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2023-09-26

万物黎明』は人類歴史を誤解している・続きの続き

いくつかの詳細

もう少し詳しく説明すると、このような図式になる。地下に埋まった塊茎を手に入れるために、人類となるべき一族は掘削棒を発明した。大型動物待ち伏せして狩るようになり、スピード、持久力、武器が殺しのカギを握るようになった。このことは、歯、腕、脚の変化だけでなく、化石の傷のパターン洞窟発見された食事や骨、そして生き残った現代ハンターがどのように大型動物を狩っていたかからもわかる。

競合する肉食動物すべてからヒトの系統を分けた画期的な点は、複合食と火を使って調理する食べ物だった。つまり、消化に使うカロリーはるかに少なくて済んだのだ。リチャード・ランガムが論じているように、余分なカロリーは成長期の脳のために使われたのである

待ち伏せ狩りは当てにならず、ハンターは1ヶ月に1度しか大きな獲物を仕留めないかもしれない。人類はそれに対処するために社会組織を変えた。食料は本拠地グループ全体で共有するようになった。この変化は、全員が通常の肉を食べることを意味するが、肉のない日には、ハンターは塊茎や他の果物野菜に頼ることができる。

霊長類祖先や初期の人類は、この変化に2つの方法対処していたようだ。第一に、おいしい食料をみんなで分け合うために、ハンター同士の競争制限し、いじめっ子を懲らしめる方法を見つけた。

第二に、新しい育児スタイルを考案した。フェミニスト霊長類学者サラ・ハーディは、霊長類幼児殺しのパターンについて、また男女関係における重要な変化として、母親が幼い子どもの世話を他の女性男性に任せるようになった経緯について、幅広く書いている。もうひとつの変化は、霊長類の中で唯一、ヒトが男女ともに女性の閉経年齢を過ぎても生きるようになったこである進化的な利点は、年寄りの専門知識が貴重であるということもあるが、年寄り育児をするということもあるようだ。

これらの違いやその他のさまざまな違いによって、人類は他の類人猿よりも早く増殖することができた。そしてある時期には、世界中に急速に広まることができた。

この初期の歴史は、人類学者世界中のほぼ同時代狩猟採集民のグループから報告された社会の種類と一致している。その鍵は、富や余剰がないことである

人々は定期的に移動する。もう片方の腰に子供を抱えたまま、持てる以上のものを所有する者はいない。バンドには縛りがない。人々は常にグループを変え、誰もが他のいくつかのバンド現実または架空親族を持っている。食べ物セックス、その他何かをめぐって緊張が高まると、誰かが移動する。つまり女性男性も囚われることはなく、こうした社会では、性別による不平等規則的なパターン存在しない。そして、いじめっ子抑制する能力は、最近狩猟採集民のもうひとつ重要パターンである

これは人類学者証言からもわかる。しかし、類人猿祖先から解剖学的変化から証拠もある。他のオスと戦うために使われていたオスの大きな犬歯は姿を消し、体格差も大きくなくなった。ヒトのオスはメスより約15%大きい。他の霊長類との比較によれば、これはオスの支配意味するが、それほど大きなものではない。

男性性器は多くの点で変化した。霊長類や他の多くの種では、睾丸の大きさは性的パートナーシップの独占度を示している。ヒトの睾丸の大きさはその中間位置し、一夫一婦制の慣習が浮気によって変化したこと示唆している。

ヒトのペニスの変化は多岐にわたる。コーミエとジョーンズは、『家畜化されたペニス』という適切なタイトルの本の中で、これらの変化はすべて女性選択による交尾相手選択の結果であると主張している。

女性の性欲の変化はさらに著しい。他の霊長類では、メスは排卵ときだけセックスをする。ヒトのメスは一年セックスをする。これは、より多くのセックス可能であることを意味するが、性的に活発なオスとメスの比率が1対1であることを意味する。他の類人猿霊長類では、2対1から40対1まで様々である。このことは、ペアの絆や男女平等が生まれやすかったことを示唆している。

霊長類学者人類学者クリストファーボームは、重要論文と影響力のある2冊の本の中で、パズル最後ピース提示した。ボームは、狩猟採集集団平等と共有は、文化的かつ意識的に達成されたものだと主張している。

彼によれば、私たちは、服従し、競争し、支配することを奨励する類人猿遺産を保持している。しかし、人間が生き残るためには、自分の中に湧き上がる嫉妬攻撃性、利己主義を抑え、他人利己主義を抑えるために、意識的に協力し合わなければならなかった。

ボームの考えは、今では広く受け入れられている。これらはすべて、人が生まれつき平等主義的であったり、非暴力的であったりするからではない。私たちの中にその可能性があるからであり、その反対でもある。しか私たちは、生き残るためには分かち合い、平等主義でなければならないことを理解していた。

ボーム理論は、私たちの大きな脳にも合致する。科学者たちは長い間、大きな脳は手や狩猟武器や道具に関係していると考えていた。しかし、他の霊長類では、脳の大きさを最もよく予測できるのは集団の大きさである

ほとんどの霊長類では、支配階層に立つかどうかは、複雑で絶えず移り変わる政治的世界同盟を築く能力にかかっている。そしてオスが繁殖するチャンスは、そのヒエラルキーにおける地位によって決まる。社会的知性は非常に重要である10人のグループでは、45の異なる人間関係を把握しなければならない。20人の集団では190通りの人間関係がある。200人の村では......計算してみてほしい。

そしておそらく、人間においては、いじめ抑制し、平等に生き、分かち合う能力が、社会的知性の決定的な成果だったのだろう。競争に使える頭脳は、協力にも使えるのだ。

要約すると

まとめると、多くの分野の学者たちの研究によって、200万年かけて進化した特定生態学ニッチへの人間適応が、約20万年前の人類の出現につながったという首尾一貫した図式を提示することが可能になったのであるしかし、サラ・ハーディクリストファーボームとの簡単意見の相違を除けば、グレイバーとウェングローは、この印象的な新材料の数々を無視することによって対処している。

実際、もしそれを受け入れていたら、彼らはこの適応平等主義的性格と、それが特定環境物質的条件と密接に結びついている度合いの両方を受け入れなければならなくなるだろう。

自由選択へのコミットメントにしがみつき自分たちの政治的プロジェクトを無傷で維持するために、彼らの議論はひるんだり潜ったりする。

文章は緻密でありながら、華やかさと権威に満ちている。この本はすごいスピードで唸りを上げる。適当な図解は疲れるし、非連続的な言い回しや心のゆらぎを解きほぐすのは難しい。読者は、彼らの証拠使用はしばしば信頼できないことを警告されるべきである。ハザ族、モンタナイス・ナスカピ族、シルック族、ヌエル族に会ったことのない無知な人は、細部に狂気を感じるだろう。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143807

2023-09-16

[] 柴田道子 被差別部落生活伝承 (ちくま文庫)を読んだ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210810181919

https://web.archive.org/web/20210810225700/https://anond.hatelabo.jp/20210810181919

