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はてなキーワード: マークアップエンジニアとは

2018-08-21

エンジニアコーダーの違いって

TwitterHTMLCSSしか書けないやつは、エンジニアとは呼ばないといっている人が話題になっていたんだけど、マークアップエンジニアという呼称はあるよね?じゃあエンジニアコーダーの違いって何よ?

2018-03-09

anond:20180308013517

IE11→x2

IE10以上→x3

IE9以上→x4

くらいは取りたい

取ればいいやん。

こんな便所の落書きでそれっぽいことうだうだ書く暇があるなら、事情説明してお客さまに工数理解をしてそれに費用がかかる事を理解と納得をしてもらって、費用をだしてもらえや。

自分たちのやってることの内容を説明して納得もさせられないのは、商売をやってないだけだろ?

お金をもらう上で、相手の「費用」の感覚自分達の作業量とあってないからって、「見積もりを通す」ことができないなら、「作業者としては優秀」なのであって、「仕事人としてはダメ」なだけでしょ?

お金をもらう」までが商売なんだから

相手が何も努力もせずに「こちらの作業量勝手好意的理解してくれる」と思ってるの?

「いや、見積もりを通すのは俺の仕事じゃないから」とかっていうなら、諦めろや。

自分価値お金に代えたいなら「技術を知らない営業マンに任せたとしてもクライアント理解をしてもらえる」方法なり、資料を作れよ。

そういった努力もしないかマークアップエンジニアは「作業者」として見られて、世間一般的に「技術職」と思われず「作業者」となってるんだよ。

2017-11-29

anond:20171129031452

しかしたら「マークアップエンジニア」と名乗ったほうがいいかもしれない。

あとアクセシビリティUXハニカムの1構造に含まれるしYahoo!とかの大きい企業でも見直しがされてるから「WAI-ARIAやれる」ってのは強く推して行ってもいいんじゃないだろうか。苦手なことで悩むよりも得意分野を強みにしてどう活かすか考えていくのがあなたにとって一番良いはず。

2017-10-21

しかプログラミング界隈も雰囲気変わったなあ

マークアップエンジニアかいって業界入りしたヤツとか白目向いてそうだな

2017-08-22

裁量労働制問題プログラマエンジニアに呼び変えれば解決

https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20170821-00074756/

プログラマエンジニアと呼ぶようにし、みんな裁量労働制にしちゃえばいい。

テスト仕様書通りにテストするだけのテストエンジニアCSS書くだけのマークアップエンジニアなんて職種もあるのだし

Web系は仕様書を書かずにいきなりコーディングに入るのが主流だし

アジャイル開発を採用していれば無条件で裁量労働制適用もすべき。

2017-05-15

今更気づいた, アクセントの話

彼氏」や, 固有名詞としての「LINE」などを発音するときに後ろにアクセントが来る現象はよく知られているけれど, これと似たようなケースを見つけました. ズバリ,

クラス

です. 学級単位のことではなく, マークアップエンジニアあるいはプログラマー専門用語としてこの単語発音するとき, 上と同じ現象が起こりがちだと思う.

学校内で使われるほうの意味で「クラス」と言おうとすると, 自然アクセントが頭に来るんですよね. 不思議.

2013-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20131013003352

現在Web制作会社で働いている者だけど、年齢と経験以外の観点からコメントしてみる。

まず、募集要項はちゃんと読んでる?

