はてなキーワード: キャバクラとは
ねー!一緒にキャバクラ行こうか^^
システムエンジニアをやっていて、どうも自分はポンコツだな〜と日々感じて酒とキャバクラ浸りになっていた。
その後会社を辞めることになり、業界は同じでもクラウド系のサービスを展開している会社に転職した。
SEの頃は業界知識を覚えても、下請けの頃は「単価を上げろ」「チームに人を増やせ」しか評価されず、元請けになると「利益を上げろ」「下請けの単価を下げろ」と言われ、「現場に入ると、お前のあとに入る人間も現場に入らざるを得なくなるから、入るな。全部下請けにやらせろ。」とさえ言われたいた。
設計に入ることが出来ても設計と実装が分かれているので、実装してみないと分からないような問題が設計段階でたくさん残る。当然責任の押し付け合い。
プロジェクトが上手く回ることはなく、大抵下請けに責任を押し付けるのが上手い人が「仕事ができる人」と言う評価になる。
それが今の会社ではどうだ。チームやPDMと仕様を考え、調査実装し、QAの後は自分達でリリースする。
いや、ほら。
すすきののアレ。ただのキャバクラじゃないってことがバレたでしょ。
一部報道では性風俗店だって言われだしたでしょ。すごい困るんだよねえ。
アレのせいで、「感染した人がそういう店に行った人だ」って思われるから、怖くて言えないんだよね。
そんなところ生まれてから一回も行ったことないのに、これで市中感染が広まったらどうするの?
こまるよね。
どうすんのこれ。
いまの新型コロナウィルスのスーパースプレッダーはエクストリームバカ決定戦である。
どれぐらいバカかというと、
2.酒を回し飲み
3.マスクはすぐ外す
4.濃厚接触者よくわからん。みんな黙ってる。感染してたら10万払うって言ってなんとかPCR検査やってる。
2.開き直ってそのまま放置。
4.一週間程度にわたり、客と胸を揉ませたりベロ入れてキスさせたりで、濃厚接触者が500人ぐらい
2.3密の控室
4.800人が濃厚接触者
すげえよなあ。
何が怖いかって、そいつらから感染させられた普通の人。どうするんだ?
私は違うんですとか言わなくちゃいけないんだよ。
・多人数での飲み会
・体調不良になったら外出しない
たったコレだけ守ればいいんでしょ?めっちゃ楽勝じゃん。
東京(主に新宿)でめっちゃ感染者増えてるって毎日ニュースでやってるけど、
逆に考えたら新宿以外ではそれほど増えていないわけで。
てか、給与とは言わないな。彼らと結んでいるのは労働契約じゃないもんな。
ほとんどの人たちが確定申告してないのが散々問題になっているじゃないか?
確かに一般的な職の人たちで脱税している人たちもいるけど、彼ら夜の町より圧倒的に比率としては少ないはず。
それに彼らは個人事業主扱い(届出してないんだろうけど)でサラリーマンじゃない。だから当然仕事がない時のリスクヘッジは自分でやるべきなんだよ?
コロナでなくても不況が訪れたとき、仕事がなくなったときは普通の人たちはある程度は対策取っているんだよ。
だから、私はマトモに普通の仕事に就いた方が良いんじゃないの?と言っているわけよ。
貧乏なのは悪い、とは言わないけど何にも対策しないで働いてる人たちは夜の街とか関係なく自己責任な部分があるってこと。
給付なんてアテにしたって仕方ないだろ?
