はてなキーワード: 便意とは
自宅から会社に到着するまでの約1時間半、私はその間連日のように便意と戦っていた
大半の場合は無事会社に到着し会社のトイレで排便を済ませることで決着する
ただ月に何日かは、いつまでたっても空かない駅のトイレで震えながらひたすら耐えるという地獄の戦いを強いられていた
さすがにいい歳をした大人なので漏らしたことは一度もない ただ便所に入るとパンツに染みが出来ていたことは何度もある
こんな不毛な戦いに終止符を打つアイテムを私は手に入れた そうジップロックである
私の通勤カバンの中にはジップロックとポケットティッシュが常に入っている
駅のトイレで並んでいるうちに限界を迎えたときには、一番端の掃除用具入れ個室に入りそこでジップロックに排便してしまうのである
電車内での使用は想定していないが、万が一電車内で限界を迎えた場合には「すいません退避願います、退避願います」と周囲に警告したうえで
ズボンとパンツを脱ぎジップロック内へ排便することで周囲への迷惑を最小限に食い止めることが出来る
こうしてジップロックを持ち歩くようになって10ヶ月ほどたつが、結果としてこれまで使用するに至ったことは一度もない
いざとなれば球界を代表する守護神、岩瀬や佐々木クラスのクローザーであるジップロック投手が後ろに控えているという安心感からなのだろうか
大腸投手や肛門投手が伸び伸びと括約するようになり、通勤中に便意で苦しむことはほぼ皆無となってしまった
自分と同じように苦しんでいる人がいれば、是非試してみて欲しい
確かに話盛る女も居るし経産婦でもないのに何故か出産は命懸け!ってドヤる女には腹立つ
でもさ、想像してみてよ、3キロの意志を持ったうんこをケツから出すのを
しかもなかなか降りてこないんだぜ、早く出してスッキリしたいのに2、3日掛けてジワジワ出さないといけなかったりするの
便意が極限に来て、無理もう出したいー!って体が力もうとしたら周りに我慢しろー!ってキレられるんだぜ、その極限状態が短くても数時間は続くの
下痢の時体が勝手にいきもうとするじゃん、あれの凄いやつを我慢しろとか言われるの。無茶言うな。
お産が長引いて緊急帝王切開の可能性が出てくると水を飲むのも禁止されるし苦しいのに酸素マスクつけられるし
それでも出てきませーんってなったら会陰切開して吸引分娩になったりするんだぜ
これはウンコがなかなか出ないから麻酔せずケツの穴4センチくらいメスやハサミで切って、掃除機のお化けみたいな奴突っ込んでうんこ吸い出そうね!みたいな感じ
もう恥もへったくれもないよ
ここ数年脂肪肝ということもあり、コロナでの自宅勤務を契機に1日2食にして、朝食はヨーグルトだけ、昼食抜き、夕食は栄養士がデザインした宅配食にしていた
おかげで体重は10kg減。脂肪肝も徐々に改善中だ。ただこれのいけないところは体の抵抗力が弱ることと、クソがあまりでなくなることだ。本当にちょっとしか出なくなる。なんだろう完全に消化されているといえば聞こえはいいが普段どうみても栄養とは思えないクソのような要素も体の中に取り込まれているかと思うといい気分でもない。
ここ2日ほどちょっと気分を変えてカレーを食べた。普段の食事では出ないものだ。量は特に大盛でもないが、ひさびさに人並みのものを食べて少しいい気分だった。そして今日は仕事で少しいい結果を出すことができたので、ご褒美としてラーメンを食べた。
そして帰宅。自宅に帰ったことでリラックスしたのか便意を催してきた。おなかが痛いわけでもなく自然な便意。そして感動の時間が始まった。
最初は強く抵抗するクソの感覚だ。普段よりも太いクソが無理やり肛門を広げる感覚。そして直腸越しに感じる確かな重量感。直感で分かったこれはすげえのが来る!思いっきりキバる。年を取ってからキバると脳卒中になる可能性があるらしいが。ともあれ脱糞に集中する。溜まりにたまって別格のようになったクソがじわじわと体外に排出される。肛門と直腸からわきあがるさざ波のような快感。そして1本目が排出され・・・クソが切れない!すでに意識の制御を離れつつある肛門をねじ伏せるように収縮させて千切るようにひり出す。
