はてなキーワード: 末端価格とは
成人式の着物レンタル着付け会社「はれのひ」が夜逃げ的計画倒産をした事件について。
新成人を迎える女性で被害にあった人はとても可愛そうだとは、まず思うのだけれど、しかしなんぼなんぼでも、こう、不用意すぎねえ? と思うのだ。
素人がさらっと考えただけでも、振り袖のレンタルなんてお見合いと正月と成人式とくらいしか出番がない。つまりレンタル業者側としては数十万〜三桁万の着物および小物を用意してその投資額を年間10日位の出動で回収しなきゃならんわけで、博打性が高い業態だろうなってのは想像がつく。事実、着物レンタルも旅行代理店も、経営不安定で淘汰が始まってるのは検索すれば2010年位からのトレンドだってわかる。
サービスデザイン的な話で言えば、あるサービスが1/20の割合で提供されない場合、価格的には−5%することが可能なわけで(この構造を鏡像化したのが保険という業態で)、「安いサービスを選好する」ってのは、つまり消費者判断としてそういうものだと思うのよ。
もちろん消費者保護って観点は重要で、あまりにも疑心暗鬼になり商取引に専門知識が必要になりすぎると市場経済が冷え込むんで、悪辣な業者は取り締まらなければならない。それは事実なんだけど、物事の成り立ちとしては「売り手と買い手の野蛮な知恵比べとしての商取引があり、それだと円滑な経済活動の足かせになるから、適度になるまで監視と規制を強めた」ってのが経緯でしょう。
商取引も契約の一種なわけで、消費者は常に無謬であり絶対保護されるべきってのは錯覚にすぎない。むしろ基本は自己責任自己防衛であり、企業対個人消費者という力関係の中で個人消費者に力が足りない部分をそっと助けるあたりがバランスの落とし所だと思うのよ。
今回被害にあった人がバカだとかそういう意図はまったくないんだけど、何らかのものやらサービスを購入するにあたって、みんな、相場観とかを持たないものなのか?
てるみくらぶのときもそうだったけれど、明らかにワケアリの価格だったわけでしょう。言い方悪いけれど、安かろう悪かろうなわけで。「このサービスを得るのならばこのくらいの価格がクオリティ維持するには必要だろうから、これより下の価格のアイテムはリスクありそうだな」とか「このサービス提供者は、前入金を急かすようなビジネススキームを使っててひっかかるな」とか、ごく普通の世間知として、ないものなのかな。
何かを購入するときに「あれよりこっちのほうが高い/安い」っていう価格の比較だけじゃなくて、むしろ正札をブラインドした状態で「このサービスの適価ってどれくらいなんだろう?」「このサービスを提供する提供者がサービスを維持可能な末端価格はどれくらいだろう?」って意識がないと、やっぱりマズイと思うんだよ。
それがないと、地元商店街を追放してベンチャーサービスに飛びついて、結果、そのベンチャーサービスさえも破綻して、そうしたって地元商店街は戻ってこないとか、そういうことになるんじゃないかな。外食だって、生鮮食品だって、「その内容を望むならこの価格は覚悟すべき」っていう適価があると思うんだよ。
前に転職活動した時、某外資系ソフトウェア企業で面接を受けた時に聞かれた質問に今なお納得していない。
その質問とは「コカコーラ社がコカコーラの缶の原料のアルミの取得に年間コストをいくらかけているか推定せよ」というものだった。
この質問は良問であるが、悪問でもある。なぜか分かるだろうか?
