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2018-04-05

[]今こそ振り返る野村不動産への「特別指導問題

 こんにちは

 もう財務省改竄問題をぼやけさせるために、不祥事連発してるのかってレベルにこの国のガバナンスはぶっ壊れているような感じな今日この頃いかがお過ごしでしょうか。

 その中で野村不動産の「特別指導問題は、わかりやすさに欠けるためか、ちょっと注目されていないので、明日厚生労働委員会集中審議に先立ち、野村不動産への「特別指導問題をまとめておこうと思いましたまる

事実関係政府の「公式見解

時系列

2016年 9月 野村不動産企画業務裁量労働制違法適用されていた社員自殺

2017年 9月 労政審政府諮問した働き方改革関連法案に関し概ね妥当答申

2017年 11月17日 実施時期(黒塗りのため詳細不明)を含めて、加藤勝信厚生労働大臣に、勝田智明東京労働局局長社長適正化指導し、公表することを報告

2017年 11月22日 野村不動産企画業務裁量労働制実態について、東京労働局長が加藤大臣に報告

2017年 12月1日 東京労働局長が定例記者会見で、12月26日にプレゼントがあるから是非来て欲しいとアナウンス

2017年 12月22日 東京労働局長による特別指導の内容、12月26日の定例会見で公表することを加藤大臣に報告

2017年 12月25日 野村不動産東京労働局から特別指導」、東京本社関西支社など全国4拠点是正勧告

2017年 12月26日 東京労働局勝田局長記者会見で、野村不動産特別指導したこと公表是正勧告したことについても野村不動産公表していることから、認める発言 

      同日夕刊から翌日朝刊にかけて、各紙が、特別指導、「是正勧告」について報道

      安倍総理大臣特別指導を行ったことを報告したとされる(資料が出ていないため詳細は不明

2018年 1月29日 大西健介議員から野村不動産裁量労働制違法適用をしていたこから、新しく拡大する課題解決型開発提案業務に対する裁量労働制にも違法適用が起こるのではないかとの質問に対し、加藤大臣が、「野村不動産においては企画業務裁量労働制対象とされた労働者の大半において同制度対象業務に該当しないということで」特別指導を行ったと答弁。安倍総理も、野村不動産は、法の趣旨を逸脱していたが、それに対しては特別指導を行った、と答弁

2018年 3月4日 朝日新聞が、野村不動産過労死自殺があり、前年12月26日に労災認定されていたことを報道

2018年 3月5日 石橋通宏議員からの、過労死について、安倍総理加藤大臣が把握していたかという質問に対し、二人とも知らなかったと答弁

2018年 3月30日 東京労働局局長が、特別指導をした理由、経緯について説明を求めるマスコミに対し、回答を拒否し続けた上、「なんならみなんさんのところ行って是正勧告してあげてもいいんだけど」と発言

2018年 4月3日 野党ヒアリングに対し、特別指導法的根拠はないと回答。勝田局長は、野村不動産への是正勧告したことをは公表していないと、野党議員に対して説明

2018年 4月4日 集中審議の中で、加藤厚生労働大臣が、重ねて「記者会見の中で是正勧告労働局として認めた発言はなかったと認識している」と答弁

      同日夕刻、記者会見音源文字起こし新聞社も所持)が厚生労働委員会理事会に提出。是正勧告について、12月26日に、「野村不動産が26日にホームページ公表しているのだから、25日までにはとは言える」との趣旨発言確認される。3月30日にも、マスコミから確認され、認める発言

政府公式見解

個別過労死について、大臣に報告が上がることはないため、加藤厚生労働大臣安倍晋三総理、ともに、過労死自殺については知らなかった。

特別指導法的根拠厚生労働省の設置法第4条第1項41号「労働契約賃金の支払、最低賃金労働時間、休息、災害補償その他の労働条件に関すること」

野村不動産への特別指導を行った理由は、同社の裁量労働制運用が、法の趣旨を逸脱し、社会全体の遵法状況にとって問題があるため

特別指導を決定したのは勝田局長であって、決定時期は実施の一週間前。

・12月26日のプレゼントは、ボクシングデーにちなんで。特に特別指導のことを言っているわけではない。

蛇足:26日記者会見より

記者プレゼントの中身は

局長プレゼント、もう行く?やります?じゃやろっか。

記者:みなさん待ってます

局長:じゃあやりましょう、プレゼントっていうほどいい話じゃないんですけど、資料今お配りしますけど。野村不動産株式会社に対して特別指導を行いました。)

