はてなキーワード: 県道とは
痴漢とかの話をするので苦手な人は読まないでね
これまで数えられないほどの変質者に出会ってきたよ
それでも、少なくとも月1で変質者の類に出くわす日々だった。
高校のある場所は人口5万くらいだけど住んでる場所はど田舎の部類になると思う
それでびっくりしたこと!!
ここでできた女友達はほとんどが変質者に会ったことがないという。
ナンパやキャッチも県庁所在地付近や最寄りの地方都市まで出ないと、まずない。
でもよく考えたら、当たり前だ。
道端で出会う系の変質者にはほぼ合わない!
家から駅までは車で送り迎えあるし!!
びっくりしたのは電車!
2両編成の2両すべてがほぼ90%高校生で7%老人3%観光客、みたいな感じ!
そして自宅周辺の人はほとんど知り合い同士!
仲良くなくても顔は知ってる!
だれだれさん、だれだれさんちの息子さん、みたいな。
家の前の県道なんて、おばあちゃんの散歩以外歩いてる人いない!
車がときどき通るだけだし。
しかも地元の人しか入ってこない県道に他県ナンバーの車が入ってきただけで、
「あの人、道間違えたかな?」とか
「あれは○さんところの、○ちゃんが帰省したんだ」とか、そんな感じになる。
女子に嫌がらせ?みたいなことするオッサンとかもいるみたいだけど、
もう特定されてて謎のアダ名とか付けられてたりして、普通に避けられる。
それで思った!
「ブスの自意識過剰」説や
「しっかりしてないから痴漢にあう」説唱える女性はもしかして、
私一人の感想であれですが、
<感想>
・結局8時間かかった。途中で紙に書くのをあきらめてPCで打ち始めた。
・全体的に誘導分かりづらすぎ。上位答案も把握しきれていないのがほとんど。
・設問1については通達が「関係法令」(9条2項)に当たらないことを前提にして、それからどうすんの?みたいなとこを聞きたかったらしいけど、中原行政法に書いてない時点でりーむー。上位答案も書けてない。
・設問1書きすぎた。どう削ればいいのか要検討。
・設問2(2)はほんと難問。『行政法ガール』の参考答案さえ誘導に乗れてない時点で無理。上位答案がどこまで書いてんのか要検討。
設問1
「法律上の利益を有する者」(行政事件訴訟法〔以下「行訴」と略す〕9条1項)とは、当該処分により自己の権利若しくは法律上保護された利益を侵害され、又は必然的に侵害されるおそれのある者をいう。そして、当該処分を定めた行政法規が、不特定多数者の具体的利益を専ら一般的公益の中に吸収解消させるにとどめず、それが帰属する個々人の個別的利益としてもこれを保護すべきものとする趣旨を含むと解される場合には、このような利益もここにいう法律上保護された利益に当たる。
そして、上記の法律上保護された利益の有無を判断するに当たっては、行訴9条2項に規定されている考慮要素を勘案することとなる。
(a) 本件許可によってX1は、法科大学院Sにおいて教育をする際、それを静謐な環境下で行うことができる権利利益が侵害されると主張することが考えられる。
(b) モーターボート競走法(以下「法」と略す)1条は、同法の目的が「海に囲まれた我が国の発展」、「公益の増進を目的とする事業の振興」、「地方財政の改善」にあるとしている。
この目的規定からは、法科大学院Sの静謐な教育環境を保護する目的は窺われない。
(c) 本件許可の要件を定めたのは法5条2項・モーターボート競走法施行規則(以下「規則」と略す)12条である。この規定は場外発売場の「位置」「構造及び設備」「施設及び設備」について抽象的な基準を定めているだけであり、規律内容は詳細とは言えない。
もっとも、規則12条1号は場外発売場の位置が「文教上・・・著しい支障をきたすおそれのない場所であること」を要件としている。文教とは文化と教育のことであるから、同号は場外発売場により周辺の教育環境に支障をきたさないよう配慮していると言える。
(d) 規則11条2項1号は、場外発売場の設置許可申請に際し、申請書に場外発売場付近の見取図を添付するよう求めている。しかもそこには周辺1000メートル区域内にある「文教施設」の位置及び名称を明記することを求めている(同号括弧書)。この見取図は、国土交通大臣が、場外発売場が周辺の文教施設に与える影響を審査するために必要となるものであり、そのために添付が義務付けられていると解される。したがって同号は、法科大学院Sの静謐な教育環境を保護しようとしていると言える。
