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はてなキーワード: 二人三脚とは

2024-04-06

昔の優秀な人が作ったExcelマクロ部署仕事がかなり効率化されていて、

それを維持管理する為に3人の社員があてがわれていたんだけどかなり複雑でメンテに苦労してた上、

新しい業務にも対応させる必要が出てきた為、外注の本格的なシステムに移行した

3人は移行に関して外注会社二人三脚で誰でも使えるシステムを目指して半年がかりでシステムを完成させた

そして更に半年後、3人まとめて電話パソコンも窓もない仕事もない追い出し部屋に異動となって1ヶ月後にはみんないなくなった

その会社はやめて今は別の会社に勤めているんだけど、3人の犠牲を忘れず、

業務デジタル化・共通化をしようって話には強固に反対し、

仕事可能な限り抱え込んで人にはコアな部分は一切人に開示せず最大限の秘密化・属人化を行っている

結局、個人にとっての最適解はそうなるんだよねって話

それで会社が潰れたところで、人の管理以外の実務経験は積めるから転職にも有利だしね

2024-04-04

anond:20240404143852

政党国民が強い関心を持ち長い時間をかけて育てて国民二人三脚で咲かせていくもの

政党がもしも退潮してるとすれば、有権者の質が低いからでしょうね

国民の質が低い

2024-03-13

母乳への道

地獄への道は善意で舗装されているとか言うが母乳への道も似たようなものだ。WHOの指針なのか誰かの信仰なのか知らんが母乳悪口医療関係者及び育児雑誌には現れず初産婦はぼんやりとした「母乳の方がいいのか…?」という意識を植え付けられ気がつけば赤子の口に乳首を咥えさせられている。

赤子には3時間おきの授乳必要であり、3時間といえども授乳開始からカウントが始まり時間の休憩時間がある訳では無いということは少し真面目に調べれば分かる。そうすると養育者の睡眠や休憩時間の確保が問題となり、多くの場合対応策として夫の育休や里帰りが選択されると思う。しか母乳育児場合特に所謂母乳が「軌道に乗り始める」までの間は頻回授乳となり、母体の休める時間はほぼ皆無である。これは母乳場合母体授乳を行う必要があるから、と言うだけではない。仮にこれだけが理由であれば搾乳しほかの養育者に母乳を預け、母体は休むということができる。問題なのは母乳育児は開始とともにノンストップ母乳が生成されるため、胸の張りや不快感、ひいては乳腺炎回避のために母乳を何らかの方法排出しなければならないという問題である。胸に時限爆弾がセットされた状態ですやすやと眠り気分転換に出かけられる人間がいるだろうか?

私の夫は育休を1ヶ月取得したが、結局のところ夜間の授乳はほぼ私一人で行っていた。オムツ替え含め授乳に関連する赤子の世話はそれ自体大人二人がかりでやるような難易度では無い。1人がオムツを替え、その後母体授乳をし…とやる方が手間である

私が理想としていた夫との育児は、例えば夜間は交代で授乳を行いもう片方は睡眠を取ったり、休日は交代で取り一人の時間を…というものであった。大変ではあるが、初めての育児、夫と協力し二人三脚頑張っていこう…

が、母乳育児場合これはほぼ不可能であった。乳腺炎に脅えながら眠り、固く熱を持って痛む胸を抱えながら気晴らしに…何も楽しくなかった。そして母乳を与えている間夫は何もやることがないので手持ち無沙汰である。そうこうしているうちに夫の育休は終わり、彼は仕事に戻って行った。貴重で大事な1ヶ月はあっという間に終わってしまった。決して夫が育児をしなかったという訳ではない。泣き止まない赤子を2人で歌いながらあやしたのは、かけがえのない思い出だ。ただ、もっともっと理想に近づけたのでは?という後悔しかない。

それなら母乳育児からミルクに切り替えればいいのでは?と思われるかもしれない。しかし上述のように一度スタートしてしまった母乳育児ノンストップである母乳をやめる、というのも一大事であり、動いている車を急ブレーキで止めたら乗員が怪我をするのと同じくいきなりはやめられない。ひやひやしながら少しずつミルクに置き換え、母乳の回数を減らし、少しずつ少しずつ母乳生産を抑えていき、それでやっと解放されてくものである。(私は勘違いしていたのだが、母乳を止める薬というのはかなり早い段階でしか効果がないらしい)

私は現在母乳育児を完全にやめミルク育児をしているが、とても理想に近い育児ができている。夫や他の家族授乳をすることができ、その場合に全く私にはダメージはない。睡眠時間も休憩時間も思い通りに過ごすことができる。赤子が欲する分だけミルクを与え、飲まないことによるストレスはかなり小さい。

私はもし次また出産することがあれば、絶対最初からミルクにすると決めている。ただこの選択肢は、かなり意識的に調べないと出てこない。これはあのときの私に向けて書いている。知ってさえいれば今の時代いくらでも調べられるからだ。

母乳赤ちゃんにとって最良の栄養です。

2024-03-06

九州エグい…

話題ランドセル炎上九州男児過去ツイが完全にヤバいを超えてて怖いし周りの人間も軒並みヤバい

https://twitter.com/asokara/status/1603529522317791232?t=6fZhKyspc10Yh-YRd6C2zw&s=19

呑み屋のママ人形をくれると言う。客が置いてった物で体重50kg女性人形らしい。欲しい。顔と手足を切ってサーボで動かし観音おみくじマシンを作りたい。一人じゃ持てんから嫁と取りに行った。で、帰って箱を開けた。ギャフン。欲しいパーツが全部ない。ふと見たら四女が股間に手を入れ遊んでた。

ラブドール幼児がいる家庭にプレゼントする呑み屋のママラブドール股間に手を突っ込む幼女写真をアップする父親

https://twitter.com/asokara/status/1692665283344032078?t=xom9Tr-sVvtfVhCV726TLQ&s=19

呑み屋のママから人形を貰い時間とカネをかけおみくじマシンに仕上げたら嫁が激怒。「30km以上離れた所に置け」と言われた事は前に書いた。で、色んな人に打診したら忘れた頃に「記事しました」とネット新聞からメールが来た。1円も稼がず奥へしまったけど日の目を見るかも。

https://higojournal.com/archives/dokidokimemoriaruamikujimasi-n.html

さらにそれをおもしろ記事にする肥後ジャーナル編集長

https://twitter.com/asokara/status/1427403622741024769?t=G3-KIV7HbWuAOL3JQhaBWw&s=19