正直、2月以降ずっと、いわゆる緊急事態宣言レベルの自粛をずっとやってる。
みんな、感染させないようにひっそりと、政府の言うとおり、行政の言うとおり行動している。
神経質に手を洗い、外から帰ったらうがいをし、外出先ではマスクをつけ、顔を触らないように、注意深く、毎日を生きている。
なのに、なんで感染が拡大してるんだろうか。
そう思うとつらい。
やりたいこともやらず、食べたいものも食べず、遊びにも行かず、「誰かのためになる」と思って自粛をしていた。
しかし実際には、「誰か」が抜け駆けして遊びまわり、ウィルスをばら撒いている。
遊ぶなとは言わない。「危険な行動を回避できる」方法はもうわかっているのだ。
だというのに、それを無視してウィルスをばら撒いてる「誰か」がいる。
自分はというと通常のイベントはほぼ中止。どうしても開催するときには神経質なほどの距離と消毒を繰り返して、それでも閑散としてる。
自分の好きなイベントのほぼすべては中止になり、コミケも、ライブも、無理だった。
外食もテイクアウトが大半になった。(そもそも外食する人間じゃなかったけどさ)
日常の楽しみがほとんど消えた。ハレの日の楽しみなんか夢のまた夢だ。
そういう普通の人間が、耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、という横で、酒を飲んで遊ぶ業界が、3密でマスクを外して騒いでいた業界が、感染を広めた。
正直悔しくて悔しくて仕方がない。
こんな連中が、なんで俺たちの努力をむしばんでるんだと心底腹が立ってる。
しかし、最前線で戦ってる感染症対策を頑張ってる行政の人たちが
「やっとなだめすかして協力を得て検査を受けさせたんだから責めないでくれ。騒げばこいつらはまた地下に潜る」
と、言っているのだから仕方がない。
一番腹が立って、悔しい思いをしている人たちがそういうのだから、仕方がない。
文字通り仕方がない。
そういう場所に行って感染を広めるバカな連中を火炎放射器で焼き殺すわけにはいかないのだ。そこは人間としての超えてはならない一線なのだ。
そういう迷惑極まりない行動を、最も許しがたいと思っている医療従事者は、自分の務めを全うしている。
ワイドショーの無知蒙昧なコメンテーターに無能だのバカだの言われていても自分の務めを果たしている。
最近旅行関係の対策としてGotoが話題だ。この政策は、立案当時、きちんとみんながお行儀よくしてたら恐らく可能だったのだろう。
しかし、いまは難しいだろう。いまは怖い。Gotoに行くとして、それが感染を広めたら、誰かを感染させたらと思うと、行けるものではない。
毎日を、息苦しいマスクをし、神経質に手を洗い、他者との距離を取り、そして、今日も生きている。
家に帰って、マスクを外し、衣類を洗濯し、神経質にシャワーを浴びて、やっと自分に戻れる。
「お前らは感染をばら撒く業種だけどフォローしてもらったじゃないか。なのに旅行業界が助けてもらうときには石を投げるのか」
と怒られていた。
疲れている。
自粛疲れだけではない。
マスクをして毎日を過ごすというのは、こんなにも大変なことだったのか。
感染しないように、感染させないようにおっかなびっくり毎日を過ごしている。
悪徳経営者のように、「コロナなんか知らねえよ。俺たちは生きて行かなくちゃいけねえんだ。俺たちは酒飲んで騒ぐのが仕事。それで感染させても国が悪い」
と開き直れたらどんなに楽だろうか。
いっそのこと、知らないうちに感染してしまいたいと思う気持ちが最近出てきた。
知らないうちに感染して隔離され、病室に閉じこもることをよく考える。
息苦しいマスクを外したいといつも思う。
マスクは自分が感染しないためじゃない。「誰か」に感染させないためのものだ。
「誰か」が抜け駆けをして遊びほうけても大丈夫なように努力してるわけじゃない。
自分勝手な人間がもう少し多ければ、おそらくNYの様になっていただろう。
