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はてなキーワード: 混沌とは

2024-05-18

「反出生主義」について語りたいなら、まずどの「反出生主義」について語っているのかを整理してくれ

まず反出生主義には、アンチ「出生主義」と、「アンチ出生」主義の2つがある。

そして日本語の「主義」という言葉自体に大まかに国家地域運営方針」「個人もしくは集団の主張・思想」の2つがある。

まり、「アンチ出生」主義にも

・「アンチ出生」を軸としたコミュニティ運営を推奨する派閥

・「アンチ出生」を軸とした価値観を主張する派閥

の2つが存在するわけだ。

そしてこの2つも別に子供を沢山増やす国家がたち行かないぞ(一人っ子政策)」 「人間存在していることが間違っている(ある主の原罪思想)」の2つだけという訳じゃない。

特に主張や思想は多岐に渡り人生で得られる幸福を不幸が上回ってるからまれてこない方がマシ」  「セックスキモいからこんなことをするぐらいな滅んだほうがマシ」 「親ガチャ時代ガチャといった理不尽子供が許容できる事前承認も得てないのに生命を作るな」 など個々人ごとの多様な考えが展開されている。

そしてこれがアンチ「出生主義」になると出生主自体をどういうものとして捉えるのかについての議論が始まり更に状況は混沌とする。

なぜなら「出生主義」自体が上にあげた「アンチ出生」主義の様々なパターンを持っていうえに、それに対してアンチテーゼや対立政策を投げかける理由もそれぞれで違うからだ。

まり「A」批判するために「B」を持ち出すという状況における、「A」「B」の中身がそれぞれいくらでも存在しており組み合わせ無限大状態なのだ

マジでヤバイ

「反出生主義」と一口に言ったときに、それが何を意味しているのかを整理しなければ全く別のものについて皆で議論することになるわけだ。

こんなのは田中ってヤバいよな」といきなり語りだして、どの「田中」を指しているのかを誰も確かめことなく延々語り合うようなものだ。

話す内になんとなく「あれ?俺の考えてる田中と違うんじゃね?」と違和感を覚え、確かめてみたら結局全員が違う「田中」について愚痴擁護をしあっていたという虚無空間誕生する未来は確定事項とさえ言える。

マジで何度でも言うが、「反出生主義について語りだすときに、その反出生主義の内訳を最初ちゃん定義しないやつは相手にする価値のない馬鹿断じてしまって問題ない」が現状だ。

もしも君に優しさがあるならハッキリと「あの?あなたいま皆からお馬鹿さんと思われてますよ?」と伝えてあげるべきだろう。

私は馬鹿に対して優しくしてやるつもりはないのでツイッターとかを一通りブロックして終わりかな。

混沌勢力と闘うなかやまきんに君

おい、オレのストームブリンガー‼︎

裏切るのかい⁉︎

裏切らないのかい⁉︎

どっちなんだい⁉︎

裏切るー!!

2024-05-10

せめてラーメン屋さんはテンションぶち上がる曲を流して欲しい

旅先とかで美味しいラーメンさんに出会うと

それは嬉しいんだけど

歌詞ものすごく暗いバラードが流れてくるだけでラーメン塩味になりそうになる

いや、backnumberとかもいいんだけど

たまにはEDMとかを爆音で流してくれんかなぁ

田舎ラーメン屋でロッキーテーマ流してた

G系ラーメン屋はなんか楽しかったなあ

家族の中で私しか完食出来なかったんだけど

つーわけで勝手に流れてたら私が喜ぶ曲を

下に書いとくね

Hellcat/Desmeon
混沌ブギ/Jon-YAKITORY
FREEDOM/Ado
re:make/ONEOKROCK
NOT FOUND /Mr.Children
スパークガールシンドローム/日向電工
VS /福山雅治
大都会/クリスタルキング

2024-05-07

ブコメ読んでて心情が入ってない短歌を探してたら楽しすぎた件

https://anond.hatelabo.jp/20240506061423

ブコメを読みながら「心情が〜」「我を表現するものが〜」みたいなコメントが気になって

「そんなに心情入れたがるものか?」と思って

心情が無い(?)短歌を探していた






四万十に光の粒をまきながら川面をなでる風の手のひら

/俵万智




まず心情で思い浮かんだ一首がこれだった

歌集「風のてのひら」の中に収めらたタイトルにもなっている歌。確かにブコメにあった通り、我を表現してはいるが、心情はどこにあるのだろう

この歌に「私はこう思いました」とか「こうだなぁ」とかは一切無いわけで作者にとって四万十を見た光景を切り取ったそれだけの歌である

だがらずっと私はこの歌には心情は無い!

