幸運

・5年半くらいそこで正社員をやった。

ADHDなので、職場人間関係が厳しくなり(まあそれまでも数ヶ月とか2年以内に辞めてたんだけど)転職検討

東京から離れ、名古屋心機一転契約社員として勤務開始(なんか面接官が元お客様で、安かったんだけど惹かれてしまった)


ここまでのまとめ 0→350→480→0-→300→380→600みたいに年収は推移してる。(自分でも書いてて意味わからん人生だけど、このあとさら意味不明になっていくよ)


名古屋暮らしに耐えられず(名古屋一度住めばみんな耐えられないと思う)、三ヶ月で契約更新せず都内に戻る決意を固める

・当時普及し始めてたリモート面接で、東京国内ベンチャー内定入社ベース50x12+ボーナス200≒年収800に。

・体を壊して退職仕事自体はキツかったからね!

退職金+雇用保険手当で半年以上無職をやってた。


なんとここまでで3回無職になっています年収推移位は、0→350→480→0→300→380→600→800→0


さて、ここから外資ジョブホッパー時代に入ります


・みんなが名前を知っている外資10社あげたら出るような会社、それらを5社1−2年で入ったり辞めたりした。

・前職の800から一度700に下がったけど、年収下がってモチベ上がらないのと、体調もキツくてすぐに辞めた。

・その後、今700で月給65万くらいなので、800万台後半がいいですと探し、870で転職

・でも当然、ADHDなので、職場では人間関係がキツくて常時転職を考えるように。

・再度入院入院中にリモート面接をし、1000を超える内定を得た。病院の庭からノートパソコン面接したよ。

1000になってもやっぱりADHD職場では人間関係がキツくて、すぐ退職外資ジョブホッパーとして完全に手慣れてきて、一年転職

・「今1000なので、サインインボーナス100とか載せて1100とかでどう?」と言われて入ったが、割とボーナスが出て1150

・「今1150なので、まあそれ以上なら」みたいな感じで1200を超える。この時点で、月収が100を超えた。


ここまでの年収推移位は、0→350→480→0→300→380→600→800→0→700→870→1000→1150→1200

なんかRPGボス戦で死んだキャラを繰り返し生き返らせて戦ってるみたいだね。


で、昨日退職届を出して、今4回目の無職準備中


まとめると

派遣時代外資オフィスサポートやったので英語抵抗がなくなった

・「月収〇〇万円にあげたい」とエージェントに言うと、それを満たす契約でいい感じにまとめてくれた

・一度無職になって絶望しても、わりと雇用保険無職を食いつなげて助かった。

退職前に郊外家賃安い部屋借りれば、雇用保険範囲で長期耐えられる。

外資一年半でやめるようなやつでも割とスキルマッチすれば雇ってくれる。

年収何度も下がってるけど、その時に学んだスキルマッチして、のちに高待遇につながったりもした。低収入でも腐らず学べばいいかも。


国内企業はもう、履歴書職歴見ただけで書類通過することはないと思うんだけど、

また無職になってみて、今後何ができるか考えてみたいと思う。現実的には、また外資フリーランスしかないと思うけど。


ひろゆきスパチャで相談したら「年収1000超えてるなら起業してください」の一言で片付けられてしまったけど、

何かおすすめの今後の人生のやりかた、あれば教えて欲しい。

anond:20240324091002

一人暮らしアマプラ入ってない人とかおるんか……

そういう人って動画のサブスクはどこに入ってるんだろう

ついに実家新聞の購読をやめた

実家スペック

・(自己認識では)絵に書いたような中流階級。困窮はしていないが、決して上流階級ではない。

中小企業で働く父と、パートで働く母。

都内に家は買えないので、ベッドタウンにローンで一軒家を買う。

物心ついた頃から毎日ニュース7を見る、比較的(多分)ニュースには関心がある家庭。

・両親とも完全なネット音痴ではないが、スマホより本の世代の人。LINEGoogle Map食べログを中心に使っており、SNSはやっていない。

