はてなキーワード: ガールズバンドとは
元々二重の私は、一重の友達2人から「良いな~二重で」と言われてどう反応したらいいか分からなかった。
一重の子が不細工にも思えなかったし、友達2人に仲間外れにされたような感じがして寂しかった。
私は二重なのに、可愛くない。
一重の子は目にコンプレックスを持つらしい、でも可愛いと思う。
CHAIというガールズバンドも声は可愛いし音楽の才能もあって凄いと思う。一重を気にしてるが、笑顔がキュートだ。私の笑顔なんて二重なのに気持ち悪い。
二重なのに可愛くない。一重だから可愛くないなら二重になれて可愛くなれるが、二重なのに可愛くないってどうしようもない。
一重の子って鼻も小さく口も控えめな、薄い感じの子が多いと思う。だからそこから二重になったら可愛くなる。
どうしようもない。
カホンが本当に欲しいと一瞬思ったけど、
さすがにドラムセットとかは買えないし、
ほないこかさんのドラムばりのあのリズム感は私には絶対無理だわ。
だからカホンだけでも買ってみることはできるわね!って思ったけど、
きっと届いて封を開けて、
ポンって叩いて一瞬で飽きそうな気がするわ。
あとあれも欲しいわウッドブロック!
すぐに私のパーカッショニストに憧れる欲を満たしてくれそうよ。
叩いたら簡単そうに見えるそれがパーカッションで陥りやすいところよね。
でもウッドブロックは買って飽きたら使い道ないけど、
って言ったらカホン作る人に怒られそうよね。
でもなんか出来そうな気がするんだなぁー、
でも壊れかけのレディオを
有名なクラリネットをこわしちゃったは
ドとレとミとファとソとラとシとドの音が出ないって言うんだから
本当に壊れてるのかもね。
これもこれでスゴかったわよ。
でもこれで溜まっていた私のパーカッションの話したい欲は収まったわ!
ドラマーのスティーブ・ムーアさんのドラムの叩きっぷりをみると元気になるわ。
うふふ。
朝に一気に1日分をコンビニで買ってみたという、
なんかチャレンジャー気分です。
久しぶりに缶詰使ってみたけどやっぱり便利ね、
直に使うパイナップルの方が
やっぱり圧倒的に風味がいいわね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
チャットモンチーが「完結」する一方で、マスドレが今日7月4日、8年ぶりにオリジナルアルバムを発売した。タイトルは「No New World」
マスドレことMASS OF THE FERMENTING DREGSは知る人ぞ知るガールズバンドだ。厳密に言えば元ガールズバンドだが。
もともと3人の女性で構成されていたこのバンドは、11年前にEMIミュージックジャパン主催のオーディションにて高評価を受けデビューアルバム発売の機会を得たことで注目された。ナンバーガールを見出した加茂啓太郎が関わったこのオーディションは、特典としてこれまたナンバーガールのプロデュースで知られたデイヴフリッドマンと共にレコーディングが出来るというもので、ロキノン系ファンの関心を引くものだったのだ。
今はどうだか知らないが概してロキノン系ファンというものは、流行りものが嫌いだが権威主義的である。Mステ常連のバンドはリア充に食わせて、自分は雑誌経由で知ったビクターのSpeedStarやEMIのGreatHuntingが激推ししているバンドで洒落込んだつもりでいる。
当時はサカナクションや相対性理論がニューカマーとして取り上げられていて、マスドレ含めそんなバンドたちの曲を僕は下校途中にMP3プレーヤーでリピート再生していたものだ。
マスドレはデビュー前にドラマーが脱退したためサポートメンバーを迎えて活動していたものの勢いは衰えることなく、くるりのトリビュートアルバムに参加したり2ndアルバムを発表したりしていよいよ2010年にメジャーデビューが決まった。同時にサポートメンバーであった吉野功が正式にバンドに加入し、いよいよこれからと思った矢先、同年12月にギターの石本知恵美が脱退した。
ディストーションとディレイできらきらした轟音を体から絞り出すようにかき鳴らしていたそのギタリストは持病の治療のために離脱してしまった。「ひきずるビート」という曲にて歌われる
