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はてなキーワード: 綿矢りさとは

2019-08-12

anond:20190812132517

ほんとなあ

それこそ綿矢りさの昔から大衆迎合しすぎていい加減権威なんてあったもんじゃねえのに、なんで今更キマリは通さないみたいなこと言い始めたんだろう

2019-05-20

綿矢りさ原稿料試算してみた 本当に原稿料1割は安すぎるのか

第38回文藝賞受賞「インストール

賞金50万円(雑誌掲載原稿料含む)

単行本 1080円 50万部 印税10%計算=5400万円

文庫本 410円 29万部 印税10計算=1189万円

コミック原作印税 2.5%?

映画化脚本料 100万円?

合計 6739万円(コミック印税含まず)

 

 

第130回芥川龍之介賞蹴りたい背中

賞金100万円

雑誌原稿料 400文字に付き1万円前後? 300万円程度?

単行本 990円 127万部 印税10計算=1億2573万円

文庫本 410円 24万部 印税10計算=984万円

ドラマ脚本料 1時間あたり50万円が相場 50万円?

合計 1億3907万円

2018-10-30

飲み会に行くと、それまで感じてなかった孤独を感じる、または、孤独感が深まる。

綿矢りさ小説の冒頭「さびしさは鳴る」を思い出す。人の中にいるから感じる孤独子どもの頃の教室で感じたものと似ているのだろうか。

そういう人います

2018-07-04

そういう意味では綿矢りさって凄かったな。小説面白かったし、可愛かったし、書いたのは高校生の時だし、表舞台に出ようとしなかったし。

自己顕示欲ってのは身を亡ぼすな。

2018-06-07

anond:20180607083130

それをいうなら本流の文壇でも残る作品があるのかなと思う。綿矢りさ芥川賞以来俺は本を読まなくなった

2018-04-16

anond:20180416141848

ゆうたら内田康夫北方謙三中年向けラノベみたいなもんやからね。

金原ひとみ綿矢りさ携帯ノベルの先駆けみたいなもんやったし。

そもそももう純文学なんて日本にはないでしょ。

2018-02-07

教養豊かな人なら読んでいて当然の日本文学102選(戦後編)

三島由紀夫金閣寺』『豊饒の海

谷崎潤一郎細雪』『鍵』

川端康成山の音』『眠れる美女

坂口安吾堕落論

梅崎春生『幻化』

武田泰淳ひかりごけ』『富士

佐多稲子『樹影』

安部公房『壁』『砂の女』『箱男』『密会』

大江健三郎性的人間』『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』『懐かしい年への手紙』『さようなら、私の本よ!』『美しいアナベル・リィ』『水死』