・・・ヤバい奴が出た・・・。体に広がる問答無用の充実感。便器をのぞき込むと完璧な一本グソだ。密度が高く、ガチガチに固まってもなく柔らかくもなく完璧な硬度。大蛇のようにふてぶてしく便鉢のなかに横たわる極太のフォルム。こんなクソは1年に1回出せるかどうか。素晴らしいプロダクトを生成した自分の体に感激した。
しかし感動はまだ続く。1本目で出来らなかったやつが直腸をじわじわと降下する感覚。そうだこれだ。早く出したいとわななく肛門。出せるものなら出してみろお前のチンケな力でな、と嗜虐的な気持ち。必死にひり出す直腸と肛門。そして2本目排出。快感で体がブルブル震える。1本目と同じペースと品質で、そして1本目とは比較にならないほど短い2本目。強烈な快感。ああ・・・出た・・・。猛烈な達成感。脳からセロトニンがジョバジョバ放出される感覚がわかる。本当にいい脱糞をすると問答無用でわかる。快楽にまかせて「あひぃ~」と言ってみたりダブルピースするのもいいかもと一瞬思ったが、自分の感覚をマンガ的に茶化していて自分に誠実ではないような気もしてやる気になれなかった。外から見たら単に無言のままブルブル震えている中年だ。
もう直腸にはクソはほとんど残っていない。しかしあの快楽を味わっていたいのか自意識とは無関係に肛門が必死に脱糞するような動作を行う。ククク・・・ワガママボデーめ。気持ちのいいことというのは欲しい時には得られないものなんだよ間欠的不規則報酬を理解できていないらしいな。しかしあの快楽に未練がある体は必死に残りわずかなクソをひり出そうと蠢動する。まあそういう過去の栄光に必死にすがり付く姿も俗っぽくて嫌いではない。
いいクソの時は脱糞そのものの気持ちよさもそうだが事後の余韻もまた格別だ。大きな達成感と体の中から何かが引きずり出されてしまった喪失感が混ざったような感覚。フロー状態にも似ているようにも思う。体内に意識を向けるとなんとなく脱糞後小腸大腸などが再配置しているような蠢動を感じる気もする。しばし時間を忘れて身をゆだねる。
そろそろ体もあきらめたころにウォシュレットだ。む、ちょっと肛門が切れちゃったみたい少し痛い。まあでもいいやと思える。丁寧に洗って事後処理。
しかし改めてクソを見るとその存在感よ。堂々としている。かつて電気グルーヴが「我々は!太く!末永くいきたい!」と言っていたな。40を超えていまだこのようなクソが出せる自分が誇らしい。流すには惜しい。しかし残しておいても特に何のメリットもない。次このレベルのクソにいつ会えるだろうか。自分を高めていきたいと思いつつ流す。さらばマイベストオブクソ!
教育の成功者・母親に昨日、「最近水道代が高いのはみんながずっと家に居てトイレの流す回数が増えているからだ」と言われた。それからトイレに行くことすら罪悪感でいっぱいになって月経の最中だからさすがに流したけど泣きたくなった。特に、便意があってトイレに行ったけれど空撃ちしたときが一番最悪だった。
小学生の時から「毎日風呂やシャワーに入ることは悪だ」という教育方針で生きてきたので、シャワーは2日に1回だった。脂症だからけっこうしんどい。高校生になってからは毎日入るようになったけどちゃんと罪悪感があるな。コロナの時期になってからは、家から出ないのに2日に1回は入ってるからさらに申し訳ない。3日に1回にしようかなと思ってる。でも脂の量がすごいから不快なんだよね。
https://anond.hatelabo.jp/20170510162932
以前卵巣嚢腫を取った者だけど、その節は読んでくれた人ありがとう。あれからしばらくして尻にカメラ入れたから色々書く。これ読んで検査迷ってる人の心的ハードルが下がったら嬉しいな。
今回もあくまで個人の体験・感想なので、そんなパターンもあるんだへぇーくらいに受け取ってほしい。クリニックによって、結構違うみたいだし。話が話なので色々汚いかも、許して。
元々お腹がゆるい方で、事あるごとに腹を下してきた。