Web」と冠ついてればどれでもいいわけじゃない。

あなたが探しているような仕事は「HTMLコーダー」「マークアップエンジニア」と呼ばれることが多いから、よく見て応募すること。

そしてこのHP

この手の職業訓練だと、デザインまでは教えてくれないから、どうしてもこんな感じのサンプルサイトが出来上がるよね。

これをそのままポートフォリオとして提出しても、採用側の反応はあまり良くないと思う。

何でもいいから、適当企業サイトスクリーンショットを取って、それをスライスコーディングしてみるのはどうだろう。

トップページだけでいい。

当然、元サイトソースコピペするのは禁止。可能な限り、元サイトの表示に近づける。

こうして作った物をアップロードする際は、必ずBASIC認証などで一般公開されないようにすること。

そのままだと「なりすまし」になっちゃうし、他にも色々問題があるからね。

見た目以外にも

  • リンクが正しく繋がっていない(トップページで「HOME」や「お知らせ」をクリックすると404になる等)
  • インデントおかしい(タブ文字と半角スペースが混在してる)
  • IDのつけ方が変(marginkesiって……)
  • いい年して「こんにちは」が間違っている(これは揚げ足気味だけど、少しでもつっこまれそうな点を減らすという意味で)

といった感じでまだ改善の余地があるんじゃないかな。

「完成した」と思ったら、おかしなところはないか、念入りにチェックすること。

ついでに言うなら、無料の公開スペースはオススメしない。広告邪魔だし。

スタードメイン」や「Xdomain」はドメイン代(年480円~)だけで広告なしの共用サーバー(※PHP使用不可)が使えるからオススメ

PHPも使うのであれば、月200~300円で有料サーバーを借りる。これぐらいの出費なら大丈夫だよね?

2009-11-28

HTMLを体系的に理解するための7仕様

はじめに

最近マークアップエンジニア志望の若者と話す機会が多いのだけれど、そこで気づかされるのは、彼らの中に過去HTML(特に90年代以前の仕様)を読んだことのあるという人が、驚くほど少ないことだ。

例えば「マーク・アンドリーセンをどう思う?」と聞くと、「アンドリーセンって誰ですか?」という答えが返ってくる。「ヨスケの独自要素で何が一番好き?」と聞くと、「見たことがありません」と言われてしまう。「ではきみは、昔のHTMLを見たことがあるの?」と聞くと、たいていが「とほほでやっていたものくらいなら……」という答えしか返ってこない。

今の若い人の間では、HTMLを体系的にとらえようという人は少ないようだ。見るのは専ら近年の話題仕様ばかりで、歴史を辿ってみたり、系譜をひもといて標準化団体ごと理解しようとする人はほとんどいない。

これは、ちょっと由々しき問題だと思わされた。HTMLは、もう長いこと(90年代の早い時期から)インターネット王者としてあらゆるWeb関連技術の上に君臨してきた。だから、Webを作ることを仕事にしたいなら、何をするにせよ避けて通ることはできない。

HTMLは、表・画像・フォーム・音楽デザインフレーム動画など、さまざまな分野においてその時代々々に達成された最新の成果を持ち寄るようにして作られてきたところがある。だから、HTMLを読まずして現代のインターネットは語れないと言ってもいいくらいだ。

もし何かクリエイティブなことをしたいのなら、HTMLを読むことは欠かせない。また、単に読むだけではなく、それを包括的・体系的にとらえることも必要だ。なぜなら、HTML包括的・体系的にとらえることによって、現代のインターネットそのものを、包括的・体系的にとらえられるようになるからだ。そしてそうなれば、Webを作ることの道理や筋道が理解でき、何かクリエイティブなことをする上で、大きな助けとなるからである。

そこでここでは、昔のHTMLをほとんど見たことがないという人や、あるいはHTMLそのものもあまり見ないという人のために、これを見ればHTMLを体系的に理解でき、現代インターネットの成り立ちや実相までをも包括的にとらえることができるようになる、7本の仕様を紹介する。

ここで紹介するHTMLは、いずれも後のWeb業界に決定的な影響を与えたものばかりだ。これらが、HTMLという標準のありようや方向性を決定づけた。この7本を見れば、HTMLというのはどのようなきっかけで生まれ、どのような変遷を辿って、どのような足跡を残してきたかというのが、体系的に理解できるようになる。そしてそれが、世界インターネット利用シーンにどのような影響を及ぼしてきたかということも、知ることができるようになるのだ。

