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2024-03-28

地獄の沙汰も金次第」とはいうが、あの世お金は持って行けないはずでは……

よくよく考えると変なことわざ

いや、待て……

あの世お金は持って行けない、って話はどこから来たんだ

もっと言うと、あの世に現世のモノは持って行けない……という世界観はいからあるんだ

古墳からなんかすごい剣が出土したというニュースを見た

あれはまさにあの世に持っていくためのものではないのか

(順序が逆で、このニュースを見たからこそあの世に持って行けるものって何?という疑問がスタートしたわけだが)

それが現代日本に生きる人の世界観ではあの世にモノを持っていけないという認識に……いや、違うか

「オレが死んだら棺にタバコを入れてくれ」とか「あの人はタバコが好きだったから棺にタバコを入れましょう」みたいなことを言う人もいるな……

これはあの世タバコを持っていく気満々の発言ではないのか

ということは「あの世お金は持って行けない、しかしそれ以外のモノは持って行ける」という世界観を持つ人がいることになる

なんか……中途半端な感じがする、なんでお金だけダメなんですかアナタ

その一方で冥銭ってやつもあるんだよな

これはまさに「あの世に持っていくお金」そのものである

本物のお金じゃないあの世専用のお金を燃やすことであの世にいる死者に送金するらしい……類感呪術ってやつなのかな

これは中国とか沖縄でそういうことをやっているらしいと聞いた

三途の川の渡し賃の六文銭ってのもあるよなあ

昔は冥銭用のイミテーションお金じゃなくてマジのお金六文銭として使ったと聞く

ギリシャ神話でもカロンってやつがいるし

ただ、こっちは「あの世への通行料」って感じやな

通行料がいる、それ以外の財産は持って行けません……みたいな?

でも奪衣婆って鬼がいるんだよな

六文銭を払えなかったら衣類を奪う、逆に言えば六文銭を払えたなら衣服というモノは持ち込める……

身につけているものはセーフ?

脳内の別人格ツッコミをしてくる

対話を試みましょうね

「 『地獄の沙汰も金次第』というけれど、どんな苦境でも札束を積めば解決できることがあるって意味であって地獄というのはものの例えだよ。本当に閻魔大王様に賄賂を渡せると昔の人が考えていたわけじゃないと思う。」

「坊さんに高い金さえ払えばしっかり供養してもらえる状況を皮肉った側面もこのことわざにはあるんじゃないかな。」

「もともとの意味は『財産寄付など善行のために使えば地獄に落ちない』みたいな意味らしいよ。」

なるほどなるほど、私もそう思います(あたりまえだ、そのツッコミをしたのは私なのだから

でもなー、そのツッコミ群は「あの世お金は持って行けない、しかしそれ以外のモノは持って行ける」という話について説明してくれない

そもそもあの世お金は持って行けない、しかしそれ以外のモノは持って行ける』という世界観を持つ人がいる話はあくま仮定でしょ?その前提は正しいの?」

かにそれはそう、まずは現代日本における死生観……あの世観の裏取りしたほうがよさそうだ

その仮定が真か偽かを確かめるために調べている、これがゴール

「 『あの人はタバコが好きだったから棺にタバコを入れましょう』イコールあの世タバコを持って行ってもらう』は本当に真なの?」

そこも怪しいよね

死後の世界を信じていない人でもそういう事をするかもしれない

いや、どうだろう?自信ないな……

少なくとも言えることは、副葬品の目的あの世に持って行ってもらうためだけではないであろうということ

「 『あの世お金は持って行けない』は拝金主義者を嗜めることが目的の言説でしょ。」

でしょうね

「 『あの世に現世のモノは何も持って行けない』が実際のところじゃないの?」

それも確かにもっともらしいんだけど、実際に副葬品として亡くなった人の身の回りのモノとか生前好きだったものを棺に入れることもあるじゃん

その棺に入れるもの選択肢としてお金が無いのは何故?という話にもできる

お金を棺に入れたらもったいないじゃん。」

かにね、しかしだからこそ中国などのアジア圏の一部では冥銭というあの世専用のお金があるんじゃないか

あーそうか、これって「なぜ(一部地域を除く)日本では中国のような冥銭の文化根付いていないのか?」という問いと言い換えることもできるのか

「死んだら無になるよ。あの世存在しない。」

私もそう思っている、でもそう思っていない人もいる

余談だが「自分が死んだら無になる」はすんなり受け入れることが出来るけど「大切なあの人は死んだから無になった」はちょっと受け入れるのに抵抗がある

いろんな地域、いろんな時代世界観をごっちゃにして物事を見てしまっているのであろう

混乱の原因です

ちゃんと調べて考えを整理したい欲求が高まってきた

ここらへんについて調べよう

①「地獄の沙汰も金次第」の語源について

②「あの世お金は持って行けない」って考え方はいから存在する?

古墳の副葬品は本当にあの世に持っていくためのものなのか?

日本の各時代の副葬品の変遷について

⑤いろんな地域宗教の副葬品について

⑥冥銭について

現代日本人のあの世観について

いろいろ読みかけの本の続きを読むべきかもしれない

日本人はなぜ無宗教なのか』 『日本無宗教説 ――その歴史から見えるもの』あたりに何か関係あることが書いてあるかも

追加で本を探して買ってもいい

そういえばキリスト教圏は副葬品という文化全然ないらしい(全くないわけではないらしいが)

その一方で中国は冥銭を燃やすことでお金やら車やらスマホやらをあの世に送っているらしい

日本はなんか、中間というか……ほどほどに副葬品がある

なんにせよ知識不足、生半可な知識で「これこれこういうことです」と理解してしまうと大火傷してしまいそうだ

なんか、タイとかブータンあたりの仏教文化圏の葬儀がどんなものかも調べた方がいい予感があるな

儒教文化圏葬式

古墳時代日本だと持って行けるって考えだったろうから古墳の副葬品に通貨とかが……あっ、古墳時代日本貨幣いかもか

仏教伝来あたりの時代の墓の副葬品が気になるな……

今日は問いを設定するまでで終わってしまった

いろんな国地域時代葬式スタイルを調べることで、そもそも問いの立て方がずれていたと発覚することもありえるが……

調べるのはまた後日にしよう

しかしこれって何を調べ上げたら私は納得することができるんだ?

