はてなキーワード: 娯楽施設とは
ここ数日、はてな匿名ダイアリーで、都会から田舎へ引っ越してだるーんな人の記事が話題になっておりましたので、ここで一つ自分の話をしようと思いました。
私はまず埼玉の、池袋や新宿まで自宅から1時間くらいのところに産まれ20才で家を出て、東京23区内に10年、多摩地区に2年、そして鹿児島のとある離島に嫁いで12年になります。
何で離島まで行ったかと言えば、色々事情が重なり、夫婦共々義実家にお世話になる以外選択肢がなかったからなので、行きたい嫌だ以前に、行かざるを得ません、という感覚ですね。
で、特徴を箇条書きしてみます。
1.一軒家かつ隣が遠いので、騒音を気にせず音を出せる。
これは住んでみると案外大きかったです。
声量や足音を気にしないで行動できますし、いつでも音楽を流せます。
コーポやマンションはそうもいかないと思いますが、大体見知った仲の人たちがぐちゃっと住んでいるらしく、お互い様感覚だとか。
2.買い物する場所がない
私は車の免許を持っていないので(取ったら人を死なせるか自分が死ぬかのチキンレース)、徒歩で買い物に行きますが、10分圏内だと個人商店が2軒だけで、20分で薬局兼雑貨屋、といったところです。
肉や魚は冷凍、他の食品も高いので、夫が休みの時に車で15分くらいのスーパーに買い出しに行きます。
私の住んでいる場所から20〜30分のところに島で一番栄えてる港がありますが、そこもスーパーが3軒、ホムセンが1軒、あとは個人の専門商店が多いです。
何でか知りませんが肉屋が多くて、関東よりお肉がおいしいです。
ただ、通販の著しい発達で欲しいものは大体Amazonや楽天で揃います。
ウィンドウショッピングや、書店やレコード屋がないためジャケ買いができないのはキツいです。
3:都会を一番感じるのはコンビニ
3軒あるなら別々にして欲しいですが事情があるので仕方ありません。
この島で流行の最先端や都会の匂いを嗅ぎたければコンビニが手っ取り早いです。
品物の入れ替わりが頻繁ですし、流行しているものを多く取り入れてますから。
島には書店がないので、雑誌や流行しているマンガの単行本などは本来の発売日より3日遅れで棚に並びます。
流石に鬼滅の刃は置いてありませんでしたが、予約取り寄せはしてくれるようです。
4.娯楽施設がない。
大きな公園・遊園地・動物園水族館博物館美術館・映画館・ゲームセンター・ショッピングモール、全滅です。
あと、男性の一部にとってはつらいかもですが、キャバクラと風俗がありません。
鹿児島と我が島に予算や力が無いのと、風営法が絡んでそのような状態になっています。
我が家はインドア派なので、休日はTV・PC・スマホ・ゲーム機がフル稼働していますが、正直なところこの環境で他の家庭が休日に何をしているのかさっぱりわかりません。
いや本当に何してるんだろう?
