はてなキーワード: イントネーションとは
こうして書き起こされた歌詞だったが、弟たちの予想を悪い意味で裏切った。
やたらと詩的で難解というわけでも、かといって下品で低俗な歌詞でもなかった。
「フュ○メッ△ゲ語は覚えやすく、分かりやすく、使いやすいよう開発された共通言語だ。誰が翻訳しても、ほぼ同じになるよ。解釈が分かれるような文法や表現があったら、異星間での会話にトラブルが起きるかもしれないからね」
「凡百のJポップでも、もう少しマシな表現で取り繕っているぞ」
「あと、ボーカルは恐らく合成音声だね。それにイントネーションが、ボクの時代のフュ○メッ△ゲ語の教材映像のように忠実だ」
「一応フォローしておくと、コード自体はとてもキャッチーだよ。フュ○メッ△ゲ語は覚えやすいための一環として、非常に小気味よい単語が多いし」
いや、それは多分、みんな何となく分かってる。
ガイドの発言は、ここまで探し求めてきた弟たちにとっては無神経なものではあったが、俺は何も言う気にはなれなかった。
弟たちにとっては待望の知見であったが、その後で仲間たちと話し合った結果、この音楽の歌詞は秘密にしようということになったらしい。
この曲はそれでいい、と弟たちは思ったのだろうか。
とはいってもタイナイはスマホ片手に雑談を交えてという、ほとんど遊びにきたようなものであったが。
「このアイドルグループの歌詞って、正直つまらないからなあ。世界でウケるもんなのかなあ」
「へー、ほーん」
だが、同じ部屋にいた弟の癇にさわったようで、タイナイが続けて語ろうとするのをぶった切るようにして話に入ってくる。
「あんたの気にしている“世界”ってのは、一体どこの“世界”なんだよ」
そう吐き捨てるように言うと、弟は部屋から出て行ってしまった。
「え? え? どういうこと、マスダ?」
そして、なぜか俺に尋ねだす。
「“分かるからこそ見える世界”があるように、“分からないからこそ見える世界”ってのもあるんだろう。たぶん」
仕方なく、俺はそれっぽい答えを返した。
「うーん?……」
「まあ分からないなら、それはそれでいいんじゃないか。そういう話だ」
タイナイは要領を得ない様子だった。
まあ、俺も理解させるつもりで答えたわけじゃないので当然なのだが。
「じゃあ……君はどうなの、マスダ」
「どうもこうもねえよ。是非もなし、だ」
音楽に何を求めるかってのは様々だ。
だが、それらを深く考えないまま享受する人間だっているのである。
テレビを買った。
テレビなんてあってもなくてもいいし
お金たまったら買おうかな~
と思ってたが
ついに、先日テレビを買った。
まず今のテレビって超薄いのな。
なんすかこれ。
そしてやっぱり画質も最高。
公式アカウント画質良すぎ。
とにかく最高。
浮かれまくって数日後
奴がやって来た。
あの、かの有名な某公共放送の。
今まで何回か出てしまったことがあるがテレビが無かったので、テレビ買ってませんと言って帰ってもらっていた。
お金ないし、観たことないし、今日も無いって言って帰ってもらお~~
「え、ほんとにありません」
「今のBキャスカード、位置情報が送られてくるようになってまして、おたくの***号室からデータが飛んで来ているんですよね…」
「え……」
「(負けた)」
一人暮らしで払ってる人ってどんくらいいるのさ…………
めちゃくちゃ落ち込んで
一周回ってNHK観まくることにした。
悔しいじゃんね。年間何万も。
それがね……
まさかね……
おもしろいやんけ。
ニュースと障害者特集と手芸と園芸しかやってないとおもってたわ。
あと紅白。
おもしろいやんけ。
習い事よりめちゃくちゃ安い
せっかくお金払ってるし
ということで
みんな受信料払ってくれ。
(やっぱり悔しい)
1話はちゃんと見る派
3話はちゃんと見る派
いろいろいるけど
俺は台詞回し、イントネーション、最初の展開のパターン、演出、コンテなどで決めることが多い
脚本、キャラなどは起承転結や積み重ねがあるから徐々によくなっていくことはあるけど
それが上記にあげたもの
これは良い悪いというより、合う合わないだから、合わないともう「他が良くてもダメ」ってなる
これはどうしても脚本の癖が出ると思う
同意するか、否定するか、早口でわざとらしい反論をするか、少女漫画風に言いよどむか、熱く返すか、などなど
この癖は作中でキャラを入れ替えても、大体似たパターンになることが多い
(癖を消している脚本もあるが、その場合は判断できず継続する)
これが意外とよく当たる
ちなみにこの方法が通用しなかったのがハルヒ1話と、けものフレンズ1話
そういうのは化ける可能性がある(化ける過程を見るのはとても面白い)
逆に、開始2,3分でこれは良いものだ!と思えるのもそこそこある
攻殻機動隊とか
