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はてなキーワード: web標準とは

2022-03-28

Firefoxがあろうと無かろうとweb標準Chrome仕様を追認するだけだろ

Firefoxがこの先生き延びたところでChromeが新しいIEになってしまっている現実は変わらないよね。

2022-03-27

Webを扱ってる人間の大半はWeb標準なんて把握できないか

Chromeバージョンxxで動作確認して「Chromeバージョンxx対応」とするしかない。

anond:20220327133212

Web標準も半ば「Chrome仕様を追認するためのモノ」みたいになってるところあるから

Firefox存在にどれほどの価値があるのかといわれると微妙な気もする。

ただ、個人的には広告屋が作ったブラウザにすべて依存するのはIE依存してた頃と何も変わらんのじゃないかと思うし

そういう理由もあってFirefox使ってるところはある。

anond:20220327132858

個人的にはFirefox使ってるけど実際割合で言えばゴミレベルだと思うし、

Chrome結構緩めにやりたいことやらせてくれる上に独自ノウハウも溜まってるから

から何まできっちりWeb標準求めてきて反広告的な動きも見せてるFirefoxなんぞ対応したくないんだろうな。

でもそれって、だいたいそのままIEがのさばった理由なんだけどもな。

anond:20220327131547

普通にWeb標準守れば自然ChromeFirefoxSafari全部対応できるだろ」って言ってる人達ばかりですけど

2021-04-07

ネット議論する仕組みってWeb標準にならないのか

Twitterが手軽であり、政治家専門家有名人がいて、

意見を発信することで世の中が変わりそうな気がしてしまうが、危うい。


そろそろWeb上で議論する仕組みを標準化出来ないだろうか。


はてブや、Amazon、その他のWebサービスもそうだが、

ユーザーコメントというのが機能しなくなっている、もしくは有益よりも害の方が大きい。

2018-12-15

anond:20181215151440

今どきiOS対応してないWebサービスはどうかと思うが、特定Webブラウザ仕様に合わせる義務は全くないしな

Web標準仕様に適合しているならWebサービス側に罪はない。気が利かないだけ

2018-07-18

anond:20180718180051

世界Webブラウザが出来上がりました。

でも、Webブラウザはいろいろ発展していって独自の描画を持つものが出来上がりました。

なので、「Web標準」という規格を作りました

IEはいろいろ積み上げていてWeb標準を満たすとはいい難いものとなっていました。

 

そのころWeb開発者は、会社に納品するホームページとかシステムとかを納品する時、

IE対応するけど、メインはWeb標準

IEのみ対応

という風にWeb標準に合わせるか、IEに合わせるかで対応していました。

しかし、世の中はWeb標準に準拠したブラウザを搭載するスマートフォンが出来上がりました。しかも、スマートフォンWebアプリと非常に相性がよかったのです。

その流れで、スマートフォンを利用したWebシステムWeb標準で進んでいきました。

しかし、マイクロソフトもWindowsPhoneなどを出すにあたり、今までのIEを維持しつつ、Web標準に合わせた仕様ブラウザを作ることが急務になりました。

そして、EDGEが出来上がりました。

 

ちなみに、邪推邪推を重ねた妄想です。

2014-09-25

昨今のPC向けWebブラウザの現状(準メジャーブラウザ、その他編)

http://anond.hatelabo.jp/20140925002959 に続き、準メジャーブラウザとその他のブラウザの現状。

Firefox派生ブラウザは全く使ったことがないので、省略。

Chromium派生ブラウザは(レンダリングエンジンの性能に関しては)どれもChromeを超えられる存在にはなりえないので、とりあえずOperaだけ。

個人制作ブラウザも省略。

Opera

かつては独自レンダリングエンジン(Presto)を載せ、独自機能を数多く搭載し、一部の人からOpera最強伝説」と絶賛されていたブラウザ

タブブラウザ流行らせた一因と言われている。

Web標準にいち早く準拠させた一方で、IEなどの互換性も配慮していたようだ。

しかし、HTML5CSS3準拠度は後発のWebKitエンジン搭載ブラウザに押されてしまった。

そのせいなのか、もしくはPCが廃れそうだから独自レンダリングエンジン投資するのは無駄と考えたかどうかは不明だが、PC版はBlinkエンジン採用することになってしまった。

Blinkエンジンを手に入れることによって、得られたのはHTML5準拠度UPとブラウジングスピードと安定度。失ったのは、マウスジェスチャカスタマイズサイドバーといった今までのメリットだった独特のUI。ただのChromium派生ブラウザになってしまった。

バージョンアップタイミングChromiumと同期するためバージョンアップ頻度が高くなり、現在では24まで上がっている。

それでもなお、独自エンジンを搭載した最終バージョンを使い続けるユーザーが少なからずいるようだ。

Sleipnir

国産ブラウザ代表。かつては、IEコンポーネントタブブラウザ定番だった(少なくとも国内ではそうだった)。

最近Version 5系が出て、何を思ったのか不明だがバージョンが6まで上がった。5からは文字がボケボケ滑らかになったり、タブがページサムネイルになったり、Blinkエンジン専用になったり、4でできたカスタマイズができない、6で「お気にタブ」というネーミングセンスを疑う機能など、ある意味で大化けしてしまった。

一方で、2系や4系のバージョンアップ継続するようだ。実際はこれらの処遇を決めかねているのではないだろうか。

2, 4, 6の中で不満の少ないのを模索しているようにも見える。

ちなみに、BlinkエンジンChromiumをいじってChromiumのタブとかボタンとかを隠しているだけ。このおかげで、Chrome拡張機能がそのまま使えるようだ。Blinkプロセス単独で実行させれば素のChromiumが起動する。4系で確認。6系は未確認

バージョンに共通して言えることは、起動が遅い、UIがごちゃごちゃしすぎ。機能に振り回されている。さらに、Chromiumバグまで引きずるダメアプリ

Lunascape

国産ブラウザ代表。昔は軽量だったのに、「世界初 トリプルエンジン搭載」だとかなんとか言ってるせいで、いつの間にか重量級ブラウザになってしまった。WebKitエンジン更新が止まりセキュリティ的にやばいんじゃないかと言われ続けたが、最近になってようやく更新し始めた模様。

