はてなキーワード: 正論とは
某死刑囚の死刑執行に際して、その遺族のツイッターアカウントに「おめでとう」などとクソリプを飛ばす馬鹿がいる。
それらに対して、「犯罪者の家族だというだけで中傷を受けるのはおかしい」といった(そこだけを取り出せば正論な)擁護を試みる人達もいる。
どちらも良いカモだろう。
何のために、わざわざ身分を明かして中傷を受けるリスクを犯しているか?
少しでも経緯を知ってれば明らかで、同情を買い共感を得るためだ。
選挙やバラエティ番組を通じて、顔を晒して奇行を演じ、中傷を受けやすい場所に身を置く。
それによって、"不当な"中傷を受けて、一部の人の同情を買い味方につける。
穴だらけな批判を、準備していた論理で論破して、"実は頭良くて誠実"と思わせる
彼らの言説は、ややインテリな層(ハッキリ言ってしまえば、中途半端に知能があり最も愚かな選択をする層)の耳に心地良い。
「自分は法や倫理を理解し感情に流されず正しく判断できる」と信じたいプライドを利用され、奇行を演じる者の擁護に向かわせる。
中沢新一や吉本隆明といった著名人もこの手口に見事に引っかかり、社会的に大恥を書いた。
クレームをつける仕事をしている。ボスからの指示を受け、やれ「不倫したタレントを出すな」とテレビ局にクレームの電話を入れ、やれ「このご時世にその発言は不謹慎だ」と出版社に手紙を出す。やつらが萎縮すれば成功だ。件数と成果に応じてお金がもらえる。
最初はなんでこんな非生産的なことを、とも思ったが、やっていくうちにのめり込んでいった。こっちのクレームもあながち間違ったことを言ってる訳ではない。正論で相手を一方的に殴るという暴力は、一度味わってしまうとなかなか抜けられない。今では自発的にクレームを入れたりもしている。最近も警備中なのに座ってサボっているやつを見かけたので「座って警備とかありえない」とクレームを入れておいた。これであいつも今後は警備に身が入るだろう。
正直、どこからこのお金が出ているのかと不思議に思うこともある。採用面接の時には俺みたいな役割が百数十人いると耳にしたが、結構な額だ。どこかの国の工作活動かと頭をよぎることもあるが、いやいやそんなの知ったこっちゃない。俺も食べていくの必死なんだ。正しいことをして稼ぐのになんの問題がある。
ネットで騒いでいるやつらもいるが、俺は鼻でせせら笑っている。いくらネットで騒いでも無駄だ。世の中を動かしている世代はまだ電話や手紙や対面で来る意見をありがたがっている。twitter上で何千人騒ごうが、結局そうした世代には届かない。俺ら百人の勝ちだ。
・これからは女性向けコンテンツ。男性向けはオワコン。もう先がない
・男性向けなら初期はエロ一択。それ以外の仕事はキャリアが必要
っていうのを散々いろんな人から言われて。
実際どうだったかっていうと
だったっていう。
実際、愚直に一般論通りのことを実践して折れて辞めた人何人か見てるし。
自分よりよっぽどやる気があって若くてかわいくて先輩方の言うこときちんと聞く子たちがさ。
「んー……。だったらもう廃業でいいや」
って思ってたのに、いまだになんとなく続いてる。
なので今お世話になってるところの
「あの作品、チェックしとかないと客先で使えない評価されて次の仕事来ないよ」
って言葉も聞き流そうと思ってる。
だってあの作品、おもんないやん。おもんないの無理に消費して疲弊してる時間あったら寝るわ。
っていうかその発言した本人が「面白くはないんだけどね」って。わけがわからなすぎ。
いやそりゃ直接その作品に関わることになったら話は別だけど。
その作品のフォーマット自体が割と特殊で他には使いまわしにくいし、ねえ。
次のお仕事もらえなかったらどうするかって?
