「実体経済」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 実体経済とは

2023-11-06

[]

雇用統計が予想より弱い結果になったことでドル安が進んだが、金利雇用統計に影響を及ぼすまでに相当な時間がかかるわけでこの結果は相当前の金利の影響と考えられる。

様々な変数かつ複合的な影響があるためいつの金利操作が原因かを特定することは不可能と思われるが、ここで雇用統計が多少下がったところで金利政策に影響することはないのではないか。逆に強ければ急いで利上げをする必要があるので今後の安心材料とは考えにくい。

サービス部門PMI購買担当者景気指数も予想より弱く50.6となったことも裏付けか。ISM非製造業景況指数も51.8と弱い。

全体としては減速したものマイナスに落ち込むほどではなく絶妙バランスではないだろうか。少し先行きを見ないと判断しにくい。心配なのは放置すると一気に不景気に陥るのではないかという点。指標が出てからでは遅すぎる。

中立金利r*をどこにFRBが設定しているかは当然明かされなかったがどこかの時点でそこに向かう必要がある。

パウエル市場との対話を少しばかり重視すぎではと思うところもある。金利操作が表れるまでに時間差があることは十分認識しているはずなのに市場実体経済FRBが示すサインとしての金利政策を使っているようにみえるというか。やや危険に思う。

2023-09-28

子供と老人と生産性のないブルシットジョブ不労所得者の分の生活物資実体経済を、一部のちゃんと働いている人間が作り出して背負い込んでる状態に見える

老人を故意に減らすことはできないか

株の利益増税したり

ブルシットジョブを減らしていくしか

この偏りを是正する手段がないんじゃないか

真面目に社会のためになる事をしている人間が損しすぎている気がする

2023-09-27

もう終わりだ🐱の世界

次の十年で、世界は目も当てられないような悲惨な状況になると思う。

5年くらい前からなんとなくそんな予感はしていたけど、

ここ最近確信に変わりつつある。

みんなも気づいてて、見て見ぬふりをしてるんじゃないだろうか。

アメリカ社会の分断が深刻化しすぎて内戦寸前だし、

ヨーロッパ移民入れすぎて社会不安定化して極右政権が絶賛台頭中。

グローバル経済機能不全による物価上昇、

実体経済から乖離しすぎた金融システム限界に近づいている。

SDGしろLGBTしろウクライナ問題しろ

正論にこだわりすぎて後に引けなくなってる感じ。

日本はズルズルと悪化しつつもだましだましやってきたけど、

何かをトリガに一気に崩れ落ちるんじゃないか

自分の衰えとともに世界の終わりを見届ける運命にあるというのは、

暗澹ある気分になるね。

悲観的になりすぎだろうか?

2023-08-29

クルーグマンスペイン

ともかく1年前、私たち楽観主義者は、現実に比べてデータが悪い数値を示している口実を探していました。いまはその逆です。悲観主義者たちが、データは誤った印象を与えていると主張しようとしています。ですが、その主張を通すのはどんどん難しくなっています

 

——EBCの中期インフレ目標は2%で、2025年インフレ率は2.2%と予測されています中央銀行幹部たちはどこまで本気でこの0.2%にこだわると思われますか。

 

先のことについては、不確実なことが多いように思います。こうした予測は一貫して間違ってきました。インフレについては楽観しすぎで、雇用については悲観しすぎる傾向にあります。2.2%の予測を真に受けるべきかどうかというと、私はそうは思いません。自然利子率については明らかに不透明な部分が多いものです。

 

米国場合労働市場データ実体経済の状況を考えると、インフレ率が下がったことにそれほど驚きません。私が驚くのは、現在金利で、いま以上の景気減速に至っていないことです。

 

インフレ率2%にこだわるべきか

 

——経済はこれまでのところ、うまく持ちこたえています。でも、この流れが行き過ぎるのを懸念されませんか。

 

インフレ率を2%に戻すには、いまより高い失業率必要かもしれません。でも2%に戻すことは、そんなに重要でしょうか。セントラルバンカーたちは、「2%に戻せなければ自分たちの信頼に傷がつく」と思っています。たぶんそれは正しいでしょう。そして彼らはこうも信じています。「自分たち信頼性はとても重要だ」と。でもたぶんそれは正しくありません。

 

——彼らは市場に対して権威を持っている必要があるのでは?

