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はてなキーワード: 歯車とは

2024-02-01

普通の人は20代結婚できてます

30過ぎてしまったのにいまだに結婚しようと思うのはやめてください

もう遅いんです

婚活とかしないでください

社会歯車として既婚子持ちのまともな人たちを支える側に徹してください

劣化遺伝子を残して子供を苦しめないでください

2024-01-31

脚本家擁護脚本家"だけ"を叩いてる人へのカウンターでしょ

私も書いたけど、脚本家なんか実写化においてはプロデューサーをはじめとする実写化にかかわるあらゆる関係者利害関係を整理しながらその中で視聴者をある程度納得させるストーリーを作るっていうパズラーしかないわけ。パズルピースを作ってるのは脚本家じゃないし、そもそもテレビショーの脚本家なんか本人すら歯車の一つに過ぎない。

なのに世間では「この脚本家廃業させないとまたクリエイター死ぬぞ」とかめちゃくちゃ言われてる。

今回の問題は、もちろん"あらゆる関係者"の中でも重大一人である原作者の利害の調整に失敗した上に、その利害関係者(あれは原作者だけじゃなくてプロデューサーもだけど)をインスタで刺した脚本家にも少なくない責任があるのは事実だけど、この脚本家一人を廃業させていやー悪が退治されてスッキリ!って問題じゃない。

言ってることって「街路樹伐採した張本人ビッグモーター社員逮捕された」から、これで街路樹伐採されなくなるね、よかったよかったってのとなんも変わらんじゃん。でもそっちは「逮捕すべきなのは実行犯じゃなくて社長副社長じゃないのか」って意見で溢れてる。実際、ビッグモーターの社風が伐採をさせたわけじゃん。

今回、実際に脚本を「改悪」した実行犯脚本家だけどそれを指示した奴や、そうせざるを得ない大きなシステム存在することは事実なわけ。脚本家がどんな条件で仕事を請け負ったのかも出てきてない。どこまで原作者テレビ局の契約を聞いていたのかもわからない。

こうして釘を刺すことで余計なことをする脚本家が減るって思ってる人もいるけど、脚本家なんか適当な偽名をクレジットすることも可能だし、なんならクレジットに載せないようにすることすら全然可能なんだよ。フリーの有名脚本家が嫌がってもテレビ局が契約してるお抱えの脚本家に書かせることだって可能テレビドラマの脚本やりたい奴なんかマジで掃いて捨てるほどいる。

日本テレビが抱えるスポンサー芸能事務所ありきのテレビドラマっていうシステム自体もっと深く考えるべき時期が来たって話で、脚本家を叩いても別にそこからは何も生まれない。

2024-01-20

anond:20240119120225

夜鷹の夢 (ゾイドジェネシス

戦記物アニメの短縮版とフル(反戦ソング)では受ける印象が全然違くて凄いよ!

以下はこんな感じの印象とういうか個人的解釈によるストーリー再構成的なもの

アニメ

辺境の地の人々は押し付けの「正義」によって抑圧されていた

主人公たちは彼らのために立ち上がり語る

辺境の人々は同じ人間であり「正義」に屈しない生命力があり

解放という長年の夢は今こそ叶うと

https://www.youtube.com/watch?v=2denCMmst2g

フル

戦争の中で歯車になるしかないステルス爆撃機パイロットは爆撃によって見知らぬ大勢の人を殺していることを知っている

上空から見る光景は非現実的だし、爆撃する土地がどういう名前でどういう人が住んでいるか知ろうとしないことで心を守っていたが

犠牲者のことを考えずにはいられなかったため彼の現実妄想侵食され悪夢と呼べるようなものに変わっていた

そしてとうとう撃墜されて彼は悪夢から解放される

https://www.youtube.com/watch?v=dOmYo00NpfM

2024-01-05

有名人は換えの効かない歯車

「あー、その部品、もう絶版なんスよー」

廃車にして、乗り換えるしかない🤔

バンドマンYouTube活用

とっくに知ってるよという人は「とっくに知ってるよ」とコメントしてくれ。

YouTubeには楽器プレイヤーに役立つ機能がふたつある。

いやもっとあるかもだが、ここで紹介するのはふたつだ。

 

ひとつは「再生速度機能

歯車アイコンの中にある。

動画再生速度を0.25倍速~2倍速の間で変えられる。スピードを変えてもピッチ音程)は変わらない、素敵機能だ。

かいフレーズを聞き取るのも、ゆっくりで繰り返し練習するのにも重宝する。

 

そこに組み合わせたいもうひとつ機能が「クリップ機能

評価ボタンや共有ボタンの並びにある。

動画の中の任意区間を繰り返す、いわゆるABリピート機能提供する。

クリップの長さは1分までということと、作成したクリップ名前をつけて保存する必要がある(したがって、ログインユーザーでないと作成できない)ことに注意。

 

このふたつを組み合わせると、任意区間ゆっくりエンドレス繰り返し再生できる。練習にうってつけだろう?