ブラウザ本体にAds by Lunascape広告を載せる実験をした実績あり。

感想Sleipnirと同じ。どちらかというと、レンダリングエンジン自体が重いせいなのかもしれない。せっかく3種類のレンダリングエンジンが使えるといっても、重いのでは全く意味がない。

というか、Sleipnir4 - 安定感 + Geckoエンジン = Lunascapeという数式が頭をよぎる。

Maxthon

中国産の中では比較的まとも(と思われる)ブラウザ

レンダリングエンジンをどう改造しているかからないが、HTML5testではなぜかChromeよりスコアが高い(正式リリース前のバージョンだが)。

最近Chromeより30%軽いとか言っているMxNitroを作ったらしいが、まだベータ版らしくブラウザとしての基本機能が足りない。Chrome拡張機能が使えないので、Chromeと同列に扱うのは反則だと思う。

30%軽い理由の1つは、Chromium組み込み向けフレームワークであるCEF(Chromium Embedded Framework)ベースと推測されるため。これは間違っているかもしれない。

どんな方法高速化しているのかが気になる。

それにしても、UIが全体的にのっぺりな平行四辺形なのはどうなんだろうか・・・

最後

国産はごちゃごちゃしたものばかり作るなよと言いたいところだ。ユーザー要望安易に答えすぎた結果なんだろうか。技術的には中国産ブラウザに負けているような気がするが、気のせいだろうか。

Opera独自レンダリングエンジンを止めてChromium派生になってしまった上にスマートフォンやらタブレットやらが普及してしまった以上、もうPC向けに力を入れる時代ではなくなったのかな・・・

昨今のPC向けWebブラウザの現状(主要ブラウザ編)

うPC向けWebブラウザは、進化する余地がないのか、停滞しているように思えてしょうがない。

IEはともかく、FirefoxデザインChromeにしちゃったし(あれのどこがいいのやら)、Chromeに至っては、停滞どころか悪化しているとさえ感じる。

主要Webブラウザは、どこへ行こうとしているのだろうか。

IE

IE8になってようやくWeb標準に従うようになって、IE9JavaScriptが劇的に速くなり、IE11でかなりWeb標準準拠度が改善された。

また、Windows XPサポート終了により、IE6というWebデザイナーの多数を地獄送りにしたブラウザから完全に脱走できるようになった。

しかも、サポートポリシーが変わって、2016年1月以降は各OSで最新のバージョンしかサポートしないと決まったため、思ったよりも早くWebデザイナー苦痛が取れるようだ。IE6で懲りたんだろうか。

しかし、IEコンポーネントブラウザ互換性を軽視する傾向にある。

IE10では、Windows7必須アップデートのせいで画面描画が乱れる場合があったり、特定WebサイトIEコンポーネントブラウザフリーズさせるという必殺技を披露した。

IE11では、一部環境DOMストレージが原因でブラウザコンポーネントを十数個開くとフリーズする新必殺技を披露した。(現在バグ修正済)

次のIEでは、どんな技を披露してくれるのだろうか。

Firefox

Chromeをパクってと同様、高速リリースサイクルになって3年目。

アドオン互換性に悩み、自ら失敗といいつつも、高速リリースサイクルを何とかやっていけてるようだ。

シングルプロセス/マルチスレッドながら省メモリJavaScriptの速度チューニングを着実に行っている。

つい先日、australisというChromeパクリに非常によく似たUI強制適用し、一部ユーザーから顰蹙を買う

※筆者はあまりFirefoxを使ってないので、ここまで。

Chrome (Chromium)

高速リリースサイクル強制アップデート流行らせた元凶。

Chromeは初期設計ポリシーがよく、HTML5準拠度とブラウジングスピードは今でもよい。

登場からあっという間にシェアを獲得し、主要ブラウザと呼べるほど有名に。

しかし、バージョンが上がるたびに肥大化し、メモリ消費量がますます増え続け、低スペックマシンでは重くなる一方である

レンダリングエンジンWebKitから独立してBlinkになったが、さらに迷走していく。

迷走その1: Aura

ユーザー阿鼻叫喚した、ウィンドウシステム共通化プロジェクト

理想は、各種コントロール(スクロールバーやボタン、エディットボックスといったもの)を全プラットフォームで共通化した上で、GPUによる描画で高速化する・・・ということだった。

Windows版ではバージョン32から適用された。しかし、安定版になってもスクロールバーの矢印が消えた、汎用マウスジェスチャが使えない、

縦/横スクロールがまともに動かない、Webフォントが描画されないなどなど、多数のバグが残存していた。

今でも、バージョンが上がるにつれて改善されたものもあれば、一度改善していたのに不具合が再発するなど、安定版といいつつ安定しない日々が続いている。

いったい、「安定版」とは何なのだろうか。

迷走その2: Google色が濃厚に

最近ChromeGoogleのものであることをユーザーにしらしめる努力ばかりやっているのではないか。

Google Nowなど、自社のサービスを便利に使うために機能追加するのは別にかまわないが、新しいタブページの異常にでかいGoogleロゴはどうだろう。

よく開くページのサムネイルを小さくし、下に追いやってまでGoogleロゴを目立たせる必要はあったのだろうか。

迷走その3: NPAPIプラグイン廃止

今年中にNPAPI廃止を目論んでいるが、それは現実的なのだろうか。

Chrome独自に持っているPPAPIは、セキュリティが厳格なゆえにNPAPIの代替手段には決してなりえない。少なくとも、PPAPI上で動くFlashがNPAPIのそれと同等の速度で動かない限り、廃止はありえないと思う。

高速リリースサイクルの弊害?

Firefox高速リリースサイクル採用した初期の時のように、高速リリースサイクルを優先するあまり品質犠牲にしているケースが目立っている。

最近出た37では、DirectWrite周りの実装がお粗末で、安定版が最初に出たころはズームイン/ズームアウトするだけで文字が表示されなかった(翌日に修正)。今でも、ビットマップフォントの表示品質GDIよりも悪い。

高速リリースサイクルの弊害が現れているのではないだろうか。このことに、Chromium中の人たちは、気づいているのだろうか。

ひどい。最近Chromeはほんとにひどい。

2014-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20140706163627

それから全体を見渡して喫煙率とパチンコ率が高く、プログラム以外の会話になったとき学問教養全然感じられないのには面食らったが、これがWEB標準なのだろうw。

要するに、最低辺クソ土方、ってことだろ?

