はてなキーワード: 日光とは
今朝は旗振り当番だった。七時五分に家を出た。たぶん、その五分後には旗振りポイントに着いていたと思う。
本来は七時二十分から四十分までが当番の時間なのだが、以前は七時に到着しても最初に通過する子供たちは既に通過した後というのが常だったので、決まりよりも早くから立つのが習慣になってしまった。ここ二年ばかりは、年度初めの保護者会で、役員の人たちが「子供たちを旗振り当番の時間よりも早くに登校させる事がないように」と強い口調で保護者たちに言い聞かせている。その甲斐あってか、子供たちが先を争うようにして七時頃に旗振りポイントを駆け抜けて行くという姿は、あまり見られなくなった。
子供たちが来るまで十分くらい、押しボタン式信号の下で立って待つ。その間、鳥を見て過ごすのが好きだ。今日はほんの数羽しか見かけなかった。電線に留まったキジバトとスズメ。カラスは声は聞けども姿は見えず。そして、あまり羽を広げて羽ばたかず、水面すれすれを跳ねるトビウオの様な動きで飛んでいった鳥。
子供たちはまだかと、視線を住宅街の中に向けたところ、どこからかキジバトの特徴的な鳴き声が聴こえた。どこからか、というか、顔を上げればすぐそこの電線にキジバトがまだ居るのだが、それと鳴き声とがすぐに結びつかなかった。鳴き声が家々の壁に反響しているのか、どの方向から聴こえて来るのか判らなかったのだ。電線のキジバトを目を凝らして見れば、その胸の辺りが鳴き声に合わせて膨らんだり縮んだりを繰り返しているのだが、鳴き声がそこから聴こえて来るようにはどうしても感じられない。ほんの数年前までは、鳥のさえずりを聴けばどこで鳴いているのか大体見当をつける事が出来たのだが、今はそれが出来ないのだ。これも老いの兆候なのだろうか。声は聴けども姿は見えずのカラスも、意外と見える所にいたのかもしれない。
子供たちは予定通りに七時二十分頃に現れた。いつもどおり、四人ほどのグループを作って、こちらが挨拶をすればちゃんと応え、悪ふざけもせずに横断歩道を渡っていった。最近、この地区に転入してきたばかりの家の子と思われる、中学年の女子が混ざっていた。どうやら親のどちらかが白人であるらしく、日本人離れした顔立ちをしている。この子には背の高くて顔立ちのよく似た兄がいるのだが、兄の方は姿が見えなかった。前回の当番の時は、その男の子だけが早くに旗振りポイントを通過していったので、今日も私が旗振りに来る前に通過したのかもしれない。
三十分になる前に、地区の子供たちは皆通過していったので、十分早いが帰る事にした。私の家は地区の外れにあり、地区の外側を取り囲む大通りを通って帰る方が早いのだが、旗を次の家に回さなければならないので、地区の内側の道を歩いて帰る事にした。実は今日は本来はうちが旗振りの当番なのではなくて、うちの次の家と日を交換したのだ。本来はうちの次に当番の回る家はうちの斜向いの家なのだが、今日は次の次の家に回さなければならないということ。その家は地区の内側のちょっと入り組んだ場所にある。
自分の住んでいる地区なのに、地区内を散歩でもするように歩くのは、かなり久しぶりだ。下の子供が小学校に上がったために、頻繁に散歩に連れ出す事がなくなった。一人でぶらぶらと歩いていると不審者かと思われて警戒されてしまう。ここは田舎だが、都会と同じかもしかするとそれ以上に近所の人達との交流が希薄だ。昔、東京の新宿の外れに住んでいた事があるが、その時の方が同じマンションに住む人達と顔を合わせれば挨拶ぐらいはしていた。今は、すぐ隣に住んでいる人達ともあまり挨拶を交わす機会がない。道やゴミ集積所で行き会ったとして、こちらから挨拶をしない限りはお互いに無視して通り過ぎる事が多い。
朝八時前だが、既に住宅街はひとけが乏しくしんと静まり返っている。人の気配がないとスズメも寄り付かなくなるので、たまにカラスや季節の鳥が鳴く以外は、本当に静かなのだ。歩きながら家々の外観や植えられた草花を見て歩くのが好きなのだが、この地方出身であるうちの配偶者は、そうやって人の家をジロジロ見るのは恥ずかしいし喧嘩売ってると思われるからやめてくれと言う。