まだわからない

納得できるのはこのままいろいろ本を読み続けたあとの数年後とか普通にありえる

という私の思考を整理するための日記です 3/28

2023-12-17

[]

こんにちは

やっぱり国立医学部医学科は自分には無理かもしれない、そんな不安と闘いながら勉強に励む千葉大学医学部医学科落ち早稲田大学先進理工学部生命科学科卒おじさんです。

模試の日程や種類を確認していたところ、高校時代に当時交際していた女の子との避妊に失敗してしまたことを思い出しました。

河合塾で行われた模試の後でした。

あの時、既に反抗期は終わっていましたが気恥ずかしさや受験ストレスで両親との会話は殆どなかった時期です。

交際相手の両親が自宅まで来た時は「もう終わりだ。受験すらさせてもらえないかもしれない」という恐怖に襲われました。

しかし、全てを僕の責任にしようとする相手の両親に対して両親は僕を守ってくれました。普段言葉も交わさずカリカリイライラ勉強している息子のために物凄い剣幕の相手両親に引くことなく、キッパリと言うべきことを言ってくれた両親に家族愛情を感じました。

その出来事以来、僕は両親を大切にするようになりました。

さて、先ほどまで昨夜に読みかけたまま就寝した生物総合講義読み切りました。読み終えた後に志望大学生物過去問を参照したところ、現役時代に苦労した物理よりも抵抗感がなかったことに気がつきました。

得点の安定度や知識の少なさ、周りの影響で自分に向いていない物理固執していたことも敗因だったなと反省です。

午後は化学過去問を参照し、夜に文系科目の概観を済ませ来週一週間の勉強スケジュール、直近一ヶ月の勉強方針作成していきます

それではまたノシ

2023-12-16

アニメ渋谷事変見て、そういや続き途中までしか読んでないなあと思って読みかけコミックを読み始めた

死滅回遊おもんな……とおもって4巻ほど読んでないのだが、久しぶりに読んだ感想死滅回遊おもんな……だった

18巻を頑張って読んだけどいつまで続くんだこれ

2023-11-30

何も予定のない休日

最近そういう日には積読状態イーガンを読むようにしている。

朝、濃い目のコーヒーたっぷり入れ、お供にはアーモンドチョコ

窓辺にあるお気に入り椅子に座って読書する。

から晩まで読書三昧。

イーガンはなかなかに難しいので時折チョコで糖分を足し、ゆっくりじっくり読み進める。

ふと顔を上げると陽が傾き、読みかけの本をテーブルに置いて席を立つ。

湯気と良い香りを立たせるコーヒーを入れ直し、席に戻る。

読書に耽りながらより日が陰り、夜空が広がり星の姿が目に入る。

読み終えた本を置いて、ベランダに出る。

雲はない。そして満天の星空を眺めながらこうつぶやくのだ。

「さっきまでは、もっと近くで見ていたけどね」

2023-11-07

今日日記

午前は講義がないので昼に起き、遅めに家を出て電車に乗った。

田舎なので昼間だと電車内は空いており、余裕で座ることが出来た。

から読みかけ文庫ニーチェの『ツァラトゥストラはこう言った』を取り出して読むことに。

本を広げる前、顔を上げると向かいの席にはカップルが居た。

世代に見えた。空いた座席に並んで座り、随分と密着している。

よく見れば手を握っている。互いの目を合わせずとも口角の上がった顔。

俺は読書に集中しようと本文に目を向ける。

ニーチェは偉大な哲学者だ。

彼は童貞で死んだ。

かいカップルなんて、いくらいちゃいちゃしようとも世に名が残ることはないだろう。

歴史に名が刻まれるようなこともないような人間だ。

俺は読書に集中しようとする。微笑みからまれる笑い声が聞こえた。

ちくしょう

ニーチェは偉大な哲学者なんだぞ。

2023-10-06

葬送のフリーレンの始まっていない世界線

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/7-24blog.com/archives/22979976.html

を見て結構アンチいる?そんなに面白くないのか?と思って、アニメ最初の2時間枠見たら、自分好みだったので期待大です。

で、本題だけど、私のいる世界線ではまだ葬送のフリーレンの連載始まってない。ジャンプ系で言うと、鬼滅も約ネバも絶賛連載中だ。ルフィはワノ国で暴れてる。

その前の年くらいからそれまで買っていた紙の雑誌とか単行本をほぼ電子へ移行したのが原因。場所を取らなく、いつでも読めると思ったら、全然読まなくなった。たまに頑張って読んでるが、連載の続いてる世界線についていけなくて、どんどん差が開いている。

Comic Days設計がうまかった。2ヶ月しか読めないが、どうせ紙の雑誌買ってた時も読み終わったら処分していたので、その時分と変わらない。お陰で講談社系は連載の続いてる世界線に乗っている。


雑誌電子書籍アプリにも各社の個性が現れる。

マガポケ。UI全然きじゃないが、雑誌で購入したマンガは単話でも購入したことになっているのは良い点。アニメの始まったシャングリラフロンティアは、お陰で第1話から最新話まで読めた。雑誌として読む場合は、連載から連載への遷移がスムーズじゃなくて嫌い。タブレットで読んでるのに、マンガ開くまでのUIランドスケープ(横長)に対応してないのはひどい。オフラインで読めるが、UI的にそれに気がつくのは困難。

