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はてなキーワード: SIerとは

2014-03-15

35歳ITエンジニア卒業説について

平均的に35歳ぐらいで新しい事/技術

自分から進んで覚える気力が無くなる模様。

SIerで35歳超えて給料に比例する

スキルがある現役エンジニア殆どいない。

マネージメント」難しそうに見えてもアナログ

多少判らなくても間違えてもOKで簡単なんだよね。

単価もエンジニア比較して(まだ)高いから

35歳ぐらいでマネージャーにする事で

例月費用を単価を回収できるんじゃないかな?

35歳超えてITエンジニアで生き残って評価されるには

給与以上のバリューを雇用者提供すればいいんだよ。

簡単なことさ。

2014-03-12

まともなソフトウェア技術者かどうか確認するための質問

SIer世界の話。

経験学習とどちらが大事だと思いますか」

まじめに学習してきた人は学習のほうが大切だとわかる。また、学習せずに経験だけでやってきた人ほど「学習だけじゃ身につかない」と強弁する。昨今のソフトウェア開発は個人の端末で出来る範囲がかなり広く、実戦でなければ体験できないことがだいぶ減ってきている。

とか書くと、いやいやそれでも実戦と学習は違うとかいう反応があってそれはその通りとも思うけど、真面目に5年間学習して実戦経験皆無の人と、全く学習せずに実戦経験だけ5年間の人どちらと一緒に働きたいかといえば迷うこと無く前者を選ぶ。

これは今の状況だけど、これに対して昔の話。

昔の人は結構学習してたりする。しかしながらそれは自分学習しようとしたわけでなく、ただ誰もわからない環境にぶちこまれて止む無く仕事しながら学習していた。それなりの時間が与えられ、かつ、わかる人が少ないという状況から失敗がそれなりに許容されていた。なので「仕事を通じて学ぶ」ということを主張したりする。今の時代にそういうことが可能な状況は少ない。仕事は失敗しないことが当たり前で、仕事必要スキルは持っていることが当然とされる。大変。

昔の人も今の人も学習している人は強く、経験だけで戦っている人なんて使い物にならないと思っている。

推敲せず愚痴を書いた。

2014-03-10

SIer完全未経験ときに知りたかったこと一覧

http://anond.hatelabo.jp/20140309125629

2014-03-07

CPUにおけるデュアルコアクアッドコアの間の壁

全く論理的ではなく単に経験から得られたことを語る。

SIer所謂なんでも屋に3年程務めており仕事の3割くらいは顧客PCトラブル対応

職業がてら、いろいろなPCに触ることが多くそれなりの経験の含蓄はあると自負している。

そこで、表題の件。

Corei3及びCorei5のごく一部のデュアルコアプロセッサーとCorei5の大部分及びCorei7 この処理速度は体感でかなり差がある。

どれくらい、とかどのへんが、と言われると困るのだが微妙な差があるとしか言えないのだからもどかしくて困る。

同じCorei5でもハイパースレッディングを使って4スレッドにしてる物は本物のクアッドコアとは全然処理速度が違い触っているだけでわかる。

何か特殊な重い操作ゲーム動画エンコード等)をしているわけではなく、ごくごく業務範囲内の操作(Outlookネット閲覧等)をしているだけで差を実感するのである

AndroidでいうSnapdragonS3とSnapdragon800くらいの差といえばわかる人にはわかるだろうか。

それまで気にも留めることがなかったのだが、今後プライベートPCを買う際に2万円くらいまでの差なら余裕でCPUアップグレードするのを強く薦めたい。

この知識が皆様に役立つことを願っている。


尚、参考までに私が今迄プライベートで使ってきたパソコン

PentiumuII RAM64MB →Pentium4 RAM512MB → Core2Duo RAM2GB → Corei3 RAM4GB

最初WIndows98で、途中2個がXP、今が7。

次はintelの第4世代CPUで、64bit版のOSにしてメモリを16GB積もうと思っている。まだ買うのは少し先だが。

2014-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20140304000008

マイナンバー制度による税制の一元化が遅れているのが理由だろ。

税制の一元化やマイナンバー制度住基ネットは嫌だが

書類を提出するのも嫌だ

ってそんなの通るわけがない。

書類が面倒くさいなら、さっさとマイナンバー制度を受け入れるべきだし

マイナンバー制度が嫌なら、旧来の書類提出を受け入れろ。

 