今はパンジーかビオラしか見られる花がない。山茶花や椿も季節の様な気がするが、さっぱり見かけない。かつては美容院だったらしい民家の軒先には、以前はよく何かしらの花の植わったプランターが置かれていたが、今はなかった。その先の家はここ数年に建てられた新しい家で、郵便ポストの下にレトロな薬缶が置いてあり、その口からパンジーの花が今にも溢れ落ちそうな格好で顔を出していた。そのまた先の家も比較的新しい家なのだが、敷地が道路よりも高く、玄関口が階段数段分のところにある。そして最近の家だったら駐車場に使いそうな空間に木造の屋根を建ててある。屋根のてっぺんが家の一階の天井の高さくらいのところにある。そして屋根の下には盆栽がいくつも並んでいた。盆栽棚だけの為に建てられた四阿だったのだ。見上げないと盆栽棚があると分からないので、ずっと気づかなかった。盆栽は、よく手入れのされた松や真柏のようだった。
この辺は、まだ昔ながらに大谷石のブロックで出来た高い塀をめぐらした家が多い。そういう家にはいわゆるシンボルツリーではなく、豪農の家の庭のように見栄えのいい庭木が植えてあるのが見える。本職の植木屋によって剪定が施されたものだ。最近まで、本職の植木屋の仕事というものに興味がなかったのだが、気をつけて見てみるとプロの技は本当に凄いんだなと思い知らされる。太さのある枝毎に丸い形に剪定されている木があるが、それらの丸の内側には葉があまりない。何故かというと、木の葉というのは日に当たる所しか機能しないからだ。それでも、夏場の木は内側だろうが外側だろうが所構わずに枝葉を生やす。そのまま手入れをしなかった場合は枝がごちゃごちゃに混み合ってしまう。植木屋は、内側を向いていてどうせ育たない運命の枝を優先的に切り落とす。だから手入れの行き届いた木の場合、樹形の外側にだけ枝葉があって、内側は綺麗に空いているのだ。そしてどの葉にも適度に日が当たるようになっている。
ブロック塀だけでなく、生け垣で敷地を囲う家も結構ある。生け垣もプロが剪定したものと、家の主が自前で剪定したものは違う。プロが剪定した生け垣は、横から見ると緩やかな形のAの字になるよう剪定されているのだ。それは、頂部を強く剪定すると樹高が高くなりにくいという樹木の性質を利用した、樹形管理の方法だ。また、下の方の枝につく葉にも日が当たるようにするためという理由もある。一本の樹木は、葉で合成された養分によって主幹を養っている。ところが、その枝はといえば、他の枝で作られた養分を回してもらって生きるということが出来ない。枝は自らが生やした葉で作った養分で食べて行かなければならないのだ。という事は、日の当たらない場所に生えた枝は、樹全体がどんなに繁茂していても生きられない運命なのだ。自らの葉から養分を得られないためである。つまり、生け垣のように上から下まで葉を繁茂させないと格好のつかない樹は、下の方の枝を長く、上部の枝を短く剪定して全ての葉に日光を当てるよう剪定すべきなのだ。それで、緩やかなAの字の様な形にするという訳だ。
旗を次の当番の家のポストの下に置き、家に帰った。
洗濯物を干す前に、昨日買ってきたばかりの紅目木のミニ盆栽を剪定し、育苗ポットから駄温鉢に植え替えた。まだ植え替えの時期ではないが、週末には寒波が来るというので、水はけの良い土に替えて、厚みがあって保温性のある鉢に入れたかったのだ。
道具を片付けて水をやり、しばらく紅目木を眺めてボーッとしていた。ぼんやりしているのは、何かに夢中になっているときよりも案外脳みそがせわしなく働いていて良くないらしいのだが、スマホを見て過ごすよりはまだマシな様な気がする。
素人を主役級に使うという暴挙!セリフ回しのヤバさはもとより本職(?)のはずの格闘シーンもヤバい!