と信じていたのだが俵万智本人は後書きでこう

語る

川面をなでてゆく風の手のひらは、目には見えないものですが、心には見えるものです。そして心に見えたものが、その時はじめて、歌になってゆくのではないでしょうか」

なんてこった「川面をなでる風の手のひら」自体が心情そのものだったのである

これでまずは一敗




バスタブに座って九九を覚えてる遠くにデルタブルースきこえる

/永井

日本の中でたのしく暮らすより

これは流石に心情は無いでしょう。多分

だけれども現代短歌、というかライトヴァースを

知らない人からしたら「こんなの短歌じゃない!」となるかもしれないかレギュレーション違反






ペーパーフィルター世界の始まりを目守る神々の春のゆうぐれ

/穂村弘

もはや「??」としかならない一首

シンジゲートより抜粋したが、穂村弘ワールドに置いては日常的によくあること。

私はあんまり頭が良くないので心情がどこにあるかとかこの歌は分からないけれど、頭がいい人なら分かるのかな



風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしシーツをかける

/笹井宏之

もう心情とか探してる内にどうでも良くなって

ただ好きだなと思った一首。

この人の歌は本当に変わった歌が多くて

例えば

「みんなさかな、みんな責任感、みんな再結成されたバンドドラム

この歌には「みんな」がいて「私」がいない

穂村弘

だが、《私》のエネルギーで照らし出せる世界がある一方で、逆に隠されてしま世界があるのではないか。笹井作品の優しさと透明感に触れて、そんなことをふと思う。とある

そうなって来るとますます短歌俳句ってどう

違うの?となってくるわけで



そんな時、歌人井辻朱美」がパン屋パンセにてこんな事を語っていたのを思い出した

休日のしずかな浮き雲のピザがいちまい配達される

詩歌とはこんなふうにひとつの窓、フレームを作るところから始まる。雑多な混沌を片寄せて、まず何もない空間をこしらえる。きれいになった場所にモノを置く。そうして初めて、そのモノはちゃんとモノとして見え、意味クリアに発信する。」と

まり私がひとつ俳句短歌の違いとして言いたいのはフレームの大きさの違いであ

俳句17音のフレームにどこか季節があって

短歌31音のフレーム自分が反射してる事もあるし季節が見える事もある。そのフレームの中をどうにか素敵にしたいと奮闘する

それが俳句 短歌なのではと

必死フレームに収めようとすればするほど、フレームは歪んでしまうし、収めなければフレームある意味が無くなる。だからむずかしい

でも楽しいのだ、よく分かってないけれど



最後ちょっとだけ不思議な歌を上げておく

死刑囚はこぼれてゆくトラックタイヤにつきてゐ花粉見ゆ

/寺山修司





おわり

2024-04-29

インターネット社会を見事に描き切ったフィクションってあるのかね

SNSインフルエンサーVtuberといったジャンルフィクションが年々増えていると思う

ジャンルとしてでじゃなくとも、現代社会舞台にした物語には欠かせない要素となっているだろう

登場人物スマホうつるタイムラインを見て「うぎゃー」と声をあげるようなシーンは実際ありふれたものである

一方で、インターネット混沌とした側面やワールドワイドな影響力、そこに潜む多様な人々の心理・行動・日常、あるいは事件の数々

そういったものリアルに、深く掘り下げて説得力を持ってに描かれたフィクションってのは存在するんだろうかね

個人的には、きわめて希少だと思うのよね

きっとネット社会ダイナミズム物語に落とし込むこと自体が一つの技術的な課題で、多くの作者にとっての高い壁になってる気がする

フィクションにおいてインターネット普遍的存在する世界をどのように捉えどのように表現するかは、作者の感性だったり洞察だったりによって大きく変わるんだけど

もちろん全ての事象網羅するのは無理難題だと思う

なので大抵は特定コミュニティで起こる小さな出来事フォーカスを当てることになる

これらは往々にしてある種の非日常性を含んでいて、それがフィクションの核を形成する

例えばあるSNS炎上して人生が一変する物語とか、VTuberデビューして現実で言う宝鐘マリン並みに一躍売れっ子になる過程を描いた成功譚とか

でも、それは結局のところ現実出来事ベースになってるから

きちんとしたノンフィクションが描かれないことには説得力のあるフィクションも成り立たないような気がする

要はインターネット社会に対する描写けが大事なのではないよねということ

ま、純度100%フィクションを書くなら別だけど、それは書くのも困難だろうし、読んで理解するのはさらに難しいだろうね

我々は現実という共通フィルターを通してしか世界認識できないのだから

2024-04-24

anond:20240424150533

次のうち、絵画に関する選択肢のうち、最も適切なものはどれでしょうか?

選択肢:

A) 誰もが簡単認識できる描写がある。

B) 絵の内容が混沌としており、何が描かれているかからない。

C) 宝石の国の絵には複雑なシンボリズムが描かれている。

D) 絵の主題がはっきりしないため、鑑賞者が自由解釈できる。

2024-04-15

デジタル化が進んだおかげで人権を手に入れられている

デジタル化したせいで余計な作業が増えているという記事を読んだ。

https://blog.tinect.jp/?p=86085

自分80年代まれオッサン記事の著者よりも年配なのだが、これっぽっちも共感できなかった。と言うのも社会デジタル化が進んだ時代でなければ、まともな生活を送れていなかったであろうと断言出来るくらいデジタル技術に助けられているからだ。