同級生家族連れで泊まりに来た。うちの次女に避妊重要性を語りに来たと言う。裸の付き合いがいいだろうという事で風呂に入り次女を待った。次女は年頃だ。脱がなかった。服を着たまま洗い場に座り全裸44歳の説教を黙って聞いた。みんな笑った。壁越しに声が聞こえる。全裸44と着衣17の哀れな密談。

17の娘に風呂で裸で避妊について教えようとする父親同級生、それを笑っている2家族

この父親ヤバいけど、周りの人たちも頭がおかしくて恐怖すら感じる。

九州熊本想像もつかない社会でヤベェ…。

https://twitter.com/asokara/status/1039656897219940352?t=wWTgbvv1VaKMRoByNHiyQw&s=19

小6の運動会は親子競技。長女も次女も父を嫌がり嫁と出た。が、三女は父がいいと言った。期待に応えるぞ。まずは集団から娘を探す。見付けたら肩を叩けと言われたがおっぱい揉んだ。二人三脚、風船割、お姫様抱っこでゴール。「やった1位だ」キスしたら公衆面前でぶん殴られた。信じられない娘だ。

https://twitter.com/asokara/status/660629287788109825?t=gt6zjOX0VPceWgTKKarXsg&s=19

三女の尻を触ったら思いっきり引っ掻かれて流血。叱ったら「そのくらいのキズなによ!今日ハロウィンハロゥインぽくていいじゃない!」ときた。「むかつくー!ハロウィンなんてクソ喰らえ仏教徒の小さな反抗を見よ!」カボチャ荼毘に付した。

https://twitter.com/asokara/status/508028472875565056?t=1CfsFHyGpYRsJwzIuZ3JvQ&s=19

手の平サイズのその世界は指をクイッとする事で大きくなるらしい。大きくなった。凄い。ナウい。こういうものを触っていると現実と手の平がゴッチャになるに違いない。隣に次女がいた。「おっぱい大きくなーれ」クイッ「馬鹿アホ死ねデブ一年ぶんの罵詈雑言を浴びて現実に戻った。何と恐ろしい機械

2024-02-21

採用は尾を引く

採用すべきじゃない人を採用してしまった可能性が高い。

当初はスキル経験も足りないけど二人三脚教育する前提でやっていくということで採用した。

とても頑張り屋で周りからの信用も集めるがスキル経験も乏しく、明るいがコミュニケーションは下手。

最初は教える姿勢があったけど、「前職ではこうだった」などを持ち出してきて教えにくい。今となっては教えたい気持ちはとうにない。

仕事を任せたらいつも余裕がない感じが漂っていて、喋るのが早くて声が大きくて圧があって、返答も脊髄反射してる感じで落ち着いて話せない。

入社して1年半経って、覚えた仕事はできるようになってきたが、プラスアルファはない。

その人のことで悩むことは少なくないし、自分も疲れるー。自分と掛け算にならないなーって感じ。

色々端折ってるけど、とりあえず成仏

2024-02-16

anond:20240216221545

まずその時点で社会常識から外れてますよね

建前はアーティストがひとりでつくった作品を1ページ毎に買い取ってるって形だが、

実態アーティストがひとりで仕上げた作品を買い取るではなく、編集と暗黙の二人三脚って文化

リテイクがあるし、指示を受けて制作をしているってことで、

実態に合わせて、正規雇用契約なり準委託契約委託契約なり、結べき

anond:20240216192909

損も何も出版業界社会常識と外れたことしちゃダメでしょ

 

建前はアーティストがひとりでつくった作品を1ページ毎に買い取ってるって形だが、

実態アーティストがひとりで仕上げた作品を買い取るではなく、編集と暗黙の二人三脚って文化じゃん?

リテイクがあるし、指示を受けて制作をしているってことで、

実態に合わせて、正規雇用なり準委託契約委託契約なり、結べきなんじゃないか

 

ただ、その時に排除されちゃうのが、才能はあるけど社会性皆無な人(アニメーターにもよく見られる)

会社員だったらフツーの人が有利よね、クレージーな人を無期雇用するのリスクからなぁ

 

でも、現時点でも、当たりの良い使いやすい人が連載取りやすいみたい(尖った才能のある人は誰が見ても圧倒的でもない限り排除されてる)

だったら、社会常識に乗っ取ってお仕事してくれる人が増える方向で良いんじゃないかと。双方にメリットしかないんじゃないか

anond:20240216185245

いや、アーティスト作品を買い取って貰っているだけなのだから通るも何もないと思う

嫌なら売らなきゃいいってなる

 

実態と異なる契約を辞めたらいいんじゃないですかね?

実態アーティストがひとりで仕上げた作品を買い取るではなく、編集と暗黙の二人三脚って文化じゃん?

リテイクがあるし、指示を受けて制作をしているってことで、実態に合わせて準委託契約委託契約にしたらいいんじゃないですかね?

それなら月5万円とかは通らないと思います

 

そのあとの話じゃないですかね?印税マージンの話は

2024-02-10

漫画編集者の端くれだったことがある


青年向け漫画編集者をしていた。といっても若い頃の話だ。都内にある編集プロダクションを辞めて田舎に帰ったのが36の時だから、おじさんの入り口に立った頃か。今では完全なるおじさんである

本日記は『セクシー田中さん』の件とは関係ありません。

働いていた会社というのは、講談社とか小学館とか秋田書店とか、そういう大手出版社ではない。あくま編集プロダクションである出版社編プロがどう違うのかって……ざっくり言うと元請け下請けだ。出版社出版事業(今回だと青少年向けの漫画作りや商業展開)の企画をして、漫画家が作品のものを作って、編プロ雑誌本体を作って、その制作過程印刷所やデザイン事務所といった専門集団関係することになる。

イマイチ説明になってしまった。一般社会の例で説明する。民法でいうところの委託(準委任契約)に当たる。公共建築の分野でいうと、公共機関の建築技師が新しい建築物のマンガ絵を作り、建築事務所が基本設計~詳細(実施)設計をして、出てきた成果物を元に大手建設会社施工監理し、地元にある中小事業者が実際の土木建築作業をする。

自分が勤めていたのは、この例でいうところの建築事務所だ。受益者(国民=漫画読者)の希望に応えたい組織があって、そこから依頼を受けて動いている関係会社ひとつ。そういうアナロジーだ。

出版社との役割分担は、そこまで分離しているわけでもない。漫画編集者といえば、昔の手塚治虫ほかの自伝みたいに、漫画家とアツいやり取りをしているイメージがある。ああいう、企画経営制作現場の間にあるような仕事は、出版社社員が直接することもあれば、編プロ出版社(編集部)のオフィスを間借りして行うこともある。

