はてなキーワード: 託児所とは
お客様のために精いっぱい働く事が人の幸せと考えてて、それを全ての人に当てはめようとしているだけっていうけどさ
だったら、ワタミの儲けをその働く人たちのために全ツッコミすりゃいいじゃん
サビ残なんかさせないで青天井で残業代を払えばいいし(自分はそうやって佐川で稼いだんだろ?)
託児所でも作って子供がいても働けるようにしたりすればいいじゃん
ありがとう名刺なんか配ってないで「どうすればもっとサービスがよくなると思う?」と従業員に聞くツアーすればいいじゃん
そういうの全部放りだして、何で政治家になろうとしてんの?
世の中を変えるため? しゃらくせぇ、会社の会長っていう今の地位より上に行きたいだけだろ
彼に悪い事をしている自覚はないかもしれないが、下の奴らから絞れるだけ絞り上げてやろうという意図はあると思う
「馬鹿は素晴らしい俺のために喜んで踏み台になるべき」とナチュラルに思ってるタイプだ
ご高説は、嘘というほど計算されたものではないだろうが、本心というほど真摯なものでもない
「馬鹿を利用してやった上に俺の素晴らしいお言葉まで聞かせてやった」と本人が全能感を味わって気持ちよくなるための小道具にすぎない
他人のために善かれなんて要素はこれっぽっちもない
そういうのは善意と呼ばないだろ
百歩譲って独りよがりだ
自治体でEducational Lotteryやろうぜ。アメリカでも実証済みだからやる気があればやれる。
簡単な説明だけど、宝くじの収益を教育のみにまわす政策ね。国単位でやるのではなく、県単位で宝くじを運営して必要に応じた教育の用途に使えばいいと思う。
アメリカは州ごとに収益を教育に回す宝くじがあり、大学や高校など州内の学生が奨学金を得られる仕組みになってる。この政策を真似て、小中の授業料、給食費は無料にできるんじゃない?
経済学やった人は知ってるかも知れないけど、教育はGDPを押し上げる手段として最も有効な手段の一つ。ゆえに高等教育を普及させるのは景気を回復させるのに有効な手立て。
それじゃぁ、主な政策の骨組み
使用用途を明確に示すことと最高金額を高く設定することによって高い収益が得られるのではないかと思われる。国会議員の皆様をこういった政策を作っていくべき。
facebookを月曜の朝に見ると、とにかく子供の写真がやたらと目に付く。
もちろん、facebookに書ける内容なんて限られているし、友達全部がそうではないが、にしても、俺らが子供だった頃にはそこまで親は子供を愛していたのだろうか?
子供の数が少なくなって、子供を持つ人が少なくなって、そもそも結婚できる人が少なくなったからこそ、子供を持てるってこと自体が昔は当たり前だったのが、今は逆にそれが幸せってことなんだろう。
ネットだけじゃなくて、子供の成長記録を写真集にするサービスだったり、子供を世界に通用するエリートに育て上げる塾だったり、幸せな子供を中心とした家族の幸せをますます応援するサービスに、幸せな親はカネを使うことをいとわない。
そんなに余ってるカネがあったら被災地にでも募金してよ、まったく。
で、子育てが大変だ託児所を作れ独身には課税しろ、と、いい気なモンだ。
・・・ちょっと話がそれてしまったが、子育てのインフレは何もカネだけではなく精神的な領域にも及んでいる。
本当に今の子供は愛に溢れている。
ぞんざいに育てられていない。
それだけに、無菌室っぷりがハンパない。
何をするにも親の言う事をよく聞くし、親の決めた人生のコースに疑問を抱くことすらしない。
恐らく、会社の入社式にまで参加したいという親も出てくるんだろうけど、それはバカ親ではなくて、幸せ過ぎる家族のイベントとしてそれはむしろ当たり前のことなんだろう。
一方で、もちろん誰もが幸せな家庭に恵まれるわけでもなく、愛されない子供ももちろん存在する。
facebookに書かれる幸せな家庭の風景も年月を重ねるにつれて、知らないうちに件数が減ってくることだろう。
こうして、愛を与えられ続けた子供たちと、どこかで愛が止まった子供たちと、異なる世界を歩んでいる内はいいが、いざ等しく社会に放出された時に、その社会というものはどうなってしまうのか?戦後の日本には階級社会は存在しないと言われ続けていたが、またこの子供の愛され方の格差によって、階級社会が形成されるのだろうか?
