はてなキーワード: 錦織圭とは
最近、日本のスポーツ選手の活躍が著しいように思う。五輪のメダルの数も単独3桁を越えて113個。実に素晴らしい。
大谷翔平、八村塁、錦織圭、大坂なおみ、羽生結弦、張本兄妹に丹羽孝希などなど。他にもたくさんいるけど、流石にわしのアンテナでは拾いきれていない(そもそも五輪反対派だった故に見てなかったのもある)
さて、上に挙げたメンツはある特徴で分けることができる。タイトルを見れば一目瞭然だろう。
たかだかこの程度のことが気になるのだ。
数人挙げたが、個人的に特に気になってしまうのは大坂なおみだ。彼女は日本生まれで日本国籍のみを持っている、れっきとした日本国民である。
同時に、滅多なことでは日本に帰ってくることはなく、また英語を日本語以上に使いこなす。そしてその外観だ。
これは差別だ。よくないことでいけないこと。わかりきっている。我々は彼女を日本国民として迎えなくてはならない。個人的にも、社会的にも、世界的にもそれが然るべきである。
なのに、どうして「あれが日本人? 冗談はよしてくれ」なんて思いが浮かぶのだろうか?
最近、彼女をそんな形で意識するようになってから、改めてスポーツ選手を見返していった。そこにいたのは日本人だったが、日系人もまた多かった。
室伏広治は母親がハンガリー系ルーマニア人。王貞治は父親が中国人。サニブラウンは父親がガーナ人だ。
こうしてみると、わしの中の「日本人」という概念は屈服し敗北する。
あの人は日本人じゃなかったのか? こんなやつが実は日本人?? 日本人って一体何なんだよ??
一人思うが、言い出せるわけもなく、もちろん誰も答えてくれない。そんなことを言えば社会的に制裁を受ける。
そんなことを言ってはいけないんだよ。ヘイトスピーチは許さない。
わかりきっている。それでも考えずにはいられない。わかっていながらも勝手に考えが浮かんでくる。違和感を覚える。自然なもので、もう止められないのだ。
スポーツ選手で顕著にこんなことを思うのは、日本人……ではわしの感覚にそぐわない。「純粋な日本人の民族」として「大和民族」とでも呼ぼう。
特定戦術が極端に有利になるルールは改正する。それが国際スポーツ大会のルーリングの歴史である。
だが、この国際スポーツ大会の最上層に立つのは人間であり、それぞれのバックボーンがある以上、それに従って動いてしまう。
国際なんちゃらの最上層は、欧米人であることがほとんどだ。つまり彼らがルールを変えると、それはとたんに基本的な体格における差を生むことになる。
そんな中で日本人の活躍が著しい。それはおそらく日系人の活躍が著しいのであって、大和民族の活躍が著しいわけではないのだ(もちろん一部例外もいる)。
しかし考えてほしい。
これが競馬になれば持込馬やサラ系なんて言葉を使って区分けをするし、猫や犬の血統書だってそうだ。動物園の檻の中ならOKで、野山を下ってくるのはNG。害虫益虫なんでもござれ。
こうして色んなものを観察し区別し差を測ることによって、ヒトは様々な物事を解明してきた。こうなると、差を比べて別けることを止めることはできないのではないのだろうか?