トラバもブコメも非難轟々ですが、俺はこの増田の気持ちがわかる気がする。
もし子供が出来たとして、「子供のために自分の情熱を犠牲にした」と感じることと、「自分の情熱のために子供を犠牲にした」と感じること、どちらも耐えられないんだよこの増田は。あと多分妻がかなり厄介。あれやこれやの正論で増田を追い込んでくるタイプ。書かれてないけど、多分相当やられてる。
まあ、まずは別居しなよ。ある日荷物まとめて出て行けばいい。そしたら妻も離婚を飲むかもしれないし、子供は無しで夫婦生活を続けることに同意するかもしれない。いずれにしろ自殺するよりはずっとましな形で事態が動くはずだから。
秋葉の加藤神も新幹線事件の人も低能先生も自分のしたことに後悔はなかったというか
自分の何かを守るためにせざるを得ないことを真っ当に行動しただけで悔んだりしていないと思う
清々しい気分だったんじゃないかなあと
https://anond.hatelabo.jp/20180630150652
タイムリーな投稿があったので、女医さんと一緒に働くことになった男性医師側の意見を書いておく。
さて、俺のいる科はこの数年、5人で仕事をやってきた。この業界、5人というのは数字だけみると恵まれているほうだ。
1.ジジイ:名目上のトップ。現場の仕事はほとんどしない。たまに外来をやるくらい。出張多い。
2.上司:実務上のトップ。ベテランにさしかかってきた年で、体力がないと言いつつなんでもバリバリやる。
4.若手:5年目。ルーチンワークは一通り覚えている。
5.新人A:研修医上がりで、この科を選んだばかりの卒後3年目。
以上の体制が、新年度から以下のようになった。なお全員が某医大の医局人事に従っている。
1.ジジイ
2.上司
3.俺
4.女医:育休明けたばかり。いちおう専門医で、俺より1つ2つ上だが修練歴は短い。
異動にあたって医局とジジイが話をつけてきたのだが、「若手を減らすかわりに、非常勤だが専門医を一人増やす」とのことだった。
ふたを開けてみれば、
・女医さんは週3.5日来るはずが、週3日・時短勤務に→人数に余裕のない曜日、時間帯が増える
・夜間の呼び出しに対応できない→ジジイと新人は無理なので、上司と俺で時間外の電話を全部受ける
・今まで下っ端二人に病棟の細々した仕事をお願いしていたのが、年の順で俺にも回ってくるようになる
・女医さんは久しぶりで仕事を忘れている部分もあるので、俺がそのつど教えることに
など明らかにきつくなっている。帰宅時間は平均して1-1.5時間遅くなった。
元々呼び出しはかなり少ない科ではあるが、2日に一回の拘束が生じ、心理的にきつくなった。
少し俺の話をしよう。俺自身が今の診療科を選んだのは「楽だから」だ。
うちは3代続く外科系の家で、長兄も外科だ。俺自身は家に帰らない親父の仕事ぶりを見て「あれは無理だな」と思っていた。
10年以上も前になるが、2chでQOML(quality of my life, quality of medical staff's life)という考えが流行ったことがあった。
仕事もいいが医者自身の私生活も大事にしようぜ、というものだ。(雪月花のブログ、と言えば一部の人に伝わるだろうか?懐かしい。)
俺は大いに感銘を受け、医学生時代は2chのQOMLスレに入り浸った。フリーター・ドロッポ(ドロップアウト)のスレなどもあった。
どこの科が楽だ、研修病院はこう選べ。地方の医師不足や診療科の偏在?構うものか。医療崩壊?ハードランディング上等じゃないか。
いやなら辞めろ、代わりはいくらでもいる。逃散だ。そう言って盛り上がった。
今の若い人たちもQOMLの影響は受けているようだ。今は単にQOLと称することが多いらしい。
「研修医やる気なしクラブ」スレッドなど、その思想は受け継がれている。
とにかく患者が少ないか、急変しないか、そもそも患者を持たない。それが進路選びの大前提だった。実際それに従って進む科を選んだ。
10年経って、意外に医療崩壊の進みは遅く、ゆっくりとシュリンクしていく様相を見せている。
産科、小児科、外科の減少のために人が殺到するかに思われた当科も、思いのほか人手不足のままである。
今年、女医の影響というか、女医にまつわる産休や育休の影響をはじめて受ける立場になった。
女性の同僚はいたが、フルタイムだったためこれまで特に気にすることもなかった。
むしろ俺自身は女医の働き方に理解があるつもりだった。半分が女子学生の大学だってある時代だ。
そして実際に影響を受けて思った。これはきつい、と。
女医さん、時間あたりで外来件数を比較すると、俺の1/3くらいしか働いてない。
それでいて時給換算すると俺より高い額をもらっている(なんで知ってるかというと雇用通知書を机の上に置いてたからだ)。
朝のカンファレンスが終わった頃やってきて、多少の仕事をして、早く帰っていく。俺たちは溜まった仕事もそこそこに、夕方のカンファレンスに臨む。
彼女はときおり電話1本で「子どもが熱出たんで休みます」と言い、俺たちは一つ減ったブースで外来をこなす。
そんでこの前、彼女がさらに時短を望んでいるとかの話を小耳にはさむ。
ジジイや上司は、家庭は大事だからねーと言う。認める方向のようだ。
いやいやお前それ、俺らの家庭が間接的に犠牲になってるのはいいのか。聖人か。
短いなら短いでせめて同じ密度で仕事できませんかって聞きたいが、当の女医さんはいい人そうなので、ってか多分普通にいい人なので聞けない。
やる気はない、医者はただの生きる手段。病院や業界に対する忠誠心はまるでない、と俺は自分で思っていた。
それでもQOMLを達成するためには馬力と要領が必要で、全力投球して9時5時を目指すもんだと考えていた。
そこへ余りにもマイペースな(ように見える)同僚が現れて困惑している。じつはQOML派じゃなかったのか俺。
業界みんなで支えなきゃ。
お前も無理って言えばいいじゃん。お前も真似してみれば?