 

重要なのは、「実体経済」であって「市場」ではありません。インフレとの闘いの上で「中央銀行信頼性」が重要な要素だというセントラルバンカーたちの考えを立証するデータは実際、存在しません。

 

もちろん彼らの行動は経済に大きな影響を及ぼします。けれども「市場の彼らに対する信頼性が鍵を握る」とする信念は、彼らが思う以上に正当化できないものです。もし、あなた中央銀行総裁なら、あなたの一語一句に注目する金融関係者と一日中、話すことになるでしょう。けれども価格賃金を決めるのはウォールストリートでも、ロンドンのシティでもフランクフルトでもありません。その意味でも、中央銀行信頼性がどれほど重要かは、私には確信が持てません。

 

——彼らが、何百万件もの住宅ローンに影響が及ぶ金利を設定しても?

 

変動金利住宅ローン問題は、欧州では一種歴史的アクシデントなのではないかと思います米国住宅ローンの大半が15年か20年の固定金利である事実は、(金利の変化の)間接的な影響を防ぐのに役立っています

 

  

インフレ抑制策は必要

 

——日欧米中央銀行総裁たちはポルトガルのシトラで開催されたフォーラムで、賃金上昇について警告しました。企業利益をめぐって何が起きているのでしょう。

 

企業利益」のほうが「賃金」より伸びています。このため「賃金上昇」がインフレを直接牽引しているわけではありません。「企業利益」と「賃金」の伸び率の差のすべてではないにしろ、その一部は、市場支配力による搾取を反映しています。この状況を生み出した要因の1つは「強欲」でしょう。でも主な要因ではないと思います

 

また賃金があまりに急速に上昇している場合インフレ抑制することはできません。このような場合欧州中央銀行ECB)のラガル総裁賃金に注目するのは正しいと思います賃金は、経済過熱具合を監視する1つの指標からです。そして賃金の急上昇は、ユーロ圏経済が依然として過熱していることを示しています

 

——国際的機関は各国政府インセンティブ廃止を呼びかけています財政面ではどうすべきなのでしょう。

 

欧州の状況についてはわかりませんが、米国では、インセンティブ事実上すべて廃止されました。別の時代の、別の政治状況下であれば、いまこそ一時的増税需要抑制するときでしょう。でもそのようなことは、起きません。

 

——増税ですか?

 

はい米国では1967年1968年にそのような増税実施されました。リンドン・ジョンソン大統領が、インフレを抑える目的一時的所得税を上げました。いまでは考えられないことです。

 

——スペインでは7月総選挙の際に、右派が減税を訴えていました。

 

そうですね、低税率は長期的には経済成長を刺激するという偉大なる“ゾンビ思考”が存在します。欧州のすべての国は、米国よりずっと手厚い社会的セーフティーネットを備えています。これは概して良いことです。そうしたセーフティーネットが働く意欲を削いでいるようなことはありません。就労率は現在、高いですからね。

 

では現実的に見て、財政縮小はどうすれば実現するのかというと、支出はたいてい良いことのために使われています増税政治的にほとんど不可能です。ですから当面の間、すべては金融政策にかかっています

 

——1970年代世界的なインフレ危機のあと、米国では調整がおこなわれました。今回も同様の流れとなるのでしょうか。

 

米国インフレ率は約9%から3%まで下がったものの、失業率はまったく上昇していません。ですから70年代インフレときとはぜんぜん違います。このため、このまま何もせずに乗り切れるのではないかと私は結構、楽観しています。この度のインフレ70年代のそれと重ねるのは無理があります

 

——インフレ格差を拡大させたでしょうか。

 

いいえ、実際には米国ではその逆のことが起きました。インフレは貧しい人たちにより深刻な打撃を与えると誰もが考えるものです。でも実際には米国では、高所得者層より低所得者層賃金の伸び率のほうが大幅に大きい状況が見られました。このため米国ではコロナ禍で格差がかなり縮小しました。1980年代以降、広がった賃金格差の4分の1くらいを回復できました。これは相当です。インフレ率を超える収入の伸びを経験したのは実際、賃金が最も低い労働者たちでした。

 

——でもスーパー物価の上昇を一番、実感するのは低所得者では?

 

かに、そうです。けれども、それはインフレが、食品価格エネルギー価格に大きく反映される間のことです。食品エネルギー家計に占める割合が大きな品目ですからね。このため食品価格エネルギー価格の上昇によるインフレが起きている場合格差は拡大します。けれどもエネルギー価格現在、ぐんと下がっています。また食品価格米国では下がっています

 

スペイン経済よりも心配な国

 

 

 

 

——スペイン経済の動向は追っていますか。

 

宿題“はまったくやっていません……。

 

——人々は常に「問題経済だよ」と言ってきました。でもスペインでは経済活動は活発化しており、雇用も増加していて、インフレ率も2%未満です。にもかかわらず、5月末の統一地方選挙有権者与党評価しませんでした。私たちはいま、経済が最大の関心ごとではない、別の方向に向かっているのでしょうか。

 