いろいろな話はあるけど、過去何年にもわたって抵抗して

住基ネットしろマイナンバー制度しろ導入が遅れることでどれだけのマイナスが出てる思ってるんだろ。

もっとも、今の人材を取られてボロボロに成った日本SIerネットワークシステムを作るのはめちゃくちゃ効率が悪いだろうがそれは別の話題だ。

2014-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20140226135839

例えやりがいを求めても、まともな中小ベンチャー学生が見抜くのは無理なんだから

どっちにしろ大手目指すのが正解だね。

大手SIerから他社に転職するのは容易だし。

やりがいとか

情報系のエンジニア志望で就活をしていて気づいたのだけども、自分やりがいとかスキルアップとかそういうものを求めていないんじゃないのかもしれない。

レガシーシステムに対して不満を爆発させて転職する元SIerブログ記事とか、そういうものを見てなんとなくSIerは悪だという認識を持っていた。

けれど、純粋コードを書いたりするのは仕事外、趣味でやればよい話で、昼間の仕事は割りきってやっていけばいいのではないか。

あと、業界全体をみたときSIerオワコンとか言うのはいいんだけど、少なくともそこらのベンチャーと比べて金はあるんだから、本当にダメになるまではそこを飯のタネにして生きていくのもいいんじゃないか。あくまでも個人として合理的な判断をしたい。

本当に作りたいものを作れる環境っていうのは、会社員としては無理だ。だから、昼間の仕事と(いずれは起業するという希望もこめた)趣味ははっきりと分けるべきだという結論に至った。つまりエンジニアでなくてもいいからおれはできるだけ給料が良くて雰囲気穏やかな会社就職したい(そんなところあるのか)。

http://anond.hatelabo.jp/20140226012757

えっ、いや、需要あるし、そもそもできないわけじゃない。

そりゃその辺のエンタープライズ受託開発とかやってるSIerとかには需要無いだろうけど、そんな会社興味ないしな…。

2014-02-17

デブサミ2014にみる、受託SIWeb系の格差

デブサミ2014に行ってきた。

うすうす感じてはいたことだが、エンプラ受託SI業界とWeb系業界での差が開いている。ということを肌身で実感することができた。

会場を見渡しても受託SI系の参加率は低いように思われる。

Twitterを見てると、「有給とってデブサミ」という人が多いようだ。

これは、いわゆる受託SIの人たちには、

デブサミに参加しても日頃の業務とかけ離れすぎていて得るものがない

受託SIで働くSEの人たちには、デブサミで話されているようなことは興味がない

・興味を持っていたとしても、メーカー主催研修とかと異なり、上司が参加を許可してくれない

のいずれかではないかと勝手に思う。

そんな中、初日の会場で盛り上がっていたのは、DeNA新人研修に関する講演だ。

そんな中、初日の会場で盛り上がっていたのは、DeNA新人研修に関する講演だ。

【13-A-4】新卒エンジニア研修ですべきことできること(関口亮一〔ディー・エヌ・エー〕)

https://speakerdeck.com/ryopeko/devsumi2014-dena-bootcamp2014

講演によると、DeNA2013年に70名の新卒採用をしたらしい。

公式HPによると、2013年3月末時点の社員数は、「連結:2,108名(単体:935名)」とあるから

70名の採用は、単体では7%(ざっくり10%)にあたる増員をかけている、ということになる。

http://dena.com/company/overview.html

思い返せば、2000年頃の受託SI業界は、成長しているところは70-100名くらいの

大量採用をしていたSIerも多かった。今はどうだろうか?