HTMLを体系的に理解するための7本の仕様

1本目『HTML 3.0』(1995年

まず最初は、ちょっと強引かも知れないけれど、第一次ブラウザ戦争前のHTMLをひとまとめにするところから始める。

80年代末にティムバナーズ=リーの発明したHTMLというメディアは、その後『HTML 1.0』(1993年)『HTML+』(1994年)『HTML 2.0』(1995年)などの仕様で次第にそのスタイル確立していき、マーク・アンドリーセンが一大産業として発展させた後、『HTML 3.0』に行き着く。そして幸運なことに、ここに集大成されるのだ。

ブラウザ戦争前のHTMLは、これ1本だけ読めば良い。このHTMLに、戦前HTMLの全ての要素(属性)が詰まっている。このHTMLを見れば、HTMLインターネット王者としての風格、スターという存在の大きさ、作者以上にブラウザが重視される「産業」としての側面、お尻Pから終了タグ省略可へ・文字情報から画像付きへと移り変わった技術革新の変遷など、戦前HTML史やWeb業界のありようが全て分かるのだ。

このHTMLの魅力は、説明し始めるといくら紙幅があっても足りないので、ここではその一端を紹介するにとどめておく……といっても、気の利いたことを言えるわけではない。『HTML 3.0』の魅力を知るには、まずは読んでもらうこと――これに尽きるからだ。そして、もし一度でも読めば、その魅力はたちどころに理解できるだろう。

HTML 3.0』を見て驚かされるのは、現在HTMLと比べても全く遜色ないところである。破棄されてから14年の時が経過しているが、現代人の読解にも当たり前のように堪えうるのだ。それは、逆にいえばHTMLというものは、今から14年前、つまりこの『HTML 3.0』が作られた時点で、様式として一つの完成を見たということでもある。

HTML 3.0』は、HTMLという標準が到達しようとした一つの極みである。それゆえ、HTML史というものは、『HTML 3.0』以前と以降とで分けられるようになった。これ以降に作られたHTMLで、『HTML 3.0』の影響を免れたものはないからである。

2本目『Compact HTML』(1998年

iモード世界HTML史に与えた影響というのは、一般に理解されているよりもはるかに小さなものである。日本人というのは、「日本技術世界に影響を与えた」というと、なぜか鼻高々と聞いてしまうところがある。「日本ガラパゴス」という言葉は聞いたことがあっても、「それって日本人過小評価しているだけじゃないの?」と、眉に唾をしてとらえるところがある。

しかしiモードは、真に日本HTML史を塗り替えたサービスの一つである。特に、このサービスの後世に与えた影響には、本当に計り知れない大きさがある。

iモードは、ドコモメインストリームだったポケットベルが、それまでの栄華の反動で深刻な低迷期に陥っていたPHS流行後すぐの時期、そんなポケットベルに取って代わって、日本で最も輝いていた携帯サービスであった。それゆえ、広末に見蕩れ世界HTMLファンたちは、iモードWebサイトを見ることによって、失われかけていたWeb制作の魅力を再発見することにもなったのである。

iモードは、没落したHDMLに変わってモバイルWebの命脈をつなぎ止めた、言うならば救世主のような存在であった。海外モバイル陣営が営々と築きあげてきたそれまでの栄光を切り捨て、日本の後代へと引き継いだ重要リレー第一走者としての役割を、HTML史において担ったのである。

そして、そのバトンを受け取った日本の若きWebデザイナーたちが、2000年代に入って雨後の竹の子のように現れたことで、モバイルWebは鮮やかな発展を遂げる。だから、もしiモードが存在しなければ、HTMLの様相は今とは違ったものになっていたかもしれないのだ。