全く同じことが派遣の土方員とかにも当てはまるわwww


別に器具なんかを英語読みしなくても使えるのもどこでもいっしょ

てか、それが英語読みしなくても使えるのはその現場が皆同レベルバカから




そりゃ、選ばなきゃお前みたいな糞ニートでも働けるさ。当たり前じゃん。

そこからすら逃げようと考えてるお前みたいなクソが居るから困るんだろうが。

ちゃんと働いて税金払え。

あふぃあふぃやってんじゃねーよ、クソが。世の中のなんの役に立ってんだよ。

2013-11-28

Windows8.1にはひどいバグがあるのでインストールしないでください

今朝の部長からメールタイトルは「Windows8.1にはひどいバグがあるのでインストールしないでください」だった。

僕は目を疑った。

部長お下がりWindowsXPパソコンを支給されてから苦節5年。

僕のパソコンは、中古Core2Duo機にwindows8という世の中の流れにようやく追いつくことができた。

妻も「おやかたさまのパソコンエイトになったのは、末広がりでめでたいですぅ」と祝辞を述べてくれた。

ほとんど使うことがないメトロ画面にいらいらしながらも僕はエイトとよろしくやっていた。

相棒のEdMaxもXPからコピーするだけで動いたし、SakuraエディタGIMPも無事に動いた。

部長が経費をケチって買ってくれないMSOfficeシリーズの代わりに入れたOpenOfficeも順調に動いていた。

8.1がストアに登場したときは、真っ先にアップデートした。

起動時にデスクトップを先に表示できるようになったので、とても満足だった。

その満足も部長からのぶしつけなメール台無しだ。

朝礼の訓示の際には、そんなことには一言もふれなかったのに急にそんなことを社内メーリングリストに発信した部長の真意をはかりかねていた。

世界天才が集まって作ったWindows8.1が、よく使うアプリケーションソリティアマインスイーパが表示されてしま部長不良品扱いされてしまったのだ。

僕の使い方では、特に不具合もなく、快適な8.1ライフを送っていた。本当に寝耳に水だ。

取引先との電話でも、8.1は重大なバグがあると吹聴していた。

どうやら、部長がPC9801時代から使っていて、win95時代に開発が放棄されてしまったお気に入りソフトが動かなくなったことが重大なバグだということがわかった。

部長電話は、無駄に声が大きく同じフロアにいる人にはみんな聞こえてしまっている。

正直なところ、20年くらい前のソフト互換性を保ちつつ、windows8まで動いていたことに感謝したほうがいいと思った。

そんなマイクロソフトさんの心遣いや無駄に長い新しいアプリOSへの移行のための延命期間も部長には無駄時間だった。

ついには、IE11不良品だと電話口で叫び始めた。

仕方なく、FireFoxChromeを使っていた僕にとっては、WEB標準に近づいた新しいIEは魅力だったのだが、部長にとっては無用長物だった。

お気に入りアダルトサイトレイアウトが崩れてしまったのだろう。

IE11が悪いのではなく、へっぽこなコーダーが作ったアダルトサイトが悪いのである

繰り返し述べるが、Windows8.1にはひどいバグがあるのではなく、部長の思い込みと個性的パソコンの使い方が問題なのである。なのである。なのである

2013-11-25

http://anond.hatelabo.jp/20131125025227

他のブラウザIEが決定的に違うのは、Windowsシステムに深く根ざしたいろいろなAPIActiveXだのを経由して使えることだ。

Web標準だの最新ブラウザだの何てのは、使う側から見たらどうでもいい話なんだよ。

システム不具合無く動くこと、それが唯一にして絶対の要求なんだからな。

これまでIEバージョンアップで「システムが動かない」という意味不明な現象に悩まされたユーザーとしちゃ、アップデートなんてクソ食らえとしか思わないだろ。

2013-07-11

http://anond.hatelabo.jp/20130710162957

ここのブコメほとんどが、やまもといちろうグーグルグループGmail勘違いしてるように思って、しかも大量に☆ついてて笑った。

というのは置いておいて、

本当はそういうのまずいはずだよ。一応これらも国の機密事項だから。そもそも国内でも研究内容漏れちゃったらまずいし。でも使っちゃうんだよね。

そういうのがここ10年ぐらいで変わったなあっていうのは、やっぱりサービス側がその敷居を下げるために、ネット下地を作って色々やってるよなあ。

例えばグループウェアクライアントソフトでやってたのが、ブラウザ経由で操作させるようになった。

(見た目の敷居が低くなったのと、プロキシとかポートブロックをすり抜けてシステム管理者が知らないうちに当事者勝手に使ってる状況を作っている)

Googleが自前のブラウザを作ったのも大きい)

また、ルックアンドフィール。操作性。

ユーザーがすぐ使えるっていう直感性でいうと、一般人YahooGoogleに慣れ、その操作感がデファクトスタンダードになってる。

それに反する操作だと、一般人は分かんないよね。

(また、見た目は昔MacユーザWindowsルックアンドフィールをバカにしてたような、古くさいインターフェースだったりする。

 Mac VS Windowsの一見非生産的なやり取りが、今の状況に与えた影響って少なからずあるんじゃないかなあ

 Gmailの「ラベル」はMacタグ管理

国産グループウェアは、エラー情報が一般ユーザーに分かりづらいのもある。

あとは、Web標準という意味のくみ取り方。

icalvcard対応とか。

国産グループウェアブラウザ版がIEのみ、バージョンに振り回されるのも。

WebサービスほとんどアンチMSに傾いているので、ここで違いも出たはずだ。

からカレンダーicalか、サポートのあるMicrosoft Exchangeかという選択で。

ここで始末の悪いのが、Microsoft Exchangeが高価だからCSVで吐き出して分かる奴がつかえってのがアホな選択。

それで、なんで国産グループウェアがそこまでダメなんだろうって事だけど。

企業契約結んでお金が貰える国産グループウェアと、無料で来て貰ってどう収益化するか必死Webポータルの違いだよね。

2011-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20110824133536

あー理解した。「いつものようにFlasherが顔を真赤にしてんなー」とか思われてたのか。だからポジショントークって言ってたのか。

あ、ごめんなさい、そういう風に読めなかった。

そらFlasherのポジショントークだと思われてたら、読めるわけがない。

なにが出来なかったのか意味が分からないけど、単にWeb標準HTML5普通に使っていこうよっていうのがいいたかった。

HTML4には標準じゃない方言(DOCTYPE)が70種類以上ある。それはもはやWeb標準を踏まえてたといえるのか。

HTML5はこの反省を踏まえて、極力方言を作る必要が無いように慎重に仕様策定されてるわけだけど、それはあくまで「現在インターネットにおいて」であって、将来にわたって各ブラウザベンダがおとなしくしている保証はどこにもない、というか、ブラウザシェア戦争がある以上、おとなしくしている訳がない。ネットに向いてないは言い過ぎました、すいません。

