はてなキーワード: 権威主義とは
インチキ商品のクレベリンにやっと消費者庁の手が入り課徴金が課されたが、何の前触れもなく出てきてヒットした訳ではない。
2007年に三洋電機が医療施設向け業務用空気清浄機「ウィルスウォッシャー」を販売する。この商品は業務用としては異例の売り上げを誇った。
すると噂を聞いた他業種の法人から注文が来るようになり、医療用機材でありながら他業種にも多数納入された。
謳っていた効能と仕組みは水道水から電解水を生成し、OHラジカルを生成。同時に浄水場で水道水に添加される次亜塩素酸が空間に放たれてこれが空中のウイルスに付着して表面膜のタンパク質スパイクを不活性化させるというもの。
2007~2010年くらいにかけて、首から塩素錠剤が入った袋を提げた医師や看護士が多くなる。
小さいクリニック、大きい病院の別なく流行した。若い人が多かった。
三洋のウィルスウォッシャーの流行と効能書きから浮遊次亜塩素酸は抗ウイルス性がある、と考えられたと思われる。
その業態から怪しさが増し、「アルカリ電解水アホだろ」的ノリが強くなる。
最初、あの商品は特に広告とか打っていなかった。それで薬局が大量に仕入れするってのは、SNSでの流言だけじゃなくて過去の塩素タブレットなんかの流行があったからじゃないのかね?
そもそもの初めのウィルスウォッシャー自体が効果があったんだろうかというのが疑問だ。
これって今のアルカリ電解水空間除菌と同じものだろう。そういうのを病院は大枚叩いて購入していたって事になる。
空間除菌問題で議論されたように空中の次亜塩素酸は濃度が高けりゃ効果がある。でも効果がある濃度の雰囲気なら人間の呼吸器が破壊される。
OHラジカル(ヒドロキシルラジカル )は活性酵素の一つだが普通の状態では寿命が極端に短い。そのまま空間を浮遊するなんてことはない。
ヒドロキシルラジカル は工業的に使われてはいる。でも発生させるために強い紫外線照射やレーザー(ガス使用)、プラズマが使われている。
三洋のウィルスウォッシャーはフィルターに通風するだけ。
って事はやはりこの三洋ウィルスウォッシャー自体がインチキ商品だったと言う外無い。
そこからインチキミームがしぶとく生き残って三幸製薬は大金をゲットした。この時購入した人らはちゃんとした除菌、手洗い、アルコール、HEPAフィルタ付き空気清浄機などを怠っている訳だから罪は深い。
なので、
三洋が病院専用に卸して売っている製品だからきっとちゃんとしたもの/ちゃんとした理屈→大学6年も行った若手のお医者やナースが使ってるから効果があるもの→薬局に沢山売られているからちゃんとしたもの
仕立て上げるも何も全人代で堂々と宣言してる以上警戒しないわけがない。
台湾侵攻が10億人にとって損か得かといえば割に合わないに決まっている。
でも国民全体の利益ではなく共産党独裁体制の維持のため、あるいは裏での権力闘争における指導者の保身のため、目先の勝利を欲して愚かな決断をする可能性がある。そしてその時、国民がそれに反対するシステムはない。それが権威主義体制の怖いところ。
共産党は独裁の根拠を近年では経済発展に求めてきた。下り坂に転じたここからが真に危険。貧乏に逆戻りする前に一発かまそうという冒険主義の誘惑に勝てるかどうか。
…みたいなことは目と耳が開いてるなら当然に入ってくるだろう。「中国の脅威なんてウソじゃないのかな」という者どもの思考回路こそ謎だ。
あなたが今持っている情報によって、事物は演繹され、記憶上にない事柄が計算されるとする。
このとき、あなたがオリジナルで見つけ出した技術や定理の類が情報となる場合もあるし、他者から受け取ったケースもある。
ここで重要なのは、他者との相互作用が関係する場合、双方の利害が一致しなければ情報があなたにとって不利になるように計算されるということ。