(下に続く)
さて。
この質問には引っ掛けが仕組まれている。その引っ掛けとは、通常の発想をするとすぐには正解を導けない点だ。つまり「年間でいくらコストをかけているか」から素直に考える始めると、まあ普通は世界人口とか先進国人口などをベースに、
1. 平均的なユーザが年間に何本コーラを消費するかを仮定し、それをもとに
2. 年間の製造本数を推定し、それによって
3. 缶1本に使われているアルミの量を仮定して缶の製造に必要な量は1年間で何トンかを算出し、そして
4. アルミの買取代金が1トンあたりいくらかを仮定することで答えを出そうとするだろう。
しかし、よほど飲料水や金属の業界に勤めたことがあるような人間以外は、アルミが1トンいくらかという感覚はもっていない。そこで、4の段階になってからこの推論ではダメだということに気づき、視点を変えて1缶あたりのコスト構造から考えることになる。
コーラ1本の末端価格はいくらか、コカコーラ社が卸売業者なり第一次の販売相手に売る時の価格はいくらか、というあたりから、コカコーラ社が1本あたり得るであろう粗利を適当に設定し、原価はこれくらいだろうという推定をする。そして原価の構造として、中身の飲料水の原材料費や製造コスト、缶の原材料費や製造コスト、印刷やパッケージングや運搬などのコストを適当に仮定し、1缶あたりのアルミのコストを算出する。そこで上記2で算出した年間製造本数を掛けて答えが出せる。結局、3で算出したアルミが何トン必要かの数字は全く使う必要がないことになる。
まあ、面接者がこの問題の特性を分かっていて、こうやって自分で間違いに気づき、さかのぼって違う角度から考え直す過程を含めて全体を見ているのであればちょっと練られた良い問題とも思えるが、それはあくまでも面接で使うための問題としてみた場合である。まともに「これは実践的な設問だ」と考えて正面から取り組もうとするとすぐに答えが出せずに焦ることになる。会社経営的な視点からは、年間でアルミを何トン買い取っているのかという数字は分かっておきたいはずで、その上で単価の変動なんかを気にかけるはずなのだが、その発想をするとこの問題は解けないのである。つまり、これは実践的な設問だと思わせて、実は「シカゴにピアノの調律師は何人いるか」というフェルミ推定の問題と大して変わらないという引っ掛けなのである。
その面接試験自体は通ったから良いものの、その前後での会社とのコミュニケーションからするとあまり自分に対する評価は良くなかったようだ。最初のアプローチを間違えたのが印象を悪くしたのか、どこか全体的に面接者の思惑と違うものがあったのか(数字の仮定の詰めが甘いとか、逆に細かすぎるとか、現実の相場とかけ離れているとか)は分からないが、どうもあまり納得のいく面接ではなかった。
クリスマスとは無関係に平日を過ごされている皆さん、お疲れ様です。
さて、ハイスコアガールから恋愛要素を完全に引いた形で青春を過ごし、
過去の殺伐とした記憶が上書きされるくらい身悶えするような甘ったるさを
完全に枯れたジジイの目で暖かく見守っていたファンも多かろうと思います。
「ああ、これ売れ残ったらオレが買わされるんだろうな……」と寒空の下、
声を張り上げるコンビニの売り子よりは幸せだと思う貴方に送る怪文書です。
末端価格は同じなのに、街の小さな本屋と、都市部の大型書店とで、卸値が違います。
カネとモノの流れは取次が超高効率で仕切ってますが、営業は出版と本屋でほそぼそと行います。
そして、膨大な作業量の割に、日本の商習慣が結晶したようなビジネス機構で動いています。
つまり、口約束が多く、事なかれ主義で、担当者の約束は会社のソレと一致しなかったりします。
(このあたり「真吼えろペン」が誇張や脚色も入って適度に生臭くてオススメです)
が、産業になるにつれて官僚的でビジネスライクになっていきます。
ローカライズや世界展開が早かったこともあり、まあ、普通になったと言って良いでしょう。
法律を守り契約書を作り、それなりにガチでやりあうこともある世界です。
任天堂の法務は世界一との評判も名高い、それなりに蓄積のある業界です。