Web標準HTML5普通に使っていこうよ、ってのは特に意識しないでもそうなると思う、というか嫌でも使わざるをえないのがWeb標準

いいたかったのはシンプルなことでして、「スペコンって必要なの? それ誰が見てるの?」みたいなことですFlasherのポジショントークに対して。

100%同意変態Flasherは基本的にユーザーなんか眼中に無い、ただひたすら己の技量を磨く事を恍惚としてる。まぁそこらへんの人種はそっと遠巻きに眺めておけ。

ただ、お仕事Flahserはちゃんと考えてると思うよ。というか、お仕事Flahserは大概HTML5Flashも両方使える。変態Flasherは大概HTML5でも変態。まぁそこらへんの人種はそっと遠巻きに眺めておけ。

2011-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20110824055959

リッチインターネットコンテンツを、非常に簡潔にスマート記述できる”と文系チックに書いたのに、

あ、ごめんなさい、そういう風に読めなかった。スペコンのことしか頭にないというか、CanvasSVGのことしか知らない人的な思い込みで書いてしまいました。大変失礼しました。

その当たり前の事ができなかったHTML4。HTML5になればできるようになるとでも言いたいのなら、あなたネットに向いてない。

なにが出来なかったのか意味が分からないけど、単にWeb標準HTML5普通に使っていこうよっていうのがいいたかった。ネットに向いてないっていうのもちょっとわからない。向いてないかもね、しらんけど。

いいたかったのはシンプルなことでして、「スペコンって必要なの? それ誰が見てるの?」みたいなことですFlasherのポジショントークに対して。

ぼくもだいぶいろいろ作ってきたけど、Flashの実現するインタラクティブは素晴らしい。とうぜん同じ事をやろうとすればHTML5ではまったく役不足。が、そもそも活躍の場がなくなってきていることに加えて、そこそこのことならWeb標準技術で可能になってきた。みたいなことをカッコヨク伝えようとしたらこうなった。わかりづらくてすまん。

http://anond.hatelabo.jp/20110824034034

ん?何をDisられたのかさっぱり判らん

いや、あなたの言ってることは合ってるし、自分も基本的に同じことを主張したつもりだが。

HTML5メリットは、セマンティックな記述が可能になること、Web標準で実現できることが格段に増えたこと。

を、わざわざ砕いて”リッチインターネットコンテンツを、非常に簡潔にスマート記述できる”と文系チックに書いたのに、なぜ、わかりにくいバズワードで言いなおすのか。

そもそも「セマンティックな記述」って意味がわからない。文章の意味構造記述できるようにして外見と分離する事を指すのなら、それは「非常に簡潔にスマート記述できる」という事じゃないのか(さすがにあいまいに書きすぎてるとは自分でも思うが)。「実現できることが格段に増えた」事は、リッチインターネットコンテンツ記述できるって事じゃないのか(意味構造記述によって検索エンジンに適した情報になるってメリットは、論旨がブレるので書いてない)。

HTML5Web標準なんだから、きちんと踏まえていくのは当たり前。

その当たり前の事ができなかったHTML4。HTML5になればできるようになるとでも言いたいのなら、あなたネットに向いてない。

Websocketなどを始めとする新しいAPI群、CSS3などで何が可能になるか考えてみよう。

いかけてる以上、答えがあるようなので、ぜひ模範解答をご教授頂きたい。「無限の可能性があります」という厨二病な答えしか思いつかない。

Flashじゃないとできないこと、Flashの方が得意なことは?

ちゃんと書いたつもりけど、代表格は2D描画。あと複雑な処理(クラスのおかげ)。ブラウザOS間の互換性。ネイティブXML処理。プリミティブな音ストリーム操作なんてのもある。

現状、Flashを必要としてるのは何処? 誰?

Flashを必要としてる人なんていないと思ってる。ただFlashの方が制作環境とかも含めて使いやすいから使ってるだけのこと。

もう何が言いたいかわかると思いますが、広告ゲームなんかではFlashを使えばいいんじゃないですか。

いやいやいやいや。iPhoneで表示されない広告に何の意味があるのか。ゲームは一理あるけどFlashは外部コントローラ対応してない。3Dなら現状Unity。一概に言えない。

普通はいらないでしょ。

普通ってなによ?Flashデファクトスタンダードになったという事実が、普通はいる、という証明にならないのか。

http://anond.hatelabo.jp/20110823194555

いまだにこんなこといってるのか。ポジショントークに釣られすぎでしょう。

HTML5は簡潔に記述できる事が最大のメリット」って……。

  • HTML5Web標準なんだから、きちんと踏まえていくのは当たり前。
  • HTML5メリットは、セマンティックな記述が可能になること、Web標準で実現できることが格段に増えたこと。
  • Websocketなどを始めとする新しいAPI群、CSS3などで何が可能になるか考えてみよう。

その上で、

  • Flashじゃないとできないこと、Flashの方が得意なことは?
  • 現状、Flashを必要としてるのは何処? 誰?

もう何が言いたいかわかると思いますが、広告ゲームなんかではFlashを使えばいいんじゃないですか。

普通はいらないでしょ。

2010-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20100831115103

HTMLとかCSS決めてる人ってどう使われるか想像したこと無いのかな。

ボックスモデルがどのようにレイアウト構築するか理解した事が無いのかな?