おカネでもなく地位でもなく、誰にでも平等だと思われていた愛により階級が生まれる予兆を感じながら、facebookに映る子供たちの笑顔を眺める日曜の午後・・・
金銭的には裕福な生活を送れている方なのに、
精神的に全く満たされない。
そもそも私が自由に使えるお金は月3〜4万で、
遊びに行くと言っても、私には年中の長女と2歳の次女が常に一緒。
家事も私しかしないので、今我が家はゴミ屋敷のように荒れている。
子供たちに大変申し訳ないと思いつつも
やる気が全然出ないし、食欲もなくて、
平日は長女を幼稚園に行かせる為に何とか頑張っているけれど、
休日は本当に何もしたくなる。
トイレにもついて来られて
旦那と会話しても、いつも怒られてばかりなので
もう旦那と会話するのは諦めた。
会話もない旦那に抱かれて気持ち良くもなれない。
私や子供たちの為に稼いでくれているし
私は26歳。まだまだ妊娠の可能性は十分ある。
旦那は今年49歳になる。
このままでいるより、次女を託児所にでも預けて
働きに行こうかとこのごろ強く思うようになった。
結局は何も出来ずに腐っていくのかな。
あと2年したら次女も幼稚園に行く事になるけれど、
再来年までこの状態はさすがに無理だと思う。
すんごい、わかるんだけど。
出産を遅くすると、いろいろつらい。って 既知の事実であって、未知の事実ではないよね?
わかった上で、婚期を送らしているわけでしょ?社会全体として。
基本的に、経済状況が悪い時に、結婚しようと思うなら、親の助けが必要。というのは既知の事実だと思うし。
である以上、家ぐるみの付き合いになるから、親が納得しない相手との結婚は不利で親の説得から入らないといけない。というのも既知の事実だよね?
だから、バブルより前の割と昭和の頃って、そのへんも踏まえて、そういう精度だったわけでしょ?
『お中元レベル』と託児所がなんで=になんだよ。話外れるがって書いてあるだろ。
昭和的な近所付き合い『親戚』づき合い、親族づき合いをしなくなったことによるデメリットで
それは自分たちが選択したこと。 という話の流れだろ。文脈はりかいしてほしい。
>>ここ重要だが!<<
本人たちに100%責任があるとは言わないが、そういう事前にわかってることは十分考慮して結婚時期と出産時期を 計画的に決めてくれ。
というのは、間違っちゃいないだろ。
姑がいると辛いというデメリットと、助けてもらえるというメリットは そらあるだろ。
俺が知ってる例だと、みんな実家に戻るとかそういう選択肢を普通にとってるから。
言いたいことはよく分かるよ!無理なんだろ。わかる。わかるが、一般論としてはよく考えろと。
専業主婦が一般的という価値観ってバブル脳と大して変わんないんじゃないか。専業主婦が一般的だったのは高度経済成長期頃からだと思ったからちょっとズレてるけど。
『女性が社会進出したから賃金が下がって共働きが必要になって少子化が』って意見はたまに見るけど。
じゃあ女性が社会進出を諦めたら、現在の女性のpostに日本人男性が入るのかといえばそういうわけでもなく。外国人労働者がそういう層に入るだけなんじゃないかな。男性の賃金は増えないし、女性がパートで入ってた部分には外国人労働者が穴埋めになると。
そもそも現代日本では育児の問題をすべて女性にぶん投げてるのが少子化の原因なんだと思ったりする。
『女性は出産で仕事を休むから駄目だ』っていう発想は『男性は育児休暇を取る必要はない』っていう意味も兼ねてるわけで。出産はともかく、産まれてからの育児は男女ともに会社休んで育児すべきでしょって思う。
出産休暇(妊娠Nヶ月目~出産の休暇)だって、そのコストは男女ともに分け合うべきだし。
出産休暇も育児休暇も全部女性に押し付けてるから、女性は妊娠→出産→専業主婦→パートっていうプランしか計画できないわけだ。出産してからもすぐに復帰できるならともかく、現実ではそんなことないし。
だから、託児所を増やしたり男性の育児休暇を法律で強制的にとらせればいいんだけど。男性にとってのメリットがないから実現しないだろうなー。
かといって、アメリカみたいに妊娠→出産が1・2日で終わって病院追い出されるっていうライフスタイルもどうかと思うけどさ。