もっとあった気がするが
小学3年生の時に転居した土地は、以前住んでいたところよりもかなり田舎だった。
以前は田畑は少々あるが小さな商店や住宅がひしめき合っている町。バスは10分置きには来るくらい。ほぼ標準語で通学は私服だった。
転居先は、田畑が広がり校内の過半数が農家の子。バスは2時間に1本程度で、かなり訛りがあり通学着は指定のジャージだ。
転校して一番のカルチャーショックだったのが、その訛りと文章の読み方である。
話し言葉にも訛りはあったが、音読の訛り方はそれと全く違っていた。
教科書の音読をすると、皆一様にいかにも妙なイントネーションで読み上げるのだ。
そのイントネーションとは、文章の頭からずっと同じ音程で読み、句読点の前の一文字だけガクッと音程が下がりながら語尾を伸ばすというもの。
音符に直すと「ミミミミミド~、ミミミド~、ミミド~、ミミミミミミミド~」という風に。
例文で表すと
「こんにちは、わたしは タナカイチロウです、トウキョウから、デンシャで やってきました。」
「ミミミミド~ミミミド~ミミミミミミミミド~ミミミミミミド~ミミミミド~ミミミミミミド~」
このようになる。
決して冗談ではない。
両親に連れられて行ったスーパーマーケットでも店内放送は同じようにミミミドのイントネーションで流れており、大人も同じであることに改めて驚いた。
転校初日、学校指定ジャージの購入が間に合わなかったため、以前の学校と同じように私服で登校したことが発端だった。
前述したようにこの学校ではジャージが通学着で、男子は青、女子は臙脂色の指定ジャージを着用している。
その上指定されてもいないのにほぼ全員がプーマの白いスニーカーを履いていた。
またこのジャージは通学着に限らず普段着としても着用しており、私服を着るのは冠婚葬祭だけという者が多い。
必死に話し言葉を合わせて、ミミミド~読みも会得し馴染もうとしたが、状況は好転することはなかった。
日々の陰湿ないじめに耐えるのにもう飽き飽きし、これ以上媚びても仕方がないと、5年生になった時にミミミド~読みを止めることに決めた。
そして国語の時間、音読の指名を受け、私は意気揚々と標準語で教科書を読み上げた。
関西で泊まった正月の宿で、混むからと言われ朝食会場に早めに行って開くのを待ってた時に来た関西の方と思われる老夫婦。
旦那さんの方が様子がおかしくて、奥さんの言動から推測するとどうやらアルコール依存で奥さんが寝てる間にどっかから酒を調達して飲んじまったらしい。
並んでいた私たちに機嫌良く話しかけてきて、しかしフラフラでまともに立っている状態をキープするのが難しいように見えた旦那さんは、奥さんから座ってて!と言われて床に座ったり転がったりしていた。我々への軽口と楽しげな表情やしぐさは、確かに酔って陽気になってる人のようにも見えたが、意外にも酒臭かったりはしなかった。
そうこうしている間に開場待ちの列が本格的に出来始め、旦那さんは他の人達に合わせるためか立ち上がろうとした。その時バランスを崩し後ろに転倒、そこにあった立て看板を背中で吹っ飛ばし破壊はしたが、更に後ろにあった壁の前にうまく倒れたため幸い壁や床に頭を打つことは免れた。
周囲の男性陣に助け起こされた旦那さんに奥さんは怒り、嘆き、その身体を叩いた。合間に周りに謝り倒しながらおそらく壊した看板の件を謝りにフロントに行くためか、旦那さんの腕を掴んで壁の横のエレベーターに乗って去って行った。
(ちなみに立て看板は元々半壊状態をテープで修復していたものだったので、多分弁償と言う話にはならなかったと思われる)
二人とは朝食後にチェックアウトを済ませて乗ったエレベータで再会、再び謝られた。一時間以上経っていたからか、フラフラがマシになっていた旦那さんは普通の状態に戻りつつあったように見えた。こっちに手を振るまだ機嫌の良い状態の旦那さんと、頭を下げる奥さんに見送られて宿を出た。
「依存症の旦那さんが、おそらく奥さんが寝ている間にホテルの自販機で酒を買って飲んだ。酒臭くないのにフラフラしていたのは服用している薬との飲み合わせのせいで身体の症状が強く出ているため」
明らかに依存症の旦那さんはまあ「わかる」。一生断酒は大変だろうなと思う。我慢できなかったのだろうなと思う。
朝食会場の前で、奥さんは旦那さんに向かって半泣きの声で訴え、私たちに謝りながら「この人治療中なのにまた飲んだんです、また病院に行かないと」「もう、どうしてまた、飲んじゃったの?ねえ、どうして」と言っていた。
見た目は『懲りずにアルコールに手を出してしまう夫に苦労させられている可哀そうな奥さん』だった。
でも何故か私が感じたのは『奥さん迂闊やなー』だった。
なんで治療中なのに旅行?旅行って酒を買う機会・口実を与えるようなものではないの?
