2024-10-22

永久機関が作れない理由簡単解説するで

永久機関が作れへん理由は、基本的エネルギー保存の法則エントロピー増大の法則っちゅう物理大原則に関わってるんや。

エネルギー保存の法則

まず、エネルギー保存の法則やけど、これはエネルギーは新しく作られへんし、なくなりもせえへんってことを言うとるんや。たとえば、電気を作るために水力発電で水を落とすと、その水が持っとった位置エネルギー電気エネルギーに変わるわけや。やから、何かエネルギーを生み出すには必ずどっかからエネルギーを持ってこんとあかんってことやねん。

でも、永久機関って「エネルギーを外から入れんでも、ずっと動き続けるもん」を目指しとるやろ?せやから、これがエネルギー保存の法則に引っかかるねん。外からエネルギー補給せんと、何も動かへんし、動き続けるなんて無理やっちゅうことや。

エントロピー増大の法則

次にエントロピー増大の法則やけど、これがやっかいやねん。エントロピーっちゅうのは、簡単に言うたら「エネルギーの散らばり具合」や。自然界のエネルギーっちゅうのは、使えば使うほどバラバラになっていく傾向があって、これが「エントロピーが増える」っていうことなんや。

たとえば、車がガソリンで走るときガソリンの中のエネルギーを使って車が動くけど、そのエネルギーは全部が全部動きに使われるわけやなくて、熱とか音とかになってバラバラに飛んでいくねん。これを元に戻してガソリンにするんは、めちゃくちゃ難しいし、実際には無理やねん。つまりエネルギーを全部無駄なく元通りにすることができへんから永久に動き続ける機械っちゅうのも無理やっちゅうことや。


結局、永久機関を作るっちゅうんは、物理基本法則に反しとるから、どんなに頑張っても実現せえへんっちゅうわけやねん。残念やけど、それが現実や。

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