成長する業界に人は集まる。単純にそういうことかもしれないけど、ITを志す人たちの

就職先は受託SIだけではなく、DeNAやGreeやCookPadのようなWebで

サービス提供している会社も当然だけど視野に入っている。ということだし、逆にいう

とそれだけ「単なる受託SI」には関心が薄くなっている。ということなのだろう。

そんなことを考えていたら、日経コンピュータの記事が目に飛び込んできた。

悪弊を絶つ 2015年問題がIT業界に迫る覚悟 (2014年2月6日号)

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NC/20140131/533803/?ST=NC

ここでいう「2015年問題」は2015年にやってくるといわれるIT受託業務の集中、すなわち

マイナンバー制度」「みずほ銀行システム刷新」にかかわる大規模需要慢性的

人員不足であることと、その反動を指している。

これだけ受託SIWeb系の差が開いているにも関わらず、受託SIではまだまだ人不足の

状態が続くと、受託SI側には「まだ大丈夫」という意識が働き、本当の意味での改革

が進まないと思われる。いわゆる「ユデガエル」状態だ。

日経コンピュータの記事では処方箋というか、こうした受託SIから早々に脱却した企業

の例として、サービス開発へとシフトしたクロノスの事例と、「納品のない」IT受託

標榜するソニックガーデンなどの話を取り上げている。

2014-02-12

男も三界に家なし

http://anond.hatelabo.jp/20140211194145

SIerからじゃない。男だからでもない。

誰かに対してコミットメントをして結果を出す。

それが本来の大人のあり方だ。

パートナーなのか、会社なのか、クライアントなのか、子供なのか、国民なのか、、

状況やスケールは違えど、何にもコミットせずに癒される場所というのは「お客さん」という役割以外にない。

サービスを受けるだけの心地よい「居場所から自分意思で決別し、誰かに対して責任を負えば「お客さん」ではなくて「当事者」になる。

当然、そこは居心地のいいだけの「家」ではなくなる。

女性は長らく「女三界に家なし」と言われ、嫁に行ったら居場所がないとされていた時期があった。今でもそうかもしれない。

「家庭を守り男の子を生んで立派に育ててイエを残す」というミッションに縛られ、結果を残すことのみを求められ、社会に出れば、夫の「妻」としてしか扱われず、簡単には実家にも戻れなかった。