サンデーうぇぶり。葬送のフリーレンが連載してるやつ。これも操作画面がポートレートのみの対応なのはいただけない。オフライン対応してないのもどうにかしてほしい。オフライン対応してないせいもあって、積読なっちゃうと思ったら、すごくわかりにくくダウンロード対応してた。複数ログインさせないのもひどい。「次へ|前へ」ボタンを押すと、次週・前週のサンデーに移動するのもおかしい。普通は、同じ冊子の次のマンガだろ。スキップしたい作品があったら、いちいち目次を開かないといけない。すべての連載が読んでもらえると思うなよ。

ジャンプ+。わかりづらいけどオフライン対応してるのが素敵。操作画面もランドスケープ対応してるし。「⬅︎|➡︎」ボタンも期待通りの挙動(次の作品・前の作品)。マガポケ、サンデーうぇぶりは見習ってほしい。

各社、うざいポップアップが多すぎる。Comic Daysのはあまり気にならない。

Comic Daysほとんど文句はない。雑誌オフライン対応UIランドスケープOK曜日ごとの無料マンガ毎日別の連載雑誌があるみたいな感じで嫌いじゃない。イブニングとか消された雑誌の連載作品たちがこの毎日無料更新枠に移動してる。少女ファイトとかたまにしか更新されないので読み逃しそうになる。時々雑誌連載に追いついちゃったので、って毎日更新枠で連載が終わっちゃう作品もあるけど、ちゃん課金しましょうってことで。単話での購入もしやすい。

雑誌系ではないがついでに

Kindleシェアにあぐら書いてるのか知らないが、タブレット用のリーダーをもうちょっとがんばってほしい(マンガ視点で)。Kindleしか知らない人はこんなものかと思ってるかもだけど、正直劣っている。

honto。25%オフクーポンが定期的にばら撒かれる。リーダーが使いやすい。リーダーのものも使い勝手が悪くないが、あえて挙げると管理機能読みかけの本が一覧できるのが好き。あと、ライブラリから要らない本を完全に消せるのもいい。一部無料みたいなので読んで気に入らなかった作品とかがいつまでもライブラリに残ってるのが嫌なので。最近は、紙の単行本カバーの裏表とか、カバーを取った状態本体の表紙なんかも電子版に服まているが、これがhontoだけなのか、他社でもやってるのか比較してないので把握してない。honto欠点は購入書籍数が多くなったせいか、同期が重たいことと、同期しないとダウンロード済みの作品も開けないことがあること。バグだと思う。

2023-07-06

anond:20230706001421

食べたいものは食べられない(排便できないのでもう何も入らない)のでパス

行きたい風俗あったけど、血まみれのガーゼが詰めっぱなしだし痛いのでパス

行きたい旅行先はあったけど痛いし体力もないのでパス

読みかけ小説読む

・やりかけのゲーム片付ける

・可愛がってる甥っ子に小遣いあげる

・猫の世話してくれる人見つける

かな。

2023-07-04

今日気づき

今日集中力が散漫で、動画を見たり、読書をしたり、ぼーっとしたりを繰り返していた。

この文章を書いている今も、遠くの空に走る稲妻に気を取られている。

調子が良いときの一日と比べたら、ダメダメな一日だった。

だけれど、ふと感覚的に掴めたことがあるので備忘録として書き留めておきたい。

それは、小さなことでも「できたこと」を認識することで少し気持ちが前向きになるということである

「できたこと」といっても本当に些細なことかもしれない。

散歩に行くことができた

洗濯物を干せた

読みかけの本の一節を読めた

振り返れば、これまでの自分はできなかったことばかりに目を向けていた。

もちろんできなかったことを認めることも大事だ。

けれど、それと同じくらいできたことに目を向けることも大事だと思った。

明日も「〇〇はできなかったけど、〇〇はできたな」の一日にしたい。

2023-06-12

病気の時に読めるマンガ

この週末は風邪をもらってしまって布団にダウンしていた。

寝付けないあいだは布団でゴロゴロすることになるのでスマホ友達普段からそうだけどな。

最近の元気な間にやっていたゲームはいわゆるホラー系のノベルADVで(パラノマサイト)、

面白いので続きが気になるけど人が死んだりするので病気身体では気が滅入ってしまう。

読みかけマンガもみんな面白いのはわかってるんだけど、物語上の辛い展開もあったりして、元気な時に読ませていただきたい。

今回は前から気になっていた作者のウィッチウォッチを一気に購入。SKET DANCE面白かったしね。

ギャグストーリーがいいバランスでよかった。絵が上手くなってて読みやすい。ってか、これを週刊連載してるって漫画家すごいな。

他にもおすすめのゆるく読めるマンガがあったら教えてくれ

2023-04-08

anond:20230408140427

ほんとだ

SPY×FAMILYも50パー還元

もう一通り読んでるけどこの機会に買おうかな

チェンソーマン読みかけてやめたけど話題にはなるし

買ってみようかなあ

2022-12-07

増田♂52歳の考える居心地のいい呑み屋

(´・ω・`)「…ほっといてほしいんや」

(´・ω・`)「ワイはネットで『メシが美味い!』て評判の居酒屋に行って、」

(´・ω・`)「独りで離れた席に腰かけて、」

(´・ω・`)「ネットでとりあげられたウマいメニューをたのんで、」

(´・ω・`)「スマホ読みかけの なろう 小説を読みながら、」

(´・ω・`)「たのんだメシが到着するたびに『いただきますッ』てニコニコして、」

(´・ω・`)「奮発して注文した高い日本酒と一緒に、」

(´・ω・`)「誰にも邪魔されずに食事したいんや」

(´・ω・`)「…仕事で一日中お客さんや同僚と話してたから、」

(´・ω・`)「もう、」

(´・ω・`)「自分以外の他人に気ィ遣ってニコかに会話したりなんかしとうないんや」

そんな呑み屋、無いんだよねぇ…(´・ω・`)

2022-10-02

anond:20221002110530

何度読んでも読みかけだったら読み書きだと思うが、というツッコミに全く答えてなくて草。

よほど痛いところをつかれたんだろうな。

anond:20221002103651

横だけど、オレは“ここ大事だな”というページを折っとくよ。むしろ読みかけの印だけのためには折らないで、しおりを使う。

もともと紐がついてる本だとありがたい。

まあその辺の習慣は人それぞれだろ。

anond:20221002100506

どこが作り話なん?