例えばあなたが権威主義の学者と相互作用したとする。あなたが「AIで数学の定式化を自動化できる」という情報を持っていると、権威主義の学者はそれを潰しにかかるのである。
つまりあなたがフォローすべきなのは、弱者にチャンスを与えるタイプの一部の海外勢(強者)か、または天才的知能を持つタイプの弱者であることがわかる。
訓練を積むと、まずいコウモリが現れたら、それがコウモリであるとわかる。
謎の文字列: 011010010100011000111111110000100010101000001000110011100000000011110000011101010011101
最初に言いますが、逆に伝わりにくくなりそうなので数字は使わないようにしますので、小学生みたいな表現になって恐縮です。
日本は必死に自分を大きく見せているだけの小国なので大国に比べるとかなりしょーもないです。
そもそも「なぜ、宇宙を目指すのか?」に対しての意識が希薄なので、一部の世界有数産業のような「小国のくせに凄いね!」はありません。
昔は「宇宙行くとなんか凄いらしいから頑張るぞ!」でお金が増えている時期もありましたが、今はもう惰性で同額の予算がつき続けているだけで、当然他国や自国の経済成長に対して比較すれば減少していると言っていいでしょう。
それもそのはずで宇宙に行って日本がやることは惰性の仕事ばかりなのです。
アメリカやロシアはそれこそ軍事開発があるので追い越し合いますし、同じ方向で元気な北朝鮮はバンバンロケットの技術を成長させています。
日本も宇宙軍結成の空気がありますが、そもそも我が国の軍備はアメリカを真似る傾向が強いので「ひとまずアメリカから色々借りて勉強しようぜ」から始まると思います。
つまり日本の惰性的宇宙開発の立場が宇宙軍設立がなった所で別に変わらないんですね。
必要は発明の母というように、必要という意識が弱いと科学の発展は伸び悩みます。
そんな中で国産ロケットは「宇宙、金になるかも?」でワンチャンを賭けてきました。
日本が宇宙に行く意味が弱くても、他国が宇宙にバンバン行くならそこにいっちょ噛みで工業的な新しい主要産業が狙えます。
電子製品が駄目になりだしてるのに車とカメラだけで食っていこうは技術立国的に厳しいですからね。
それでもひとまずは国内に「国産ロケットつええええ」をアピールしないと官僚どもの保守的な財布にぎにぎはすり抜けられません。
オリンピックみたいに裏金まきまきを取り付けて公金吸い上げが出来るような業界でもなければ、そもそもそんな余裕はないので。
日本は超保守国家なので、成長産業でもないなら「節約ができます!」でなければアピールは難しいです。
そこで国産ロケットも「節約できます!」を旗印にして動いています。
今回の「いきなりペイロード」はまさにその方針によってつけられた枷と言えます。
実験と本番を同時にやっていかないと「節約できました!すごい!」がアピールできんのです。
日本は長期的な視野に立って考える余裕がもうないので、短いスパンにおける損失に敏感になっており、まずは実験に予算を使いましょうだと「結果も出てないのに金だけ消えてる!騙したな!許さん!」と官僚プンプン丸になるのです。
しゃーないので本番と実験をセットパッケージにすることで「まだ終わってないです」を門外漢にも分かりやすくしていきます。
結果、開発中の機体に本番のペイロードを積むというギャンブルが始まりました。
まあ成功すれば「節約できたんじゃね?」でアピールできるし成功していたならみんな幸せでした。
結果は知っての通りとなります。
これはもう当面の間誰がこの辺の案件の間に立つかの運なのですが、下手をすると国産ロケットの計画は消えます。
白紙に戻るのではなく「失敗した計画」として次の機会もなくなるでしょう。
なぜこうなってしまったのか、様々な憶測はありますがやはり一番大きいのは「日本が貧しくなった」ということでしょう。