 

まずは0.5倍速で運指やニュアンスをしっかりと把握し、0.75倍速で繰り返し練習する。

0.75倍速が完璧になるまでは等速に戻らないこと。急がば回れ、だ。0.75倍速が鼻歌まじりで弾けるようになる頃には等速もそこそこ弾けるようになっている。0.75倍速もあやしいまま性急に等速を練習するよりも、0.75倍速をきちんと仕上げてから等速にステップアップするほうが(たいていは)近道なのだ

 

幸運を祈る。

2024-01-04

とある宮城県民が考察する羽生結弦離婚騒動

羽生結弦氏の離婚騒動について正月実家帰省中コタツで親類と世間話をしていて考察した話。

からなんの根拠もない話だしオバサンの井戸端会議レベルだけど 文春の報道なんかよりはしっくりくるかな〜くらいの話。

私は羽生結弦と同世代で同じ宮城県民。

から羽生くんはスケートで注目され始めた時からテレビなんかでちょいちょい見てた。

卓球福原愛とか、歌舞伎役者の子供なんかと同じで、テレビを通して子役から知ってる有名人みたいな感じ。昔はたまに地元テレビ局が学生羽生くんに密着取材とか特番でやってたし。

ンで、宮城なんて田舎から羽生くんちがどんな家かみたいな話もみんな知ってる。

まあこれらソースなんかない噂話なんだけど。

お父さんは公立学校先生で(退職前は校長先生やってたなんて話も聞く)お母さんが羽生くんのスケートに関して面倒見てて、遠征費用とか工面がすごく大変で、衣装なんかもお母さんが手づくり。(ちなみに衣装が飾ってあるの仙台市内で見たことある。コレ手作りなんだ?!てびっくりするレベル)

いやもちろん外部コーチとかスタッフかいると思うけど、率先して面倒見てるのはお母さんてイメージ

そもそも羽生くんは小さい頃、虚弱体質で食べ物アレルギーとか色々あって、スケート衣装とかもチクチクするやつはダメとか、とかくお母さんが色々面倒みないとアカンみたいな。(偏食って話も聞いたことある)

もちろん本人の才能や資質デカいけど、

小さい頃体の弱かった羽生くんがスケート大成できたのはお母さんの支えのおかげみたいな、そんな認識は昔からなんとなくあった。とにかくそんな話はよく聞いてた。

まあこれらソースなんかない噂話なんだけど。(2回目)

で、現在まで。

羽生くんは世界ですごい実績残してきたし、宮城県民的にもスーパースターである

でも羽生結弦という選手をずっと支えてきたのは間違いなくお母さんだし、家族一丸で支えてきた事は変わらないんじゃないかと思う。

たぶんだけど羽生くんのお母さんや家族の全力のサポートが無ければこんなスーパースターにはなれなかったと思う。

でも考えてみれば羽生くんちは元々普通家庭なんだよな。ましてやお父さんは公立学校教員だし。お母さん、羽生くんがスケートやってなかったら専業主婦とかだったかもしれないし。

から羽生結弦」が選手として大成するために 一般家庭にとっては想像出来ないほどの羽生結弦への沢山の投資犠牲があったには違いないと思うのよ。だってスポーツアスリート一族ってわけでもないだろうし。

(まあスケートでの賞金とかスポンサーとか色々ついてんのかは知らんけど)

それでもスポーツ選手一般人の生活の違いはまあ想像できるし。食事やらレッスンやら遠征費用やら衣装やら、色々。お金は桁違いでかかるだろうし。

で、お母さんはいわば羽生くんのそれらの難題を全速力で駆け抜けて解決してきた 公私共マネージャーみたいな感じかな?てイメージ

当然お母さんは小さい頃からずっと生活全般を全力でサポートしてるわけで。羽生くんが現在まで心身ともに何もかもお母さんを始め家族に支えられて社会生活送ってても不思議では無いというか。

いわば羽生結弦一般家庭生まれなんだけど「特別」な「スケート王子様」みたいなもんじゃいかと。

貴方特別存在なんだからスケートに集中して!!!という具合にスケートをする以外のことは他の人がみんなやってくれる環境なのかもしれないなと。

(てかそうじゃないとスケート選手生活なんかとてもじゃないが維持できないのかもなと)

から羽生結弦スマホを持ったことがないって話が一部報道で出てたのを見たけど

アレも全然不思議じゃない。

羽生結弦という存在日本にとっての宝みたいな側面あるし、それを支える家族側にも精神的・金銭的な影響はデカいだろうし

個人的羽生結弦は「スケートをするための人」つまりスケート以外はした事がない、てイメージだし。(まあアスリートなら当たり前かと)

で、羽生結弦天下人になった現在

おそらく羽生家は今や「羽生結弦」っていうブランドを維持する芸能プロダクションみたいな感じなんじゃないかなと。

いわば家族経営町工場みたいな。

家族みんなで支えていかないと回らない会社みたいな。

羽生結弦って大物タレントが1人

マネージャーのお母さん

で、サポートに入ってるお姉さん

元々会社経済基礎を支えてたお父さん

みたいな。

しかバリバリマネージャーだったお母さん、私の母親世代だったら ぼちぼち60歳も近いはず。体力的にもキツくなってくるだろうよ。

もう全力で息子と一緒に世界を駆け巡る年齢じゃなくなってきてる可能性は高い。

今は実のお姉さんがマネージャーにサブで入ってもらってゆくゆくは姉と弟二人三脚、みたいな構想が両親の中であっても自然だと思う。お姉さんも家族として嫌でも母親と弟の姿をずっと見てきただろうし。

そうやって「羽生結弦」というブランド運営する側は役割が完結してたんじゃないか

で、めでたく羽生くん現役引退

段落してこれからスタート

運営側の家族も再スタート!(だったとしよう)

でも羽生くん本人に更なる転機がやってくる。そう、「結婚である

で、問題結婚相手

羽生結弦という王子様はお嫁さんに「本物のプリンセス」を連れてきてしまったんじゃないだろうか。

(報道で見る限りプリンセスでしたけど噂になってる人がホント羽生くんのお相手ならですがね)

まあただの一般庶民て感じではないだろう。

これも想像だけど、家族経営ギリギリ回している所に 王子様とプリンセスが増えた。

で、これもマジで想像だけど

今まで王子様1人の身の回りサポート家族がいっぱいいっぱいだった所にプリンセスが更に1人増えたらどうなるか?