子供の頃より発達障害の気があったのか、とにかく紙を使った事務作業的なことができなかった。手書き文字が汚すぎて第三者が読めない、学校で配布されるプリント類はまともに整理できないわ、授業の板書はただの走り書きになって見返しても意味不明になるわと、とにかく書類が扱えなかった。手帳を買ってもまともに記録できなくて予定管理ダメダメだった。

そんなわけで、高校までの授業態度を加味した学校の成績は壊滅的だったが、勉強自体はそこそこできたので大学進学はできた。大学生になると授業のレポート作成PCを使えるようになって生活が一変した。壊滅的だと思っていた事務能力が、PCのおかげで飛躍的に向上したのだ。

まず、まともに資料が作れるようになった。手書きノートと違って、誰でも美しい文字がかけて何度でも修正が効く。メモ帳テキスト形式文章を作っておけば、後から内容を検索して見返すことができる。PCのおかげで高校生まで苦手意識のあった資料作成が得意分野に変わったのだ。

次にデータ管理PC検索機能ソート機能には本当に助けられた。ファイル整理を一切しなくても、全文検索拡張子別に並べて日付ソートすれば目当ての資料が見つかるというのは最高すぎた。紙だとそうはいかないので大変だった。

自分場合

必要書類が見つからなくて棚をひっくり返す

数ヶ月後に別の書類必要になった時、前回の捜索でひっくり返したせいで資料がぐちゃぐちゃになって見つからさらにひっくり返して探しまくる

その次、別の書類必要となった時にはさらに棚が混沌としておりもはや発見困難…

というような悪循環を繰り返していたので、デジタル化によってようやくまともに資料管理ができるようになったのだ。

就職活動ときデジタル化に助けられた。そもそも手帳が使えない人だったので、PCからでも携帯からでも入力できるGoogleカレンダーがなければスケジュール管理不可能だった。履歴書だって手書きで作ると字が汚すぎて門前払い喰らっていたかもしれない。

学生の時点でこうなので、就職してからはなおさらである。紙ベース仕事する職場だったら、入社直後に社会不適合者のレッテルを貼られてしまい、干されてパワハラ受けて鬱で退職していたかもしれない。今の職場で15年以上働き続けて、いつしか管理職になり、今では部下を持ってそこそこ仕事が出来ているのはデジタル化のおかげとしか言いようがない。

仮に自分昭和平成初期に社外人になっていたかと思うとゾッとするので、デジタル化が進んだ時代に生きることができて本当に良かったと思っている。そんなわけで、この手の社会デジタル化の議論をする時は、効率の面だけでなくて発達障害の気のある人の救済になっているという側面についても、もう少し注目されても良いのではないかと思う。

2024-04-14

禁止事項の無い公園混沌だったぞ

近所の公園には禁止事項があまりにもない

球技おっけ 自転車おっけ バイクおっけ

禁止されてるのは花火と野外セックスぐらい

んで今日久しぶりに行ってみたら歩きにくい

そこらかしこ子供ボール遊んだ

三輪車遊んだりするもんだから道を歩く度に何かにぶつかりそうになる。人生かよ

川は川で魚釣りしてるやつとか川で遊んでるやつとか色々いるけど流されそうで不安になるぐらい

自由に遊んでるし、草原には肩を組んでイチャイチャするアベックもいて「ああ数年経ったらコイツらもガキ連れて公園来るんだな」って

遊具もまあ撤去されてないもんが多いもんで

子供同士で仲良く遊んでたわ。案外喧嘩とか無いけれど結構危ない利用法はしてた。

ちなみに健康遊具もあるけどベンチとしか思われてない。こんなんで近所からうるせぇ!とか苦情来ないんかと思うが、楽器吹いてもOKだし

前に珍走族いたし大丈夫なんやろ(適当

でもやっぱりあれやな、子供がいる夫婦ってのは

ある程度容姿がいいもんで、漫画で見る様なブサイクは誰も子連れで来ないわ。二人とか三人とか連れてくる夫婦はまあパパの方かママの方かどちらかが美人 イケメンでな

そりゃセックスしまくりって思う

俺もこんな人間とならセックスしたいよ

ゲートボールしてるジジイ ババアは日曜はには

おらんが、平日ならおるで

土日は全くいない

とにかく今どきにしては子供多すぎるし

元気凄すぎるし混沌のものだったわ

2024-04-11

人は誰しも攻撃性を秘めているのか?

これは間違いだと思う。

結論を先に言うと、人は誰しも秩序のある方へ向かおうとしているんだと思う。

自分が「Aが苦手だ」と発言したこときっかけに、周りもそれに同調してAを無視するようになった…っていうある増田の話から

 

俺が思うに、みんな「学校」っていう社会の秩序を守るために、Aのことを嫌いだと言い出せなかっただけだと思う。増田がぼそっと呟いたことで「ああ、Aのことを苦手なのは自分だけじゃなかった。Aが苦手だという自分感性は間違ってなかったんだ」と安心して、増田という「秩序」にみんな向かって行ったんだと思う。

もし、増田の方がおかしい、と思う人がいたらAという「秩序」に向かったと思う。そして、敵対する。

 