安倍が実際に引用してたんなら、むしろ線引いた本が議員会館にあったのも事実じゃないのか?

で、引用したんなら“読みかけ”だろう。

安倍和歌引用したいだけで、最後まで本を読み通す気なんてなかったから、その本はずっと読みかけだったのかもね。

2022-09-28

国葬雑感

安倍晋三最後に読んでいた本が岡義武『山県有朋』だそうだが、

これが本当の話か、自分は疑っている。

64年前に出版された岩波文化人古典を、安倍はきちんと読むような政治家だったか

かに、山県と安倍は、時代代表する権力者であることも、

山口にゆかりがあることも、顔が長いことも同じだが、出来すぎた話である

同書は山県に概ね批判的だった。

もし本当に読んでいたとしたら、どういう感想を持ったかは興味深い。

しかし、一月前に死んだ大隈重信国民葬比較して、

山形国葬が「ガランドウの寂しさ」だったことは有名な話で、

これだけ論議を呼んだ国葬スピーチを、山県の話で締めくくる菅義偉も、

それを素直に感動する不勉強国民も、ちょっとどうかと思うよ。

岡義武は山県の死について、こう書いている。

一方の安倍が、同様に忘れ去られるかは、これからのことである

[山県有朋の]支配の基礎は、民衆にはなかったのである

民衆は、彼にとっては、支配の単なる客体にすぎず、

従って、彼の権力意思支配機構を掌握することへと集中されたのであった。

彼は終始民衆から遊離したところの存在であった。

から見捨てられていた民衆は、それ故、また彼を見捨てていた。

そして、彼の死に対しても冷かであり、無関心であったのである


10/5 追記

驚くべし、流し読みかも知れないが、どうも読んでいたらしい。

しかし、さらに驚いたのは、同書を安部に勧めたのは、

山県を「信奉」していた右派経済人葛西敬之だということ。

普通に読んだら、嫌われ者山県有朋、という印象が残るはずの本を何ゆえ…、

と思ったけれども、官僚掌握術の参考になる、なんて吹き込んだのじゃなかろうか。

伊藤之雄山県有朋 愚直な権力者の生涯』はずっと山県に同情的だが、

葛西は気に入らなかったか、読んでいなかったかだろう。

で、安部感想は以下の通り。

2015年1月12日

今日官邸で開催された来年予算についての政府与党政策懇談会に出席しましたが、

週末三連休、一昨日はゴルフ、昨日はお墓参り河口湖山荘でゆっくと過ごしました。

その間、読みかけの「岡義武著・山縣有朋明治日本の象徴」 を読了しました。

知人から進められ手に取ったものです。明治元勲で彼ほど嫌われ、

同時に自身権力を集めた人物はいないでしょう。同じ長州人でありながら、

路線等の相違から権力闘争の敵対者となる伊藤博文とは対象的です。

伊藤の死によって山縣は権力を一手に握りますが、伊藤暗殺に際し山縣は、

「かたりあひて尽くしし人は先立ちぬ今より後の世をいかにせむ」と詠み

その死を悼みました。本心だった様に思います



あの本を読んで、ここをピックアップするか!?と思ったけれども、

安部最後まで赤城俊夫さんや山上徹也、社会歯車だったり、

社会に潰される吾々ゴマメのような人間気持ちをわからなかったように、

一般人総理大臣気持ちなんか、わかるわけがないのだ。

とすると、岡義武がさらりと書いた伊藤暗殺下りこそが、

100年後の権力者安部にとって最も心打たれたところだったというのも納得できる。

人間は、一般人学者総理大臣も、自分甲羅に似せて穴を掘る。

自分勝手に、都合よく物事解釈する。

岡義武は、「自著は権力者を自省させるに至らなかったか」と

あの世でガックリしたかもしれないが、山県有朋からすれば、

ついにわが「本心」を知る者あらわる、なんてところかもしれない。

だけれども、山県や安部のせいで、どれだけ人が死に、不幸になったのか、

ヘタクソな歌を書いて、それをわざわざ持ち上げやがって、というのが

ゴマメたる自分の率直な所感なので、「英雄英雄を知る」ではなく、

「同じ穴の狢」が山県と安部にふさわしい言葉だと思う。

2022-08-26

細切れの時間を使うのが下手くそ

共感してくれる人いるかな?

1時間自由時間 x4 より2時間自由時間 x2

2時間自由時間 x2 より4時間自由時間 x1

の方がいろんなことできるっていう感覚

仕事でも、家事でも、趣味でもそうだけど、着手する前に考えたりとか準備したりで時間食うじゃん。

から細切れの時間だと、準備時間で実動時間が取られて効率いから、なるべく自由時間はごっそり固めたいって感覚がある。

さて、私生活の話で恐縮だが最近パートナーができた。この相方がやたら要領いいタイプで、ちょっとでも時間ができたら予定を詰め込みたがる性格。なんで平日の夜でも、土日の午前中とかでも、隙間時間が有れば一緒に出かけたいと誘われる。

はじめは楽しくて仕方がなかったのだけど、最近最初に書いたような自分時間管理特性上、自分1人の時間をまとまって取れないことが大きなストレスになってきた。まとまった時間がないとキッチリ掃除できないから部屋は荒れるし、趣味読書読みかけだらけになってしまった。

まあ人間の行動特性タイプの違いって話なんだろうけど、そろそろしんどくなってきてどうしようって感じ。

2022-02-13

anond:20220213141215

オヤマダ「読みかけの、殺人者ーのー、本のページをめくっるっう~♪」

2021-12-07

anond:20211207213915

アンタもアイツと同じかい、「読みかけ殺人者の、本のページをめくる~♪」て歌ってカッコつけたいアホか?