もう一度まとめると、『女性が家庭に入っても男性の賃金が増えるとは限らない』『妊娠・出産を含めたコストは女性だけじゃなくて社会全体で分け合うべきじゃね?』って感じ。
ロンドンその他都市のあの「愚者の祭り」から1週間が過ぎて、あの月曜日の事情が少しずつ分かってきた。5年以上ロンドンに住んでいる者としてあれこれ考えることも多かったし、諸事情で「暴徒」のおかれた環境について少し知る機会もあったので、少し書いておきたい。
これについては、無軌道な若者の暴走と言うことで概ねコンセンサスは取れているように思う。以下のtogetterは現状ロンドンで理解されていることに近い。
警察が、最初の暴動の抑制に失敗したことで、「今なら何をやっても大丈夫」という無礼講的なお祭り騒ぎが一挙に拡大したと言うことなのだろう。周囲の興奮と燃えさかる炎に当てられて、「乗るしかない、このビックウェーブに!」とばかりに舞い上がってしまった子供が相当数いたであろう事は間違いない。(ロンドンで逮捕された暴徒の5割以上は18歳未満であるというニュースが出ている。)
もちろん、子供の暴走がここまで大事になってしまったのは異常事態であり、その裏側に社会的問題があると考えるのは当然だ。ただし、今回のように、当事者すら争乱の理由が分からないという状況は、「ぼくの考える社会の欠陥」的な牽強付会の自説を宣伝する絶好の機会だ。実際、イギリス社会の事情も知らず、勉強した形跡も全く読み取れないのに、適当なことを言って悦に入る類の人をTogetterで何人か見かけた(以下に一例)。このエントリーを書こうと思ったのは、その手の単純で非現実的な観念論ではなく、地に足のついた議論の土台を提供したいとおもったからだ。
http://www.guardian.co.uk/uk/2011/aug/09/london-riots-who-took-part
報道から明らかになっているのは、暴徒の大半が未成年であること、特定のエスニックグループが暴徒になったわけではないこと、そして多くがロンドンでも貧しいとされる地域の住人であること。加えてもう一つ言えるのは、彼らの多くがカウンシルフラットと呼ばれる、低所得者向けの公営住宅に住んでいると言うことだ。このカウンシルフラットというのは、イギリスの貧困を語る上では非常に重要な点なので、少し説明をしておきたい。
イギリスにはホームレスが少ない。ロンドンを歩いていると分かるが、駅の構内で段ボールを敷いて寝ている人が殆どいない。公園に段ボールハウスの村が出来ているということもない。どうやらロンドン全体で野宿人の数は500人に届かないようだ。イギリス全体でも1000人未満のようで、2万5000人のドイツと比べると圧倒的に少ない。
何故かというと、イギリスにはあちこちにカウンシルフラットと呼ばれる公営住宅があり、イギリス国籍さえあれば、家賃を払えない低所得者は優先的に居住が認められるからだ。このカウンシルフラットがどのくらいあるのかは自分には分からないが、イギリス中そこかしこにあると思ってもらって間違いない。下の地図は今回暴動の起きたHackneyのものだが、住宅の実に5割がカウンシルフラットとなっている。
カウンシルフラットの家賃は圧倒的に低く、ばらつきはあるものの相場の5分の1程度。それすら払えない人には更に住宅手当が下りる。光熱費やTV受信料も実質タダだ。そして、当然家があるだけでは餓死してしまうので、これとは別にpersonal allowanceと呼ばれる生活手当が出る(最近制度改革があったので名前などが若干違うかもしれないが、大枠は同じ)。25歳未満の単身で週に50ポンド。25歳以上なら60ポンド。外食さえしなければ十分食費と携帯代をまかなえる金額だ(円高の今だと8000円弱に相当)。イギリス国民には、食べるに困るレベルでの貧困は(概ね)存在しない。
ただし、これだけ「おいしい」カウンシルフラットは、当然人気も高い。ウェイティングリストの人数は500万人に達しており、それなりに困窮していないとフラットは手に入らない。下の掲示板では親とカウンシルフラットに同居している30歳女性が、一人で住めるカウンシルフラットを探しているのだが、「今現在無宿とかでないと難しい」と返答されている。