別に攻撃をしたいわけじゃない。Aが秩序を乱すから排除したい…っていう、結果的攻撃行為になっただけなんだよね。ただ、今こうして「一つのクラス、一つの教室」っていう、トラブルのない秩序の保たれた状態があるのに、「個人的にAが苦手だから」って理由でAを排除するのはあまりにも身勝手過ぎる(トラブルを招く、混沌をうむ)。しかし、増田発言したことで、Aがいない状態のほうが「正しい秩序である」という確信を得たクラスメイトは、Aを排除しようと動いたわけ。

 

ここで、増田が新たに、Aを排除するのは間違っていると取れる発言した。つまり個人的にAは苦手だが、Aは社会悪というほどではなく、これもまた秩序の内に加えるべきだと。しかし、周りはAを社会悪と捉えてしまっている。だからといって、ここで意見対立してしまうと増田は「社会悪の味方」となり、排除する動きになってしまうかもしれない。クラスの中で増田がどういう立ち位置にいたのかは知らないが、それは違うと。増田は悪くないと思ったからこそ、みんな渋々了承した形になったんだと思う。

 

眠い中、思ったこと書いてるだけだからうまく言語化できていないが、ともかく、みんな秩序を保ちたいだけなんだと思う。大きい世界で言えば、コロナ禍か?各々が信じる秩序の形を目指して、正義執行していたんだと思う。別に、誰かを攻撃したいわけではなくて、社会を守ろうとしていただけだと思う。もちろん、そんな大層な想いを持っていないただのやべーやつもいるが。

 

後、増田はこれをいじめだと表現していたが、それも違うと思う。いじめに発展する可能性はあったと思うが、いじめは単なる弱いものいじめから

あれは秩序ではなく、好き好んで混沌状態を作ろうとする(=自分が強いとアピールする)やつらが行うことだと思う。社会悪。彼らは根本的に秩序よりも混沌に重きを置いている。言語化が難しいが、自分安全よりも、自分が強いことを主張したい。自己アピールが強いやつらだ。

 

と、ここまで書いて、自分でも訳わからなくなったから終わる。よく寝れそうだ。

2024-04-01

2030年フェミ要請により夫婦別姓が導入された

2030年フェミ要請により夫婦別姓が導入された。当初はうまく行くと思われた夫婦別姓だが新たな問題が起こった。

まず第一学校問題である学校先生は旧来子供の姓と名さえ覚えておけばよかった。しか夫婦別姓が導入されたことにより子供だけでなく、母親の姓まで覚える必要が出てきた。いや、中には父親が別性のケースもあり学校は混乱した。

さらに面倒なことに離婚して元姓に戻るケースも頻発し学校混沌をもたらした。

次に先程も出た子供の姓である夫婦別姓になればもちろん子供をどちらの姓にするかで問題が勃発する。中国のように父親の姓を引き継ぐ事にしてはどうかと言う提案だったが母親側の姓が消えてしまうためフェミニストが反対し選択制になった。

しかしながら男女同権により男だけでなく多くの女が苦しむ結果になったように、夫婦別姓も同様の結果になった。女川の姓にしていいと言う男の多くが女のあしきりを突破できなかったのである

女を自由にすればするほど、女は特定の男に集中しパートナーにありつけない女が増えたのだ。

こうして未婚男女は増え合計特殊出生率は0.5 を割り込み最低の国家が出来上がった。

いい男にありつけない私は毒女になりオナニー日課になった。女性解放万歳

2024-03-27

anond:20240327170034

思う人は思うだろうし、その感覚科学的には偶然の域を出ないものとは言え当たっちゃう可能性もあろう。学歴社会性の関係はより大局観をつかみにくいというかなんというか混沌としてるから、より思う人も多いだろう。

というか別の増田↓にも言ってるんだけど、統計があるなら確かにそっちを参考にするが、誰も提示してくれないか主観で雑感を述べることも「次善の策」として無駄だと思えないんだよ。

https://anond.hatelabo.jp/20240327114222

2024-03-26

『強くなろうとする弱者は、いちばん性格が悪い』

単純な話、この世の富は有限であり、奪い合いこそが人類の基本姿勢だ。

その為、『必死に奪おうとする弱者』が、いちばん哀れで穢らわしいゴミ――いちばん性格が悪い存在に思われるのは必然である

たとえば格闘技一つとっても、拳のサラブレッドとして、優秀な両親によるサポート――食事管理、幼少期からジム所属させ、愛を与えて自信を付与させる……など、与えに与えられた裕福なガキほど、よく仕上がった大人になり、さらなる賞賛を得やすい。

対称的に、ブレイキングダウンに参加するような荒くれ者は、貧乏団地育ちで、まともな教育も受けられず、治安が乱れた街には悪が渦巻いていて、いつだって心は混沌としているからこそ、「俺は今ココに生きているぞ!」とアウトサイド生き方の中で、危なっかしく命を燃やしている。

でもって、そんな歪みきった世界にも関わらず、那須川天心や、武井壮のようなエリートが、下の下の下の世界にも出しゃばってきて、とことん雑に悪を見下してゆく。

持つ者はいいよな~?