実際に殴っちゃいけないからかぎこちないパンチを繰り出す姿は格闘家とは思えない出来
あまりの演技のヤバさに周りの俳優も巻き込まれてしまいとんでもない作品に仕上がってるのでオススメ
話題の人をドラマに使いたいのはわかるがチョイ役にしておこう!マジで!
メインゲストに据えてしまったため1時間たっぷり荒川静香の能面のような表情と感情ゼロのセリフが楽しめるぞ!
どう見てもド素人がそこそこセリフのある役をやってる衝撃に視聴者は大混乱!チョイ役で一言喋る地元の人を間違って使っちゃった?
蛍光灯の光大好き。
気分が落ち込んだ時にわざわざコンビニに行って蛍光灯の光を浴びたりする。
あと家に洗濯機あるのに何もしなかった休日の夜にコインランドリーまで行って蛍光灯の下で洗濯が終わるまで本を読んだり。
ふつふつと投げやりな生きる希望?というか全部どうでもいいや!(だから私は何しててもいい!)っていう前向きな気持ちになる。
家も蛍光灯だけど、やっぱコンビニとかのビカー!っと明るい空間は良い。
オシャレなインテリアとかお店とかって電球色ばっかりなんだよね。
雰囲気がいいっていうのは分かるんだけど、電球色の落ち着いた空間にいるとだんだん落ち込んでくる。
毎年夏にはくせえくせえと話題になるコミケ会場。確かに臭い。マジでやばい。冬だろうと容赦はない。
男向けのものを選んで居るのでオタクくんを前提としてるけど、女ももちろん有効なのでやってくれ。
普段から…と言いたいが、無理な奴もいると思う。なのでイベントの3日くらい前から毎日湯船にきちんと浸かり、温まって肌を柔らかくしてからボディタオルでしっかり洗って垢を落とせ。
水気がしっかり切れないとボディタオル自体がカビるから、風呂をサボるレベルのズボラオタクに綿や麻はオススメできない。
一時流行ったデオコを使おうとするな。キモオタからJKの匂いがしたら世紀末だろ。
臭いを匂いでカバーしようとするからお前はダメなんだ。悪臭と石鹸や花が混ざるだけで何も解決しないどころかかえってやばい臭いになる。やめとけ。せめてシトラスかミントにしろ。
くせえ女は特にこのトラップにハマってホコリとカビっぽいカサカサの花みたいなのになってるやつがいる。気をつけろ。
黙ってメンズビオレのデオドラントボディソープを選べ。安価だしよく洗えて臭いも防げる。
シーブリーズは洗い上がりが爽快だがひんやりするので冬は死ぬ。
ワキ毛は臭くなる理由の最たるもんだから処理しとけ。どうにかしろ。
ワキガとか関係なく成人以上ならデオナチュレキメろ。白と青で悩んでも効能は変わらん。青はミントの匂いが強い。
髪の毛は汚く伸ばすくらいなら剃っちまえ。と言いたいがガッツリ洗えばある程度はどうにかなる。
まず、家族が買ってくる適当なシャンプーや、実家で使ってたものをそのまま惰性で買い続けてるシャンプーを使うな。
同人誌に金かけたいのはわかるが、1~2冊分我慢してマーロかウルオスのスカルプシャンプーを買え。1000円前後でかなり使えるから。
とにかくしっかり頭皮の脂と雑菌を落とせ。
特に後頭部や襟足、耳裏を忘れるな。
体温が高い場所はどうしても汗をかくので臭くなりがちだ。しっかりシャンプーが泡立つようになるまで何度でも洗え。1回で脂が落ちると思うなよ。
すすぎもしっかり泡を落とす。
トリートメントやコンディショナーはサラサラの仕上がりのタイプを選べ。髪のダメージよりベタつきを気にしろ。
これは余談だが髪洗ったあとに体もしっかりすすがないと、首からケツにかけてニキビできる原因になるから気をつけよう。
残念だが一張羅は捨て置け。
お前ら自分の服に雑菌が繁殖してることに気づいてないだろ。汗臭い服は雑菌が繁殖した所謂生乾きの臭いだ。