http://boards.gumtree.com/viewtopic.php?t=215432&p=2686792
ここで、イギリス人なら誰でも知っているトリックがある。子供がいて、しかも親がシングルマザーだと、フラットが優先的に廻ってくるのだ。こうなると、親から独立したい、しかし職がない子供にとって、手っ取り早い手段は妊娠と言うことになる。かくして、イギリスは先進国でも突出して10代の母親が多い国になった。しかも、子供が生まれると一人当たり週に12~20ポンドのChild benefitが支給される。また、シングルマザーだと上の生活手当も週に40ポンド前後は増額される。このため、パートナーがいても敢えて結婚せず、シングルマザーになる母親が多い(当然の結果として、その後別れて本当のシングルマザーになる確率は高まる)。母親ひとりに子供一人で月500ポンド(約7万円)あれば、正直生活には困らない。
とはいえ、貯金は難しい。それに、貯金額が6000ポンドを超えてしまうと支給額が減額されてしまうので、そもそも貯金する理由がないのだが。ちょっと大きなTVを買おうとすれば、夜遊びを楽しみたければ、その分働くしかない。問題なのは子供だ。託児所に預けたいところだが、ロンドンの託児所は1ヶ月フルタイムで1000ポンド。平均所得層ですら厳しいこの金額を彼らが払えるわけはない。その結果、子供は無人の家に置き去りでTVを見るかゲームをするかと言うことになる。言葉を学ぶには最低の環境だ。
その結果起こったのが、子供の識字率の低下。移民だけでなく、ネイティブの識字率が低下している。2007年に政府が行った大規模な調査によると、小学1年生の6分の1が自分の名前やmom, catといった3文字の簡単な単語を書くことが出来ない。当然、こういう子供は小学校のカリキュラムに着いていくことは難しい。その結果、無視できない数の中学生(数字は忘れた)が、「数学の試験問題の英語が理解できない」ために零点をとる、という現象が起きてしまった。こんな状況では学校に行くのは苦痛でしかない。カウンシルフラットの周りでは、昼間から特に何をするでもなくぼーっと座っている子供達をよく見かける。
この様な子供が成人して職に就くのは、非常に難しい。肉体労働系なら大丈夫だろうが、ポーランドからの出稼ぎ労働者の方が高いスキルと低い給料で働いている。それよりも低い賃金では、生活保障の支給額を下回ってしまうので、働く意味がない。こうして、カウンシルフラットで生まれた子供は、またカウンシルフラットで自分の子供を産むことになる。ちなみに、失業手当の受給者数は約150万人。人口が倍の日本では80万人だ(失業率は8%弱)。別制度のincapacity benefit(病気などで働けない人のためのもの)の受給者は250万人(人口の5%弱)を超えている。
結果、親子3代、殆ど働きもせずカウンシルフラットに住み続けている、という話は、もはやイギリスでは珍しいものではなくなっている。このような状況で子供が未来に希望を見いだせないのは当然のことだ。少なくとも彼らには、サッカーの才能に恵まれてプレミアリーグに行くくらいしか、この生活を抜け出る手段がないように見えるのではないか。これでは、リオデジャネイロの山肌に広がるスラムの子供にサッカー以外の未来がないのと大して変わらない(実際には、カウンシルフラット生まれでも頑張って勉強して、奨学金で博士号まで取る人もいる。そのための制度や組織もある。ブラジルのスラムに比べれば、カウンシルフラットの子供達は圧倒的に恵まれているという点は強調しておきたい)。このような状況で鬱屈しないでいられるのは、よほど心の強い人間だけだろう。
今回暴動でワイン1本を盗んで歓声をあげ、昨日裁判所で有罪を宣告された子供達は、多くがこういう鬱屈と共に生きているのだと思う。
カウンシルフラットの子供達が鬱屈しているならば、イギリスの納税者達は絶望している。イギリスの税金は高い。年収550万円以下なら所得税は20%、それ以上なら40%(しかも、社会保障関連の支出は所得税収総額を上回っている。なにしろ、上に書いたincapacity benefitだけで1兆5千億円かかっていたのだから)。消費税は20%。それ以外に地方税も取られるし、国民保険料も安くはない。通勤の交通費は自腹が原則だし、会社が住宅補助を出してくれると言うこともあまりない。そういう辛い家計をやりくりしながら、やたら高い家賃を払って暮らしている家のすぐ隣で、無職の人が昼間からぷらぷらしていたりするわけだ(カウンシルフラットは本当にあちこちにあるので)。