まあ普通に考えたらキャパオーバーになるんじゃねえか?????????

話は逸れるけど

例えば歌舞伎役者とか相撲取りの嫁になった場合、色々役回りとか大変なこととか 素人でもうっすら認識できるかと思う(それこそ密着取材とかあるしね)

でもそれは伝統文化として色々確立してるからであって

例えば元々一般家庭で母親を中心に家族一丸となって支えられてきたフィギュアスケーターの妻ってのがどんなもの

必要役割必要スキルマッチした人物像とかそんなものは明確には確立されてないんじゃないかと思う。

で、話は戻って羽生くんは自分最愛の人を連れてきた。

(これは仮だけど)その相手フィギュアスケートとは全く畑違いの人だった。

羽生結弦」というブランドを維持しなければならない母親を始めとした家族にとってそれはだいぶ「クソデカ問題」が持ち込まれたかもしれない。

何せ相手プリンセス(仮)である

経歴はフィギュアスケート、もといスポーツ選手とは全く関係がない人生を送ってきた人物像だったとする。

フィギュアスケーターを続ける羽生結弦を支える「家族企業」の歯車果たして組み込める人材か?という問題が浮上したかもしれない。

もしこれが企業従業員面接だったら

「熱意はわかるけど貴方スキルだとウチの会社には合ってないかも…」

で断れたかもしれない。

でもこれはそうじゃない。

最愛の息子・羽生結弦が連れてきた結婚したい彼女

なのである

クソ忙しい少人数の経理部で増員で1人増えたけど全く関係ない分野の学校出てる未経験新卒だったみたいなダメージを想像している。いやせめて簿記くらい知っててくれよ…………(なんて言えないね☆)みたいなのを想像してる。

でも今回経歴やスキル関係ない。だって当人同士は好きで愛し合っているんだもの

だって当人同士の希望なら添わせてあげたい。

でも「羽生結弦」というブランドイメージ的に「結婚」は様々なリスクが生じてくるだろう。もしかしたらバッシングやらアンチファン報道陣が押しかけてくることも容易に想像出来ただろう。

(もはやファンにとって羽生結弦神格化された存在だったようだし)

で、問題を整理すると

フィギュアスケート界隈に詳しくない

てかアスリートを支えるスキルがない

例えばマネジメント経験とかな

スキル的に羽生結弦を支えるための家族経営歯車には組み込みにくい人材の妻(仮定)が「羽生結弦家族企業に参加する問題

・「結婚」によって生じる「羽生結弦」のイメージに対するダメージ(予想)と苛烈報道陣の取材が予想される問題

・でも当人同士の結婚への決意は固い問題(説得は難しい)

これらを踏まえて苦渋の決断の末に選んだ選択

結婚はさせてあげる。

・でも嫁はフィギュアスケーターマネジメント業は無理そう。しか家族も忙しいか業務を教える余裕がない。

⇒今まで通りサポート家族がやる。

報道対策仙台駅前のセキュリティがしっかりした億ション2部屋購入。

・嫁は何もしなくて良い代わりに基本外出禁止(報道陣に見つかったらフォローめんどくさい)

だったのではないか

いわゆる臭いものには蓋 みたいなやり方ではありますが。

この条件でも愛を貫いて結婚相手仙台へやってきた。まあ外出禁止後出しかもしらんけど。

ちなみに仙台駅前に億ションなんてものはない。インターネット上で予想されてる億ション候補、だいぶ駅からスケートリンクからも遠いからな。地方都市をナメんなよ。東京基準で考えるな。

で、その候補は確かに街中だけど近くにあるスーパーなんかダイエー(旧ジャスコ)だったりヨークベニマルだったり。

まあ要するに宮城からすれば確かに仙台は都会だけど、仙台駅からちょっと離れたら何も無いぞ。東京から駅前イメージ引きずった来た人がそこに住んだら何も無さすぎて発狂するんじゃないかと。

で、結果限界は来た。スピード離婚

というか家族経営会社に「妻」て役職就職したけど、仕事教えて貰えないし外出れないし「家族」という職場孤立した。で、肝心の旦那は大体遠征で不在。耐えられなくて退職(離婚)。

みたいなのが近いんじゃね?と思う。

まあこの筋書きなら当たり前かなってかんじですが。

からまあ「守ってあげられなかった」発言相手反論するのもまあ 予想できるし

からまあ転職とかでもよくあるミスマッチみたいなのが起きたんちゃうか?知らんけど

長くなったけど恋愛結婚は違うし もし羽生結弦の嫁になりたいと切望しているならアスリートを支える仕事就職するつもりくらいにならないと無理なんやろな…

という考察でした。

コタツみかん食いながら話してたヤツだから現実がどうかは知りません。

2023-12-31

死ぬ理由はない。でも生きる理由もとくにない。

_ 

前置きというか予防線として、私は増田達にはあまり好かれないタイプで、嘆き風自慢話にしか聞こえない可能性は、十分に理解した上で書いている。

ただ、「死にたい!」という理由はなくても、だからといって別に、「生きねば!」という強い理由もないからなぁ~。だったら死んじゃおっかな~。

案外、このくらいの感じで自死を考えちゃう、そんなしょうもないおっさんが実は結構な数いるんじゃないかと、そんな思いで書いてみる。(もし似た人がいたら、少し安心できる気もする)