2021-12-02

読みかけの本。

 第9回BL小説大賞に出品したせいで先月は自分創作(出品作の直し作業)が忙し過ぎて、本を読むとかいう気分ではなく、読みかけて積んでしまったものが多かった……。

読みかけ挫折or挫折しそう。

アンタッチャブル』(馳星周

 馳星周先生作品って、少年漫画青年漫画二次創作BLを覚えた人間にはヒャッホー! な、ヒリヒリとした男同士の関係性を描いたものがちらほらある。私は『生誕祭』が好きだなぁー。けどここしばらく馳作品を読んでなかったなと思い、バディものだというし面白そうだなと思って本書を手に取ったのだが……。

 冒頭がすごくダルい。今まで読んだ馳作品の中でここまでダルいと思ったものはなかった。うぅ……なんだこれ。でも作者あとがきには楽しんで書いたって書いてあるんだなぁ。作者が楽しんで書いた作品駄作法則発動か、それとも中盤から急に面白くなるのか。わからないけど、十分の一くらい読んで脱落した。


私立探偵麻生龍太郎』(柴田よしき

 BL字書き仲間から、「柴田よしき作品BLだよ!」と教えられて、どの作品BLなのかわからないまま、とりあえず目に留まった本作を読み始めた。しかし、最近の私にはBL貧乏神でも憑いているのか、これもいきなりダルくてくじけそう。某BLレビューサイトマンスリーくじも外したし、散々な気分だ。



遅々として進まないけれど、頑張って読んでいる。

武漢日記』(方方)

 中華BLかぶれて中国に興味を持った私、感染症がどうかというよりかは、中国市井の人々の暮らしぶりを知りたくて、本書を読み出した。これは興味深い。封鎖下の武漢の人々の暮らしぶりもよくわかるが、中国一般市民暮らしや考え方も見えてくる。ステイホームするしかないので、著者のだしてくる話題ネットの話多めなんだけれど、中国ブラックジョークとか、漢詩パロディーとかが興味深い。

 中国といえば言論の自由のない国というイメージだけれども、それでも人々は完全に右へ倣え(いや左へ倣えかな。)している訳でもなく、動画血気盛んに行政批判地方自治体disくらいなら意外と大丈夫だったりするの?)や罵倒をしていたり、ユーモアを交えて上手く規制を交わしつつ本音吐露しているようだ。

 ちょっと意外だなと思ったのは、中国人達プライバシー大事にしている。自由感染症対策を天秤にかけてどっちを取るかっていう議論が出てきたりとか。また、感染症対策大事だけれども経済を回すのも大事でしょう、とかい意見も出たりして、完全に共産主義なのではなく、資本主義的な考えも取りれているようだった。いや、資本主義というよりは現実主義なのかな。

 著者の方方先生基本的当局を支持し信頼していると繰り返し述べつつ、極端な思想極左)は人々の暮らしに悪影響をおよぼすとも主張している。そしてよくネトサヨから攻撃されたりブログサイトからアカウントブロックされている。

 思い切った都市封鎖で徹底的に感染症対策をしたにも関わらず、なかなか感染者数が減らなかった武漢。本書は日記なので、リアルタイムにその状況を体験して書いている方方先生や、一般武漢市民にはどうしてこんなに長く閉じ込められなければならないのか、分からなかったようだけれども、この翌年に俯瞰で見れる読者の私には、さもありなんと思える記述が所々にある。一般市民の多くはステイホームをしていたものの、当時の武漢にはホームレスもいれば貧民街も一部にあったらしく、それらの困窮生活者は生きる為にいつも通りの暮らしをしていたようだ。また、物資の配給に従事していた人々……多くは市の職員ボランティアだ……の感染症対策情報不足物資不足から万全とはいかなかったようで、それが感染拡大に影響していたのではないかと私には思える。

 日本でも他山の石とすべき所は、役所というのは日常仕事様式から、どうしてもフレキシブル対応が苦手となってしまう、という点かなと思った。こればかりは国の主義とか関係ない感じがする。全体主義・強権主義的なところのある国は感染症のような問題には強いと、外の我々には見えたけれども、現実にはそれでもかなりの苦労があったことが本書にはありありと書かれている。

 ……とまあ長々と書いたけれども、まだ半分ちょっとしか読んでないので、頑張って続きを読む


女性の生きづらさとジェンダー 「片隅」の言葉と向き合う心理学』(心理科学研究会ジェンダー部会

 BL関係ないけど。読んでみれば、一般社会から顧みられることのない、普通から脱落した女性たちの暮らしものの考え方、世界の捉え方が書かれていて、興味深い。のばらあいこ先生の『秋山くん』『寄越す犬、めくる夜』の登場人物(こっちは主に男性だけれども、所属階層はほぼ同じだろうな)の日常とかを思い浮かべつつ読んだりとか。

 性的逸脱行為を繰り返す少女が、自らの価値を「需要」のある無しで語るくだりとか、衝撃を受けた。しかし、そこまで荒れた生活を敷いられているわけでなくても、自他を使える使えないで見ている人というのは世の中にはとても多いというか、ただそこに存在することさえ許されない、役に立つの義務であるかのような圧が社会全体にのしかかっている気はするよなあ。そういう圧が、社会の中の一番弱い人々を押し潰してしまうんだろうね。