そんなiモードHTMLバージョンはいくつもあるのだが、中でも特に多くのHTMLファンを――取り分け日本の若きWebデザイナーたちを魅了したのが、この『Compact HTML』である。この仕様の一番の魅力は、なんといってもその大胆に構築されたW3C Noteであろう。HTML史において、これほど拡張多く適当ディテールで構成されたNoteは他にない。そのためこのNoteは、これ以降無数に手本とされ、真似され、拡張されることとなるのである。

3本目『HTML 4.0』(1997年

正字仮名の影響を受けた日本の若き日記書きたち――言うなれば「CSSコミュニティ」――が頭角を現す直前のW3Cで、HTML史に乾坤一擲の巨大な爪痕を残した1本の仕様誕生する。

この時期、情報技術進歩によって、HTMLにもさまざまな新しいテクノロジーがもらたされていたのだが、それらを十全に取り入れたばかりではなく、縦横に駆使することによって、これまでとは全く違った国際化、全く違ったアクセシビリティ体験を生み出すことに成功したのが、この仕様HTML 4.0』を勧告したWorld Wide Web Consortiumである。

HTML 4.0』は、HTML史において最も革新的な仕様の一つとなった。この仕様に初めて触れた当時のWebデザイナーたちは、そのあまりの目新しさに度肝を抜かれた。そこでは、これまで全く見たことのないマークアップがくり広げられていた。そのため、これまで想像さえしたことのなかった全く新しいHTML体験を、そこで味わうことになったからである。

W3Cの果たした一番の功績は、テクノロジーHTMLを見事な調和をもって融合させたことだろう。例えばそこでは、「スタイルシート」という新しい技術デザインと、それでレイアウトされたページが閲覧者に与える独特の感覚というものを、双方ともに熟知していた。だから、それらを効果的に融合させることによって、全く新しいHTML体験を生み出すことができたのである。

この仕様HTML 4.0』には、そうしたテクノロジーHTMLとの融合が、至るところに散見できる。その数の多さとクオリティの高さによって、HTMLはここに、新しい時代の幕開けを迎えるに至ったのである。

4本目『ISO/IEC 15445:2000』(2000年

先に述べた「CSSコミュニティ」がWeb日記業界に論争をもたらすのは、2000年代に入ってからのことである。そして、そのきっかけとなったできごとの一つが、1947年生まれの非政府組織で、IECとも協力した生粋工業標準化団体であった国際標準化機構が、この仕様ISO/IEC 15445:2000 (ISO-HTML)』によって成功を収めたことである。

このHTMLは、単にJIS的に標準化しただけではなく、文化的な意味においても、フラットリニア構造の力を広く世界に知らしめることとなった。この仕様の成功によって、世界の人々は、レベル付けされた見出しの魅力の大きさを知る。そしてそれが、やがて見出しレベル分けが世界スタンダードとなり、誰もが当たり前のように使う状況を育んでいくのである。

またこの仕様は、CSSコミュニティそのものにも大きな影響を与えた。この仕様の成功に刺激を受けた才能ある若きコミュニティ住人たちが、その後立て続けに台頭し、いくつもの名サイトを生み出していくからである。

それらが相まって、やがてCSSコミュニティは空前の黄金時代を迎えることになる。その端緒となり、道筋を切り開いたのが、他ならぬこの『ISO-HTML』なのだ。

5本目『XHTML 1.0』(2000年

HTML 4.0』で繁栄の足がかりを築いたW3Cは、この仕様XHTML 1.0』によって、ついにその栄華の頂点に達する。そして、それを成し遂げたメタ言語も、W3C勧告のの一つであり、また『HTML 4.0』を作ったSGMLの改良でもあった、Extensible Markup Languageであった。

この勧告は、史上最も商業的に成功した仕様となる。そのためこれ以降、この勧告にならって商業バズワードを盛り込んだ仕様が数多く作られるようになり、しかもそれらが、実際に大きな商業的話題を集めていくのだ。すると、そこで生み出された多くの意見は、やがて再びW3C還元され、さらなる発展をもたらすことにもつながった。