原著刊行は71年、当時の部落解放同盟書記長中山氏とともに長野県内の被差別部落の古老たちを訪れて聞きとり調査したもので、現代よりずっと差別苛烈で激しかった時代大正デモクラシーの波にのった解放運動記憶もまだ生々しく覚えている人が多く、本当に大変貴重な証言ばかりだった。

(まず基礎知識ですけど、部落をよく知らない人はなんとなくイメージで、関西しか無い、関東関係ないと漠然と思っている人が多いみたいですが(私もそうでした)葬儀処刑人農村で使ってる牛馬の解体処理など死に関わる仕事(ケガレ仕事)全般を請け負っているので、基本的にどこにでもある(最北端は旧松前藩あたり、最南端奄美大島らしい)。私も北海道には存在しないと思っていたが間違いのようです)(被差別部落の中でも同和事業を適用される同和指定地区をうけなかった地区も多いのがこのような認識を生んだ理由でしょうか)

この本はまず信仰の話から始まるんだけど極貧の生活のためか日頃より信仰心が篤いのに死んだら畜生と同じ埋葬方法で墓が作られても墓地北側の日のあたんねえ所とか、雑で差別的な戒名つけられたり、それでも檀代は一般(部落外)より高い額ふんだくられてたりもうさんざんで、序盤からひどい話ばっかりなんだけどこのあともひどすぎてこれがジャブ程度に思えてくる。長野といえば教育県を掲げているけど部落民は一般と同じ学校に行かせてもらえない、行かせてもらえても徹底的なイジメが待っている、教師すら[チョオリッポをチョオリッポと呼んで何が悪い]と差別に荷担する。さら生活苦ゆえに家の仕事を手伝わなくてはいけないといった理由も加わってまともに学校通った人の方が珍しくて、聞き取り対象の老人のなかにはいまだに文盲の者も少なくない。それから公衆浴場も別々で回り風呂といって運搬が可能なお風呂部落じゅうを回ったりしてたらしい。ケガレ仕事だけでなく、今でいう巡査牢屋の見張りのような危険仕事押し付けられたり、農家の手が足りないときだけ日雇い従事したり季節労働をやったり等収入が安定しない..

もう要するに公権力が徹底的にそうやって差をつけている。また、同じ人間であると思わせないためか、部落民は睾丸が四つある、あばらが足りない、血の色が違うなどいわれのない身体的特徴をでっちあげられてそれを理由侮蔑される。今でこそ誰もが馬鹿馬鹿しいとわかるけどこんなことが真剣に信じられていたんである

それから今でこそ同和事業で部落インフラが整備されて、見かけは一般と変わらない町並みになり、住民流出流入が容易になり、その結果元々部落だったと知らずに引っ越してきてずっと知らない人などたくさんいるけど、明治の末ごろの話だけど比較的裕福だった部落の老人が一般大通りに家を建てたら村じゅう大騒ぎになって、

村役場が主導して執拗嫌がらせを開始。果ては物理的に家ぶっ壊されて(!)老人は訴訟をするけど村役場殺し屋差し向けてきたり費用問題などで訴訟断念するしか無かったらしい。役人殺し屋を雇う???????????????? ???????

?????????????????

明治といえばその初頭に四民平等令、部落解放令がやっと出た時代なのに..この解放令ってやつもうほっとんど意味なくて、差別は続いて、でも以前は免除されていた税金一般と同じように徴収されるようになっていっそう生活が苦しくなっただけらしい..てかまじ、体制側が一市民殺し屋差し向けてくるとかまるでフィクションの話みたいであまりに信じがたくてここ読んだとき一日くらいずっとポカーンとしてた。殺し屋て…殺し屋て..明治の末とかって歴史からみたらほとんど最近じゃん 最近の話じゃねえか ひでえやばすぎる。どーなってんのよ

どこそこの地域部落みたいな程度の浅い知識ならネットでちょこっと調べれば出てくるけど、こういう具体的な差別事例ってこんなふうに本でも読んで能動的に調べないとわからないんだよね、、まぁこういう時代からは随分ましになったとはいえいまだに部落の人にたいして暴言吐く人、差別する人はゼロにはなってなくて、全然過去問題じゃないんですけど、同じ部落の人のなかでも[部落問題を知ってほしい][寝た子を起こさないでほしい、学校なんかで教えるから差別再生産されるんだ][もう差別なんかないんだからほっとくべきだ]とさまざまに意見が分かれていて人間から当然と思う。

でも悲惨歴史にふたをして忘却してしまうと過去の人々の苦しみまで無かったことになってしまわないか?というのと、現代人間過去から教訓を得られなくなってしまう、それと苦しみだけでなく部落にも豊かな文化生活があり、(著者は部落文化遺産と呼んでいたが)文化のものも葬られてしまう。そういう理由から現在の、部落の[ぶ]の字すら言ってはいけないようなタブー空気はいやだなと思うので積極的に気軽に部落の話をするようにしてる。

でも後述するけどこのタブー化が差別の緩和に繋がったわけで、でもそれを加味してもやはりもうそろそろタブ一の段階は終わっていいだろうと思う。

私は部落民ではない女性なんで女性差別しか興味がありません。主にどうして被差別部落がここまで差別を打破できたかの部分に興味があって調べておりその歴史女性差別に対抗するすべを学べないかとそう思い何年も前からあれこれ勉強しています

はっきり申し上げておきます部落差別より女性差別のほうがひどい。上記にあげたような苛烈差別事例を知った上で言うことです。その理由ひとつに無徴の存在である部落民に対して女性は有徴の存在であり、部落差別から逃げるために素性を知られてない遠方に引っ越すという手段もあり実際多くの人がそうしていたようですが、女性女性であることから逃げる手段自殺しかありません。

(当然、無徴ゆえにだれも[被差別部落][部落民]とはなんなのかをはっきりと定義できないゆえに権力側に恣意的身分を決められていた歴史もあるでしょう。それも知っています。でも、なお..なのです。ちなみに、部落民とは一般先祖ルーツが違う別人種なのではと思う人もいるでしょうが一般人でも部落民になったりするし、どうもそのへんあいまいというかはっきりしていないようです。本書には、とある部落民にむかって自分たち先祖が同じだ]と言った一般民がいたという証言もあります差別根拠など全くないのです。さらに言うなら死にまつわる仕事ケガレというのも恐らく権力恣意的に決めたことがし、ケガレ仕事ではない、たとえば内職などしかしない部落民も沢山あってケガレともイコールで結びつかないのです。)現在進行形でさ女は毎日女ってだけでなぐられ殺され犯されおとしめられてんだよ

から一歩出るだけで醜いおっさんジーロジロ品定めここから逃げる手段ないんすよ

公権力が女の味方してくれたことないんすよ

女性参政権だってGHQ鶴の一声であって日本の男はんなもん女に与えてくれたこと無いんですわ

すいません話それました!