でもたぶんどうせ、死なない。死ぬ理由もとくにないからな。ふはは。



__

33歳の年も、残すところ10時間を切った。

18でも20でも30でもないのでなんの節目でもない年齢だが、

35歳(私の中での明確なおじさんの基準)が目前に迫った34歳を迎えるな~、とか、知らないうちに無理やり自分の中で理由をつけていたのか、

この1ヶ月はやたらと人生を振り返ることが多かった気がする。

結果として、これからおじさんとしての人生が50年くらい続くことに対して、希望が持ちづらいと思う日が増えた。



___

本当に、なにひとつ不自由のない人生を歩んできた。


東京まれ

富豪とまでは言わないまでも、それなりに裕福な家庭で育った。

物心ついた頃から頭が良い子だと言われ続け、足もそれなりに速く、小学校ではごく自然な形で学芸会演劇の主役をしていたし、生徒会会長も務めた。


私立中学の受験にも成功した。塾時代の成績はいつも全国模試上位だったから、失敗することなんて考えもしなかった。

部活学園祭実行委員最前線で楽しみ、彼女も当然のようにいた。童貞は、附属高に上がる16歳頃には卒業していた。

卒業アルバムを開けば、嫌な記憶ひとつもない輝かしい中高時代が思い出せる。


学校名は伏せるが、所謂最上位の大学に進学した。最早、まわりも当然だといった様子だった。

バイトサークルゼミ活動大学生のお手本のような生活を送っていた。

講義サボりすぎて1年留年したりもしたが、大手広告代理店にすんなりと内定した。


代理店で、新卒女子自殺をした頃、広告業界の忙しさが嫌になり転職経験したが、

次の会社でも大きな挫折経験することなく、同期の中では出世の早い方だったし、全社表彰されたことも何度かあった。


ある程度の給与をもらえていたので、都内繁華街近くの1LDKで20代の独身生活を存分に謳歌した。

その時々の彼女を連れては、グルメインフルエンサーが紹介したがるような、洒落バルやら、ネオ酒場やら、

ミシュランの星がつくような店にも、何か記念日などのイベントがあれば、それほど無理をせず行くことができていた。

フレンチイタリアン中華も、職人から手渡しされるような寿司屋も、数えきれないほど行った。「kint〇nとかガキが喜ぶ焼き肉屋だろ」とかイキったりもした。

連休があれば近場の温泉にふらっと出かけた。海外旅行はあまり好きではなかったが、女にねだられれば年に1~2回は連れて行った。


嫌味のような半生を書き連ねてあらためて、本当に、なにひとつ不自由のない人生を歩んできた。と思う。

衣食住はもちろん、三大欲求をそれなりに高いレベルで満たし続けてきた。



____

少しだけ挫折を感じたのが、結婚離婚だった。

30歳で結婚をして、1年も待たずに離婚してしまった。

理由をあげだせばキリがないのだが、一番は子作りについての考えの相違で、要するに私は子供が欲しくなかった。

入籍当初には同意してくれていた元嫁は、すぐに「やっぱりわたし子供が欲しい」と言い始め、口喧嘩が増え、離婚した。

別に島耕作時代でもないので、離婚出世に響くとかは考えたことがなかったが、自分でも意外なほどに離婚はしたくないと粘ってみたりもした。

でも、自分の子供が欲しくないという気持ちがどうにも変化する気がしなかったので、結局、離婚した。

(子供が欲しくない詳細理由割愛するが、ざっくりいうと、絶望と閉塞感のあるこれから日本に、子を産み落とすことは無責任なように感じる、みたいな理由が主)


俗にいう若手エリートモデルケースからズレたような気持ちになって、急に仕事に対する熱意がなくなってしまい、

半年後には会社退職して、個人事業主になっていた。


でも少し経ったらそれもなんだかんだ事業軌道に乗り、リッチとは言えないまでも、今はまた不自由ない独身暮らしを送っている。


お金は、めちゃくちゃな贅沢は出来ないまでも困ってはいないし、莫大な資産を築きたいという野望がなくなった。

思えば、別にエリートを目指して生きていたわけでもないので、また大企業に勤めたいという思いはないし、日本を動かしたいという思いもなく、ステータスへの渇望感は消えた。

夜のお店にたまに顔を出してはお店の女の子と仲良くなったりもするので、セックスもとくに困っていない(今は、かもしれんが)。

10年後くらいにいよいよ老後の孤独を考えたりする頃には、多少気持ちも変わっているかもしれないが、再婚もあまり考えていない。

から、真面目な出会いは求めていない。もちろん、子供は今も欲しくない。

若いからずいぶんと分不相応美食家を気取っていたが、ある程度の金額で満足できる程度のバカ舌だったのか、赤提灯で十二分な満足が出来てしまうことを知り、必要以上の金をかけて食事をすることに喜びは感じなくなった。



_____

となると、だ。

残すところ短く見積もっても30年、長ければ60年近くの人生漠然と待ち構えているわけだが、

そこに対して全く、何かを成し遂げたいという欲が起きないんだ。

金を稼いで、良い家/車/服揃えて、良い女を抱きたいとも思わなければ、

将来のこの国のために子孫を残す気もないし、だったらと血が繋がっていない若者を導くような使命感もない。


君たちはどう生きるか、というより、もっと前の段階のところで躓いているわけで、

やべ、とくに生きる理由ってなくね?

老化は避けようもないし着実におじさんになっていくわけで、あれ、人生今より楽しくなることってなくね?って考えるようになった。

生きる理由より、むしろ死んでもええかって理由の方が、よっぽど簡単に見つかることに気づいてしまったわけだわな。


結局のところ、人類なんてものは大いなる生命螺旋を繋ぐための歯車しかなく、

子供が欲しくない奴なんていうのは、歯車としては欠陥品ってことなのかもしれん。


冒頭にも書いたけど、どうせ死にはしないと思うんだ。

生きてればそれなりに、本当にそれなりに程度でも、楽しいこともまだあると思うんだよ。

でも、楽しさも幸福も、これまで以上は超えてくる気がしないという謎のおぼろげな展望が、日を追うごとに輪郭がはっきりしてきていて、

その現実からどうしようもなく逃げ出したい。逃げる?あれ、死んだらいいわ?そゆこと?