朝日記事に詳しい

https://www.asahi.com/articles/ASL4502FBL44ULFA033.html

特別指導」という法的用語があるわけではない

 是正勧告公表する基準平成28年1月の通達で、労基関係法令違反について、送検された事例、または3か所以上の営業所について是正勧告を繰り返し受ける、あるいは過労死引き起こした事案、と定められています特別指導の何が特別だったかというと、過労死なり複数是正勧告なりの根拠正式に認めていないのに、労働局公表した、ということです。労働行政自らが自分たちの定めたルールを逸脱してでも公表するべき重大事案だと考えたため、公表した、としているのですが、野村不動産側としては、著しく社会的信用を失墜される行為ですから、なぜうちだけ?という気持ちが残るのは当然でしょう。外形的ルールを明示し、それに則って初めて行政処分公平性担保されるのですから、今回の特別指導自体問題だと言えます。これを局長独断でやった、というのは一見、良いことのように思われますが、行政処分執行者が、恣意的処分を行う、行わないことを決定すること自体問題です。野村不動産を、企画裁量労働制適用違反ということで公表するのであれば、同様の事例は全て公表すべきです。

東京労働局長、厚生労働省厚生労働大臣はなぜ嘘をつかなければならないのか

 上の時系列を見ていただければ後半の支離滅裂、すぐバレる嘘をなんで国会で答弁するのか、と思われると思いますが、その理由上記した法的根拠のない特別指導自体、行ってはいけなかったことを全員が知っていたからだと思います。また是正勧告を行ったことを、公表するのはまずいということはみんなわかってた。だから是正勧告をしたと公式には認めていない、といわざるをえないわけです。それでも、この特別指導したことアッピールしたい人がいたんだね、しょうがいね

 まず政治の関与を全てなかったとしてしまえば、今回の事案は別に複雑なものでありません。

1.野村不動産過労死自殺が発生し、遺族が労災申請労働局がそれを調査した結果、違法労働条件適用が行われていたことが発覚

2.所轄の労働基準監督署が野村不動産の各場所に対して是正勧告を行う

3.労働局長が、基発0120第1号に基づき、過労死引き起こし企業経営トップに対して、直接指導し、その事実公表

という流れであれば、全く正当な行政手続きです。

 労働局絶対過労死事実を知っています。なぜなら是正勧告だけではなく労災認定もしているからです。ではなぜ過労死を知っていた、という事実大臣に隠して、特別指導をして公表することを報告したのでしょう。なんででしょうねーさっぱりわからないですねー(棒

 たまたま東京労働局長がたまたま今まで一回もやったことがない、過労死などをともなわない労働条件違反の事例に対する特別指導をやろうと計画して、たまたま大臣過労死事案であることは隠して報告し、たまたま政府裁量労働制の条件拡大をしようとしてて、たまたま質問されたから、たまたま知っていた特別指導をやった事例があるからちゃん監督できるよってアッピールしてたら、朝日がすっぱ抜いちゃったけど、当然労働局長が独断でやったことであって、過労死事案であることを知っていながら大臣への報告を怠っていたから、当然加藤大臣と安倍総理無罪ですよねーそうですよねー(棒

 勝田局長は多分更迭されるけど、その理由は多分舌禍が理由とされるところで、民間人になられたか国会招致はできない、にするんじゃないですかね。明日呼ばれなければ。

 まぁ邪推すれば、野村不動産に、過労死のことは隠しておいてやるけど、公表はするからね、ぐらいのことを言っていたことがのちに出てきても驚かない。

 まー特別指導から公表をやるって報告してきた段階で、記者ですら疑問に思う法的根拠について思いが至らなかった時点でもう終わってるわけですけどね。

政治家を免責するためにガバナンスがぶっ壊れてることにしている政府

 日報隠蔽財務省公文書改竄、今回紹介した特別指導の話、共通しているのは、政治家は報告を受けていない、官僚勝手にやったっていうストーリーになっているというところ。

 この特別指導問題に関する対応正当化するためには一応概ね2つの方策があって

1)過労死については、政府は把握していたから、通達に基づいた手続きである社名公表について報告を了承したが、過労死については個人情報保護的な意味で(棒)伏せた。

2)過労死については、政府は把握しておらず、通達に従っているか是正勧告したこと公表はしていないし、特別指導は、東京労働局長が裁量労働制違法適用によってのみ行ったもので、労働局長はその恣意的権限特別指導を行うことができる。