それっぽい言葉と、神が与えた才能と、お手軽な優しさをぶちまけりゃ、なんぼでも光り輝ける人生なんだから

畢竟、くそ喰らえな構造の中で、ガンガン綺麗事が響き渡るとき、虚しさが悪へと切り替わってゆく。

金も地位も名声も、愛と平和も、優しさも善行も、その他ありとあらゆる可能性を、強者が根こそぎ奪ってしまうからな。

じゃあどうする?

正攻法じゃ勝てねぇから、腹を決めてぶっ壊れるしかない。

そうやって我々は、敵意を育て、破滅主義になり、世界を憎むようになる――

とても悲しい事だが、持たざる者努力をすると、自律神経が乱れ、情緒不安定になり、ノルアドレナリン闘争か逃走のホルモン)が分泌し、すごくリスキー毎日突入やすい。

怒り、焦り、悲しみが噴き上がり、「何もかもが悲劇だ!」「誰も彼もが敵だ!」などと、心が荒ぶりやすくなってしまう。

そらそうで、発達障害/双極性障害/社会不安障害/不眠症/過眠症/低収入/孤独など、弱者属性を持っている人々は、社会的に弱い立場であり、そうした現状を客観視し過ぎると、惨めな気持ちにもなるってモンだ。

しかしながら、試行錯誤――破壊再生を繰り返して、1%のチャンスでも掴み取る為には、心の痛みと戦いながら、冷たい現実直視し、真の自分に辿り着き、最適解を模索するしかない。

そして、「変わりたい」「強くなりたい」という願望は、『今この瞬間を否定する』思考でもある為、似たような弱者たちの反感を買いやすく、ちょっとした揉め事に繋がりやすい。

一例を出すと、弱者界隈の者たちに言わせれば、『自己責任論』『努力論』は、耳にするのもおぞましいツートップワードだろう。

ただし、歯を食いしばって勝負に打って出なければ、一生変われない……可能性の芽を摘んでしまいかねない……ってのもまた確かな話であり、『他者への配慮』『過度な優しさ』ばかりまき散らしていると、人生でろでろに腐ってゆく。

からこそ、ファイトクラブ名言――【ワークアウトは自慰行為だ。男なら自己破壊を】よろしくフルスイングで開き直って、「人生自己責任だ!」「負け犬のままで終わりたくない!」と力強く叫びハイリスクな一歩を踏み出すしかない。

というのも、代表的弱者属性――鬱で貧乏などに苛まれると、余裕がなくて選択肢を増やせない中で、鬱々しさと甘えが混ぜこぜになり、ちょっとやそっとでは抜け出せない、転落の日々に陥りがちだ。

そんな絶望境遇から、むりやり這い出る為には、「こんなところで終わらねぇからよ!」「これは俺様復讐戦だ!」などと、躁的な攻撃性のエネルギー必要になってくる。

寺山修司も『書を捨てよ、町へ出よう』の中で、【勝負世界で、何よりも大きな武器は「不幸」ということである。これは「何が何でも勝たねばならぬ」というエネルギーを生み出す力になる】と書いているように、どん底の寒さを思い知ったうえで、這い上がる熱量を高める事が、下の下の下の住人には求められる。

そもそも論、ただでさえ深刻な格差社会――ガチモンの弱者のみならず、中流層以上の人々にしても、「途中で足を止めたら終わる……」という、止まらない不安に追われ、みんなぎりぎりで生きている。

であるからハンディキャップだらけの弱者が、「もっと稼ぎたい」だとか、「もっと可愛い子を獲得したい」だとか、そういった夢を叶える為には、それなりの自己犠牲が必要になる。

いつまでも、おんおんと泣きじゃくって、お金や愛を得られるのは、それなりの性的魅力を持った女子だけだろう。

その他の者たち――大多数の男や、ノンセクシーな女は、あくまでも自分の力でもって、人生を切り開いてゆく他ない。

その過程で、脳内分泌物のバランスが崩れ、とんでもない気分屋になり、周囲に当たり散らしてしまったり……、かと思いきや、頭を抱えて自虐し始めたりと、ぐっちゃぐちゃな時間もやって来るだろう。

そして、精神コストを使い果たして、脳も心もすっかすかになって、飢えた獣のようにピリピリとしてしまい、「なんだこの性根が腐った野郎は?」などと、周囲に呆れられ、見捨てられ、嫌われキャラになってしまったりする。

やはり、世界中のみんなが、要領が良くて、人に愛されやすくて、スムーズ人生渡り歩ける訳じゃない。

人類社会に立ち向かって、一所懸命努力した結果……、ひたすら空回りしてしまって、全てを失うなんて実例も、この世の中には腐るほどに存在する。

とくにこの日本社会は、ひとたび転落して、ブランクが空いてしまえば、誰でも入社可能民度の低い、精神的に疲れる企業ばかりで、働く羽目になりがちだ。

すると、文化レベルの低い同僚に、悪口や陰口を付き合わされたり、ある日、盗難被害が発生したり、急に大量離職が起きたりと、安心とは程遠い……劣悪な環境で生きる事になる。

