はてなキーワード: SiERとは
まじめに学習してきた人は学習のほうが大切だとわかる。また、学習せずに経験だけでやってきた人ほど「学習だけじゃ身につかない」と強弁する。昨今のソフトウェア開発は個人の端末で出来る範囲がかなり広く、実戦でなければ体験できないことがだいぶ減ってきている。
とか書くと、いやいやそれでも実戦と学習は違うとかいう反応があってそれはその通りとも思うけど、真面目に5年間学習して実戦経験皆無の人と、全く学習せずに実戦経験だけ5年間の人どちらと一緒に働きたいかといえば迷うこと無く前者を選ぶ。
これは今の状況だけど、これに対して昔の話。
昔の人は結構学習してたりする。しかしながらそれは自分で学習しようとしたわけでなく、ただ誰もわからない環境にぶちこまれて止む無く仕事しながら学習していた。それなりの時間が与えられ、かつ、わかる人が少ないという状況から失敗がそれなりに許容されていた。なので「仕事を通じて学ぶ」ということを主張したりする。今の時代にそういうことが可能な状況は少ない。仕事は失敗しないことが当たり前で、仕事に必要なスキルは持っていることが当然とされる。大変。
SIer、所謂なんでも屋に3年程務めており仕事の3割くらいは顧客のPCのトラブル対応。
職業がてら、いろいろなPCに触ることが多くそれなりの経験の含蓄はあると自負している。
そこで、表題の件。
Corei3及びCorei5のごく一部のデュアルコアプロセッサーとCorei5の大部分及びCorei7 この処理速度は体感でかなり差がある。
どれくらい、とかどのへんが、と言われると困るのだが微妙な差があるとしか言えないのだからもどかしくて困る。
同じCorei5でもハイパースレッディングを使って4スレッドにしてる物は本物のクアッドコアとは全然処理速度が違い触っているだけでわかる。
何か特殊な重い操作(ゲームや動画エンコード等)をしているわけではなく、ごくごく業務範囲内の操作(Outlookやネット閲覧等)をしているだけで差を実感するのである。
AndroidでいうSnapdragonS3とSnapdragon800くらいの差といえばわかる人にはわかるだろうか。
それまで気にも留めることがなかったのだが、今後プライベートでPCを買う際に2万円くらいまでの差なら余裕でCPUをアップグレードするのを強く薦めたい。
この知識が皆様に役立つことを願っている。
PentiumuII RAM64MB →Pentium4 RAM512MB → Core2Duo RAM2GB → Corei3 RAM4GB
情報系のエンジニア志望で就活をしていて気づいたのだけども、自分はやりがいとかスキルアップとかそういうものを求めていないんじゃないのかもしれない。
レガシーなシステムに対して不満を爆発させて転職する元SIerのブログ記事とか、そういうものを見てなんとなくSIerは悪だという認識を持っていた。
けれど、純粋にコードを書いたりするのは仕事外、趣味でやればよい話で、昼間の仕事は割りきってやっていけばいいのではないか。
あと、業界全体をみたときにSIerはオワコンとか言うのはいいんだけど、少なくともそこらのベンチャーと比べて金はあるんだから、本当にダメになるまではそこを飯のタネにして生きていくのもいいんじゃないか。あくまでも個人として合理的な判断をしたい。
本当に作りたいものを作れる環境っていうのは、会社員としては無理だ。だから、昼間の仕事と(いずれは起業するという希望もこめた)趣味ははっきりと分けるべきだという結論に至った。つまり、エンジニアでなくてもいいからおれはできるだけ給料が良くて雰囲気穏やかな会社に就職したい(そんなところあるのか)。
デブサミ2014に行ってきた。
うすうす感じてはいたことだが、エンプラ系受託SI業界とWeb系業界での差が開いている。ということを肌身で実感することができた。
会場を見渡しても受託SI系の参加率は低いように思われる。
Twitterを見てると、「有給とってデブサミ」という人が多いようだ。
これは、いわゆる受託SIの人たちには、
・デブサミに参加しても日頃の業務とかけ離れすぎていて得るものがない
・受託SIで働くSEの人たちには、デブサミで話されているようなことは興味がない
・興味を持っていたとしても、メーカー主催の研修とかと異なり、上司が参加を許可してくれない
のいずれかではないかと勝手に思う。
そんな中、初日の会場で盛り上がっていたのは、DeNAの新人研修に関する講演だ。
そんな中、初日の会場で盛り上がっていたのは、DeNAの新人研修に関する講演だ。
【13-A-4】新卒エンジニア研修ですべきことできること(関口亮一〔ディー・エヌ・エー〕)
https://speakerdeck.com/ryopeko/devsumi2014-dena-bootcamp2014
講演によると、DeNAは2013年に70名の新卒採用をしたらしい。