そうかもしれません。米国では、昨年11月中間選挙がありました。経済が極めて悪い状態にあったため、共和党地滑り的な勝利を収めるだろうと誰もが思っていました。でもそうはなりませんでした。

 

スペイン世論調査がどのような傾向を示しているかは知りませんが、米国では妙なことが起きています。人に経済的にどんな調子かと尋ねると「結構いい感じだよ」と答えます。けれども国の経済はどうかと尋ねると、「ひどいね」と答えるのです。ですから本当に不思議なことが起きています。人々の実感は、経済的な現実とかなり乖離しているようなのです。

 

——スピーチのなかでソーシャルネットワークメディアの影響力に言及されました。

 

米国には、さまざまな事柄についてポジティブあるいはネガティブ報道に触れたかを尋ねる調査があって、たとえば「雇用」に関してだと、こんな具合です——雇用ブームのなか、労働市場への新規参入者が月20万人から30万人いたにもかかわらず、多くの人が、見聞きしたニュースの大半は「悪いものだった」と答えたのです。その一因は情報操作です。米国には「フォックス・ニュース」があり、党派的なメディアもありますからね。

 

——その一方で「気候変動は存在しない」と主張するメディアがある。でもあなたがいらっしゃるスペイン北部はこの猛暑で……。

 

ええ。マドリードもっと暑いんですよね。妻はテキサス出身なのですが、そこでは郵便配達員が倒れて、なかには亡くなった人もいます。とんでもない世の中です。

 

——スペインはどんな課題を抱えていると思われますか。

 

長期にわたる個人的な付き合いがあるポルトガルについてのほうが詳しいのですが……。でもスペイン比較的、良い状態にある国の1つだと思います2010年代はじめの債務危機いかに深刻だったかを思えば、経済は持ち直しました。なかにはかなり状況が悪化している国もありますドイツは、実際には人々が思っている以上に深刻な状態にあると思いますスペインはそれほどではありません。

2023-07-05

【愚かな日本ロシアの差は最低賃金への発想の違いにある】2024年1月1日より:労働省最低賃金を18.5%引き上げ19,242ルーブルとする法案作成した。

point

・算定方法の違い 日本は最低 ロシア中央値 このため最低賃金の引き上げは労働者の大多数に恩恵がある

憲法の違い 健康的で文化的な最低限度の生活   最低賃金労働人口の最低生活水準(MSL)を下回ることはできない

雇用主が賃金を上げることは長期的にみてプラス日本人はこのような発想はできない。

С 1 января 2024 года: Минтруд подготовил законопроект о повышении МРОТ на 18,5% — до 19 242 рублей

Russian.rt.com

2023年7月3日 18:18ウラジーミル・ツェゴエフ、クセニア・チェモダノワ

ロシア労働省は、プーチン大統領の指示により、2024年1月1日から最低賃金を18.5%引き上げ、19,242ルーブルとする法律案作成した。最低賃金インフレ率の数倍の率で指数化されると想定されている。当局は、この取り組みが500万人近くの人々に直接影響を与えると見積もっており、その実施に1230億ルーブル以上を充てる予定である政府は、早ければ来年にも最低賃金生活水準を17%上回り、将来的にはその差が30%まで拡大すると見込んでいる。

ロシア労働社会保護省は、最低賃金最低賃金)の引き上げ加速に関する法律案を公開討論に付した。同文書連邦規制草案ポータル掲載された。

このイニシアティブは、2024年1月1日から最低賃金を18.5%引き上げて19,242ルーブルとすることを計画している。従って、この引き上げ幅はインフレ率を数倍上回る可能性があり、中央銀行2023年末のインフレ率を4.5~6.5%の範囲と予想している。

最低賃金の引き上げにより、480万人の労働者賃金が上昇する...最低賃金を引き上げるために、すべてのレベル予算から759億ルーブル予算部門から474億ルーブルが割り当てられる」と労働省声明で述べた。

最低賃金さらなる引き上げは、ウラジーミルプーチンが以前から表明していた。国家元首2月21日連邦議会での演説でこのような決定の必要性を表明した。

ロシア指導者が述べたように、ロシア最低賃金2022年に2回引き上げられた。同時に、2023年1月1日にはさらに6.3%引き上げられ、現在は16,242ルーブルとなっている。プーチンによれば、今後も最低賃金インフレ率を上回る率で改定されるはずだという。

政府連邦構成組織は、ロシア実質賃金を目に見える形で確実に引き上げることを任務としている。その重要指標となるのが最低賃金だ」と大統領は強調した。

最低賃金は、フルタイム従業員が受け取ることのできる最低賃金である。また、一時的就労不能産休に対する手当の計算にも使用される。

ロシア憲法によると、最低賃金労働人口の最低生活水準(MSL)を下回ることはできない。現在、全国平均は15,669ルーブルである当局は、子供のいる低所得世帯への毎月の支払いなど、さまざまな国家支援措置必要性評価するためにこの最低賃金使用している。

