片道一時間半の通勤時間に本を読んだりスマホでNetflixを見たりするのを、ぜいたくな日常だと妻に評されるオレ。残業が無く、高給取りだと揶揄されるオレ。
確かに定時で帰れる生活を送っていて、食事の準備は専業主婦の妻に全て頼っている。とはいえ、帰宅後、子どもの学校の連絡帳や宿題の確認と翌日の準備を手伝い、先に食事を終えてしまうので、自分の皿を片付けた後は、寝床の準備をして洗濯物を畳む。子どもが食事を終えたら、歯磨きを促して仕上げを確認し、本を読んで寝かしつけて犬の散歩をする。洗濯物が洗い上がっていれば、妻と一緒に干しもする。
その後、ようやく本を読んだり、Netflixを見たりするわけだけれど、翌朝の準備もあるので、自分のために使える時間は1時間あるかどうか。そのリラックスしている時間に妻がやってきて、ぜいたくな時間を過ごしているとおっしゃるのだ。我妻は。
妻は、その資格とは全く関係のない分野で手に職とも言えるスキルを有していた。ただ、長く働き続けることは出来ない職種だというので、7年ほど前から、とある難関資格試験に挑んでいる。相当に難しい試験だ。彼女は自分の時間のほとんどすべてを、この資格試験の勉強に費やしている。大変だろうと思う。だからといって夫である私の時間の使い方、それも通勤時間をとやかくいえる資格はないと思う。
先日も給与明細を渡したら、残業が無いというのを、凄い凄いと囃し立てた。どうやら、自分が試験で大変な中、夫は楽をしていると思っているらしい。正直、どうかしていると思う。
ツライ。
捨てろ、そんな女。 誰の金で悠長に試験勉強できてるのか思い知らせてやれ。
ですよね。でも、こども居ますから。言えないことを代わりに言ってくれてありがとうございます。
7年も資格の勉強してるの?さすがにバカすぎるんじゃない?
税理士にしても馬鹿だよな。
マジで難しい試験なんですが、じゃあ、そろそろ撤退しろっつう話でね。一応、オレ1人の稼ぎで食ってけるんですよ。ヤレヤレです。