女性はやっと、自分で稼ぎ、自分裁量社会に出て、少しづつでも居場所を作ろうと四苦八苦している。

それに比べて男は会社に、家庭に守ってもらって来た。大事な「お客」として扱われてきた。

でも、もう家庭も会社社会もそんな「お客さん」を飼ってる余裕はもう無い。

立派に誰かに対して責任を負えば、心地よい居場所はなくなる。

会社できちんと責任を果たし、結果を出すような働き方をすれば楽しいだけの場所になんてなりえない。

家庭でパートナー子供達の将来に責任を果たし、安心をさせようと振る舞えば癒されるだけの場所にはならない。

さら実家に帰って年老いた両親に甘えるなんぞは到底大人の男のやることとは思えないし、そもそも継続性を持ちえない。

仕事が終わった後の数時間、すべての責任から解放され、「お客」として扱われ、誰に対しても何もコミットしない時間を過ごす。

女性から見れば何を甘えたことを。。

と言われそうだが、家にまっすぐ帰らない男達も厳しい状況の中少しづつきちんと会社に家庭に社会責任を果たそうとしているのだからまだマシだろう。

甘いかもしれないが褒めてやってほしい。

実家の部屋で両親に「お客さん」として扱われて何にもコミットしないまま生きる男達も多いのだから

恰好よく言えば

開高健が言うところの

「男は心に傷があるから家を出て釣りに行く。だが男はその傷が何か知らない。」

というやつだ。

現代女性から見れば「何を恰好つけてんの!さっさと帰ってきてこの子をお風呂に入れて頂戴!」

って言われるだけだがw

あっ、あと間違っても、自分の居場所を作ろうと起業とかしないように。

場所どころか、さら孤独を抱え込むことになるからね。

http://code-g.jp/bokoboko/101131209-041.php

このちょっと前の竹原の回答に対する男達の拍手喝采を見れば如何に多くの男の脳みその中が甘いか分かる。

リスクを取って始めたことは結果を出すまで居場所なんかなくて当たり前。妻の応援?チャンチャラおかしい。

さっさと結果を出せるようがんばるしかないのが当たり前。応援してもらって居場所がないと成功できないなんて考えなら一生結果なんか出んよ。

しろ結果を出しても居場所なんかない。

ただ責任を全うし、結果を出すのみ。

元増田はまだえらい。ふんばってがんばろうぜ。

2014-02-11

大企業ベンチャー

http://think-taro.hatenablog.com/entry/2014/02/09/164612

この記事を読んだおっさんが考えを書いてみるよ。

結論: 大企業ベンチャーかで考えるのはやめなさい。

もうね、最初企業選びの前提が間違っているのだわ。まず、ベンチャー定義を改めて考えてみると、

1. 急成長していること

2. 機動力があること(意思決定が早い)

3. 実力主義

そして、最後IT企業(若しくはIT活用している)だということ。

上の3つは割愛するけど、最後IT企業というところが面白いところで、もちらんIT関係じゃないベンチャーもあるかもしれないけど一般的にはIT(SIerは除く)が多い。

ちょっと考えてみればわかることで、今の時代自動車会社鉄道起業するなんて現実的に無理だし、結局コストをかけないで起業するにはこの分野しかほとんどないし、あったとしてその業界経験者じゃないと無理だな。

その証拠に、元の記事で紹介されているベンチャー向けの就活サイト(http://www.goodfind.jp/)は多くがIT関係である

から、多くのベンチャーを志す就活生は乱暴だけどIT分野に自分は合っているかどうかまず考えるべき。

じゃあ、ここでどういう人が向いているかという話になるんだけど、正直千三万別すぎて分類は不可能だし、こういう人が向いていると自分最初から無理やり当てはまるのはよくない。これはUnix哲学でいう「早すぎる最適化諸悪の根源である」というおじさんが大好きな言葉だ。何故なら、今この業界に向いている人が必ずしも10年後に向いているかは分からないからだ。

ただ唯一、その分からないことに対して不安を持つよりも面白いと思う感性はあった方がいいかもしれない。


で、話を戻すと大企業ベンチャー企業比較なんだけど元の記事の分析だけど概ね正しい。

ただ、一つケチを付けるとしたら大企業からベンチャーは気持ちの面で転職しずらい。

人間新しいモノを買うよりも、捨てる方が大変って言うでしょ?

だいだい、20代後半になってきたら今付き合っている彼女との結婚とか、今住んでいる物件家賃補助が出ているけど転職したら給料減る上に負担しないととか…

もうすぐで出世できそうだから、もう何年間は耐えてから考えようとか

そうやって、自分だけでは解決できない問題が多くなってくるわけで、ベンチャーへの転職新卒での就職よりも何倍も勇気がいるってこと。

これが、ベンチャーから大企業だったならあんまり問題ないのよ。

逆にベンチャーの悪いところは、正直どこの企業が伸びるのかというのがわからない。もちらん、ある程度観察していればもっと伸びそうだとかはわかるけど、そこに自分タイミングよく入社できるとは限らない。伸びていることは重要で、エンジニアとかはプロジェクトが失敗しても技術力は上がるからなんとかなるけど、そうじゃない人達は大変なんじゃない。転職のアピールに使いづらいから

あと、残業。これは、もうある程度するもんだと覚悟しといた方がいい。一秒でもサービス残業したくない人はやっぱり向いてないから大企業か優良中小企業を目指しましょう。


それで、最後企業の選び方なんだけどまずどうしても行きたい業界がない人向けでおっさん経験を少し話すと、

高校生の時からある業界にずっと行きたくて、それで大学生の時もずっとその業界について学んだりして、あしかけ7年近くずっと目指してたんだ。

でも、就活の時に不況が直撃して就活難。本当に前年と比べてどの企業求人が1/3ぐらいに減少して、それはもうみんなが必死だったんだ。そして、結局実力が無かったのかもしれないがおっさんはその業界に挑戦し続けてみごと失敗した。そりゃあ、7年間目指してすぐ諦めるなんかは出来なかったし、他に志望している業界もなかった。まさに「早すぎる最適化諸悪の根源である」を実践してしまったわけです。