足を止めずにどこへ行くのか
ここがどこかも分からないまま
加速していくだけのビートに
いま、消えそうだよ
という一節が疾走感のあるバンドの雰囲気と相まって悲痛な叫びのように聞こえた。
オリジナルメンバーがVo/Baの宮本菜津子だけになったマスドレはぱたりと話題にあがらなくなった。追い討ちをかけるように一年後に吉野功もバンドから離れた。事実上の解散である。
バンドの持ち味である、こだまする様に響くギターとベースの音、牧歌的にもシャウトしているようにも聞こえるボーカル、破滅的な歌詞。それら全てがこのバンドが燃え尽きてしまうことを暗示していたかのように聞こえて、長い間僕はマスドレを聴くことを避けるようになってしまった。
チャットと同じようにマスドレもメンバーの離脱で空いた穴に悩まされたバンドだ。
チャットモンチーは2011年の高橋久美子の脱退でそれまでの様な活動ができなくなりさまざまなスタイルに紆余曲折した。マスドレは宮本菜津子が砕け散ったピースを少しずつ再構築していた。2組のバンドにとって時代は2011年で一旦終わっていて、それから2018年までの7年間は次の時代のための模索期間だった。
僕が好きだったのは3人のチャットモンチーであり、石本知恵美のいるマスドレだった。でももう全て変わってしまった。
マスドレの「終わりのはじまり」という曲にはこんな一節がある。
歩いて行けば
ここから続いていく道は
君の思い描く色に染まっていくよ
繰り返しているんだ
君もぼくも同じ今日のもと
バンドの解散はメンバー同士の別れではあるが、各メンバーのこれまでの功績と今後の活動は同一線上にあって決して分断されない。別れや出会いで区切られているように見えるだけ。「No New World」"新世界ではない"というようにマスドレはメンバーが変わっても、かつてと地続きで繋がっている。
僕はチャットモンチーのメンバーがすっぱり別れていくのを見届けるため「誕生」をちゃんと聴き直したい。
そして戻ってきたマスドレを迎えるためにはやく「No New World」を聴きたい。
メインよりサブのほうが魅力ある問題について、それ自体は存在するもののそれは「結婚して子供産むしか能がないような女の方がいい」ってことではないと思う
「サブ女キャラの方が読者に圧倒的に人気がある」ことからも読者としてもそう感じてるんじゃないだろうか
この問題が産まれる原因っていうのは、確実にヒットするキャラを産もうとしてしまうことだと考えてる
例えばわたしがヒロインを5人作るとして、そのキャラにいろんな個性を作ろうと考える一方で一人は確実に安牌を作る
そしてその安牌キャラは萌えテンプレだからサブだと確実に人気が出ないからメインに据える
安牌がメインにいることでサブでいくらでも個性を出せるということだ
ソシャゲになるけどガールズバンドパーティとかそれに近いことが起こってる印象を受ける
ここで言いたいのは、メインの個性が0なのではなくて、サブと比較すると抑えめになるということだ
この問題に一番近いと自分が考えてるのはリボーンだ(最近の作品ではないけど)
ジャンルとしては音ゲーなのだが、結論から言うとそのストーリーの厚みが素晴らしい。
今までも沢山の濃密で質の高い話を提供してくれてきたのだが、特に今実施中のイベント、「What a Wonderful World!」における氷川日菜の描写は凄まじい。
日菜はいわゆる「天才キャラ」で、大抵のことはすぐに習得できてしまう。
そして努力しても上手くいかない人間に対して「なぜ出来ないのか理解できない」と一切の嫌味なく言ってしまえる「人でなし」だ。
この孤独な怪物が、Pastel*Palletsというバンドのメンバーとして他人との交流を深める中でどうなるか。
普通の漫画/アニメ的な展開ならば、メンバーとの絆を深める中で自分は一人ではないという人間的情緒を知り、他人との共感を覚えて理性を獲得していくーーそんな話になるだろう。
日菜は「他人は自分とは違う、理解できない、だからめちゃくちゃ面白い」と言ってのける。
そして、同じバンドのメンバーである千聖は日菜に関して「天才故に誰のことも理解できず、誰からも理解されない」と認識する。
