はてなキーワード: NetFlixとは
最高に面白かった。
前半の、野心と人間味に溢れて起業したマーク・ランドルフと大企業中間管理職ドロップアウロ組がオンラインのDVDレンタルサービスとしてのネットフリックスをなんとか立ち上げるものの、最初はエンジェル投資家気取ってた共同創業者のアルゴリズム冷酷超人リード・ヘイスティングスに追い出されるのは、「オッ!シリコンバレーやってるNE!」って感じ。
そこは退屈だったけれど、中盤でライバルのブロックバスターが出てきてからが最高におもろい。
っていうか、ブロックバスター・オンラインの奮戦っぷりにどんどん感情移入してしまうのだ。
ブロックバスターは、当時全米最高の店舗型のレンタルビデオショップなんだけど、MBA上がりの若い連中が店舗派や官僚的な組織と戦いオンライン化へ向けて戦う様が本当に良い。
例えるのであれば、関が原の石田三成、『銀河英雄伝説』のヤン・ウェンリー、横山三国の諸葛孔明みたいな感じ。
最初はネットフリックスのパチもんサイトから始まるもの、打倒ネットフリックス目指して改良に改良を重ねていく。
この戦いが本当に読んでてすっげー面白いのだ。
そのクライマックスが、後半戦の山場で出てくるブロックバスターオンラインの「トータルアクセス」というサービスのローンチ。
これは、店舗展開をしているブロックバスターの強みを活かし、返却も受け取りも店舗を使える上にそのまま店舗で次のレンタルが一本無料という、
まさに最近流行りの「OMO」(オンライン・マージ・オフライン。まあO2Oの焼き直しですね)っててやつ。
もちろん、最近のデジタルうんたらマンはきっと「そんなん当たり前じゃんプギャー」みたいな知ったかをするかもしれんけど、
これは2006年の話であり、それまでブロックバスターの店舗はインターネット網に繋がれたシステムはなく、衛星通信網をベースにしていた。
任天堂のサテラビュー(衛星通信でスーパーファミコンにコンテンツをダウンロードする超豪華システム。衛星打ち上げるのにすげー金かかっているのに全然売れなかった)かよって感じ。
まあ、2006年ってそんなに昔じゃないけれども。米国で店舗展開していたら糞インフラ事情と回線スピードはお察しでしょ。
そんな背景の中で店舗と連動するサービス作るって、地獄であり、その地獄を走り抜けて、イノベーションなサービスを作り上げたことに、俺は感動したのだ。
市場の新規加入者はほぼ全取りの上に、ネットフリックスの会員からも離脱者が相次ぎ、崩壊寸前!
アルゴリズム冷酷超人リード・ヘイスティングスもついに降伏の言葉を口にし始め、これでついに勝つる!
オンラインDVDレンタルサービス、そして、その先にあるビデオオンデマンドの王者はブロックバスターのもとにくるのか!
と思わせて………。
大変悲しいことがおきて、ブロックバスター・オンラインは大失速。
このシーンは、読んでてまじで、
『銀河英雄伝説』でいうところのバーミリオン星域会戦(ヤンがラインハルトを倒す一歩手前で停戦になるやつ)、
横山三国志でいうところの葫蘆谷の戦い(司馬仲達を谷に閉じ込めて爆殺しようとしたら雨降っちゃうやつ)を彷彿とさせ、
なんつーか、まあ本邦でも最近流行りの○○payに見られるような、ITとかWebとかそういうの知らないんだろうなーって感じのプロ経営者様は、米国にもいるんすねって話。
んで、まあブロックバスター・オンラインの中心人物たちは失意のうちにブロックバスターを去っていくんだけども、これもまた涙無しには読めず。
横山三国志でいうところの剣閣で剣を折る姜維というか、負けて捕まり縄目をおびて晒し者になる石田三成みたいな感じ。
終盤は、見事生き残り王者になったネットフリックス様であるが、アルゴリズム冷酷超人しかいない彼らにも陰りが見られ……みたいな感じで終わり。
ぶっちゃけ、作者は、ネットフリックスいやアルゴリズム冷酷超人リード・ヘイスティングスのこと大嫌いだろうと感じさせれくれるところが節々にあり、最高に面白かった。
もともとロイターの経済系ジャーナリストの処女作なのだけれど、徹底的に「人」に着目しているのが大変良い、
見せかけの経歴ではなく、徹底的に出自と人間関係を洗っており、大変おもろい。