中上健次千年の愉楽』『日輪の翼』

開高健『輝ける闇』

高橋和巳邪宗門

大西巨人神聖喜劇

安岡章太郎ガラスの靴・悪い仲間 』

小島信夫『うるわしき日々』『残光』

庄野潤三プールサイド小景静物

津島佑子『火の山―山猿記』『ヤマネコドーム

稲葉真弓半島へ』

古井由吉『杳子・妻隠』『槿』『白暗淵』

後藤明生挟み撃ち』『壁の中』

黒井千次『群棲』

藤枝静男『田紳有楽空気頭』『悲しいだけ・欣求浄土

倉橋由美子夢の浮橋

田中小実昌ポロポロ

色川武大狂人日記

金井美恵子『愛の生活・森のメリュジーヌ』『タマや』

富岡多恵子『波うつ土地・芻狗』

河野多恵子 『みいら採り猟奇譚』

石牟礼道子『苦界浄土

村上龍コインロッカー・ベイビーズ

村上春樹回転木馬のデッド・ヒート』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル

高橋源一郎さよならギャングたち』『ジョンレノン火星人

笙野頼子『母の発達』『金比羅』『だいにっほん、おんたこめいわく史』

車谷長吉『鹽壺の匙』『赤目四十八瀧心中未遂

玄侑宗久アブラクサスの祭

池澤夏樹マシアス・ギリの失脚

保坂和志カンバセイション・ピース

堀江敏幸河岸忘日抄』

多和田葉子『雪の練習生』『尼僧とキューピットの弓』『雲をつかむ話』

阿部和重アメリカの夜』『ABC戦争』『無情の世界』『ニッポニア・ニッポン』『シンセミア』『ピストルズ

松浦理英子ナチュラルウーマン』『犬身』

中原昌也ニートピア2010』

町田康夫婦茶碗

舞城王太郎好き好き大好き超愛してる。』『九十九十九』『ディスコ探偵水曜日』『淵の王』

綿矢りさ『かわいそうだね?』

金原ひとみマザーズ

中村文則『何もかも憂鬱な夜に』『教団X』

柴崎友香『その街の今は』

岡田利規わたしたちに許された特別時間の終わり』

川上未映子愛の夢とか』『あこがれ』

水村美苗本格小説

前田司郎『愛が挟み撃ち

諏訪哲史ロンバルディア遠景』

本谷有希子『嵐のピクニック

磯崎憲一郎『往古来今』

青木淳悟『私のいない高校

朝吹真理子『きことわ』

小山田浩子工場

今村夏子『こちあみ子』

滝口悠生『高架線』

高橋弘希『指の骨』

崔実『ジニのパズル

2017-12-07

本を全然読まない私におすすめの本を教えてちょんまげ

本を読まない。

集中力が続かない。

そんな私にも読める本を知りたい。

本を読まないから、いろいろと足りないのを補いたい。

ちなみに若い頃がんばって読んでおもしろかったのは

三島由紀夫不道徳教育口座と、

綿矢りさ?の蹴りたい背中

伊坂幸太郎のあるキングも進められて読んだけど、あまりおしろくなかった。

あと、とっかかりやすいと言われてTRPGリプレイも読んだけどそもそもTRPGやらないからまらなかった。

そんなダメな私にも読める本はあるのだろうか?

ファンタジー系は入り込めないので無理です…。

でも、リアルなやつは大丈夫です!

よろしくお願いします!

2017-11-21

りさりさ

吉木りさ綿矢りさをごっちゃにしてた時があって、

あれ?作家なのに芸能人転向したんだって思ってた。

2~3年前かな。

吉木りさに怒られたい」ってTVでやってた頃。

ま、

吉木りさに蹴られたい

ってオチなんですけどね。

2015-10-17

最近ラノベ」という禁句

http://anond.hatelabo.jp/20151017150249

最近ラノベ」はラノベ天狗召喚呪文

ところで、どうしてライトノベルだけ「最近の」という枕詞がつくのだろう。

ツイッター検索したらわかるけど、「最近純文学」も「最近ケータイ小説」も「最近SF」も「最近ミステリー」も「最近大衆小説」もないんだわ。

最近ラノベ」というフレーズけが大量に見つかる。

たとえば「最近純文学」というフレーズを用いると、「最近純文学ってなんだ? 綿矢りさ蹴りたい背中か?」「何言ってるんだあれ出版されたの2003年だぞ。もう10年以上も前だ。最近純文学あげてみろよ」「ひ、火花……」みたいになって話が盛り上がらない。

そして「最近ケータイ小説」というフレーズを用いると、「最近ケータイ小説ってなんだ? あれだろ、映画化された恋空だろ?」「恋空10年前の2005年執筆されたんだ。てめえは一体いつの話をしている」となってやはり話が成り立たない。

最近SFとして虐殺器官2007年)を挙げるのも、最近ミステリーとしてすべてがFになる1996年)を挙げるのも、「それは最近じゃねえだろ!!」とツッコミが入って、やっぱ話にならない。

でもま、なぜか「最近ラノベ」だけは話が通じてしまう。不思議なんだよな。

最近ラノベってなんだ? ああ、あのアニメでやってるあれだろ。巨乳が生き物みたいに自己主張するやつ。昔はよかったよな。灼眼のシャナ貧乳なんて最高だったのに、最近のやから貧乳がどれほどの価値を持つの理解していない。嘆かわしい」