みたいなことを思ってしまう。そんな大晦日だね。

2023-12-24

anond:20231224093625

こうやって我慢していくんだろうなあ

組織歯車として40年

感慨深いわ

2023-12-16

歯車になりたがる人多いよね

歯車で何を作ろうかとか、歯車をどう組み合わせて動かそうかとか、

そういうことは考えたくないという人が増えた

2023-12-12

YouTubeアプリ再生画面上部に速度調整ボタン実装するメリット

自分情報収集のために動画見たり、音声だけ聞いたりすることが多いんだけど、この再生速度の設定作業、現状だと工数が多く煩わしい。

変更したい速度が表示されるまでにいちいち設定→再生速度と進まないといけなくて、設定の歯車ボタンは小さいしスマホだと誤タップも多い。

ずっと同じ速度で固定するなら動画を完全に閉じなければ設定は保持されるが、自分としては内容と今やってる作業に合わせて再生速度はこまめに変更したい。

再生速度の変更ボタンを画面上部の自動再生スイッチの左横に◀▶と2つ設置してほしい。それぞれタップするごとに一段階ずつ再生速度が早く / 遅くなる。

これがあることで一つの動画再生時間が短縮され、結果的により多くの動画が視聴されるようになるので、視聴者YouTube双方にメリットがあると考える。

今はショート動画の占める割合もかなり多く、以前より短時間で多くの動画サクサク視聴するスタイルに変わってきている。

再生速度を直感的に1タップで調整できれば、クリエイターにとっても長尺の動画最後まで視聴してもらえる確率が上がるので、収益向上にも貢献するはず。

賛同できる人がいたらぜひ運営フィードバックを送ってほしい。

2023-12-06

恐らく自分新興宗教にハマるだろうと予感がある

学生時代新興宗教にハマった人の話を聞くと「なんだってそんな馬鹿なことを」と鼻で笑う気分だった

それから10ちょっとたった今、宗教にハマった人達体験談は生々しい温度感を持って自分に襲ってくる

自分で言うのも何だが、自分はどこに出しても恥ずかしい無能である

仕事が出来ないとかそういう次元の話じゃない

仕事は勿論、恋愛生活も対人関係も全てに置いて出来が悪くて何も出来ない

無能じゃない皆さんはご存知無いかもしれないが、幾ら回っていようとも周りと噛み合っていなければ社会歯車にすらなれないし

その自覚があるくせに現状を改善するやる気もそもそもどうすれば良いのかも分から

ただぼんやり「いきるのってたいへん」とお空を眺めているのが無能無能たる所以なので

現状が改善されることも無い

そしてその癖に承認欲求自己顕示欲だけはある為に、誰かに認められてみたい、必要とされて感謝されてみたい、みたいな感情だけはある

出来ない人間は寂しい

何故なら自分社会にとって必要とされているという実感は無い

しろ人に迷惑を掛けて、嫌われてだんだん避けられていくのをずっと眺めているしか出来ないから。

自分には誇れるものも特技も何もない、周りの人達の様に必死努力したら現状が良くなるのだろうな、と思ってもそれを選ばない。

ただ、誰かが出来ない自分をできないまま助けてくれないかなって思うだけ

そういう社会生活自分も混ざりたい、誰かが全部なんとかして欲しい、みたいな欲求宗教は叶えてくれる。らしい

実際にはお金を集める為の接待しか無いわけだけど

貴方はこの集団の役に立っているんですよ、貴方必要とされているんですよ、生きてていいんですよ、辛くて悲しいことは神様がなんとかしてくれます

とそういう事を言われて、それを本当に信じられる環境にされるのなら自分は多分ハマる。確実に。

その自覚があるから怪しい誘いには乗らない様に気を引き締めているつもりだけど

新興宗教にハマった人、というのをTVなんかで見る度に、未来自分を見ているような恐ろしさがある

よくもそんな人だらけでどういう機序社会が回ってるんだろうなと不思議に思う

「150文字程度の本の概要を読み、質問に当てはまる本を選ぶ」ですが、日本人の8割近くが不正解です

https://president.jp/articles/-/63846?page=3

えっと、つまり150文字程度の本の概要を読み、質問に当てはまる本を選ぶことができなくても、それでも日本人全体のうち上位20から50%の人間である余地があるということか…?

そしてこんなでもフリン効果とやらで昔よりは賢くなってるという。

国際的テスト断トツという事実かつ、かりにフリン効果世界全体で一律な度合で起こってるものとするなら、外挿的に考えれば、昔の日本人もまた150文字程度の本の概要を読み、質問に当てはまる本を選ぶことができないし、しかさらに出来ないことが多かったということになる。そして世界はそれよりさら馬鹿

この程度の読解力というか情報処理能力がないってなると、いくらごく少数賢い人がいたとしても、その指示が満足に理解できなそうだよね?圧倒的に賢くないほとんどの人が代えの利く社会歯車として社会を動かしてるけど、これじゃ歯車にもなれなそうで不思議に思うんだが。

一体それほどのバカが主流な状態でどうしてここまで文明を発展させられたんだ??