普通感覚をしていたら1だと思いますけど、1だとすると、裁量労働制違法な拡大を過労死が起きるまで把握できていなかったことになるのにも関わらず、過労死であることを表に出さず、適正な労働監督が行われていたことを示す事例として使っていた卑劣行為であることが明らかになってしまうので、誰がどう考えてもありえないシナリオで、地方労働局長がその独断で、何の法的根拠もなく、社名を公表する指導する権限を持っていることにしたんですねぇ。前者は政治家が人格的にクズなだけですが。後者の方が政府の在り方としてはまずい。しかも記録が残ってる発言矛盾しまくりハマグリ

 もう政治家が関与しててもガバナンスがぶっ壊れてても、どっちに進んでも地獄なんですけど、せめて政治家の関与だったら、挿げ替えたら解決するんでまだ話が早いわけですが、政治家は絶対関わってないわけだから、やっぱり安倍政権官僚コントロールが全くできていないし、官僚が嘘ついても全く見抜けない無能であるということにしたいみたいだから、どっちの地獄を選んでもらってもいいから早く辞めてもらって、第三者による調査を実行していただきたいものですわね、オホホホ。

今は懐かしい1月29日の勇姿

大西

略)野村不動産の例は、まさに今回問題になる企画業務裁量労働制なんです。それで、この野村不動産は、中堅社員であれば、裁量を持たせて企画提案型の事業を推進できると判断したと説明していて、課長代理級以上に昇進した約六百人に裁量労働制適用していた。まさに、現状においても濫用されているんですよ。そして、ここでも弁護士の方がこういうコメントを寄せていますけれども、裁量労働制は、一度導入されると濫用が表面化しにくい制度だ、特に企画業務型は対象業務定義が難しく、専門業務型よりもわかりにくい、本人同意必要といっても、真意によるものなのかどうなのか疑問なケースもあると述べています。今回、政府は、この企画業務型の対象を拡大して、まさにここで野村不動産違法適用しているように、一部営業職に拡大しようとしているんですよ。そんなことをすれば、現状でも濫用があるのに、定額働かせ放題を許すことになるのは私は火を見るより明らかだというふうに思いますけれども、総理、そのようにお思いになりませんか。

加藤

 まず、今の野村不動産の件は東京労働局特別指導を行ったところでありまして、また、実際、野村不動産においては、この企画業務裁量労働制対象とされた労働者の大半においては同制度対象業務に該当しないということで、それにのっとって対応を行ったところであります。(略

自分から言い出しているところがポインツ

大西

 略)もっと言えば、裁量労働制適用違法無効だということがわかっても、わかったらどうなるかというと、本来支払うべきであった残業代を払えばそれで済んじゃうんです。だからブラック企業は、やろうと思ったら、見つかったら、ああ見つかっちゃったといって残業代を払えばいいんです。だから、それはもう届出して、協定書を届けたら、そこはチェックはすり抜けちゃうわけですから。実際には対象業務じゃない営業やらせたって、これは外から見たらわからないんです。だから、私は、やはりこれは、一旦導入されると濫用に対する歯どめというのがなくて、しかもそれが表面化しがたい、しにくい、そういう制度だというふうに思いますけれども、最後、厚労大臣じゃなくて総理、そう思いませんか。働かせ放題になると思いませんか。

安倍

 略)対象業務法律上明確にしたことにより、営業全般に拡大されるといった懸念払拭されるものと考えています。万が一、本来対象にならない業務にこの制度適用していた場合には、労働基準監督署において厳正に対処していく考えであります。なお、野村不動産においては、本来制度対象にならない個別営業活動等を担当している方までも裁量労働制対象として扱っていました。法の趣旨を大きく逸脱していたこから、昨年十二月東京労働局長が特別指導を行い、公表を行ったところであります政府としては、制度が適正に運用されるよう、今後とも指導を徹底してまいります

 (どう考えても過労死が出てから初めて取り締まった、つまり手遅れだった野村不動産のことを好事例として扱っている・・・つおい

続きはトラバ

2017-04-12

大門みきしさんのジャパンライフによるマルチ商法への天下り官僚政治家の関与についての質疑

国会ウォッチャーです。

今日はもうひとつ書きます

さっきいっこ書いたんですが、全然伸びてないので、よければ読んでください。

http://anond.hatelabo.jp/20170412122218

あ、ブログを作る気はありません。

さて、タイトルの話です。

前に大門みきしさんがオススメだと書きましたが、彼の質疑についてです。

http://anond.hatelabo.jp/20170410114012

大門さんは、税制、財金問題については、おそらく政治家の中でも相当詳しいので、質問の仕方もどちらかというと講義質問といった様相になることが多いのですが、今回ご紹介する4月5日の消費者問題に関する特別委員会、4月11日の参議院財政金融委員会で、ジャパンライフによるマルチ商法の追及もすばらしいものでした。