そんなふうに、この仕様がきっかけとなってW3Cにもたらされた意見は、HTMLという言語を変革させていくことになるのだが、それに伴って、HTMLそのものにも大きな革新をもたらすことになる。

その変革も、他ならぬW3Cの手によってなされた。ここで『XHTML 1.0』の成功によって手にしたメンバーをもとに創設した文書マークアップの開発集団「HTML Working Group」が、より魅力的な拡張性を追求していく中で、やがてM12n(モジュール化)という技術の開発に至るのである。するとそれが、これまでのHTMLを一変させたのだ。

M12nは、HTMLに魅力的かつ効果的な特殊語彙を、DTDでしかも複雑怪奇にもたらすことに成功した。おかげでそれは、あっという間に世界から見捨てられていった。そのため今では、M12nの使われているHTMLを探す方が難しくなったくらいだ。それくらい、この『XHTML 1.0』がWeb業界にもたらした変革には、大きなものがあったのである。

6本目『XHTML 2.0』(2009年

2000年代以降、繁栄を謳歌したW3Cは、しかしその栄華の大きさゆえ、00年代中盤に入るとそれを存続させることに力をそがれてしまい、革新的な仕様はなかなか生まれてこなくなった。

しかし、そんな時代が5年は続いた00年代の後半になって、今度はその栄華のただ中で育った新しい世代のHTML WGメンバーたちが台頭してくることにより、再び変革の時を迎えることとなる。

その新しい世代のHTML WGメンバーとは、マイクロソフトモジラファンデーションオペラらに代表される「ブラウザベンダ」と、無関係な編集者たちであった。

彼らに共通するのは、文書構造に不必要なものなら全て――とるに足らないガジェット的なものまで含めて――残らず切り離そうとする「オタク的な性質」を持っていたことだ。

彼らは、それまで見過ごされがちだったHTMLの些末な要素にスポットを当て、それを別仕様に押し出すことで、従前とは一風変わった、新たな魅力を持った草案を生み出していった。そして、その真打ち的な存在として00年代の後半に登場したのが、XHTML2 Working Groupだ。

XHTML2 WGは、特に99年に最後の草案が作られたこの仕様XHTML 2.0』によって、オタク的なHTMLの楽しみ方が、一部のマニアだけにとどまり、それ以外の多くの人たちには受け入れられないことを証明してみせた。この失敗が、デ・ファクト的な新生HTML WGにさらなる脚光を浴びせることになったのはもちろん、それに影響を受けたWeb WorkersやDOM Level 3 Eventsといった、次世代のWeb標準たちの誕生にもつながっていったのである。

7本目『HTML5』(2022年?)

最後は、第二次ブラウザ戦争集大成ともいえるこの仕様である。

HTML5』は、HTML史においては『HTML 3.0』と同じような意味を持つ。つまり、それまでのHTMLの要素が全て詰まっているのだ。この仕様を見れば、それ以前のHTML歴史というものが全部分かる。

HTML5』には、HTMLのあらゆる要素が詰まっている。ここには、『HTML 3.0』のような歴史的な仕様としての「総合性」があり、『Compact HTML』のような「実装の実在さ」がある。『HTML 4.0』のような「マルチメディアアクセシビリティの融合」があり、『ISO-HTML』のように「セクション構造の魅力を全世界に知らしめ」た。また、『XHTML 1.0』のように「バズワード的に成功」したのはもちろん、『XHTML 2.0』が別仕様押し出した「オタクガジェット」にも満ちている。

全て詰まっているのだ。なんでもあるのである。つまりこのHTMLは、『HTML 3.0』と全く同じ意味合いを持っているのだ。HTML史というものは、『HTML5』以前と以降とで分けられる。これ以降に作られるHTMLで、『HTML5』の影響を免れるものはないであろうからである。