 非行犯罪少年院に入れられた少女達が、更生教育を受ける中でやっと自分存在肯定することを覚えるということ。世間的には少年院に入るなんて罰だとしか思われていないけれど、そこが人生の根幹の部分を学ぶ唯一の場所であるという人も世の中にはいて、必要場所なんだなあ。しかし、女子少年院を出てから数年後に悲惨な姿でまた戻ってきた女性の話しは重く辛かった。せっかく自分を大切にすることを覚えても、彼女ゴミのようにしか扱わない人しかいない世界に戻っていくんだね。ネンショー出だということで……。

 まだ四分の一くらいしか読んでない。辛いけど最後まで読むぞ。


から読むBL

『飛行少年ズ』(野火ノビタ

 唐突に、紙の同人誌なんか家に一人で居られる昼間しか読む暇ないじゃん! と思って宝箱から発掘してきた。幽遊白書同人誌、なんだけど、表紙からして誰おま。これが野火ノビタクオリティ。だが読めばなるほど蔵飛……そしてエモい

 実を言うと蔵✕飛は特に好きではないが嫌いでもなく、しか野火ノビタ先生作品に限っては超好きなので本を買ったという。私自身は幽白の最推しカプは男女カプなので、表向きには蔵飛読むなんて言えない。腐に媚びてんじゃねぇと陰口を言われるので。BLのカプでは仙水✕樹が好きだな。推しても誰とも喧嘩にならないし。



という訳で、今日は久しぶりに読書の日と割り切って、ひたすら読むぞ。

2021-11-15

俺なんかとっくの昔に狂ってしまったよ

改札の目の前やエスカレーターの出口で急に止まるやつがいればとっさに避けて自分若さ感謝

ぶつかってしまったらすみませんといって、謝れもしない相手に対する優越感に浸る。

出社して業務押し付けてくるやつがいれば、そいつのおかげで自分はこの会社仕事を失うことはないと安堵し、ろくに仕事せずに丸投げしてくる上司がいれば口では「お任せください!」といって、裏ではお前のポジションいただくのちょろいとほくそ笑む。

スーパーで買い物するとき自分では食べようとも考えないもの抱き合わせてくれてありがたいと思い、黄色いポップを見てはおかげで情報を疑う目が養われるぜと修行に励む。

たまたま並んだレジが遅かったら運の悪さをこんなところで落とせてラッキーと思い、時間がかかりそうだと思ったらすぐに切り替えてスマホを素早く取り出して読みかけ小説を読んでは、何もせずに苛ついてる他人動物園気分で楽しく眺める。

クイックペイは使ったことないけど、店員さんにはクレカについたEdyマークを指差しながら必ず相手が聞いてくれるであろうタイミングで「エディでお願いします!」とはっきりという。エコバッグレジで並んでいるうちに見えるように手にかけておく。ほしいときレジを打ち始めると同時にまっさきに「袋お願いします!」というので、忘れられたことはないが、レジに打ち忘れている人はよくいるので、袋打ちましたか?と聞き直すことは結構ある。レシートもらってからの打ち直しのほうが面倒くさいから、たまに舌打ちされるけどトータルの期待値で行動するから気にならない。

食事をしながらyoutubeは見ない。すまない。目の前の食事と向き合っていたいので、家族恋人以外の顔をみながら食事はしたくない。心地よい音楽を流すと落ち着けて良いぞ。

食事以外で動画を見るとき広告が始まると同時に手元の本に目を移して、適当に終わったら動画に目を戻す。基本的に常に広告に備えて別のものを用意しているので、CMを作っている人には申し訳ないけど開始2秒までしか内容を知らない。

サジェストについてはよくわからない。興味ない人間の顔はじゃがいもしか見えてない。

電車が遅れたときは次に来た電車にギュウギュウになって乗り込むのが嫌だからある程度空いてくるまホームで本を読んだり見ようと思ってた動画を見たりしている自分は、電車に乗り込もうとするマジョリティに比べれば相当に普通ではない。

要約すると、世の中には放っておくとストレスの原因になるものだらけなので、そういう種を少しでも見つけたら自らの行動を変えて潰す、回避する、優越感に浸るためのきっかけにしている。

そうして意味のわからないことで他人と比べて優越感に浸っている俺なんかとっくの昔に狂っているのだと思う。

これ以降の内容については、自分とは異なる狂い方をしている人がいるんだなと思って、そういう情報はすべてそっ閉じするようにしているのでなんとも言えない。

知ってしまえば無視できないのも人間。知らなくていい話がたとえサジェストで上がってきてもわざわざ自分からはそれ以上に首を突っ込まない。

ただ一つ言わせてもらえば、増田はどこからどう見ても人間だよ。トラじゃない。

トラになりたくないっていう恐怖に怯えてるかもしれないけど、どれだけ狂ってもトラにはならないか安心して狂って良いよ。

https://anond.hatelabo.jp/20211114154151

2021-10-12

[] 216

 独り身で友達もいなくて実家住みなので、自由時間がたくさんある。

かにハマっていないと退屈なので、いろいろやりたい。

今日仕事終わりで夕飯食べ終わったのが22時くらいで、自由時間満喫したくて読みかけ漫画を読み出して、気づけば4時だ。

体型がデブまっしぐらなので、筋トレとかしたい願望はあるけど、リングフィット放置してた。

思いついたのが、カフェインを一日中取り続けて年中不安の民なので、カフェイン減らして睡眠取ること。

コーヒーは、母親の好物だ。コーヒーを断つの母親と別れるみたいで抵抗感がある。

一人暮らしするから母親と離れて暮らさないといけない。

母親存在意識しないくらいいるのが当たり前のものになっていて、でも、離れなければいけない。

コーヒー大好き過ぎて飲まないなんて考えられないけど、減らしていかないとな。

コーヒーなしで生活するの、個人的には結構チャレンジから、やってみるか。

2021-10-01

anond:20211001163756 anond:20211001165243

罵りではなく文字通りの意味IQ低いやつでも賢そうな文章を書くやつは書くぞ

 