大門さんは滑舌があまりよろしくないので、ちょっと聞きにくいかもしれませんが、オススメです。

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

の4月5日、2:34分ごろから

4月11日、1:23分ごろから

どうぞ。

みどころは、川口次長につらつらと答弁させたのち、

「わかりにくかったと思うので解説いたしますとね」

他の議員でもそうですが、議員質問の答えは基本的承知していることが多いんですが、

大門さんははっきりいってめちゃくちゃ詳しいので面白い

「うちで、ジャパンライフルートで入手した、水庫メモというのがありましてですね」からのところ(4月5日、2:50ぐらいから)

でどよめく感じ。

大門さんに限らず、共産党はこの辺が強いところ。

献金リストももってそうなので、掘ってみると面白いかもしれないですね。

あと4月5日の最後フィラーのところで、誰かが

「こりゃ闇があるわ」

とつぶやいているのが拾われているのも面白かったです。

要約がわかる赤旗記事

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-06/2017040615_01_1.html

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-12/2017041215_01_1.html

大門さんの見立て

そもそもマルチ商法が抜本的に規制されないことについて、マルチ商法業者天下り官僚との関係政治家献金等を繰り返していることが影響しているのではないかという指摘です。ジャパンライフ代表山口隆祥は日本マルチ商法最初から活動している、麻生太郎さん曰くの「有名人」でして、もう何度も何度も業務停止命令有罪判決を受けているので、行政政治家対策社会的認知の向上のために、本当にいろいろとやっているわけです。その中で加藤勝信大臣と会食して、その様子を広告塔にしたりして、顧客安心感を与えているという指摘で、マルチ商法被害者が増え続けていることをちゃんと考えろといっているのですね。

 大門さんは、マルチ商法連続取引自体規制せずに、訪問販売という商取引形態のみを規制して、店舗でやるのをお目こぼししている状況になっていることと、経済産業省官僚OBが天下っていることが影響しているのではないかと、こう整理しています

 民進党矢田わかこさんも質疑されていたのですが、ジャパンライフに消費庁出身の水庫さん、経産省キャリア組出身松尾さん、元特許庁長官中島誠さん、元内閣府官房長の永谷安賢さんが天下っていると。そんなズブズブの組織指導に手心を加えずにいられるのか、という指摘です。

 ちなみに、この山口さんは政治家業界にふかく、深く入り込んでいるので、いろんなところで名前を見ることができます大門さんも指摘されている、ライフサイエンス財団出資して、社会貢献もしてるよ、という顔もしていますし、日本文化協会のような日本会議加瀬英明代表をつとめる組織でも、永谷安賢さんと一緒に名前を連ねています

 大門さんは今後もこの問題を追及するとのことですが、マスコミにも当然大量の広告出稿をしているので、一般マスコミではなかなか騒がれないというアレなので、ぜひNHKストッ詐欺被害、私はだまされないで扱って欲しいところ(違。

 ちなみにジャパンライフ被害者への口止めにも力を入れているようですが、おそらくSEOも相当やっていますね。検索結果が笑えるぐらい穏便w

2017-03-14

安倍首相維新創生「日本」教育再生会議

メモ

11 名前番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (オーパイ fa85-ldtI)[sage] 投稿日:2017/03/14(火) 12:16:58.59 ID:q2Hr3Zp+0Pi [1/4]

2006年9月26日

第一安倍政権発足

2006年12月22日

教育基本法改正

2007年1月15日

ttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/

教育再生会議 設置

2007年9月26日

安倍晋三 突然の総理辞職(退陣表明は9月12日

2007年12月4日

真・保守政策研究会創生「日本」)結成

 

 

13 名前番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (オーパイ fa85-ldtI)[sage] 投稿日:2017/03/14(火) 12:17:10.57 ID:q2Hr3Zp+0Pi [2/4]

www.sosei-nippon.jp

創生「日本」真・保守政策研究会

 

会長 安倍晋三

会長代行 中曽根弘文

会長代理 山本有二 古屋圭司

副会長 鴨下一郎 菅義偉 塩崎恭久 下村博文 岩屋毅 高市早苗 鴻池祥肇 世耕弘成

幹事長 衛藤晟一

副幹事長 新藤義孝 高木毅 梶山弘志 西村康稔 江藤拓 古川禎久 山本一太 有村治子 山谷えり子

事務局長 加藤勝信

事務局長代理 稲田朋美

事務局次長 城内実 岡田直樹 西田昌司 義家弘介 丸川珠代

最高顧問 平沼赳夫

 

 

14 名前番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (オーパイ fa85-ldtI)[sage] 投稿日:2017/03/14(火) 12:17:26.76 ID:q2Hr3Zp+0Pi [3/4]