まとめ

以上、これさえ読めばHTML包括的・体系的にとらえることができる7本の仕様を、制作された年代順に紹介した。

こうして見ると面白いのは、歴史的に重要仕様は、必ずしも定期的に現れるのではなく、あるところでは連続しているし、あるところでは長らくなかったりすることだ。それはまるで「素数分布」のようだ。一見規則性はないように見えるものの、何かしらの法則が隠されているようでもあり、興味深い。

それから、ここに挙げた仕様は、いずれも「読むことによって他の仕様にも興味が移行する」ということを念頭に選んだ。

例えば、『HTML 3.0』を読んだならば、ブラウザ戦争前夜の独自HTML拡張自然と興味がいくだろうし、『Compact HTML』を読んだなら、iモードのそれ以外のバージョンHTMLも見たくなるだろう。CSSコミュニティについてもそれは言えるし、『ISO-HTML』を読んだなら、このHTML流行らす土壌ともなった「フラットリニア構造」というムーブメントにも自然と興味がわくはずだ。さらには、『XHTML 1.0』はXMLオタクになるきっかけになるだろうし、『XHTML 2.0』はその他の「オタク的なXML EventsやXForms」の仕様も見たくなるという効果を持っている。

ただし、最後に選んだ『HTML5』だけは、こうした例とは別に考えなければならないかも知れない。なぜならこのHTMLは、完成度があまりにも高いために、これを見た後に他のHTMLを読むと、どうしても物足りなく感じてしまうからだ。

しかしいずれにしろ、これらの仕様を読むことによって、HTMLをさらに愛さずにいられなくなるのは疑いない。そしてまた、これらの仕様を読むことによって、HTML包括的・体系的に見る目を養ってもらえれば、その後のクリエィティブな活動にも、大きな助けとなるはずだ。

おまけ(参考文献)

上に挙げた仕様への理解は、以下に紹介する著作を読むことによって、さらに深まる。これらを読むことによって、ぼくは「HTMLを体系的に見るとはどういうことか」を学んできた。

高校時代に読んだこのサイトによって、「リソースとは何か」ということを、ぼくはを知った。

HTMLSGMLの応用だ」ということが、このサイトを読むことでよく分かる。何気なく見ていた省略記法でも、その裏には、実にさまざまな技術や、それを開発してきた歴史というものが隠されていた。

世界CSSコミュニティの何に驚かされたかといえば、それはやっぱり精緻に書き込まれた正字仮名にだ。ノジタン日記には、HTML本質が詰まっている。だからこそ、あれだけ多くの日記で多くのコミュニティ住人に、言及されたり模倣されたりしたのだ。

ここでは取りあげられなかったのだが、とほほ氏がHTMLというジャンルに及ぼした影響にも、本当に大きなものがある。そして、ぼくが上に挙げた感想のいくつかは、このサイトに書かれていたばけらさんとの「スタイルシート論争」を参考にしたものなのだ。

これらのサイトを読めば、どんなHTMLが素晴らしく、どんなHTMLがそうではないというのが、よく分かる。その判定基準を知ることができ、審美眼を養うことができるのだ。なにしろ、あのCSSコミュニティ住人の言うことなのだ。これにまさる教科書は、他にはない。


元ネタ

2007-12-11

ある、マークアップエンジニアの叫び002

ある、マークアップエンジニアの叫び001を書いたものです。

ちなみにIEとかのブラウザバグ問題は辛くてもがんばりますよ。

だってそれが仕事だから。

「ある、マークアップエンジニアの叫び001」に書いた内容ので

言いたかったのはWEBと名の付く職業HTMLってどんなものか

ぐらいは勉強しろっていいたい。(デザイナープログラマープランナー

なんかトラブルと簡単にDTDを消してみたりとか

すぐにテーブルで調整して安易に逃げたりとか

しないでくれって話です。

※もちろん一部の人間ですよ。勉強されている人はされてますから!!!





http://anond.hatelabo.jp/20071211012712

ある、マークアップエンジニアの叫び001

ある、マークアップエンジニアの叫び001

電車で側にいる酔っ払いを蹴りたいところですが我慢。(?)