国を動かしての解放令発布でもやむことがなかった差別現在ここまで緩和されもはや部落問題を全く知らない人も多くなった、その主たる理由はやはり水平社(のちの部落解放同盟)の強硬な、時には暴力的闘争姿勢によるものだったのではと思います。著者の柴田いわく、長野のなかでも東信地方は寒風が吹きつけてひどく底冷えがする地域で、昔から気骨のある男、気性の荒い男が多く、それが東信で水平運動がさかんだった理由ではないか分析しています。逆に寒さがゆるやかな地域では[寝た子を起こすな]の論調が強かったり水平社よりも穏健だった同仁会がさかんだったらしい。でも同仁会も交渉の場では「水平社の連中よぶぞ]が殺し文句だったらしく虎の威を借りてたとか..そして水平社と同仁会、歴史に名を残したのはどちらかというともうこれは言うまでもありません。ふだんから竹槍の戦闘訓練も行い、武力闘争も召さなかった水平運動こそ歴史を変えた。彼らが起こした暴力事件の仔細はネットでも簡単に読めます部落民は乱暴だ、奴らは犯罪者だといった風評も辞さない徹底的な闘争で、部落は怒らせると怖いと、部落がなんなのかよく知らない人すら何となく感じて、アンタッチャブル話題だと感じる。タブーだと思う。その空気を牽引したのがテレビマスメディアの徹底的な自主規制でしょう。部落解放同盟にらまれたら厄介だという理由で前述のように部落のぶの字も出さない、触らぬ神にたたりなし。先日もエタヒニンと発音しただけのアイドル活動自粛に追い込まれたけどそういう過剰なまでの自主規制が、差別存在のものを透明化した。長い間メディアは頼まれてもないのに四本指の表現すら自主規制していた。

そのような、暴力脅迫で勝ち取った自由歴史勉強していると、心底彼らがうらやましく、やっぱり権力もなにもあてにならずとにかく徹底的に相手に恐怖という根源的感情を植え付けて支配するしか対抗の方法は無いのかなと思ってしまう。なんだかわからないけど女性差別問題は怖いから少しでもセクハラと誤解される表現自主規制しよう、万が一表に出てしまったら即座に責任者の首とばそう、そんなふうになってくれたらいいのにと夢見て泣きそうになります

しかしながら水平運動に加わった男たちがそこまで暴れることができたのも男という性別ゆえかなと、同時に諦念を抱きます

女はやさしさや思いやりといった(あえて言いますが)宿病をかかえています。それは先天的ものか、それとも後天的ものか、両方だろうか?とにかくフェミニスト自称する人たちすら、女性は優しくなければ、人の気持ちが分からなくてはという教条に縛られているので、そういう人たちと肩を並べて武力闘争可能かどうかはあやしいものです。ねえ、やりすぎは良くないよやめよう、とお目目ウルウルのいい子ちゃんが必ずまざってしまい男たちはそのすきをついてくる気しかしません..

この本書のなかにはある村の一般村長が出てきます。彼は比較リベラルで、部落の子でも学校入学できるようはからったとのこと。そのせいで彼は妻の実家の敷居をまたぐことを拒否されるなど反発され、水平社の者も彼のそのような行いを知っててもそれでもダメな所は徹底的に糾弾したので、「両方から突き上げ食らってもうさんざんだ]といったことを自嘲してるんですけど女性たちも同じように全く糾弾の手を緩めないってことが可能かと考えると難しい。

男の攻撃性が本当にうらやましくなります

痴漢の手に安全ピンぶっさそうという(本来痴漢は殺されてもいいくらなのだから穏当すぎるくらいなのに)呼び掛けにすらいい子ぶりっこがそういうのよくないよとたしなめるしまつ。

繰り返すけど殺されてもいいのに。

やさしさというのは女たちが生まれつき体に埋め込まれた起爆装置なのだろうか?差別に抗戦しようとした瞬間、それは作動し、女の体は爆発四散するのでしょうか?

この本の巻末、作者の生前の夫だった人による復刊によせての解説言及されてた2014年長野県連続差別事件やばい部落民の女性に対して、真ん前に引っ越してきた男が差別語連発で罵倒するのをやめない。裁判所から禁止令が出てもやめない。逮捕されても執行猶予で、けっきょく彼が万引きという別件で再逮捕され収監されるまでの2年間なにも解決しなかったそうです。

昔も今も権力なんてなんのあてにもならないどころか被差別階級にとっては敵でしかないんじゃないのとますます不信感がつのます2014年とか最近じゃん昨日じゃんか

みんな本気で、ハッシュタグ(笑)だのツイッターデモ(笑)なんかで女の現状が救われるとおもってんのかな..こんなのなんにもならんってうすうす気づいてるんじゃないかな。男に殺される女が一人でも減るかそんなんでって思う。やってる感だけ得られたらいいんすか? けっきょくレベルを上げて物理で殴るしか無いんじゃないのか。それもわたし一人がやったところで社会的インパクトいか組織だってやるしかないけど、以下ループ

水平運動の男たちは献身的に支えてくれる妻がいてそれで運動なりたってた部分でかいと思うけど女には妻おらんのですよな~

暴力ができないならせめて男がみんな自分に正直にホモ願望を解放してホモセックスし、抑圧している内的女性現実女性投影するのをやめればミソジニー無くなって平和になると思うんですけど、でこう書けばホモ差別語だから差別はいけませんとかほざくぶりっこフェミニズム邪魔をしてくるのでもうどうしようも無いです! バーカ!ちんこ

それで思い出したけど水平社=部落解放同盟は徹底したシングルイシュー在日朝鮮人差別して反省しなかったり、男と女で日当に差をつけて差別してたという話も聞きますイシューを抱え込まないことがやはり運動成功秘訣ひとつであったのかと感じます女性女性というだけでやはりシングルイシューはいけないといった脅迫をされます。色々な差別問題に敏感ではなければいけないような圧力にかかって、あらゆる差別に眉をひそめなきゃなんないあの感じ、全ての弱者のために涙しなきゃいけないような義務感、女だから聖母を求められてるんですよね。それもバー死ねでございます女性差別以外知ったこっちゃねーでいいんだお

ところでこの本の作者柴田道子は童話作家部落民じゃない一般です。長野市に引っ越してきて被差別部落接触し、興味を持ち、この本を上梓したあとは狭山事件被告サポートに尽力、当該事件の本を執筆わずか41歳の若さで急死したとか。

解説文でだんなさんが男社会のなかで女性としてうけていた差別があったか部落問題に熱心だったのでは的なことかいとるけどんじゃー女性差別問題に集中すればよかったのでは、女なら自分当事者である女性差別問題に注力すればいいのに、しろよと思ったし、そうすべきだろがいすら思うんだが、そういった、正しくない女柴田の正しくない思いで発刊された、正しくない存在である力作のこの本によって後世の人間である私が歴史を知ることができたわけで、そしてこれは間違いなく後世に保存し読みつがれるべき大名著なんです!!!何が正しいか間違っているのか、どう思うべきか、どう行動すべきかって本当は一切なにもないのかもしれない。なのでフェミニストならこうすべきだ、こう思うべきだ、こう感じるべきだみたいな考えに固執している人はちょっと考え直したほうがいいな、正しいか間違ってるかなんて時代によって基準がぐにゃんぐにゃんで明日にでも真逆になるけど、なんか結果だけ見て、他人ジャッジしてもシャーナイつか、結局ね、なにかにかい真剣にがんばったりさえして、懸命に生きさえすれば、それはもう…だれにも、文句は..まあいいや

2023-09-13

anond:20230913100538

ちんこ射精判定して睾丸から出た物質が脳に作用して賢者化してるのか、脳が射精判定して脳から出た物質賢者化させるとともに射精させてるのか、どちらだろう

性欲が発散されるトリガーってどのポイントなんだろうな

睾丸から精子が出ていくところなのか

精管なのか

尿道なのか

睾丸から精子がなくなればいいだけならば、睾丸から直接注射器で吸い取っても賢者モードになるんだろうか

2023-08-31

睾丸が痛い

原因不明のじんわりした痛み。

不安だ。

2023-08-29

子供を望まないのなら睾丸っていらないのでは?