現在最低賃金最低賃金より4%高いだけであるしかし、すでに2024年にはその差は17%に拡大し、将来的には30%まで引き上げる計画だ。労働省アントン・コチャコフ局長は以前、このように明言している。

「ほんの3、4年前、私たち最低賃金が最低生活水準を下回っていた。政府最初に取り組んだのは、最低賃金労働者の最低生活水準まで引き上げることだった。今日まで、このハードルクリアされ、私たちはそこで立ち止まることな前進しています」と大臣は述べた。

新しい方法論に従って

さらに、労働省2025年1月1日から最低賃金計算方法を変更する予定である特に最低賃金中央値人口の半分がこの値より少なく、半分が多いことを示す統計値)に対する比率を引き上げる予定である2022年、この金額は約40,400ルーブルだった。

2021年以降、最低賃金中央値の42%に設定された。物価上昇に迅速に対応する必要性から、この方法2025年1月1日まで停止された。2025年1月1日以降、最低賃金の上昇率を維持するため、最低賃金中央値に対する比率は、Rosstatが算出した前年度の中央値の48%を下回らないようにする」と労働省は述べている。

当局の新たな取り組みは、国の指導者が数年前に設定した社会趨勢に完全に沿ったものだと、国立研究大学高等経済学統計研究知識経済学研究接続研究センターゲオルギー・オスタプコヴィッチ所長は言う。同氏によれば、政府国民特に低所得者層の給与可能な限り引き上げようとしている。

「この傾向は今後も続くだろう。最低賃金の前倒し引き上げの最大の利点は、その後の波及効果である。つまり低賃金層の給与を引き上げれば、生産性の高い従業員給与も引き上げなければならない。その結果、賃上げ連鎖するのです」とRTの対談者は語った。

さらに、このエコノミストによれば、インフレ率を上回る最低賃金の引き上げは、国民の支払い能力を高め、経済全体にプラスの影響を与えるはずだという。労働社会政策・退役軍人問題委員会のスヴェトラーナベッサラブ委員も同様の見解を示している。

最低賃金の引き上げは500万人に直接的な利益をもたらすが、雇用主は高賃金従業員給与を引き上げなければならないため、長期的にはさらに多くの人々にプラスの影響を与えるだろう。さらに、この取り組みは国家公務員だけでなく、実体経済にも影響を与える。同時に、多くの社会給付スライド実施される。これらすべてが国民購買力を高め、経済内需を強化するはずです」と同議員は締めくくった。

2023-01-17

[]緩和見込むトレーダー見方は誤り、利上げは続く-ヒルデブラント

金融政策緩和を期待するトレーダー見方に反し、中央銀行インフレの低下傾向を確実にすべく今年も利上げを継続する。世界最大の資産運用会社、米ブラックロックフィリップヒルデブラント副会長がこのような見方を示した。

  かつてスイス国立銀行中央銀行)の総裁を務めたヒルデブラント氏は、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)が開催されているダボスで行われたブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「率直に言って、年内緩和の可能性は全くないと私は思う。これについての市場見方は誤っているだろう」と述べた。

  ヒルデブラント氏はインフレ率が数十年ぶりの高水から急低下すると予想するが、世界の中銀はインフレ率を2%へと抑え込み、物価上昇予想を決して再燃させないよう取り組むだろうとも語った。「見られるとしたらせいぜい、ある種の一時休止だろうが、今はそれもまだだ」と述べた。

  同氏は「かつての大いなる安定期には、インフレ抑制しても、それ以外は順調だった。今はインフレ制御することは、実体経済ダメージを与えなくてはならずリセッション景気後退)を引き起こすことを意味する。これは回避できない」と説明。「物価安定を取り戻すことは本質的リセッションを伴う」と指摘した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-16/ROKRF7DWLU6801

2023-01-06

[]米インフレ今年減速も、景気後退リスク低下=セントルイス連銀総裁

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラー総裁は5日、これまで高進していたインフレが2023年にようやく減速する可能性があるという認識を示した。米景気後退リスクがここ数週間で低下したとの見方も明らかにした。

セントルイスのCFAソサエティーでの講演で、米連邦公開市場委員会(FOMC)が22年に取った積極的な行動と23年に見込まれる利上げによって、「インフレ期待は米連邦準備理事会FRB)のインフレ目標である2%と整合する水準まで回復した」とし、「実体経済正常化に伴い、23年は実質インフレ率がインフレ期待に追随し、より低い水準に向かう公算が大きい」と述べた。