文字と絵をレイアウトするものは大概ボックスモデルベースに作られてるだろうが。

今まともなGUI付いたインターネットコンテンツ作成環境ってFlashぐらいだよ。

そのFlashだってActionScriptFlexで配置指示してしまえば、お前さんが言うめんどくさい組み方になると思うがな。

だからスティーブジョブズも奇妙なWeb標準なんか放って置いてiOSアプリを書かせようとしてるんだと思うよ。

少なくともUI要素をインラインで配置なんて訳わかんないことしなくていいでしょ。

えぇと、InterfaceBuilderしか使ったことしか無いのか。

どのみち、InterfaceBuilderで出来ない事やろうとしたら、めんどくさい組み方になる。

ポストスクリプトPDFテキストエディタで書く奴なんか変人

変人で悪かったな。

PHPから動的にPDF吐き出すとか、実装するならテキストベースレイアウタ使ったほうが楽だろうが。

変人が標準って変だよ?

そもそもが、プログラマ研究者向けのものなのだが。

それを、何も判って無いお前のような奴が多少は使える気になって喚いてるだけ。

開発側は最低限の物は用意してるんだ。

気に食わないなら、自分WYSIWYGシステムでも組んでりゃいいだろ。

そして、これが重要だが、見ている人間は、別に裏側が何で出来てようが、見えてる画面が全てだ。

見えてる画面のクオリティーをあげたいなら、HTMLCSS仕様書熟読して、理解するこったな。

HTML5のはなし

HTML5であれができるこれが出来るって最近は話題だよね。

でもさ、

いまどきマルチメディアコンテンツテキストベースで書くのってどうよ。

HTMLとかCSS決めてる人ってどう使われるか想像したこと無いのかな。

DreamweaverってCS4からCSSの設定の和訳を止めたんだよ。

なんでかって言うと和訳された意味より、CSS原文のキーワードのほうが重要だから。

つまりもう降参です僕はテキストエディタですって事だよ。

WYSIWYGなんてはるか遠い昔の話だよね。

今まともなGUI付いたインターネットコンテンツ作成環境ってFlashぐらいだよ。

Flashってもう仮想環境だからアプリ書いてんのと同じだよね。

だからスティーブジョブズも奇妙なWeb標準なんか放って置いてiOSアプリを書かせようとしてるんだと思うよ。

少なくともUI要素をインラインで配置なんて訳わかんないことしなくていいでしょ。

なんでこんな面倒臭いことになったのかなあ。

だってポストスクリプトPDFテキストエディタで書く奴なんか変人でしょ?

変人が標準って変だよ?

2010-07-14

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/04/30/003/index.html

iPhone OSFlashサポートしない6つの理由 - ジョブズ氏が説明

  1. よりオープンWeb標準がある
  2. "フルWeb"もすでに問題なし
  3. 信頼性、セキュリティパフォーマンス
  4. 動画ハードウエアデコーディング
  5. タッチ操作に不向き
  6. もっとも大きな理由は……

初心者リッチFlashコンテンツをバカス再生しまくって速攻でバッテリ切れになって「iPhoneはバッテリが弱くて使い物にならない」という評価が定着するのが嫌だったからじゃないの?とは俺の親父の言。

2009-11-28

HTMLを体系的に理解するための7仕様

はじめに

最近マークアップエンジニア志望の若者と話す機会が多いのだけれど、そこで気づかされるのは、彼らの中に過去HTML(特に90年代以前の仕様)を読んだことのあるという人が、驚くほど少ないことだ。

例えば「マーク・アンドリーセンをどう思う?」と聞くと、「アンドリーセンって誰ですか?」という答えが返ってくる。「ヨスケの独自要素で何が一番好き?」と聞くと、「見たことがありません」と言われてしまう。「ではきみは、昔のHTMLを見たことがあるの?」と聞くと、たいていが「とほほでやっていたものくらいなら……」という答えしか返ってこない。

今の若い人の間では、HTMLを体系的にとらえようという人は少ないようだ。見るのは専ら近年の話題仕様ばかりで、歴史を辿ってみたり、系譜をひもといて標準化団体ごと理解しようとする人はほとんどいない。

これは、ちょっと由々しき問題だと思わされた。HTMLは、もう長いこと(90年代の早い時期から)インターネット王者としてあらゆるWeb関連技術の上に君臨してきた。だから、Webを作ることを仕事にしたいなら、何をするにせよ避けて通ることはできない。

HTMLは、表・画像・フォーム・音楽デザインフレーム動画など、さまざまな分野においてその時代々々に達成された最新の成果を持ち寄るようにして作られてきたところがある。だから、HTMLを読まずして現代のインターネットは語れないと言ってもいいくらいだ。

もし何かクリエイティブなことをしたいのなら、HTMLを読むことは欠かせない。また、単に読むだけではなく、それを包括的・体系的にとらえることも必要だ。なぜなら、HTML包括的・体系的にとらえることによって、現代のインターネットそのものを、包括的・体系的にとらえられるようになるからだ。そしてそうなれば、Webを作ることの道理や筋道が理解でき、何かクリエイティブなことをする上で、大きな助けとなるからである。

そこでここでは、昔のHTMLをほとんど見たことがないという人や、あるいはHTMLそのものもあまり見ないという人のために、これを見ればHTMLを体系的に理解でき、現代インターネットの成り立ちや実相までをも包括的にとらえることができるようになる、7本の仕様を紹介する。

ここで紹介するHTMLは、いずれも後のWeb業界に決定的な影響を与えたものばかりだ。これらが、HTMLという標準のありようや方向性を決定づけた。この7本を見れば、HTMLというのはどのようなきっかけで生まれ、どのような変遷を辿って、どのような足跡を残してきたかというのが、体系的に理解できるようになる。そしてそれが、世界インターネット利用シーンにどのような影響を及ぼしてきたかということも、知ることができるようになるのだ。

HTMLを体系的に理解するための7本の仕様

1本目『HTML 3.0』(1995年

まず最初は、ちょっと強引かも知れないけれど、第一次ブラウザ戦争前のHTMLをひとまとめにするところから始める。

80年代末にティムバナーズ=リーの発明したHTMLというメディアは、その後『HTML 1.0』(1993年)『HTML+』(1994年)『HTML 2.0』(1995年)などの仕様で次第にそのスタイル確立していき、マーク・アンドリーセンが一大産業として発展させた後、『HTML 3.0』に行き着く。そして幸運なことに、ここに集大成されるのだ。