そうなれば必然的に、こちらの心も殺伐としてしまう。

そんなときには大抵、ムカツキのオーラを解き放ちつつ、下剋上精神が強化されて、「こんな腐った場所から抜け出してぇ!」と、浮き足立ってしまい、半ばパニック状態である

といった流れで、『強くなろうとする弱者は、いちばん性格が悪い』という、悲しき物語が広がってゆく。

2024-03-22

anond:20240322004720

虚無は混沌の先にある

混沌を克服することでのみ、虚無の境地に至ることができるのだ

2024-03-20

年を取った発達障害者の末路。人生の虚しさがヤバい

ADHD……ASD……LD……。

というよりか、学歴職歴資格も、手に職もないままに、年齢だけ重ねてしまった、社会不適合者の虚無感が、マジでやば過ぎて恐ろしい。

この僕にしても、ちょっと油断しただけで、虹の橋が見えてきて、生きた心地がしなくなる。

からこそ最近は、自宅でひとりきりの時も、シャドーボクシングならぬ、シャドートーキングとして、目の前にドッペルゲンガーの僕がいると想定し、ひっきりなしに喋るようにしている。

もしくは、僕の作業部屋――、後ろでいつも見守ってくれている、グッドガ人形チャッキーに、「おめめパッチリ可愛いな」「おまえのクレイジーさを見習うぜ」などと話し掛けて、心を上向かせてゆく。

要するに、『セルフトーク(心の声)』の狂気版であり、なるべくアホでポジティブ話題を、たった1人の時にもばら撒いて、頭を前向きにバグらせる……という寸法。

ではなぜ、これらの事を全力でやるのかと言えば、いつだって鬱々しさのスタートは、『自分視線が脳に向かう感覚』『意識が内側に閉じこもる感覚から始まるゆえ、思いつきの言葉物理世界に投げ込むことで、悩ましさから脱出するのだ。

それだけじゃなく、なるべく貧乏揺すりをしたり、部屋の中でも歩き回ったり、横になる時間を減らしたりして、自動的思考を止めるようにしている。

正直な話、なんの安定感もない暮らしの為、横断歩道を渡っているとき、4トントラックで跳ねられたくなったり、交番の前を通っているとき発狂した警察官に射殺されたくなったりと、「そろそろ魂を休ませたいな」と、しょっちゅう願ってしまう。

これってのは、鬱症状だとか、考え過ぎだとか、そうした個人問題ではなく、社会病理――是正されない格差問題だ。

たとえばアメリカでは、学歴格差経済格差により、尊敬されたり、感謝されたり、愛し愛されたりする機会を損失し、やり甲斐をなくして不健康になり、そのままぶっ倒れてしまう事を、『絶望死』と呼んでいるらしい。

よくよく思い返してみれば、そんな別大陸の話をせずとも、僕たちが住む日本――『氷河期世代』以降の人々はとくに、薄給非正規ゴロゴロといて、ストレスだらけで暴飲暴食し、孤独な日々で自暴自棄になり、身も心もズタボロであるから、「続々と早死にするのではないか?」と言われている。

やはり、どこまで行っても、ここは資本主義の国である

稼ぎを得る体力/知力/精神力も……技術も人脈も資金力もないとなれば、年々、生命力が衰えるごとに、より不安定で貧窮した暮らしになりやすい。

こうした現実直視すると、「不幸のどん底に堕ちる前に、若年性のぴんぴんころりで、さくっと全てが終わったら良いな」と、巨大なる虚無感に襲われる。

からこそ、頭のネジを外して問題を起こしまくるか、死んだ魚の目でぼけ~っと過ごすか……そうやって自分の心を守る為に、極端に生きがちになる。

よく世間では、『中庸こそが幸せ秘訣』と叫ばれる――「何かに偏らずに、真ん中の道をゆっくりと進もう!」という教えだが、そんな悠長な事は言っていられない。

統計的に見ても、経済的に困窮した弱者は、健康を害しやすく、孤独を来しやすく、早死にしやすいからだ。

――そうは言いながらも、闇雲に生き急いでしまうと、ちっちゃなミスを連発し、コツコツと修行できなくなり、周囲の人間をないがしろにし……などなど、より一層、ピンチを招きやすくなる。

からこそ僕は、カオス型の幸福論――『矛盾を愛する、混沌を愛する、狂気を愛する』、そんな姿勢を磨き上げて、ぐちゃぐちゃな日々に突入しても、それを全てネタにして物を書き、腹の底から喚き散らして、己が生きている全時間を、無条件で肯定してゆきたい。