dorawiiより

社会歯車なんて言葉あるけどそれで言ったら自分はさしずめ歪な歯でどことも噛み合わずにどこかのシャフトにも交われず地面に落ちてるだけのゴミ歯車だね

2023-12-05

anond:20231205004304

歯車回らなくなったら問題だけど上手く育休から帰ってきた職員弱者男性より仕事は相当捗るから弱者男性がどれだけ耐えられるかが鍵なんよな

2023-12-03

ばい菌の俺とひと夏の思い出と今

そのまま書くと先日の場にいた人に身バレするかもしれないかフェイク込…いやフェイク入れたけど知ってる人には内容でバレバレだわ。

俺は幼少から、ある奴に極端に避けられていた(よくある菌扱い)のだが、自分そいつと同じクラスにもなったことないし接点もなく無視していた。

だが不幸にも進級後2度もそいつと同じクラスになったばかりに。

そういうのって悲しいが波及するもので、そのせいで俺は他の連中にもばい菌のように避けられるようになっていった。

それまで普通に接していた友達にも異性にも、だんだん避けられるようになった。

そういうわけでそいつと同じクラスになることがなければおそらく自分の3年間の学生生活は暗澹とせずもう少し華やかだったはずなので、俺は一生そいつの不幸を願ってやまない

…というのは本筋から外れるので置いておくが。

そんな自分にも年相応の恋があった。

その菌扱い生活の始まりクラスで、夏頃隣の席に座っていた美少女

Kというその子は色白で低身長で、顔立ちも可愛らしく自分のすごい好みだった。(ちなみにこの一文に一切のフェイクはないw)

とある趣味本で男子同士盛り上がっているところに乱入してきたKは、一緒に盛り上がっては俺に密着してくるのだ。

流石に多感なお年頃…というよりは俺も元から惚れっぽいタイプ

進級前から想いを寄せていた(なんなら一時は両想いの傾向すらあった)女子に冷たくされるようになって傷心気味だったのもあって、Kに心惹かれていくのは早かった。

そんな気持ちクラスで話せば囃される。

やむなく家に帰っては、好きなKの話を家族にしていた。

そんな折、保護者会にて。

俺の親はあろうことか、俺が家で好きな子の話ばかりするんだと言ったらしい。

俺がKを好きだと知る担任が「ああ、それって隣の席の子ですよね」とさらに付け加えたらしい。

俺の後ろの席に座っていた同班の幼馴染の母(保護者会は子の席に座って行われていた)が、「それってKちゃんじゃないですか〜!」とさらに重ねてきたそうだからそらもう大変ですわ。

クラス中の知ることとなりますよね。

(この一連の流れはその日のうちに母から聞いた)

翌日、Kには

「あのさ!家でさ!隣の子どう思ってるの!?とかさ!言われたんだけどさ!」と微妙な表情で言われ気まずい。

いやもう冒頭で話したばい菌奴のせいで、ただでさえ異性には避けられがちなのにこれ詰んでますやん…死ゾ

そのすぐ後に席替えがあったのもあり、俺とKはあまり関わらなくなり、程なくしてKは俺の幼馴染のひとりと仲良くなりだした。

そして俺とKは、その先一切絡むこともなく卒業した。

3年でまた同じクラスになったのに(ばい菌扱いが浸透しきったのもあってか)一切話した覚えがない。なんなら3年時に同じクラスだったことすら俺は覚えていなかった。

関わらなくなっても顔は好みだったはずなのに。

3年の記憶はそんなボロボロ状態でさえ、今でも鮮明に思い出せる程度にその1年の頃の俺のKに関するほろ苦い恋の想い出は印象深く大切なものだった。それが事実

後述する、2年以降の「気になった相手」というのは、こういう【恋】の関係ではなく、「話したことないけど話してみたい」「隣の席のあいかわいいなー良い奴だなー」程度。

さて、時系列現代に戻そう。

近頃、同窓会が行われるという運びがあった。

当時気になっていた女子とかは来るのだろうか…と参加表をひと通り見たが、進級前にちょっといい関係だった女も、3年のとき気にかけていた2名ほどの女子もおらず、Kもいなかった。(余談だが2年のときに気になっていたIは参加)

俺は既婚なので特に好きだった子に会ったからどうということはないけど、やっぱり当時の好きだった思い出とかをネタに話したいところとかあるだろ?ᴡない?ᴡ

話は一気に飛ぶ。

その同窓会が恙無く終わった。

二次会に参加するかは非常に迷った。何しろ俺は当時ばい菌扱いだったからな。

最初は参加しないと意思表明していたが、明るかった時代の俺を知る進級前の友達らも行こうと声をかけてくれたし、当時はい関係ではなかった連中もみんな大人になるとそういう間柄じゃなくなるもんで、仲良さげに振る舞ってくるもんだ。

当時俺自身ヲタク趣味しか興味がなく身なりもあまり気にせず、陰の気全開だった学生時代とまた印象が変わったのもあるのかもしれないが。

せっかくの機会だと思って迷った末に参加を決めた。

余談だが2次会の箱への移動中に、I(2年のときに気になってた女)が話しかけてきた。

前回の同窓会でIにはちょっとやらかされたので、覚えてて気まずく思ってたりしたら可哀想かな…そもそも酔って何も覚えてないかもしれない、と思って同窓会では近寄らなかったのだが、その時のことはよく覚えていて謝りたいのだと言ってきた。

気にしていないということと、彼女が気に病まないようにさりげないフォローを入れておいた。

2次会の途中、顔を見ても誰だかわからない女が来た。

失礼だがあまり見目に麗しいとは言いにくいタイプ

俺達の座る座席とは違うエリアに来たので絡みにいけなかったが、「あれ誰?」みたいにはこちらの席でも話題になっていた。

やがてそれがKだったと耳に入ったので、俺はぜひ話してみたいと思った。

折を見つけて近づいた。

幹事の一人「あ、○○(俺)来たよ!」

K「○○?『あのイケメン誰?』って聞いたら○○って言われてたところだったんだよ」

うーん見れば見るほどわからん。まじでだれだこいつは。

俺の好きだった色白ミニマム美少女どこ?