(e) 法4条5項は、国土交通大臣が場外発売場の設置許可に条件を附すことを認めている。その要件は国土交通大臣が「必要があると認めるとき」とあるだけである。文言の抽象性から言って、周辺教育施設への影響をこの要件の判断に考慮することも可能と言える。したがって、同項は、法が法科大学院Sの静謐な教育環境を保護しようとしていることと矛盾しない。
(f) したがって、法は目的規定にこそ掲げていないが、法科大学院Sの静謐な教育環境を保護しようとする趣旨であると解される。
(2) 「当該処分において考慮されるべき利益の内容及び性質」の考慮
(a) まず、法科大学院Sにおいて教育をする際、それを静謐な環境下で行うことができる権利利益は、生命・身体・財産といった高次の利益に比べてその重要性は劣後する。
(b) 法科大学院Sの静謐な教育環境を侵害する原因となるのは、まず場外発売場から発せられる騒音である。しかし、場外発売場と法科大学院Sとは400メートル離れていることから、この騒音もある程度減衰するとの反論も考えられる。
しかし、場外発売場は、多数の来場者が参集することによってその周辺に享楽的な雰囲気や喧騒といった環境をもたらす。特に本件では、P駅から来た来場者は県道を通って場外発売場に向かうことになるが、その際、県道に面した法科大学院Sの前を通ることになる。その結果、法科大学院Sの周辺には享楽的な雰囲気と喧騒といった環境がもたらされることとなる。法曹養成という目的の下、学生全員が静謐な環境下で勉強することが求められる法科大学院の性質上、教育環境に対する悪影響は甚大である。
(c) 本件施設が場外発売場として営業を行うのは1年間に350日であり、ナイターのない日は午前10時から午後4時頃まで、ナイターのある日は午前10時から午後9時頃まで、来場者が出入りし続けることとなる。
しかも、本件施設は敷地面積約3万平方メートルという大規模施設であり、700台を収容する駐車場が設置されることを考え合わせると、本件施設の来場者は多数人に上ることが予想される。
そうすると、本件施設へ多数の来場者がほぼ一年中昼夜を問わず法科大学院Sの前を通ることとなる。その結果、法科大学院Sの静謐な教育環境は絶えず侵害され続けることとなり、その侵害の程度は大きいと言える。
(d) したがって、法科大学院Sにおいて教育をする際、それを静謐な環境下で行うことができる権利利益は、生命・身体・財産に匹敵する高次の利益とは言えないものの重要な利益である。また、本件施設によりその利益が侵害される程度は大であるということができる。
(3) 結論
以上の検討により、法科大学院Sにおいて教育をする際、それを静謐な環境下で行うことができる権利利益は、法律上保護された利益に当たるということができる。また、本件認可はこの利益を害するということができる。
よって、X1は「法律上の利益を有する者」に当たり、原告適格が認められる。
2. X2の原告適格
(a) 本件許可によってX2は、静謐な環境下で生活する利益が侵害されると主張することが考えられる。
(b) 法1条は周辺住民の生活環境について言及しておらず、ここにX2の静謐な生活環境を保護する目的は窺われない。
(c) 規則12条1号も周辺住民の生活環境に支障を来たさないことを要件としていない。したがってここにもX2の静謐な生活環境を保護する目的は窺われない。
(d) 規則11条2項1号は、場外発売場の周辺の見取図の添付を要求している。これにより国土交通大臣は場外発売場周辺の住宅状況等を把握することもできる。しかし、文教施設及び医療施設と違って住宅状況については詳細な記述を求めていない。設置許可の審査に住宅状況を考慮に入れることが規則11条2項1号の主目的であるわけではない。したがってここにもX2の静謐な生活環境を保護する目的は窺われない。
(e) 法4条5項が、X2の静謐な生活環境の保護と矛盾しないのはX1について検討したところと同様である。
(f) したがって、法はX2の静謐な生活環境を保護しようとする趣旨ではないと解される。
(2) 「当該処分において考慮されるべき利益の内容及び性質」の考慮
(a) まず、静謐な環境下で生活する利益は、生命・身体・財産といった高次の利益に比べてその重要性は劣後する。
(b) X2の静謐な生活環境を侵害する原因となるのは、場外発売場から発せられる騒音である。場外発売場とX2の住居は200メートルしか離れていない。これは、騒音を減衰するのに十分な距離とはいえないから、X2に予想される騒音被害は甚大といえる。