マネジメントの問題だ。人を別に雇え。できなければ診療規模を縮小しろ。
そんな正論はいくらでも思いつくが、理想論の上に即効性もなく、さえずるなという感じ。
給料上げてもらえば?とかね。俸給表で決まってるんですがね。ま、残業や呼び出しで10万ほど増えましたがね。
「やっぱさー、一緒に働くなら元気のいい男の子がいいよ」
この人がそんなこと言うんだ、まだこの業界後進だなって思った。
でも今度から俺も言おうと思うわ。「次は活きのいい若い男を頼む」
賛否両論の西野ジャパンの作戦だが、以下の点を分けて議論したほうがよいと思う。
日本はこのままカードをもらわず1点差負けならグループリーグ突破、ポーランドはこのままなら今大会初勝利、両チームの利害が一致して無気力試合になってしまった。まあ確かにあるべき姿ではない。
ちなみに、同点のまま終盤を迎えた場合もおそらく日本は時間稼ぎをしたであろうが、ポーランドはいちおう勝利が欲しかったはずなので、無気力試合にはならなかったと思われる。この手の時間稼ぎも望ましくはないのだろうが、サッカーではまったく珍しくないことである。
時間稼ぎ自体がよくない、という考え方もあるのだろう。仮に勝っていても、時間稼ぎをしてはいけないという考え方。
グループリーグ云々よりも、まずは目の前の試合に勝つことを目指すべき。まあ(特に当事国でない)観客のことを考慮すると正論である。さらに正論を推し進めると、引き分けもよくない(勝ちを目指さないと)、という考え方もある。
ちなみに、ポーランドが真面目に試合を続行する可能性もあったと思う。レバンドフスキはW杯で1点くらいは取りたかったろうし。その場合は無気力試合にはならず、そこまで見苦しい試合にはならなかっただろう。ただし、10分間カードをもらわず1点差負けを維持するのはそれほど簡単ではなかったと思われる。
もう1試合のコロンビア対セネガル戦にて、コロンビアは1点しか勝ち越していない。もしセネガルが同点に追いついて日本が敗戦した場合、日本はグループリーグ敗退してしまう。あまりにも他力本願すぎる。日本はこの試合で引き分け以上ならば、もう1試合の結果に関係なくグループリーグ突破できるのに。
ちなみに、コロンビアがもう1点入れて2点勝ち越した場合は、日本は得失点差で余裕があるので真面目に試合を続けたと思われる。
仮に日本が1―2で負けていた場合は、総得点でセネガルを上回っているので、結局無気力試合になったと思われる。フェアプレーポイントがなくてもこういうことはありうる。
ちなみに、フェアプレーポイントも同点なら抽選で決めるのだそう。そういう状況だったら、日本は真面目に試合をしたと思われる、たぶん(まあ試合が劣勢なら抽選に賭ける手もあるだろうが)。
他国のチームが同様の状況に陥ったときも、同様の作戦を採用するチームは少なくないと予想する。ただ、他試合の結果次第のギャンブルになってしまうので、採用しないチームもあるだろう。
仮に1点差負けなら他試合の結果に関係なくグループリーグ突破できる状況だったとすれば、ほとんどのチームが無気力試合をやっていたのではないかな。
もし、日本チームがこの試合で調子が良ければ必死に攻撃してもよかったと思うが、特に後半は得点しそうな気配がまったくなかったからなぁ。
私は今回の西野さんの作戦を支持するが、仮に真面目に続けて玉砕していたとしてもそれはそれで支持していたと思う。
――ここまで書いて思ったけど、よくある「××派」みたいな分岐図を書いてもよさそう。「時間稼ぎも許さない原理主義派」みたいな。
あと数時間、エアコンがなく密閉された部屋で音を立てずに過ごさねばなりません。
同居人が在宅の仕事をしてて、それが他人とスカイプでお話し等するみたいなやつ。
邪魔者はお客さんの目に触れんところにすっこんでおれ、と言われてこの部屋で待機している状況なのですが。
自宅の間取りが私のことなんて全く考えて下さってはいませんでして、玄関・トイレ>仕事部屋(エアコンあり)>居間(エアコンなし)となっている訳です。
「私の休日をなんだと思っとるんじゃ」と同居人氏に訴えたところ、「俺の仕事をなんだと思っとるんじゃ」と返されました。ですよねー。
でもさ、生活費折半どころか私が多めに払ってるいますよ。家事だって掃除以外は全部私がやってるんです。何も生み出さない奴が仕事中の俺の邪魔してやがる面はやめてほしいのです。
同居人様は仕事してる人の方が休みの人より偉いメソッドを常々仰いますが、100%ヨソで仕事してる私は自宅内で常に弱い立場になるんですけど。
ほら、私が休みでゴロゴロしてるのも明日の仕事に備えて英気を養ってる訳ですよ。つまりこれも仕事の一部っちゃ一部ですよ。
むしろ一緒に住んでるやつに迷惑かけながら仕事する形態って、こっちに悪びれながらやるのが当然なんじゃないんですかねええ?
などと思いの丈を同居人に打ち明けてみましたが、やはり仕事中の人間の方が偉いメソッドは彼の中で強固であり認識を覆すことはできませんでしたとさ。
上記私の主張は筋通ってる気がするんだけどなあ。それとも彼の言い分こそ生きとし生けるものに共通の正論で、すなわち私は文句言える立場じゃねえなんでしょうか。
なにこの休日。