2012年2月26日

ttp://www.kyoiku-saisei.jp/wf/activity/16860443

教育再生民間タウンミ―ティングin大阪 開催

安倍元首相維新松井大阪知事が “教育連携確認

2012年3月24日

大阪府教育基本条例 成立

2012年5月26日

大阪市教育基本条例 成立

2012年6月8日

ttps://www.youtube.com/watch?v=K0yvSFxYUTE

創生「日本」6月総会 講師大阪府知事 松井一郎氏 平成24年6月8日

テーマは「教育地方自治問題等について」

2012年12月26日

二次安倍政権発足

2013年1月15日

ttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/

教育再生実行会議を設置。

2015-07-03

文化芸術懇話会の出席者

大西英男発言マスコミを懲らしめるには、広告収入がなくなるのが一番」が強烈でかつ何もわかっていない感じ。

井上貴博発言青年会議所理事長とき委員会をつくってマスコミをたたいた」「スポンサーにならないことが一番こたえる」もひどいね。"ただ、同会議所は「メディア市民関係を考えるのが目的。『たたく』というのは趣旨が違う……」と困惑気味。" ということだから青年会議所の方も迷惑しているっぽいが、この青年会議所活動もちゃんと見ておいた方がいいんじゃないでしょうか。

長尾敬発言沖縄世論はゆがみ、左翼勢力に完全に乗っ取られている」・・・

いずれも「文化芸術懇話会」っていうのはなんじゃろか、と思わされるような発言ばかり。まあ、そういうところだけ切り取ればということだろうけど。

================

衆議院青山周平(比例東海②)、池田佳隆(比例東海②)、石川昭政(比例北関東②)、井上貴博福岡1②)、大岡敏孝(滋賀1②)、大西英男東京16②)、大西宏幸(比例近畿①)、岡下昌平(比例近畿①)、鬼木誠福岡2②)、加藤勝信岡山5⑤)、木原稔熊本1③)、熊田裕通愛知1②)、今野智博(比例北関東②)、坂井学神奈川5③)、佐々木紀石川2②)、白須賀貴樹千葉13②)、薗浦健太郎千葉5③)、高鳥修一新潟6③)、谷川とむ(比例近畿①)、田畑裕明富山1②)、長尾敬(比例近畿②)、萩生田光一東京24④)、藤原崇(比例東北②)、星野剛士神奈川12②)、堀井学北海道9②)、前田一男(比例北海道②)、松本洋平東京19③)、宮川典子(比例南関東②)、宮沢博行(静岡3②)、武藤貴也滋賀4②)、宗清皇一(大阪13①)、簗和生栃木3②)、山下貴司岡山2②)、山田賢司兵庫7②)【参議院滝波宏文福井①)、長峯誠宮崎①)、宮本周司(比例①)

 出席者は懇話会事務局による。○囲みの数字当選回数

http://digital.asahi.com/articles/ASH715T44H71UTIL03S.html から

2015-06-27

政策芸術」=国策芸術ではないことについて

要約:「文化芸術懇話会設立趣意書にある「政策芸術」は国策芸術意味するのではなく、政策芸術作品との類比のもとで捉えることを意味する。後者問題性に目が向けられるためにも、前者のような誤解が本記事で少しでも訂正されることを望む。

産経新聞2015年6月25日に伝えたところでは、自民党の有志が立ち上げ、同日に第1回会合が行われた党内勉強会文化芸術懇話会」の設立趣意書は、会の目的として「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」を掲げていた。

安倍首相支持の勉強会文化芸術懇話会」が発足 - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/150625/plt1506250043-n1.html

政策芸術」という耳慣れない言葉について、この段階ではそれ以上の情報はなかったものの、多くの人がこれを「政策によって推進される芸術さらには「プロパガンダ芸術」を意味するものと受け止めた。

第1回の会合で、講師を務めた作家百田尚樹氏だけでなく、出席した自民党議員からメディア統制を提案する発言があったと伝えられたことから、このように理解されるのも無理からぬところがあった。

自民党安保法案報道批判続出…改憲派勉強会 - 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/news/20150626k0000m010122000c.html

ところが、翌26日の衆議院平和安全法制特別委員会で、民主党寺田議員がこれらの発言について追及した際、加藤勝信官房副長官から、改めて「文化芸術懇話会」の趣旨について説明する場面があった。下に引用するように、これは上述のような理解とは異なるものである