でも差別はいけないのだ。人間に限っては人種や肌の色、生まれや言葉や体格に見てくれで差を比べて別けてはならないらしい。
ヒトの理性は生命という大きな枠組みに備わった、数億年は運用されているシステムを同族にだけ停止させることを是とした。
内心から湧き上がる同族でないものに感じる小さな思いを、その度に理性で踏み潰さなくてはならない。
そんな一般常識が認知され始めているのが現在だ。ここに至るまで、アメリカの南北戦争から数えたら160年も経っている。
あと160年もすれば流石にそんな常識が当たり前になってるだろうか? 子供の孫も死んだ後になるだろう未来のことを、仕事で冷めた頭で黙々と考えていた。
増田で書いてきたもので本になった人が出て来たら尊敬するしカリスマ性を感じる。
悪印象が強いほどその輝きは増す。前例がないことをなしとげるのが重要なのだ。
今さらなろうやアルファポリスで書いてる人がプロの物書きにジョブチェンジしてもなんとも思わないのとちょうど逆だ。
我々は自分と同じものを持っている人間に圧倒的なものを求める。
ちょうど日本人として大谷翔平や錦織圭が尊敬の対象とされているのと同じだ。
中途半端な優劣が僻みを生むことがあるだけで、多くの人間には圧倒的な存在を心の拠り所として受け入れる用意がある。
そういう存在は、自分ももっと上を目指せるとか思うための生きる支えになるから。宗教における神みたいなものだ。
増田においてもそれは変わらない。こんなくそったれの空間の中からこそ、そういう偏見を跳ね返す書籍化という名の功績を出す人が現れてほしいと思っている。
増田で書籍化の例がないのは権利関係を把握するのが大変だからとか、目立ちたくない人、副業禁止の人がいる可能性があるという出版社側の配慮にあるという言う人がいる。
それもあるかもしれないにしても、そもそも書籍化の水準に達している書き手がいるのかという問題がある。
なろうでも書籍化の話をかけてもらえるためには、最低一つの作品を完成させるために「書き続けなければならない」ということがある。
増田で何か一貫性をもった記事群を本にまとめるだけの分量だけ書いた人はいるのか。配慮よりもまず書き手側の質の話なんじゃないかと思える。
実際、水準に達している人の方から出版社側に「増田で書いた記事に書き下ろしつきで本にまとめれば増田という媒体のイメージとのギャップから一時的にも話題になりますよ」とセールスすれば、通ると思う。ちょうど電車男の話題性に2ch発ということが大きく寄与していたように。
ジョコビッチ「会見に応じることも僕たちのスポーツの一部であり、ツアーでの生活の一部でもある。それは僕たちがやらなければいけないことなんだ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/8253da079158b8794cf492688dfad0a55dce0600
アシュリー・バーティ「記者会見は難しいものだけど、それで自分が不快になるものでもない。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/642840eabfc15aa16b03fad6109f93eaece2190a
ナダル「メディアがなかったり、各地へ飛んでニュースや結果を世界中で書いてくれる人たちがいなかったら、今いるアスリートのようではいられないだろう。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a10f31f390b7a7aa0a0f8691feacf5b1c492d84
錦織圭「大会のプロモーションの一環として選手がやらなければいけない1つのことかなとは思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d44a5c83eb2c185cbceba0a81703bf986c942c
サミュエル「世界中でツアーを追う記者とは話したくないのに、顔の見えない何百万人ものフォロワーに向けて画像を投稿することには満足しているのだろうか?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f90a1d47af1351dba9973d533a08f45bbc859996
https://news.yahoo.co.jp/articles/8253da079158b8794cf492688dfad0a55dce0600
「会見に応じることも僕たちのスポーツの一部であり、ツアーでの生活の一部でもある。それは僕たちがやらなければいけないことなんだ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d44a5c83eb2c185cbceba0a81703bf986c942c
「彼女(大坂)の真意がどこにあるのかがわからないのでなんとも言いづらいですが、嫌なことを聞かれることもあるし、なおみちゃんの場合は特に他の活動もしているからいろんな立ち位置的に嫌な質問をされることが僕よりも断然多いと思うので理解はできたりはします。けど、大会のプロモーションの一環として選手がやらなければいけない1つのことかなとは思います」