それでも、ブレアが政権を取った1997年以降、イギリス人は低所得層との格差を縮めるために税金を投入する政策を支持してきた。小学校低学年は30人学級となり、小学校入学前に児童の学力を底上げするためのプログラム(SSLP)にも1000億円の予算が付き、補習授業は大きく拡充され、挙句には、高校をドロップアウトする生徒を減らすために、出席率が高い貧困家庭の生徒に補助金まで出した。職歴のないシングルマザーにはコンサルティングから面接の訓練まで提供している(一人当たりのコストは10万円)。
にも関わらず、今回の暴動だ。これを「先進国とは思えない、途上国の光景のようだ」と思った人はイギリスにも少なくない。ブレア政権の教育改革がスタートしたのは99年前後だから、今回の暴徒の大半は改革された教育制度の下で育ってきた子供達である。これだけの負担をしていながら、なぜ途上国のスラムのような光景を見なければならないのか。これに絶望せずにいられるのは、やはりよほど心の強い人間だけだろう。
(1) 警察力の強化。これは言うまでもない。秩序を失えば人間は(誰であれ)動物になりうると言うことを、今回の暴動は証明した。ならば、秩序の維持は至上命題だ。先週キャメロンがアドバイサーに招聘したビル・ブラットンはニューヨークで例の「割れ窓理論」の実行部隊を指揮した人であり、警察官の最適配置システムの第一人者でもある。締め付けは厳しくならざるを得ない。
もしこの手の暴動を放置すれば、被害者は自警団を組織する。彼らは武装し、いがみ合い、それが新たな暴動の引き金になる。そうなる前にキャメロンには何とか手を売ってもらいたいと思う。もしかしたらもう手遅れなのかも知れないが。
(2) 社会保障制度の見直し。これは実のところ暴動前から進行している。上で書いたincapacity benefitだが、悪用して海外旅行まで楽しむ輩が多く出た上、一度受給者になると死ぬまでもらえるので、就労意欲がゼロになる。以前から批判が絶えず、キャメロン政権は廃止を決めた(別制度で代替)。ただし、これらの社会保障の削減が暴動の理由ではないというのはマスコミでも一致した見解だ(まだ削減は殆ど始まっていない上、暴徒の大半は親元で暮らしているのでそもそも受給していない)。
上でも書いてきたように、手厚い社会保障制度それ自体が受給者と、その子供や孫の未来までをも奪ってきたという側面がある。そして、この制度は格差の縮小どころか、治安維持という最低限の目的すら達成できなかった。何より、イギリス経済はこれ以上の負担にはもはや耐えられない。ならば、社会保障は削減しつつ、彼らに可能な限り働いてもらうしかない。Benefit Busters (興味のある人はyoutubeで検索すると良い)などを見ているとなかなかに大変そうではあるが、もう選択肢がないのである。
(3) 納税者の復讐。今日キャメロン首相まで”social fightback”と言う言葉を使っていて驚いた。具体的には、暴動に参加した子供がいる家庭に対する社会保障給付の停止。カウンシルフラットからも追い出す。少なくとも感情的には、そして理屈の上でも、そうすべき理由はたくさんある。それが更なる悪循環を招くとしても、あそこまでやられてしまっては納税者の側も収まらない(ちなみに、オックスフォードケンブリッジ卒のエリートはこの手の復讐にはあまり賛同しない。彼らはびっくりするほど穏健だ。怒っているのはむしろ小商店の店主のようないわゆる中産階級に多いような気がする)。鬱屈した子供の暴発を「社会の歪み」を理由に肯定する人は、絶望した納税者の復讐も肯定せねば片手落ちであろうと思う。
最後に、下のtogetterで見つけた以下のコメントについて。
火がつけば爆発するしかないほどの不満を溜め、失うものが何もない奴らがこれだけの数居るんだよ。社会がそれを生んだ。(中略)問題は目の前にそのままの姿である。こいつらのYouTubeを見ろ。音楽を聴け。睨みつけてくる視線に自分をさらせ。