から経験から、好きなだけではどうしようもない問題があるから自分が好きとか合っているとか現時点でそこまで考える必要はないんじゃないかなあと思うのですよ。でも、ちゃんとあるなら頑張った方がいい、ダメになるにしても後悔が残らないから

それから色々あってプログラマーになったわけ。今はすごく楽しいし、あの時落としてくれた人事さんありがとうと胸を張って言える。

何故この職業を選んだかと言うと、

http://practical-scheme.net/trans/hs-j.html

この記事を読んだからだ。ここには、はっきりとして答えは書いてないが方向性ぐらいは少しは参考になると思う。

就活生のみなさん頑張って下さい。

2014-02-09

SIer技術力を求めているという誤解

http://anond.hatelabo.jp/20140206144638

を見ていたら

http://d.hatena.ne.jp/Kow/20111028/1319777647

にたどり着きました。

表題は参照先のタイトルをそのまま流用させていただきました。

2011-10-28の記事。ちょっと時間が経っていますが、内容は現在でもそのまま通用するので感心いたしました。

意外とこういう事実って知られていないのですね。

最近退職ブログもあるのでそこそこ知られてきているかと思いますが、

プログラム技術を至高とするのであれば、SIerには入社すべきではないのです。

マンガが好きなので、マンガに無理矢理例えてみます

マンガを描くのが大好きで、漫画家になりたい!という人は

集○社とか講○社とか小○館に入社しません。

自分マンガを描いて出版社に持ち込んで、連載になって大人気漫画家に!

・・・というのが理想漫画家像です。

しかし、一時は大人気漫画家になっても10年やっていける人さえ少ない、

というのが漫画家というキビシイ世界です。

これって偉大なプログラマになりたい!という人に似ているように思えます

プログラムを書くのが大好きで、高名なプログラマになりたい!という人は

N○Tデータとか富○通とかN○Cに入社しません。

自分コードを書いてweb上で発表して、大人気アプリになって高名なプログラマに!

・・・というのが理想プログラマ像です。

しかし、一時は高名なプログラマになっても10年やっていける人さえ少ない、

というのがプログラマというキビシイ世界です。

かなり厳しいこじつけですが、あながちウソでもないと思います

出版社漫画家 と SIerプログラマ、という構図も似ていますので。

これはどの業界でも似たところがありますが、

プログラミングで勝負するんだ!という人がSIer入社するのは

少々難しいルートだと思います

今では漫画家さんも出版社を通さずに直接web上に発表してマネタイズすることも可能になっていますし、

プログラマも小さいアプリを発表するだけでなく、1つのビジネスとして技術を含めた企画を立ち上げる

・・・というような自分からすると夢のようなことも、今はできる環境が整っている、ということで

今のアラハタの人たちは幸せでいいなあ、と思うあらふぉーを過ぎたおっさんは思ったのでした。

http://anond.hatelabo.jp/20140206144638

「なぜSIerが終わらないのだろうか」を考えた方がこういうオッサンが生き延びている理由が分かるような気がするけどなー。

日本SIerリストラを繰り返しながらも会社だけは生き延びていくと思います。縮小する一方でしょうけどね。

会社とそこで働く人は同じではありませんからね。

SIer案件なんてどれもこれもアレだよ。「そんな開発は本当に必要ですか?」と言いたくなるような、つまり予算を取得するためのアレです。

ゆるキャラって本当に必要ですか?」ぐらい言えば、わかりますかどうですか?

日本のオッサン以降の世代はそんなビジネス(笑)でかろうじて食いつないで年金までこぎ着けることしか考えていませんから

話題のhttp://getlife.hateblo.jp/entry/2014/02/06/030300おっさんの話がなんか虚しい響きがするな、と思ってたんだけど、