繊細なティーンだった中学生の頃は、数日あるテスト期間のどこかで1度はテストを途中で切り上げてトイレに行ったし、スポーツの試合前には正露丸が欠かせなかった。今でも生理前・生理中は大体下痢してる。あと、油物食べた時とか。
そんな私でも流石に2カ月も下痢が続くことはなかったから、受診を思い立った。
ちなみに、腹痛はそうでもなくて出せば落ち着くタイプだった。
2.初受診
悲しいことに自宅周辺にある内科はヤブ多目だったが、ギリギリ歩いて行ける距離に過去に消化器系の研究をしていた開業医を見つけて事なきを得た。検査用の設備もあった。
先生によるとあなたの場合は典型的な過敏性腸症候群だと思われますとのこと。ストレスが原因なことが多いそう。
「今のところ重篤な様子はないけど、同じような症状の別の病気が潜んでいることもあるから」と、腸に問題ないことを確認するために内視鏡検査をすることになった。
毎週この曜日しかやってないんだけど都合どうです?再来週?空いてますよ、今コロナでみんな病院控えてるでしょ?暇なんですよね(東京都内で緊急事態宣言中だった)。なんて具合にアッサリ日程が決まった。ちなみに、後日健康診断専門のクリニックにも興味本位で聞いたら、そこでは今は逆に予約取りづらいらしい。ここも検査出来る曜日や人数が決まってるそうだ。機関によりけりだから気になる人は問い合わせてね。
その日は血液検査用の採血をして、検査前日から当日の注意事項を聞いて、検査当日に使う下剤をもらって終わった。下痢止めや整腸剤なんかも処方されたけれど、あまり効かなかった。
過敏性腸症候群について、詳しくは専門家のHPを見てね。心当たりのある人は医者にかかってね。
https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/ibs.html
3.検査前日
事前に調べたところ、各クリニックによって食べて良いもの悪いもの・食事制限の開始のタイミングが違い、ところによっては専用の食事セットが支給されることもあるらしい。
私が受診した医院では、肉・野菜・果物・きのこ類・海藻類なんかがNGだった。繊維質は敵。うちで普段使う食材の9割がダメだった。逆に食べていい物を指定してもらった方が楽だったかもしれない。白米と食パンをモソモソ食べて過ごした。量も控えめにしなければならないのが地味に悲しい。
4.検査当日の準備
私が処方された下剤は、検査の数時間前(私は大体5時間前だった)から原液を水で薄めて合計2リットルにしたものを2時間かけて飲むものだった。適切な濃度で作ると体内で吸収されることなくそのまま出てくる仕様らしい。
先生曰く「お酒をチビチビ飲むくらいのペースです。計測用のカップが付いてるけど1杯ずつ計るの面倒だから、空の2リットルのペットボトルに原液入れて、水で薄めたものをトイレに持ち込んで飲むと楽ですよ。」とのこと。先生自身胃腸が弱く、何度か内視鏡を経験している様子だった。こういう経験に則したアドバイスは最高にありがたい。
コロナ蔓延に伴って仕事にセーブがかかり、すっかり朝寝坊になっていた私は少し早起きをして下剤を準備した。
どんな味かな、飲んだら即出てくるのかな、お腹は痛くならないだろうか、病院に向かう途中で催したらどうしよう……等、期待と不安でドキドキしながら下剤を口にする。
ちょっとスポーツドリンクと似ている塩味がする。飲めないほどでもないかな?と思ったのは最初の500ccまでだった。
甘味と酸味と香りが無いおかげで、だんだん苦痛になってくる。マズい。
今まで多少マズくてもなんでも食べ切って飲み切ってこれまで生きてきたけれど、その自信が揺らぐ。一気に飲んでしまいたいけれど、少しずつ飲まなければならないのが辛い。
「お薬飲めてますか?……そうですか、少し遅れ気味なのでペース上げて下さい。ところで、増田さんの前の予約がなくなったので、よかったら予定の1時間前に受診しませんか?出来ればでいいので……お通じどんな感じですか?……はい、それならもっとペース上げてもらって大丈夫です。それでは急で申し訳ないのですが、○○時にお待ちしています」