加藤官房副長官発言)「文化芸術懇話会、これは政治家に求められる教養想像力を得るため、芸術家と共通する創作手法と成果の普遍性を追及(原文ママ――引用者注)し、世界の中で輝ける日本創造し、デザインする上で必要不可欠であり、心打つ政策技術(「心を打つ政策芸術」の誤りか――引用者注)を立案し、実行する知恵と力を習得することを目的として開催されたものでありまして(後略)」

◇【安保審議詳報(1)】百田氏「沖縄2紙潰せ」発言で紛糾 民主寺田氏「由々しき発言だ。党総裁として処分すべき」 - 産経ニュース http://www.sankei.com/politics/news/150626/plt1506260020-n1.html

まり設立趣意書にあった「政策芸術」とは、政策のもの芸術作品になぞらえる考え方を示していたのだ。

これは政策国民の心理に訴える面を強化しようという動きであり、注意して見ていく必要があるだろう。(追記:「プロパガンダ」という言葉を使って言い直せば、「政策芸術」とは、手法レベル芸術を利用しながら、政策の実行過程のものプロパガンダとして機能させる動きだといえるだろう。そうした動きの一部として、政策を具体的に表現するために普通意味での芸術作品が利用されることも大いにありうる(そうなれば「プロパガンダ芸術」だ)。「政策芸術」=プロパガンダ芸術という理解は起こりうる現象の一部を捉えていた。しかし、「政策芸術」はそのような狭義の芸術作品の利用よりも幅広く、〈芸術作品〉のように政策立案・実行する現象総体を指しうる概念だと考える。このように広くとった場合、「芸術家と共通する創作手法と成果の普遍性」の政策への転用は、表面的には芸術関係しているとは思えないような、見えにくい形で行われることもあるだろう。)

さらに、いまのところはっきり表明されているわけではないが、政策に〈美〉の観念が持ち込まれるとすれば、より一層警戒されるべきだろう。〈美しい〉政策を打ち出すことと、〈美しい〉国家デザインするという発想は親和的である。(そうした〈美しい〉政策は、現在誤解に基づいて警戒されているように統制的な芸術政策という形をとることも考えられるが、対象は必ずしも文化芸術に限られない。その点では、単なる国策芸術の推進よりもたちが悪いかもしれない。)

政策芸術」=政策によって推進される芸術という誤解は、時間の経過とともに少しずつ訂正されつつあるものの、まだまだ残っているようだ。こうした状況では、上述のような問題性に目が向けられづらくなる。本記事は簡単なまとめにすぎないが、誤解の訂正に少しでも役立てばいいと思う。

(追記:タイトルと要約に1箇所ずつ「プロパガンダ芸術」とあったのを「国策芸術」に修正しておいた)

2009-09-01

本当に老害宗教右翼だけが生き残ったのか検証してみる

http://anond.hatelabo.jp/20090831093726

実は俺の第一感も元増田と全く同じだった。そこでそれがどの程度正しいのか検証してみたい。

恐らく自民党復党が濃厚な平沼グループについてもまとめて検証する。

とりあえずのまとめ

・思ったほど「老害」といえるような存在は多くない。当選5回前後の「働き盛り」が多数を占める。

・その一方で、それ以下の層の薄さはとんでもないことに。彼らが中堅になるころは大変そう。

・逆に言えば、今の若手は生き残りさえすれば党の要職につける。稲田朋美出世するのか。28歳の小泉進次郎は前途洋々(笑)

・とりあえず第一派閥を守った町村派清和会だが、彼らが第一派閥だったことは自民党にとって不幸だったなと思う。

・他人のギリギリの頑張りで6人を復活当選させているあたりはちゃっかりしてる。

古賀派衆院筆頭派閥に。東国原ではミソをつけたが、自派閥の手当てはそれなりにできたか。それなりの戦力も残せたし、谷垣次期総裁というのはわかる。

・核についての意見が異彩を放つ平沼

左右度チェック

毎日新聞の「えらぼーと」への回答を使う。

(追記:トラバで指摘のあるとおり、教育国家観が入ってないのは問題。ただ、全候補者に対するアンケートが他にない)

えらぼーとの中から抽出するのは次の質問。選択肢の順番は一部変えて、小さいほど右、大きいほど左にしている。

上から下の順番に左から右へ一問ずつ答を表示する。(非該当、無回答と答えた議員もいる)