この手のシリコンバレーテック企業本にありがちな、当事者たちの大本営発表や成功者談を鵜呑みにせず、第三者や反対した人々の意見まで丁寧に拾っている。
それこそ、リード・ヘイスティングスに関しては家系図を書くレベルの調査をしているし、主要人物は一緒に働いた上司の評価から家庭環境までこと細かに出てくるのだ。
おかげで、どの人物も単なる固有名詞を超えて、性格や生き様までリアルに描写されており、それがまた読んでいて楽しい。
本当に、ブロックバスター・オンライン側視点でドラマ化とかしたら、日本では絶対にウケると思う。
中盤は本当に山崎豊子の小説ばりの面白さで、ほんとあと一歩で、ブロックバスター・オンラインは、オンラインとオフラインの王者として君臨していたのではないか。
おれもオタクだけどさ。
なぜこれを追うんだ?俺は追わないぞ。
netflix、hulu、primeビデオの3つだけでも十二分にオタクできる世の中だろ。
違うだろ。少なくとも、俺は違うと思う。
オタクってのはもっとインサイドで完結してるもんじゃなかったのか。
誰にも邪魔されず。自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで。
「貢いだら貢いだだけえらい」「愛が深い」ってのは違うだろ。
「10年、ある深夜2クールのアニメを愛し続けた奴」「今期のアニメに20万突っ込んだ奴」どっちの愛が深いって?
お前の推しが実在したとして、その人(キャラ)はお前がほかのすべてを犠牲にしてまで貢ぐことを望むと思うか?
お前が愛するキャラはそんな下種なのか?
○朝食:なし
○夕食:冷やし中華
○調子
むきゅー。はややー。
仕事はそれなり。
明日は珍しく休日に飲み会がある。長いこと一緒に仕事してた人の送別会なので、少し寂しい。
気の知れた人と肉をたらふく食えるので、その意味でも楽しみ。(まあ送別会なので僕は出す側なのだけど)
今日は家に帰ってから、Netflixで「モンスター上司」という映画を見た。
随分前に一度見ているのだけど、2があるのは知らなくて、それを見る前に振り返り。
いやあ、あらすじはすぐ思い出せたのだけど、ゲラゲラ笑いながら見れた。
マスターズでもなんでもないけど、トウコとメイの身長差が、トウコの方が小さいって設定。
完全に「ちっちゃいっていうな百合」でしょワーキングの裏切り(裏切りはない)を癒すのがこの作品だったんだ。
俺は、百合だけど百合じゃなかった、百合だけど百合じゃなかった、が一番怖くて恐ろしいから無理なんだ。
○グラブル
古代布70/400。虹星晶1052/3300。碧空の結晶194/460。
古代布はまだしも、後ろ二つは先が長いなあ……
○朝食:めだまやきとスクランブルエッグの中間(下手なだけ)、納豆
○調子
ゲームして、ご飯食べて、本読んで、ドラマ見て、と自分の楽しいをたくさんした。
ちょっと今月は仕事がキツい上に精神状態もヤバくて、キレたり怒ったりしてしまってよくなかった。
頭使わずにできるので、Netflixで「Mr.イグレシアス」という海外ドラマを見ていた。
そうそう、こういうのこういうの、こういうのでいいんだよ、とうなづきながら楽しめた。
それと、さすがにグラブってるだけもどうかと思ったので、本も読んだ。
まだ事件が起こる前までしか読んでないので、どうのこうのはないです。
○グラブル
あと古代布400枚で島素材は統べ分集まる。古代布は1日2回までのデイリークエストで集めるのがかなり効率いいので、日課にする。
どうせ、次に書く素材と天星器のために、グラブらないといけないわけだし。
虹星晶はあと2430個、碧空の結晶があと290個もいる。これは辛い。
IT系ってのは本質的に少人数でめちゃくちゃ稼ぐことができる(可能性がある)業態なわけです。GAFAなんてのがあれだけ話題になった背景には少人数高利益(=生産性が高い)で世界の富を集めることができたことがあります。
ここからは一般論になりますが、あるところに少人数で莫大な売上を上げた企業があるとします。当然ながら、少人数なんで人件費も(個々に大きく払ったとしても相対的には)小額であり、利益は莫大なものになります。この利益は放置すれば利益そのまんまなわけで、ドカーンと課税されてしまいます。