睾丸取ると、男性ホルモンが減るから薄毛が解消されるらしい

しかも肌もきれいになるらしい

ちょっとやる気が減るらしいが、まあそれくらいいいよな

しろ性欲が減って暮らしやすくなるかも

睾丸もっと気楽に取れる時代であってほしい

2023-08-25

遮断性だけど去勢してみた のログ

https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1628418345

 

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (プチプチW 93bd-imFy):2021/08/08(日) 19:25:45.61 ID:fqdQaa+w00808 ?2BP(1000)

はてな匿名ダイアリーを利用するのは初めてだが、弱者男性論のメッカらしいのでここに書いてみる。

20代後半、童貞友達なし、恋愛経験なし、子供部屋在住、フリーター年収100万円以下。

弱者男性という言葉定義をここでは試みないが、自分もそう分類されるのではないかと考えている。

睾丸摘出手術を受けて約1年が過ぎようとしている今思うことを記す。

オッサン」化することへの恐怖と抵抗

ネットによれば「オッサン」というものは臭くて汚くて性欲まみれで世間迷惑をかける気持ち悪い存在らしい。そんなものになりたくない、という気持ちきっかけになった。

曰く去勢をすれば性欲が減少するらしい。性欲が減れば私が性犯罪を犯す危険も減るだろうし、そうなれば不幸な思いをする被害者も減らせる。私自身も不必要な性欲のために時間的金銭的・肉体的コストを浪費せずに済む。唯一不幸になるのは孫の顔を見られないことが確定する私の親であるが(私は一人っ子だ)それはもう諦めてもらうほかない。私は反出生主義者ではないが、我が子や子孫という存在も生まれずに済む以上幸福になれずとも不幸になることもまたない。

また、去勢をすると体臭が減るという情報もあった。私の体臭によって不快な思いをする人が減るのであれば喜ばしい。なるべく引きこもって暮らしているが、どうしても出かけなければならない時がある。そんな時に誰かとすれ違ったり隣に座ったり同じ空間にいたりするだけで人々に嫌な思いをさせる、そんな心配も減るのだ。

人々に迷惑をかけない。私はそういうことに幸せを感じるのだ。そんなに人に迷惑をかけたくなければ自害せよと言う意見もあるかもしれないが、私にはその勇気がなかった。そしてそれに代わる手段として選んだのが去勢だった。

手術とその後

ネットで見つけた病院へ。性自認を問われることもなく(問われたら答えられなかっただろう)電話一本で日帰り手術。費用は15万円ほど。覚えているのは自分の体が電気メスで焼かれる匂い火葬されるとこんな感じなのだろうかなどと考えていた。術後は抜糸不要で痛み止めを少し飲んだ程度。こんな簡単で良いのだろうか。

その後性欲は無くなりはしないものの確かに減少した。自慰行為に浪費する時間は減り、射精に近しい感覚は残っているもの精子は無くなり精液も透明なものがごく少量出るか出ないか程度になった。恋愛感情はもともと経験がないので変化がわからない。宦官は性欲の代わりに出世欲など他の欲望が強くなるとどこかで読んだがその兆候も今のところ見られない。週に一度ジムに通っているが体力や筋力の減少は特に見られず、体臭についても自覚できる変化はなかった。

現在私は男性と言えない何かであるが、分類上は普通男性として生活している。といってもいわゆる「男性性」を演じることは元からしていないしするつもりもない。かと言って女性になりたいわけでもないのでこれ以上なにか手術などを受ける予定も現状ない。

最後

ここまで書いてみたが去勢という不可逆なもの弱者男性にすすめることはできない。

自らの欲望男性性を否定することを目的睾丸摘出術を受けることは、自己肯定感を高めることで弱者男性を脱しようと言う考えとは対極にある。本来手術を必要としている方々にも失礼だろう。もちろん多少性欲が減った程度で解脱できるなどということはない。たとえ手術を受け「オッサン」になることから逃れたとしても、私自身あるがままで気持ち悪い存在なのだ、と改めて気が付かされただけであった。

自分の行動に後悔はしていないが、弱者男性の皆様には私を反面教師としていただきたい。

https://anond.hatelabo.jp/20210805203958

弱者男性だけど去勢をしてみた

はてな匿名ダイアリーを利用するのは初めてだが、弱者男性論のメッカらしいのでここに書いてみる。

20代後半、童貞友達なし、恋愛経験なし、子供部屋在住、フリーター年収100万円以下。

弱者男性という言葉定義をここでは試みないが、自分もそう分類されるのではないかと考えている。

睾丸摘出手術を受けて約1年が過ぎようとしている今思うことを記す。

オッサン」化することへの恐怖と抵抗

ネットによれば「オッサン」というものは臭くて汚くて性欲まみれで世間迷惑をかける気持ち悪い存在らしい。そんなものになりたくない、という気持ちきっかけになった。

曰く去勢をすれば性欲が減少するらしい。性欲が減れば私が性犯罪を犯す危険も減るだろうし、そうなれば不幸な思いをする被害者も減らせる。私自身も不必要な性欲のために時間的金銭的・肉体的コストを浪費せずに済む。唯一不幸になるのは孫の顔を見られないことが確定する私の親であるが(私は一人っ子だ)それはもう諦めてもらうほかない。私は反出生主義者ではないが、我が子や子孫という存在も生まれずに済む以上幸福になれずとも不幸になることもまたない。

また、去勢をすると体臭が減るという情報もあった。私の体臭によって不快な思いをする人が減るのであれば喜ばしい。なるべく引きこもって暮らしているが、どうしても出かけなければならない時がある。そんな時に誰かとすれ違ったり隣に座ったり同じ空間にいたりするだけで人々に嫌な思いをさせる、そんな心配も減るのだ。

人々に迷惑をかけない。私はそういうことに幸せを感じるのだ。そんなに人に迷惑をかけたくなければ自害せよと言う意見もあるかもしれないが、私にはその勇気がなかった。そしてそれに代わる手段として選んだのが去勢だった。