宿では24時間自販機から酒を買えるのに?(知らなかったのかもしれないけど)
耳にした言葉のイントネーションから関西の方のようにみえた。墓参に伴う宿泊だったのなら日帰りもできたのではなかろうか?なんでこんな展開になるかもしれない状態の旦那さんを連れてわざわざ宿泊したのだろうか?何で?
何でフラフラで歩くのも覚束ない状態の旦那さんを朝一で食事に連れ出す?まともに食べられるとでも?連れ出すとしたら薬もアルコールの効果も薄れそうな朝食時間終了間際の方がどう考えてもマシなのでは?
等々、ずっとモヤモヤしたまま家に帰ってきて、Wikipediaのアルコール依存症のページを見てみたら、奥さんが典型的な「イネーブラー」「共依存」のパターンだと知ってモヤモヤは晴れた。
ざっくり「関西弁」と言われると「関西標準語」的なふわっとしたものを指す言葉として認識している。
恐らく大阪京都あたりの言葉をベースに、関西圏の人同士なら割とすんなり意味が通じる程度に方言をマイルドにしたような何か。
実際に概念としてはそういったものはできつつあるらしい。 → https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E8%A5%BF%E5%85%B1%E9%80%9A%E8%AA%9E
私は実家が兵庫、住まいは京都なのだが、確かに同じ近畿圏だけど、実家で自然と話す播州弁と、
職場で関西圏のいろんな地域から来た人たちとの間で自然と使っている、京都弁とも大阪弁ともつかない言葉はだいぶ違う。
でも明らかに標準語とも違うから、名前を付けるとするなら関西標準語とか関西共通語とか、まあそんな感じになるよね、みたいな言葉。
自分も周囲も標準語を話そうとすると「キショい」「サブイボ出る」となって落ち着かなかったり(なんか歯茎や首筋や鼻毛がムズムズする)、
たまに関東から新人がくると、新人が口を開く度にツッコミを入れずにいられない人が社内にも社外にも何人もいたり、
イントネーションの違いを関西風に直しつつ意味を確認しないと違和感が気になって会議で話が進まなかったりして、
実際にコミュニケーションの妨げになってしまうので、話し言葉として標準語を使うという選択肢が最初から排除されている。
なんならビジネスの場面でうっかり標準語を使うと、発話者が標準語話者であるという前提を知らなかったり、うっかり頭から抜けていると、
受け手が無意識のうちに「余所余所しく信頼関係ができていない」「バカにされている」「煽られている」「ケンカを売られた」といったネガティブな印象を持つことがあってマジで危険。
関東からきた新人を連れて行ったり、丁寧に敬語で話そうとしすぎて標準語っぽくなった際に、
えらくぶっきらぼうなオッサンから急に「自分(出身は)関東?」と聞かれることがあるが、その辺のスイッチを切り替えるために必要な確認だったりするのだと思う。
裏で「やっぱ関東出身はアカンわ、しゃべり聞いとるだけでかゆーてしゃーない」などと言う事はあっても、大体表面上は態度をスイッチしてくれる。
そんな環境なので、関東圏から就職してきた新人も、数年もしない内に(必要に迫られて)自然と関西標準語話者になるのだが、
呼ばれたから答えるけど、こんな感じかな。発音できなきゃ聞き取れないということで発声法を述べます。
・ドイツ語→水に溺れかかった感じでいながらもハキハキ何かいえばOK。ちなみにイギリス英語やるときもこれ使う。モンティパイソンのジョン・クリーズがヒトラーのモノマネうまいのもこれな。
・フランス語→「ジャ」「ジュ」「ジョ」「シャ」「シュ」「ショ」を多めに交えつつ、鼻母音(鼻にかかった音)を適度に入れる。日本語と同じsyllable timed languageだから途切れ途切れ言う感じでOK。中級者以上はrの「喉のうがい音」もほどほどに入れるとなお良い。
・イタリア語→迷ったら全体的に舌をペロペロさせつつ最後の言葉を母音AかOで終わらせる頻度上げととけばOK。
・ロシア語→タルコフスキー一本見れば覚える。そこでため息をつきながらしゃべる感覚を身につければOK。ただ現代ロシア語で通用するかは不明な。
・スペイン語→イタリア語をベースに母音Uの割合を全体的に増やし、イントネーション若干あげて陽気な感じに。(自分はスペイン語苦手だから微妙かも)
・ポルトガル語→すまん。わからない。もっとボサノヴァ歌わないとな。