はてなキーワード: クロスドレッサーとは
下着メーカーのワコールがトランスジェンダーに加えてクロスドレッサー(女装者)まで顧客として対応する方針を出したことで主にシス女性が反発しているけど、昨今の多様性尊重とかDEIとかの流れからすれば社会的責任を求められる大企業がこういう判断を下すのは必然であって、他の国内下着メーカーもワコールに追随するだろうし、日本社会が全体としてこういう「ポリコレ」な方向に進むのは止められないでしょう。
今まで「ポリコレ」な変化というのは、女性やゲイに対する差別撤廃や社会参画といったマイノリティの権利向上によって、マジョリティのシスヘテロ男性が既得権益を奪われると感じて反発する変化が多かったが、いよいよシス女性の既得権益を(シス女性と比べれば相対的にマイノリティである)トランス女性に奪われると感じる局面が来たようである。
個人的にはLGBTQ+の権利が認められようが僕が何かを奪われる感じは全くしないので別にいいのだけど。
今回のようにトランスやクィア(女装者はこっちかな?)の権利が認められることで剥奪感のような気持ちを覚えた人にとっては日本はどんどん住みにくい国になっていくだろうから、価値観のアップデートというやつをするか、さもなければ海外移住をする覚悟は必要そう。
もっとも西洋的な「ポリコレ」を拒否している国って、ロシアとか中国とかイスラム圏とかだろうから、普通の日本人が移住して快適に暮らすのはなかなか難しそうである……
トランスの人たちはno debateなんで、批判者の意見を詳しく読むことはないんだろうけど、TERFといわれている側はトランス側の主張をよく読んで矛盾を理解してるんだよね
特に疑問に思ったところ
アンブレラタームといいつつ、クロスドレッサーやオートガイネフィリアの存在を明言していない
>教えてくださいよ、○○○○大先生。「性別は一生変えられない」というのなら、私は○ぬしかないのですか?私の存在が「犯罪的なイデオロギー」なのですか?(p.32)
とGIDでオペ済の人が自○をほのめかしていた。
→TGismはセルフIDを推進しているのにこういう時にオペ済GIDの人を矢面に立たせるのは違うと思う。
双方の意見のすり合わせが必要なのに、明らかに議論が必要なことを自○をちらつかせて相手を黙らせて自分の意見を通そうするのは感情的脅迫(=心理的恐喝/Emotional Blackmail)であり、モラル・ハラスメントではないか?
ここで引用するにあたって、○○に書かれている個人名を伏せたが、実際は他称TERF側の意見をもつ論者の名前が名指しされていた。
他称TERF側だって女性や子どもにとっての権利との衝突があるし、安全や最悪の場合は命の危険があるから発言している。
>戸籍の性別を変えるための法律は極めて差別的な厳しい要件を課しており、全ての人が要件を満たせる訳では全くない。法改正の目処も立っていない。(p.27 水上文)
→特例法の性別変更要件を緩和するように求めていると思われる。
2003年に成立した「性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律」(通称・性同一性障害特例法)には、性別を変更するためには
①年齢要件 二十歳以上であること(成年年齢の引き下げとともない、2022年4月1日から18歳以上になった)
④手術要件(生殖不能要件) 生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること
⑤外観要件 その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること
を満たすことを条件にしている。
そもそもこの特例法というのは「性別適合手術を行った性同一性障害者」が日常生活になじめるようにと設けられた法律だと認識しているが、この条件を緩和するということは、法制度がつくられた前提条件が覆されて法の意味自体が変わってしまうし、「性自認」のみで戸籍が変更できるようになる(いわゆるセルフID制度)。文字通り「男性器がついたまま戸籍上女性」が存在することになり、女性スペースや医療や統計などのさまざまな場面で影響を及ぼすことになることをわたしは懸念する。
>違和の有無ではなく、まさしく特権性を名指すカテゴリーこそがシスジェンダーなのだ(p.28 水上文)
→「シス」は「トランスではない人」という意味で使っていて、わたしはトランスではないしシスでもないので勝手に「シス」呼ばわりしないでほしい。
だいたい「シス特権」という言葉は、男性をスルーして女性に対してわきまえろという文脈で発せられる方が多いし、わたしは「シス特権」という言葉は女性抑圧の新たな形だと思っている。
他称TERFをプロテスタント右派と中核とする保守のバックラッシュと同じ扱い(p.36 ゲンヤ)