(c) 本件施設へ多数の来場者がほぼ一年中昼夜を問わずX2の住居の前を通ることとなるのはX1について検討したところと同じである。その結果、X2の静謐な生活環境は絶えず侵害され続けることとなり、その侵害の程度は大きいと言える。
(d) したがって、X2が静謐な環境下で生活する利益は、生命・身体・財産に匹敵する高次の利益とは言えないものの重要な利益である。また、本件施設によりその利益が侵害される程度は大であるということができる。
(3) 結論
以上の検討により、本件許可により、X2が静謐な環境下で生活する利益が侵害される程度は大といえる。しかし、法にX2の静謐な生活環境を保護する趣旨を見出すことはできない。
よって、X2は「法律上の利益を有する者」に当たらず、原告適格が認められない。
設問2(1)
1. 候補
本件で考えられる訴えは、①本件取消措置の差止めの訴え(行訴3条7項)と、②本件要求措置が違法であることの確認の訴えである。
(1) 適法とされる見込み
本件で国土交通大臣は、要求措置にAが従わない場合、取消措置を執ることを検討している。この状況下でAは国土交通大臣に対し、要求措置に従う意思がないことを表明している。そのため取消措置が執られる蓋然性が高く、「一定の処分・・・がされようとしている場合」(行訴3条7項)に当たる。
取消措置がされた場合、その後取消訴訟等を提起して執行停止の決定を受けることなどにより容易に救済を受けることができるものではないことから、「重大な損害を生ずるおそれ」(行訴37条の4第1項・2項)があると言える。
本件要求措置は行政指導であり処分に当たらない以上、これの取消訴訟と取消措置に対する差止訴訟との関係は問題とならない。そのため、補充性(行訴37条の4第1項但書)も認められる。
本件取消措置の名宛人はAである以上、Aに原告適格(行訴37条の4第3項・4項)が認められる。
以上の検討により、本件取消措置の差止めの訴えは訴訟要件を全て満たし、適法である。
②の訴えの訴訟要件のうち問題となるのは確認の利益である。確認訴訟は不定型な訴訟であり、最後の救済手段と考えられているから、補充性が要求されるのである。
本件では取消措置に対して差止め訴訟が認められることから、この補充性の要件を欠き、不適法となる。
(2) ①の訴えの実効性
Aは取消措置を受けるおそれを除去することを求めており、取消措置の差止訴訟の認容判決が得られれば、国土交通大臣は取消措置を執ることができなくなる以上、Aの目的は達せられるといえる。したがって、①の訴えの実効性は高いといえる。
3. 結論
本件でAは、①本件取消措置の差止めの訴え(行訴3条7項)を提起することが適切である。
設問2(2)
1. 本件取消措置の適法性を論ずる前提として、国土交通大臣がAに対し執り得る措置の範囲ないし限界を検討する。
(1) 規則12条に定められた基準以外の理由で許可を拒否できるのか
この問題は、Aが要求措置に従わないことを考慮して、許可を拒否できるかという問題である。そこで、設置許可について国土交通大臣に要件裁量が認められるかが問題となる。
本件で設置許可の基準を定めた規則12条各号は、場外発売場の「位置」「構造」「設備」「施設」に着目して具体的な基準を定めており、一般的な包括要件を定めていない。これは専ら「位置」「構造」「設備」「施設」について審査し、それ以外の点を考慮しない趣旨と思われる。そのため、国土交通大臣に要件裁量を認めるとしても、「位置」「構造」「設備」「施設」と関係のない理由で許可を拒否する裁量までは存しないと解される。
(2) 通達に定められたことを理由にして許可を拒否してよいのか
以上に述べた点に加えて、本件通達は法による委任を受けずに定められたものであるから、その性質は行政規則である。したがって本件通達に法的拘束力はなく、上述した裁量の範囲を考え合わせると、Aが本件通達に従わなかったことを理由に許可を拒否することはできないと解される。
設置許可の取消しについては法59条が規定しているが、その要件は設置者が法58条2項の命令に違反したことである。これは許可の取消しという、許可の拒否に比べて強い効果を持つ処分をする要件を厳格に限定した趣旨と思われる。したがって、法58条2項の命令違反以外の事由を考慮する裁量は認められないと解される。
したがって、通達違反により許可の取消しまですることはできないと解される。
設問3
1. 考えられる規定の骨子
本件制度が実効性を持つためには、T市長の許可を得ていないにもかかわらず場外発売場を設置した事業者に、(a)罰則を与える規定、(b)場外発売場を強制撤去する規定が必要である。