さらに、現行の金融政策はまだ経済成長を制約する領域にはないが、間もなく制約的になるとし、低水準のインフレ期待と相まり、「23年はディスインフレの年となる可能性がある」と述べた。

また、年初にさえない滑り出しとなっていた米経済が22年下期に上向いたほか、雇用市場は引き続き「堅調」という認識を示した。

FRBが2%の物価目標を変更することは現実的ではないとしたほか、バランスシートの縮小を一段と進めるにはまだ幾分時間がかかるとした一方、バランスシート縮小のプロセスは順調で6─12カ月後にさらにどの程度縮小する必要があるかを見直すことが可能とした。

講演後、記者団に対して「22年秋に比べ、ソフトランディング(軟着陸)の確率が高まった」と言及労働市場が大方の予想ほど弱まっておらず、成長も回復していることがその理由だと説明した。

また、多くの企業採用継続しているとし、「労働市場は23年を通じて引き続きかなり堅調に推移する可能性がある」と述べた。

その上で、現在労働市場が強いため「インフレと闘う良い時期」とし、労働市場が堅調なうちにインフレ率を2%に戻すべきとの見方を示した。

ブラード氏は今年のFOMCで投票権を持たない。

https://jp.reuters.com/article/usa-fed-bullard-idJPKBN2TK1FN

2022-12-21

[]日銀の決定、金融緩和修正や出口を意味せず=後藤経財相

東京 21日 ロイター] - 後藤茂之経済財政担当相は21日、月例経済報告関係閣僚会議後の記者会見で、日銀が20日に決定した長短金利操作(YCC)の運用見直しについて、金融緩和修正や出口を意味するものではないとの認識を示した。

後藤経財相は、日銀の決定は「金融緩和効果をより円滑に波及させる、すなわち、YCCを起点とする金融緩和効果企業金融などを通じてより円滑に波及していくとともに、金融緩和の持続性を高めるためのもの」との見方を示した。

実体経済への影響に関しては「今回の決定の影響も含め、引き続ききめ細かくみていきたい」と語った。

https://jp.reuters.com/article/japan-boj-idJPKBN2T504L

2022-10-13

anond:20221012041224

この増田も叩いてるはてなー全然分かってない。金なんて刷れば作れるけれど、その金で働く人間存在しなければ、その金は文字通りただの紙でしかなくなるのだよ。

財やサービスは積み立てられない

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-f51c.html

非常に単純化して言えば、少子化が超絶的に急激に進んで、今の現役世代年金受給者になったときに働いてくれる若者ほとんどいなくなってしまえば、どんなに年金証書けがしっかりと整備されていたところで、その紙の上の数字実体的な財やサービスと交換してくれる奇特な人はいなくなっているという、小学生でも分かる実体経済の話なのですが、経済実体ではなく紙の上の数字でのみ考える癖の付いた自称専門家になればなるほど、この真理が見えなくなるのでしょう。

2022-09-28

次の緩和サイクルまで実体経済で生きた方が幸せだろうという話し

2022-09-21

anond:20220921110506

専門家の間でも、アベノミクスメリットばかりではなかった、デメリットもあったとする意見がある。実際に、実体経済改善されていたら、もう少し世論安倍さん寄りになっているだろう。

https://jp.reuters.com/article/abenomics-views-idJPKBN25O0YR

2022-09-15

円安144円

もう日本は終わってるが

思ったより緩やかだな

もう150円くらい突破してるかと思ってた

実体経済から考えたら、2010年くらいの80円とかがアタオカだった


しかし、人民元は着実に強くなってるな

もう20円だ

一万円で500元

ちょっと前は700元とかだったのにな

市井にはものすげぇ金融破綻空気があっても、国家体制のせいで「無問題」と出来るのは強いよな

2022-09-06

続・インデックス投資新興宗教であることについて

https://anond.hatelabo.jp/20220905070801

これの続き。

言いたいのはこれ。



ブコメで、「でも経済は成長していくでしょ」って意見が多いけど、増田は「経済が成長しない」って言ってるんじゃないのよ。

増田も、今後数十年で経済は発展して、暮らしももっと便利になっていくだろう(二極化は進むかもしれないが)って思ってるよ。

でも、経済の成長や企業が生み出す価値株価指数は連動しないんよ。

もちろん、個別に見たとき関係あるよ。どこかの一企業利益市場予想に反してドカっと上がったら、株価はすごい勢いで上がるだろうよ。

けど、指数はそうじゃない。

上に書いたけど、株価指数は市中に出回っている金の量で決まる。

から企業利益を上げるし経済成長してるし世の中は便利になってるけど、株価指数が数十年に渡って横ばいかしろ下がる、っていうシナリオがあるのよ。

経済崩壊しなくても、ヒャッハーにならなくても、株価指数)が上がらない世界線があるの。

「そんなバカな!」は通じないよ。だってアベノミクス経験したでしょ?