なんか、山林はたくさんあります。
ただ、本州ではみたことのない樹木や植物がワサワサしていて、それらは常緑樹?みたいで、紅葉や落葉をしません。生体よく分からない。
また、夏場はハブがでるので草深いところに行くのは厳禁です。噛まれたら死にます。保育園の避難訓練に「ハブ」がある程度には頻繁に出ます。
農作物に関してはサトウキビ畑がうわーっと広がっていて、その間に個人所有の畜牛の牛舎があって、秋になると空き地が耕されジャガイモを植えます。
その年によって台風や気候がかなり違うので、取れ高やキロあたりの価格も相当違いますが、島で農業をしている人はそこらへん余り気にしていないようです。
高く売れたらヤッホー!安い時はショボーン、みたいな。
まあ皆さん元々がいいかg…おおらかなので、そこも大雑把でやってるようです。
7.帰省が難しい
イマドキの増田さんなら、こんなところで生きたく無い育ちたく無いと感じる方も多いでしょう。
もう子どもの頃からネットに触れて、全国、特に大都市圏の事情を知っている人がここにきたら、出生・移住ガチャで大失敗をした、と感じるはずです。
ただ、私としては、ネットがあるから隣の芝生がエメラルドグリーンに見えちゃうし、ネットがあるからこんな僻地でも生きていける、という二律背反はひしひし感じます。
嫁いでから島に友人知人が全くできなくとも寂しく無いのは、リアルタイムで住まいがどこであろうと友人達にアクセスできるからですし。
いや、人として1人くらいリア友いるべきなんでしょうけど。
長々と書いてしまいましたが、何というか、暮らしに飽きたりモノがないことにブーブー文句言いながらも、割と快適に生きてはいるよ、という感じです。
住めば都、とは申しませんが、まあ都会の方が圧倒的に楽しいのはそうですけど、楽しいばかりが生活でもないので。
何か尻切れ蜻蛉ですが、これにて。
マスク着用拒否により飛行機から下ろされた人が居た一件以降、マスクを着用できない人への視線がさらに厳しくなったような気がする。
最近そう思うことが増えた。
マスクをしてない=わがままな人というレッテルを貼られているようで、とても周りの目線が怖い。
自分はパニック障害によりマスクができない。感覚過敏症もあり、締め付けがあるものも極力避けるように主治医から言われている。
口を塞がれる状態になると発作になったりするのだが、スーパーでマスクができない旨を伝えると、ハンカチを当ててくださいと言われた。
ハンカチが当てられる状態なら、マスクだってできるのではないか……。
少し前、海外のディズニーでマスク着用できずに入園拒否になった件も見ていたけれど、娯楽施設であればまだ行かないという選択肢がある。
行かないという選択肢が取れない場所でマスク着用できない人はお断りと言われる。
マスクを無理に着けようとして体調が悪くなって昔から通っている病院に行く。
すると受付の人にマスクを着けてくださいと言われる。
着用できないのですが。
そう返答したのだが、着用してくださいと再び言われる。
困って固まってしまった自分に、忘れた人のために用意されたマスクを1枚差し出され、口元に当ててくれた。
口元が塞がれたことによりすぐに過呼吸になり発作が起こって待合室から奥のベッドに運ばれた。
あちらは親切でしてくれたのだと思う。
口元にマスクを当ててくれたのはそのスタッフさんの親切心だと思う。
マスクをしてない人がいると他の人も不安に思うだろうというのもあると思う。
けれど、そういった事情のある人が受診する病院で、マスクをしてないのは単に忘れたからなのか事情があるのか聞いてくれても良かったのではないかと。
マスクが着用できずに困っていてその病院を受診するのに、マスクを着けてくださいと言われるのはとても理不尽な気持ちになる。
どうやって生きたらいいのだろうか。
病気によりマスクを着けられないのはわがままではないので申し訳ないし許してほしいと思う。
けれど、マスクを出来ない人である自分はずっと申し訳ないという気持ちを持って生きなければいけないのか。
もし自分に他の身体に障害があって、例えば車椅子で生活していたとしたら、バスの乗り降りの度に時間がかかってすみませんと思わなければいけないのか。
ベビーカーで電車に乗ったらスペースをたくさん取ってすみませんと思わないといけないのか。
どちらも最低限必要なことをしているだけで悪いことをしているわけではないのに。
すみませんと思わない人は図々しい。すみませんと思わないと許さないという、日本人の謙虚じゃない人は許さないというような圧力を感じている。
それってなにか違うのではと思う。
いろいろ事情はあれど、自分が悪いわけではないのに、ずっと申し訳ないと思わないといけないのかと。
弱者と言われる側の人が普通に生きているだけで負い目を感じて生きなければいけない社会は悲しいと思う。