前者の例だと、マガジンサンデーチャンピオンなどだ。コンビニ書店にほぼ必ず置いてあるレベル漫画誌。大手出版社総合職コース入社した人が、(編集取材制作、資材、宣伝マーケティング、総務経理人事その他事務)といった多くの部門ひとつである漫画編集部に割り振られて其処に居る。

後者の例だと、大手出版社が出している漫画誌でも、あなたが聞いたことのないやつもけっこうあると思う。そういうのは、編プロ出版社(編集部)の仕事を丸ごと請けて実施していることが多い。自分は、そういう会社で働いていた。職場自体大手出版社の中にあるが、いわゆる委託先の社員だった。別の言い方をすると、親雑誌に対する子雑誌関係

ほかの長文増田記事を見るに、あまりたくさん書けない仕様のようである。何文字までかは知らないが、文字制限があると思う。本当は何万字でも書きたいのだが、あくま自分が書きたいだけであって、あなたが読みたいとは限らない。一万字以内になるよう心掛ける。以下に、自分が関わった漫画家を2人だけ紹介しよう。最後に所感を述べて終わりにする。

その2人(A先生とB先生。どちらも若手)と私は、分水嶺のような関係追記;わかりにくい表現ですいません。ブクマカのBuchicatさんコメントのとおりです)だった。ある日、私が担当していた漫画家のA先生が新作の企画提案に来ていて、同じタイミングで別の編集者のところに持ち込みをしたのがB先生だった。その別の編集者が不得手なジャンルだったこともあり、A先生との話が終わった後で、私も一緒にB先生作品を読んだ。

その後、編集部責任者を交えた会議で、私が引き続きA先生の新作の担当者に決まった。新人であるB先生担当になる可能性もあったが、そうならなかったのは、今の漫画界の一界隈にとって幸運なことだった。



A先生について

A先生は、雰囲気が暗めだった。人間性まで暗いというわけではなく、心を開くと明け透けになるタイプだった。モードに入ると饒舌になる。

弊誌では、読み切りを何度か掲載したことがあった。アシスタント経験あり。小さい賞を取ったことがある。ヒット作はないが、若き漫画家としてはキャリアがあった。

画力が抜群だった。小学校中学校で、学習ノートフシギダネの絵とかをソラでゲームパッケージそのまんまに描く子がいただろう。とにかく天賦の才を持っていた。最小限の画量で、それでいて迫力と感情に溢れた1枚1枚を描く。そういう人だった。

難点は、マジメすぎるところか。少し前にやっていたアニメだと、チェンソーマンに登場するアキくんか(少し前……?)。とにかくマジメだった。いや、やはり『直向き』に訂正する。

A先生は、少年誌に見合わない重たいテーマに挑むことがあった。今でもそうだ。彼のマンガには『緩さ』がない。それもいいところなのだが。私は好きだった。はっきりいって。が、読者の傾向に合っているか微妙だった。

子どもの頃から漫画が好きだったらしい。中学生の頃のイラストを見せてもらうと、俄然キャラクターへの愛に溢れる作画を見ることができた。中学生らしい、プロには程遠いクオリティなのだが、しかし見ていて違和感がないというか、自然にくっきり入ってくる。

私という人間は、具体例で物事説明する癖がある。上の「中学生らしいイラスト」を別の事例で表現すると……「うるせ~!!知らね~!!FINALFANT ASY」(短縮URLhttps://x.gd/L5cc4)だろうか。以前、いつぞやかのid=pptppc2さんのブックマークコメントきっかけで元ネタを知ることになった。

あの時のA先生イラストは、ベルセルクセルピコだったと思うが、力強い表現だったのを覚えている。セルピコファルネーゼを抱きかかえて、

申し訳ありません 道案内を頼まれまして 少し席を外していましたもので」

と言うシーンの模写だった。

さて、そんなA先生だったが、ある時これまた重量級のテーマで描きたいものがあるという。先ほどの、編集部での新企画提案の話だ。

その際、A先生からプロットをもらい、私のデスクで拝見させてもらったところ……うちの雑誌では持て余しそうだった。作品の質が低ければ普通に打ち切りになりそうで、作品の質が高くても――弊誌の売上規模だと会社グループ全体の機会損失になりそうだった。私の前でパイプ椅子にかけているA先生は、不安げな面持ちだった。

内部の話で悪いが、例えば「甲」という雑誌亜流「乙」という雑誌があるとする。ビッグコミック(オリジナルスピリッツスペリオール)みたいな感じだ。この時、甲と乙に明確な上下関係があった場合、乙誌に掲載された漫画が甲誌に引き抜かれることがある。その際、甲誌の編集部から言われるのが、

「なぜうちの編集部に見せなかった?」

という意見だ。これは、ストレートに言われる場合もあれば、暗に言われる場合もある。だが、事前に上流の雑誌に見せていたとして、多くの場合玉虫色の返事があるだけだったりする。

話を戻そう。この時の自分は、編集部自分デスクのあたりでA先生次回作を見せてもらっている。確か缶コーヒーを飲んでいた。

自分としては、A先生マンガを弊誌に載せたいと思っていたが、先ほど述べたとおり、後ろ髪を引かれる思いもあった。社会派少年漫画というのは扱いが難しい。その作品が「あしたのジョー」の影響を受けているのは明白だった。「A先生であれば、きっと面白い作品にしてくれるのだろうな」という期待はあった。

うーん、大いに悩むところだ。どうしよう。思いあぐねていたところで、別の編集者から声がかかった。要約するとこんなところか。

「持ち込みに来た人がいる。私の専門じゃないので判断が難しい。門前払いにするレベルではないので、あなた判断を仰ぎたい。上の人間は今出かけている」

要するに、自分の専門外なので判断できないよ、と言っている。ここも会社なので、編集者の上には当然上司がいる。その人達がいなければ同輩に相談するのが基本だ(余談だが私は後輩だった)。こういう原則一般会社と変わらない。

その『別の編集者』というのは、儚い感じの純文系が得意なタイプだった。一番わかりやすい喩えは……『はちみつクローバー』みたいなやつだ。ああいうのが得意な人だった。

その時は、A先生との話が終わったら行くと告げた。それで、しばらくそのまま話を続けた。

「この作品はい意味で重たいねちょっと考える時間がほしい」

と言って、その日は解散した。A先生は、「お願いします!」と言ってパイプ椅子を立ち、そのまま帰っていった。いつもだったら喫茶店ご飯をおごっている。

A先生は、『いい子』だった。あまり感情は出さないけれど、人間に対する愛を持っている。そういう子だった。私が当時、A先生ご飯を奢って、彼がおいしそうな表情で食べている時、私は幸せだった。A先生幸福だと、自分幸福だと思えた。A先生漫画という手段で自らを表現している時、まるで自分もそれに劣らぬような喜びを得ていた。