ブラウザ戦争前のHTMLは、これ1本だけ読めば良い。このHTMLに、戦前HTMLの全ての要素(属性)が詰まっている。このHTMLを見れば、HTMLインターネット王者としての風格、スターという存在の大きさ、作者以上にブラウザが重視される「産業」としての側面、お尻Pから終了タグ省略可へ・文字情報から画像付きへと移り変わった技術革新の変遷など、戦前HTML史やWeb業界のありようが全て分かるのだ。

このHTMLの魅力は、説明し始めるといくら紙幅があっても足りないので、ここではその一端を紹介するにとどめておく……といっても、気の利いたことを言えるわけではない。『HTML 3.0』の魅力を知るには、まずは読んでもらうこと――これに尽きるからだ。そして、もし一度でも読めば、その魅力はたちどころに理解できるだろう。

HTML 3.0』を見て驚かされるのは、現在HTMLと比べても全く遜色ないところである。破棄されてから14年の時が経過しているが、現代人の読解にも当たり前のように堪えうるのだ。それは、逆にいえばHTMLというものは、今から14年前、つまりこの『HTML 3.0』が作られた時点で、様式として一つの完成を見たということでもある。

HTML 3.0』は、HTMLという標準が到達しようとした一つの極みである。それゆえ、HTML史というものは、『HTML 3.0』以前と以降とで分けられるようになった。これ以降に作られたHTMLで、『HTML 3.0』の影響を免れたものはないからである。

2本目『Compact HTML』(1998年

iモード世界HTML史に与えた影響というのは、一般に理解されているよりもはるかに小さなものである。日本人というのは、「日本技術世界に影響を与えた」というと、なぜか鼻高々と聞いてしまうところがある。「日本ガラパゴス」という言葉は聞いたことがあっても、「それって日本人過小評価しているだけじゃないの?」と、眉に唾をしてとらえるところがある。

しかしiモードは、真に日本HTML史を塗り替えたサービスの一つである。特に、このサービスの後世に与えた影響には、本当に計り知れない大きさがある。

iモードは、ドコモメインストリームだったポケットベルが、それまでの栄華の反動で深刻な低迷期に陥っていたPHS流行後すぐの時期、そんなポケットベルに取って代わって、日本で最も輝いていた携帯サービスであった。それゆえ、広末に見蕩れ世界HTMLファンたちは、iモードWebサイトを見ることによって、失われかけていたWeb制作の魅力を再発見することにもなったのである。

iモードは、没落したHDMLに変わってモバイルWebの命脈をつなぎ止めた、言うならば救世主のような存在であった。海外モバイル陣営が営々と築きあげてきたそれまでの栄光を切り捨て、日本の後代へと引き継いだ重要リレー第一走者としての役割を、HTML史において担ったのである。

そして、そのバトンを受け取った日本の若きWebデザイナーたちが、2000年代に入って雨後の竹の子のように現れたことで、モバイルWebは鮮やかな発展を遂げる。だから、もしiモードが存在しなければ、HTMLの様相は今とは違ったものになっていたかもしれないのだ。

そんなiモードHTMLバージョンはいくつもあるのだが、中でも特に多くのHTMLファンを――取り分け日本の若きWebデザイナーたちを魅了したのが、この『Compact HTML』である。この仕様の一番の魅力は、なんといってもその大胆に構築されたW3C Noteであろう。HTML史において、これほど拡張多く適当ディテールで構成されたNoteは他にない。そのためこのNoteは、これ以降無数に手本とされ、真似され、拡張されることとなるのである。

3本目『HTML 4.0』(1997年

正字仮名の影響を受けた日本の若き日記書きたち――言うなれば「CSSコミュニティ」――が頭角を現す直前のW3Cで、HTML史に乾坤一擲の巨大な爪痕を残した1本の仕様誕生する。

この時期、情報技術進歩によって、HTMLにもさまざまな新しいテクノロジーがもらたされていたのだが、それらを十全に取り入れたばかりではなく、縦横に駆使することによって、これまでとは全く違った国際化、全く違ったアクセシビリティ体験を生み出すことに成功したのが、この仕様HTML 4.0』を勧告したWorld Wide Web Consortiumである。

HTML 4.0』は、HTML史において最も革新的な仕様の一つとなった。この仕様に初めて触れた当時のWebデザイナーたちは、そのあまりの目新しさに度肝を抜かれた。そこでは、これまで全く見たことのないマークアップがくり広げられていた。そのため、これまで想像さえしたことのなかった全く新しいHTML体験を、そこで味わうことになったからである。

W3Cの果たした一番の功績は、テクノロジーHTMLを見事な調和をもって融合させたことだろう。例えばそこでは、「スタイルシート」という新しい技術デザインと、それでレイアウトされたページが閲覧者に与える独特の感覚というものを、双方ともに熟知していた。だから、それらを効果的に融合させることによって、全く新しいHTML体験を生み出すことができたのである。

この仕様HTML 4.0』には、そうしたテクノロジーHTMLとの融合が、至るところに散見できる。その数の多さとクオリティの高さによって、HTMLはここに、新しい時代の幕開けを迎えるに至ったのである。

4本目『ISO/IEC 15445:2000』(2000年

先に述べた「CSSコミュニティ」がWeb日記業界に論争をもたらすのは、2000年代に入ってからのことである。そして、そのきっかけとなったできごとの一つが、1947年生まれの非政府組織で、IECとも協力した生粋工業標準化団体であった国際標準化機構が、この仕様ISO/IEC 15445:2000 (ISO-HTML)』によって成功を収めたことである。

このHTMLは、単にJIS的に標準化しただけではなく、文化的な意味においても、フラットリニア構造の力を広く世界に知らしめることとなった。この仕様の成功によって、世界の人々は、レベル付けされた見出しの魅力の大きさを知る。そしてそれが、やがて見出しレベル分けが世界スタンダードとなり、誰もが当たり前のように使う状況を育んでいくのである。

またこの仕様は、CSSコミュニティそのものにも大きな影響を与えた。この仕様の成功に刺激を受けた才能ある若きコミュニティ住人たちが、その後立て続けに台頭し、いくつもの名サイトを生み出していくからである。