理由はカンタン。「どう作るか」よりも「何を作るか」の方が価値があるからです。

まりイノベーションの源泉は顧客に対してどんな価値提供するか、にあり、価値提供方法が問題となるわけではないと。

って客の要望ありきのSIerが「何を作るか」について語っているのが悲しい。

2014-02-07

http://anond.hatelabo.jp/20140206144638

なんか同意している人がいっぱいいるけど、

俺にはおっさんの言いたいことと益田の言いたいことが食い違っているようにみえるなあ。


おっさんの言いたいことは、

「すべきことがまずあって、それに対する解決策(道具)として技術必要

技術だけあっても何に使うか決まらないうちは、技術を使う場面がないよ(そりゃそうだ)」

って言いたかったんじゃないかと思う。


それに対して、増田

「なんだこいつは技術無意味だとでも言うのか、

技術を高めることがどれだけ重要かわかってないのか、

技術をないがしろにしてもいいっていうのか」

って感じで、別な方向から突っかかっているようにしか見えない。


おっさんは「技術をないがしろにしてもいい」とは言っていないと思うんだけどね。

技術とともに、技術を使う場面も必要」と言っているだけで。



技術必要だし、正直おれも技術を知らない・追い求めない技術者SIer死ねと思っているけど、

技術は使うところがあって初めて役に立つ道具だというおっさん意見には同意する。

高等な技術を持っていることを誇り、認められたがっていて、

それでいて使い道を探すような行動は一切せずにただ待っているだけの人間がこの業界とても多いので。


「俺はこんなにデキる人間なのに、誰も俺を使いこなせない!無能どもめ!」みたいな。

まあ技術不足のせいで、デキる人を使えない無能上司も実際多いけど。


ものが作れればどんな技術でもいいわけではなく、

最適な道具を使うべきだ、そして様々な道具の使い方を技術者は知っているべき、勉強するべき、経験するべき、力を研ぎ澄ますべきという

増田意見には同意する。


増田は、おっさん所謂ビジネス」とは全く違う「使うところ」を自分で作り出せる立場なのかもしれないね

そんな人にとっては、今の日本ほとんどのIT従事する人間がやっている仕事

くだらなく映るのかもしれない。

事実、くだらない仕事ばかりだけど

そのくだらない仕事で助かっている現場IT以外の、SIer仕事を頼む人たちのことね)の人達もいるので、

そう馬鹿にするものでもないと俺は思うよ。

ヒドいSIerは本当に多いけどさ。


そしてたとえ、いくら相手が間違えていようと、一方的に相手を罵倒する増田の言い方は少々大人気なくみえる。

ネット上では日常茶飯事だけどね。

http://anond.hatelabo.jp/20140206144638

エンジニアポジションが低いのは日本の特徴だと思う。コーダがどうとかより前に、他の職種のエンジニア海外に比べると安い給料で働いている。

俺は飛行機の開発やってるエンジニアで、海外会社ともいっしょに働いたりする。日本側のエンジニアは30才で500万くらいの給料なんだけど、アメリカフランスエンジニアは同じくらいのカウンターパートで1000万くらいもらってたりする。日本だと経理とか人事とかやってても、この人がいなきゃなりたたないっていうくらいすごいエンジニアでも、給料同じ。バックオフィス給料が同じだというのはよくわからない。

もちろん、海外エンジニア日本よりレイオフが身近にあるし、そもそも新卒ではそんな地位になれないから必死勉強したりスキルを磨いたりしてる。日本エンジニアでも一部の人スキルがすごい人がいるけれど、給料が全体的に低いのは会社ではあまり勉強せずにスキルが上がってないっていうのもある。日本会社も悪いけれど、日本会社で働いてる社員もそれに安住してると思う。

IT世界もそうかもしれないけれど、飛行機世界では日本エンジニアレベルはかなり低い。だから海外メーカーになめられるし、海外コンサルタントを雇ったりしなきゃならなかったりする。ニワトリが先かタマゴが先かじゃないけれど、技術オリエンテッドで突っ走る人にインセンティブを与えていかないとこの状況は変わらないんじゃないかと思う。