同調圧力だとかムラ社会だとか批判されているアジアのほうが対策が上手く行ってるのは思わぬ誤算だった。
しかし、苦しい。
やたら攻撃的になり怒り狂って馬鹿なことを本気で主張して、始終他人に喧嘩を売り歩いていく人が増えた。
コロナ前まではそんな人ではなかった。
皆、狂っていってる。
この話はフィクションで、俺もこんな職場も存在しないし、出てくる人たちも存在しなくて、これを読んでる君もどこにもいないです。
今から5、6年ほど前に、俺はとある大型事務センターで派遣社員をしていた。
就職できなかったというより、仕事が出来ない無能な上に人中りして人間関係が酷く疲れる気質なので、新卒を短期間で蹴って逃げた俺は正社員として働きたくなかった。あんな思いをしながら生きるぐらいなら、いっその事死んだ方がマシだと真剣に思えた。phaや中島義道や斎藤環の本を布団の中でずっと読んでる様な、そんな時期だった。こんな社会不適合者にとって、ひたすらキーバンチャ―をするだけの派遣社員のこの仕事はまさに天職で、社会に出てからはじめて「俺は生きてても良いんだ。」と思えた。仕事帰りに出かける精神的余裕ができたのもこの時期だったと思う。社会不適合者にとって社会は厳しいけれども、俺でも受け入れてくれるぐらいには懐が広い。そう気づけた。
こういう誰でも出来て、なおかつ多くの人力を必要とする楽な仕事には、時給1000円そこらにも関わらず多くの人間が集まる。
主婦、他に働き口のない年配者、皮膚病がある人、身体障害がある人、精神疾患がある人、売れないバンドマン、社会生活を諦めた人。
みんな彼らを奇異な目で見る事も見られる事もない。若い女の子にちょっかいかけて迷惑がられる中年のオヤジもいたが、主婦層が若い女の子が嫌な目に合わないように囲ってオヤジを寄せ付けないように庇うシーンなんかも観た。
生涯非正規雇用でしか働いたことのない年輩者。漫画や映画のサブカルチャーに異様な詳しさを見せる30後半の男性。キャバクラに費やして借金を500万程背負って自己破産した躁鬱の中年。ネトゲ経由で女子高生と付き合って会うたびにセックスに興じてる話を嬉しそうにする20代半ばの日焼けしてない小太りの男。通信大学で勉強をすることだけを生きがいにしてる勉強好きな人。顔色の悪いその日ぐらしのデイトレーダー。リーマンショックで会社が潰れてからずっと派遣社員をしているこっちが心配になるぐらい優しくて人が良い男性。派遣をしながらアートの勉強をしていたが仕事に結びつかずそのまま派遣を続けてる女性。HSP気質が強すぎて大きな音を聞くだけで目に見えて動揺する女性。借金を抱えている上に子宮筋腫の手術を控えていて頭を抱えながらこれからの先を涙ながらに悲観する中年女性。本当にいろんな人がいた。当欠してもお咎めなし、生産性求められず、社交性無くてもウェルカム!この気楽さと中島らものような門戸と懐の広さに「派遣社員の制度は福祉」だとさえ感じた。もちろん突然消える人も多かった。
そんな中、俺が今でも一番印象に残っているのが派遣社員同士の一組のカップルだった。
彼らとは別の部署で直接接点はなかったが、休み時間に休憩室で勉強しているときに向かいに座っていたカップルの会話が耳に入ってきた。
どうやら二人は同棲しているようで、そろそろベランダのミニトマトが食べれそうだの、そんな話をしていた。
穏やかな口調で静かに話す30前半ぐらい思われるスピッツの草野マサムネに似た男性と、化粧一つしてない新興宗教リトルぺブルのクララさんに似た20後半ぐらいの女性だった。
二人とも素朴な感じで、見栄とか恨みとか憎しみとか、そういうものとは無縁のような、表現は悪いが人畜無害そうな、植物の様な、そんな印象を受けた。二人の間には確かに静かな時間が流れていて、誰も傷つけず、誰にも傷つけられないような、そんな二人が纏う空気が俺はとても好きだった。もしも俺の半径内で彼らに危害を加える人間が居たら全力で守りたい。そんな庇護欲にさえ駆られた。