図々しく生活するのが正しいとは思っていない。
もちろんこちらの努力として、マスク着用できないことを理解してもらうために名札を下げて生活している。
けれど1日に何回もマスク着用できないのかと聞かれて、何回もすみませんマスクできなくてすみません、と唱えて生きているととても辛い。
何度も何度も、1日のうちにその会話だけでどれだけの時間がかかっているのだろうと思う。
申し訳ないな、と思わなくても普通に生活できるように社会が寛容になってくれたら、と思う。
そういう世界にならなければ自分はもう最低限の買い物にも行けない。
仕事は在宅で出来ているものの、買い物に行けないので自炊が出来なく、食事は全て宅配に変えた。けれど金銭的に負担が多いので1日の食事回数を減らした。
宅配の種類はまだ選択肢が少なく、自炊ではないので栄養バランスも偏っていると思う。
日用品も通販で買えるものもあれば買えないものもある。そして送料もかかる。
事前に買ってストックしているものもあるけれど、日常では突然買い物しなければならない場面もある。
マスク着用できないことによって《お断り》され、外に出られないことは金銭的な負担がとても大きい。
(そんなこと書いてる店はないと思うが)
【マスク着用できない人はお断り!】と書くのは差別ではないかと思う。
店側は
事情によりマスクを出来ない方はできる範囲でご協力ください。】
などにしてくれたらありがたい。
マスクをしてなくても咳やくしゃみをするときには人の方を向かない、ハンカチでガードするなど最低限のことは守っていくので。
そしてマスクしてない人=わがままな人というレッテルはやめてもらえたらありがたい。
どうか、マスク着用してない人を見ても、事情があるのだと察していただけたら嬉しい。
すみませんと1日に何度も唱えて辛い思いをすることなく、事情を受けれてくれて、フラットに生きられるバリアフリーな社会になるといいなと思う。
現実とゲーム世界の関わり方のバリエーションがありすぎて好き。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200424/k10012403771000.html
都に限らず大阪などを見ても、このような知事の毅然とした対応には一定の評価が上がっているが、しかし、私はこのパチンコ叩きは一都市の首長として相応しくない恥ずべき行為だと考える。
今の一部首長のやっているパチンコ叩きはハッキリ言って、目立つところを叩くことでイラだつ市民のガス抜きをし、コロナ対策してますアピールをする以上の意味はない、非常に非論理的な行為だ。
昨日や一昨日、街に出てみて実際に見てきたが、延長前の自粛期間である5月6日を過ぎて多くの娯楽施設が営業再開をしていた。
その中にはパチンコに負けず劣らずの感染リスクを持つ店も当然存在する。
少し前までならともかく、このような情勢下においてパチンコ店のみを名指しで叩くのはあまりに平等性を欠いている。
コロナ感染の原因になると晒し上げたければ晒し上げれば良いと思う。
ただ、もしパチンコを晒し上げるなら、同程度の混雑具合、不要不急具合の施設は全て晒し上げるくらいのことはやるべきだと思う。
明確な論理的基準を設けて、それに反するものは全て処罰するくらいでなければ、民主主義法治国家の行政に求められる公平平等性に著しく反しているだろう。
そのような当然のことさえせずに、少し悪目立ちをしていて、叩いても市民から反感を受けずらいからという理由だけでパチンコ店のみを批難するのは、行政の人間として余りにお粗末だ。
ちなみに、何百人も行列ができるようなパチンコ店は一部の人気店? 周囲に営業している店が他にないところ? だけであって、全てがあのような状態になっているわけではないということは言っておきたい。
(私はパチンコはやるが、原作知ってるアニメの台が出たら遊びに行くくらいで、ガチギャンブラーではないので、どういう店が人気になっているのかよく分からない。すまん。このあたり詳しい人がいたら教えてほしい)
私は都内に住んでいて、家のそばに二軒ほど営業再開していたパチンコ店があったので中を覗いてみたが、まあ平時と変わらないくらいの込み具合だった。
コロナ禍において好ましくない状態であることは否定できないが、他の業種と比べて特別槍玉にあげられなくてはならないような酷い状態ではなかったのは間違いない。
テレビで取り上げられているような人でごった返している店は休業した方が良いのではと私も思うが、全てのパチンコ店が極めて高い感染リスクを持っているというのは大きな勘違いであるということだけは認識しておくべきだ。
政府VS東京都バトルは小池知事に軍配! パチンコ店やストリップ劇場まで守ろうとした安倍政権のトンデモ理由?