そこからは残り数百ccをジョッキでビール飲むくらいのスピードで飲んだ。真似しないでね。
お通じは飲み始めて5〜10分頃に第一陣が、その後少しずつ間隔が狭まりながら二陣三陣と続いていった。回を増す毎に具が減って、さっき飲んだ下剤にちょっと色がついただけの液体が出てくるようになった。強烈な便意はあるものの、腹痛はなかった。
トータル何回トイレに入ったか覚えていないけれど、下剤飲み始めて大体3時間くらいで粗方出切ったと思う。
5.検査
出発する頃にはお腹の具合も落ち着いて、途中でトイレ休憩を入れることなく無事に病院に着いた。
到着後、まず不織布製の検査着に着替えた。布製もあったけど、万が一汚したら嫌だ。
上はブラトップに検査着を羽織る。普通のブラは取るように言われたけど、ブラトップはセーフだった。下着の詳細な説明を事前に聞いておけばよかったと思った。
下はノーパンにキュロット型の検査着を履く。キュロットの尻部分に開いたスリットに、ここからカメラを入れるんだなぁ……と想像せずにはいられない。履いてみると思ったより尻は出てこないしチラリもしなかった。
ベッドに案内されて、看護師さんに「下剤飲むの大変でしたよね、飲みきれない人も居るんですよ。どうしても味が受け付けないとか、体力的に厳しいとか、中高年の方に多いんです。頑張りましたね。」なんて労いの言葉をもらいつつ血圧を計ったり点滴を入れてもらったりしたんだけど、麻酔(注射だった)したあたりからあまり覚えていない。
肝心の大腸内視鏡検査中のことも、どんなものだったのかよく覚えていない。フェイスシールドにガウンを着た重装備の先生と看護師さんと一緒に、横向きに寝てる私の尻から入れたカメラの映像をへぇへぇ言いながら見ていたはず。意識はあるけど、少しボーッとする感じだったと思う。その時はしっかりしてるつもりだけど、後から振り返ると確かに色々鈍っていたと思う。痛い・不快といった感覚はなかった。これも麻酔の効きやすさ次第で個人差あると思う。
検査後に着替えて結果聞いて歩いて帰宅する間は、少しフラフラしてた。
余談だけど、実は以前に痔の治療で肛門科で軽い内視鏡は体験済みだし、私としてはいちばん他人に見られなくない便は全部出してきたし、産婦人科でも何度となく内診を経験しているので、医師相手に下半身を見せる恥ずかしさというものはもうどっか行った。無。無です。下の毛も特別処理することなくいつも通り。
6.結果
その日のうちに教えてもらえた。何も問題なかった。
今後の治療については参考にならないだろうから割愛するけど、しばらくは下痢と付き合っていかなきゃならないそうだ。ドンマイ、重病じゃなかっただけラッキーと思おう。
お会計は2万5000円に少し欠けるくらい。保険はきかない。もし検査中にポリープが見つかっていたら、その場で取ってもらう関係でもう少し値段が上がってたらしい。
麻酔もしたことだし、検査後は乗り物の運転は控えて、大人しく過ごした。食事は普段通りの物を普段通りの量食べて問題なかった。
7.印象的だったこと
生理前・生理中も腹を下す旨を医師に話したところ、「生理ってすごいストレスかかるから、下痢や便秘になる人多いんですよ」と言われた。今まで女性ホルモンがどうたらこうたらってやつだけが原因だと思ってたから、目から鱗だった。両方あり得るんだって。
そりゃそうだよね、突然自己肯定感ガッツリなくなって数日間落ち込んでたら生理が来て「原因お前か!!!!」ってブチ切れた回数山の如しだし、最中は不快だし不安も多いし、ストレスの影響ない方がおかしいくらいだ。
PMSや女性ホルモンに振り回されるのが辛い人は婦人科に相談しようね。
8.その後
麻酔もしたから検査後は気をつけて様子見してたけど、特に体調の変化もなく、下痢が続く以外はいつも通りの生活にすぐ戻れた。
ちなみに下痢は、長らく登園自粛していた子どもをまた保育園に預けるようになったら劇的に改善した。