確かに絆は美しかろう、理解は大切だろう、しかしそんな手垢のつきまくった、何の説得力も無い「怪物の人化物語」などではない。
ストーリーのテーマを完全に読み解くには恐らく哲学的教養(特にドイツ観念論)が必要になるのではないだろうか。
とにかく凄い。
オートで流せば35分程度の短さ、しかも他にも山盛りの要素を入れないといけない制約の中でこんな深い話を書けるライターが、なぜスマホゲーの仕事をしているのか…。
ぜひ名前を出して欲しい。
某コーヒーショップで好きなアイドルにどこかが似ている人をみつけた ネームプレートがついていなくて、その人のことは何も分からなかった 毎日のように通って、バレないように席に座ってからも顔をみた
ある日 インスタグラムでその店舗名をハッシュタグで検索していたら 店員のアカウントを見つけて その人のタグ付けされている投稿から 好きな人もいっしょにタグ付けされている投稿を見つけた
こうやってアカウントは見つかるんだな、気をつけないと行けないと思った こんなよはダメだし危ない奴のすることだと思ったけど、止められなかった
名前とか大学名とか、フォローしてる欄から好きなバンドとかもわかった
全然、ていうか一枚も顔を載せていなくてがっかりしたけどそんな感じはしていたから、裏切らないな、みたいな気持ちだった
その人はもとからそんなにシフトに入らない人だったけどもう二週間くらいきてないんじゃないの、ぐらいのノリで本当に来なかった こっちがサブのバイトなのかと思った
年末に一度見た レジにはあたらなかったし飲み物も作ってもらえなかったけど、泣きたくなるくらい嬉しかった その人がいるかもわからないのに、服とかメイクとかもちゃんとしていってたから毎回 バカすぎ
それで年明けてまた来なくなった
一昨日その人っぽい人をみた マスクをしてたから微妙だけど金髪だった その人のツイッター(インスタとidがほぼ同じで見つけた)を調べてる時にみつけた、金髪だったころの写真のその人と似てたし身長も同じぐらい、遭遇した場所も場所だから合ってると思った
そのまま一回は通り過ぎたけど、こんなチャンスあるか、と思ってついていった 文章にしていて、本当にこれは犯罪だと思った アウトだ もうしませんから その人はcdショップに行って、なんのcdかわからないけど表紙がベージュっぽいものを買ってた そして改札に入っていった 雨で、スエードの濡れちゃいけないヒールを履いていたのに走って中までびちょびちょになって、家で脱いだらふやけた足が出てきた
またその人のアカウントをみた 昔の投稿に珍しく人をタグ付けしてた 複数人いる中にあまり有名じゃない女優がいた 前も見たことのある投稿で、前に見たときは複数人だし2年くらい前のだからと思って何も気にしていなかった
でも、そのアカウントも、好きな人の最新の投稿も同じ、マイナーな劇場で撮った演劇のポスターだった 同じ日の
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なるほどねなるほどねなるほどね!!!!!そういうことでしたか!!!!って、なって 涙は出なかったけどちょっとその日は笑ったりできなかった ショートカットの、"彼女"感のある人。むりむりむりむりむりすぎこんな、こんなことってあるかよって思った これにタグ付けしてないのは相手が女優だからか、ああそうか、もし一般人ならもっともっと心をえぐられる投稿をしてたんじゃないか、って思った
こんなにつらいのに、友達には何も言えないのがまたつらかった 犯罪じみているから え、なんでしってるの?ってなるから
それと、好きな人が金髪になってたのは昨年付でお店を辞めたからじゃないかと思った あのチェーン店で金髪は見たことがないから
お店にはもう2度といけないなと思った あそこには 普通に場所としても好きではあったけど 苦しすぎてむり
それで、これがおとといのはなしだけどなんか更に心が沈んでいて、前にその人の好きなバンドの中で珍しく私好みのガールズバンドがあって 丁度よく暗いからそれを聴いてたけど、どの曲もあの人っぽさがあって ああ、ってなってた