ヘンな表現かもしれないが、例えば読者がA先生を褒めている時、自分A先生との区別がなくなっているというか。彼のことが、自分ことみたいに嬉しかった。これは愛なのだろうか。



○ B先生について

持ち込み部屋に行くと、別の編集者と、持ち込みに来た子が対面で座っていた(ちょこんと挨拶をしてくれた)。自分が座る席には作品が置いてあった。綴じられていない原稿用紙がある。ページ数にして30枚ほどだった。もっと多かったかもしれない。記憶あやしい

実際、B先生作品面白かった。コテコテの学園ものかと思いきや、登場人物それぞれに適度な制約があって、キャラクターも立っていた。これまでのキャリアを聞き取ったところ、作品雑誌掲載されたことがあるようだ。アシスタント経験もある。

絵の方は、自分がこういうのも大変失礼だが、上手な方ではなかった。どちらかというと、脚本や設定、キャラ作りが得手のように映った。当人情熱を注いでいる箇所はすぐにわかる。キャラ絵が有名漫画家の影響を受けているとか、キャラクター台詞回しがハリウッド映画風とか、背景や小物を手を抜くことなく全部描いているとか、そんな具合に。

光るものがある作家だった。これを見抜けないようなのはモグリ――そんなレベルで輝いていた。

私は作品を読み終えた後で、「ちょっと待ってね」と自席に戻り、少し残っていた缶コーヒーを飲み干して、思案を重ねつつ持ち込み部屋に戻った(どうするのが最良かわからないケースだった……)。

それで、テーブルではこういうやりとりをした。

私「イイ作品だと思います特にセリフ回しにセンスを感じます掲載ができるとかここでは言えないけど、話は通してみますね」

B「ありがとうございます

私「それで、担当はね……縁なので。あなたがするのがいいのでは?」

編「私よりもほかの人がいいと思いますもっと才能を引き出せる人が……」※小さい声で

私「いや、でも恋愛描いてるよ。エンタメだけどいいんじゃない」(こいつ、作家の前でアホなこと抜かしよって)

編「難しいです」

私「でもこれ、縁だよ」(意識が低すぎる……)

編「ほかの作家さんも抱えてるので。いっぱいいっぱいです」

私「わかりました」(トラブル回避のため後で編集長に説明しとこう)

B「すいません。僕の作品はどうなるんですか?」

私「後日連絡しますね。必ずしまから、それまでは他誌への持ち込みは待っていただけますか」

B「あの、はい。できればですが、早めでお願いします。一週間くらいでなんとかなりますか」

私「なんとかしてみます

作品のものと、作家プロフィールと、付属資料コピーを取らせてもらって、彼には外で缶コーヒーを奢った。ビル入り口まで送ったところまではいい気分だったが、正直、身に余る事態だった。

持ち込み作家の才能がありすぎるのも考えものだ。嬉しい悲鳴というやつ。誰が担当に付くかで今後の雑誌の売り上げに影響がある。重大な意思決定ということになる。

最悪、『進撃の巨人』の時みたいに優れた作家を逃してしま可能性がある。あれも、実際は諌山先生門前払いではなく、週刊少年ジャンプ担当が付くか付かないか微妙ラインだったらしい。それで、誰が担当になるかを押し付けあっている間に諌山先生が他雑誌に持ち込んでしまった、という話が業界団体公的飲み会で囁かれていた。



○ その後~

B先生についてだが、一週間後に担当編集が決まった。「別の編集者」でもなく私でもない。当時、若手のひとりだった20代の子が任されることになった。編集部トップを交えてB先生原稿コピーを読んだのだが、「若い感性が光る。年齢が同じくらいの人と組ませる方がいいのでは?」という結論になった。

その20代の子は、上の組織からこっちに出向してきている子で、いわば武者修行の身だった。一流大学出で、本社プロパー社員。いわゆる総合職である

最初は、私に選択権があった。B先生担当になる道もあった。だが当時の私は多忙であり、月に何度も会社に寝泊まりするレベルだった。新人は抱えるべきではない。しかし、才能のある子だから迷いがある。

A先生のこともあった。彼のあの作品を世に出してやりたい。もっと有名にしてあげたい。そんな想いがあった。

私が悩んでいるうちに、例の20代の子が手を挙げたのだ。私としても、彼のやる気と知性と直向きさは買っている。諸手を上げて賛成した。

今思えば、正しい選択だった。もし私がB先生担当になっていたら、面白い恋愛エンタメを楽しめる読者の数は減っていただろう。これでよかったのだ。

以後のB先生は、例の持込漫画ブラッシュアップを続けた。翌年には、晴れて弊誌に第一話が掲載されることになった。さらに以後は、担当編集とともに二人三脚で躍進を続け、イケイドンドンの勢いを保ったまま、一度も息切れすることなスターダム上り詰めた。今では漫画家として世に知られている。

一方で、私が担当を続けたA先生は地道な努力を続けた。

上で挙げたA先生の意欲作は、読者層に合っていなかった。それでも、高い画力シナリオ構成の上手さがあったのだろう。その意欲作は、連載期間を積み重ねる度にファンの数が増えていった(業界的には、Amazon第一巻のレビュー数が人気の代替変数になることが知られている)。

今では、A先生は親雑誌で連載を勝ち取るまでになった。去年だったか。彼の作品コンビニ立ち読みする機会があったのだが、やはり突き抜けた画力だった。週刊連載であそこまでの画力というのはまずない。



2024年現在、私は東京を離れて田舎暮らしている。地元町役場Uターン就職して、実家農業を手伝いながらスローライフに近い生活を送っている。

実は、編集者だった当時、働きすぎて病気になった。ある日、下腹部の辺りに違和感を覚えて、血の塊のようなものが血管を這っている感覚があった。病院に行くと、「遅くても明日中に入院しなさい」という医者から指導があった。

それなりに重い病気にかかってしまった。一応は死亡リスクもある。数か月ほど入院した後、どうしようかと考えて、考えて、考えて……編集部に復帰後は、労働を最小限にしつつ転職活動スタートした。