・少なくとも祖父母の代も朝日新聞を購読していた。

※俺は、もう社会人になってしばらく経つが、一人暮らしなので、新聞は取っていない。

本題の通りだが、この前実家帰省したら、新聞の購読をやめていた。

結構衝撃だった。まあ、改めて思えば家族時事ネタ議論するでもなし、仕事ニュース必要なわけでもなし、確かに新聞なんて読まなくても全く困らない生活はしている。

でも、スペックに書いたとおり、ニュース日常的に確認するのが当たり前だった実家で、新聞がないというのは、かなり新鮮だった。

理由を訊いてみると、なんとなく朝日新聞報道の質が、年々下がっているような気がしていて、遂に購読料金を払うに値しなくなってきたと思ったから、だそうだ。

輪をかけて衝撃だった。両親とも、スマホは使うものの、簡単な調べ物程度で、Twitter(X)もやってなければ、当然増田なんて読んでるわけもない。そんな両親が、購読をやめたのだ。

ちょっと、俺自身は、もうしばらく朝日の紙面を読んでないから詳しいことは言えないけど、ちらほら記事を見かけるに、ぶっちゃけ別に相変わらずじゃないか?って気もする。

もちろん依然イデオロギーは強いが、それは、もう朝日カラーであって(俺は好きではないが)、新聞とはそういうものだと思うし、「報道の質が下がった」というほどのことではない気がする。

正直、俺は別に新聞に対して、公正無私な報道を求めてるわけじゃあない。もちろん、限度はあるが、通信社のようになってもらっても困るし(役割が違う)、党派性が出て然りだと思うしね。

ただ、強いてこの感じを表現するならば、なんというか自己認識が歪んでるというか、過去高級紙としての栄光を捨てきれず、党派性結構強い紙面なのに、自分たちが公正で正統だというブランディングをしてる感じがする。

これ、結構やばいんじゃないだろうか。

質が下がっているかはともかくも、信頼度が下がっているというのは、肌でも感じる。

https://square.umin.ac.jp/massie-tmd/nonewsppr.html

まぁあと、もちろん、少なくとも報道の質が上がってきているという雰囲気はないし、朝日は定期的に、やってはいけないレベル誤報を繰り返している。

最近は、Xでコミュニティノートが付くことも少なくないしね。

https://www.financepensionrealestate.work/entry/2023/07/09/115839

ここでもわかるとおり、朝日は、事業規模ベースならともかく、営業利益ベースでは、本業不動産デベロッパーになりつつあり、もちろん発行部数減少については自覚しているだろう。

ただ、やばいのは、そもそも朝日新聞」というブランドが、傾いていることだと思う。経営陣は、それに気づいて、本気で対策を打ってるだろうか。


出羽守みたいであれだが、英米新聞は、もうそもそも、党派性がある前提でみんなが購読してる気がするし、だからオンラインでも成功してるところも多いんだと思う。

その党派性範囲内で、専門性を際立たせて、調査報道とかも組んでる感じするし。地方紙は軒並み死んでるけどね。

まあ、その結果社会の分断を助長してるって感じもするが。

そういえば、高校生とき社会科(政経)の先生が「五大紙全て購読し、可能な限り毎日、全てに目を通している」と言っており、自分も将来はそういう「知識人」になりたいと思ったことを、今書いていて思い出した。けど、社会人になった今、そもそも新聞を取ろうと思いさえしない。時間に余裕がないからとかではなく、そもそも新聞媒体にそこまで魅力を感じてないなと思う。

とりあえず、朝日は、新聞事業の存続を望むなら、マジでいろいろ一から見直したほうがいい。

2024-03-25

anond:20240325165556

独身一人暮らしならなぜ持ち家を買おうとするのか

どうせ年金ぐらしになる前に死ぬのに

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