Kを名乗る他人だとしてもなんの違和感もないくら面影微塵もない。

他の人って誰見ても何かしらの面影あったんだよ。男子女子も。

Kだけには本当になかった。

当時の俺に「将来のKはこんな姿」って教えたらあまりの違いに卒倒すると思う。むしろ信じてくれるわけがないと思う。

いや俺は人の顔に好みはあれどそんなこだわらないので別に顔が違いすぎて無理とかそういうあれではないんだけど、なんだろう、なんでよりによってKだけこんな誰だかわからない人になったんだろうていうのが不思議で。

かといって別に話したかった気持ち萎えたとかじゃなく、Kとは純粋に話したかった気持ちに変わりはない。

ただその場では周りとの会話もあり、Kとは直接あまり話せなかった。

二次会も閉会し、一本締めをしたところでKからそっと声をかけられた。

「二人で抜けない?」お約束のやつ。

俺もKとゆっくり話したかたから、二つ返事で夜の街へ姿を消した。

繁華街を二人で歩く。

話をするがほとんど俺の嫁との馴れ初めみたいな話を胡乱に話してた。そしてKもあまり聞いてなかったᴡ

Kが「ここ入ろ」と、少し歩いてから適当居酒屋に入った。

結論だけ言えば、KはKであの夏の日々のことを今も引きずっているようだった。

俺の中でも大切な思い出をKが忘れていなかった、それは単純に嬉しいことだった。

親御さんに何度も何度も「(俺の)隣の席の子あんたなの!?本当に!?」と聞かれた話もしていた。

「当時は子供だったから、どうしたらいいかからなかった」

Kは当時の思い出についてそう言ったあと、長く続いた最後彼氏との顛末を話し、そこで別れてから独りなんだと語った。

選択を間違えた、と度々言っていた。

昔の俺のことも、元彼のことも。

ところで俺は覚えていなかったんだが、

うちの学校には好きな子身の回り品を卒業式にもらいに行くという風習があった。

俺は進級前に両想いぽかった奴(こいつには断られたかもしれない)、3年のとき気になってたクラスの2人、の計3人に直にもらいに行った覚えはあるんだが、なんとKの持ち物も後輩を通してもらいに行ってた、とここでKに聞かされた。

不幸にもこちらには全くそんな記憶がないんだが…(しかも俺がわざわざ後輩を通すとは考えにくいので捏造話では?と半分疑っているᴡ)

この話が事実なら、俺は1年の夏のあの日々以降なんの交流もなく卒業していったと思っていたが、実は最後交流がここにあったといえる。

ひとしきり話して

「でも○○今幸せなんだね、よかった」

と少し寂しそうな顔で言ってくれた。

俺は何も言えなかった。

俺が未だに独り身だったら、幸せでなかったら、あれこれKが俺にアプローチしてきて、Kとのゴールインとかもあったのかもしれない。

それに準じることをK自身が言っていた。

あの懐かしいひと夏の思い出をKも大事に思ってくれていたのは本当に嬉しかったし、何かの歯車がずれていたらこから始まった二人の人生もあったのかもしれん。

K、直接言わなくてごめん。

でも変な気になってもお互いつらいと思うからあえて言えなかった。

その後3次会やってるというグループライン(写真)が届いたので、ある程度お互い言いたいことが言えたのもあり、2人で3次会場に移動した。

どこのホテル行ってたんだと冷やかされた。残当である

Kとふたりで、あんな短い時間の間にいろいろな話をして俺の情緒がグチャグチャにとっ散らかったのでどうしてもどこかに吐露たかった。

どうかKの未来に幸あらんことを。

次の重要選択があれば今度こそ後悔しない選択をしてほしい。

俺の好きだったK。

めちゃくちゃ余談の余談だが、Kを2次会に呼んだのはKと交流のあったI(ともう一人の女)だった。

ここで唐突に再登場するI。サンキューアッイ。

Kと話す時間結果的に作ってくれてありがとう、君のかつてのやらかしはそれだけで全部チャラだ。

2023-11-30

anond:20231129234637

一人とか。

ググればいっぱいいるよ……https://kurohaku.com/2019/03/14/age/ (後半)

おまえは一人しかいないあたりまえではない存在になりたいから、なれないんだよ

おまえはおまえ、一人しかいないあたりまえであって実はあたりまえではないおまえだということをまず受容しろ

創作功利主義をもちこむなら「既存漫画をあつめた違法サイト漫画村でもしてろ」ってことになるがそれは創作ですらない

まあ年取ってからしか周りがみえないんだろうから若いうちは歯車がんばって

2023-11-29

anond:20231129192016

負けたんだから退場しろって話だよ

別に死ぬ必要はないが慎ましく社会歯車として納税し続けてくれ

医学部なんて入るんじゃなかった」の続き

はじめに軽く自己紹介地方M6医学部6年)の24歳。

3年と少し前「医学部なんて入るんじゃなかった」という文章漠然とここに投稿した。進級がかかった試験の直前だった。涙をぽろぽろ流しながら、カフェの端の方の席で書いたのを覚えている。

まだエントリは消していない。事前にそちらを一読してから読んでもらえるとよいかもしれない。

医学部なんて入るんじゃなかった」は、バズるというほどではないけれど、ネットの隅で少しだけ話題になった。あたたか意見も厳しい意見もたくさんいただいた。あれからいろいろなことがあった。もし自分と同じように苦しんでいる人がいるとするならば、後日談まで書かないと誠実じゃないじゃないか、と思った。マッチングや卒試にも目処がついたので、国家試験勉強息抜きも兼ねて、自分現在地を記しておく。