引用を理解するには、ミッキーマウスを漫画に登場させるにはどうすべきか?を想像するのが早いでしょう。
例えば、夏目房之介さんは法律上認められた引用を漫画に対して行い批評をすることで有名ですが、
これが有名なのは、慣習的に絵の引用は相手の許諾をもらってから、という業界の風習に切り込んだからです。
また、逆に他からネタを持ってくることは「コピーしない」範囲内において普通に行われています。
水木しげるのようにうまく取り込むこともあれば、久米田康治のようにパロディーにすることもあります。
しかし、アイデアのパクリやトレースなどに対しては、自粛も含めて相当に敏感です。
ここでのポイントは、法律とは全く無関係の慣習で業界が動いていることです。
ジャニーズは異様に著作権管理にうるさいことで有名ですが、それはそれで正しい訳です。
また、過去のドラマシリーズの出演者に連絡がとれず、ソフト化出来ない、なんてのも良く聞きます。
一方で、アニメに関しても、「これぐらいなら良いだろう」という甘えが見える分野もあるにはあるわけです。
有名なところでは「ワクドナルド」でしょう。デニーズやロイヤルホストにそっくりな店舗も良く見ます。
(象徴的な「あの花」のインタビューを張っておきます。http://toyokeizai.net/articles/-/18789?page=2)
また、古くは企業戦士YAMAZAKI、最近でもへうげもの等に、実在の芸能人がそっくりな形で登場することがあります。
今のところ、闇のイージスにリュック・ベッソンがクレームを入れたとの報は入ってきておりません。
ただまあ、ムダヅモ無き改革もハリウッドで映画化されたら、意外に国際問題になるかもしれません。
さて、ゲーセンでカツアゲされた記憶のある人なら覚えはあるだろうSNKの筐体。
ハイスコアガールでもわりと重要なエピソードに絡んで登場します。
どっちがビッグサンダー・マウンテンに多く乗れるか勝負だ!みたいな使い方をしていれば、
第一生命やオリエンタルランドからクレームぐらいは付くかもしれません。
が、劇中に登場するのはSNKの対戦格闘ゲームで、残念ながらSNKは倒産しました。
そして、版権管理業務を行うプレイモアがSNK破産時に知財を取得し、SNKプレイモアに商号変更しました。
「NEO GEO X」でドライにライセンス契約を解除した件で記憶している人も多いでしょう。
つまり、牧歌的な時代を引き継いで緩い企業も多い中、ワリとガチな企業なわけです。
さて、今回ハイスコアガールに関して、刑事になったことに驚いたゲーム関係諸氏も多かろうと思います。
なぜなら、普通に考えてSNKプレイモアって企業は、取り扱い注意系の企業だと認識しているからです。
パチスロメーカーのアルゼとやりあった裁判は相当に有名で、1件は4億で和解しているものの、
現在もガチガチにやりあっている、いわば「あそこ怖いよね」という企業なわけです。
本事案、田中圭一が本宮ひろ志にぶちギレ金剛されたのとは違い、ビジネスライクな話です。
つまり、あまり言いたくは無いのですが、ルーズな出版業界が一般的な法律の世界に疎かったという話になります。
「は?普通にまず侵害をやめて頂いて、被害額の算出、それから著作権使用料の支払いと慰謝料ですよね?」
というのが、世間一般の日の当たる企業にお勤めの皆様の感覚なわけです。
菓子折り持って七重の膝を八重に折り、許諾頂ければお金の話は儲かってからで、みたいな感覚と違う世界ですね。
時系列で見てみましょう。
至る現在。と言う状況ですね。
9番の、連載停止差し止め回収からはちょっと厳しんでは、というのは、だいぶ感覚が毒されてます。
版権で食ってる会社の版権を勝手に使ってるので、まずは不快感を示されるわけですね。
ここはまだ法律的・金銭的にどうのではなく、商習慣として信義的にありえんでしょう、から始まってるわけです。
あと「聞いてくれるな、聞くのならば不許可」という会社も居ます。
商業誌でまんまジバニャンをバリバリ出してどこにも話し通してないとか、ちょっと想像つかないでしょう?