最近の」とわざわざ言うからには、過去との対比がよほどやりたいのだろう。

スレイヤーズ1989年)の頃は良かった、ブギーポップ1998年)の頃は良かった、禁書目録2004年)の頃は良かった。

それと比べて「最近ラノベは」と嘆くのは、果たしてそうだろうか。昔だって、99%のラノベゴミみたいなもんだったぜ。

いや、ラノベだけじゃない。99%の純文学も、99%のSFも、99%の大衆小説も、99%の恋愛小説も、等しくゴミなんだ。

スタージョンの法則って知ってるか。

「最低の作例を引っ張り出しては叩く」という悪意の攻撃に対して、自分から直接反撃しているのだ。90%のSF作品ゴミカス扱いするのと同じ基準を用いれば、映画文学、消費材などその他あらゆるものの90%も同様にゴミである言葉を変えれば、「SFの90%がカスだ」という主張ないし事実もつ情報量ゼロである。なぜならば、SFは他の芸術技術産物と同様の質的傾向を示しているに過ぎないからである。(Wikipediaスタージョンの法則

まりな、そういうことだ。

最近ラノベ」なんて存在しない。語ったところで、得られるものが何もない。

しいて言うならば、そのフレーズラノベ天狗を怒らせることにのみ貢献する。

ラノベ天狗はな、俺は奴が怒る気持ちはよく理解できるんだが、ちょっとやり過ぎじゃないかと思うんだ。やり過ぎっつーか、不毛だわな。果てしなく不毛な戦いである。

雑なラノベ語りをする輩に喧嘩を売って、それで相手を論破して勝ったところでな、スカッとはしない。精神的な疲弊けが残る。どれだけ叩いても、次々と飛び出てくるモグラのように「最近ラノベ」というフレーズが現れる。駆逐できない。無駄なんだ。

たとえブギーポップであっても、このオバケは倒せねーと思うぜ。何でって、「最近ラノベ」って言葉は、もうライトノベルを語る人々の心に憑り憑いてしまっているからだ。もう手遅れ。

から俺はもう、諦めた。「最近ラノベ」それは取るに足りない、ちょっと足元を通り抜ける冷たいつむじ風のようなものだ。放っておいてやればいい。下手につむじ風をやっつけようと、足でバンバン踏みつけると、そいつ調子に乗って巨大化して、竜巻になるんだ。

最近ラノベ」はもはや空気のようなものだ。あってもなくてもいい、存在していても存在していなくてもいい、その言葉のものが持つ情報価値はとっくに失われている。

なあ、だからラノベ天狗よ。俺は、先に逝くぜ。Windows8と共に、安らかな眠りの世界にな。

てめえがやがて此の争いの不毛さを悟りラノベ叩き》叩きをやめたとき、俺のところへ来ると良い。そっとハグしてやる。

ラノベ河童より

2015-09-25

http://anond.hatelabo.jp/20150924142627

綿矢りさ小説、「勝手にふるえてろ」のなかで、主人公片思いする男性がいて、惹かれる理由

ビクビク怯えてる、キョドキョドしてる感じが好き!

だったんだよな。

同窓会で再会して、その男は、「あの頃、みんなじゃれ合ってるつもりで俺をいじってたけど、心底不快だった」と吐露する。

主人公童貞臭の酷い処女っぷりが強烈だったので、男性についてはあまりよく憶えていないのだが、一定数の女は下層好きなのかもしれない。

というか、俺が困る。

フィクションじゃなくて、リアル

「私はモテ子だけど、付き合った男はいじめられっ子キャラが多いよ!」

という記事トラバをつけて俺を安心させてください!

