2024-11-15

量子力学エントロピー、ほんまにおもろいわー

この問題量子力学情報論的解釈エントロピーの動きもんを扱うんや。

ここでは、量子ベイズっちゅうもんを使うて、「主体(見る奴)」「対象(見られる奴)」「環境」の3つがおる場合に、対象環境主体からんだ時のエントロピーの変化について話すで。

背景

1. デコヒーレンス:

対象環境からむと、対象の量子状態環境モツレて、キレイ状態からグチャグチャな状態になんねん。これで、対象エントロピーが増えるんや。

2. 観測:

主体対象を見ると、主体から見た対象状態がハッキリするんや。これは対象のことをよう知ったってことやからエントロピーが減るってわけや。

3. 量子ベイズ:

観測対象状態に対する主体の考えが変わんねん。この考えの変わり方はベイズ則っちゅうもんに従うて、確率的な情報の変化を表すんや。

ほんじゃ、この2つの過程エントロピーにどう影響するか、数式で説明したるで。

1. 系の状態

量子状態密度行列 ρ で表すんや。

ρ_obj' = Tr_env [ U (ρ_obj ⊗ ρ_env) U† ]

ここで U は環境対象からみ合いを表す演算子やで。

2. エントロピー

量子エントロピーフォン・ノイマンエントロピー S(ρ) = -Tr(ρ log ρ) で表すんや。

デコヒーレンス環境とのからみ合い)

デコヒーレンス対象キレイ状態からグチャグチャな状態になって、エントロピーが増えんねん:

S(ρ_obj') > S(ρ_obj)

環境とのからみ合いが進むと、対象状態環境情報を失うて、一番グチャグチャな状態に近づくんや。

観測主体対象からみ合い)

主体対象を見ると、波動関数が縮むから対象状態がハッキリして、エントロピーが減んねん:

S(ρ_obj^posterior) < S(ρ_obj^prior)

主体観測対象のことを知る過程は、量子ベイズ則に従うんや。

量子ベイズによる証明

量子ベイズの考え方に従うと、観測後の考え(後分布)は観測前の考え(事前分布)を観測結果で更新すんねん。観測前後エントロピーの差はこう説明できんねん。

1. 事前分布エントロピー:

H_prior = -∑_i P(i) log P(i)

ここで P(i) は事前分布確率やで。

2. 観測結果による更新(後分布):

P(i|O) = P(O|i)P(i) / ∑_j P(O|j)P(j)

3. 後分布エントロピー:

H_posterior = -∑_i P(i|O) log P(i|O)

観測対象状態がハッキリするから普通

H_posterior < H_prior

が成り立つんや。

この不等式はエントロピーが減ることを示して、観測情報を得て対象状態をハッキリさせる効果があるってことやで。

結論

量子ベイズの考え方で以下のことがわかったんや:

1. 対象環境からむとデコヒーレンスが起こって、対象エントロピーが増えんねん。

2. 主体対象を見ると対象状態情報が得られて、エントロピーが減んねん。

まりデコヒーレンス観測はそれぞれエントロピーを増やしたり減らしたりするんや。これが量子ベイズ形式数字ちゃん説明できるってわけやで!

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