公式HPによると、2013年3月末時点の社員数は、「連結:2,108名(単体:935名)」とあるから
70名の採用は、単体では7%(ざっくり10%)にあたる増員をかけている、ということになる。
http://dena.com/company/overview.html
思い返せば、2000年頃の受託SI業界は、成長しているところは70-100名くらいの
成長する業界に人は集まる。単純にそういうことかもしれないけど、ITを志す人たちの
就職先は受託SIだけではなく、DeNAやGreeやCookPadのようなWebで
サービスを提供している会社も当然だけど視野に入っている。ということだし、逆にいう
とそれだけ「単なる受託SI」には関心が薄くなっている。ということなのだろう。
そんなことを考えていたら、日経コンピュータの記事が目に飛び込んできた。
「悪弊を絶つ 2015年問題がIT業界に迫る覚悟 (2014年2月6日号)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NC/20140131/533803/?ST=NC
ここでいう「2015年問題」は2015年にやってくるといわれるIT受託業務の集中、すなわち
「マイナンバー制度」「みずほ銀行のシステム刷新」にかかわる大規模需要で慢性的
これだけ受託SIとWeb系の差が開いているにも関わらず、受託SIではまだまだ人不足の
状態が続くと、受託SI側には「まだ大丈夫」という意識が働き、本当の意味での改革
が進まないと思われる。いわゆる「ユデガエル」状態だ。
日経コンピュータの記事では処方箋というか、こうした受託SIから早々に脱却した企業
http://anond.hatelabo.jp/20140211194145
誰かに対してコミットメントをして結果を出す。
それが本来の大人のあり方だ。
パートナーなのか、会社なのか、クライアントなのか、子供なのか、国民なのか、、
状況やスケールは違えど、何にもコミットせずに癒される場所というのは「お客さん」という役割以外にない。
サービスを受けるだけの心地よい「居場所」から自分の意思で決別し、誰かに対して責任を負えば「お客さん」ではなくて「当事者」になる。
当然、そこは居心地のいいだけの「家」ではなくなる。
女性は長らく「女三界に家なし」と言われ、嫁に行ったら居場所がないとされていた時期があった。今でもそうかもしれない。
「家庭を守り男の子を生んで立派に育ててイエを残す」というミッションに縛られ、結果を残すことのみを求められ、社会に出れば、夫の「妻」としてしか扱われず、簡単には実家にも戻れなかった。
女性はやっと、自分で稼ぎ、自分の裁量で社会に出て、少しづつでも居場所を作ろうと四苦八苦している。
それに比べて男は会社に、家庭に守ってもらって来た。大事な「お客」として扱われてきた。
でも、もう家庭も会社も社会もそんな「お客さん」を飼ってる余裕はもう無い。
会社できちんと責任を果たし、結果を出すような働き方をすれば楽しいだけの場所になんてなりえない。
家庭でパートナーや子供達の将来に責任を果たし、安心をさせようと振る舞えば癒されるだけの場所にはならない。
今さら実家に帰って年老いた両親に甘えるなんぞは到底大人の男のやることとは思えないし、そもそも継続性を持ちえない。
仕事が終わった後の数時間、すべての責任から解放され、「お客」として扱われ、誰に対しても何もコミットしない時間を過ごす。
と言われそうだが、家にまっすぐ帰らない男達も厳しい状況の中少しづつきちんと会社に家庭に社会に責任を果たそうとしているのだからまだマシだろう。
甘いかもしれないが褒めてやってほしい。
実家の部屋で両親に「お客さん」として扱われて何にもコミットしないまま生きる男達も多いのだから。
恰好よく言えば
開高健が言うところの
「男は心に傷があるから家を出て釣りに行く。だが男はその傷が何か知らない。」
というやつだ。
現代の女性から見れば「何を恰好つけてんの!さっさと帰ってきてこの子をお風呂に入れて頂戴!」
って言われるだけだがw
あっ、あと間違っても、自分の居場所を作ろうと起業とかしないように。
http://code-g.jp/bokoboko/101131209-041.php
このちょっと前の竹原の回答に対する男達の拍手喝采を見れば如何に多くの男の脳みその中が甘いか分かる。
リスクを取って始めたことは結果を出すまで居場所なんかなくて当たり前。妻の応援?チャンチャラおかしい。
さっさと結果を出せるようがんばるしかないのが当たり前。応援してもらって居場所がないと成功できないなんて考えなら一生結果なんか出んよ。
ただ責任を全うし、結果を出すのみ。
元増田はまだえらい。ふんばってがんばろうぜ。
http://think-taro.hatenablog.com/entry/2014/02/09/164612
この記事を読んだおっさんが考えを書いてみるよ。
もうね、最初の企業選びの前提が間違っているのだわ。まず、ベンチャーの定義を改めて考えてみると、