憲法9条の改正に賛成ですか、反対ですか。

 1.賛成 2.反対

集団的自衛権の行使を禁じた政府憲法解釈を見直すべきだと考えますか。

 1.見直すべき 2.見直す必要なし

日本核武装について、あなたの考えに近いものを一つ選んでください。

 1.保有すべき 2.検討を始めるべき 3.情勢により検討すべき 4.検討すべきでない

アフガニスタン支援のため自衛隊派遣すべきだと思いますか。

 1.派遣すべき 2.派遣すべきでない

北朝鮮が再び長距離弾道ミサイルを発射し、核実験を行いました。これまで政府がとってきた対北朝鮮政策について、あなたの考えに近いものを一つ選んでください。

 1.圧力をより強めるべき 2.妥当 3.対話を進めるべき

老害度チェック

派閥ごとに当選回数順に並べてみる。本当にベテランばかりなのかを可視化する。

辛勝度チェック

マスコミ世論調査出口調査では落選確実と思われながら、ぎりぎりの競り合いを制して生き残った自民党議員が結構いる。

http://d.hatena.ne.jp/aya_momo/20090831/p4

ここでは「辛勝率ランキング」(惜敗率の逆数、(1位の得票数)/(2位の得票数))が示されている。

勝率をどこで切るかは完全に主観だけど、とりあえず辛勝率1.05を基準として、辛勝自民党議員がぎりぎりで負けていたら復活できなかった幸運な議員は幸運枠として扱う。

自民党支持者が最後の力を振り絞ったおかげで復活させることのできた議員が、右か左かを見ることも参考になるだろう。

あと、みんなの党民主党の敵失で本来なら議席を持ち得なかった比例近畿の二人についてはさらに※印をつけておく。

町村派(23人)

森喜朗  14回目 72歳 無 無 無 無 無

衛藤征士郎9回目 68歳 1 1 4 1 2

細田博之 7回目 65歳 1 1 4 1 1

塩谷立  6回目 59歳 1 1 3 非 1

小池百合子6回目 57歳 1 1 3 1 1

安倍晋三 6回目 54歳 1 1 4 無 1

山本拓  5回目 57歳 無 無 無 無 無

下村博文 5回目 55歳 1 1 4 1 1

高市早苗 5回目 48歳 1 1 4 非 1

木村太郎 5回目 44歳 1 1 4 非 非

吉野正芳 4回目 61歳 2 2 4 1 1

高木毅  4回目 53歳 1 1 3 1 1

谷川弥一 3回目 68歳 1 1 4 1 1

西村康稔 3回目 46歳 1 1 4 1 1

柴山昌彦 3回目 43歳 1 1 4 1 1

北村茂男 2回目 63歳 1 1 無 1 1

稲田朋美 2回目 50歳 1 1 4 1 1

(幸運枠)

中川秀直 10回目 65歳 1 1 4 1 1

町村信孝 9回目 64歳 1 1 4 非 1

長勢甚遠 7回目 65歳 1 1 3 1 1

谷畑孝  5回目 62歳 1 2 4 2 1 ※

馳浩   4回目 48歳 1 1 4 1 2

松野博一 4回目 46歳 1 1 3 1 非

津島派(14人)

鳩山邦夫 11回目 60歳 1 1 4 1 1

額賀福志郎9回目 65歳 1 1 4 1 2

石破茂  8回目 52歳 1 1 3 1 非

佐田玄一郎7回目 56歳 2 1 4 無 1

鴨下一郎 6回目 60歳 1 1 4 1 2

茂木敏充 6回目 53歳 1 1 4 非 1

大村秀章 5回目 49歳 1 1 4 1 1

田村憲久 5回目 44歳 2 1 3 2 1

竹下亘  4回目 62歳 1 1 4 1 1

新藤義孝 4回目 51歳 1 1 4 2 1

小渕優子 4回目 35歳 2 2 4 非 2

加藤勝信 3回目 53歳 1 1 4 非 1

(幸運枠)

河合克行 4回目 46歳 1 1 4 1 1

金田勝年 1回目 59歳 1 1 4 2 1(参院2回)

 

古賀派(25人)

古賀誠  10回目 69歳 2 1 4 1 3

谷垣禎一 10回目 64歳 1 1 4 非 2

園田博之 8回目 67歳 2 2 4 2 2

金子一義 8回目 66歳 1 1 4 1 1

逢沢一郎 8回目 55歳 1 1 4 無 1

村田吉隆 7回目 65歳 1 2 4 2 3

中谷元  7回目 51歳 1 2 4 非 2

山本公一 6回目 61歳 1 1 4 1 2

岸田文雄 6回目 52歳 2 2 4 1 1

西野陽  5回目 69歳 1 2 4 非 2

竹本直一 5回目 68歳 2 1 3 1 2

山本幸三 5回目 61歳 1 1 4 1 2

菅義偉  5回目 60歳 1 1 4 非 1

遠藤利明 5回目 59歳 1 1 4 2 2

宮腰光寛 5回目 58歳 1 1 3 2 1

塩崎恭久 5回目 58歳 1 1 4 2 1

佐藤勉  5回目 57歳 非 非 4 無 1

北村誠吾 4回目 62歳 1 1 4 2 2

福井照  4回目 55歳 1 1 3 1 2

小野寺五典4回目 49歳 2 1 4 2 1

三ツ矢憲生3回目 58歳 1 1 4 1 1

小里泰弘 2回目 50歳 1 1 4 1 1

徳田毅  2回目 38歳 2 2 4 1 1 

(幸運枠)