2015-07-19

http://anond.hatelabo.jp/20150719102107

つか過去受賞者を見たけど知らん人ばかりだった。

覚えてたのはマスコミにアホみたいに取り上げられた金原ひとみ綿矢りさと、芸能人川上未映子変人話題になった田中慎弥くらい。

昔まで遡れば誰でも知ってるだろレベルの人もいるけどやっぱりあんた誰って方が圧倒的に多い。

賞とったからって売れる訳でも大家扱いされる訳でもないんだよな。

2015-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20150615134926

漫画を描く方々の文章は、本来より平易明快なものですよ。

しろ漫画描きで川上弘美綿矢りさみたいな文体のほうが怖いです。今は亡きガロ出身あたりなら、頑張るかも知れませんが。

2015-05-23

「人にしてほしいことばっかりなんだ。人にやってあげたいことなんか、何一つ思い浮かばないくせに。」

という綿矢りさ蹴りたい背中」の中の一文をよく思い出すんだ。

本当にその通りなんだ。

してほしいことばっかりなんだ。

どうしようもなく悲しくなったよ。

どうしたら人に何かしてあげたいって思えるんだよ。

2014-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20140623133559

見栄えをよくして異性にモテたいからと大きくしすぎた角のせいで滅びたオオツノシカ。

求愛のため尾が長くなりすぎたカンリセイランは、天敵に捕まえられやすくなって絶滅寸前だ。

人間も、というか私も、そのうちの一種になってしまいそうだ。


ちょっとズレるけど、綿矢りさが同じようなことを小説で言ってたよ。

2014-02-01

女性ニュースになった時

プライベートを報じられる/報じられない境界はどこにあるんかな。

ってことを、小保方博士の件を見てて思ったんですよ。

つらつら思いつくままに挙げていってみます

例1 将棋里見香奈女流棋士

先日奨励会3段に昇格されましたね。女性初。すごい。

でも、その報道の中では別にプライベートには突っ込まれてなかったような気がする。

見た目の地味さ(個人的には良いメガネっ娘だと思う)、将棋という種目のストイックさが阻んだのか?

例2 サッカー女子川澄奈穂美選手

ちょっと古い話ですけど、W杯オリンピック活躍の後の報道といったら、そりゃもうアレでしたよね。

川澄さんは(柏木に似ているものの)カワイイという一般的評価を得ている方ですから、やっぱり見た目でしょうか。

あとはネイルとかピンクゴムとか、突っ込みどころが割とあったせいかもしれません。

例3 芥川賞作家の皆さま

女流作家の受賞も多い芥川賞ですが、男女の別を問わず結構プライベートまで報じられがちに感じます

「それまでの人生が作品のバックボーンになっている」という思想なんですかね?

歴代でも報道過熱といえば、綿矢りささん・金原ひとみさんのW受賞の時でしょう。若さビジュアルキャラ立ち完璧でした。

余談ですが、直木賞の方は比較的人物報道が軽めなのはなんででしょうね。

例4 参議院議員・吉良よし子さん

どうしても一瞬吉良吉彰を思い出してしまう吉良議員

若いビジュアルも悪くない、でもそこまでプライベートが話題になっていた記憶はありません。

こと政治家は身近さを売り出すためか、家族だの好物だの、自らプライベートなことをPRしがちだと思うんですが。

やはり共産党のお堅いイメージが勝ってしまうのか。

結論?

とりとめもない印象の書きなぐりですけど、結局のところ

若いか/若くないか(境界は30代前半ぐらい)

・見た目が華やかか/地味か

・どこか突っ込みどころがあるか/一見スキがなさそうか

ということなんでしょうかね。

小保方博士もお気の毒なことでした。

追記

zeromoon0 「お父さんのためのワイドショー講座」視点報道から

ikd18 金になるかならないか。

いやそうなんですけど、その『「お父さんのための~」の対象になるか/金になるか/数字がとれるか』の基準はどこにあんの?って話です。

結論をさら一言でまとめると「オッサン受けするかどうか」になっちゃうな。いやー、身も蓋もねえな…

2014-01-18

こじらせるってこういうことだったんだな・・

高校生の時にネットで初めて見て意味もわからネタとしておもしろがってたけど

27にして童貞だとさすがに意味わかってきた

完全にタイミングを逃してたまに好かれることがあっても

相手の些細なところが気になって結婚までいけそうもなさそうだからいいやってなっちゃ

でも風俗とか絶対無理だし

学生時代からコンプレックスでいや俺は仕事だしごとをやるんじゃいって頑張って何とか望みの仕事にはつけたけど

この歳になって経験ないのがかなりやばいことなんだとわかった(この仕事周りもそういう人ばっかりかと思ったら普通にプライベート仕事も両立してる人いてワロタ 俺の学生時代こうりつわる)

好きでもない人とすんのも嫌だしかといってじゃあ敷居を下げて好きになろうっていうのもなんかあれじゃね?失礼じゃね?って思っちゃう

どう住んだ俺!俺どうする!