A先生については、幸いだった。彼の意欲作とは最終回まで付き合うことができた。私が退院した後、無事完結を迎えることができた。あしたのジョーに比べればハッピーエンドだった。

入院中に、A先生とB先生がお見舞いに来てくれたのを覚えている。ほかの編集仲間も来てくれた。A先生は、テンションが低めで、何を考えているのかわからないこともあるのだが、人間への基本的な愛というか、思いやりがある人だった。

もう40才を過ぎている。はてなユーザーの中では平均的な年齢か。思えば齢を重ねたものだが、当時の日々は今でも夢の中に出てくる。

若いから編集者をやってきた。身体を壊さなければ続けていたのかというと、多分そうだろう。でも、今の生活も悪くないと感じている。自分語りはここまでにして、締めにしよう。

もしあなたが、Webでも紙媒体でもいい。気になる漫画作品を見つけたとする。面白いものを見つけたと感じたら、ひとまず買ってみるのがいい。Webだと1話単位で売っている。

ひとかどの漫画家というのは、自らが産み出すモノを本気で高めにいっている。あなたフィーリングが合ったのなら、ひとまず1巻だけでも読んでみる方がQOL高まると思う。ハズレを引くことはあるだろうが、アタリだってちゃんとある人生は運試しである

2024-01-31

anond:20240131131629

そりゃないだろ。

漫画家編集者二人三脚夫婦よりも濃密な関係。体の一部といってもいいぐらい。

コミュニケーション不足になる要素とかありえない。

 

日テレさんが逃げたいと思うのは勝手だけど、小学館責任押し付けるのは無理筋だ。

どこまでフィクションかは分からないけど、映画ゴッドファーザー製作舞台裏を描いたドラマジ・オファーの中で、監督コッポラ原作者マリオ・プーゾは良い関係性だった。

元々は自分脚本を書くつもりだったコッポラに、原作者が直訴して自分脚本を書いた。

小説はともかく脚本は初めて書いたマリオ・プーゾは、書き方がうまく掴めず挫折しそうになるが、コッポラが「君から書くと言い出したんだろ!」と発破をかけたり、「なんてこった、君は天才だ!」と褒め上げたり、遅れる脚本の進捗をプロデューサーに誤魔化したりしながら、二人三脚で仕上げていく。

たぶん理想的原作者あり脚本作り方というのは、監督脚本家と原作者があーでもないこーでもないと行ったり来たりしながら、時間をかけて理想の姿を探ることなんだろう。

しか現在映像製作のサイクルがそれを許さない。特にテレビでは。

コミュニケーションによる理想の姿の追求ができないのであれば、ビジネスライクに事前合意が取れるためのルール作りとルール施行の徹底を目指すしかないんだろう。

2024-01-04

とある宮城県民が考察する羽生結弦離婚騒動

羽生結弦氏の離婚騒動について正月実家帰省中コタツで親類と世間話をしていて考察した話。

からなんの根拠もない話だしオバサンの井戸端会議レベルだけど 文春の報道なんかよりはしっくりくるかな〜くらいの話。

私は羽生結弦と同世代で同じ宮城県民。

から羽生くんはスケートで注目され始めた時からテレビなんかでちょいちょい見てた。

卓球福原愛とか、歌舞伎役者の子供なんかと同じで、テレビを通して子役から知ってる有名人みたいな感じ。昔はたまに地元テレビ局が学生羽生くんに密着取材とか特番でやってたし。

ンで、宮城なんて田舎から羽生くんちがどんな家かみたいな話もみんな知ってる。

まあこれらソースなんかない噂話なんだけど。

お父さんは公立学校先生で(退職前は校長先生やってたなんて話も聞く)お母さんが羽生くんのスケートに関して面倒見てて、遠征費用とか工面がすごく大変で、衣装なんかもお母さんが手づくり。(ちなみに衣装が飾ってあるの仙台市内で見たことある。コレ手作りなんだ?!てびっくりするレベル)

いやもちろん外部コーチとかスタッフかいると思うけど、率先して面倒見てるのはお母さんてイメージ

そもそも羽生くんは小さい頃、虚弱体質で食べ物アレルギーとか色々あって、スケート衣装とかもチクチクするやつはダメとか、とかくお母さんが色々面倒みないとアカンみたいな。(偏食って話も聞いたことある)

もちろん本人の才能や資質デカいけど、

小さい頃体の弱かった羽生くんがスケート大成できたのはお母さんの支えのおかげみたいな、そんな認識は昔からなんとなくあった。とにかくそんな話はよく聞いてた。

まあこれらソースなんかない噂話なんだけど。(2回目)

で、現在まで。

羽生くんは世界ですごい実績残してきたし、宮城県民的にもスーパースターである

でも羽生結弦という選手をずっと支えてきたのは間違いなくお母さんだし、家族一丸で支えてきた事は変わらないんじゃないかと思う。

たぶんだけど羽生くんのお母さんや家族の全力のサポートが無ければこんなスーパースターにはなれなかったと思う。

でも考えてみれば羽生くんちは元々普通家庭なんだよな。ましてやお父さんは公立学校教員だし。お母さん、羽生くんがスケートやってなかったら専業主婦とかだったかもしれないし。

から羽生結弦」が選手として大成するために 一般家庭にとっては想像出来ないほどの羽生結弦への沢山の投資犠牲があったには違いないと思うのよ。だってスポーツアスリート一族ってわけでもないだろうし。

(まあスケートでの賞金とかスポンサーとか色々ついてんのかは知らんけど)

それでもスポーツ選手一般人の生活の違いはまあ想像できるし。食事やらレッスンやら遠征費用やら衣装やら、色々。お金は桁違いでかかるだろうし。

で、お母さんはいわば羽生くんのそれらの難題を全速力で駆け抜けて解決してきた 公私共マネージャーみたいな感じかな?てイメージ

当然お母さんは小さい頃からずっと生活全般を全力でサポートしてるわけで。羽生くんが現在まで心身ともに何もかもお母さんを始め家族に支えられて社会生活送ってても不思議では無いというか。

いわば羽生結弦一般家庭生まれなんだけど「特別」な「スケート王子様」みたいなもんじゃいかと。

貴方特別存在なんだからスケートに集中して!!!という具合にスケートをする以外のことは他の人がみんなやってくれる環境なのかもしれないなと。

(てかそうじゃないとスケート選手生活なんかとてもじゃないが維持できないのかもなと)