条例に刑罰規定を置くためには、地方自治法14条3項の要件を満たさなければならないという問題がある。
ここには、条例で行政上の強制執行手段を創設することができるのかという問題がある。そしてこれは認められない。行政代執行法1条にいう「法律」に条例が含まれないからである。なぜなら、同法2条で「法律(法律の委任に基く・・・・・・条例を含む。以下同じ。)」とされていることの反対解釈から、そう解されるのである。
田舎者的には最寄駅まで歩くと1時間半とかで、なんていうか全然最寄感がないので、
今日は雨降ってるから歩いてねなんて言われたら涙ぐむ自信はある。
雨が降ったときのために毎日電車の2時間前に起きるのもしんどい。
そんな感じで何かしらの移動手段がないとどーにもならん場所というのは実際あるし、
移住する
車に乗せてってもらう
来るのに30分くらいかかってお高いタクシーを呼ぶ
自転車使う
ぐらいしかなかったりする。
ちなみに路線バスと自治体のシャトルバスは撤退・廃止されました。
でも、だからって別に傘さしで自転車を運転する気にはなんなくて、
ダンプとかトラックも普段から自転車乗りと20㎝ぐらいのとこをビュンビュン走ってて、傘さすとか考えただけで超あぶないし、
もし風で煽られたりしてガードレールの隙間から雨の日の川に落ちたらナチュラルに命に係わる。
カッパはカッパでいまいち視界悪くて周り見えないし自分の息で視界が曇るし、
汗で結局服がビッシャビシャになって、雨じゃなくて全部汗な分余計いやだったりする。
なんていうか、自転車勢が雨の日に使うのが楽しみになるような、
安全で快適で素敵な雨具があるならそれをみんなで買って使うようにすれば、
色々平和なんじゃないの?って思うけど、そういうのないんですかね。
いや。ちょっとちがう。
あたしは町を出たかった。町にいたくなかった。でも都会に行きたいわけじゃなかった。あたしは空にぽっかり浮かぶ、あの月に行きたかった。そして月にいくその方法がアナウンサーなんだって思ってた。あの頃は。
あたしの住んでた町は海沿いの辺鄙なところで、今ならわかるけどよそとはちがうちょっとだけ変わったしきたりがあった。
海につながる砂浜から防風林を抜けると町を横切る唯一の県道がある。県道をわたると森があって、森の入口から奥に狭い石段が続く。50段くらい上ったところで森はいきなりひらけて、こんもりとした小山がありその上に小さな祠があった。
観音扉の格子の隙間からは幅1メートル、高さ20センチくらいのたいらな石が見えた。下のほうは地面に埋まっていて、石のまんなかあたりにへんな文字が彫ってある。あたしにはどうみても数字の「710」って読めるんだけど、大人の人たちはそんなわけないって言ってた。
それでへんなしきたりっていうのが、町の子供たちが交代でコップ一杯の海の水を汲んできて祠にお供えするっていうやつ。よその子たちはめんどくさがってやらないこともあったんだけど、あたしは毎日水をお供えしてた。
普通のお供えなら水道の水だと思うんだけど、ここの祠はなぜか海の水ってことになってた。あの頃は疑いもしなかったけど、今考えるとだいぶ変だと思う。
あたしは家にいたくなかったから毎日お供えしてた。学校の帰り道に海にいって水筒に水を汲む。石段をのぼって祠につくとなぜかいつもコップはからっぽで水筒から水を注ぐとお供えは終わり。あとはずっと祠のそばに座って、宿題したりぼーっとしたりしてた。日が暮れると決まって月がのぼっててあたしはそれをいつも眺めてた。月が見えなくなってさすがに遅くなるとしょうがなく家に帰った。
あたしは家で殴られてた。ずっと前にお父さんは仕事がなくなってて、お母さんがパートに行ってた。お父さんはあたしのことが気に入らないみたいで、なにかしら理由をつけては殴ってた。お母さんの前では殴らなかったからお母さん気づいてなかったのかな。よくわからない。
とにかくいつも殴られてたからあたしは家にいたくなかった。どこでもいいからこの町の誰も知らないところに行きたいって思うようになってた。でもどこに行ってもいやな人や殴る人がいるかもしれない。そんなふうに考えたら、いつも祠で見上げてるあの月に行きたいって思うようになった。たぶん知ってる人は誰もいない。誰も殴ってこない。ここよりずっと静かな場所で、だからあたしは月に行きたいって強く思った。
ある日のニュースだった。