私はこんなになってるのに、相手は私の名前も知らないと思うと、本当に何をやっているんだろうと思った けどあの人のおかげで去年の秋から幸せだった あー別れちゃえ、でも三つも下のガキは無理だろうし、どっちにしろもう2度と会えないな
くるしいから好きなアイドルをみて癒されようと思っても、その人を気にしだしたきっかけが"推しに似ている"だったから、見たらやっぱり似ててもっとダメになった いつになったら彼を楽しく見ることができるだろうか
何だろうなぁ。単に「バンド」でいいものを、わざわざなんで「女がやってます」的な呼称で呼ぶのかちょっと理解に苦しむ。
普通にバンド組んで、狙わないで女だけが集まることなんて稀だし、本人たちもわかってやってんだろうけど、ガールズバンドってだけで「女がやっている」っていう目で見られることは避けられないし、純粋に音楽を評価してもらいづらくなる上に、純粋に音楽が好きなわけでは無い、アイドル志向のバンドもいたりして、それと同一視されたりとか。なんというか「純粋に音楽で勝負したい!」っていう人がガールズバンドをやることが、デメリットにしか思えないんだが。もちろん「男女混合のバンドは惚れたはれたとか面倒臭い」みたいな事情で、女だけでやりたい気持ちはわからんでもないし、今で言うshishamoみたいな、ティーン女子の憧れみたいなブランディングはいいと思うし、ガールズバンドの、バンドとしての方向性そのものに疑問を感じるわけじゃないんだが。呼称が嫌いというだけで。
で、ガールズバンドが好きなおっさん共は「バンドが好き」なわけじゃなく、「若い女の子がやっている」事が好きなクソ共なので、漏れなく気持ち悪い。
昔々その昔、ジャパニーズガールズバンドの最高峰と言えば、プリンセス・プリンセスで決まりだった。
おそらくあれほどの完成度を誇るガールズバンドは他には存在しないだろう。
で、最近はどうなんだろうか?お薦めガールズバンドなるものは存在しているのであろうか?
ちなみに私は最近、BAND-MAIDにはまっている。プリプリには及ばないものの、演奏がかなり本格的で素晴らしい。
追記
SHOW-YAはすっかり忘れてました。お恥ずかしい。プリプリに勝るとも劣らない素晴らしいガールズバンドですね。形態としては私がハマってるBAND-MAIDの始祖みたいな感じがありますが、SHOW-YAの方がレベルが段違いに高い。当時限界LOVERS聞きまくりましたです。なんで忘れたのかなぁ・・・
他、チャットモンチーはいいガールズバンドですけど、この程度なら実際ざらにあって珍しくありません。
BAND-MAIDはありそうでなかったメイドコスプレのハードロック本格派バンドってところがいい。
そういうなんつーか、本格的にガチでやってんなーって感じのが好みです。
平成二ケタ代前後に起こった、エポックメイクな曲が巻き起こしたムーブメントと、そこからの流れについてきちんと時系列で語ってた。
ガールズバンド全盛の今とかラブライブのアレとかのムーブメントにつながる流れの大元にある楽曲の紹介として、けいおん!のアレとかハルヒのギターとかあるとかきちんと説明してた。
テレビの地上波の番組なのに、信じられないくらいわかりやすいし、アニソン特集にありがちなドラえもんとか北斗の拳とかハイジとか、いわゆる一般人もみてたアニメ懐メロに逃げず、ここ10数年のアニヲタが通ってきた道とそこにあったアニソンをとうとうと説明してた。
正直、俺氏は嬉しさで涙がでてきたとかでてこないとかいうくらい、素晴らしい番組でした。
この二三年ちょっとばかし忙しくて、アニメから離れてて最近の知識はまるでなかったんだけど、けものフレンズ以外で取り上げられたアニソンは全部聞いてきたやつだったもんで、十分話についていけて楽しかった。
これまで地上波でのアニソン特集番組は、アニメやアニソンを常にメジャーラインの下にみてきたというか、ヘンテコな利用法をしようとするためにわけのわからない誰が面白いと思うのかというダイジェスト編集番組しかなかったものが、ここにきてまさかの完璧なアニソン歴史解説みたいになってて、正直夢でもみてるんじゃないかとおもったわー。
私はえっちゃんが嫌いである。ガールズバンドのボーカルのあのえっちゃんのことだ。