から羽生結弦スマホを持ったことがないって話が一部報道で出てたのを見たけど

アレも全然不思議じゃない。

羽生結弦という存在日本にとっての宝みたいな側面あるし、それを支える家族側にも精神的・金銭的な影響はデカいだろうし

個人的羽生結弦は「スケートをするための人」つまりスケート以外はした事がない、てイメージだし。(まあアスリートなら当たり前かと)

で、羽生結弦天下人になった現在

おそらく羽生家は今や「羽生結弦」っていうブランドを維持する芸能プロダクションみたいな感じなんじゃないかなと。

いわば家族経営町工場みたいな。

家族みんなで支えていかないと回らない会社みたいな。

羽生結弦って大物タレントが1人

マネージャーのお母さん

で、サポートに入ってるお姉さん

元々会社経済基礎を支えてたお父さん

みたいな。

しかバリバリマネージャーだったお母さん、私の母親世代だったら ぼちぼち60歳も近いはず。体力的にもキツくなってくるだろうよ。

もう全力で息子と一緒に世界を駆け巡る年齢じゃなくなってきてる可能性は高い。

今は実のお姉さんがマネージャーにサブで入ってもらってゆくゆくは姉と弟二人三脚、みたいな構想が両親の中であっても自然だと思う。お姉さんも家族として嫌でも母親と弟の姿をずっと見てきただろうし。

そうやって「羽生結弦」というブランド運営する側は役割が完結してたんじゃないか

で、めでたく羽生くん現役引退

段落してこれからスタート

運営側の家族も再スタート!(だったとしよう)

でも羽生くん本人に更なる転機がやってくる。そう、「結婚である

で、問題結婚相手

羽生結弦という王子様はお嫁さんに「本物のプリンセス」を連れてきてしまったんじゃないだろうか。

(報道で見る限りプリンセスでしたけど噂になってる人がホント羽生くんのお相手ならですがね)

まあただの一般庶民て感じではないだろう。

これも想像だけど、家族経営ギリギリ回している所に 王子様とプリンセスが増えた。

で、これもマジで想像だけど

今まで王子様1人の身の回りサポート家族がいっぱいいっぱいだった所にプリンセスが更に1人増えたらどうなるか?

まあ普通に考えたらキャパオーバーになるんじゃねえか?????????

話は逸れるけど

例えば歌舞伎役者とか相撲取りの嫁になった場合、色々役回りとか大変なこととか 素人でもうっすら認識できるかと思う(それこそ密着取材とかあるしね)

でもそれは伝統文化として色々確立してるからであって

例えば元々一般家庭で母親を中心に家族一丸となって支えられてきたフィギュアスケーターの妻ってのがどんなもの

必要役割必要スキルマッチした人物像とかそんなものは明確には確立されてないんじゃないかと思う。

で、話は戻って羽生くんは自分最愛の人を連れてきた。

(これは仮だけど)その相手フィギュアスケートとは全く畑違いの人だった。

羽生結弦」というブランドを維持しなければならない母親を始めとした家族にとってそれはだいぶ「クソデカ問題」が持ち込まれたかもしれない。

何せ相手プリンセス(仮)である

経歴はフィギュアスケート、もといスポーツ選手とは全く関係がない人生を送ってきた人物像だったとする。

フィギュアスケーターを続ける羽生結弦を支える「家族企業」の歯車果たして組み込める人材か?という問題が浮上したかもしれない。

もしこれが企業従業員面接だったら

「熱意はわかるけど貴方スキルだとウチの会社には合ってないかも…」

で断れたかもしれない。

でもこれはそうじゃない。

最愛の息子・羽生結弦が連れてきた結婚したい彼女

なのである

クソ忙しい少人数の経理部で増員で1人増えたけど全く関係ない分野の学校出てる未経験新卒だったみたいなダメージを想像している。いやせめて簿記くらい知っててくれよ…………(なんて言えないね☆)みたいなのを想像してる。

でも今回経歴やスキル関係ない。だって当人同士は好きで愛し合っているんだもの

だって当人同士の希望なら添わせてあげたい。

でも「羽生結弦」というブランドイメージ的に「結婚」は様々なリスクが生じてくるだろう。もしかしたらバッシングやらアンチファン報道陣が押しかけてくることも容易に想像出来ただろう。

(もはやファンにとって羽生結弦神格化された存在だったようだし)

で、問題を整理すると

フィギュアスケート界隈に詳しくない

てかアスリートを支えるスキルがない

例えばマネジメント経験とかな

スキル的に羽生結弦を支えるための家族経営歯車には組み込みにくい人材の妻(仮定)が「羽生結弦家族企業に参加する問題

・「結婚」によって生じる「羽生結弦」のイメージに対するダメージ(予想)と苛烈報道陣の取材が予想される問題

・でも当人同士の結婚への決意は固い問題(説得は難しい)

これらを踏まえて苦渋の決断の末に選んだ選択

結婚はさせてあげる。

・でも嫁はフィギュアスケーターマネジメント業は無理そう。しか家族も忙しいか業務を教える余裕がない。

⇒今まで通りサポート家族がやる。

報道対策仙台駅前のセキュリティがしっかりした億ション2部屋購入。

・嫁は何もしなくて良い代わりに基本外出禁止(報道陣に見つかったらフォローめんどくさい)

だったのではないか

いわゆる臭いものには蓋 みたいなやり方ではありますが。

この条件でも愛を貫いて結婚相手仙台へやってきた。まあ外出禁止後出しかもしらんけど。

ちなみに仙台駅前に億ションなんてものはない。インターネット上で予想されてる億ション候補、だいぶ駅からスケートリンクからも遠いからな。地方都市をナメんなよ。東京基準で考えるな。

で、その候補は確かに街中だけど近くにあるスーパーなんかダイエー(旧ジャスコ)だったりヨークベニマルだったり。

まあ要するに宮城からすれば確かに仙台は都会だけど、仙台駅からちょっと離れたら何も無いぞ。東京から駅前イメージ引きずった来た人がそこに住んだら何も無さすぎて発狂するんじゃないかと。

で、結果限界は来た。スピード離婚

というか家族経営会社に「妻」て役職就職したけど、仕事教えて貰えないし外出れないし「家族」という職場孤立した。で、肝心の旦那は大体遠征で不在。耐えられなくて退職(離婚)。