ちなみに、僕がハマっているお笑い芸人ヘッドライト町田(50歳/男性/独身)は、寝る間を惜しんで、バラエティ番組を片っ端から録画し、DVD整理整頓をし続けている。

しかも、バイトダビング作業で忙しいゆえ、録るだけ録っておきながら、ろくに視聴していないらしい。

もはや録画の為の録画であり、ただの惰性というか、「きっと将来に役立つんだ」「大事な物なんだ」と固く信じて、心の安定を得る為の、儀式みたいなモンなのだろう。

こうやって頭をバカにせねば、売れていない現状で目が痛い……

お金地位も名声もお嫁さんもGETした同期の奴ら、

うだつの上がらない非正規生活

年齢的な厳しさ――など、

容赦ない現実タコ殴りにされてしまう。

まり一見かに見える事が、極大の虚しさ……精神崩壊を遠ざける為の、最善の手段な事もあるのだ。

2024-03-09

anond:20240309032646

以下のクトゥルフ神話の神々の何れかを密かに信仰している集団によるものと思われます

シュド=メル (Shudde M’ell): 地下に住む旧支配者で、巨大なワームのような存在

シュブ=ニグラス (Shub-Niggurath): 黒い山の女神で、千の子供を持つ存在

シュゴス (Shug-Niggurath): 闇と混沌の神で、多くの異形の子供たちを持つ存在

現世に神々を召喚する禍々しき儀式の一部です。

2024-03-08

国境廃止委員会

私は国家解体国境廃止を訴えている地球市民の1人である

私のことをアナーキスト批判する国家主義者右派左派わず)が存在するが、私から言わせれば国家主義者ほどアナーキー存在はいない。

彼らは国家主権絶対性を訴えるあまり国際社会における無秩序混沌から目を逸らすのである

国家主義者はその国際社会アナーキ性を正当化し、その中で秩序を構成するための自国軍事力経済力発言力向上も正当化するのである

力こそが秩序を決めるというのならば国際社会世紀末である

そのようなことが許されるのであろうか。

国家主義者と言うと自分と縁遠い人間想像する人もいるであろう。

しかし、自分国家主義者である自覚のない無意識ナショナリストは溢れている。

一例を挙げよう。

国力、殊に経済力的側面から少子化解決を訴える人間がいる。

から言わせれば彼らは真性ナショナリストである

我らのゆりかごは既に増えすぎた人間を抱え切ることができなくなっているのにも関わらず、相対的人口数低下に危機意識を持ち、人口増加を願うのならばそれはナショナリズムによるものである