実体経済株価指数は連動しないんよ。

ブコメ経済成長についてコメントしている人は、不勉強か、あるいは本とかで間違って教えられてる(か読み違えている)よ。

から、詳しい人はこういうふうに警鐘を鳴らしてくれてるの。

素人同然の人がインデックス投資をこのタイミングオススメしてるから

https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/27644株式投資は長期的にはほぼ儲かる」という主張が完全に間違っている理由

「そんなもの資本主義に反している!」って言う人もいるかもしれないけど、そうじゃなければ他のいろんな法則に反することになるよ。

これは物理なんよ。お金が溢れてるから株価指数があがる。お金を絞れば株価指数は下がる。

気になった人は「マネリー」とか「マネーサプライ」と株価推移についてググってみるといい。

で、インフレの影響が出すぎて緩和はもう無理(日本だけやってるけど)

インフレが数年で収まる・すぐに再び緩和基調になる と考えている人は、増田的には楽観的すぎると思う。

まあこれも今のマネーサプライの状況をググってみてね。

素人が考えてもダメやろ」って意見も見たけど、じゃあ考えるのやめとく?

けど、資本主義は知力を使った戦争なんよ。

ダメかもしれんけど、それでも生き残る可能性を少しでも上げたいなら、勉強したほうがいいと思うよ。

それなのに「これだけやっとけばOK」って言っちゃうから、元記事や99点の記事は好かんのよ。

いま現時点の正解かもしれないけど、それは長期で見たら決していい賭けではないし、答えだけぱっと教えても全然人のためにならないの。

追記(9/11 20:40ごろ)

https://anond.hatelabo.jp/20220911204809

2022-09-05

anond:20220905070801

半日経ったのに、誰もまともな反論してないんだ。しょうがない、経済 専門じゃないけど、反論すっか。

色々と暴論かましているんだけども、1番のキモは「株価指数は、市中に回っているお金の総量で決まる。実体経済とか関係ない」の部分ね。

どこの本で勉強したら、こんな結論になるか分からないんだけども(というか「多くの人は株式投資の本とかをみて、ここを間違って教えられている。」とか書いてるから、ご自慢のご自説かな。経済学の常識反旗翻すなら論文でも書いてみたら?)、経済学の常識ではこんな事書いていないはず。(私の勉強した範囲なので、経済専門の人、フォローよろしく。)

株式の数は(ある程度)一定で、供給されるお金が増えれば、需要供給関係株価は上がる」みたいに素朴に考えたのかな? んな訳ない。というか、短期的には正しいんだけども、市場に入ってくるお金というのは、リターンを期待して入ってくる訳だから、期待したリターンが返ってこなかったら供給は止まっちゃうのよ。だからマネーサプライは、あくまカンフル剤にすぎなくて、マネーサプライだけで20年も成長させ続ける事なんてできないって。やっぱり実体経済の成長があるから株価も上がってんのよ。

じゃぁ、この20年に経済的には何があったかって言うと、一番大きいのは(認めたくはないけど)中国の成長。やっぱり、あれだけの人口が成長してお金持つようになりもの買うようになると、世界経済への影響はでかいよね。あと、この10年は東南アジアの成長も大きい。そうやって大きく成長する地域があると、回り回って先進国でもある程度経済が成長する訳で。アベノミクスだって世界経済がその間成長していたから、それに引き摺られて上がってた訳で。

といった所が、一般的経済勉強してたら出てくる解釈だと思うんだけども、「いや、株式市場ねずみ講にすぎない」って言うなら、そういう理論経済学と戦ってみたら? 

というか、経済専門の人、こんな暴論放置しないでちゃん反論しなさいよ!

インデックス投資新興宗教であることについて

https://honeshabri.hatenablog.com/entry/Market_Gospel信仰心を高めて時間で殴る投資術」

2020年代新興宗教

かにこれは宗教やな。「これまで数十年、私が入信してからというもの、ずっと右肩上がり自分はこの宗教に入って本当によかった!これまで救われてきました!」

そうして周りの人を勧誘する。

かにこれは何かに似てるわ!自分無自覚なところまでそっくり

投資大切なことなんやが、インデックス投資はいたずらに人に勧めるのはよくないんよ。特にこの時期は。

インデックス投資は人を無知にする。だってあなた「これだけやっておけば幸せになれる」ってゆーでしょ?