「もちろん嫌なときもありますけど、大会で賞金をもらっていろんな人が大会を作ってくれているところを考えると、めんどくさいときもありますけどしなきゃいけないことなのかなと思ったりはします。でも、彼女が本当に病んでいたりしたら、それ(会見拒否)は彼女の勝手だろうし、罰金を払ってでもしなきゃいけないことと彼女が判断したのならそれは尊重すべきことだし。僕はどっちでもいいかなと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/642840eabfc15aa16b03fad6109f93eaece2190a
「私の考えとしては、記者会見も仕事の一部だと思っている。私たちはプロテニス選手としてどんなことにサインしているかを知っている。なおみがどう感じているかとか、彼女の決断についてコメントすることはできない」
「もちろん、時には記者会見は難しいものだけど、それで自分が不快になるものでもない。質問に答えることが困難だったり、みなさんに対して正直になることに問題があったことはないの。私をとても困らせるものではない。自分が言ったり聞いたりしたことや、みなさんからの質問で、夜眠れなくなったりはしない。だから、私はもっと軽く考えるようにしているし、みなさん(記者)との時間もちょっと楽しむようにしている。彼女がどんな経験をしてきたのかなどに私はコメントはできないから、次にみなさんが彼女と話す時に聞くべきだと思う」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a10f31f390b7a7aa0a0f8691feacf5b1c492d84
「尊重する。もちろん、彼女(大坂)をアスリートとしても個人としても尊敬している。彼女の決断は尊重したい。僕らスポーツ選手は質問を受け入れる準備が必要だし、答えを生み出すように努める必要があると思う」
「彼女のことは理解している一方で、メディアがなかったり、各地へ飛んでニュースや結果を世界中で書いてくれる人たちがいなかったら、今いるアスリートのようではいられないだろう。今現在、世界中で僕らが持たれているような認識がなくなるだろう。僕らはそこまで有名ではなくなるはずだ。彼女のことは理解できるけど、メディアもこのスポーツにおいて重要な一部であるという見解を僕は持っているよ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f90a1d47af1351dba9973d533a08f45bbc859996
「世界中でツアーを追う記者とは話したくないのに、顔の見えない何百万人ものフォロワーに向けて画像を投稿することには満足しているのだろうか?」
NHK含めてキャッチーな部分だけ切り取ってテレビメディアが報じてるせいで橋下徹らからトンチンカンな猛バッシングを受けている錦織圭選手。
スポーツ紙報道と、海外メディアの報道を引用して、会見で語ったことの詳細を記録したい。
いくつかの報道を見た限り、錦織圭は会見で最低2回、英語と日本語で東京五輪の開催是非についての質問を受けている。
テニス錦織が五輪開催に疑問呈す「議論が必要」、大坂に同調(字幕・11日) | ロイタービデオ
https://jp.reuters.com/video/watch/idOWjpvC84GBHNVXBRO4OT0LL22251HYW
記者「大阪なおみ選手が昨日ここで、五輪を今年東京で開催すべきか葛藤を抱えていて、この問題についてもっと議論が必要だと語った。あなたはこの問題についてどう思うか」
錦織圭「ちょっと同じようなことを言うが、私はIOCや日本側の内部で何が起こっているのか、何も知らない。彼らが何を考えているのか、彼らが(五輪対策の切り札としている)バブルをどのように作っていくか、どの程度考えているのかわからない。というのも、これはこの(イタリアの)トーナメントみたいな100人規模ではなく、選手村に1万人規模が集まり、複数のトーナメントが行われるからだ。だから簡単なことではないと思う。特に今の日本の状況では。日本の状況は良くない。日本だけじゃなく世界中のことを考えなければならない。
選手に限って言えば、うまくバブルを作れば大会はできるかもしれないが、それでもリスクは残る。選手村で100人、1000人の感染者が出るかもしれない。コロナは簡単に広がったから。だから私はなおみと同じことを言うよ。どうしたら安全にプレーできるのか、よく議論しなければならない。」
また、上記英語回答とは違う切り口で日本語で語った内容は日刊スポーツの丁寧に錦織の心情を考慮しながら書かれた記事でいくつか確認できる。
錦織圭、五輪に疑問「死人が出てまでも行われることではない」昨年感染経験 - テニス - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/tennis/news/202105100001105.html
(抜粋)
錦織は会見で何度も言葉を選び、「こういう風にやるよと表明してくれれば、具体的な意見も言える」(中略)「例えば」と前置きをし「死者がこれだけ出ていることを考えれば、死人が出てまでも行われることではない」と、疑問を投げかけた。
「アスリートのことを考えれば、できた方がいい」。だが、あまりにも感染対策への情報が少ないことを訴えた。「どういう話し合いが行われ、どんなバブルが取られるのかもよく分からない」。だから、前日9日に大坂なおみが言ったように「早く議論をして、判断した方がいい」と、大坂に賛同した。