→他称TERFに対する典型的なレッテル。もう100万回みた。
他にも「アンチフェミ/家父長制に加担/統一教会/Qアノン/極右/トランプ支持者/オルトライト」とかいろいろ言われてるけど、違います。
自認がどうであれ身体男性が女性のスペースに入らないでほしい(女子スポーツに参入とかも含む)って言ってるだけです。
このように女性スペースを使う当事者でもない男性が、抗議する女性たちに向かってレッテルを貼って「女性スペースは身体男性を受け入れろ」といってくるのはよく見る。
自分がどれほど無責任で横暴なことをしているか、それこそ「男性特権」を自覚してほしい。
「その声には応答しない」とno debateを歴史修正主義をひいて正当化(p.40 高島鈴)
→権利の衝突に関する議論をこうやって何年もno debateというスタンスで逃げ続けてきたようですが、世間にも「トランスジェンダー」や「トランス女性」の定義がだんだんと知られるようになってきていて、そのスタンスでいるのもいい加減苦しくなってきているのではないでしょうか。
「ラディフェミの分離主義は袋小路」(p.63 清水晶子)
→わたしはアカデミア事情には疎いのですが、清水晶子先生の専門はジェンダー学ではないんですよね?ジェンダー学専門の先生のお話も伺ってみたいです。
生物学的なあるいは自認する性と異なる装いをする人
じょそうとか男装とか
かわいくないと(セクシーだったりも含む)とおとこの娘とは呼ばれない
フェムボーイ
おとこの娘に最も近い英語だけれど、おとこの娘に含まれない女性的な男性も含む
見た目がかわいい少女の様だとおとこの娘と呼ばれたりするけれど
セクシー系だったり容姿ではなく仕草や趣味が女性的なだけの場合おとこの娘とは呼ばれない
生物学的に男性として生まれたが迷信という社会的抑圧で社会的な性を女性として育てられたけれど、影で男らしく努めたり、迷信を覆して男の子として生きるために旅にでるキャラはトランスなのかしらん?間違ってね?
もともとの抗議文 https://twitter.com/ogino_otaku/status/1435952341266493441/photo/1
もとの抗議文で挙げられた要素は4点「丈はきわめて短く」「腹やへそを露出」「大きな胸が揺れる」「極端なミニスカート」でしょう。
とくに目を引くのはローライズなスカート(スカートは丈が短いんじゃなくて股上が浅いように見える。)とへそ上で切られたセーラー服で、その間にセパレートの水着くらいお腹が露出しています。
襟周りのセーラー服風の意匠で想像される日常着としての制服のイメージと、水着レベルの肌の露出という大きなギャップが、強い異化効果とともに性的な感情を喚起するのは当然かと思われます。
また、絶対領域に代表される「四肢が一度隠れてまた見える、見えてはまた隠す」という見せ方も、生肌を効果的に印象づけ性的な感情を喚起するテクニックです。ショートデニムで見る生足よりも、ダメージジーンズの破けた穴から少しだけ見える腿の生肌のほうに、より性的な感情を喚起されるのは私だけでしょうか?同意がありませんか?
この衣装では「スカートとソックスの間」「上着のオフショルダー」「オフショルダーの先端と、なんだこれ手甲?アームカバーの隙間」と食傷気味なくらい隙間を設けて性的な感情を喚起させています。ちょっとやりすぎで逆効果な気はしますが、デザインの意図として隙間を設けていることは疑いようのない事実だと思います。
よく見ると上着も真ん中下から大きく切れ目が入って胸の谷間あたりは黒いネクタイ状のなにかと赤いリボンだけがかぶさっている状態にも見えるけどよくわからない。
あと、スカートずり落ちそうだよね。
「性犯罪誘発の懸念」という文言はもとの抗議文では質問2の一回しか出てこない。質問2は「女児を」「性的な対象として」描くことが「性犯罪誘発の懸念すら感じさせる」と、今回採用されたキャラのデザインについて言っているだけで、Vtuberかどうかなんて一切言ってない。ただのイチャモンでなければ誤読でしょう。答える必要はないと思います。
あなた方の抗議活動は、「株式会社 Art Stone Entertainment」やVTuberを運営するクリエイターの公共空間における表現活動の場を奪い、経営者である板倉節子氏をはじめ、女性の自己表現の機会を潰す結果となっておりますが、そのことについて、女性活躍推進の観点からどのようにお考えか、お答えください。
これは知らんがなで終わりじゃないかなあ。地の果てまで追い詰められて発表の場をすべて奪われたというならともかく、案件が一個ミスマッチで没になったと考えるなら珍しくもない。中の人はともかく経営者の性別とPR動画の適切さには何の関係もないでしょう。