川崎二郎 9回目 61歳 非 2 4 2 2

平井卓也 4回目 51歳 2 1 3 1 1

山崎派(16人)

野田毅  13回目 67歳 1 1 3 2 2

甘利明  9回目 60歳 1 無 4 1 2

大野功統 8回目 73歳 1 1 4 1 1

武部勤  8回目 68歳 1 1 4 1 2

石原伸晃 7回目 52歳 2 1 無 1 1

田野瀬良太郎6回目 65歳 1 1 4 1 2 

林幹雄  6回目 62歳 1 1 4 1 2

平沢勝栄 5回目 63歳 非 2 非 非 非

石田真敏 4回目 57歳 1 非 4 無 1

金子恭之 4回目 48歳 1 1 4 2 1

森山裕  3回目 64歳 1 1 4 非 2

坂本哲志 3回目 58歳 1 1 4 1 2

古川禎久 3回目 44歳 1 1 2 2 3

武田良太 3回目 41歳 1 1 4 2 1

平将明  2回目 42歳 1 1 4 2 1

(幸運枠)

田中和徳 5回目 60歳 1 1 4 1 1

伊吹派(8人)

河村建夫 7回目 66歳 1 1 3 1 2

古屋圭司 7回目 56歳 1 1 3 1 1

柳本卓治 6回目 64歳 1 1 4 1 2

江藤拓  3回目 49歳 1 1 4 2 1

松浪健太 3回目 38歳 1 1 3 1 1

長島忠美 2回目 58歳 1 1 無 無 無

(幸運枠)

伊吹文明 9回目 71歳 1 1 3 無 1

谷恒一  3回目 57歳 1 2 4 非 1 ※

麻生派(8人)

麻生太郎 10回目 68歳 1 1 4 無 2

森英介  7回目 61歳 1 1 4 無 2

岩屋毅  5回目 52歳 1 1 4 1 2

河野太郎 5回目 46歳 非 非 4 2 非

松本純  4回目 59歳 1 1 4 非 2

井上信治 3回目 39歳 1 1 4 1 1

永岡桂子 2回目 55歳 1 1 3 1 1

(幸運枠)

山口俊一 7回目 59歳 1 1 4 1 2

高村派(5人)

高村正彦 10回目 67歳 1 無 無 無 2

大島理森 9回目 62歳 非 2 4 非 2

村上誠一郎8回目 57歳 非 非 非 非 2

山本有二 7回目 57歳 1 1 3 1 2

江渡聡徳 4回目 53歳 1 1 4 1 1

二階派(1人)

二階俊博 9回目 70歳 1 1 3 2 2

派閥(19人)

加藤紘一 13回目 70歳 1 2 4 2 2

保利耕輔 11回目 74歳 非 非 4 2 2

与謝野馨 10回目 71歳 無 無 無 無 無

福田康夫 7回目 73歳 1 非 4 1 2

浜田靖一 6回目 53歳 1 無 4 無 2

野田聖子 6回目 48歳 非 非 4 1 1

棚橋泰文 5回目 46歳 1 1 無 1 1

梶山弘志 4回目 53歳 1 1 4 2 1

後藤田正純4回目 40歳 2 2 4 非 3

秋葉賢也 3回目 47歳 1 1 4 2 1

近藤三津枝2回目 56歳 1 1 4 1 2

阿部俊子 2回目 50歳 1 1 4 1 3

赤沢亮正 2回目 48歳 1 1 4 1 1

伊東好孝 1回目 60歳 1 1 4 非 1

斎藤健  1回目 50歳 1 1 4 1 1

橘慶一郎 1回目 48歳 無 無 4 1 1

小泉進次郎1回目 28歳 1 1 4 1 2

(幸運枠)

今村雅弘 5回目 62歳 1 1 3 1 3

菅原一秀 3回目 47歳 1 1 4 2 1

平沼グループ

平沼赳夫 10回目 70歳 1 1 2 1 1

小泉龍司 3回目 56歳 2 2 4 2 1

城内実  2回目 44歳 1 1 4 2 1

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