全面プリントのキャラTを腐らせんな。お前らの嫁がむちゃくちゃ酸味のある最悪な臭い放ってるんだぞ。悲しすぎるだろ。嫁のためにもきちんとした洗い方で洗え。
湯と漂白系洗剤洗ってから日光に当てて完全に干せば菌は死滅する。
だけどお前らはそんなんやらんよな。そもそも今冬だし。最近さみーし雪降るし。
コインランドリーで乾燥機かけても解決するけどそんなんぜってーやんねーだろ。ならいっそ捨てちまえ。新調しろ。とにかく臭い服を捨てろ。
風呂入ってるのに臭いヤツは服が臭いことに頼むから気づいてくれ。
靴を脱ぐだけで足の臭いが立ち上ってくるほどやべー激臭マンは今すぐドラッグストア駆け込んでデオナチュレの足用クリーム買ってこい。しっかり塗りこめ。足もサラサラで快適になるぞ。
腐ってる靴もこの際捨てちまえ。
どうしてもその靴がいいならエアコンのカビ止めのスプレー買ってきて靴の中に吹きつけろ。臭わなくなるぞ。
革靴とかにかけた時どうなるかは知らんから自己責任でよろしく頼む。
これくらいやればほとんどの場合は激臭マンからは脱却できる。やってくれ。
以上、臭いオタクに本頒布するのがつらい成人向けサークルからの悲鳴と切実なお願いだ。
握手会のアイドルも同じ気持ちを味わってるから、イベントの種類問わずに匂いのエチケットはきちんとしような。
ざっと読んだ限りほかの場所の話も出てたので分かる…と思いつつ追記することにする。
口臭についてはマスクなことと、クソ長くなるから除外してた。せっかくなので記載する。長いぞ。
口臭がヤベェやつは歯がヤバいやつと内臓がヤバい奴の2パターン。
歯がヤベェやつは一にも二にも歯医者に行け。
まず虫歯を根治させろ。挨拶されて虫歯の香ばしい匂い漂ってきた時の絶望はもう味わいたくない。
笑顔が素敵でも歯が溶けてたら終わりだ。
歯石はきちんと取ってもらえ。それだけでも軽度の歯肉炎は結構治る。
歯と歯茎の間にブラシがきちんと当たるようにしっかり磨け。血が出るなら日頃から足りてない。
糸ようじ(フロス)もかけろ。マウスウォッシュでうがいも有効だ。
何使っていいかわからんやつはノニオにしとけ。リステリンでもいい。辛いのがダメなやつはアルコールなしを選べ。
それから、多分日本人にはクソ難しい話だと思うが、歯磨き粉で磨いたあとに口はゆすがない方がいい。
これは歯磨いたあとに余計なもの飲み食いしなくなるからダイエットにもかなり有効だ。
詳しく知りたいやつはスウェーデンの歯磨きについて調べてくれ。
あとはイベント中唾液分泌のためにガム噛んどけ。唾液が足りないと臭う。
臭い玉の場合もある。口の中を鏡で見て、白いの見つけたら綿棒で優しく押して除去する。強くしないこと。
気になるなら歯医者行け。
口からドブ臭やうんこ臭がするモルボルは内科に行け。下手したら死ぬぞ。
胃腸と肝臓の機能が落ちてる場合が多いと思うが、いちばん怖いのは糖尿病だ。とにかく病院に行け。
薄い本なんか読んでる場合じゃねえ。失明したら嫁の姿も見れなくなるぞ。
大体はストレスと食習慣のせいだ。
肉や脂ばっか食ってるからそうなる。腸内環境が劣悪だろうから、善玉菌を推していけ。発酵食品と食物繊維とって、オリゴ糖とか摂ろう。
その手の話かよって思うのは仕方ないが残念だが他に言いようがない。健康になるしかない。
これは身なりそれなりでもクタクタのカバンのやつでたまにいる。
合成でも本革でも、メンテナンスはさぼるな。濡れた革は臭くなりやすいので先ず濡らすな。
リュックがくせえオタクは捨てろ!!!後生大事に同じものを何年も使うな…。
汗吸って乾いてを繰り返して雑菌まみれなんだよ。服や靴と同じだ。酷いやつはカビて白くなってる。気づけよ。
諦めて買い換えろ。抱き枕カバーよりは安いだろ。
ショルダーストラップや背中が当たる位置にエアコンのカビ止めが有効だと思う。