他にも例を挙げればキリはない。

私はここ、はてな匿名ダイアリー国境廃止委員会本部及び国境廃止委員会日本支部設立宣言する。

国境廃止され、国軍廃止され、通貨廃止され、現状の国家ローカルガバメントとなることを目指す。

特に国軍廃止世界同時に行われなければならない。

我ら人類が保持することを認められた暴力装置警察権力のみであり、軍事力保有など決して認められないものである

なぜならば、人の命を奪うことは究極の不可逆的行為であるからである

国家国家の争いにより政治権力のない庶民子供たちが屠られたとしよう。

例えその後に国家国家和解しどれほど強い友愛が築かれようと、かつて失われた命が再び息を吹き返すことはもうないのである

唯一の例外は旧国家勢力の打倒のための一時的軍事力である

我ら国境廃止委員会を支持する世界市民主義者過半数を超えた時にも、反世界市民主義者が率いる国家とそれを支持する国民存在するであろう。

国境廃止委員会を支持する旧国家国境廃止委員会フォースプロバイダーとして旧国軍提供せよ。

国境廃止委員会の下におかれる国家解体軍事委員会提供された連合軍フォースユーザーとして組織国家主義者を破砕するのである

最後に。

地球市民主義欧米主導のグローバリズムとは異なるものである

我らは公用語という概念を持たない。

我らは地球における多様な文化を、それが個人自然権侵害しないものである限り否定しない。

私はお雑煮と言えば味噌仕立ての汁に丸餅とカブ鰹節である

しかし、だからと言って醤油仕立ての雑煮餡子の入った雑煮否定することはないのである

我らは皆同じ地球市民であるとともに多様なことな文化を持つのである

我らは国家解体し、現状の国家地球の一地域とする。

つの地球に一つの議会を。

つの地球に一つの行政府を。

つの地球に一つの最高司法機関を。

つの地球に多様な文化地域を。

地球市民の、地球市民による、地球市民のため世界政府を。

私はここに国境廃止委員会設立とその総裁への就任宣言し、地球市民のため職務を全うすることを厳かに誓う。

God bless earth

God bless people world over

2024-02-20

灰色の空にはカラスが合う

失恋のショックも未だ覚めやらぬ一昨日

街を歩いていると、電線に一匹の烏がいた

一匹は一寸珍しいな、迷子だろうか?と

思ったがそうでは無いらしい

の子は何も無い空間にひたすら鳴いていたのだ

そんな烏が迷子なわけはない、しかし親でもない

しばらく眺めていると

何に鳴いているかわかった

春風だ、強い春風に鳴いていたのだ

全て吹き飛ばすような

涙も病原菌も種も混ざった混沌の春風を

重い雲を動かしやがて雷を降らせるような春風を

たった一匹で

ああ、この子は正に闇夜を纏った烏ではないか

私はそう賛美を贈らずにいられなかった

やがて、風が弱くなるとその一瞬に

翼を広げて、空へ消えていった

灰色

黒の絵の具を使った後に洗うのを怠って

白を使ったような空は

烏が合う

なぜなら互いに孤独からである

2024-02-10

原作改変して面白くなるならドンドンして欲しい。つまらなくなるなら原作通りなんて目指さないで欲しい

なんの権限も持たない一消費者としての戯言なんで、世のクリエイター業界関係者の人は「無責任なアホだなあ」と思ってくれていいよ。

でもこれは一人の消費者としての本音だ。

俺は漫画版チート付与魔術が大好きだが、コイツ原作改変なのは間違いない。

原作改変がこの世になかったら俺はこの漫画を読めなかったので、原作改変を俺は支持することにした。

漫画版チート付与魔術師はナーロッパ舞台なのにドラゴンUZIを隠し持ち、半グレを倒すために黒塗りの乗用車が押し寄せる脅威の原作改変漫画だ。

中世風の世界だったはずなのにパチンコ存在し、文明の利器を使うと魔力がなくなるから使ってないだけで電気は街中に通っていることが明かされる。

現代中世が交差する異様な空間として漫画版チー付与インターネット大人気だが、これは紛れもない原作改変の産物だ。

この様子に原作者はどういう心情なんだろうか?

文筆家である本人でさえその内情を正確に吐露することが不可能なほどに混沌とした言語化不可能心理状態と察せられる。

本人の知覚さえ不可能無意識下でどれほどの愛憎が渦巻いているかなぞ無産階級の匹夫には想像する資格さえあるまい。

だが、漫画版チー付与面白い

少なくとも、俺はこの漫画メチャクチャ面白いと感じている。

そもそも原作改変は悪なのか?

20年前とあるラノベアニメ版で発せられ、今も語り継がれるセリフに「メディアの違いを理解せよ!」というものがある。

貴重なスタートダッシュ第一話であろうことかこの言葉を皮切りとして映像化に向けた会議生徒会室で繰り広げられていたのを覚えている(その1話しか見てないので、他に覚えているのは聞き流してゲームWIKI更新しているキャラが居たことぐらいだが……あと主人公の髪がピンク……いや白……黒?あれ?髪の色も思い出せない。PSPをやっていたことは覚えている。DSだったかな……あれ……当時まだDSはない……アレ?セリフ以外に覚えてるものある?)

もちろんこんなセリフ原作にはない。

そもそもあってたまるだろうか?ラノベで初っ端アニメ化台本を書いてくる作品なんて。

映像化において原作とは改変されるものだ。

これは絶対だ。

キャラクターが一言目を発した瞬間からそれぞれの読者がイメージしていた声との差異について誰かがSNSで語りだす。

部屋の作り、主人公の佇まい、あらゆる所作小道具原作比較される。

どうあっても原作とは違うものになる。

似せることは出来るし、再現しようとすることは出来るが同じものにはならない。

絶対に変わるものだ。

メディアの壁を超える時、原作は必ず改変される。

良くも悪くも。

原作改変の善悪を決める権利原作者にあるというなら、権利者としての力を存分に振るってくれて構わない。

だが消費者からすれば、個人的好き嫌いや楽しめたかどうかだけが原作改変の良し悪しになる。

面白くなるならいくらでも原作改変して欲しいし、メディアの違いを理解せずに必死原作を維持しようとして駄作が産まれたなら単に見ないだけだ。

好きにして欲しい。

ただ、権利者の権利を守らないというのは善悪における悪だとは思う。

2024-02-07

トランプという呪いの正体はわりとはっきりしてるよという話

トランプはなぜこんなに強い?言動問題だらけ、でも有権者は「違う部分」を見ていた…既に事実上共和党候補に【混沌超大国 2024年アメリカ大統領選①】 | 47NEWS

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/nordot.app/1124563166125818331

この記事ブコメを読んだんだけど、なぜトランプが支持されるのかについてはみんなで自分の思うところをあーだーこーだ言うよりもベースとなる認識を共有したほうがいいんじゃないかなと思ったので、以下の記事オススメしたい。

2016年大統領選挙に関する実証研究の知見と2020年大統領選挙

https://www.jiia.or.jp/research-report/post-16.html

2020年記事なので少し古くはあるけれど、今でも大きく変わったところはないんじゃないかと思う。

読むのが面倒な人向けに一部抜粋すると、

トランプ勝利白人労働者層の格差貧困が原因ではない」

「それよりもトランプ投票に決定的な影響を与えたのは、人種的マイノリティに対する反感である。」

ということが書いてある。

それを踏まえた上で最初記事ブコメ

『technocutzero 「トランプ」に本体はなく、リベラルが掬いあげてない層があげてる呪いの塊、がしゃ髑髏クラス怨霊みたいなもんなのでその呪いのものを解かない限り何度でも復活するよ 攻撃は効かない』

について言及すると、ここで言う「呪い」というのは人種問題と言えるし、「リベラルが掬いあげていない層」というのはマイノリティを嫌う白人層ということになる。

リベラルを支えているマイノリティ層や反差別意識を持つ層と、このマイノリティ嫌いの白人層とは水と油なわけで、両方にいい顔をすることは原理的に不可能と言える。

よって、リベラルちゃん白人の不満も掬い上げていないがためにトランプが台頭したのだというような論に対しては、「無茶言うな」と言うより他にない。

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