この人の書いたラップの話は、今まで全く知らなかった分野な事もあって新鮮で、興味深く読んだが、このコメントには一言申し上げたい。無茶言うな。暴動明けの火曜日の朝にCamden Townの駅で暴徒の一人とばったり顔を合わせたが、彼の睨み付ける視線にどう応えろと言うのか。プラットフォームのあちこちにどかどか蹴りを入れながら、肩で風を切って周囲にガンをたれながら練り歩いていったが、一個人として彼を見れば、まだ自分を抑制できないただの子供であり、仮にポケットの中に盗品が入っていれば犯罪者に過ぎない。彼らをひとりの人間として直視するなら、そういう扱いにならざるを得ない。復讐の対象にならざるを得ない。むしろ、彼らを一個人ではなく社会現象の一部として扱った方が、まだ冷静な判断は下しやすくなるのではないかと思う。
日記に書くことでもないし、ハイクは被害者論で盛り上がっていてなんか悪いので、増田に。
かつて風俗にかかわる仕事をしていて、カウンターの内側から風俗を見たことがある。
シングルマザーの風俗嬢は多い。寮が完備され、技術も経験も必要なく、時間が自由で高収入。キャバと違って酒を飲まなくていいし、夜働かなくてもいい。歓楽街の裏には24時間やっている託児所が必ずあり、寮もおおむねその辺りにあるので移動距離も短い。まさにシングルマザー向きの仕事なのだと思う。
また、その一方で凄く荒れやすい仕事であるのも、言うまでもない。高収入で現金商売ゆえの浪費や、仕事自体の厳しさはもちろんだけど、たぶんシングルマザーにとって一番辛いのは、歳を取ることではないかと思う。いくら熟女ブームとはいえ、シンプルに若ければ稼げる商売なので、20代後半辺りから年々収入は減る。
風俗嬢はお店の財産なので、当然大事にされる。男性スタッフは見事に彼女たちをちやほやする。けれど、価値が無くなればあっさり切る。
店をクビになると寮を追い出される。収入が減れば託児所に預けるのも難しい。店では大事にされなくなり、40代を過ぎれば地方にでもいかないと仕事はない。20代前半のシングルマザーにとって風俗はとてもすばらしい仕事だろうけれど、その延長線上に明るい未来は確実にない。子供という未来を抱えている人間には、最も向いていない仕事だとも言える。
もちろんその人生を選び取ったのは彼女たちであり、選ばなかったシングルマザーは沢山いるのだけど、コンビニの片隅に積まれたてぃんくるを手に取り、今よりも確実に楽な生活を夢見てしまう事を、私は責められない。
23歳の彼女がなにを考えていたかは分からない。
自分、以前
http://anond.hatelabo.jp/20100615141233
http://anond.hatelabo.jp/20100615142815
とか書いた増田なんで、
原因は非婚化と晩婚化なんだから、婚外子に寛容になることで少子化改善という視点もあるよ。嫡出と非嫡出を平等にするという、政治が打てる有効な対策のひとつ。
は全面的に賛同。ていうかこのくらいのことが実現できないようじゃ、少子化対策ってホントに何もできることが無いことになっちゃうよね。
婚外子推進は、民法改正だけでなく、全高校託児所完備とか、シングルマザーへの手厚い手当とか、すぐにでもやるべきだと思うよ。
日本の文化だと劇的な効果は無いかもしれんし、抵抗も大きいだろうけど、一応、少子化に有効性がある政策の中では、実現の目がある数少ない方向だと思ってるよ。
ただ
http://anond.hatelabo.jp/20100716085928
に書いたけど、万一「婚外子なんて普通」な社会ができて少子化自体が解消されてきても、それが実際の問題である高齢化を解決できるのはどうしても遙か先になっちゃうんで、
・老人人口指数が70人近くなる超高齢化社会は、遅かれ早かれ、今の子供達が生きてる内に必ずやってくる。
・そして今世紀中には老人人口指数が60人を切るところまで戻すのはまず無理。
どんな我儘をホイホイ聞いてでも医師を確保したいわけで。
引く手数多だし聞き入れられなければ女医は別のところに移るか、
働かなければ良いという選択になる。
じゃあ育児やってる女医がいなくなれば全員心安らかに満足いく仕事が出来るか?