SIerもそうだけど、井の中の蛙は恐ろしい。

2014-02-06

http://anond.hatelabo.jp/20140206144638

Sierって自分たちの利権を守るために、安さを求める、下請けをこき使う人たちなんだよな。

何でもかんでも下請けやらせて、自分で考えるのをやめてるのと同時に自分たちのスキルがどんどんなくなっていってるのに気づいていない。

ほんと終わってるよ。

それでいて下請けやらせて楽したやつの方が出世するからほんと質が悪い。

こんなのおかしいよ。

http://anond.hatelabo.jp/20140206174640

全然矛盾してないよ。プログラマコーダー蔑視してるようなSIerが程度の低い人材を集めてプロジェクト燃やして「こんなに燃えちゃいました!」ってアピールしてるのが現代日本

SIer世界的に名を挙げてる日本人プログラマ集団だって普通にあるよ、最近だとTreasure Dataとか。

技術企業のアピールが(SIerより)足りてないっていう指摘はごもっとも。

ただ、これを打ち破るにはリクルートマスコミに金を流してるSIerに勝たなきゃいけないんだよね。

そうやって戦う場合ラスボスってSIerを回してるNTTデー○とか野村○研になるわけで、プログラマだけに頑張れって言って勝てる戦じゃないよ。

http://anond.hatelabo.jp/20140206172641

俺がいた頃のSIerLinuxをまったくつかえないのにLinuxシステムを作るとか当たり前だったからな。

社内で問題になってもクビにならずに仕事する。それが年功序列終身雇用制の恐怖だよ。

SIerが「IT系」の代表格とかい日本の風潮

SIerって終わってんな

を読んでて思ったけど、日本だと「IT系SIer」というイメージがあって、学校プログラムを学んだ情報学科大学生専門学校生の出口は大手SIerかいう流れが強かったりするけど、

普通は「IT系」って企業の一部門だし実際日本でも自動車メーカーやら電機メーカーやらゲーム会社やら内部でプログラマー雇用して国際的な成果も上げてる企業なんていくらでもあるんですよね。

最近だとニュースサイトとか電子書籍とかの関係出版系みたいな文系会社プログラマ求人普通に出してます

なのに日本IT系というとまずSIerが思い浮かんで、そこが糞だから日本ITダメと。

何でSIerがこんなに目立つのかと考えると、まぁリクナビとかで「プログラマー」「情報学科」とか入力すると山ほどSIerが出てくるのも大きいんじゃないですかね。

基本成果とかは量られずに人を転がして変なシステムでも良いから納品するだけで儲かる人月商売なので、数だけは無茶苦茶多い。

NTTデー○みたいに超大手グループ企業SIerやってる例も多いので、社会的な地位はそこそこですし、

リクナビとか覗くと「元○○社員社長が立ち上げた〜(中略)〜アットホームな職場です!」

みたいな泡沫SIerもかなり多いんですよね。

そりゃ世間知らずの学生は騙されますよ。

んで案の定火が吹いたプロジェクトNHKとかで紹介されて「ITSIer企業なんて絶対に行くもんじゃない」という風評被害が広まっていくわけですね。

「悪貨は良貨を駆逐する」の典型例になっちゃってるんで、

技術を評価している企業もっと目立つように採用活動を行っていけば世間の流れも変わるんですかねぇ。

でもSIerって採用活動にお金掛けてるからこの分野においては強いんですよね。

うーん。

追記:

もちろんSIerって情報系だけじゃなくて他の理系学科はもちろんプログラムどころかOfficeも危ないような文系でも採っちゃう所が多いんですよね。

「未経験OK!文系の方が多い職場です!」な広告打ってるバカも居ますね。

そりゃ燃えるに決まってた

http://anond.hatelabo.jp/20140206162616

内製化しない企業がなくならなければ、SIerはなくならないよ

プログラム書ける人間がいくら増えたって、システム開発以外の仕事をメインに振られてる人は、開発どころじゃないんだから

開発・保守用の部隊をがっつり内部に抱える、という経営判断をしない企業存在する限り、SIerはなくならない。


大企業が内製化に進んだとしても中小はなかなかできないだろうから

そういうとこ相手の商売は結構なくならないんじゃないかな

あと、大企業がみんな内製化したとしても、常に大規模開発してるわけじゃないから

必要な時だけ技術者を使いたい(普段からは抱えたくない)というニーズもなくならないんじゃないかな

まり大企業相手も、技術者派遣的な仕事は残る気がする。

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