それらが相まって、やがてCSSコミュニティは空前の黄金時代を迎えることになる。その端緒となり、道筋を切り開いたのが、他ならぬこの『ISO-HTML』なのだ。

5本目『XHTML 1.0』(2000年

HTML 4.0』で繁栄の足がかりを築いたW3Cは、この仕様XHTML 1.0』によって、ついにその栄華の頂点に達する。そして、それを成し遂げたメタ言語も、W3C勧告のの一つであり、また『HTML 4.0』を作ったSGMLの改良でもあった、Extensible Markup Languageであった。

この勧告は、史上最も商業的に成功した仕様となる。そのためこれ以降、この勧告にならって商業バズワードを盛り込んだ仕様が数多く作られるようになり、しかもそれらが、実際に大きな商業的話題を集めていくのだ。すると、そこで生み出された多くの意見は、やがて再びW3C還元され、さらなる発展をもたらすことにもつながった。

そんなふうに、この仕様がきっかけとなってW3Cにもたらされた意見は、HTMLという言語を変革させていくことになるのだが、それに伴って、HTMLそのものにも大きな革新をもたらすことになる。

その変革も、他ならぬW3Cの手によってなされた。ここで『XHTML 1.0』の成功によって手にしたメンバーをもとに創設した文書マークアップの開発集団「HTML Working Group」が、より魅力的な拡張性を追求していく中で、やがてM12n(モジュール化)という技術の開発に至るのである。するとそれが、これまでのHTMLを一変させたのだ。

M12nは、HTMLに魅力的かつ効果的な特殊語彙を、DTDでしかも複雑怪奇にもたらすことに成功した。おかげでそれは、あっという間に世界から見捨てられていった。そのため今では、M12nの使われているHTMLを探す方が難しくなったくらいだ。それくらい、この『XHTML 1.0』がWeb業界にもたらした変革には、大きなものがあったのである。

6本目『XHTML 2.0』(2009年

2000年代以降、繁栄を謳歌したW3Cは、しかしその栄華の大きさゆえ、00年代中盤に入るとそれを存続させることに力をそがれてしまい、革新的な仕様はなかなか生まれてこなくなった。

しかし、そんな時代が5年は続いた00年代の後半になって、今度はその栄華のただ中で育った新しい世代のHTML WGメンバーたちが台頭してくることにより、再び変革の時を迎えることとなる。

その新しい世代のHTML WGメンバーとは、マイクロソフトモジラファンデーションオペラらに代表される「ブラウザベンダ」と、無関係な編集者たちであった。

彼らに共通するのは、文書構造に不必要なものなら全て――とるに足らないガジェット的なものまで含めて――残らず切り離そうとする「オタク的な性質」を持っていたことだ。

彼らは、それまで見過ごされがちだったHTMLの些末な要素にスポットを当て、それを別仕様に押し出すことで、従前とは一風変わった、新たな魅力を持った草案を生み出していった。そして、その真打ち的な存在として00年代の後半に登場したのが、XHTML2 Working Groupだ。

XHTML2 WGは、特に99年に最後の草案が作られたこの仕様XHTML 2.0』によって、オタク的なHTMLの楽しみ方が、一部のマニアだけにとどまり、それ以外の多くの人たちには受け入れられないことを証明してみせた。この失敗が、デ・ファクト的な新生HTML WGにさらなる脚光を浴びせることになったのはもちろん、それに影響を受けたWeb WorkersやDOM Level 3 Eventsといった、次世代のWeb標準たちの誕生にもつながっていったのである。

7本目『HTML5』(2022年?)

最後は、第二次ブラウザ戦争集大成ともいえるこの仕様である。

HTML5』は、HTML史においては『HTML 3.0』と同じような意味を持つ。つまり、それまでのHTMLの要素が全て詰まっているのだ。この仕様を見れば、それ以前のHTML歴史というものが全部分かる。

HTML5』には、HTMLのあらゆる要素が詰まっている。ここには、『HTML 3.0』のような歴史的な仕様としての「総合性」があり、『Compact HTML』のような「実装の実在さ」がある。『HTML 4.0』のような「マルチメディアアクセシビリティの融合」があり、『ISO-HTML』のように「セクション構造の魅力を全世界に知らしめ」た。また、『XHTML 1.0』のように「バズワード的に成功」したのはもちろん、『XHTML 2.0』が別仕様押し出した「オタクガジェット」にも満ちている。

全て詰まっているのだ。なんでもあるのである。つまりこのHTMLは、『HTML 3.0』と全く同じ意味合いを持っているのだ。HTML史というものは、『HTML5』以前と以降とで分けられる。これ以降に作られるHTMLで、『HTML5』の影響を免れるものはないであろうからである。

まとめ

以上、これさえ読めばHTML包括的・体系的にとらえることができる7本の仕様を、制作された年代順に紹介した。

こうして見ると面白いのは、歴史的に重要仕様は、必ずしも定期的に現れるのではなく、あるところでは連続しているし、あるところでは長らくなかったりすることだ。それはまるで「素数分布」のようだ。一見規則性はないように見えるものの、何かしらの法則が隠されているようでもあり、興味深い。

それから、ここに挙げた仕様は、いずれも「読むことによって他の仕様にも興味が移行する」ということを念頭に選んだ。

例えば、『HTML 3.0』を読んだならば、ブラウザ戦争前夜の独自HTML拡張自然と興味がいくだろうし、『Compact HTML』を読んだなら、iモードのそれ以外のバージョンHTMLも見たくなるだろう。CSSコミュニティについてもそれは言えるし、『ISO-HTML』を読んだなら、このHTML流行らす土壌ともなった「フラットリニア構造」というムーブメントにも自然と興味がわくはずだ。さらには、『XHTML 1.0』はXMLオタクになるきっかけになるだろうし、『XHTML 2.0』はその他の「オタク的なXML EventsやXForms」の仕様も見たくなるという効果を持っている。

ただし、最後に選んだ『HTML5』だけは、こうした例とは別に考えなければならないかも知れない。なぜならこのHTMLは、完成度があまりにも高いために、これを見た後に他のHTMLを読むと、どうしても物足りなく感じてしまうからだ。

しかしいずれにしろ、これらの仕様を読むことによって、HTMLをさらに愛さずにいられなくなるのは疑いない。そしてまた、これらの仕様を読むことによって、HTML包括的・体系的に見る目を養ってもらえれば、その後のクリエィティブな活動にも、大きな助けとなるはずだ。