育児によるストレスが、今度は保育士さんに降りかかるのかもしれないと思うと悩ましいけれど、本当に助かった。保育士さんには頭が上がらない。
以上です。
正直、下剤がいちばん大変だった。そこさえ越えたら後の工程はなんてことないと思う。飲み切る自信がない人は、事前に先生に相談してみた方がいいかも。
起床〜昼食後にかけて5回トイレに行き5回ともウンコが出た。5回とも形状は健康的でまっすぐなウンコだ。
世の女性たちがどうかは知らないが、私は生理が始まるとお腹が若干ゆるくなる。半日足らずでウンコが5回も出たのはそのせいだろう。
健康なウンコが出たからいいじゃ無いかと思われるだろうが、問題はある。正直ケツがつらい。
一般的なウンコペースがどの程度なのか詳しくは知らないが、一日一回健康的なウンコを出せば十分なのでは無いだろうか。
それが半日足らずで5回もウンコが肛門を通っている。3回目からちょっとキツかったし、5回目はまあまあ痛かった。
そもそも、ここ10日くらいロクにウンコが出ていなかった。つまり肛門は10日くらいメチャクチャ暇だった訳だ。
そんな休み明けの肛門にハイペースにウンコが通過しているこの状態、肛門が悲鳴を上げるのも当然だ。
5回目はまあまあ痛かったと述べたが、ケツが切れて血が出てる可能性もある。しかし確かめようにもどのみち経血で便器は血に染まっている為、ケツから血が出ているのかは確かめようも無い。切れてないといいなあ。
新人教育の一環で貸部屋を借りさせて会議を行ったんだが、指導役の俺に便意が到来。
立ち上がって「トイレに行きま」と言った瞬間にブブブブリッッッッ!!!!と出た。水状のやつだった。
そのごまかしようもない巨大な音に大勢の新人の空気が止まる中、俺は硬直した。
なぜかわからないが、立ち上がった衝撃と発音した時の力み、そして柔らかい便が最大の要因となって出たらしい。マジで頭が真っ白になった。
無言でトイレに行って、彼女にパンツとズボンを届けてもらってその日は病欠した。
次の日出社しても誰も何も言ってこなかったが社内では噂になっているようだった。耐え忍んで半年ほどで噂は消えた。
あの悲しみを成仏させるためにこれを書いた。
「あと一歩のところで間に合わなかった」
こんな失敗談はたまに目にしていたが、よもや私がそうなろうとは。
しかしスッキリ出し切って、ウォシュレットで肛門の奥まで綺麗にしていたから大丈夫だと思っていた。
「じゃあこれから出掛けた先で済ませよう」
…この判断が不味かった。
車に乗り込み10分ぐらいしてから、腹の調子がすこぶる悪くなった。
「これは…まずい!」
既に肛門アラートは発動されていたが、視界にトイレがありそうな場所はない。見渡す限りの田畑である。
もう5分ほど進めば道の駅がある、そこまで行けば…そこまで待ってくれ便意、保ってくれ肛門。
迅速に、しかし制限速度を守って着いた道の駅。駐車場に車を駐め、鍵をロックする。ぶりっ
しかし大腸に潜んでいたのはどろどろの液状となった下痢便、肛門を引き締めても漏れてしまった。
おい、嘘だろ、引き締めろ。そう力を込めると逆に踏ん張るような力み具合になってまた漏れてしまいそう。
あわあわあわ慌てるな、まだ少し出ただけ、拭えばまだパンツには到達していないはずだ。
爪先立ちになって堪えながらトイレに向かう。ぶりっ。慌てるなぶりっ。トイレはぶりっもうすぐだ。
ほら個室にぶりったどり着いた。さあ便座の蓋をぶりぶりっ。嘘だろぶりっ。開けてぶりぶりっ。ズボンをおろぶりぶりっ。パンツをおろしぶりぶりぶりぶりぶりうあああぶりぶりぶりぶりぶり
あーあ。間に合わなかったよ。もう便座に座るだけだったんだぜ。マジかよ。
しかし臭えな、俺なんか変なもん食ったか。液体状で表面積が高まって臭い出やすくなってんのか。
とりあえず腹の中に残っていた便を残らず出し切り、ズボンに付いた便を拭き取る。
車の中にコンビニの袋があったのでパンツはそこに押し込んで捨てる。
家に引き返しパンツの入った袋を捨て、ズボンは洗剤を入念に染み込ませて洗濯機へ。