みたいなのが近いんじゃね?と思う。

まあこの筋書きなら当たり前かなってかんじですが。

からまあ「守ってあげられなかった」発言相手反論するのもまあ 予想できるし

からまあ転職とかでもよくあるミスマッチみたいなのが起きたんちゃうか?知らんけど

長くなったけど恋愛結婚は違うし もし羽生結弦の嫁になりたいと切望しているならアスリートを支える仕事就職するつもりくらいにならないと無理なんやろな…

という考察でした。

コタツみかん食いながら話してたヤツだから現実がどうかは知りません。

2023-12-07

就活のせいで毎日が悔しさでいっぱいなんだが、どうすればいいのか

就活をはじめた学生である

就活のせいで、と書いたが、今私が悔しさを感じているのが就活であるという話であって、「就活が憎い」みたいな趣旨文章ではない。

「悔しさをすごく感じる」ことが問題である

自分以外の人間価値基準自分を測られる行為全般において、敗北感を感じることが多い」みたいな話でもあると思う。就活に限らず、ひととのコミュニケーション全般において悔しさを感じる場面が多いので。

就活では特に自分のこれまでの生き方、積み上げてきたもの全般が、人と比べて劣っていたのだなぁと感じる機会が多い。なので、毎日悔しさですごくイライラするし、自分にとって楽しい毎日が送れていない。

 

ここでの悔しさは、割と本能レベルで感じているアレだと思ってほしい。

私は悔しさで最も涙腺がゆるむタイプ人間であるということも付け加えておく。私の親も悔しさでしか涙を流さな人間であったので、たぶん遺伝子レベルで悔しさを感じやすい傾向なアレである

 

例えばデザイン系の就活における作品集ポートフォリオ制作。例えば面接ESエピソード。例えば面接での具体的なコミュニケーション。それぞれの方面において、だいたい自分必要水準に達していない。必要水準に達していないということは、これまでの自分生活が、時間の使い方が、考え方が、間違っていたという話になる。

別に就活以外の価値基準においては、例えば私自身のそのときどきの幸せという面では、そこまで間違ってもいなかったと思いはするが。しか就活尺度では間違っていたということになる。間違っていたし、実際敗北している。負けると悔しいし、一人で部屋で激昂するか、友人に泣き言を言ったりする。

 

まあ就活は悔しさを抱えながらもどうにかしたとしよう。

しかし「自分以外の価値基準人生を測られ、悔しさを感じる」という体験は今後もずっと続く。

就活など序の口に過ぎない。

そして、人生を振り返って自分生き方の間違いを後悔する、みたいなムーブは、歳を重ねるごとに絶望感が増す。

私の予想では、諦めがつかないが十分に歳も食ってしまった50歳くらいが絶望感のピークだろうか。そこまで来ればたぶん、悔しさで狂ってうっかり死を選ぶタイミングも発生するだろう。

過ぎた時間に比例して、悔しさはますます悪化していく。決定的なラインを越える前に、この感情に対する対処法を得たい。

 

自分以外の価値基準人生を測られ、悔しさを感じる」という態度そのものを、普通に改善すべきだろうとは思う。しか改善の仕方がわからない。

社会で生きていく以上、「自分以外の価値基準人生を測られる」ことは避けられない。就活には就活の判定ルールが、恋愛には恋愛の判定ルールが、社会生活には社会生活の判定ルールがあり、そういう自分が決められない価値感、ものさしで自分を判定させられ、敗北をつきつけられることは避けられない。

自分以外の価値基準人生を測られる」というのは、極論、コミュニケーションのものの一側面である。実際、私はちょっとした人とのコミュニケーションの中で悔しさを一人で勝手に感じることが多い。勝手に敗北感を感じている。

コミュニケーションは協力ゲーだという側面もあるとして、しか二人三脚で毎回自分コケてたら相方申し訳ないし悔しさ不甲斐なさでブチ切れそうになるみたいな……伝わるだろうか。

 

自分以外の価値基準人生を測られる」状況が悔しいのであって、そうでない、ただ一人でいる時に幸せを感じることは可能である自分価値基準自分人生を測れば、「まあいいか」とは思える。常に自分他人を比べ続けているというほど不幸ではない。

しか比較される状況から逃げられるほど浮世離れはできない。就活で敗北をつきつけられ続ける状況に対して、「まあいいか」とか言ってられない。

 

先に書いた通り私は、性質として、本能レベルで悔しさを感じる。何かに対する悔しさの感情自然に湧き、抑えられない。

同時に、「自分以外の価値基準人生を測られる」ことも、社会で生きていく上では避けられない。

この2つを前提に、どうすれば自分人生に悔しさを感じることなく生きていけるだろうか?皆はどう折り合いをつけているのだろうか?

2023-10-01

anond:20230930171740

ににんさんきゃく 【二人三脚】


①二人一組で並び,互いの内側の足首を結んで,二人で三本足のようにして走り合う競走。運動会などで行われる。


②二人が歩調を合わせ共同で物事を行うことにいう語。「友人と二人三脚事業を興す」〔英語three-legged race訳語正岡子規「筆まかせ」(1884~92年)が早い例〕


(出典:大辞林

単なる「三本足競走」の訳語熟語だというなら100m競走も百米競走と書いとけ。

2023-09-02

anond:20230902112339

編集漫画家会議を重ねて二人三脚で作ってるような漫画ならまぁって感じだけどそういうわけでもないのかな?

2023-08-10

anond:20230810184903

二人三脚で進んでいく必要があるのに悪いのは財務省国債発行で予算はいくらでも増やせる!とか文科省無能から予算が増えない!と言ってるだけの無能しかいないか日本研究はもう終わりだろうね。

科博クラファンと文科省役人他人事

科博クラファンに対して自称文科省下級役人同姓同名の黒沼一郎さんは文科省大学研究基盤整備課長)がしたポストが一部研究者界隈で話題になっている(総ツッコミにあっている)が、はてなではあまり話題になってなさそうなので書く。

https://twitter.com/kouro16/status/1689116297316159488

上記の一連のポスト趣旨としては主に以下の2点と思われる。

それぞれの主張自体は正しい部分もあると思うのだが、何分今回の科博クラファンが行われた理由コロナによる来場者の減少や電気代高騰によって『定常業務』の継続に支障をきたしたことである独立行政法人の定常業務は『公共上の見地から確実に実施されることが必要事務事業』なのであるから、定常業務にかかる費用程度は最低限運営交付金で賄われるべきだし電気代の高騰分位の予算を取ってこれない分際で偉そうなこと言ってるんじゃねえこ無能無能役人がとツッコミにあってしまった。