12番の部分ですが、この辺は「600円で累計100万部なら、ウチが半分で3億ですかね」の可能性も微レ存な状況です。
まあ、いずれにせよ「役員は把握していた」としないと、普通書類送検時に起訴相当と意見はつかないので。
18番のスクウェア・エニックス側が民事で「著作権を侵害していないことの確認」を大阪地裁に提訴したのは、
恐らく金額でケリをつけたいから、なんですよね。
チョット不可解に見えるかもしれませんが、この辺はロジカルなんです。
万が一、著作権侵害無しとされれば丸儲け。
よしんば著作権侵害有りとされても、どの部分が侵害していて、全体の何割、という具体例の把握になるわけです。
SNKプレイモアは、「著作権侵害なんかねーよ」と言われているので反論しないといけないわけです。
つまり、「このコマとこのコマとこの部分、全体で3割だね」みたいな形でスクウェア・エニックス側は敗訴するわけです。
すると、販売価格600円のうち、出版社利益が3割で、そのうち3割がSNKプレイモアの版権物のおかげになって、108円です、
100万部なんで、5千4百万円で手を売って下さい、みたいな形になるわけです。(+通常の著作権使用料。この辺は慣習が考慮される)
ここまでいけば、どのコマかは明確なので、修正&再販売&アニメ化にはいけるわけです。
そうガンガンとドル箱作品は生まれないので、これでも損益分岐点を割らないと踏んでの行動でしょう。
たらればいってもしかたがないんですが、本事案に発展するまでに、いくつも止められるタイミングがありました。
ご協力願えませんかと声をかけていって、OKでたところだけでやる。
「もやしもん」がビール会社との協賛してましたね。あれは金銭発生してないと思います。
(例えば脱衣麻雀を描くならスーパーリアル麻雀は外せないハズだが、作中には出てこない。セタ解散してるけど)
PCエンジンを描いた6-CREDITは、ほぼ改変せずに書き写しなので、これは民事にはならない(と判断する弁護士が多い)ハズ。
引用の要件を満たしていなくても実質的にカネが取れる民事訴訟は避けることが出来るというグレーで行けた。
あそこで、対外的な理由はなんとでもつけてよくて、「連載休止」「回収」「アニメ化は未定」にするだけでずいぶん違った。
日本の司法は実は「十分な反省」「真摯な態度」など、「情」を重視するので、誠意ある態度と見なせる行動を起こすだけで違ったはずです。
法人の著作権侵害は意外に重くて、刑事罰は最高3億です。ただし、刑事罰は故意の侵害時のみなので、
法廷戦略として「著作権侵害の認識はなかった。誰かが許可を取ってると思っていた」は徹底するよう弁護士から言われてるハズ。
おそらく刑事で「過失によるもので故意ではない」として刑事罰は無し。
平行して民事で侵害部分が特定されて、損害賠償と慰謝料で和解。
ハッピーケースで、著作権使用料を払って漫画は再開、再販売。アニメ化。
ベターケースで、SNK関連を削ってスト2を主軸に据えてアニメ化。漫画はリブート。
いずれにせよ、5,6回で結審、控訴せずに1年未満で決着、と言ったところではないでしょうか。
民事でケリをつけるべきなのに、刑事から入るの良くない、みたいな声明が出てますが、
版権持ちからとりあえず連載止めろと言われている時に、ド直球で「真サム」と「KOF95」を題材にして、
日高とハルオとの対戦を描けば、そりゃ刑事告訴もされるだろうよ、相当悪質だろうよ、とは思います。
(ただSNKプレイモアも嫌な裁判慣れをしているので、引っ張れるだけ引っ張るつもりかも知れませんが)
裁判では不利に働くであろう捜査期間中の連載を40-creditまで強行したのは、
社内の法務部門でも「許諾されない場合の再販売は難しいだろう」と判断されていたからでしょう。
逆に言えば、その態度(2014 vol.07まで連載継続)が家宅捜索にまで発展してしまったわけです。
単行本組は残念ですが、連載組はギリギリ、一応の区切りまでは観ることが出来ています。
元増田です。
マジレスするなと書いたのは、「農家はそんな甘いものでは~」「そんな甘い気持ちで仕事やめるやつは~」的なお説教とか論争みたいなのはいりません、
って意味なので、増田さんのように現状を教えていただけるのはとても嬉しいし興味があります。
トマトトーンはホームセンターにも売ってるし、家庭菜園やってるだけのド素人ですよん。
そっか、ハウスか。
近所の路地栽培みたいのだとハウスじゃないから、そういう発想がなかったな。
大規模でやるには大概ハウスがいるのね。
そうかー、お金かかるな。
黒田硫黄では、水茄子やれば捗るぞみたいに言われてたけど、水茄子って末端価格じゃ単価なすの5倍くらいのようだね。
品種だけやなくて、産地も含めていかにブランド化するか、ってとこがポイントなのかな。
俺は大阪出身でいま福岡に住んでるんだけど、大阪じゃ福岡みたいな1メートル近い長なすって売ってないから、
こういうのを流通経路確保したうえで採算がとれるようにできたら、価値がでるのかも。
俺の後輩は、懸崖菊っていう、京都の名産らしいけど、伝統的な菊アートみたいなのをやってます。
菊農家らしいです。
TDLにも花いれているそうな。
ああいうのが儲かるのかもねー。
仕事がいやになったから、茄子農家になろうと思ってちょっと調べてみた。
本気で仕事やめる気じゃなくて、バーチャル逃避しただけだからマジレス不要だよ!