貧しくなった最大の理由は「失敗を許容できなくなった」ということだと思います。
これは卵と鶏の関係にもなりはしますが、それ以上に失敗に対しての耐性の低さが尋常ではありません。
正直今の日本にもまだまだ失敗する余力はあるのですが、国民性がそれを許しませんのでこのまま失敗をちゃんと出来ずに転がり落ちる気配が濃厚です。
技術の完全な継承に失敗したのなら、新しい技術の開発に挑戦すればいいのでしょうが、そのコストとリスクに耐えられずに「95%は継承できた技術」に固執するのが日本の国民性です。
今回の一件においてそれは多くの部分で発生していました。
ある種の血統主義や権威主義のようなものも強く、既存のなにかからの流れをくみたがる傾向が強いです。
まあそもそもが「絶対に失敗できない」という条件に囲われてしまったので手堅くいくしかなかったのはありますが。
技術開発は全てそうですが宇宙開発はとりわけギャンブルのような側面が強く、それをやるには種銭が必要になります。
種銭をいくらまで持ってこれるかが戦略をそのまま形作るので、ケチケチとすれば当然それに相応しい戦略しか取れません。
その中で今回のペイロード打ち上げは比較的攻めたやり方が取れており「種銭に対しては中々強気に責められた」ように思います。
この賭けを「もっと小さく失敗できなかったのか」と攻めるのもいいですが、それよりも「よく挑戦した」と思って欲しいものですね。
最近、和リベが分裂している。
例えばウクライナ侵攻について。
チンケな話だが、コラボについて。
あえてざっくりいうなら世代による分断。
そろそろあの世に勝ち逃げする団塊世代は今更世界観をアップデートする気はない。
一方、今後の日本を民主的に運営していかなきゃ、腐敗した自民から取り戻さなきゃって意識がある世代との意識の違い。
まあ、消えそうな地方伝統芸能の継承者買って出るかんしんな中学生みたいに、老人の褒められものになる残存者利得狙いのとっちゃん坊やみたいなのもいるけどな。
立憲の現代表への突き上げも、岩盤支持層のヨボヨボ信者層と、是々非々で票の読みにくい広範な層と、どっちにもいい顔はできないという事情による。
同様の分裂は「保守」層にも生じている。
一番わかりやすいのはやまとQとか参政党とかムネオを見て失笑するかどうかだ。
というかそれ以前に自民党や自民支持層は分裂しまくってる。ただの寄り合い所帯だからな。
これはアメリカでも同じようなことになっている。中国にそれなりに毅然と対峙する姿勢を見せるバイデンと、若手のポリコレマフィアみたいな連中と、だいぶ毛色が違う。そもそもバイデンのようなロートルが出てこざるを得ないのは、若い世代が極左ごっこにうつつを抜かして広範な支持を得られないからだろう。
一方の共和党支持層では言うまでもなく陰謀論上等のトランプ支持者とトランプはさすがにもう勘弁派の分断がある。
ウクライナについて橋下と共産党の見解が一致したりするのはイカレポンチ同士の収斂進化みたいなもので、まあどうでもいい。
それより、こうなってくると左派の是々非々層と「保守」寄りの現実主義はもう仲間でいいんじゃないのと言いたくなる。
民主党政権誕生時に票入れた人も似たような思いだったのではないか。
当時はまだ団塊世代が元気だったから旧態依然のサヨクセンスに引きずられてしまったが。キチガイポッポが国のトップで仙谷由人が官房長官って、すごい時代だ。
結論として、いま政界って全く熱のない総理とただただ情けない野党とで無風のように思われてるが、むしろ大再編が近々あってもおかしくないんじゃなかろうか?
ウヨサヨ対立の構図なんてもう時代遅れと言われ続けながらけっきょくそれが対立軸になってきたが、ついについに団塊世代の物理的退場で状況がガラッとかわるんじゃないか。
人種差別はいけません、ブラク差別はいけませんといった教育で人心を塗り替えることはできない。結局のところ人が死んで入れ替わる以外の解決はないのだ。