ずっと増田文章がどうたらって言い続けてるっぽいけど

ブランド物で身を固めるのと同じような非常に意味のないものだと思うよ

外面をどう飾るかではなく、大事なのは中身だよ

いったい増田は誰に対して虚勢を張りたいのだろう?ってずっと思ってるよ

 

もちろんプレスリリースとかカスタマーメールとかはハッタリが必要ではあるけど

そういう本買って枠にはめるだけだぞ

 

お仕事文章じゃなくて、小説エッセイを書く際にどうしても飾りたいなら文体模写したら?

これも以前も書いたけど、昔2ch(5ch)で文体模写流行ってた

商業小説出してる人が言ってたけど、絵と同じく写経大事みたいよ

下記は、村上春樹風にカップ焼きそばを書いたやつ

 

村上春樹 『1973年カップ焼きそば

 

きみがカップ焼きそばを作ろうとしている事実について、僕は何も興味を持っていないし、何かを言う権利もない。エレベーターの階数表示を眺めるように、ただ見ているだけだ。

 

 

勝手に液体ソースとかやくを取り出せばいいし、容器にお湯を入れて五分待てばいい。その間、きみが何をしようと自由だ。少なくとも、何もしない時間がそこに存在している。好むと好まざるにかかわらず。

 

 

読みかけの本を開いてもいいし、買ったばかりのレコードを聞いてもいい。同居人の退屈な話に耳を傾けたっていい。それも悪くない選択だ。結局のところ、五分間待てばいいのだ。それ以上でもそれ以下でもない。

 

 

ただ、一つだけ確実に言えることがある。

 

 

完璧湯切り存在しない。完璧絶望存在しないようにね。

 

 

ーーーー

ミーティア]『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』が面白い | 菊池

https://meetia.net/book/moshiyaki/

 

2021-09-18

身の回り情報整理ができない奴は伝達がヘタ

まず俺の車内は物が散乱していて汚い

後でまとめて集計しようと思って散らかしてあるレシート

助手席に置かれた読みかけ文庫本

頻繁に使うから無造作に入ってるゴルフクラブなど、様々な物が散乱している


しか職場デスクパソコンだけは常に整理するようにしている

何故なら、ここを整理しておかないと仕事が捗らないし、何か聞かれた時に書類が無い・メモの紛失などで時間をかけるのが無駄からだ。汚くても優秀なやつは優秀らしいが例外から省略

まず机の上に物や書類無造作に置かれてるやつは論外。自分で把握できないなら他人が把握できるわけがない

次に机の上が綺麗ならいいんだろ、と引き出しの中にぶち込む奴もダメ。見た目は解決するが根本的な解決には至ってない

データ化すればいいんだろ、となんでもかんでもパソコンの中にぶち込む奴もダメ。多重階層でどこに何があるか分からないとか、メモを書いたのは覚えてるけどすぐに見つけられないなら意味が無い

要するに整理というのは、仕事効率を上げるためのものであって整理したところで実用性が無いなら全くの無価値

定期的に「あの書類が無いんですが」と言われるのだが、自分の周辺で書類が紛失するのは基本的に無い。念のために確認もするが、置き場所は決めてあるので、無いです。とすぐに断言できる

これがもし、そこかしこ書類を置くような人間だとどうなるか。「もしかしたら埋もれてるかもしれないので探しますね」となってそれはもう時間無駄になる。最低でも二人分の時間無駄

これはパソコンファイルでもそう。ファイルがあるのは知ってるんですが、場所が分からないんです~とか最高に時間無駄

そしてちゃんとした整理が出来ていないと、報連相をする時にも支障が出る

まず報告するにあたって、何が問題なのか把握しなければいけないので見聞きした情報を整理しなければならない

次に連絡するにあたって、何を連絡するべきなのか考える必要がある

最後相談相談をするということは相手理解をしてもらわなければいけないので、自分が何を伝えたいのかまとめる必要がある


ものすごい当たり前なのだが、これが出来てないやつが多い

説明がヘタですみません。と言うやつもいるのだが、説明がヘタだから何だというのだろうか。説明がヘタなので後は察してくださいと責任を丸投げするつもりなのだろうか

こういうことを言うやつは大抵が、物の整理・情報の整理が出来ていない。自分では片づけた気になってるが、実際は適当に押し込んだだけで把握できていないから、人に何かを伝える時にも伝え方が乱雑になる

2021-09-08

はてブアプリから「さっきのTogetter読みかけやで」と通知が来た

うむキモい(なお指摘は正しい)

設定で「読みかけ通知」というのがあるので粛々とOFFである

アプリの設定をキャッシュごと今日消したから、内部ブラウザで開くように設定が戻ってて、だから読みかけを検知されたのか

ところで読みかけってどこまでが読みかけ判定なんすかね

スクロールバー位置を見てるのかな

2021-08-03

ひきこもループ

僕の部屋は春夏秋冬いつでも22度だった。ワインセラーの様に一定に保たれた室温は、外の世界へ羽ばたこうとする僕のやる気を削ぎ、やがて窒息させた。

梅雨明け太陽に照らされたアスファルトを窓から眺めていると、3人の家族が歩いていた。この眩しさはあの3人の為の物なのだと思い、壊れかけのカーテンを強めに締め、定位置に戻る。こうして外の世界を見てしまったあとは、僕を母親の胎内のように優しく包み込む羽毛布団を愛して離せなくなった。