https://www.j-cast.com/kaisha/2020/04/10384066.html?p=all
東京都の休業要請の事業者選びについて、いかに政府が足を引っ張ってきたか、毎日新聞(4月10日付)はこう報じている。
「都関係者によると、内閣府は都側との協議で、リストに記載されたストリップ劇場、個室ビデオ店、ゲームセンターなども休業要請先から除外するよう求めていた。ある都幹部は『国は休業要請自体を出させたくないのだろう。要請範囲をどうするかの議論にすり替え、時間稼ぎをしている』との見解を示す」
「国側は都の案に対していくつかの施設を除外するよう求めてきた。中にはマージャン店やパチンコ店など娯楽施設も含まれていた。焦点となった『居酒屋』にも注文をつけた。国は居酒屋には明確な定義がないことを理由に、『ラーメン店でビールを飲むことまでダメになってしまう』と主張した」
なぜ、政府はことごとく東京都にブレーキをかけようとするのか――。時事通信(4月10日付オンライン)の説明はこうだ。
「政府関係者は『百貨店や理髪店まで営業を止めると影響が大き過ぎる。東京都は走り過ぎだ』と指摘。ある自民党議員は、大手パチンコ店から『1カ月営業を止めると億単位の売り上げが消える』と相談を受けたと打ち明けた。休業要請に応じた経営者らが国に損失補填を求める可能性もあり、首相周辺は『一晩で何百万円と稼ぐ銀座の高級クラブにまで補償はできない』と漏らした」
というから、パチンコ店はおろかナイトクラブまで反対していたわけだ。要するに、補償問題にタッチしたくないというのがホンネのようだ。
ずっとアート・文化を支援して来て、ここまでの怒りは、ほとんど記憶にない。
>文化芸術、スポーツへの救済は? 安倍首相「税金で補償はなかなか難しい」https://t.co/3x15H4tM1c— 福井健策 FUKUI, Kensaku (@fukuikensaku) 2020年3月29日
首相「感染拡大が止まった後、イベントなどに大胆な需要喚起策を」 例:観劇割引券。
一体、何を言っているのだ。その時にはチケットは自然に売れる。今、政府の自粛要請を受け止めて、開けば売れる劇場・ホールをあえて閉じているから、現場はその前に死にかけているのだ。https://t.co/Mzd0sG9XpQ— 福井健策 FUKUI, Kensaku (@fukuikensaku) 2020年3月29日
あ、駄目だこれ。
コロナ禍に耐え切れず、最中やその後の大恐慌で企業潰れまくるルートだ。
一応首相は現金支給についてはやる意欲はあるみたいだけど、イベント系企業にはつまり金を出さないと言う事だし、今後この手の企業が倒産する見通しが高まった。
企業なんて潰れたらそれこそダメージ大きいからこそ、海外は仕分けの手間すら惜しみ一律支給や企業支援しだしているのにねぇ。
何にしても今からもう楽観的な見通しでコロナ禍後のお肉券だとか言っている時点でダメだと思う。
その大胆なイベント等を行うにしてもその企業が潰れたら終わりだよ。
野球にしろラグビーにしろ企業持ちの所と言えどもスポーツがこの状態が続くならば、かなりダメージが大きいのは事実だし、そう言うバックがない所が格闘技のK1の例を見れば判るはず。
そしてライブ等のコンサートにしろ演劇にしろあのコミケ等の同人即売会にしろイベント企業が潰れてしまえばそれまでだよ。
ただでさえ、民間の遊園地や動物園等の娯楽施設もダメージが大きいし、観光地もそれこそ沖縄の現状を見れば割と致命的なダメージを被っているのも判る。
何せ製造にしても部品の配給や流通が壊れ出しているので、今後どうなるかもわからないし現状見通しも暗い。
飲食業なんてただでさえ消費税の重荷でヤバい所でコロナ禍がきてしまったからね。
実際潰れ出している。
またオタク関係の話題についても普通に今後アニメの遅延などが現れだしているのはreゼロとか見ても判る事だしねぇ…。
今やるべき事は失業者や休業者の現金支給(海外は手間すら惜しいので一律支給に踏み込んだ)、企業支援、そして今後を見越した国民に対しても企業に対しても大きな重荷になっている消費税廃止であって、商品券とかではないよ。
三月二十五日(水)
地味な作業が続く。おそらく明日はもっと地味な作業を一日中続けることになる。今のうちに英気を養っておこう。そのため夕食に加えて、香ばしいベーグルを食べた。
COVID-19はどんどん大ごとになってきており、首都の封鎖までまじめに検討されている。気が重いので、ニュースも必要最低限を追うにとどめ、ツイッターでの評論家や素人の議論はほとんど無視している。このままだと、懸念していたとおりに美術館を全部閉めることになってしまうだろう。やはり今週末のうちに出かけておこう。金曜日の職場帰りなら土日の外出自粛にはかぶらないし、バンクシーは横浜市内なので小池都知事の管轄外だ。冗談はさておき、今のうちに気晴らしをしておかないと、今以上の危機の際に平常心を保っていられない。これで図書館まで営業を取りやめられてしまったら、目も当てられない。家にこもって久しぶりにcivilization 6でもやるべきか。
で、ますます風俗どころの話ではなくなってきているが、そもそも自分が本当に行きたいのだとはあまり思っていない。実際に行くよりも、行ったところを空想するほうがずっと好きだということもありうる。性的な自由というか放縦さは、自分の中では無制限の自由のシンボルになっていて、だから仕事中にしんどくなったときに人妻ヘルスで二人のおっぱいを同時にもみもみすることを思い浮かべてやり過ごすのだ。実行したところで自分のようなタイプは、まず初対面の人間二人を前にして、確実にアウェイに感じるだろう。こうやって自分の風俗に対するスタンスをメモしてみると、自分の本当にやりたいことが見えてきてありがたい。
そうだ、金曜日にベトナム料理を食べようとして調べたのだが、bunkamuraのそばにはベトナム料理屋が二件あるらしい。二つともすぐそばの雑居ビルの六階にあるのは面白い偶然だ。食べログの情報を信じるならば片方は日本人好み、もう片方は本格派らしい。本格派のほうが面白そうなので、そちらに向かうとしよう。
それにしても本当に娯楽施設が全面閉鎖になったらどうしようか。ずっとためらっていたアマゾンプライムへの加入も検討してもいいかもしれない。一応docomoユーザーなので、無料券をもらっているのだが、面倒くさがってまだ手続きをしていない。自分は必要がないならやらないという無精者だ。
今思い出したが、今日は職場でランチ会があった。以前はパクチーを名物にしていた店だったのだが、それがつぶれていつの間にかパスタ屋になっていた。期待していたよりも麺がもちもちしていておいしかった。ただ、十数人で押し掛けたのに台所を一人で切り盛りしていて、大変そうだった。普段はそれほどお客さんが来ないのだろうか。
小説の執筆は、日曜日に再開するつもりだ。再開したら、日記をここで書くのも取りやめるかもしれない。
追記。
三月二十六日(木)
起きたときにまたもは片頭痛、加えて吐き気があった。大分収まったが、まだ具合が悪く、ひとまず午前休をもらった。
思い当たる理由は特にない。強いてあげれば、非常に不快なニュースを増田経由で見てしまったことだが、海外の翻訳サイトであり、フェイクニュースである可能性も否定できない。実際カテゴリを見るときわものばかりで、大いに疑わしい。事実だとしても、自分が取れる対処としては特にない。
増田は、自分の感情を整理して公開するにとてもいい場所だと思うが、垂れ流し状態というか、自分の負の感情を吐き出すというか、他人に八つ当たりしているようなトピックもあるので、そうしたものからは適度に距離を置きたい。
旅籠屋2部屋2泊が32000円が身の丈にあってるけど、数年に1度の旅行で別部屋もちょっと。
9万円は確かに高い。交通費や昼食代、娯楽施設代であと3-4万ぐらいはかかりそう。
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妻が三日の休暇を取り、子どもにどこに遊びに行きたいか聞いている
「泊まる必要はないんじゃないか」宿代がもったいないので妻に確認する。
「私3万出すから、温泉旅館予約しといて」とかのたまってきた。
俺は家族4人で2泊の部屋、どう考えても10万以上するだろと思ったが、
妻の真意(旦那の俺が多く出すのが当然か、3万で充分だろ)を確かめるのも面倒なので、
何とか安めの部屋、大人2人、子供2人、2泊3日朝夕食付93000円を探して妻にメールした。
妻は明らかにテンションが低くなり、「9万円て大丈夫?もっと安い部屋無いの?」
大人一人一泊6000円ぐらいで考えてたらしい。
こんな安いホテル嫌だとか言われなくてよかった。
こっちで出稼ぎするのもいいかな〜とか、軽い気持ちで火星に来たけど、最近は帰りたくて堪らない。じゃあ休みでもとって帰ればいいんだろうけど、やっぱり往復の航空券の値段で何回風俗いけるか考えるとどうにも…
5年前は火星労働も先進的でいいかな〜とか思ってたけど、結局やることは機械に任せるほどでもないような単純作業・肉体労働。
そりゃこっちには物資もないし、工場もないし、メンテ代も高いから、ロボットにさせるような仕事も人間に任せたほうが安くつくもんな。そんな当たり前にも気づかなかった馬鹿な俺が憎い。
風俗は安いが、それ以外何もない。娯楽施設もないし、ショッピングモールはリゾートにきてる金持ち向けで歩くのも憚れるし。同僚の殆どは酒に逃げてるが、肝臓の弱い俺はそんな気にもなれないし。公営ギャンブルも質が低くて、はじめこそ嵌ったが飽きてしまった。
月2回の風俗くらいしか楽しみがない。少し前は月1に減らして高級店に行ってみたりもしてたが、そもそも火星に残っている時点で嬢のレベルはお察し。地球のAVみたいな女が心底羨ましい。
歳のせいか、ともかく地球が懐かしい。人間は地球で生まれたのだから、地球の地面を踏んで歩くべきだったんだ。
もう少し若いうちに帰って嫁でも探しときゃ良かった。今更帰っても、仕事ないだろうしな。開拓も頭打ちであの頃のような希望に溢れた雰囲気はもうない。こんなつまらない土地につまらない人生とともに取り残されてしまった。
昨晩のNHK番組の「AIに聞いてみた」をご覧になっただろうか。
いままでなんとなく
日本人男性に恋人ができない、結婚できない原因として「低所得である」ことが第一位に上がっていた感があるが、
昨晩同番組ではこんなことが言われていた。
「国民が低所得でも少子化が改善した国は多い、低所得のほうがむしろ結婚することで所得を増やし支出を抑えられるため、危機感のある人は結婚を選ぶ傾向がある」
とし、
「新しいことに興味のない人間、アクティブでない人間が彼女ができない」データを示したのだ。
つまり低所得でも人間性豊かであればそこに惹かれる女性と結婚は可能だといえる。
実際に彼女のできない男性の行動パターンとして上がっていたのが
あらゆる家電、生活便利品を「不要」とし関心が低い、(かつ支出を抑える行為にも無関心)
保養施設、娯楽施設に「行かない」、「出かけない」、友人や知り合いが「いない」、家からそもそもあまり出ず、生活面でも自炊をしない、筋トレしない、お茶をいれない、食品専門スーパーへいく頻度週一回未満、休日家事30分以下という項目が並び、なるべく動かないで暮らしている人物像が浮かんでくる。
つまり、耳の痛い話だろうが、
無条件で自分を好きになる女の子が部屋のなかから沸いてでてくるのを期待しているからという痛々しい結論が出てしまっていたのだった。
折しも私は漫画やアニメ、ドラマから得られる恋愛経験則が現実の人間に与える影響は非常に大きいと思っていて、なんの根拠もないのにどこかに自分を無条件で好いてくれる異性が存在しているはずで、いつか向こうから積極的に好意を寄せてもらえると信じている男性は割合多いと感じている。
現実問題女性と接触してすらいなかったり、風俗は行っていても女性の友達が一人もいなかったりと、人と人とのコミュニケーションを飛び越えていきなり「彼女」を得られる幻想を持ち続けている男性が多いように思う。
それは男性視点のみの恋愛漫画やAVが日本には氾濫していて、彼女ができることとセックスすることが漫画のなかではとても手軽で簡単に、かつ年頃になれば唐突に起きうる事象となっており、現実もそうだろうと思い込んでしまうからだと思っている。
二次元の彼女は生理にもならず妊娠もせず、性病ももたず、ホルモンによるメンタルの不調も起こさない、きれいになるための投資や努力は表立って見えず、男性に常に優しくて、興味と信頼を持って丁寧に話しかけてきてくれる。
大方の女性が毎晩風呂場で尻の毛をせっせと剃っているなんて知らないだろうし知りたくもないだろう。(脱毛サロンで何万も出して他人に局部を晒し、痛い思いをしながら処理してる人もいる)子供を産むとき力むのでうんこを漏らさないよう浣腸をして出産に臨んでいるなんて知らないだろう。(昔は当然ウンコを漏らしまくって産んでいたはずだ)
女性の友達がいない男性に、フィクションで語られるような聖母か娼婦かの二択しか女性像が存在しないのは問題だと思う。
社交辞令の笑顔を好意と勘違いしたり、ただ話しているだけでお付き合いまで妄想して照れ始め、目が合わせられなくなったり挙動不審になるなどの事故が起きている。
あるいは、女性の中にある精神や人格を想像できないために、その処女性でもって新品、中古という表現で女性を語る浅はかな男性もでてくる。
男性がもし採用面接で面接官に「中古かあ(侮蔑の目)…」といわれたらどう思うか、である。
コンドームをつけたセックスしかしていないK子さんが中古なら、生理の時タンポンを使う女子中学生Aちゃんも、大人のおもちゃを入れて処女膜貫通してしまったセックス未経験だけどペッティングまではしたことがあるOLのRさんも中古である。男性器が直接触れてないなら新品というならコンドームをつけたセックスしかしていないK子さんは新品だということになる。
男性とイチャイチャした時点でもう中古!というなら、処女厨の男性はペッティングまで経験してるセックス未経験のRさんからの告白を無下に断るんですかね?Rさんくそ美人なのに?
女性が人間であることを実体験として知らないまま男性が恋人や結婚相手を探しだしたら、女性から突然恋愛漫画では一度だって触れられたことのなかった年収だの身長だのの選別条件をいいだされるのだから、現実の女に裏切られた気持ちはさぞ強まることだろう。
(男性であることがなにより女性にとって価値があることだと無意識の差別意識がある人ならば、自分も選別される側であることに気付き自分の市場相場を知ることも初めての体験で屈辱であり苦痛だろう。プライドはズタズタに傷つけられるはずだ)
女性の平生(友達としての女性)を知らずに、いきなり汚いところ(恋愛対象としての女性)をみるのだから、ショックはなおさら大きく感じるに違いない。
彼らは女性が人間であることを知らずにいきなり漫画のような「生まれたときから彼女」を探してしまう。
女性の権利を訴える方々がよくいう「女性のモノ化」の本当に言いたいところはこれだ。娼婦としての女性表現はもちろんだが、女性の扱いが「良すぎる」作品も問題なのだ。
女性キャラが聖人化しすぎていると、現実の女性への勝手な失望をおこし、現実の女性を嫌悪する男性がいるからだ。聖人が尊くえがかれるのは人を集めるために利用される誇張された存在だからであり、フェイクであり、中身のない「モノ」なのだ。
「清楚」設定のはずの美少女キャラが下乳のみえる服を着ているように、二次元の女性に本人の意思や人格はない。あたかも人格があるように巧妙に設定されたAIのようなものだ。
もちろんAVもだ。女優さんが演じている架空の人物であり、架空の性感帯であり、架空の世界なのがAVだ。
男が企画し、男が作り、女優さんはお金もらうために男の言う通り動いてるだけだ。女性の本当はそこに存在しない。
例外もあるだろうが、そう思っていたほうがずっと本物の女性にとって、優しいのなら、そう思っておくべきだ。
そもそもその人に「彼女ができない」のは、「彼女を作るための行動」が必要最低限に足りていないのが生々しい理由だ。
映画や漫画で世界を知った気になっている人に限って、海外に出たことがないように。
彼女ができるのが100ポイントと数値化できるとしたら、容姿のおかげで生まれたときから20ポイントある人もいれば2ポイントの人もいる。
新しい習い事を始めたとしてもその習い事に女性がいなければその努力はたった1ポイントだし、高齢女性しかいないから1ポイントだと思っていたらその人に同世代の孫がいたりして20ポイント前進することもある。動くしかないのだ。
おそらく「低所得だから彼女ができない」という理由すらも、現状を変えずに済む甘い心地よい理由として彼らに好まれていたわけである。
草食化と言われてきたが、昔は強制的または半強制的な結婚が存在していたので、私は日本人男性が最近になって突然草食化したとは思っていない。むしろ日本人男性の3分の1以上が本来自発的に動くことに対して消極的な生き物なのではないだろうか。
彼女がほしいなら、勝手に女性から裏切られた気持ちになって恨みを募らせる一人相撲はやめて、リアルの女性と友達になるための行動を起こすべきだ。知り合って、好みのタイプの女性がどんなタイプの男性を好むのか知り、そのパターンの男に近づくように自分の属性を変えていく努力をするのが恐らく一番労力の少ない努力だろう。そして相手の出方をみてないで、さっさと好きになっちゃったから付き合ってほしいと男性からいうべきだ。
男に振られる女は哀れだが、女に振られた回数を男は誇っていい。
振られることを恐れない男はカッコいいからだ。
(セックスにおいて女性の方がリスクが高いため、リスクを追う方が誘いをかけて振られるのはやはり悲しく惨めだ)
無事彼女ができたら少しずつ本来の自分に戻していってもいいはずだ。服の趣味を無理に変えていたのなら、もとに戻してもかまわない。もっとも、彼女の好ましい視線を受けられるなら、着る服の趣味くらい変えてもいいかなと思う男性がほとんどだろう。
かつ好奇心の強い
意欲的な人であった。
健康な人は現状をかえる逼迫した動機が生まれないのも皮肉だ。不健康になり能動的に動けなくなった頃になって、「妥協」する相手すら見つけられなくなるのは悲惨だ。健康で焦りのないときからどれだけ人間関係を広げられるかにかかっている。
「インターネットでの情報収集」はしたほうが結婚率は上がるが、
「ネットニュースを1日一時間以上読む」、「SNSに投稿している」と彼氏ができない傾向がある。
というのが印象的だった。