おまけ(参考文献)

上に挙げた仕様への理解は、以下に紹介する著作を読むことによって、さらに深まる。これらを読むことによって、ぼくは「HTMLを体系的に見るとはどういうことか」を学んできた。

高校時代に読んだこのサイトによって、「リソースとは何か」ということを、ぼくはを知った。

HTMLSGMLの応用だ」ということが、このサイトを読むことでよく分かる。何気なく見ていた省略記法でも、その裏には、実にさまざまな技術や、それを開発してきた歴史というものが隠されていた。

世界CSSコミュニティの何に驚かされたかといえば、それはやっぱり精緻に書き込まれた正字仮名にだ。ノジタン日記には、HTML本質が詰まっている。だからこそ、あれだけ多くの日記で多くのコミュニティ住人に、言及されたり模倣されたりしたのだ。

ここでは取りあげられなかったのだが、とほほ氏がHTMLというジャンルに及ぼした影響にも、本当に大きなものがある。そして、ぼくが上に挙げた感想のいくつかは、このサイトに書かれていたばけらさんとの「スタイルシート論争」を参考にしたものなのだ。

これらのサイトを読めば、どんなHTMLが素晴らしく、どんなHTMLがそうではないというのが、よく分かる。その判定基準を知ることができ、審美眼を養うことができるのだ。なにしろ、あのCSSコミュニティ住人の言うことなのだ。これにまさる教科書は、他にはない。


元ネタ

2008-12-03

mixiオープン化で思うこと

mixiオープン化するらしいです。

と言ってもすでにかなり巨大化しているので、オープン化していたようなもんですけどね・・・

クローズドなコミュニケーションをしたい人はそれぞれのジャンルSNSにもう移ってしまっていますし。

PV上げて、広告収入増目指すってことでしょうか?よくわかんないです。

また、規約云々の時みたいに騒動になるのは必須だと思います。

まぁ、日記の公開範囲設定くらいなもんでしょうけどね。それでも一応招待制クローズドなんだっていう、形だけになってはしまってはいるもののそのはりぼての安心感に穴が開くような・・・

あ、あとgree上場するらしいですが・・・

mixiに適うんでしょうかね?テレビCM打ったり、何か迷走しているように見えますが、そういう方向だとDeNAモバゲーがありますし・・・

うーん、きびしいんじゃないかなぁ。

株価見守りましょう。

話は戻って、さっきのmixiオープン化なんですが、やっぱり形の上だけでもクローズドな状況って守るべきだと思うんです。

Webってメディアの一つじゃないと思うんですよね、もはや。僕の感覚では。

SNS、というよりもっと大きな言い方をしてしまうと、現在Web違和感を感じています。

実生活にかなり近いものになってると思うんです。双方向性という言葉に収まらないと思います。

オープン化って、要するに「エントランスオートロック設備撤去します。部屋の扉の鍵は各自してね」って状況だと思うんです。覗かれ放題です。

そうして広告収入モデルのことを考えるときに、人が大勢行き来するような道端でティッシュ配っているような、いや、もっとあれですね、言ってみればビラ配っているか、もしくは俗にいうところのサンドイッチマンみたいなもので(邪魔に感じる具合とかも含めて)、とても大きな効果をもたらすものにはならないんじゃないかと思うんです。

もっともっとWeb2.0的なことって、あると思うんですよ。具体的にこうことだよ、っていう提案ができないことが非常に悔しいのですが。

このままだとテレビその他従来のメディアのように、何か見えない大きな力で動かされてしまうつまらないものになってしまいそうだし、そうさせてはいけないと思うんです。

そこらへんで僕らのようなWeb標準世代(言い方があつかましくてすいません;;)がちゃんとしないといけないっていう使命感があるのですが具体的な手段もなく・・・

なんか、テレビCMその他情報操作系(笑)の広報活動ってそっちで勝手にやっててほしいのに最近Webにも乗り込んできてたり、その他現状のWebについてすごいもやもやしてて意味分かんない文章になってしまいました。

ちゃんとおかしなものに対して違和感を感じる感覚をいつまでも大切にしようと思っています。

あー

2008-09-03

文章の書き手の同定方法

増田はてなの文句言ってるidを割り出した

文書の内容から同一人物の判定をすることは、まず無理です。それよりは筆跡鑑定的な手法を使うことをお奨めします。文章の記述法・書式から判断するということです。

記述法・書式」とは、「どういう言葉漢字に変換し、どういう言葉をひらがなで書いているか」とか、「どういう約物を好んで使っているか」とか、「どういうタイミングで改行をしているか」とかです。

こういう視点でもとの文章をみてみると、強烈な特徴があります。「ASCII文字と日本語の文字の間に半角スペースを入れる」という特徴です。これは普段からそういう文章を書いている人間以外には決して現れない特徴です。しかも「Web標準」「geekたち」の箇所だけはスペースが入っていません。このへん、使っている仮名漢字変換の設定や使用方法の癖がでていて興味深いです。

また、「弄る」「誤摩化してます」「目を瞑る」など、わりとひらがなで書かれることが多い用語も漢字に変換してたりするところにも、特徴があります。

id:zapaの文章をざっと見てみましたが、上記のような特徴が普段書いている文章に見られません。まあ、別人の書いた文章であると考えて間違いないでしょう。

ちなみに、私は「自分が書いた文章だということを決して明らかにしたくない」という文章を書く場合、別のIMEがはいった別のPCをつかってます。ここまで徹底している人間にはこの手法は使えませんが、普通のひとはそこまで気をつかいませんので、かなり有効な手法です。

(追記)

しかし、「増田はてなの文句言ってるidを割り出した」の文章も特徴だらけで特定が容易そうだなあ。

  • はてな記法になれているらしく、文章で多用。
  • 改行多用。改行は複数行の改行(改行記法)も必要に応じて使用
  • 長めの文章でも読点(、)を全く使用しない。
  • 「それほど」でも「それ程」でも「其れ程」でも「其程」でもなく、「其れほど」。
  • 全角英数字はいっさい使用せず。この辺に気はつかっている。
  • しかし「DIS」「id」「ID」と、大文字小文字の区別には無頓着

こういう文章書いている人で、Googleとかをつかった調査が好きな人、まわりにいません?

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