1. 急成長していること
2. 機動力があること(意思決定が早い)
3. 実力主義
そして、最後にIT企業(若しくはITを活用している)だということ。
上の3つは割愛するけど、最後のIT企業というところが面白いところで、もちらんIT関係じゃないベンチャーもあるかもしれないけど一般的にはIT(SIerは除く)が多い。
ちょっと考えてみればわかることで、今の時代に自動車会社や鉄道で起業するなんて現実的に無理だし、結局コストをかけないで起業するにはこの分野しかほとんどないし、あったとしてその業界経験者じゃないと無理だな。
その証拠に、元の記事で紹介されているベンチャー向けの就活サイト(http://www.goodfind.jp/)は多くがIT関係である。
だから、多くのベンチャーを志す就活生は乱暴だけどIT分野に自分は合っているかどうかまず考えるべき。
じゃあ、ここでどういう人が向いているかという話になるんだけど、正直千三万別すぎて分類は不可能だし、こういう人が向いていると自分で最初から無理やり当てはまるのはよくない。これはUnix哲学でいう「早すぎる最適化は諸悪の根源である」というおじさんが大好きな言葉だ。何故なら、今この業界に向いている人が必ずしも10年後に向いているかは分からないからだ。
ただ唯一、その分からないことに対して不安を持つよりも面白いと思う感性はあった方がいいかもしれない。
で、話を戻すと大企業とベンチャー企業の比較なんだけど元の記事の分析だけど概ね正しい。
ただ、一つケチを付けるとしたら大企業からベンチャーは気持ちの面で転職しずらい。
人間新しいモノを買うよりも、捨てる方が大変って言うでしょ?
だいだい、20代後半になってきたら今付き合っている彼女との結婚とか、今住んでいる物件は家賃補助が出ているけど転職したら給料減る上に負担しないととか…
もうすぐで出世できそうだから、もう何年間は耐えてから考えようとか
そうやって、自分だけでは解決できない問題が多くなってくるわけで、ベンチャーへの転職は新卒での就職よりも何倍も勇気がいるってこと。
これが、ベンチャーから大企業だったならあんまり問題ないのよ。
逆にベンチャーの悪いところは、正直どこの企業が伸びるのかというのがわからない。もちらん、ある程度観察していればもっと伸びそうだとかはわかるけど、そこに自分がタイミングよく入社できるとは限らない。伸びていることは重要で、エンジニアとかはプロジェクトが失敗しても技術力は上がるからなんとかなるけど、そうじゃない人達は大変なんじゃない。転職のアピールに使いづらいから。
あと、残業。これは、もうある程度するもんだと覚悟しといた方がいい。一秒でもサービス残業したくない人はやっぱり向いてないから、大企業か優良中小企業を目指しましょう。
それで、最後に企業の選び方なんだけどまずどうしても行きたい業界がない人向けでおっさんの経験を少し話すと、
高校生の時からある業界にずっと行きたくて、それで大学生の時もずっとその業界について学んだりして、あしかけ7年近くずっと目指してたんだ。
でも、就活の時に不況が直撃して就活難。本当に前年と比べてどの企業も求人が1/3ぐらいに減少して、それはもうみんなが必死だったんだ。そして、結局実力が無かったのかもしれないがおっさんはその業界に挑戦し続けてみごと失敗した。そりゃあ、7年間目指してすぐ諦めるなんかは出来なかったし、他に志望している業界もなかった。まさに「早すぎる最適化は諸悪の根源である」を実践してしまったわけです。
だから経験から、好きなだけではどうしようもない問題があるから、自分が好きとか合っているとか現時点でそこまで考える必要はないんじゃないかなあと思うのですよ。でも、ちゃんとあるなら頑張った方がいい、ダメになるにしても後悔が残らないから。
それから色々あってプログラマーになったわけ。今はすごく楽しいし、あの時落としてくれた人事さんありがとうと胸を張って言える。
何故この職業を選んだかと言うと、
http://practical-scheme.net/trans/hs-j.html
この記事を読んだからだ。ここには、はっきりとして答えは書いてないが方向性ぐらいは少しは参考になると思う。
就活生のみなさん頑張って下さい。
http://anond.hatelabo.jp/20140206144638
を見ていたら
http://d.hatena.ne.jp/Kow/20111028/1319777647
にたどり着きました。
2011-10-28の記事。ちょっと時間が経っていますが、内容は現在でもそのまま通用するので感心いたしました。
意外とこういう事実って知られていないのですね。
最近は退職ブログもあるのでそこそこ知られてきているかと思いますが、
プログラム技術を至高とするのであれば、SIerには入社すべきではないのです。
自分でマンガを描いて出版社に持ち込んで、連載になって大人気漫画家に!
