はてなキーワード: 甲斐性なしとは
https://anond.hatelabo.jp/20180701234847
さっきこれ書いたものですけど、こんなに叩かれると思ってなかった。
私だって入社半年で唯一だった上司が妊娠して、つわりがひどすぎて突然会社を休みそのまま産休になったことがあった。同じ部署に1年目の同期とたったふたりだけ。会社に増員を打診したけど断られて、正直こいつらバカなのか?と思った。でも妊娠した人は責められなかった。それだってその人の人生だもの。なんで会社に阻まれないといけないの? マネジメントできてない会社はまじで燃えろと思ったけど。
出産しても働くなんてそれぞれの家庭の事情だし、てかいまどき旦那の稼ぎだけで食ってけるところなんてあるの? 社会人として働いてるけど、総支給は増えてるのに手取りは減るばかり。税金高すぎてまじでやってられん。こんなんで片方だけで働いて子ども育てるなんて無理だってふつうに思う。男が甲斐性なしってのも、人によってってはあるかも知らないけど、世の中的に賃金が下がってってるんだからしょうがないじゃん。そんな世の中にしたのは当時の大人たちだから、文句を言うならそこでしょ。しかも男性の収入を倍にするんじゃなくて、女性が輝く日本(笑)とかいうなんにも形になってないけど政策打ち出してるのは国じゃん。
男だって一生働かなきゃいけないっていうプレッシャーでしんどくないの? 女の分まで働かなきゃっていうならなおさら大変だとおもうけど。2馬力で働いてる方がリスクヘッジにもならない? みんなはそう思ってないのか。首を絞めてるのは誰だろうね。
昭和は給料が高く「結婚イコール専業主婦」が当たり前で、共働きは少数派だった。
高校卒業して働きはじめた男性でもローン組んで普通に車が買えたし、のび太みたいな人でも正社員になれた。
親とか世間の人たちは「妻を働かせるなんて甲斐性なし、男の恥、奥さん楽できなくて可哀想」とすごい圧力をかけていた。
見合いしまくった昭和の女性もいたけど、それはより年収が高く出世しそうな男性と結婚するために、選り好みしてただけ。
日本の専業主婦は家計を握れたから、年収の高い男性と結婚すれば働かなくても裕福な暮らしができたんだよね。
当時の女性は若いほど(24歳以下)婚活市場で価値が高いから、4大に行く人はお嬢様だけで、大体短大、高卒だった。
女に奢られる男=甲斐性なし、だらしない、見栄すらない
お付き合いをしている人がいる。
私はおそらく世間一般で言うオタクというやつで、創作物、創造物の類が好きだ。
ゲーム、アニメ、映画、演劇、絵画、模型、音楽。私にいろいろな感情を教えてくれたそれらのなかでも、ことさらに本が好きだと思う。
飽きっぽく節操の無い性格のためか、活字なら小説から詩集新書専門書、漫画なら少年少女青年成年、雑誌に写真集、攻略本に設定集、映画や舞台のパンフレット等、およそ統一性の無い本たちが、広くはないワンルームの隅に鎮座している。縦に横に雑多に、しかし私のなかでは理路整然と。
最近遊びに来た友人に、積みすぎると床が抜けると脅された。賃貸でそれはまずかろうと、恐る恐る電子書籍に手を伸ばしている最中だ。
さて、冒頭に出てきた彼の話だが、おそらく少なくとも、漫画やアニメのオタクではない。ハリウッド版攻殻機動隊を視聴するにあたって概要を説明した折、第一声が「それはガンダムとは違うの?」だった男だ。
興味の無い人間にとって、電脳化・義体化とモビルスーツによる宇宙戦争は同じに思えてしまうらしい。お前話聞いてなかっただろ。
「ガンダムとはちょっと違うかなー」「あれ、前見たガンダムと同じ監督って言ってなかった?」「ガンダムと同じ監督?何見たっけ?」「見たじゃんあのアニメの、警察のやつ」
ある日のこと、きっと遊馬とカイの区別もつかないであろう彼奴から突然「3月のライオンって知ってる?」とラインが来た。
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『3月のライオン』(さんがつのライオン)は、羽海野チカによる日本の漫画作品。将棋を題材としており、棋士の先崎学が監修を務める。(Wikipediaより)
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知っている。
漫画は単行本を既巻全巻持っている。アニメも見た。実写映画も見た。
好きな物語だ。
正直すごく嬉しかった。自分の好きなものに興味を持ってもらえると一気に親近感が沸くオタクの生態よろしく、結構、いやかなりテンションがあがってしまった。チョロいもんである。
とはいえ相手は小泉花陽ちゃんと三村かな子ちゃんの区別もつかない甲斐性なし野郎だ。ここは慎重にフラットに対応すべしと自分に言い聞かせつつ話を聞いてみると、どうやら彼の友人がアニメを見てハマったらしく、自分も気になった、ということらしい。
漫画を所有していることを伝えると、貸してほしいとの返信。もちろん了承の旨を伝え、既巻13冊をすべて手渡した。重くなるが、スピンオフの灼熱の時代も紙袋に詰めた。