ですから経営の常識的に考えればこの利益は投資に回すべきです。と言ってもIT系は生産業じゃないんで工場作るってことにはあんまりなりません(多角化とか言ってそっちに行く企業もあるかもしれませんが)。当然、IT系のチームをもう一個(利益によってはもう10個でも20個でも)作るってことになります。数年前までのソシャゲで見られてたゲームタイトル乱立の背景は、これです。
最初の大儲けしたチームってのは、往々にして偶然利益を手に入れました。この偶然っていうのは有能なプロデューサー+有望なアイデア+有能なマネージャー+有能な技術スタッフというのがゾロ目で高い合計値になったというものです。
でもあったりまえの話ですが、そんなのかなり難易度高いです。続く10チーム(あるいは20チームだかもっとだか)にはそんな幸運はそうそうないので、結局は最初の大儲けは後続する平凡チームの人件費として分配されて終わります。
大儲けしたチームからすれば自分らが作った利益を使い込まれて怒り心頭&独立騒ぎにもなるわけですが、これは視点を変えてみれば、はてなで大人気の再分配なので、凡人視点では素晴らしい出来事です。
銀行のシステム改修などもそうですが、銀行のATM手数料の儲けが、JAVAできるという嘘設定で派遣された派遣PGに再分配されるヌクモリあふれるイッツ・ア・スモールワールドなわけです。そもそもの話、ドラえもんのもしもボックスで「IT従事者のいない世界」をリクエストしたら日本の失業者人口はびっくり数字になってしまうので、そういう意味でもこの構造は民に優しいということができます。
冷酷なまでに賢いNetflixさんなんかは、株主の利益を考えて「無能なやつはオフィスに入れない」戦略で高い利益率を維持しようとしていますが、本邦日本では「美味しいご飯はみんなで食べようよ(分配しないと農民一揆だぞ)」思想によって平和が保たれているのです。
前も言った気がするが、NetflixのPCブラウザ版は、マウスカーソルを乗せるor詳細ページを開くと
2. 適当無関係BGMにのせて適当に編集した無音声1話のダイジェストのサムネ動画が流れる
3. 本編BGMや本編の声付きシーンをもとにした「本当の」ダイジェスト版動画が流れる
の3種類くらいがあって、だいたい2なんだけど、たまに3に当たると手間かかってることが分かってちょっとうれしい。
わかりやすいところだとバック・トゥ・ザ・フューチャーは(字幕版で)ベッドでうなされるところから「あたしはロレインよ」のとこまで流れる。内容わかりやすいし興味も持てる。ステキだ
片道一時間半の通勤時間に本を読んだりスマホでNetflixを見たりするのを、ぜいたくな日常だと妻に評されるオレ。残業が無く、高給取りだと揶揄されるオレ。
確かに定時で帰れる生活を送っていて、食事の準備は専業主婦の妻に全て頼っている。とはいえ、帰宅後、子どもの学校の連絡帳や宿題の確認と翌日の準備を手伝い、先に食事を終えてしまうので、自分の皿を片付けた後は、寝床の準備をして洗濯物を畳む。子どもが食事を終えたら、歯磨きを促して仕上げを確認し、本を読んで寝かしつけて犬の散歩をする。洗濯物が洗い上がっていれば、妻と一緒に干しもする。
その後、ようやく本を読んだり、Netflixを見たりするわけだけれど、翌朝の準備もあるので、自分のために使える時間は1時間あるかどうか。そのリラックスしている時間に妻がやってきて、ぜいたくな時間を過ごしているとおっしゃるのだ。我妻は。
妻は、その資格とは全く関係のない分野で手に職とも言えるスキルを有していた。ただ、長く働き続けることは出来ない職種だというので、7年ほど前から、とある難関資格試験に挑んでいる。相当に難しい試験だ。彼女は自分の時間のほとんどすべてを、この資格試験の勉強に費やしている。大変だろうと思う。だからといって夫である私の時間の使い方、それも通勤時間をとやかくいえる資格はないと思う。
先日も給与明細を渡したら、残業が無いというのを、凄い凄いと囃し立てた。どうやら、自分が試験で大変な中、夫は楽をしていると思っているらしい。正直、どうかしていると思う。
ツライ。