明確な理由はすぐに思い浮かばないくせに、嫌いという感情は名前を目にしたり声を聞いたりするだけで私の心にふつふつと湧き起こる。ああ、またCMでえっちゃんの声がする。嫌いだ。
私がえっちゃんを知ったのは10代の頃だった。当時仲良くしていた男性がいて、その男性が「えっちゃんかわいい」と言ったからに思う。それまではバンド名と有名曲を少し聞いたことがある程度でボーカルがえっちゃんという名前ということは知らなかった。
その男性とは曲の趣味が合うのできっと私も好きになるだろうと思った。
ちょうどその頃だったと思う。なんの番組だか忘れたがえっちゃんがテレビに出ていた。愛嬌のあるのっぺりとした顔立ちで、小さく華奢で、声が女の子らしい。スリーピース体制だったが三人とも野暮ったく上京したてなんだろうと思った。
その番組の中で三人にいろいろ質問をしていた。Yes/Noで答えられる質問ばかりだったと記憶している。そこで事件は起こったのだ。
どういう質問だったのかも忘れてしまったがえっちゃんは、えっちゃんだけは他の二人をまるで見捨てるような回答ばかりしていたのだ。売れるためならソロでもいいというようなことを言っていたように思うが、記憶を改変しているかもしれない。真逆のことを言っていたかもしれない。とにかく、他の二人とは違う回答をしたのだ。
女性は周りに合わせ必要以上に空気を読む性質を小さい頃から持っていると思うのだが、そのときのえっちゃんはそんな気を微塵も感じさせない言葉を使っていた。そのとき私はこの女を嫌いだと思った。
この女は売れるために、有名になるために、たくさんの人に自分の曲を聞いてもらうために、自分の声を聞いてもらうために、周りの人間を踏み台にしていくような女なのだと。
もちろん売れるために良い曲を作り発信していくことは素晴らしいことだ。しかしその過程で今まで一緒にやってきた“仲間”をいとも簡単に切り落とすことにためらいのない人間に、どうしても違和感を感じてしまった。
それからだ。私がえっちゃんを毛嫌いするようになったのは。きっとこれがそうだ。
この番組を見てからえっちゃんを、えっちゃんの声を嫌いになった。
それからというもの、私はえっちゃんをこき下ろすようになった。
顔がかわいいわけではない、どちらかと言うと残念な方だ。百均の300円商品のような感じ。体型がセクシーなわけでもない。薄っぺらく思春期前の少年のようだ。声も甲高く、あざとさが目につく。曲はいいものも確かにあるが、地味な女性が歌うからいいと言う“地味な女性”を抜いてしまえば凡庸なものに感じてしまう。
そして結婚を三年隠していたこと、妊娠が発覚したときに完全に大嫌いになった。あざとさだけでは飽き足らず、えっちゃんは強か過ぎた。あんなに清純そうに振る舞っていながらも実際はバンドマンの旦那と愛を育んでいた。ファンではないがとてもショックを受けた。ああ、私があの時感じた違和感と気持ち悪さは当たっていたんだと。
持論だが、性を感じさせない容姿をしている女ほど性欲が強いように思う。素顔に近い化粧しかしない人、自毛そのままでカラーやパーマをしない人、Tシャツジーパンが好きな人など。
えっちゃんは持論に驚くほど当てはまる。ウブな見た目に騙されてはいけない。えっちゃんは経産婦だ。
私がどうしてえっちゃんを嫌いなのかを考えつらつらと文章を打ち込みながら、気が付きたくなかった事実に辿り着いてしまった。
私はえっちゃんが羨ましいのだ。
どちらかというと残念な見た目をして性格も陰険な田舎者みたいなえっちゃんがたくさんの男を魅了して(たとえそれがオタクな男たちであろうとも)、バンドマンという目立つ職をしている男を捕まえ結婚しその男の子供を産み、それでも人気があることに。
私はお世辞にも綺麗とは言えない見た目をしていて、体も薄っぺらく貧乳だ。性格は薄暗く頭もおかしい。単語を並べるだけならえっちゃんとそう変わりはないのに、えっちゃんはメジャーデビューしているガールズバンドの顔でファンもたくさんいて旦那もいて子供もいる。たまにいい曲も書く。私はただの事務員で未婚で恋人もおらずついでに言ってしまうなら処女だ。しっかりと誰かと付き合った記憶はない。
私はえっちゃんが羨ましいのだ。気が付きたくなかった。羨ましい。