しかし、一時は大人気漫画家になっても10年やっていける人さえ少ない、
これって偉大なプログラマになりたい!という人に似ているように思えます。
プログラムを書くのが大好きで、高名なプログラマになりたい!という人は
自分でコードを書いてweb上で発表して、大人気アプリになって高名なプログラマに!
しかし、一時は高名なプログラマになっても10年やっていける人さえ少ない、
かなり厳しいこじつけですが、あながちウソでもないと思います。
出版社-漫画家 と SIer-プログラマ、という構図も似ていますので。
プログラミングで勝負するんだ!という人がSIerに入社するのは
今では漫画家さんも出版社を通さずに直接web上に発表してマネタイズすることも可能になっていますし、
プログラマも小さいアプリを発表するだけでなく、1つのビジネスとして技術を含めた企画を立ち上げる
なんか同意している人がいっぱいいるけど、
俺にはおっさんの言いたいことと益田の言いたいことが食い違っているようにみえるなあ。
おっさんの言いたいことは、
「すべきことがまずあって、それに対する解決策(道具)として技術が必要」
「技術だけあっても何に使うか決まらないうちは、技術を使う場面がないよ(そりゃそうだ)」
って言いたかったんじゃないかと思う。
それに対して、増田は
って感じで、別な方向から突っかかっているようにしか見えない。
おっさんは「技術をないがしろにしてもいい」とは言っていないと思うんだけどね。
技術は必要だし、正直おれも技術を知らない・追い求めない技術者やSIerは死ねと思っているけど、
技術は使うところがあって初めて役に立つ道具だというおっさんの意見には同意する。
高等な技術を持っていることを誇り、認められたがっていて、
それでいて使い道を探すような行動は一切せずにただ待っているだけの人間がこの業界とても多いので。
「俺はこんなにデキる人間なのに、誰も俺を使いこなせない!無能どもめ!」みたいな。
まあ技術不足のせいで、デキる人を使えない無能な上司も実際多いけど。
最適な道具を使うべきだ、そして様々な道具の使い方を技術者は知っているべき、勉強するべき、経験するべき、力を研ぎ澄ますべきという
増田は、おっさんの所謂「ビジネス」とは全く違う「使うところ」を自分で作り出せる立場なのかもしれないね。
そんな人にとっては、今の日本のほとんどのITに従事する人間がやっている仕事は
くだらなく映るのかもしれない。
そのくだらない仕事で助かっている現場(IT以外の、SIerに仕事を頼む人たちのことね)の人達もいるので、
ヒドいSIerは本当に多いけどさ。
エンジニアのポジションが低いのは日本の特徴だと思う。コーダがどうとかより前に、他の職種のエンジニアも海外に比べると安い給料で働いている。
俺は飛行機の開発やってるエンジニアで、海外の会社ともいっしょに働いたりする。日本側のエンジニアは30才で500万くらいの給料なんだけど、アメリカやフランスのエンジニアは同じくらいのカウンターパートで1000万くらいもらってたりする。日本だと経理とか人事とかやってても、この人がいなきゃなりたたないっていうくらいすごいエンジニアでも、給料同じ。バックオフィスと給料が同じだというのはよくわからない。
もちろん、海外のエンジニアは日本よりレイオフが身近にあるし、そもそも新卒ではそんな地位になれないから必死に勉強したりスキルを磨いたりしてる。日本のエンジニアでも一部の人はスキルがすごい人がいるけれど、給料が全体的に低いのは会社ではあまり勉強せずにスキルが上がってないっていうのもある。日本の会社も悪いけれど、日本の会社で働いてる社員もそれに安住してると思う。