だれもがこぞって過去パフォーマンスを紹介して感嘆しているのは分かる。

けど、気をつけないといけないのは、こういうときよ。

ブコメにもあるが、これは浄土真宗に似てる。「南無阿弥陀仏」と唱えるだけでは人は救われないのよ。

浄土真宗は手軽さゆ庶民に爆発的に広がったそうだけど(詳しくないよ、自分は)、インデックス投資はまさにそう。

「ここ数十年救われてきた」から信者たちが「善意で」、勧誘しているのはすごくよく分かる。

けど、本当にするべきなのは念仏を唱えて祈ることじゃなくて、きちんと自分時間をかけて探究すること。

自分を救えるのは自分自身しかいない」ってことに気づくことなんよ。

そして多くの人はこれをやりたくないから、「簡単に救われる」って掲げてる宗教に入信してしまうんよ。

けど自分らがやるべきなのは、「本当にそれで救われるのか?」と疑ってかかること。

なぜインデックスがここまで上がり続けて来たか

なぜインデックス過去に上がり続けてきたという事実は、今後も上がり続けるという根拠になるのか?

そういうことを考えていきたい。

「どうせ勝てないから」はナシよ。思考停止が最もよくない。

勘違いしてほしくないのは、自分インデックス投資否定的からといって、決して「投資をしなくてよい!」とか「何もしないほうがいい!」と言ってるわけじゃないってこと。

過去100年のチャートを持ち出したインデックス信者は恥を知れ


インデックス信者記事の中で紹介するのって、過去チャートだけなんよ。

まず、そこに疑問を持たないといけない。

今後数十年の株価推移を予測するのに、過去100年や200年のチャートを持ち出すこと自体ナンセンスなの。

圧倒的にセンスが足りない。すごいよ、このセンスのなさは。

なぜ、人口爆発技術革新世界大戦復興が起こった1900年代を持ち出すのか?

同じレベルでの進歩がこの先数十年で起こるのか?

自分は無理だと思うよ。だって2000年代に入ってこの22年で劇的に変わったことって何かあった?

記事のジョセフとかパットの話とは、時代が違うんよ。なぜ2022年なのに1928年の話を教訓として持ち出すのか?それはセンスがないから。

しかGAFAとか出てきたし、生活は便利になったけどね。けど別に革新というわけではない。

今の時代は、一通りの技術革新のいちサイクルが終わってなだらかになっていると考えるのが自然よ。そうじゃない??分かりやすいのが音楽世界で、1990年代からJ-POPって何か変わった?

けれどもインデックスはこの20年も上昇してきたでしょ。それの要因が何なのか?

それが緩和。アホみたいな先進国政府があとさき考えずにお金をじゃぶじゃぶにばらまいたから。

金融緩和は、一通りの技術革新が終わったあと、それでも株価を押し上げようとした最後の推進力だったの。

けれども、お金価値が薄まっていまはインフレに苦しんでる。金融引締して、これまで緩和したのと同じレベルで引き締めないともとに戻らないよ。

これから株式投資は「プラスサム」ではない


インデックス信者根拠が「投資ゼロサムではない」だと思うけど、これは間違い。

正しくは、投資ゼロサムでは「なかった」。

ゼロサムでなかった要因が前述の金融緩和。世に溢れたお金が使い道がなくなって株式などリスク資産に回ったから、価格が高くなっただけ。

まり金融引締が行われるとゼロサムどころかマイナスサムになる可能性がある。

株価指数は、経済活動とか企業が生み出す価値 とかで決まるんじゃないんよ。多くの人は株式投資の本とかをみて、ここを間違って教えられている。

株価指数は、市中に回っているお金の総量で決まる。多少の上下は誤差。

アベノミクスでどうなったかを見たら分かるでしょ。実体経済とか関係ないんよ。

市中に回っているお金が少なくなれば、株価は長期で下がっていく。物理よ、これは。

じゃあどうすればいい?


ジリ貧が嫌ならどうすればいいか、結局自分で考えないとダメ

大多数の人間よりも、少なくとも頭一歩は抜きでないとダメなんよ。

な~んにもしなくてもとりあえずこうやっとけばOK!これをやっとけばやった人はみ~んな救われる!にはならないんよ

とりえあず円だけ持っているのが最悪。

決断力のない日本リーダーは痛みに耐えて利上げはできないから、

スピード感のある米国と違って、当分は日本だけ緩和が続くので円の価値はどんどん薄れる。

日本はこの体たらくぶりなので、自分で何とかしないとジリ貧は必至。

けど、99点の記事とかを読んで「インデックス分散投資でいいんだ」で思考停止させられているのはまずい。

あの記事に書かれている内容は真実で、

いろんな書籍を読んで多くの一般人に対する投資の最適解を導いたら、確かにインデックス分散投資 になってしまうんよ。

から少し賢い人達はみ~んなそれをやってしまう。

でも、みんなと同じことをやってみんなが救われた試しってある?(あるならいいけど)