また「クラファンの成功理由運営交付金を減らすことは(外部資金の獲得の動機を阻害するため)しない」というのは恐らく事実なのだが、以下のポストで指摘されているように「独法に外部資金の獲得額を競わせ、その結果に依って交付金の額を増減させる(総額は固定)」という検討がすでにされておりこれは「寄付やクラファンを頑張っても他の独法より多く集められなければ予算を減らす」ということであり、こちらも批判を集めている。

https://twitter.com/StaffSleepy/status/1689158407113302016

またその後の連ポストでは『大学内の予算配分』の問題や、『予算要求名目国民理解』の話などが続いているが、これらが更に研究者らの怒りを煽る内容であり収拾がつく様子がない。

https://twitter.com/kouro16/status/1689269998307463168

https://twitter.com/kouro16/status/1689281430277271552

https://twitter.com/kouro16/status/1689290923715211266

個人的感想

様々な予算が縮小される中で独法予算けが聖域ではいられないことはわかるし、様々なコストが増大する中なんとか外部資金の獲得で自活して生き延びてくれという理屈もわからなくはない。しかしこれは独法に限らずどのような企業でもそうだと思うのだが、新しいことをして金を稼ぐためにはまず投資必要であるしか文科省がやっているのは「売上を増やすために運営費を減らして競争煽ります」でありこれで本当にうまくいくと思っているのかよくわからない。

また増田独法国立大学法人含む)で研究者をしている友人・知人がそこそこ多く、自身独法研究者をしていたことがあり現在微妙関係者なのだが、一連のポストで最も問題だと思うのは『他人事感』であり、『文科省はクラファンにかこつけて運営費を削ると思われていることへの危機感のなさ』である文科省役割を考えれば必要予算を取ってくることが仕事でありそれが出来ていないのだから、まずいうべきことは「現場しわ寄せが行って迷惑をかけていると思います」であり次に「独法大学経済基盤の強化のために協力していきたい」といったセリフだと思う(現実研究者は文科省に散々協力させられた上で予算を減らされている)のだが、現実予算が取ってこれないことを棚に上げて独法内部の配分や大学予算請求責任転嫁するポストをしている。独法文科省予算の増大を勝ち取るためには二人三脚で進んでいく必要がある。「文科省予算を減らすから日本研究ダメになった」と奴隷根性的な言説をとなえる人がいるなど研究者側にも問題はあり腹が立つ部分もあるとは思うのだが、文科省意見がこれでは正直仕方がない部分もあるのではないかと思う。単なる一役人意見ということであればまあそういう人もいるかと言う程度だが、大学研究基盤整備課長がこの認識ということはもはや文科省には期待するだけ無駄なのだろう。

2023-07-28

アディダスプーマのコーデは今もタブーなん?

知らない人のために説明すると、両ブランド創業者兄弟で、元々は二人三脚靴屋を興し切り盛りしてたのが、喧嘩別れして現在に至ると。

その経緯を踏まえ、今でもジャージスニーカーみたいなコーデで両ブランドを組み合わせるのはダメなん?

それこそ成田山新勝寺行った人は神田明神参拝できないみたいな感じ?

2023-07-23

男性講師ストーカー殺害事件が起きたら思い出してくれ。起きなかったら忘れてくれ

社会人向けの個別英語講師やってるんだけど生徒の一人がま〜〜そろそろヤバそう。帰り道待ち伏せして偶然行き合ったふりとか、授業予約取るためのLINEでぐだぐだプライベートについて聞いてきたりとか。

上司から「あの人ヤバくない?」とか言われ始めてきたし。なんか「先生(俺)ともっと親しくなって二人三脚でやっていきたいのでご実家の住所教えてくれませんか。お中元も送りたいです」とか言われたらしい。もちろん断ってくれた。

プライベートの話はしない、授業密度を高めるために雑談は付き合いませんって毎回言ってるんだけど「かっこいいですね、美容にも気をつけてるんですか」とか「先生は僕より15歳下でしたっけ、学生時代は◯◯が流行ってました?」とかうるせえのなんの。聞いてもいないのにずっと自分の話してるし、毎回同じだし。

何がきついって、世の中全部好意の有無で動いていると思ってる感じの人だから、授業をしてくれる=好意がある、授業中に怒られた=嫌われた、みたいに思ってるっぽいところ。お前が授業料払ってるから授業してんだよ。好き嫌い仕事しねえわ。

多分元々ちょっとヤバい人なんだけどこの程度かつ同性でも警察って相談乗ってくれんのかね?実害はまだない(待ち伏せ微妙ライン)んだよな……

そもそも恋愛感情があるのかもわからん。あってもなくても迷惑なことに変わりはないが。

とりあえずいつも警察通報する準備はしてるけど、不意に授業中刃物取り出されたら逃げ場ねえなと思う。一応周りに相談して遺書も用意してる(遺書はこれだけのためじゃなく常に身辺整理はしている)。

ニュースになったら思い出してください。

2023-07-17

anond:20230717163247

正直学歴関係ないよ

医者症例みた数と研究の熟知で変わる

専門医っていうのは学会に属してるかどうかで認定うけたかどうかはぶっちゃけ関係ない

属しているだけではあんまり意味ないんだけど、肩書なんかより最新の情報に触れてるってだけでも十分期待はできる

CTとかMRI画像だけとかマーカー検査の数値だけでわかることも大半なので難病でもないかぎりは顔みないで作業だけのほうが信頼できるとこもあると思うよ

手術については最近わだいの漫画があるからヤバいやつはヤバいって思うだろうけど、同じくらい以上にはイケてるやつはイケてる検査施術うまいつのほうがヤバいやつより多い

ヤバい話はヤバいと言えるけどいい先生なんてのはどこがどういいのか言葉にしようがないから噂にならないけど学会症例や臨床の話題がでればその名前でいい先生判定はできる

そもそも健康問題がない状態からマイナスになって病院にきて、戻ったらとうぜんもとにもどってマイナスからゼロちかくまでもどってあたりまえ協力ありがとう先生ってスタンスプラスの100点つける一般人がいるわけないので

医者がいいとかわるいとかは、もうパートナーシップ関係性みたいなもんじゃいかなと思う

担当先生にそういう言葉がかけられないのだったら、その先生名医かヤブかわからないけどどっちにしろハズレなので自分にとってのアタリとはって基準で探したほうがいいと思う

気兼ねなくなんでも相談できる相手がいいよ

なんかきまずいから薬のまなかったのいわないでおこうとか、歩いたっていったら怒られるのでだまっとこうとか、痛みがあるって言ったら検査されそうだしなあ、とか思う相手なら病院いかないほうがましなのでちがうとこさがしたほうがいいよ

医者怪我とか病気とかみてわかるけどそれ以外はわからいからね

二人三脚だよ

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