手術とその後

ネットで見つけた病院へ。性自認を問われることもなく(問われたら答えられなかっただろう)電話一本で日帰り手術。費用は15万円ほど。覚えているのは自分の体が電気メスで焼かれる匂い火葬されるとこんな感じなのだろうかなどと考えていた。術後は抜糸不要で痛み止めを少し飲んだ程度。こんな簡単で良いのだろうか。

その後性欲は無くなりはしないものの確かに減少した。自慰行為に浪費する時間は減り、射精に近しい感覚は残っているもの精子は無くなり精液も透明なものがごく少量出るか出ないか程度になった。恋愛感情はもともと経験がないので変化がわからない。宦官は性欲の代わりに出世欲など他の欲望が強くなるとどこかで読んだがその兆候も今のところ見られない。週に一度ジムに通っているが体力や筋力の減少は特に見られず、体臭についても自覚できる変化はなかった。

現在私は男性と言えない何かであるが、分類上は普通男性として生活している。といってもいわゆる「男性性」を演じることは元からしていないしするつもりもない。かと言って女性になりたいわけでもないのでこれ以上なにか手術などを受ける予定も現状ない。

最後

ここまで書いてみたが去勢という不可逆なもの弱者男性にすすめることはできない。

自らの欲望男性性を否定することを目的睾丸摘出術を受けることは、自己肯定感を高めることで弱者男性を脱しようと言う考えとは対極にある。本来手術を必要としている方々にも失礼だろう。もちろん多少性欲が減った程度で解脱できるなどということはない。たとえ手術を受け「オッサン」になることから逃れたとしても、私自身あるがままで気持ち悪い存在なのだ、と改めて気が付かされただけであった。

自分の行動に後悔はしていないが、弱者男性の皆様には私を反面教師としていただきたい。

2023-08-08

パイプカット(精管結紮術)手術記録

追記

術後2週間、射精感の変化は今のところありません

痛みも違和感もないし、性液の量も変わらないと思う

コメントにあった2013年忘備録を見させていただいて一点追記

出血による陰嚢の変色は術後1週間ほど見られましたが、現時点では手術前と変わらない色に戻っています

元の記述内容

パイプカット体験談を書いてる人は少ないと思うので、誰かの役に立てばと思い記録に残す

経緯

42歳、妻との間に子供は2人いる

子供2人の計画で家も建てたし、3人目は作らない方針

一度避妊に失敗して、コンドームが外れて中に残り、

生理が来るまでの間、真剣に悩み、話し合った

結果的生理は来たが、今後を考えると対策必要

女性避妊より男性避妊の方が負担が少ない

人生子供は2人で充分

ということで決意した

前日までの準備

術前の説明ネット上にたくさんあるので割愛する

一度受診して手術日を予約、費用は6万だった

1日1件のみ手術予約を受けており、1月待ちだった

陰毛は全て剃って無くした

昼は軽く食べて、以降は手術まで水茶のみ

手術

18:50から手術開始、19:40には病院を出たので1時間

麻酔注射は陰嚢の下、脚の付け根に左右1回ずつ

声が出る程度に痛いことは痛いが普通麻酔注射の痛み

麻酔が効いて、手術中は痛みは感じず

切る、縫うは痛みがなくて分からないまま終わった

術後

陰嚢の傷の痛みはほぼない、麻酔が切れてから、たまに切り傷がジンジン痛む感覚はあるが痛みは弱い

もっと傷の痛みがあると思っていた。陰嚢には痛点が少ない?

それよりも、ガーゼテープによる止血のための患部圧迫がキツい。睾丸をずっと握られてるような感覚。この圧迫感が辛かった。

翌朝

陰嚢の傷の痛みなし

ガーゼテープを取る

軽くシャワーを浴びて、消毒、ガーゼを当てて、テープで固定して、着替えて出勤

痛みなく歩けたし、歩く速度も平常時と変わらず

休みも歩いて出勤と合わせて1万歩強歩いた

3日目まで

薬を飲み、患部の消毒をし、ガーゼを張り替えた

痛みはなし

シャワーのみで浴槽には浸からなかった

5日目

この日からガーゼもなし

久々に浴槽に浸かった

6日目

子供達と庭でプールに入った

少し早いが自己責任飲酒を解禁した

8日目

夕方に通院して抜糸

声が少し出るくらいには痛い

費用が変わらず、溶ける糸で手術できる病院が選べるならそこにすべきかも

でも10分ほどヒリヒリする程度

先生曰く、翌日には歩いて出勤できるのは

痛みが少ない方、翌日も痛む人がそれなりにいる

傷口も綺麗とのこと

今後

マスターベーションを再開して、15〜20回出せば、残った精子が出切るとのこと

性液を持って行き、精子がいなければ完了とのこと

2023-07-29

anond:20230729104501

陰茎・睾丸付きの自称レズビアンが女湯やトイレに入れることが大事からに決まってるじゃん

2023-07-25

anond:20230725153547

女性は「なにがトランスジェンダーよ!ペニス睾丸もぶら下げて、それはただの男よ!」と激怒

ペニス睾丸があるというだけで男扱いするのは差別ってこと?

2023-07-23

何つーかさー、女性トイレに対する身体男性侵入を恐れる女性冷笑する人達って

被害というものについて、男性器の挿入を伴うレイプとか、そこまでいかなくても胸や尻などを触られると行った刑法犯に問いうるもの限定して捉えて

そうじゃないならば被害がないものとみなしているように見受けられる。

でもそういう直接的な被害だけじゃないんだよ。

自分はそういう直接的な被害に遭った事こそないものの、女子トイレで「トランス女性」と思われるお爺さんと遭遇したよ

カツラと思われる長い金髪に真っ赤なカチューシャノーマスクで濃いアイシャドウに赤い口紅

上半身は素肌にチェックのキャミソール下半身ピンクレオタード姿で何故か思い切り睾丸がはみ出ていた

その場には他に人もいたけれどその人を見ている様子はなく、自分もとっさに目を逸らしたけれど目に焼き付いて離れない

通報出来た事例なのかもしれないけれどその時はそれどころじゃなかったし、一刻も早くその場を去るだけで精一杯だった。

もう本当に凄いトラウマで、今でも忘れられない不快感なんだけど。

で、「トランス女性」の女子トイレへの侵入が大っぴらに認められるようになったら

こういうのがますます増えるのが目に見えているでしょう?本当に怖いし

自宅以外でのトイレが無理になるんだよ

2023-07-13

りゅうちぇるさん自殺に思う特に性質が近い当事者による気持ち

そっとして欲しい

けど、それだけでは世の中は進まない

他の誰かが犠牲になってくれて初めてそっとできるんだ


でもミスリードをする人がいる

当事者扇動する人がいる

そっとして欲しい立場人間はこうやって匿名しか発言できないか

発言が弱すぎる


昨今のLGBT関連についてこんな事を思っていた最中に起きた

りゅうちぇるさんの自殺報道


罵倒する言葉だけでなく養護する側にも違和感が増していくこの流れに色々書き記したくなった


(本題に入る前に)