ぬるい室温で育ってきた僕は、働かなければ死ぬという当たり前にすら直視出来ずに死んでる様に生きていた。多分そう、これからもそうなんだ。

ある日の早朝、僕は一匹の野良猫出会った。出会ったというには少しだけ遠く、分厚い壁を隔てていたが僕の認識では確かに会っていた。

窓の外から見た黒猫はニャーニャーとおばあちゃんの手に頭をこすっていた。昔テレビで見た知識だが、猫が人間の足や手を孫の手のように使っているという事を僕は知った。

なんとも落ち込む話ではあるが、眼前に映るおばあちゃんと猫は確かに愛し合っているように僕は感じた。

猫を撫でる柔らかさと温かさを想像You Tube補填してみたが、予想通りに可愛いし愛くるしい。

想像できてしまうから、僕は外に出ないんだ。どうせ面白くないと飲み会を断り、どうせ俺なんかと女の子の誘いを断り、どうせ続かないと何一つ始めない。

被災者でもないのにシェルターに逃げ込む自分今日は不健康に思えて仕方なかった。

そんなことを考えていると、内から鍵をかけたはずの扉が勝手に開いた。僕はいつの間にか扉の向こうにいた。

手探りで人間模倣をする怪物のように、歯を磨き、顔を洗い、髭をそった。想定を超えて伸びた頭髪は、ツヤもなく、パサパサとしていて普通にキモいなと思った。

洗面所を出て、久々に見たリビングには僕の分の椅子もある。僕はパンを焼いた。母親が買ってきていたのであろう6枚切りの食パンブルーベリージャムを塗りたくった。何となくコーヒーも入れようと思い、ポットでお湯を沸かし、クルクルと注ぐ。

サクサクパンブルーベリーの甘さがたまらなく美味しかった。多分ブルーベリーの青さがそうさせている。僕の視界はずっと白黒だったから。

コーヒーは黒くて苦い、でもパンには合った。コーヒーの優しさに気づいた僕は、勢いのまま友人にラインを送ってみた。

「お疲れ。今日飲まない?」

となると、このままでは怪異だ。僕は髪を切らなければならない。僕は、父親から貰ったポーチに財布と2年間読みかけ文庫本いれた。

さて、準備完了だ。多分このときの僕は一般人間と比べると不快で、不清潔でだったと思うけど僕なりに身なりは整えていた。

靴箱から自分の靴を取り出すと、数年越しに仕事を貰えた靴が生き返るようにホコリを散らした。パンパンホコリを払うとシャープロゴがカッコいい。

玄関の扉に手をかけるが扉が開かない。押しても引いてもビクともしない。怖いから?違う、鍵がかかっていただけだった。

僕は扉を開けた。

「「「うおおおおおおおおおお!!!!!」」」

太陽セミマラソンじいちゃんが夏に燃えていた。

外のエネルギーはとてつもなく、ずっと家にいた僕は打ちのめされた。しかし、このエネルギーと僕は戦うんじゃない、夏と一つになるんだ。

僕も夏になる為に、少し激しめに靴をトントンした。

近所の遊歩道を目指して歩いていると、犬のウンチを片付ける老人と、ウンチなんかしてませんよ?みたいな顔でリードを引っ張る柴犬が格闘していた。

俺も負けてらんねえな。と思い負けじと僕も住居の庭から伸びている葉っぱを千切り対抗する。

しばらく歩いていても猫ちゃんの姿はなかった。自販機コーラを買い、公園のベンチで飲みながら上を見上げた。久々の木漏れ日は、白熱電球の明かりしか浴びていなかった僕にとっては気持ちの良いものだったけど、「木陰ってこんなに暑かったっけ。」と呟くほどには暑かった

公園時計を見てみると7時半をさしていた。30分ぐらいしか外には出ていなかったし、猫を見つけることもできなければ、美容室に行くことも、文庫本を読むことすら出来なかったけど、下手くそ時間割りでも外に出られただけで僕の一日は輝いた。

空き缶をゴミ箱に捨てるとカランと良い音が鳴った事に、いや、この散歩の間に起きた事象全てに感慨深くなる。最早そこにこそ生きる意味見出していた。

Tシャツがベトベトになる事を、不快と思わずシャワーを浴びる理由と考えるだけで人生が楽しかった。

そんなことを考えながら、僕は帰宅した。

早速Tシャツジーンズ洗濯槽にいれる。夏にジーンズは無かったなと今になって思いながら、ほぼ冷水シャワーを浴びる。ガシャガシャと頭を洗っていると、耳の裏からでっかい皮脂みたいなのが取れて自身の不清潔さにゾッとした。 

体を泡で洗っていくと、風呂場の温度で体が温まっていくのを感じ、再び冷水シャワーで体を流した。

ほぼ震えながら体を拭く。下着の棚には僕の物もあり、僕の部屋着も入っていた。当たり前なんだけど、僕は家族と4人で暮らしていたんだ。

コップに氷を3粒落とし、麦茶を入れて飲む。TVをつけるとニュースがやっていて、今は新型ウイルスによる未曾有の事態の只中にいるという事を思い出した。そういえば、外出している人はみんなマスクをしていた。自分が引きこもっている間に時代が変わってしまったんだな。と思った。

タイムスリップ開けのテレビは新鮮で、食い入る様に見ていると、母親の寝室の扉が開く音がした。コツコツと階段を下ってくる。いつもなら刑務所の看守に怯えるように息を潜めるが、驚く事にリビングのドアが開いたとき僕は、「うぃー!おはよ!」と気持ちの良い挨拶かましていた。

「はあぁ!」と腰を抜かす母親自分温度差に、自分ニートだった事を思い出す。そりゃそうだよな。

「良かったね。」母親が泣いていた。僕も「うん、猫が・・・」と言いそのまま泣いてしまった。

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