自らの肉体の年齢や性別と異なる姿になり、自らの意思によってその服装や肉体の在り方を決定するというVTuberという存在について、LGBT、特にクロスドレッサーの人権の観点から、どのようにとらえているかお答えください。
問題にあげたPR動画以外の場所で頑張れば良いと思うし応援できるんじゃないの。クロスドレッサーだからあらゆる場所でドレスコードを無視してもよい存在になれるわけじゃないでしょ。
(クロスドレッサーがLGBTに含まれるかはググってもよくわからなかった。用語としては趣味の異性装のことっぽいけど。)
戸定梨香氏の体型や服装は、VTuberとしてごく一般的なものと考えますが、そうしたVTuberの動画が「女児を性的対象とする」ものであり、「性犯罪を誘発する」と貴連盟が断定する根拠をお答えください。
Vtuberとして一般的なのが事実かはわからんが、それ今関係ある?全Vtuberとの敵対関係を無理やり作ろうとしてませんかねこれ。
もとの抗議文ではかなり引いた書き方(〜の懸念すら感じさせる)してるし、とても断定してるとは読めないんだけど、正直ここはもとの抗議文もかなり微妙。どうなんだろうね。
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途中からグダグダになってしまった。オタク〜側は「性犯罪を誘発する」ってワードで押しつぶそうとしてて、「固定観念と有害な慣行」という論点からは全力で逃げてる印象だけど、そっちのほうがもとの抗議文ではメインだったはずなんで、そのへんはうまくすり合わせしないと不毛な議論となって発散してしまうのではないでしょうかと心配になります。
この考え方が古いんだよな。
最近は「フィクトセクシュアル」という言葉がようやく浸透してきて、当事者の中にも理解してくれる人が増えてきたけどね。
トランスジェンダーではないクロスドレッサーが存在するように、フィクトセクシュアル、フィクトジェンダーを自認することなく、フィクションの中にジェンダー・エクスプレッションを見出す人もいる。
でもまあ、トランスジェンダーではないクロスドレッサーが、自身を性的多数者と自認していて、「トランスジェンダーとかアレ嘘だよな。俺は異性装好きだからわかるよ」とか適当なこと言いがちっていうのもまた問題を複雑にしているんだけどな。これは「オタク」も同じ。
【勉強不足な分野について、むしゃくしゃしている気持ちそのままで書いています。問題がありそうなら削除します】
いちおうフェミニズムというか、いま世の中にある差別について少し関心がある。LGBTについても少しだけ。それで、LGBT関連の差別といえばトランス差別がいちばん意見が分かれているみたいだと分かった。ツイッターにはいろんな人がいて、トランス当事者の方の声を聞くことができる。私たちはいま実際に生活になじんでいて、誰かを害したりしていない。それなのに差別されるのか、のような内容だったはず。それに関しては確かににそうだなあと思って、けれど【女装した男性】が女子トイレに侵入したという噂を最近聞いたしな・・・・・・となっている。
(注釈、ここでの【】内の記述は性自認・肉体共に男性であるとしているひとを指します。自分の性の表現として服を選んでいる方のことではありません。念のため)
というかここまで書いたけど、トランス支持のフェミの人ってこの【クロスドレッサー】(というのですかね? 最近知った概念なので間違っていたら申し訳ない) をそもそもトランスとして扱っているのか? もしかして別物として語っているのか? もしそうだとしたら、というかそもそも、そのあたりが周知されていないからフェミのなかでも立場が違ったり、トランス差別という行動があるのでは? だって別物なら、そもそも差別は存在しないのでは? 何・・・・・・? 差別ってなに・・・・・・? フェミニズムとは・・・・・・? トランスとは・・・・・・?
pink newsとかかなりバイアスが強めの記事サイトからVanity fair, BBCまで彼女がトランスフォビックだと取り上げているけど正直理解できない。
彼女の新作の本に出てくる主人公はドレスを着たシス男性(a cis man in a dress)だと言う。これのどこがトランスフォビックなんだ?
「服にジェンダーはない」「みんな好きな服を着て好きなことをしよう」
最近大衆にもやっと広まりはじめた考えがこれらだろう。男でも化粧をしてスカートを履いても良いし、女でも好きな服装をしても良いと呼びかけるのはとても素敵だと思うし、実際にエンパワメントを受けた人たちがたくさんいるだろう。俺自身なかなかステレオタイプがキツい家庭に育った反動もあって俗にフェミニンと呼ばれる小物が好きだ。いつかは服にもチャレンジしてみたいと思っていたからこういう動きに世界がなってきているのが実際本当に嬉しかった。
じゃあなぜドレスを着たシス男性はトランスフォビックになるんだ?