この国ではじめて宇宙に行くっていう人がテレビに映ってた。ジャーナリストの男の人で外国のロケットに乗って宇宙に行くって言ってた。ジャーナリストっていうのがわからなくってお父さんに聞いたらアナウンサーみたいなもんだって言いながらあたしを殴った。
あたしは、だからアナウンサーになりたいって思った。アナウンサーになれば、ロケットに乗れて宇宙に行ったりもしかしたら月に行けるんじゃないかって思った。次の日、お母さんにこっそりアナウンサーになりたいって言った。お母さんは喜んでくれてた。あたしはうれしくなってこっそり祠に行って月を眺めてた。すごくすごくうれしかった。
アナウンサーってどうやってなればいいのかわからなかったけど、教科書のはしっこにアナウンサーの落書きとかしてた。お父さんには毎日殴られてたけど、アナウンサーになって月に行けばお父さんはあたしを見上げるしかなくっていい気味だと思った。なんだか殴られても平気だって思えるようになった。毎日毎日祠にお供えしてアナウンサーのことばっかり考えてすごくうれしい気持ちになってある日の夜家に帰ったら、お父さんがお母さんを殴ってた。
お母さんは丸まったままやめてって叫んでた。でもお父さんは殴り続けた。あたしもとびついてやめてって叫んだ。そしたら今度はあたしを殴り始めた。でもお母さんが殴られないならそれでいいやって思って我慢してた。我慢して殴られ続けた。
お父さんが言った。
「おまえなんかアナウンサーにはなれねえよ」
頭が真っ白になった。ふざけんなって言いながらお父さんに殴りかかった。なんどもなんども殴りかかった。でも一発も当たんなくって逆に殴られた。くやしくってくやしくって腕を振り回したけどでもダメであたしは泣きながら玄関を飛び出した。
行く場所は祠しかなかった。他に行くあてなんかなかった。あたしは祠でずっと泣いた。泣いてるうちにいつのまにか眠っちゃったんだと思う。もう空が白みはじめてて、これからどうしようかって考えた。
祠を見るとコップの水がなくなってた。とりあえずお供えしよう。あたしはコップをもって海に行き、水を汲んできてお供えした。あんなに悲しかったのにいつものクセでお供えしちゃうんだなってなんだかおかしくなってフフって笑った。
そのときだった。
ゴゴゴゴって大きな音がしたかと思うと地面が大きく揺れた。立ってられない。頭をかかえてしゃがみこむ。
どうしよう。地震だ。たぶん大地震だ。怖い。お父さんとお母さんは大丈夫かな。そんなふうに思ったつぎの瞬間には地震はピタリとやんだ。
おそるおそる目をあける。森の木が何本も傾いてる。祠が壊れていた。祠の中にあったたいらな石がむき出しだ。まわりの土がみんな崩れて地面の下に隠れていた部分もあらわになってる。
「710」
「NOOW]
710の下にも文字が続いてる。どういう意味だろう。でも今は町がどうなってるかのほうが心配だった。
え?石が……しゃべった?
え?え?
「<オジョウサン、サキホドノオイル取得感謝シマス。アナタノオカゲデ任務完了デス>」
「<アナタガサキホド設置シタオイルデ採取目的量ヲクリアシタノデス。任務開始カラ長イ年月ヲヘテヤットオワル>」
……あなた、いったい何なの?
月?今、月って言わなかった?
「<ソウデス。月資源『ムーンオイル』採取ノタメ、現在カラ約600標準年前ニコノ静カノ海ニ到達シタモノノ事故発生シ緊急着陸シタノデス>」
600……年?
「<オジョウサン、アナタハ当船乗組員ノ子孫デスネ。当船ハ事故ニアイホトンドノ機能ヲウシナイマシタ。当初目標デアル『ムーンオイル』採取完了ニヨッテ起動スル帰投プログラムデシカ月面カラノ脱出ハフカノウ>」
ちょっとまってちょっとまって。いろいろわからないけど聞いていい?
「<ナンデショウカ?>」
ここが月なの?じゃあ、あのあたしたちが月って呼んでるあれは何?
「<地球デス>」
「<事故後ノ乗組員タチガ地球ヲ月ト呼ブコトニシタ理由ハ類推デキマス。地球ヘノ帰還ガ困難トナッタタメコノ月ヲ地球トヨブコトニシタノデショウ>」
「<ソシテ子孫ヲ残シ、町ヲ築キ、コツコツト『ムーンオイル』採取ヲ続ケタ>」
「<ソレヨリ、今オジョウサンハ月……デハナク地球ニ行キタイトオッシャイマシタネ>」
え?そ、それは。確かにそうだけど。でも町が……。
「<町ハ心配イリマセン。先ノ揺レハ当船ノ起動ニヨルモノ。ソレヨリ、オジョウサンハ地球ニ行キタイト?>」
……う、うん。……行きたい……。行きたい!
「<ゼヒ乗船クダサイ。本船ハ地球ニ向カイ成果報告ヲセネバナリマセン>」
「<乗組員ノ子孫ノクチカラ、600年ブリノ成果を地球ニイル人類ニアナウンスイタダキタイ>」
……アナウンス……する……?