厚生省トイレ訴訟判決については以下のツイッター連続投稿に詳しいので一度目を通して見て欲しい

https://twitter.com/KvN_DSsub08/status/1678688770873524224




ryuchellさんに対して例えば

「男なのに女みたいにして女に近づいて女と子供作っといて男が好きで女になりたいなんて虫が良すぎる」

という論調


言いたい事はわからないではないが

自身の性に違和がありながらバイセクシャル普通に多くいる

そしてその事に対して子供の頃からずっと思い悩み揺れ動いてきている人生

それでいて消えない過去とその事実


それこそ成人するかしないかの時期までに

性別変更をする重大な決断を取れるのかは非常に難しい


性別変更も男→女は非常にハードルが高い

人間身体胎児の段階でもともと女の状態からまりY染色体を持つと

途中から男性に変わっていく

蟻の塔渡りと言われる男性の股にある線は割れ目が閉じた跡であったり不要乳首が残ったりするのもそれ

科学的にも男性女性遺伝子的に単純化させる事で

何かしらの機能を特化させていく

足りないものを加えるのはあるものから引いていくより難しい


男性化した女性は少ないと感じるのではないだろうか

適合手術をせず男性っぽく過ごしていても特に咎められる事がない前提もあるが

手術をしたらわざわざ言わない限り気付かれる事は無いケースが非常に多いかである

当事者同士というのは普通の人の目線よりも遥かに見分けが付きやす独自感覚がある

それでもこのパターンはわからない

言われてようやく言われてみれば…の域なのだ



話を戻して女性化を目指しても変えられない身体的部位は多い

身長が高くなってしまった人はどうにもならないし、他の部分にしたって

整形でどうにかするには性別適合手術と合わせてとてつもない額になる

そのうえ1度やってお終いでもない


ただでさえそこにいたるまでの美容費や時間女性より多くかかる上に

性別違和がある人間がそれを超えて大金を貯めるために稼ぐというのは

違和のない人達よりもハードルが非常に高くなってしま

大企業への就職を目指すにしても健常者には見えない精神負担の場面が多い

風俗など身体を売ればいいじゃないかという事を軽々しく言う人は相手をするに値しないが

 仮にそこを考えても女性風俗をするよりも収入はずっと低いし、それは水商売も同じ)


中には「LGBTの人には特殊技能がある人が多いから良い」というのを言う人がいる

これは順番が違う

特殊技能世界しか生きられないからその中でどうにかするしかないというのが現実

性別違和が無ければより収入が高かった人がほとんどだろうし

特殊キャラでの方が稼げる人はごく一部な上に、自分犠牲にする比率はより高い


性別適合手術だってそもそも生命危険を伴うケースも少なくはない

ホルモン精神を乱しやす

手術自体成功して戸籍も変更できてこれですべて完了したと思っても

元男という事実は消えないし、そこまでやってもどうにもならなかった骨格などから

「やれることをすべてやったのにこんなではもう無理」として自殺を選ぶという気持ち

充分理解できてしま


性別適合化は早ければ早いほど良いがとにかく難しい


親にどう話すのか

理解は得られるのか

人知人にはどうするのか

学校仕事はどうするのか

関係値や積み重ねてきたもの全てをリセットするのか


こういった事をすべてクリアしてようやく社会的スタートラインに立てる

でもそのスタートラインには同じ世代は既にスタート済みでもう次の世代が立っている

もう立てないスタートラインだって沢山ある


そういうのはトランスじゃなくてもあるだろうと思うかもしれない

それは当然そうなのだけど

トランスはその前段階でさら範囲が狭まっている

減っている中からやっと普通の人の選択肢という話

トランスから増える選択肢なんてものそもそも突飛な芸能人しか無い



以前LGBTアライと言われる理解者と言われる人達の出演するラジオ

当事者からメールが読まれたのだが

そのメールには「性同一性障害を患っている」という書き方をされていた

その人達は恐らく悩む事はないという感覚で「患っているって!www」と笑い

病気じゃないから前向いて生きろと言っていた


かにそうやって前を向かせるのも大事だったかもしれない

ただ自分身体自分の思うものではない

あるべきものがなくて、ないはずのものがある

そんな身体を五体満足などと思えない


子宮も卵巣も無く乳房が無く異常に男性ホルモンが多い女性としたらそれは疾患であると言えるのではないか

その上ペニス睾丸である

いっそ病気であると捉えてくれた方が精神的に救われる当事者もいるはずで

この笑い飛ばし方は危険だったと思う



そんな身体24時間365日常に向き合わされ

その上で様々な苦しみがあって

日常全ての時間ずっとずっと思い悩んで

ずっと答えが出なくて

その悩みを和らげてくれる素敵な恋人ができたとしても

恋人でさえも解消しきれない悩みや闇があり続けてしまう事も心苦しければ

さら外野からそれに対して人生を狂わせていると罵倒され…


その上苦しくても前を向いて明るく生きる事を求められる職業だったryuchellさんの

苦しみは私の想像しうるレベルでも計り知れない


早くに適合化した人の本を読んだ事があるが

子供の頃の感覚「あるある」共感できるものが多かった

スパッと選んだように見える人でさええげつない程の葛藤はある


ただこの感覚当事者以外理解きっこない

からこそこういう人もいるんだなとスルーしてくれればそれでいい


一部のLGBT政策に利用したい弱い政党

それに扇動されてしま当事者達のせいでスルーしづらくなっているのもまた理解できる

私もその活動に関してはハッキリ言って困っている


そして冒頭の意見になる



ここまで色々語っても

身体男性精神的には女性感覚から女性を好きになり

性的欲求があって子を成す事がある」

という点についての話はまだできていない


自分性別違和感があるならそもそもセックスなんて気持ち悪いと思うのが当然だろ!」

という当事者でもないか体感したことが無いのに当然と言い放つ人が多いのもまた難しい


トランスだろうとなんだろうと、性欲というものは男女と等しくある

性欲は男性ホルモンであるテストステロンに起因する

これは女性も血中には男性の5~10%分程度含んでいる


そしてそれは繁殖意図したものではなく、単に気持ちよくなりたいというのも大きい事は

普通の男女ともに理解できうる所だと思う

自慰行為だってそうであるように


ペニス女性器のクリトリス肥大化したものである事はご存知だろうか

女性ながらホルモン量のせいかクリトリス肥大をした女性

女性と挿入を伴う性行為をしているという話は意外とあったりする


性別を考えず”人”として捉えるのであれば

あくまでも快感の伴う棒状の部位を刺激して性感を伴う行為をしているだけであり

そこに男女という概念を見出さない者同士で行われるセックスというのは

ただ単に愛し合っている行為であると思うことができる


そういう相手とのセックス一時的自分性別がどうでもよくなれる素晴らしい瞬間でもある

身体が男と男でも男と女でも女と女でも関係ない


性別違和に理解があり

そういった悩みを和らげてくれるような恋人に対してなら

男女としての行為を超えて

人と人として愛し合いながら気持ちよくなるという幸せを得たとして

それを他人咎められる理由はどこにあるのだろうか


まして避妊しているのだとしたらなおさら何も言えないだろう



子を成す事は子供可哀想というが

子供世界の全ては親越しであり

その親がどう示せるのかにかかっている



私の親の片方はメディアに出ていたりもした

良くない報道があった事もある


その事を自ら人に話すことは無いのだが

知る人は知っている

目の前でそれを知らずに「あの人嫌い」という

話された事もある


昨今不倫報道なり色んな事があるたびに「子供可哀想」という意見が出る


当事者側として思うのは

少なくとも私は「別になんてことない」のだ


その親と私は当然違う人間でまともな人ならそれはわかっているので

親は親で子は子だと対応されるのが普通

わざわざ触れてこようともしないし

寧ろ気を使わせちゃってごめんね!