五輪が開催されれば「出ないという選択肢は難しい」と、自身の立場も理解する。(中略)それでも、本音は「コロナの患者が出ない時にやるべきかなとは思う」と強調した。
錦織圭、コロナ禍に揺れる東京五輪は「死人が出ても行われることではないと思う」 : スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20210510-OHT1T51171.html
「究極を言えば、1人でも感染者が出るならあんまり、気は進まないですけどね。例えばだけど、死人が出ても行われることではないと思うので。究極的には、一人もコロナ患者が出ない時にやるべきかなと思いますけどね」
錦織は、100人規模のテニスのツアー大会でも1大会中に数人は感染者が出たりするのに数万人規模の五輪で感染者を出さずにいられるのか、感染対策のバブル方式は複数競技の同時開催の五輪で上手くいくのか、具体的な内容で選手に届く情報発信をしてほしいと訴えている。未だに観客数をどうするのかも決まってないくらい具体的な対策内容が届いてない状況だからこそ「気が進まない」状態になっているということだ。
それをNHKが代表だがテレビメディアは前半の五輪組織委への具体的な提言などを地の文で流して映像ではキャッチーな「1人でもコロナ患者が出ない時にやるべき」という部分だけ放送して、五輪出場に気が進まないという気持ちが先にあるかのように切り取り演出されている。
錦織圭 東京五輪・パラ「1人でも感染者出るなら気が進まず」 | オリンピック・パラリンピック 競技・選手 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210511/k10013024931000.html
クドカン 自粛要請無視してライブに行ったり、3蜜でMV撮影 感染後の発言「まさか自分がΣ(゚Д゚)」
鴻上尚史 公演自粛要請に反対し「演劇人として劇場公演の継続を望む意見表明いたします」とコメント
アンミカ 自粛要請中の3月後半に自身の誕生会をする 再三の自粛要請無視して強行開催したK-1を擁護
ケラリーノ・サンドロヴィッチ ツイで暴言を吐く↓
@
早速始まった。わかりやす過ぎる。
金だ。金を出せ。現金をすぐ出せ。日本だけだこんなの。国民に安心して自粛させろ。何の為に税金払ってるんだ。
ブレイクライブリー&ライアンレイノルズ夫妻 1億1000万寄付
アンジェリーナ・ジョリー 1億1000万寄付
ジャスティン・ビーバー 慈善団体へ320万送金
この記事書いた人、書いててなんか変だと思わなかったのかな。
問題となっているのは、インスタントラーメンなどを展開する日清食品のPRアニメで、大坂選手の肌の色を実際よりも白く、髪の色を明るい茶色に描き、いわゆる「白人化」したと非難されている。同社は、「配慮が欠けていた」と謝罪し、このアニメを削除している。
あのアニメでは、どこにも「白人化」された人なんていなかっただろ。「アジア人化」されてはいたけど。
日清食品のCMは、日本企業が、日本アニメで民族的日本人を描くのと同じやり方で、日本国籍者である錦織圭と大坂なおみを描いたものだ。
どこにも「白人」なんて出てきてないし、白人に主導されて作られたものではないことは明らかなのに、なんで「白人化」って言われるんだ?
これが「日本人化」とか「アジア人化」とか、そういう批判ならわかる。ハイチ系日本人であり褐色の肌を持つ大坂の特徴が、民族的日本人の特徴に置き換えられているからだ。
でも「白人化」ってどういうこと? ひょっとして、日本人のこと白人だって思ってる?
これ、日本の漫画やアニメにしょっちゅう向けられる「出てくるのが白人ばっかり」っていう批判と同じじゃん。
そこにあるのは、日本人はもっと吊り目でもっと黄色い肌をしているはずだ、っていう、典型的アジア人差別じゃん。
もっと言うと、西洋のカートゥーン風の人種表象だけを「正解」とし、それとは異なる文化に基づいた人種表象を「間違い」と断じる、傲慢な西洋中心主義だよね。
日本文化にはアメリカ文化とは異なる表現の文脈がある、ということを理解せずにアメリカの文脈に基づいて日本の表現をバッシングするのが自文化中心主義でありレイシズムでなければ何なのか。
繰り返すけど、「大坂の肌の色を拭い去っている」という批判なら正当だし、そういう批判は向けられても仕方ない。
しかし、アジア企業がアジア人に見えるように黒人を描いたことを「白人化」と呼ぶのであれば、それは単に白人中心主義の標的が黒人からアジア人に移ったというだけで、なんら人種差別の解決にはつながっていないだろう。
母があの子がインタビュー答えてるのみて「若いのにしっかりしてる」とか言ってて年甲斐もなくちょっとイラっとしたのな
あの子は普通なら見とがめられるような生活能力の低さを自らの才能と品のいい私立校に通っているという事実でねじ伏せてしまっていることが凄いんだ
この場合「やっぱり天才って浮世離れしたとこあるね」というのが正しい反応なのだ
人に気を使って周囲との調和を意識し集団を束ね他人からの期待に応えることをモチベーションに毎日ちまちまタスクをこなすようなたまではないのだ
己のイノセントな憧れや欲求がぶれることのない芯としてその体に備わっていて情熱のほとばしるままに鍛錬を重ねひたすら邁進しつづけるのである
たとえ国家の威信を背負うようなことになっても土台はそうであってほしい