時給千円だと二人の手取りを合わせて月の可処分所得はおおよそ28万円ぐらいになる。交通費は支給されない。二人が広げる手作りのお弁当を眺めながら、一体、どんな部屋に住んでいて、どんな生活をしているんだろう。と好奇心が湧いた。(が、最後まで接点はなかった。)
何も身につかない職場(しいて言うなら相手の眼を見れば躁鬱かどうかがわかるスキルは身についた。薬のせいか病気のせいか理屈はわからないが、躁鬱疾患者の目には特有のギラつきがある)で過ごし20代の貴重な数年を棒に振った俺は、月の半分が休みのような仕事に正社員として採用されたので、天職だと言えた派遣の職場を去った。
派遣の時代に比べれば可処分所得は倍以上になったが、忙しさや疲労度は増した。仕事帰りに出かける気力もなくなってきた。休みの日が多くなったが、寝ている時間も増えた。LINEは新卒時代に消したままだ。外部との連絡手段はgmailのみ。SNS嫌いの俺にはそれが心地よかった。友人の誘いを断ることが多くなり、連絡も途絶えるようになった。
職場にいるキラキラとした女性たちやイケイケでエネルギーに溢れる男性を目にすると、その表裏を帯びた見栄や世間体を感じてしまい、とても息苦しくなってしまう。息がつまりそうになる。ドッと疲れる。どうしても派遣時代の、良くも悪くも何事に対しても無関心な、山野一の漫画の世界をマイルドにした様なあの雰囲気が恋しくなってしまうのだ。
上司に「お前彼女はいるのか?」と聞かれた。素直に「いないです。」と答えた。
「若いうちに良い女をみつけとけ、ここはキレイどころ多いだろ、金持ってる女も多いしな」と上司は笑った。
もしもここで交際相手を見つけるなら俺は自分をひん曲げてでも人格や気質を変えていく必要がある。しかし、自分をひん曲げてまで彼女が欲しいと思える程のエネルギーは無かった。負け惜しみとかではなくて素直に交際相手が欲しいとは思えなかった。静かに寝ていたかった。
そういう時に、いつも派遣時代のあのカップルを思い出してしまう。
昇給もなく、雇用も切られやすい派遣社員同士で生活していくのは将来不安なことだろう。両親からの容認も難しいだろう。友人からの理解も難しいだろう。きっと「将来どうするの?」とか水を差されたりするんだろう。男性は「もっと甲斐性を持て。給料もらえる仕事につけ。非正規とかやべえぞ」と尻を叩かれ、女性は「そんな将来性のない男と一緒にいるの辞めたほうが良いよ先が無いよ」と窘められるのだろう。それでも二人は一緒にいる事を選んだのだ。そこには見栄も、経済的な豊かさも、時間に追われる事も、仕事のストレスもない。二人でのんびりと過ごせる、二人で居られる時間を選んだのだ。今の職場で働き出して、ようやくそれに気づいた。
「だから彼らは幸せ」というのは些か短絡的ではある。そもそも俺には二人のパーソナル的なものは何一つわからない。ひょっとしたら二人とも重度の精神疾患を患っていて共依存の様な関係なのかもしれない。それでも、様々な障害を差し置いても二人で居られる時間を二人で選べた彼らを、俺は心の底から羨ましく感じた。もしかしたら俺は二人の関係がずっとずっと羨ましかったのかもしれない。どれだけ金を詰もうが、どれだけ自分磨きをしようが、二人の様な関係性は簡単に築けるものではない。少なくとも彼らの人生における彼らの関係性はとても豊かな物だと、俺は思う。
今あの二人がどうしてるのかわからないけど、出来るなら今でも二人で幸せに暮らしていて欲しいと、時々ふと思う。上手くすべてが続いていけばいい。
ホストクラブやキャバクラの対策は、全く機能しておらず、マスクを外して飲食しながら喋って、グラスの回し飲みとかやって、ベロンベロンに酔っ払って喋ってるんだから無意味。
ホストクラブにしろ、キャバクラにしろ、演劇にしろ、どいつもこいつもコロナウィルス拡散させまくってる。
なんでみんながクソ暑い中マスクして通勤してテレワークしておっかなびっくり営業してるのに、まともな対策もせずに営業して、客に感染ばら撒いて責められないと思ってんの?