ぐらいの明るい気持ちである


そして私は普通の親がどういうものかわからない

からそれと比較して優越感無ければ不幸に思う事も無い


それにメディアの姿はメディアの姿であって自分が親と思っている姿とも違う

子供の頃からずっと一緒に住んでいないしたまに会う事しかないが

大人になって仕事をする姿としてようやく同一視できるようになったぐらい



可哀想だとか知らずに暴言を吐くような人に対しては

距離を取った方がいい人なのかどうかがわかりやすくて

逆に便利といったぐらい


もし子供可哀想だと思うのなら

一般的な家庭環境に生まれ

しかもそれを幸せと思える環境に育った事を

ありがたく思うまでに留めておけと思う


当事者側は当事者側なりの幸せがある


ここもそれぞれ理解し得ない部分なのだから



どちらの話にしても結局

自分尺度他人適用するな」

で全て片付く話なのだ



LGBT、ことトランス尺度というのは

当事者同士でも全然違う


お前は違うだろうと他の当事者に思っている人間だって中にはい



簡単に私の尺度を示したが

私もryuchellさんと近く

男性として生まれ中性的に生き

女性を愛したことが多く

しか男性に恋した事もあり

子供は成していないが

適合手術については一生悩みながら

今も生きている

その上でこんなに長く書いてもまだまだ独自尺度について僅かしか触れられていない



全てを理解してくれる恋人出会えるかどうかは大きな鍵だと人生を振り返って思ってしま

でも恋人がいてもどうしようもない闇はずっとあり続けてしま

その事さえ申し訳なく思う


pecoさんはもし別れなければと思ってしまうかもしれない

そしてそう思うであろう事はryuchellさんだってわかること


そう思わなかったのかという意見もあるかもしれないが

当然それをわかっても超えてしまう程の精神からこそ

自分自分を殺めることができてしま


それもまた尺度が違うのだ





私は男にも女にもなりきれず

運がいいのか悪いのか成人前後の今後を決める大事な時期に

一旦女にならない事を選んだこと

結果それが苦しくなったけどどちらを選んでも苦しかったであろうこと

男子制服を着ててもスラックス選択できるなんていい学校だね!と他校の女子

言われるぐらいにはその頃まではまだ後の苦しみに気づけずにいた事

難しい人生だったなと思います


ryuchellさん

あなたと違って地味なトランスとして生きてきたけど

来世はお互い女に産まれられるといいね


私はこの人生敗戦処理を続けていく事にしま



想像以上に堪えている自分がいたので何かしら書こうと思いました

気軽に匿名アウトプットできて非常にありがたい気持ちです

2023-07-12

トランスジェンダートイレ利用の判決について、一当事者が思うこと

性同一性障害トイレ訴訟最高裁判決がでました。悪い予感しかしませんでしたが、メディアで大きく取り上げられ、さらインフルエンサー達も取り上げてインターネット上では大騒ぎになっていて、一当事者として思うことがいっぱいあるのですが、少し気持ちの整理をしながら投稿を書こうと思います

まず、トランス当事者意見がなかなか世に発信できず申し訳ない気持ちがたくさんあります。一部の過剰な活動家の声が大きいことについては本当に残念なのですが、トランスの人たちは、トランスしたことを悟られず生活している人たちがほとんどです。カムアウトやトランスバレによって色眼鏡で見られてしまうことも陰口を言われることもたくさん経験した結果、 生の声を挙げづらい現状にあること、申し訳なく思いつつ、匿名での発信にご容赦ください。

先に立場だけお伝えしますが、裁判全面的に支持、女湯はもちろん女子トイレ不審男性を見たら即通報するべき、です。

最初にお伝えしたいのは、国内トランスジェンダーである当事者、少なくとも私はトラブルなく目立たず社会に溶け込むことが一番の目標だと思っています相手に思わせるのではなく自然トランス先の性と認知されることが、最終的なトランスのゴールです。(その手段として、見た目、ホルモン、声、整形、性適合手術、戸籍変更などのステップがある、という形です)

男性に見える状態女子トイレに入るということはトラブルになるため、非常識批判を受けて当然だと思います。 万が一捕まっても診断が下りていれば大丈夫だと思いますが、当人的にはこれが一番怖いですしショックが大きいので、わざわざリスクを負いたくはないです。 警察騒ぎは嫌ですし、男性として認知されるなら男子トイレに入ることが自然なことだと思います多目的トイレもありますし、男子トイレには個室の便器もあります

ですから、私は怪しい人を見つけたら即通報店員相談で何も問題ないと思います。 その人は99%トランスではないですし、もしそうだったとしても不審者に違いないんです。同じように、性適合手術をして、見た目も女性になっていない状態で、女湯や完全に脱衣するような脱衣所も脱いだら大騒ぎになりますのでこれも非常識です。 社会に溶け込もうとする気がない人、人の平穏を乱す人は、女性にとってもトランスにとっても、もちろん男性施設管理者にとってもただの不審者だと思います

一方で裁判を支持する理由ですが、ぜひ全文を読むとわかる通り、個別事案に対する判決からです。全文はこちらです (ハフポストソースというのがちょっと...ですが)

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_64ad02a3e4b0b641763940e3

ホルモン歴、女性としての生活歴が長くなっていくほど、元の性がバレることがなくなっていきます。 バレないというより、男子トイレに入れば慌てて静止され、男湯に入ろうとすると本気で怒られて毎回ちょっとしたトラブルになります。何も言わないと女湯のロッカーの鍵を渡されますし、面倒なのでもう何年も公衆浴場には行けていません。 それぐらい我慢しろ、と言われたらそうなのですが、トイレ行くたびに呼びかけられて、わざわざ自分セクシャリティ事情説明するのも案外辛いものです...。 とにかく、そこまでトランスが進むと、実際に目の前で下着を脱ぐとか戸籍上の性別バラされない限り、本当の性はわかりません。 世論的に性器の有無、身分証明書で白黒つけろという気持ちはわかりますが、見た目でわからない以上全ての人が公共トイレに入るたび、銭湯へ行くたびに身分証明書確認必要になってしまますので机上の空論なのです。

そして、この状態で異性(元の性)トイレ強制されると、上の通りにトイレに行くたびにプチトラブルに遭ったり、噂になって色眼鏡で見られたり陰口を言われたり、それなりに辛い環境です。 トランス先の性別として認知されるなら、その性のトイレに入った方がトラブルもなく、実際に何も起きないんです。