ローリングを取り上げている英メディアは「トランスヴェスタイト/クロスドレッサー」を攻撃していると言っていた。つまり俗にいう”異性装”をしている人の事だ。
は?
「服にジェンダーはない」んじゃなかったのか。
シス男性がドレスという名のただの布を身に纏っているだけで急にトランスジェンダーとしてカウントされるんだ?「異性装」が好きな自分はトランスジェンダーなのか?違うだろ。
大体トランスジェンダーと言う概念はカバーする範囲がどんどん増えているアンブレラタームなのが問題だ。週末に趣味で女装/男装をする人々でさえカウントすると。
結局ジェンダーの強化に繋がっている。
ローリングのあのエッセイをきっちり読んだ人、活動を見てきた人はわかると思うが、彼女はトランスフォビックなんかじゃない。アライだと自称している人なんかより何倍もトランス当事者に向き合ってきているのに、実際彼女の考えに賛同する当事者は多数存在するのに、ずっと黙らされてきている。
例えばローリングが幼い年齢でのトランジションは好ましくない影響を及ぼすという論文をTwitterにシェアした時大きなバックラッシュを受けた。だけど実際幼い年齢でトランジションしてから後悔してディトランジションを行った人だって複数いる。だけど実際トランスコミュニティの中ではディトランジションに関する話題がタブーとされていて、同じコミュニティのメンバーからひどい中傷を受けている。なんて皮肉なんだろうか。
Twitterでは#RIPJKRowling"とトレンド入りし、中傷でいっぱいになった。
それ以前からも"JKR can suck my d*ck"等の有害なコメントや著名人からも見ていられないようなコメントが寄せられていた。
ここまでくると集団リンチだ。思うように発言すらできやしない。どこがliberationを謳う運動なのか。
Sex is realがヘイトとカウントされる社会に未来なんてあるはずがないだろう。ここ最近の動きを見ていると悲しくなる。
異性装者は英語だとトランスヴェスタイト、あるいはクロスドレッサーと呼ぶけど
なんか検索してたら増田みたいな勘違い者に向けた反論してる人がいた
https://note.com/erinadinfinitum/n/n650313eb67e9
増田が引用したサイトは初心者向けで単純に書いてあるだけだろう。
こういう界隈に多少関心がある人なら、トランスジェンダーに異性装者も含まれる(少なくとも、含まれると解釈する人が一定数いる)ことは知ってるはず。
あれもこれもそれもどれも説明してたら、増田では記事はかけません。
読み替えて下さい。
自認が女性で身体が男性の人をトランス女性と言っているんです。
そんな厳格な定義必要あります? 女性装は除く、とかなんとか。
まぁ、誤解させたのであればお詫びいたします。
【みんながLGBTに意識高くなっていてウザい】anond:20190319214717
結論から言います。この増田はトランスジェンダーなのでLGBTに含まれます
みんな「???」って思った?でもトランスジェンダーの定義からすると増田は立派なトランスジェンダーなのです
例えばこのサイトではトランスジェンダーをこのように定義してます
http://jobrainbow.net/gender-expression
トランスジェンダーとは、実は大きく3つに分けることができます。
(1)(狭義の)トランスジェンダー:性自認と周囲からみられる性が異なる状態
例:「性自認も身体的性も男性だが女性として見られている」「性自認と身体的性が異なり、周囲から性自認とは別の性として見られるものの、外科的な手術までは求めない」
(2)トランスセクシュアル:身体的性と性自認が一致していないことに対して違和感や嫌悪感を抱いている状態
(3)トランスヴェスタイト(クロスドレッサー):性自認と身体的性は一致している状態で、それとは異なった服装を身にまとう状態
この定義によれば増田は(3)に当てはまりますからトランスジェンダーなわけです(この定義が正確かどうかは知りません)
さてトランスジェンダーをこのように定義した場合、ちょっと困ったことが起きます。
『松浦大悟さんの「女湯に男性器のある人を入れないのは差別」論への疑問』
「男性器のあるトランスジェンダー」とはいったいどのような人なのかということです。
先ほどの定義からすれば増田は「男性器のあるトランスジェンダー」になるわけです。
性同一性障害でホルモン療法をして性別移行手術直前の人も「男性器のあるトランスジェンダー」です。
この二者を同一のくくりとして議論するのはさすがに無茶があります。
なので「トランスジェンダー」の話をする場合、どの範囲の話なのかあらかじめ明示しておかないと大変なことになるよ!
大変なことになるよ!