って言ったら結局はその中で争うことになるわけで。
結局は「自分より使えないヤツが何で優遇されてるのに俺がワリを食って苦労しないといけないんだよks」
っていう話に終始する。
現状だと
1・女医ばっかり優遇されてずるい
っていうのが槍玉にあがりがち。
じゃあこの2点を改善するにはどうしたら良いか?
なぜ優遇されているかを考えると、
『女医の絶対数が少ないけど女医を希望する患者層が居るからどうしても確保しなきゃいけない』
この1点に尽きると思う。産婦人科なんかもろにそうだよねー
これを改善させるには患者の意識を変えるか、女医が増えないとどうにもならないと思う。
だからグダグダ言うな、としか言えない。
女はその優遇に乗っかるな、っていう意見もあるけど誰も自分の持ってる売りって使わないの?
今回はそれが性別だっただけの話。それに文句を言ったって仕方が無い。
2については女医をのさばらせざるを得ない病院側と社会システムに文句言うしかないでしょ。
実際子供の面倒を放り投げるわけにはいかないわけだし、
子供の面倒を見なくても働くことが出来るようになればみんな幸せなんじゃない?
病院が敷地内に託児所なり学校なり作ってくれれば「子供がー」を理由に帰らせないで済むでしょ。
それを加速させる理由になりえるってだけなんだけどね。
1.どこぞの一定層が引っ掛かるような陰謀論を振りかざす。
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2.自分を被害者の立場に置き「一緒に戦いましょう!真実を解明しましょう!」 的な誘いをかける。
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3.それに大義名分があるかのように勘違いした赤ん坊が集まる。
↓
4.支持者が増えて託児所がごった返す。
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5." 数の意味" を勘違いして世論の支持を受けていると思い込む。
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6.現状のポジションに快感を感じ、それを邪魔する批判や忠告が耳に入らなくなる。
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7.行動の内容ではなく、"行動しているという快感" を得られるかどうかだけが絶対の価値基準となる。
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8.快感を求めるあまり行動が過激化。
↓
9.忠告が耳に入らないどころか、発言者を敵と認識するようになる。
↓
↓
11.赤ん坊揃いなだけに統制が取れず "暴力" や "不当な圧力" といった方向へ大暴走。指揮系統もへったくれもなくなり制御不能になる。
↓
12.正当性も信用も何もかも失い始める。
↓
↓
14.分裂。失墜。すべての終わり。
今、非実在青少年法案に関して全体平均は、7あたりですかね。
人によっては、9まで進んじゃってるね。
数年後には、11や12まで進んで、なにがしかの規制が入る事になるんだと思う。
まぁ、昔は良かったと強いて言うなら、こういうところだな。
隣近所はみんな顔見知りで、託児所みたいになってる家とかも有って、経験豊富な心強いおばさんとかもいてな。
それはもちろん、生活に余計な干渉をされる事もあるから、全てが良いわけでもないが。
核家族化や都市化で得たものもある反面、失ったものもあるだろう。
その失ったものは金(プロのベビーシッター)で解決って、本気なのかね。
「育児ノイローゼ」とか問題になって、そういうこと共有していこうって動きもあるのに・・・