もう対策法はほぼ確実に出来上がってる。感染者が爆発的に広まってる場所は、大体感染対策がろくでもない場所だ。満員電車ですら、良いわけないにしても、ホストクラブのように感染を広めてない。
演劇もホストクラブもキャバクラ、きちんと対策を守ってればそこまで感染は広がらないんだよ。アホな奴らが対策を無視してバカなことやってるから広がってるんだよ。
日常生活ではなるべく繁華街に近づかない。でも外食はする。遊びにも行く。
手洗いうがいはインフルエンザ対策でやってたからこのまま続ける。
こうやってひとつひとつ、状況を見ながら「やること」「やらないこと」を自分の中の基準で決めていく。
リスク許容度は人によって違うのでキャバクラに行く人がいてもいいとは思う。近づきたくはないが。
今月末は Go To キャンペーンを利用して旅行をするつもり。
遠出はできないけど新幹線で1〜2時間ぐらいの温泉か山でも行こうかな。
今のところは自分が感染している兆候はないし温泉ぐらいなら感染する可能性も低そう。
もちろん100%の保証はないし何があるかわからないけど、でもこれがウィズ・コロナ、アフター・コロナの新常識なのかなとは思う。
たぶん初めて見る、六十代くらいの女性のお客様から「いくつ?」って突然聞かれてビクッとなった。え……ここで年齢聞くとかどんなノリ? それとも何か物の数を聞かれているのだろうか? でも歳のほかにいくつ?と聞けそうなものがないので、おずおずと「さんじゅう……はっさいです……」と答えたら、「えぇぇぇぇぇえ!!」とリアルに飛び上がって驚きドン引きされた。
「えぇ……二十代かと思ったのに……」
そんな、妖怪を見るような目で見なくても。
「お若く見えるのねオホホ……」
と、お客様は逃げるように去っていったというよりは、去るように逃げていった。私がもし二十八歳の若輩者だったとしたら、あの人は私に何を言うつもりだったのだろう?
私は今までの人生のうち、年齢を聞かれたことから続けて不快な目に遭う経験をもっともしたのが二十五~二十八歳の頃だった。不快な目とはどういうことなのかというと、一番強烈だったのが、
「へぇ、二十七歳? 結婚はしているの? あらそう、旦那さんがいるのにこんなとこで働くなんて、まるで旦那さんの稼ぎが少ないってアピールしてお涙頂戴してるみたいじゃない? ハッキリ言ってあんた、増田家の面汚しよ? 自分は勤労婦人でございって胸張ってても、陰ではみんな、あんたの旦那さんのことを後ろ指差して笑ってんのよ。あんたのせいで、旦那さんの面子は丸潰れ」
で、それと同着一位なのが、総合病院の待合所で知らない爺さんに言われたこちら。
「何? 二十五歳だぁ? オメーそんな歳で病院通いとは、オメーの旦那は可哀想だなぁ。嫁がろくに働きもせず、医者代ばっかりかかってよぉ」
歳が若いと知るや信じられないような暴言を吐く年長者に、二十代の頃は何度も遭遇したが、最近は歳を聞かれて素直に答えると、恐れられるようになった。やっぱりあれかなー、今日のあのお客様も、私が二十代だったら意地悪してやろうと思って近づいてきたのかな。
私のレジでしか会計しようとしないお客様が今日も来て、Aさんがその人のことをまたつぶさに観察していた。あの人は私のレジに並ぶ為に、何度も列に並び直していたとのこと。
今日は暇だったので、Aさんとよく話した。私のレジでしか会計しようとしないお客様は、いつも夕方に来店する割には仕事帰り感が一切しないよね、と。あのお客様、二年前からずっと、お店に来る時はサラサラな髪、汗染みのないパリっとしたTシャツジーンズといった格好で、千何百円を支払う時に必ずといっていいほど五千円札か一万円札で払う。端数の小銭を出すことはあっても、千円札や500円玉は滅多にお出ましにならない。……ということには、私は自分が何故だか目をつけられているということに気づかないうちから気づいていたけど、まあこの人趣味キャバクラ通いとかなんだろうなぁ、夜遊び好きな男の人の見栄っ張り的な……と思っていた。そう思っていたので、私は長らく、このお客様が私のシフトの四時間の間に二、三度来る理由は、キャバでワンタイム遊んで帰りにまた寄ったということなのだろうと思い込んでいた。ところがよく見れば、お客様は二度目に来た時も別に酔ってはいやしないのだ。服装にも遊んで来たわりにはくたびれ感がない。夜遊び帰りの人ではないのだ、たぶん。
私のレジでしか会計しようとしないお客様が、私に何故か唐突に年齢を聞いて来る年配のお客様の次に並んでくればいいのにな、と思う。私の「38歳です♪」を聞いて、震えて眠れ。