ITの世界もそうかもしれないけれど、飛行機の世界では日本のエンジニアのレベルはかなり低い。だから海外のメーカーになめられるし、海外のコンサルタントを雇ったりしなきゃならなかったりする。ニワトリが先かタマゴが先かじゃないけれど、技術オリエンテッドで突っ走る人にインセンティブを与えていかないとこの状況は変わらないんじゃないかと思う。
Sierって自分たちの利権を守るために、安さを求める、下請けをこき使う人たちなんだよな。
何でもかんでも下請けにやらせて、自分で考えるのをやめてるのと同時に自分たちのスキルがどんどんなくなっていってるのに気づいていない。
ほんと終わってるよ。
それでいて下請けにやらせて楽したやつの方が出世するからほんと質が悪い。
こんなのおかしいよ。
全然矛盾してないよ。プログラマをコーダーと蔑視してるようなSIerが程度の低い人材を集めてプロジェクト燃やして「こんなに燃えちゃいました!」ってアピールしてるのが現代日本。
非SIerで世界的に名を挙げてる日本人プログラマ集団だって普通にあるよ、最近だとTreasure Dataとか。
技術系企業のアピールが(SIerより)足りてないっていう指摘はごもっとも。
ただ、これを打ち破るにはリクルート、マスコミに金を流してるSIerに勝たなきゃいけないんだよね。
そうやって戦う場合のラスボスってSIerを回してるNTTデー○とか野村○研になるわけで、プログラマだけに頑張れって言って勝てる戦じゃないよ。
を読んでて思ったけど、日本だと「IT系=SIer」というイメージがあって、学校でプログラムを学んだ情報系学科の大学生や専門学校生の出口は大手SIerとかいう流れが強かったりするけど、
普通は「IT系」って企業の一部門だし実際日本でも自動車メーカーやら電機メーカーやらゲーム会社やら内部でプログラマーを雇用して国際的な成果も上げてる企業なんていくらでもあるんですよね。
最近だとニュースサイトとか電子書籍とかの関係で出版系みたいな文系の会社もプログラマ求人普通に出してます。
なのに日本でIT系というとまずSIerが思い浮かんで、そこが糞だから日本のITはダメと。
何でSIerがこんなに目立つのかと考えると、まぁリクナビとかで「プログラマー」「情報系学科」とか入力すると山ほどSIerが出てくるのも大きいんじゃないですかね。
基本成果とかは量られずに人を転がして変なシステムでも良いから納品するだけで儲かる人月商売なので、数だけは無茶苦茶多い。
NTTデー○みたいに超大手のグループ企業がSIerやってる例も多いので、社会的な地位はそこそこですし、
リクナビとか覗くと「元○○社員の社長が立ち上げた〜(中略)〜アットホームな職場です!」
みたいな泡沫SIerもかなり多いんですよね。
んで案の定火が吹いたプロジェクトがNHKとかで紹介されて「IT(SIer)企業なんて絶対に行くもんじゃない」という風評被害が広まっていくわけですね。
技術を評価している企業がもっと目立つように採用活動を行っていけば世間の流れも変わるんですかねぇ。
でもSIerって採用活動にお金掛けてるからこの分野においては強いんですよね。
うーん。
追記:
もちろんSIerって情報系だけじゃなくて他の理系学科はもちろんプログラムどころかOfficeも危ないような文系でも採っちゃう所が多いんですよね。
「未経験OK!文系の方が多い職場です!」な広告打ってるバカも居ますね。
そりゃ燃えるに決まってた
内製化しない企業がなくならなければ、SIerはなくならないよ
プログラム書ける人間がいくら増えたって、システム開発以外の仕事をメインに振られてる人は、開発どころじゃないんだから
開発・保守用の部隊をがっつり内部に抱える、という経営判断をしない企業が存在する限り、SIerはなくならない。
大企業が内製化に進んだとしても中小はなかなかできないだろうから
そういうとこ相手の商売は結構なくならないんじゃないかな
あと、大企業がみんな内製化したとしても、常に大規模開発してるわけじゃないから