というかかなりやばいよね問題ありだよーみたいな視線が俺に突き刺さる!うおお

ちなみに性欲からくるやりたいというわけではなく何?わかるよねこの感じ 相手が婚前交渉否定派でも喜んで10年まちますみたいなスタンス

言ってることわかるよね?うおおおおおおおおおおおおおおお

綿矢りさ小説で「処女を捨てたいからといって好きでもない人としたら一生後悔して上野公園の池で貞操を探し続けるだろう」みたいな文章があるんだけど

それわかる!綿矢りさそれわかるぞ!わかる!!

2013-11-14

女には「創造」が出来ない(追記)

http://anond.hatelabo.jp/20131112234910

たくさんのトラバコメントありがとうございます

実を言うと、前記の会話にはかなり端折ったところが有って、

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私「いや、そもそも与えられた条件が違うし……平安文学とかは女性主体で書かれてたんでは?」

某「いや、『竹取物語』とか、初期の方の物語の作者はみな男性だったし、そうやって男の作者が書いて女子供に読ませてた物語を、女が真似して書き始めたのが広まったの。日記だって最初の『土佐日記』に『男が書く日記を女も真似して書いた』ってあるじゃん。そういうことだよ。『源氏物語だって道長バックアップで評価されたってのが大きいし、後になって、藤原定家とか本居宣長とか男の学者が評価して研究たから。でなきゃ多分今まで残ってないよ。女が内輪で盛り上がってるだけじゃ同人と変わらないからねえ。樋口一葉は鴎外や漱石が評価したからで、でなきゃ今の綿矢りさみたいな扱いでしょ。それに女に特に人気があったわけじゃないしね。……いや、どれも作品自体は凄いんだけどね。女にしか書けない内容だし」

某「第一、どのジャンルでも男の作家から影響を受けた女性作家ってのはいるけど、その逆ってほとんどないじゃん? コミケ参加者は女の方が多いけど、その割りにプロは少ないよね。まあ、俺はコミケは嫌いだけど」

私「(それってやっぱ「条件」の問題なんじゃ…)」

某「いや、確かに凄い人は凄いんだけどね。本質的には女は創作には向いてないね例外的には才能ある人いるけど、そういうのに限って人としては酷いのばかりだし、素じゃ近寄りたくないよな」

私「それは女に限らないでしょ? 男だって創作は出来ない人が大半だし……」

某「いや、一般的な傾向を言ってんだよ。男が最初から出産できないのと同じ。……ついでにきついこと言うけど、君自身には創作的な才能は残念ながら無いよね。いや、俺にもあんまり無いけど。まあ、女にしては頭は良いというか、まだまともなんじゃない? 出産方面ダメそうというか、あんまりいい子供は出来なさそうだけど……それはそれとして、俺が言ってるのはあくまで全体の話だし、事実から

私「……」

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結局は、女性というよりは私自身が見下げられていただけ、という気がします。

ついでに付け加えると、彼は別にクリスチャンではなくて、宗教全般に興味が有った感じです。アマテラスの話題はあまり出ませんでしたが。

2013-10-06

http://anond.hatelabo.jp/20131005232832

天才子役天才卓球少女はよく知らないが、15才のマンガ作者と綿矢りさは個人的には年齢抜きにいいとおもうが。

15才のマンガ作者が書いてた違う作品読んでたけど、今回有名になるまで15才って知らなかった。でも面白かったから読んでた。内容がしっかりしているので歳いってるのかと思っていたから正直びっくりした。

綿矢りさも『蹴りたい背中』とかその後の作品も叩かれてる割に意外におもしろい。なんていうか、純文学と言うには少しノリが軽すぎるけどちゃんと人の心をつかむものは持ってる(と個人的には思ってる)。

逆に若さがアピールされてしまうと、うがった見方で否定する人が現れてかわいそうだなと思う。普通に年齢抜きで登場してれば「受ける人に受ける」で終わるのに。

2013-01-19

ビブリア古書堂の冒頭10分間だけみた!