……うん……わかった。行く。
地面がせりあがり階段が現れる。あたしが乗り込むと扉は閉まり、大きな音を立てて地面の下から船が現れる。祠の部分につきだしていた平らな石は採油口だ。船が空中で180度旋回し機首を空へ向けると、採油口に刻まれた文字が見える。
「MOON」
「OIL]
あたしを乗せた船が発進する。
月へ。
いや、地球へ。
ワタミの会長情報サンクス。ストビューまで調べてくれてありがとう。よくやった。
政府の政策決定に関与するほどの公人やパワーエリートの言動は、注目されて当然だよな。
ワタミ別荘の所在地は、山梨県南都留郡富士河口湖町大石の、県道21号線湖北ビューライン添いにある、大石保育所・大石小学校近くの別荘、ということで特定していいかな?
ストビューをズームして見ると、ワタミ別荘のすぐ近くに、レイクベイクという名前のパン工房がある。
http://sns.atgames.jp/diary/9954423
パン屋!ココがすごくおいしいのですよ~。
数年前には遠くて分かりづらい所にあったのですが
で、話題の場所もちらっとチェック。
このパン屋の前の道を挟んで反対側にあるこれ。
見たところ、ワタミ別荘は、ずいぶんと金がかかってそうな豪華別荘のようで、土砂崩れは簡単には起こりそうもない雰囲気。
大石小学校に通学している子どもたちは、ワタミの別荘を毎日眺めながら通学しているのだね。
震災で得をするひともいる、という下りをみて考えてしまった。震災で得をする人なんて本当にいるんだろうか?
少なくとも自分は関係ないなあ、なんて思っていたけど、実は大有りだった。
まず金儲けのチャンスになるかもしれないってこと。おにぎり一個1000円で売ろうなんて今更思わないけど、現地に行って取材しまくって、あとで写真とか手記を出版する。高速道路は無理だけど県道では行けるし、著述業の自分になら現実的なチャンスかもと思った。
あともう一つ、これは皆にも言えることなんだが、この規模で人口が減るとなると、残された人にはメリットが多い。まず年金や社会保障をもらう人が減る。その分予算を別のことに費やせるし、若年世代には特に損をしている度合いが減ることになるから、メリットとして考えていいと思う。あくまでマクロ視点でみた話ね。
住んでいたのは、かなり田舎だ。夜は真っ暗になる。
外の明かりは、防犯のために、誰かが来るとわかっているとき以外は消す。
目印になってしまう。建物の多い都会とは逆だ。
ある夜、ひとりで留守番をしていた。家族はみんなでかけていた。
居間で本を読んでいた。
10時を少しまわったぐらい。電話が鳴って、すぐ切れた。
直後に裏口のドアが、どんどん、と叩かれた。
10時で夜中もないものだが、「こんな夜中に?」と思い、放っておくかどうか少し考えた。
以前、「昆布を買え」だったかなんだったか、小学生低学年ぐらいの子供が戸口に立っていたことがあった。
大人が一緒だったらしく、県道から家までの暗い小道に、隠れるようにして様子をうかがっているようだった。
家からのうすぼんやりしたあかりの中に、みじろぎする人影が見えた。
それ以上のことはなかったし、どう説明したらいいのかわからないが、変な気分になった。ちょっと頭に来たかもしれない。
そのときは、私の母親も一緒だった。
母は、昆布をいくらか買い、「どうにもならないのよ」というように肩をすくめた。それ以上話題になることはなかった。
自分でもどうしてそうしたのかわからないが、私はチェーンをかけたままドアを細めに開けた。
誰も居なかった。闇夜というのに、人影が見えた気がした。
ドアを閉めた途端、また電話が鳴った。
ワンコールの半分ぐらいで、切れた。
今から30年近く前のことである。
携帯電話など見たことが無い。
一キロぐらい離れたところには、確か公衆電話があったはずーー。
直後にドアが、また叩かれた。遠慮がちなものではなく、確信しているような、どんどん、という叩き方。
頭にきた。
近くにあった、弟の竹刀を取りドアを全開にして外に飛び出した。
誰もいなかった。
自分のことを馬鹿みたいだと思いながら、一応、家のぐるりを見回ってから戻った。
あとで考えたら、「なんだか変だったかも(あぶなかったかも?)」と怖くなった。
思い出して、母にこのことを話したことがある。変な顔をして黙って聞いていた。
あんまり怖い話ではなくて申し訳ない。