なす、1株育てたら頑張れば100個以上できるらしい。
で、業務スーパーでさっきみたけど、なすは3、4個入って158円で売られてた。
つまり、1個あたり4、50円。だけどまあ、末端価格でこれってことは、実際農家に入るのは1個30円とか20円とかなんだろう。
じゃあ仮に1個25円とすると、1株育てきったら2千500円となる。
いいか、1年最大限に育てて、2千500円なんだ。
とすると、100株育てたら、25万円。
これでようやく1月分くらい。
そうすると、年間で言えば×12で、1200株は育てなきゃならん。
最大限つめつめに植えると、50センチ四方に1つ植えれるらしいから、1平方メートルに4株。
1200株植えるには300平方メートル。
連作障害が起きるから、なすだけでやるにはその4倍くらいの土地が必要になりそう。
そうすると1200平方メートル。
しかしこれじゃあ諸経費が何も入ってない。
苗、肥料や苦土石灰や、トマトトーンなんか使うと、なんやかんやで1平方メートルあたり年間500円くらいはかかりそう。
そうすると年間1200株植える300平方メートルでは15万円かかる。
そうすると月の収入は25万ひく1万2500円で、23万7500円。
でも、税金や保険やなんや考えると、その1.5倍は欲しいところ。
ちなみに農地、愛媛県松山市で2201平方メートルが2億6千万円、長崎県川棚町で1207平方メートルが60万円で販売。
うーん。
これでわかった。
なす農家になるために必要なもの、そして得られる収入はこうだ。
年間植える株数: 1800株
必要な収穫数: なす18万個
実際どうやってるんだろう?
1800株も接木して、支柱立てて、脇芽摘んで?
元増田の人も書いてるけど、JIET(日本情報技術取引所の略称)の人材データベースを使って偽装請負をすることでしか成り立っていない零細企業っていうのが日本には1000社以上ある。
その他にも聖コーポレーションだとか首都圏コンピュータ技術者協同組合、ベンチャーセーフネット、フリーランスターといった個人事業主という就労形態に名を借りた違法派遣業で成長している企業も沢山ある。
こうした企業が軒並み、多重の偽装請負に手を出している間はどうしても悲惨な末端価格にあえぐ層というのが出てくる。35歳でPGじゃ食えないから仕方なく上流に行く、という声はこうした末端側から噴出してきているのだと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20071127112923
その割にはクリエイターの皆さんが法外な暮らしをしてるようには見えない。豪邸とかプライベートジェットとかボディガードとかってまず聞かない。せいぜい靴を沢山買ってるとか、正月にハワイ、程度かな。
これってごく普通の一般庶民の認識だと思うけど、だとしたら「どこかで誰かが搾取してる!」とか、「不必要に長い流通が末端価格を・・・」って思うのは当たりまえじゃないかな。
やっぱ再販制度が・・・放送法の規制が・・・とか詳しく知らずに、そういう既得権を持ってるヤツラが得してるに違いないって思うよ。レコード会社の利益率はあんまり高くないだろうな。薄く儲ける業者が何十層もあって、監督官庁から天下りするための団体もごっそり・・・というイメージですな。いや、全然知らないけどね。