原作読んだこと無いし、もともと剛力彩芽にそんなに反感ないし、ていうかもうちょっと頬骨張ってたらアメリカあたりで絶世の美女扱いされてそうだなっていう感じだし(森理世的な)、自分は本好きだし、ドラマも好きだし、ネット評とは相反して意外と楽しめるんじゃいかと思って。

で、見てみたんだけど、ダメだった。無理!無理!無理!!!

なにが無理なんだろうって考えたのね。

いや、考える必要もないんだけど、だって剛力さんが夢に出てきちゃうんだもの。たった10分間の映像でこの人はなんでこんなに自分ダメージ与えてるんだろう、みたいな。

で、思ったんだけど、中学とか高校ってスクールカーストがあるじゃない。人気者が一番上で、オタクが最下層。その間に細かい階層ピラミッド型に形成されてる、的な。だけど、実質このピラミッドは二つあると思うのね。陽のカーストと陰のカースト、みたいな。サクッといえば、体育会系と、文化系の違い。体育会系ピラミッドのほうがより高位にあるけど、文化系ピラミッドもそれはそれで成立している。たとえば、今で言えば栗原類とか高校にいたら陰のカースト最上位なんだろうなって思うのね。

この二つのカースト全然相容れないわけ。交わってはいけないの。体育会系は明るいところで、太陽浴びてボディアンドソウル踊りだせばいいし、文化系は暗いけど涼しい校舎で、ほんとの幸せ探してればいいんです。

自分バリバリ陰のカースト側で、学校で一番好きなのはいつも図書室だった。ちょっと埃っぽくて薄暗い本棚の間をすり抜けて、本棚本棚のすき間にある小さな机と椅子が、自分の特等席だった。教室だと、陰のカーストと陽のカーストがごちゃ混ぜでいつもうるさくて、気の休まる暇がなかったんだけど、図書室は陰のカーストテリトリーだった。陽の側の人って、絶対図書室なんかこないでしょ?学校生活ストレスのものだったけどなんとか切り抜けられたのは「図書室」っていう聖域があったからだと思う。あんまり人の手に取らない本から舞い上がった埃が、すこし視界を曇らせて、そこに後の窓から柔らかい光がさしこんで、ソフトフォーカスセピア色の写真みたいに見えて、遠くの校庭から運動部の声が聞こえてくる、その声の遠さにまた少しほっとする。そんな癒しの場所だったのね。

から、ビブリアの冒頭見たとき、「ああ、いいな」って思った。懐かしい、って。最後に誰が手にとったかからない本が山積みになってその中に埋もれるような場所がある。ああ、なんて素敵な。

で、そこに座ってるのが剛力彩芽

いやいやいや。

もう、なんていうか、輝いちゃってるのね。薄暗い場所で。陽の雰囲気を隠し切れない。私、ハツラツとしてます!活発です!運動神経いいです!校庭駆けまわってます!思ったことはなんでも言っちゃいますときどきそれで角も立つし、誤解されたりもするけど、それもまた魅力でしょ!っていう。どっからどうみても、陽のカーストトップはっちゃってるわけ。アタックNo.1なの。

違う、違う、違う。あんたはそこに入っちゃいけない。そんな埃っぽくて薄暗い所は、あんたには似合わないからさ、お願いだからはいってこないでって。そこはね、陰のカースト人間の、数少ない聖域なんだよ。明るい方の人は、いいじゃん、居場所がいっぱいあってさ。教室も校庭も、体育館も、みんなあんたたちで埋め尽くされてる。でも、私の場所はそこしかないんだよ。たとえばそこに綿矢りさがいたら納得して譲るよ? でも、そこにアタックNo.1がいるのは無理だ、聖域の陵辱だ。