たぶんそうじゃなくて、救われたのはみんなと違うことを自分の頭で考えてやった人たちのはずだよ

から、99点の記事だけみて「これで十分」って思ってはいけないの。

自分でいろんな本見ていろんなこと試して、少なくとももっと時間をかけないといけないの。

賢いインデックス信者よ、議論しましょう

インデックス信者の方、ぜひ議論してみましょう。

過去チャートよりも未来の話を聞いてみたいよ。君たちの考える未来のね。

やってほしくないのは「おれたちは時間を使いたくないんだ!」って言い逃れること。

時間を使いたくない一般人にとって、たしかインデックス投資は最適だからね。

でも、そうだとしたら、


ってことよ。

はっきり言うけど、株価指数は今後、「上がるかもしれないし下がるかもしれない」。

「そんなの何もいってないことと同じじゃないか!」と怒っても、事実そうだよ。

そして、根拠もなく「株価は長期的には必ず上がる」などと、過去数十年の値動きだけ見てそう言ってる人よりはマシだと自分では思ってるよ。

そしてこのリスク投資であり、

インデックス投資を始める人全員が覚悟すべき&許容すべきリスクなのよ。

株価は長期的には上がる」。寝言は寝ていってください。

反論があるなら教えて欲しい。

まあ、投資時間をかけたくない なんて考えてる人の浅知恵なんてたかが知れてるでしょうけどね。

ダメだよ、自分だけならいいけど、人をこのタイミングで巻き込むのは。


追記(9/ 6:30)

https://anond.hatelabo.jp/20220906062801

2022-08-31

anond:20220831160219

日本バブルだった時、ドル価値が減ってたろ

何が言いたいんだ?

日本以外は実体経済が強くなってるとでも?

今、バブルだと思わないのかな?

anond:20220831004651

コロナ禍で実体経済が大幅にシュリンクしているの、みんな肌感覚で知っているだろうに、株価と連動していないと思わないのかな。

オリエンタルランドの今の株価2018年の倍だよ?

https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=5year&scode=4661&ba=1

入場者数がまず元にはもどらんし、単価上げるにもある程度限界あるし、、、

世界中で有り余っているお金が行先なくした結果がこうなっているだけで何かの機会で破裂してもおかしくないと思うのだが。。

2022-08-30

株価バブル崩壊する時は実体経済にも影響するから貯金現金持っていても影響を受ける

同じアホなら投資せにゃ損損

2022-08-08

anond:20220808114144

とは言え、実体経済の動きに即した長年の蓄積から理論体系は存在しており、いわばPDCAが周る状態はある。その歴史的文脈と最新の情報を得ているなら、その辺の人よりも経済を語るには適している。

2022-07-08

格差資産価格の話

富の偏在とか、格差社会話題になっている。一部の富裕層が、世界中資産の大半を保持しているという。

その余ったお金はどこにいくのだろうか。有り余ったお金はどこに行くべきなのだろうか。

例えば、人間無限の食欲があって、お金が余ったら全部食事に使うということが出来るとする。

世界中資産がすべて食費に向かう、そうなると需要供給バランスから食材価格は高騰して、庶民は食べる事ができなくなってしまう。

けれど、お金持ちだからって、1日100回食べる事はできない。

資産を持っているからといって極端な需要供給アンバランスは起きない。

だけど、株を買ったり、不動産を買ったり、金を買ったり、仮想通貨を買う事は、無限にできる

買い続けると、需要供給バランスから本来価値を超えた価格取引されるけれど、

庶民が食べる事ができなくなったりという弊害はない。庶民は、株や不動産や金や仮想通貨を変えないだけだ。

仮想通貨の様に本来価値ものに何兆円もの値段がついたりする。

世界には莫大な富があって、一部の人保有しているんだけど、それは使ってなかったり、

株とか不動産とか金とか仮想通貨になっていて、実体経済に影響を与えていなかったりする。

実体経済に影響を与えると、物価があがってしまう。

大きなお金というのは、どうやって社会還元すべきものなのだろう。

2022-03-25

円安だって言うけど

実体経済を考えたらまだ相当な円高にある状態じゃないの?

みんなどれくらいのレートを妥当だと想定して円安と言っているのか気になる。

2022-02-23

anond:20220223220449

実体経済がないので年金で株買うとか日銀ETF買うとかしてたんだっけ。株価は金余りバブルで上がって年寄の株持ちは上機嫌だったけど、それって経済の実力じゃなくてチートからな。

2022-02-20

anond:20220220091043

モノの流通取引貨幣流通実体経済では裏表の関係から、そんなこともわからないなんで中学生なのか?

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん