はてなキーワード: イントネーションとは
小学3年生の時に転居した土地は、以前住んでいたところよりもかなり田舎だった。
以前は田畑は少々あるが小さな商店や住宅がひしめき合っている町。バスは10分置きには来るくらい。ほぼ標準語で通学は私服だった。
転居先は、田畑が広がり校内の過半数が農家の子。バスは2時間に1本程度で、かなり訛りがあり通学着は指定のジャージだ。
転校して一番のカルチャーショックだったのが、その訛りと文章の読み方である。
話し言葉にも訛りはあったが、音読の訛り方はそれと全く違っていた。
教科書の音読をすると、皆一様にいかにも妙なイントネーションで読み上げるのだ。
そのイントネーションとは、文章の頭からずっと同じ音程で読み、句読点の前の一文字だけガクッと音程が下がりながら語尾を伸ばすというもの。
音符に直すと「ミミミミミド~、ミミミド~、ミミド~、ミミミミミミミド~」という風に。
例文で表すと
「こんにちは、わたしは タナカイチロウです、トウキョウから、デンシャで やってきました。」
「ミミミミド~ミミミド~ミミミミミミミミド~ミミミミミミド~ミミミミド~ミミミミミミド~」
このようになる。
決して冗談ではない。
両親に連れられて行ったスーパーマーケットでも店内放送は同じようにミミミドのイントネーションで流れており、大人も同じであることに改めて驚いた。
転校初日、学校指定ジャージの購入が間に合わなかったため、以前の学校と同じように私服で登校したことが発端だった。
前述したようにこの学校ではジャージが通学着で、男子は青、女子は臙脂色の指定ジャージを着用している。
その上指定されてもいないのにほぼ全員がプーマの白いスニーカーを履いていた。
またこのジャージは通学着に限らず普段着としても着用しており、私服を着るのは冠婚葬祭だけという者が多い。
必死に話し言葉を合わせて、ミミミド~読みも会得し馴染もうとしたが、状況は好転することはなかった。
日々の陰湿ないじめに耐えるのにもう飽き飽きし、これ以上媚びても仕方がないと、5年生になった時にミミミド~読みを止めることに決めた。
そして国語の時間、音読の指名を受け、私は意気揚々と標準語で教科書を読み上げた。
関西で泊まった正月の宿で、混むからと言われ朝食会場に早めに行って開くのを待ってた時に来た関西の方と思われる老夫婦。
旦那さんの方が様子がおかしくて、奥さんの言動から推測するとどうやらアルコール依存で奥さんが寝てる間にどっかから酒を調達して飲んじまったらしい。
並んでいた私たちに機嫌良く話しかけてきて、しかしフラフラでまともに立っている状態をキープするのが難しいように見えた旦那さんは、奥さんから座ってて!と言われて床に座ったり転がったりしていた。我々への軽口と楽しげな表情やしぐさは、確かに酔って陽気になってる人のようにも見えたが、意外にも酒臭かったりはしなかった。
そうこうしている間に開場待ちの列が本格的に出来始め、旦那さんは他の人達に合わせるためか立ち上がろうとした。その時バランスを崩し後ろに転倒、そこにあった立て看板を背中で吹っ飛ばし破壊はしたが、更に後ろにあった壁の前にうまく倒れたため幸い壁や床に頭を打つことは免れた。
周囲の男性陣に助け起こされた旦那さんに奥さんは怒り、嘆き、その身体を叩いた。合間に周りに謝り倒しながらおそらく壊した看板の件を謝りにフロントに行くためか、旦那さんの腕を掴んで壁の横のエレベーターに乗って去って行った。
(ちなみに立て看板は元々半壊状態をテープで修復していたものだったので、多分弁償と言う話にはならなかったと思われる)
二人とは朝食後にチェックアウトを済ませて乗ったエレベータで再会、再び謝られた。一時間以上経っていたからか、フラフラがマシになっていた旦那さんは普通の状態に戻りつつあったように見えた。こっちに手を振るまだ機嫌の良い状態の旦那さんと、頭を下げる奥さんに見送られて宿を出た。
「依存症の旦那さんが、おそらく奥さんが寝ている間にホテルの自販機で酒を買って飲んだ。酒臭くないのにフラフラしていたのは服用している薬との飲み合わせのせいで身体の症状が強く出ているため」
明らかに依存症の旦那さんはまあ「わかる」。一生断酒は大変だろうなと思う。我慢できなかったのだろうなと思う。
朝食会場の前で、奥さんは旦那さんに向かって半泣きの声で訴え、私たちに謝りながら「この人治療中なのにまた飲んだんです、また病院に行かないと」「もう、どうしてまた、飲んじゃったの?ねえ、どうして」と言っていた。
見た目は『懲りずにアルコールに手を出してしまう夫に苦労させられている可哀そうな奥さん』だった。
でも何故か私が感じたのは『奥さん迂闊やなー』だった。
なんで治療中なのに旅行?旅行って酒を買う機会・口実を与えるようなものではないの?
宿では24時間自販機から酒を買えるのに?(知らなかったのかもしれないけど)
耳にした言葉のイントネーションから関西の方のようにみえた。墓参に伴う宿泊だったのなら日帰りもできたのではなかろうか?なんでこんな展開になるかもしれない状態の旦那さんを連れてわざわざ宿泊したのだろうか?何で?
何でフラフラで歩くのも覚束ない状態の旦那さんを朝一で食事に連れ出す?まともに食べられるとでも?連れ出すとしたら薬もアルコールの効果も薄れそうな朝食時間終了間際の方がどう考えてもマシなのでは?
等々、ずっとモヤモヤしたまま家に帰ってきて、Wikipediaのアルコール依存症のページを見てみたら、奥さんが典型的な「イネーブラー」「共依存」のパターンだと知ってモヤモヤは晴れた。
ざっくり「関西弁」と言われると「関西標準語」的なふわっとしたものを指す言葉として認識している。
恐らく大阪京都あたりの言葉をベースに、関西圏の人同士なら割とすんなり意味が通じる程度に方言をマイルドにしたような何か。
実際に概念としてはそういったものはできつつあるらしい。 → https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E8%A5%BF%E5%85%B1%E9%80%9A%E8%AA%9E
私は実家が兵庫、住まいは京都なのだが、確かに同じ近畿圏だけど、実家で自然と話す播州弁と、
職場で関西圏のいろんな地域から来た人たちとの間で自然と使っている、京都弁とも大阪弁ともつかない言葉はだいぶ違う。
でも明らかに標準語とも違うから、名前を付けるとするなら関西標準語とか関西共通語とか、まあそんな感じになるよね、みたいな言葉。
自分も周囲も標準語を話そうとすると「キショい」「サブイボ出る」となって落ち着かなかったり(なんか歯茎や首筋や鼻毛がムズムズする)、
たまに関東から新人がくると、新人が口を開く度にツッコミを入れずにいられない人が社内にも社外にも何人もいたり、
イントネーションの違いを関西風に直しつつ意味を確認しないと違和感が気になって会議で話が進まなかったりして、
実際にコミュニケーションの妨げになってしまうので、話し言葉として標準語を使うという選択肢が最初から排除されている。
なんならビジネスの場面でうっかり標準語を使うと、発話者が標準語話者であるという前提を知らなかったり、うっかり頭から抜けていると、
受け手が無意識のうちに「余所余所しく信頼関係ができていない」「バカにされている」「煽られている」「ケンカを売られた」といったネガティブな印象を持つことがあってマジで危険。
関東からきた新人を連れて行ったり、丁寧に敬語で話そうとしすぎて標準語っぽくなった際に、
えらくぶっきらぼうなオッサンから急に「自分(出身は)関東?」と聞かれることがあるが、その辺のスイッチを切り替えるために必要な確認だったりするのだと思う。
裏で「やっぱ関東出身はアカンわ、しゃべり聞いとるだけでかゆーてしゃーない」などと言う事はあっても、大体表面上は態度をスイッチしてくれる。
そんな環境なので、関東圏から就職してきた新人も、数年もしない内に(必要に迫られて)自然と関西標準語話者になるのだが、
呼ばれたから答えるけど、こんな感じかな。発音できなきゃ聞き取れないということで発声法を述べます。
・ドイツ語→水に溺れかかった感じでいながらもハキハキ何かいえばOK。ちなみにイギリス英語やるときもこれ使う。モンティパイソンのジョン・クリーズがヒトラーのモノマネうまいのもこれな。
・フランス語→「ジャ」「ジュ」「ジョ」「シャ」「シュ」「ショ」を多めに交えつつ、鼻母音(鼻にかかった音)を適度に入れる。日本語と同じsyllable timed languageだから途切れ途切れ言う感じでOK。中級者以上はrの「喉のうがい音」もほどほどに入れるとなお良い。
・イタリア語→迷ったら全体的に舌をペロペロさせつつ最後の言葉を母音AかOで終わらせる頻度上げととけばOK。
・ロシア語→タルコフスキー一本見れば覚える。そこでため息をつきながらしゃべる感覚を身につければOK。ただ現代ロシア語で通用するかは不明な。
・スペイン語→イタリア語をベースに母音Uの割合を全体的に増やし、イントネーション若干あげて陽気な感じに。(自分はスペイン語苦手だから微妙かも)
・ポルトガル語→すまん。わからない。もっとボサノヴァ歌わないとな。
ここ最近は動画サイトでの動画広告が百花繚乱で、当たり前のように増えてきた。
伝統的なチャネルと違い安価なので、新興企業や外資などが積極的に活用しているのは、面白いなとは思うのだが…。
外資のCMは大抵、母国語や英語版のCMがあり、それを日本語に翻訳したスクリプトがある。
ここまではいいのだが、なぜかアフレコが、音声ソフトや日本語をしゃべる外国人がアテている事が多くて、複雑な気持ちになる。(なぜなら日本語のイントネーションとアクセントが違和感を感じるレベルでおかしいので)
しかしプロじゃないにしても安価にアフレコをするのは、簡単なご時世に(ましてや海外からなおさら簡単なはず)なぜ、画竜点睛を欠くのか理解が出来ない。
スクリプトの翻訳まで一生懸命金使って、なぜ最後の音声で手を抜いて全てを台無しにしているのだろうか。
ちなみに違和感を感じるのは某ホテル予約サイトの一部の動画と、某国の観光局の動画が最近見たものではそうだった。
さすがにFMCGではそういう手抜きをしていないのはさすがということろか。
この前、友人と口論になった際に、腹を立てた友人が「お前はやはり大陸か半島の人間なんじゃないか」と困り果てたように言ってきた。
相手の根拠としては、私の行動(衛生管理が不十分、うそをつく、言葉のイントネーションがおかしい)をあげて、日本人ならこんなことしない、国に帰れば、などと怒りにまかせて言ってくる。
これに私は強く反発したのだが、脳味噌足りてないとか仕事できないとかはスルーできるのに、なぜこのことについてはスルーできなかったのだろうか?
考えられる点は次の3つだ。
恐らく3つがミックスされた感情なのだろうけど、1.と2.が強かったんじゃないかと反省。大陸の人と仕事もしてるしそうとは思わないのだけど、そういう見方が自分のどこかしらにも存在していて、同じにされては困る、と思った次第か。
しかしこのレッテル、言われた側は、否定すれば「ムキになるのは当たってるからだ」と言われ、その場で家系図だのを持ち出すわけにもいかない。なんともいやらしいがなぜいやらしいと思うかは、結局のところ自分の中にも差別心があるから、ってことなのだろう。
まあ今回、一番悪いのはいつも友人を困らせて疲れさせている私にあるのだが……。
歌をやってくにあたって、発音ってものが問題になるときがあります。
いわゆる洋楽。英語の曲が世界的に流行ることが多いからたいていは英語だけど、場合によってはイタリア語なんてこともある。
特にクラシックで歌をやってる人は確実に避けて通れないですね。イタリア語とかドイツ語とか。
とはいえ僕は英語ぐらいしか分からないので英語限定でお話ししますね。そんな話。
さて、
https://www.youtube.com/watch?v=AijEQN6AuRs
くすっとくるやつ。
いやこれ、面白いんですけど、それ以上にすごいなと思って。
音程いじってないのにちょっと歌に聞こえるし、歌知ってればある程度音程にきこえるじゃないですか。
こうなっちゃう。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20319058
…まあそんなのはさておき。
歌詞の英語の抑揚そのまんまでメロディーラインができてるんだなって思ったんですよ。
それぞれの単語の抑揚は生きてるから、それつなげるだけでそれなりにつながるし、歌みたいになる。
一方日本語はどうかっていうと、
しゃべってても抑揚やリズム感がないもんだから、ない抑揚をつける方向に発展してきたわけです。
能楽の"うた"である謡曲とか、百人一首の読み手の節回しとか。
ない抑揚を極力大事にする童謡とかいきものがかりみたいなのとか、
むしろ抑揚を殺しにかかるお経(とか業界用語読み)みたいな流れもあるにはあるけど、
特に歌のテクニックが突出してるわけじゃないのに民謡とか童謡歌うとやたら映えるやつとかいるでしょ?
そして、英語にも同じことが言えるわけです。
普通に英語をしゃべれる人は、何気なーく歌っても英語圏の人と同じ抑揚が出て、
ポンコツな歌い方になるか、原曲を死ぬ気で完コピするかになってしまうと。
発音って書いてますけど、発音というより正確には発話の問題ですかね。
イントネーションってやつです。
別にRが上手く巻けないなら無理に巻かなくてもいいし、
ほんとはできた方がいいけど、少々発"音"が不自由でも音楽は死なない。
自分でもできるようにしといたほうがいいです。ほんとうに。
Macならターミナルにsay "hello"とか入れるとそれだけで読んでくれるよ。
http://qiita.com/zakuroishikuro/items/0c17acb21f119647c205
Windowsもあるっぽい?
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/hear-text-read-aloud-narrator#1TC=windows-8
小さい頃、漫画の台詞で初めて「ヴ」という文字に出会った時、非常に困惑した。何故ならそれまで習ったアカサタナにはウに濁点をつけた言葉などなかったからだ。
「ヴ…なんて読むんだ?ウじゃダメなのか?口に出すと…ウを力強く言った感じ?でもそれは只のウと何が違うんだろう…?でもそれ以外に読み方ないよなこれ…」
こんな感じに悩んだ。結果とりあえずウと認識することになった。だから小さい頃セラヴィー先生はセラウィー先生と読んでいたし、エヴァンゲリオンはエウァンゲリオンと読んでいた。因みに同時にエヴァは兄弟が借りてきた漫画から入ったのだが、幼かった自分にはさっぱり内容が分からなかった。1ページ目にあらすじが載ってたから読んでみたが「使徒?なにそれ?敵?でもボスはいないの?」みたいな感じだった。
誤解が正されたのはそのエヴァである。なんかのテレビの特集でエヴァの映像が流れていたのである。そしてそこでキャラ達は口々にこう言っていた「エヴァ」「エヴァ」…。
すごい驚いた。「ヴァって…バに近い発音なんだ…ウじゃないんだ…」「セラヴィー先生はセラウィじゃなくてセラビィに近い発音なんだ…」
こうしてエウァンゲリオンはエヴァンゲリオンになった。あとリスニングの大切さを知った。
余談。結構漫画で単語を知ると、後からアニメで聞いた時イントネーションが思ってたのと違くて驚く。ボッスンは完全にリットン調査団のイントネーションで読んでたのでガッテンのイントネで読むアニメに非常に違和感があった。いや本来ガッテンが正解だからお門違いなのはこっちなのだが…。
もともとは字書きなんですが、以前に数年ほどDTMにハマっておりました
15曲ほど作ってみたのち、「ああ、向いてないんだな」と実感しましてやめたのですが、そのときに歌詞を考えた経験がちょっと懐かしいです
最近になって、歌詞に困るDTMerさんの話を耳にしまして、歌詞の書き方くらい検索したら出てくるんじゃないかと思って検索したら本当に山ほど出てきたので、順番に読んでみて納得したりこいつなに言ってんだと思ったり技巧派に感心したりして大変楽しかったのですが、なんか気になるところもありました
テーマとか世界観とか押韻とか破擦音とか基本的なところはいろんなサイトさんを見てください
あと、たぶん有料の書籍などでは普通に書かれているんじゃないかと思いますので過剰な期待はしないでください
単なる個人的まとめです
・メロとイントネーションをあわせる
ありがちなのが、歌詞では「好きなの?」と疑問形なのに、耳にすると「好きなの」と告白してるようにしか聞こえないといったパターン
メロが音階上がるところはイントネーションも上がる言葉、下がるところは下がる言葉を使ってください
わざと逆にもっていって強調する術もありますが、多用は禁物です
・同音異義語に注意する
「疾走」「失踪」とかです
「夜の闇にシッソウ」など、どちらでも通ります
間違えられることは少ないと思うのですが、とくに体言止めの場合には注意が必要です
・撥音に気をつける
「ん」です
一音として数えないほうがいいことも多いですしテンポもよくなります
もともと発音しにくく、強調する場所で使われると歌いにくくなりますし、補正するのも大変だと思います
ボーカルさんが上手ならそれほど気にすることはありませんし、歌うときにしゃくることが前提で強調させるのは逆にいいと思います
・促音は一音として扱うか
「っ」です
一音として扱わないほうがいいことが多いのですが、フレーズごと強調したいときだけは数えるのもありでしょう
長音「ー」として扱うことで強制的にしゃくらせることも可という感じでしょうか
ずっと真面目に一音一字はだるいので、二番のAやBをわざとすこしあわない字数にして変化をつけるのもありです
四分音符を八分音符ふたつに刻んだりですね
わりとよくあります
メロやオケとの兼ね合いで考えてください
「夢」を「希望」に置き換えたとすると、夢は曖昧に憧れるものに対し、希望は明確に求めるものの意味合いが強くなります
前者は夢見る乙女もしくは玉の輿狙いでしょうが、後者は王子様その人にすでに心当たりがあるようです
・耳慣れない言葉は浮く
かっこいい言葉や気を惹く言葉を探すより、よく使う言葉のかっこいい言い回し、気を惹くフレーズを考えたほうが失敗しません
「漆黒の夜に君とふたりで」より「暗い部屋で朝を待つ僕ら」のほうがマシです
さすがに「漆黒」とか使う方はもういなさそうですが
などとまあ長々と書いてみたのですが、実際に歌詞の書き方なんてものを全部きっちり守っていたらたいがいつまらないものしかできないでしょうね、というのが実感です