って泣きながら必死に訴えても、そこで剛力彩芽ニコニコ笑ってるっていう悪夢をみました。耐えられん。

2012-06-29

http://anond.hatelabo.jp/20120628104558

昨日たまたま図書館で「ひらいて」読んだからここのうざいけどあるある的なフレーズ覚えてるわ。

勝手にふるえてろ」で勝手がっかりしてたけど、綿矢りさってやっぱすげーわ。

こんなに増田にすんなり収まってるのもある意味すげーわ。小町でもなく増田だな。

つーか、絶対映像化されるよね、あれ。

2009-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20091213014150

どうでもいいけど、綿矢りさの『インストール』読んで、なりすましエロチャットしてて『濡れた』って表現してるの読んで、作者は男かなと思った覚えがある。

ああいう場合は、むしろ勃起するよね!!

2008-11-15

ケータイ小説(笑)が許し難い理由-水村実苗氏の『本格小説』より-

水村実苗氏の小説本格小説』の副産物で、図らずも「ケータイ小説(笑)が許し難い理由」を得たので紹介したい。

小説を読まない私が水村氏の著作を読んで見ようと思い至ったのは、梅田氏のトピhttp://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20081107/p1に因る)

p173-174『本格小説水村美苗,2002,新潮社

もちろん小説家が自分の人生を書いた小説、あるいは、書いたように見える小説は、どの言葉にも存在する。そしてそのような小説は、どの言葉で書かれていようと、もっともたやすく「真実の力」をもつであろう。なにしろそこには一人の人間の一人の人生そのものがある。だからこそ、小説家はどの言葉で書こうと、自分の文章を売るよりも自分の人生を売りたいという誘惑と、常に、そして永遠に、戦わなくてはならないのである。しかも私たち人間は例外なく他人の幸福よりも他人の不幸に興味を持つ。小説家が、自分の不幸を売りたいという何よりも大きな誘惑と、常に、そして永遠に、戦わなくてはならない所以である。ゆえに、小説家にとって真の不幸とは、自分の不幸を売るのが文学として通るようなところで書くということにある。「私小説」的なものが日本語で栄えるということは、日本語で書くことが、小説家が自分の不幸を売るのが文学として通るようなところで書く不幸を意味することにほかならないのであろう。


以前より私は、ケータイ小説(笑)に対して朧気ながら嫌悪感をもよおしていた。

未成年の著者による自己中な世界観が我慢できない

・そもそもビッチの生態が気にくわない

・ページをめくる作業もめんどくさい

だが、理由のどれもこれも個人的の嗜好で、ケータイ小説根本的に駄目な理由としては弱い。

が、水村実苗氏の『本格小説』の上記引用部分に触発され、ケータイ小説(笑)に決定的に欠けている点が良く分かった(と私は感じた)。

自分の文章を売るよりも自分の人生を売りたいという誘惑と、常に、そして永遠に、戦わなくてはならない

まさしく、これだ。ケータイ小説(笑)の著者(笑)は、たやすく誘惑に屈する。

自分の人生を切り売りして描くことは、水村氏が言うように、「真実の力」を得やすい。故に、並の小説家が「真実の力」を小説に込めたいがために己の人生を己の視点のまま書いてみようという安易な姿勢に堕するのは想像に難くない。

こうした誘惑に踏みとどまり<何故この小説でなくてはならないのか?>と自問し続けることができるかどうかが、小説家の値打ちを決める。

蹴りたい背中綿矢りさ等々(例が古くてゴメン)、若年の著者による小説が隔年間隔で大々的にプロモーション展開がなされている。

が、彼らは少なくとも<己の部分>をそのまま表出していては、選者の評価を得られなかったであろう。

小説家が自分の不幸を売るのが文学として通るようなところで書く不幸

まさしく、そう。

感情の垂れ流しを嬉々として受け入れる読者層も不幸ならば、己の姿勢を問い続けることのできないケータイ小説(笑)の著者も不幸。

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