暗所保管は戦利品だけでいい。
普通にいるよ。
ちなみにイベントで臭いが普通に違かった。コミティアやスパコミは会場全体が臭いと思ったことは夏でもほぼない。個人でやばいのがちらちらいる程度。参加人数もあるとは思う。男女比の関係もあるかもしれないな。
あの会場にいて匂いがわからんやつは、鼻が詰まってるか、自分も臭いか、臭すぎて鼻が麻痺したかのどれかだよ。マジで現実で臭い。
ちなみに男を叩いてる訳では無い。女オタクでも臭いのはそれなり紛れてる。男だけじゃない。だいたい饐えた臭いがしてて普通にくせえ。あと髪の毛伸ばすんならケアしろな。脂ぎって束になってるのはかなりきついぞ。
ここまで結構話してきたが、最悪なのは「○○さんお久しぶりです」って言ってくれる目の前の人が臭いときと、何度も来てくれてる人が臭いとき。これすっげえつらい。正直泣きそう。
わざわざ自分の本を買いにスペースまて来てくれる人にこんなこと思いたくない。本当に頼む。
こんな増田でコミケの匂いは変わらんと思うが、何かきっかけになってくれればすげー嬉しい。
具体的にどう変わっていくかを書き連ねていく。
EV車の弱点である冬季・山間部を避けるようになるからだ。EV大国ノルウェーはスキーやスノボが盛んじゃね?と思われがちだが、ノルウェーで盛んなのは低地でもできるクロスカントリーだ。山間部に行く必要があるアルペン系は衰退してきている。
スキー場に充電ステーションいっぱい置けばいいじゃないかと思うだろうが、そのスキー場にたどり着くのがギャンブルだ。毎時数cmの雪で冷やされる中、山道をたどってスキー場にたどり着く前にバッテリーを使い果たすのがオチだ。
それなら山道に充電ステーションいっぱい置けば良いのでは?と思うだろうが、どうやって置くのか。充電待ちの渋滞が起きて、雪で冷やされ続けたEV車のバッテリーが切れるのがオチだ。スキー場に繋がる山道はほとんどが対面通行で、充電待ち渋滞を追い越して回避することもできない。
「そもそも現場にたどり着けるかどうかわからない」レジャーを楽しめる人はほとんど居ないだろう。
だから、EV車が普及したら、スキー場はガーラ湯沢とかの駅近物件や、岩原などの主要高速道から近い物件のみとなるだろう。苗場や安比とかの山間にあるところは潰れる。
これもEV車の弱点である山道を避けるようになるからだ。登り切れれば帰りはほぼ充電要らずになるが、登り切れるかどうかがギャンブルだ。
改善策としてはいろは坂など観光地に繋がる山道の途中にいくつも充電ステーションを作ることになるが、充電待ち渋滞があちこちで起きるのが目に見える。それらの山道もほとんど対面通行だからだ。
1番、2番と理屈は同じ。箱根峠に繋がる国道1号線に充電ステーションを置いたところで充電待ち渋滞が以下略。
そうなると必然的にレジャーは低地中心になる。スキースノボや山間部への観光、湯治が出来なくなる分、南関東エリアなら丹沢や山北などの山沿いクラスの地域のキャンプ場に行く人が増えるだろうし、大きな川の河川敷でバーベキューに勤しむ人も増えるようになる。その辺りに充電ステーションを置けば必然的に人はやってくる
低地レジャーの雄である海水浴が復活する。夏のレジャーとしては衰退一方と言われているが、EV車という黒船が救世主となる。人を集めたいエリアに充電ステーションを置けば効果的だろう。渋滞は凄いことになるだろうが、海沿いにたどり着くまでのバッテリー消費が少ないので温泉宿に行くよりははるかにギャンブル性も低い。
EV車は社会を良くも悪くも変える。一回の給油で700km走るハイブリッド車から、一晩の充電で200〜300kmしか走れないEVへのシフトは避けられないので、そのつもりでレジャー産業に関わる人は身の振り方を考えた方がいいだろう。