多目的トイレがあればできるだけ使うようにしていますがない場所も多いのです。数が少ないから、ストーマ車椅子を使ってる方、お年寄り、長時間休息を取られている方で埋まっていることも多いです。 お手洗いは入浴と違い生理現象ですので、社会生活100%回避は難しいです)

この裁判をされた方は、埋没して隠れていたい気持ちを抑え、辛いことも承知の上でカミングアウトして説明責任も果たし、勇気を持って裁判をされたのだと思います

長期的なホルモン治療は精巣に不可逆的なダメージを与えます。定期的に血液検査も行い数値はカルテに記録されています。 この方は、医学的にも、血液検査結果的にも、そして長年の振る舞いの履歴を見ても問題がなくて、しかも別階では認められていたこと、説明責任果たしていたことで、個別に認められるに足るとされたようです。(記事中では●●●とされていましたが、男性ホルモン量を大幅に下げる睾丸摘出か、声帯の手術ではないかと思います。どちらにしても不可逆的で費用も体力的にもダメージがあります) こういった細かい個別事情個別に認められたのであって、ぽっと出の変態男が偽装したり悪用することは不可能です。 この判決をどう読んでも、炎上で言われている変態男達を是認するものでもないです。 当たり前ですけど、女子トイレに無制限男性侵入を許すものでもなく、ましてや女湯への侵入への布石になる判決でもありません。

繰り返しですが、女湯やトイレ更衣室で怪しいと感じる人を見かけたらそれは100%不審者です。それ自体差別ではないです。 もし未熟者のトランスだったとしてもなんとか立ち直りますし、診断書などで対応できますので、問答無用通報してください。女子トイレに怪しい男がいたら怖いのは当たり前です。 女性自認の人かもしれないか施設から排除できない、というのは実態に則さない誤った拡大解釈です。 トランスの人は、自分にとって適切なトランスの進行度を、お金健康人生世間と折り合いをつけながら、自分責任で決めなければいけないんです。 現実的受忍限度を超えていれば我慢必要で、トランス先の性の片隅に住むためには必要なことです。

それを前提に、認知ができないぐらい自然な埋まり方をしたトランスが、なにもない日を過ごすためにスペースを少しお借りすることを許して欲しいです。

ここ最近LGBTに対する性急な法整備については正直私もよくわからずついていけていません。 多くの人にとってセクシャルマイノリティー像が未だ想像の域を出ていないこと、また過激活動家の印象が強まる中で、トップダウン差別をやめようと言ってもヘイトが強まる一方です。うっかり目に入って、嫌な気持ちで夜を過ごす日もあります

現行の法制度に思うことはありますが、性別変更や名前変更、一部の手術の保険適用化など色々と整備していただいてきたのも事実で、感謝もたくさんあります。 何の説明もなく自然百合ENDする作品話題作になる国で、上から命令による強行的な差別解消はふさわしくないです。 「そんなのもありだよね」って言ってもらえるような空気のなか、自然に溶け込んでいきたいな、と思うばかりです。

ともあれ、今回の一連のLGBT法案騒ぎにはもううんざりです。自認の権利主張の前に共生真剣に考えて欲しいし、思春期前にホルモンしてないならスポーツ大会に出ないで欲しいです。

だらだらと長い投稿になってしまいました。読んでいただいてありがとうございました。

2023-07-05

私の近所にいた弱者男性

2023-06-29

anond:20230629154355

事故や癌で失った人のために、人工睾丸というものを挿入する術式は存在するときいた

anond:20230629124958

睾丸を蹴られる痛みと生理痛の両方を経験する人間存在しないのでどちらが痛いのか比べることはできないってこったね

2023-06-26

anond:20230626000607

睾丸摘出なんて191,400円(税込)でできるのにね

さっさとタマとった方がコスパいいのに

2023-06-16

処分一歩手前だった老犬を介護してる

大型犬雑種、引き取り当時13歳。

飼い主が歳をとって飼えなくなった老犬を引き取って、それから2年間老犬の介護をしている。

その日常を書く。


犬は、

雑種大型犬、毛長め。(セターとか入ってる。オイリー系。)頭は良くない。

・持病はてんかん、未去勢睾丸肥大。あとものもらいもある。病気じゃないが、年寄り胃腸が弱い。足腰も弱ってきてる。

睾丸ものもらい外科手術で治るが、老犬は麻酔とかで死ぬリスクが高い。


5時頃

  週に2〜3回、犬の下痢で起こされる。

  床掃除、犬尻洗うので1時間〜1時間半。

  漏らした驚きで立てないことも多く、暴れて下痢まみれになると+30分。暴れたあとに立てて、下痢まみれでパトロールされたらさらに+30分くらい。

  犬のうんちは臭いが、下痢もっと臭い。毎回新鮮な気持ちで驚く。あと、頭痛がする。

 

8時頃

  犬の朝散歩ゆっくり30分〜1時間くらい。

  足腰の様子見ながら。

 

9時〜21時頃

  仕事。在宅、8時間勤務。時間は多少柔軟。

  犬が立ちたがってたらサポートする。おしっこを漏らしたらその都度拭く。この間に毎日大体30分〜2時間くらいはおしっことかうんちをサポートしたり、拭いたりしていると思う。

  おむつをする時もあるが、毛長めで蒸れる、うんちが体に着くのでなるべくしてない。

 

21時頃

  犬の夜散歩

 

22時〜1時頃

  残りの仕事をして就寝。余裕があれば趣味も。

  犬がお腹調子が悪かったり、夜散歩でうんちしなければ、怯えて眠る

  夜中うんちで起こされるのは週1くらい。

  おむつはしたりしなかったり。

 

まとめ

必要時間

  1日最短2時間〜最長8時間くらい。

  +月1回は病院

  平日で最長を引くとまぁキツい。

必要費用

  1ヶ月あたり6万円くらい。

  内訳はメシ2〜3万(胃腸に優しいメシ)、病院代と薬(てんかん胃腸)2〜3万、トイレその他掃除用品等1万。

 


犬は、若ければ若いほど引き取り手がいる。人気の犬種ほど引き取り手がいる。小型犬のほうが飼いやすいから、最終的には引き取られる。病気はない方が引き取り手がいる。

そうじゃない犬は処分される。そういうものだが、まあ、自分たまたま巡り合わせで引き取った。リスク承知。犬はかわいい

 

犬飼ってないのに犬飼いを「かわいそう」と叩く犬エアプ、老犬引き取るといい。犬は幸せになるし、人を叩く暇はなくなるし、犬はかわいい

2023-06-15

anond:20230615181324

いいえ

ハイエナは非常に難産であることでも知られています

メスにも偽のペニス睾丸の様な構造があり、産道がその偽ペニスの中を通っているのです

まり胎児ペニスの中を通って生まれてきます

この際の出血20%の母ハイエナは死にます

胎児は60%死にます

女性にだけ妊娠出産の多大なリスクを背負わせるハイエナ社会はまさに現代人間社会の縮図です

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