3ヶ月ほど経った頃だったか、デートをした日、そういえば漫画全部読んだよ、と彼が言った。晩ごはんを食べようと入った居酒屋でメニューを見ていたときだった。
もちろん私はすぐさま感想を聞いた。そうなんだ、どうだった?と、期待を込めて聞いた。
彼は笑ってそう言った。
びっくりした。ショックだった。
面白くなかったのだろうか。そう聞けば、面白かったという。続きも読みたいという。実写映画も漫画も見てみたいという。
けれど、一番に口をついて出た感想が「現実にはあり得ない」だった。
そこで初めて思い知った。
世の中には、現実というフィルターを通して物語を読んでいる人が、あるいはそう読むことしかできない人がいる。少なからず今、目の前にいるのだと。
私自身は、幼い頃から随分本に触れてきたと思う。特にフィクションの物語を好んで読んできた。読むたび私は空想にふけてきた。
こんな魔法が使えたら、こんなドキドキするような恋愛が出来たら、こんな力を持って世界を救うヒーローになれたら。
そりゃそうだ。私は本を読むとき、その物語という未知の世界の扉を開けて、体ひとつで飛び込んでいるようなものだ。
本を読んでいるとき、現実は扉の向こう側にある。現実は戻ってくる場所なのだ。
みんなそうなのだと思っていた。それが当たり前なのだと思っていた。
でも、そうではなかった。
私は何にショックを受けたのだろう
彼に自分が好きな世界を否定されたように感じたからか。自分の好きな物語にケチをつけられたように感じたからか。あるいは、単に同調してもらえないことに傷ついたのか。
おそらく全部あてはまる。けれど核心ではない気がする。
いまだによく整理できていないが、私はあのとき直感的に、嫌だと感じたのだと思う。
きっとこの人と私では、心の奥底のほうで、物語を共有することができないと、そう感じたのだと思う。
立ち位置が違う。視点が違う。同じものを見ているはずなのに、見えているものが違っている。
考えれば考えるほど当然だ。彼と私は他人で、好みも違えば趣味も違う。育ってきた環境も、考え方も違うだろうし、感じ方も違うだろう。
けれど私は、「物語」に関しては、その差異が許せなかった。直感的に、嫌だと感じるほどに。
これがいわゆる価値観の違いってやつなのか、とも思った。
これを理由に離れてしまうペアは多いと聞く。価値観が違うのは当然だと以前は不思議に思っていたのだが、今はなんとなくその気持ちがわかるような気がする。
自分のなかの大切な、染み付いてしまってどうしようもない根っこの部分を、きっとこのひとには理解してもらえない。それがわかってしまった。
ただそれだけなのに、その瞬間、彼が異質なものに思えてしまった。
ガンダムと攻殻機動隊が同じに見えるらしい彼と私は、何かが決定的に違っている。
以来私の心は、彼の前では、私の大切なものをそっと奥に、彼の手が絶対に届かないところにしまいこむことにしたらしい。
一緒に映画を見たいと思わなくなった。見ても感想を言いたいと思わなくなった。本を貸したいと思わなくなった。本屋には着いてこないでほしいとすら思うようになった。
理性のコントロールが効かない部分の、なんとまあ厄介なことか。辟易する。
追記
自分インフラエンジニア(♂)で、すでに結婚していて、周りもみんなインフラエンジニア(但しITのOpen系)から感じた件をマジレス。
なお、Step1.の人材探しは、都内あたりだと、フットサル・テニス・ゴルフ・ハイキングなどの軽めのスポーツ系がおすすめ。どういうわけか、Step1に合致する系のインフラエンジニアは、これらのスポーツ系にも所属していることが多い。ちなみに、偏見を覚悟でいうと、Step1.に該当しないインフラエンジニアは、何故かIT勉強会か、文化系(漫画・アニメ・アイドル・その他文化系)専門サークルに多数生息していることが多いので、アプローチするコミュニティを絶対に間違えないようにしてね!
(過労死ニュースで暗い中、ウィークエンドを飾る最高のニュース。ホントのブーメランが刺さってればなおのこと良かったけどね!)
関連して、「女は売り物じゃない」とかコメントで出てきて笑う。
ややや、売り物でしょ。いや、男が買ってるんじゃなくて、女が勝手に自分を自分から売ってる。
というか、女にとっては、男と二人でタイガーアンドバーナビーで戦いながら生きるよりも、
(いいんだよ、っていうか、金持ちの女になって悠々自適なんていうレアケースなモデルをみんなで真似し始めたっていうか)
だから世間の女たちは平然と不倫するでしょ?自分のスペック棚に上げてハイスペ男要求するでしょ?共働きは甲斐性なしって言い出すでしょ?
自分がハイスペから買われないからって、それこそ「自分をショーケースの中の非売品」だと思ってるの、正直はぁちゅうだけじゃないでしょ。
なんというか、女の人って負けを認めないよね。
男の場合は「俺なんてキモカネだから結婚諦めたわw」とか自虐キメて明るいもんだが、
女は「ハイスペ男がいないのが悪い、ミソジニーが悪い」とか転嫁&転嫁。
そろそろ、「あなたは医師奥になれるほどの基礎スペックじゃないし、独身決め込んでもゴミ屋敷で孤独死が関の山ですよ、自分を直視しなさい」
まぁそれじゃ商売にもPV稼ぎにもならねーから無理があんだろうね。