毎日朝から夕方までダンプがひっきりなしに行きかってます。
道路側から見えてしまう埋める場所は作業がはっきり見えないようにするためか
高さ2,3メートルの黒い幕みたいなのに囲われてる、でも透けて見えます。
畜産農場方面へ通ずる道路は通行止め、或いは通行できる道には白いテントの消毒ポイント。
川南を縦断する国道10号線、県道40号線に消毒マットが置かれたのはここ2週間以内でしょうか。
もし今建設中の高速道路が既にできてたら川南を素通り通過できてよかったのかもしれない。
店は閑散としてて普段の半分くらいの人手かな、場所によるけど。
国へは大なり小なり良く思わない声が聞こえてきます。
全体的に諸々の対策がもうちょっとずつだけ早ければ・・。
日々良くない方向のニュースが出てきて、毎日たまらない感じですね、
農家の方や獣医さん、作業してる方はもっともっと大変なんでしょうけど。
事が事だけに自分ができることはできるだけ外出しないことでしょか。
いつか元通りに近い日が来るかも知れないけど、
埋められた塚が否応なしに目に入ってくるわけでそれが地域に影を落とし続けなければよいのですが。
…という夢をここ数年、年に数回の頻度で見ている事に気づいた。
帰り道、街の明かりや漁火を見つつ、海沿いの道っていいな、と思った。
印象に残る道として、1号線浜名バイパスが思い浮かぶ。遠州灘を望みつつ、ただひたすら浜辺を走る道が印象的だ。
もう一つ思い浮かんだのが雄大な阿蘇と夕闇に光る街の灯りの57号線だ。海じゃなくて眺望なのか。
しかし、印象的と言えば、国道32号線から県道32号線へと入る祖谷渓だろう。小便小僧など眺望もさることながら、道その物がすごい。
道といえばある意味2号線関門トンネルもすごい。通る分には長いトンネルでしかないけれど。
あと、角島大橋。それと瀬戸大橋。ただ、どちらも眺めている方が好きだ。関門橋をくぐる9号線も好きだ。
やっぱり山道より海の道が好きかもしれない。
FUTENMAは海兵隊の基地。日本国政府は海兵隊を差別しているから、沖縄に押し込める政策しかとれないのではないか。米国は、海兵隊の政治力が鬱陶しいから、沖縄をあてがっているのではないか。日米合作で海兵隊に捧げた島が、OKINAWAなのではないか。
県道104号線越えの実弾射撃訓練の分散移転だけで、日本【本土】では、自治体の首長の要請を受けて海兵隊員の外出に防衛施設局職員の介護(ちがうな)/尾行(犯罪者予備軍らしい^^)./警護(誰を守ってるんだ^^)/監視(これが適切な表現だろうな)付だった。どんだけケダモノなのか海兵隊員は。
日本国政府がFUTENMAを沖縄に押し込めておきたいのは、政権交代してなおそれしか考え切れないのは、海兵隊に対する蔑視・差別でしかない。米国政府もそれを知ってて、ゴリ押ししている。
米国の交渉担当者は、98年にはFUTENMAの移転先は沖縄以外でも可能だと明言していた。それなのに、交渉の結果は沖縄しか出てこない。それらはこの10年の経緯で明らか。日米合作で海兵隊に捧げられた島がOKINAWAである。しかし、海兵隊と心中してKADENAやOKINAWAを捨て去る覚悟は日米双方にあるとは思えない。
哀れ日米両政府から厄介者として扱われる米海兵隊、哀れ米海兵隊に捧げられたOKINAWA。
海兵隊もチンケな政治力で虚栄を張る哀れな捨石部隊。こんだけ日米両政府に忌み嫌われながら、OKINAWAに居座り続けることしか選択できない。
OKINAWAは哀れか。哀れだろう。しかし、「自治を取り戻したい」という地点を見つめ考えることをはじめた。どう考えても、現状の日米両政府および海兵隊より、プライドをつかみはじめている。
そんなことを、友人と酒飲み雑談しながら考えた。
時刻は早朝、天候はすこぶる晴れ、場所は電柱すらない、田んぼのど真ん中を突っ切る一本道の県道。
俺は車を運転していたわけだ。するとはるか遠く前方で、左右の歩道それぞれに女子高校生らしき人間が数名ずつ立っているのが見えた。彼女らが登校中なのは言うまでもない。
左側の集団が、右側の集団に早く渡って来いと催促しているのが見えた。ちょうど俺の車と俺の前を走る軽トラの間は軽く1kmはあろうかというくらいに離れていた。対向車線からは車がやってくる気配はない。彼女らが車道を渡るのであれば軽トラが彼女らの眼前を通り過ぎた直後だろうと思っていた。