どこから書くべきか迷っているが、過去記事と照らし合わせて丁寧に近況を綴っていこうと思う。

まず「医学部なんて入るんじゃなかった」とかつての自分は息巻いていたが、結果的には、心境に変化が生じたというか、医学部別に悪くないと思うようになった。医学教育の賜物かもしれないし、苦楽を共にした学友のおかげかもしれない。かつての自分の状況を考えれば、驚くべきことだと思う。

思うに当時の自分は、人間というものに対してずいぶんと悲観的になってしまっていた。コロナ期間が長かったことも大きい。けれどもあの記事でいただいた意見を参考にして、人間絶望せず向き合うというか、積極的交流を図ってみたら、自分と同じ痛みを抱いていたり、同じでなくとも大変な状況をくぐり抜けたりしている子が意外に多いことを思い知った。ノートを見せてくれたり、塞ぎ込んでいる時に一緒にスタバを買いに行ってくれたり、何だかとても優しい子が身近にたくさんいて、シンプルに驚いた。自分は一人ではなかったし、今となっては勉強部屋で毎日楽しくやっている。

受験の同期たちの存在も大きかったかもしれない。彼らは大人視点から自分の悩みに向き合ってくれたし、家庭環境に引くこともなかった。

振り返ってみれば「人に恵まれた」に帰着するのだけれど(友人たち、先生方、本当にありがとうございました)、歯車ひとつでもずれていたら、どうなっていたかからない。人生は意外に上手くいくし、意外に上手くいかないこともあるし、そのハンドルを握り続けることは容易でないという気づきが、唯一の学び。

続いて、家庭について。家庭は、残念ながら崩壊した。おいおい、と思う人もいるかもしれない。熟年離婚というやつだ。ただ、養育費卒業まで出してくれることになり、母方の家庭も長年の苦労を見透かしてか、支援をしてくれている状況だ。臨床実習が始まるころに手続きがだいたい終わった。

あれだけ絶対的ものだと信じていた権力機構が、いとも簡単バラバラと崩れていくさまに、気持ちよさを覚えなかったかといえば嘘になる。清々したし、寂しさはない。薄情かもしれないが、しょうがない。

趣味は相変わらず楽しくやっている。とても上手くいっており、その道の友人もたくさん増えたし、努力すればするほど報われる辺り、今までの人生の苦労のお返しを、急いでもらっているようにも思われる。就職関東なので、今よりずっといろいろなことがやりやすくなるだろう。

もう「欠陥品」と呼ばれることもない。勉強趣味はそれなりに頑張っているし、プライベートもそこそこ楽しくやっている。健常な人間「擬態」しているというと穿ち過ぎだろうか。

残念なことに、自己肯定感の低さは治っていない。褒められたら社交辞令と反射的に判断してしまう。けれども今の私には、それを笑顔で受け止める分別がある。

こと異性関係においては、どうも以前の良くない自分……過剰に怯えがちで人間を信頼しきれない自分がほの見えるようで、現在お付き合いさせていただいている人に、それを茶化されることもある。根本問題は治ることはないと思う。全てのこころ問題離婚程度で治るなら、私は今こんな文章を書いていない。離婚事実自体に苦しめられることもある(自分も原因の一端を担っているはずなので)。

うそう、以前のエントリをあげた時、「あなたはどこに行っても上手く行かない。あなた自身問題がある」といった内容の言及をいただいた。それは本当にその通りだと思う。私は人より落ち込む頻度が多いし、落ち込み具合もひどいものがある。特性は一生十字架として背負っていくほかないのだ。一方で、当事者ダイレクト当事者たる要素をぶつけることの暴力性に関しては、少しばかりの思慮が必要だと考える。

どれだけ歪んだ形でも「大学に通えたこと」には感謝している。卒業を目前にして、特にそう思う。世の中には寝食さえままならない被虐待児が多い。辛さは比較するものではないけれど。

というか、過去自分、かなり荒んでいて驚いた。もし私と同じような子がいたら、大丈夫だよ、と肩を叩いてあげたい。世の中は思ったより悪いところじゃないし、どんなコミュニティにも気の合う人は存在する。視野を広く持って、絶望しすぎないで、どうか、家庭以外の安心できる居場所を見つけてほしい。

将来何になりたいかは、まだあまり決めていない。志望科は内科だが、精神科にも興味がある。かつての自分みたいな子供の、絶対的な味方でありたい。

何だかふわふわとした文章になってしまいましたが、以前私にいろいろと言葉をかけてくださった方々、どうもありがとうございました。

職種の人でしたら、いつかどこかでお会いできるかもしれません。

その時を待ち望み、まずは国家試験を頑張ります

本当に、ありがとうございました。

2023-11-21

女がみんな文化人を気取ってるから少子化になる

女の9割は産む機械になるのが最適だし

男の9割は社会歯車になるのが最適

 

そこから逃げてキラキラしようともがいてるから少子化になる

子供産まない女に社会価値はないんだわ

 

でも女さんは「社会」なんて見てなくて自分のことしか見てないから、こんな言葉は届かないんだろうなぁ

2023-11-20

anond:20231118224017

新しい学校のリーダーズになれなかったアイドルなんか実際に現実にめちゃくちゃいるし別に人生詰んでねえだろ

高校生くらいの書き込みかと思うが、エスカレーター式に社会歯車に組み込まれていく人生けがすべてじゃないんだよ

2023-11-18

anond:20231118104234

当時者としてもオタク=日陰の存在に戻ってほしい

電車男ハレ晴レユカイメイド喫茶あたりで歯車狂い出した

オタクなんて世間から離れた見かけない気にかけない存在でいいんだよな。なぜかコミケときだけ元気みたいな感じのソレで

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