※以下の文面は一部のプログラマーさんに限定したお話です。

全てのプログラマーさんに言っているわけではありません。

何かトラブルがあるとHTMLCSSにされる今日この頃にかなり怒っている。

先日、リニューアルされた会社サービスで一部表示が遅いと言うトラブル

「表示が遅いので※とりあえずDivでレイアウトし直して下さい」

とあるプログラマーに言われる。

たしかにTableレイアウトだから多少の遅さはある。

しかし以前の無駄に入れ子しまくっているソース

比べ遥かに軽く作った自信はある。

実際にHTMLだけで見れば表示速度はそんなに酷いものでは

無い事を核心している。

だいたい、無茶なスケジュールと既存のサービス(Tableレイアウト)との

共存を考えなければならないと言う、なんとも無茶な事を押し付けられ、

考えた結果のBetterな手段が、

「Tableで大まかにレイアウトし要素はCSSレイアウトする」

と言う今回の方法だった。

根底の原因がDataBaseなのかサーバーサイドのプログラムなのかは

分からないけど、もう少しちゃんと原因を追求してから言って欲しい!

HTMLCSSがそんなにお手軽だって言うなら勝手に修正してみろ!(でもされたら困る、ろくな事がない・・・)

そしてこんかいケースより酷いのはドキュメントタイプが全く記述されていな為に

レイアウトが崩れていたのをCSSのせいにされた事だ!

その時はさすがに

ドキュメントタイプの無いものは私の業務の範囲外です!」

なぜかいろいろ渋られたが追記する事を認めさせた。

2007-11-12

WEBプログラマ批判

http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0711/07/news012.html

"田口元の「ひとりで作るネットサービス」探訪「twitterMobile」はどうやって生まれたのか"を読んでいて湧き出た感情を発露したくなった。

素晴らしいソフトウェアを生み出せるプログラマはそれ相応の評価を受けるべきだが、WEBプログラマというのはレベルと評価が噛み合っていなくて気持ちが悪い。

あくまでリンク先は対象者が絶賛されているようなものではなく、どっちかというとamachang氏やmala氏との絡みで取り上げられていることはわかる。それでも、ただのHTMLの下請け作業を"マークアップエンジニア"といい、真剣に半年も勉強すれば到達出来るレベルで"サービス開発者"として持ち上げる土壌があることが、どう考えてもおかしい業界だと感じる。もちろん、そういう段階を経て有能なプログラマが生まれることは大いにあるだろうが、WEBプログラマの敷居は低い分だけに、業界直結のネット上にレベルの低い人間が取り上げられやすすぎだろ。そしてはてブを見ると、それを仲間内で持ち上げてる。こんな状態では、レベルの低い馴れ合いでしかない。

自分は別業種においてプログラミングは道具の1つとして使っているレベルであるが、本当に評価されるべきプログラマというのは、そんな自分程度ではどうやっているのかわからない事を魔法のようにやってのける連中の事だ。こういう人間は誰でもは真似できない技術の持ち主だから、プロと言える。

その一方で、身につく期間も技術の交代も早いインターネット上で、小手先だけのWEBプログラマが表に出てくる現状。FizzBuzz問題を必死に解いて、さも簡単な事のように振る舞っている連中とかいるんじゃないのか?

2007-09-19

http://anond.hatelabo.jp/20070919020543

技術系とかエンジニアとか自称しているのであれば、はてながパーソナライズホッテントリをつくればいいんだーとか言ってないで、無いものが欲しけりゃ自分で作ってみせるのがかっこいいとおもいます!

それともあれですか、流行マークアップエンジニアってやつですか。だったらごめんね!

 
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