軽トラが通り過ぎる。左側の集団が「今のうちだ」とせかす。しかし右側の集団はなぜかはるか彼方にいるはずの俺の車を気にしてなかなか踏み出そうとしない。片足だけを車道に踏み入れた右側の彼女らの視線は、俺の車と手招きする左側の友人たちを何度も何度も往復し、そしてついに、彼女らは意を決して車道を走り出した。俺の車にぶち当たるジャストなタイミングで。
当然ながら俺は急ブレーキを踏み、クラクションを鳴らし、窓を開けずに(寒かったので)「何やってんだ!」と叫び彼女らをにらみつけた。状況が理解力を超えてしまったらしく、危うく(もしくは残念ながら)冷たいアスファルトの上で肉塊になりかけた(なりそこなった)彼女らは目を点にしてその場に立ちすくんでいるだけ。その場から引き返そうともしない。そして、徐行する俺の車をヘラヘラと笑いながら見送った後、悠々と右側の歩道へとたどり着く事に成功するのを、俺はバックミラーで確認したのだった。
・・・と、いうことがこの半年の間に三度ほどあったわけだ。これを根拠に高校生全員に一般化するつもりはないが、それにしてもちょっと洒落にならん頻度だよなあ。
社会人1年目(23歳)。地方県庁所在地一人暮らし。恋人・友人はいない。
何の予定もないので家でごろごろすることも可能だが
そうはさせない。
「予定がない」
おれはこれを「完全なる自由」と肯定的に捉えている。
何も考えずに出かけることが多い。
大体休日は朝8時から9時に家を出る。
自転車。
適当に街を行くと喫茶店があるのでそこでコーヒーとたばこと漫画/小説。
喫茶店は行き着けの所に行くこともあれば新規開拓もする。
内装・音楽の雰囲気がよくて一人で来てる奴(服装に気を遣う人間・スポーツ紙を読んだりしない人間限定)が多ければあたり。
ジジババの溜まり場だったり内装にこだわってなかったりテレビあったりしたら全てハズレ。
味は二の次。雰囲気さえよければいい。
新規開拓はリスクが高いのです。
(余談だが喫茶店に関して、今まで行った店は開店時間・内装・音楽など分かる(調べられる・聞ける)範囲は
全て記録している)
閑話休題。
持ってきた本やたばこやむかつく客の来店等で滞在時間は変わる。
早ければ30分、遅ければ2時間ほど。
その後どうするか?
本の種類ってはんぱじゃないよ?
いくらでも時間つぶせる。
まあ1時間としようか。
まあ大体11時から12時くらいになってるわな。
腹は減ってないよ。朝飯食べて家出るからね。
ここで運動です。
ここは地方都市。
そして俺の乗っているのは自転車。
どんな路地にも入っていける訳です。
景色を芸術品と同等に捉えている自分としては「道」そのものが美術館のようなもの。
通ってない道や雰囲気のいい通りをキョロキョロしない程度に味わうわけです。
ひからびた民家や小汚い子猫、貧乏くさい料理のにおい、寺の地面に舞い散る落ち葉。
その全てが鑑賞に堪えうるのです自分にとっては。
いわゆる「車で走りにくいクソ道」が一番いい)
道も喫茶店と同様いきつけと新規開拓があるため、
「おやこんなところに道があるぞどれどれ?ふむ、これはいい道だ」
というシチュエーションが好きなのです。
まあ、どっちにしても30から40分くらいか。
そんなこんなで小腹も空きました、と。
次に行くのは洋食店もしくは古汚い食堂またはラーメン屋な訳です。
洋食店はカップル・小汚いジジババがいないことをせつに願いつつ来店。
適度な満腹感が非常に心地よい。晴れの日ならさらに。
まだ昼。
ここからが孤独にとっては難易度が高くなる。
カップル・友達・家族連れの出現。
何かに時間を挟み3時から4時に喫茶店に行くわけだが、ここの時間の使い方。
図書館・本屋・レコード屋(文字通りLPとかの普通のレコード屋)・たばこ屋は一人で問題ないが服屋(路面店)。
こいつが厄介。
「一人で来ている客がすでにいる」
ことが条件だからだ。
いればあたりでいなけりゃはずれで。
こいつばかりは運試しだ。
途中新規開拓できそうな店を見つければ寄る(書き忘れたが1回目の風景探索でも寄る)。
そうしていると3時から5時になっている。
喫茶店だ。
あたりをひくことを切に願う。
できるだけ長くいたいからな。
出ると日も暮れている。
スーパーで野菜や肉を買い、その時点で空腹感がかなりあれば外食(行く店は前述)。
家では読みかけの本やRSS・行きつけサイト・ニコニコ・増田・ホッテントリの巡回。
こうして休みの一日は終わる。