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はてなキーワード: ヒートポンプとは

2024-04-20

anond:20240420002318

ドラム洗濯機ベストバイがあって実際使ってるんだけど

AQUAのAQW-DX12Pがヒートポンプ採用ドラム式の中では手頃(20万切るくらい)の価格でありながら性能が非常によい

10年くらい前の機種とくらべて、パッキンにほこりがほぼつかないから毎回掃除する必要がなくなり、排水フィルタたまる量も少なく、クシ型でゴミも捨てやすい、動作音も昔の機種よりはるかに静か

若干乾燥フィルタの作りや排水フィルタ開閉部の作りがチャチに見えること、ドア開閉が他メーカーより固いとこ以外は欠点が見当たらない

いろいろアップデートされてる部分があるから旧型機よりも「まっ直ぐドラム2.0」となってるモデルを選ぶのがオススメ

2024-01-26

anond:20240126134805

乾燥使いたいなら素直にヒートポンプ式のドラム一択

今のヒーター式縦型の乾燥能力がどんなもんかは知らんが、仮に実用に足る乾燥機能を有していたとしても必要電気代が全然違う

anond:20240125111223

東芝の縦型の乾燥機能付きはヒートポンプじゃないけどあまり電気代もかからタオルだけならしっかりふんわり乾いてよかった。ただ、内部に埃がたまって乾燥性能が落ちるので定期的に分解清掃が必要だった。

8年くらい使って壊れたから買い替えようと思って店を見て回ったけど、いまって縦型ってラインナップ減って大きいのしかなくなってて驚いた。

いろいろ調べて、タオル以外も乾燥させたかったので、ドラム式にした。つけ置きができなくなったのが想定外で不満だが、概ね満足している。

冬は睡眠中の加湿のために部屋干ししたいので、生乾きくらいで取り出して干してる。タオルふわふわになるんだがへたりが爆速になった気がする。が、もうゴワゴワタオルには戻りたくない。(ゴワゴワタオル回避には液体石鹸で洗ってクエン酸ですすぐのが1番効いたが)

2024-01-25

anond:20240125111223

縦型洗濯機乾燥機能は主にヒーター式で、ドラム洗濯機ヒートポンプ式と比べるとあんま良くないのよ

から乾燥機能を重視するならドラム洗濯機になるね

ちょっと前に俺が買い替えたときに調べたことだから、今は改善されているかもしれないけど

2023-12-16

anond:20231215222201

コーヒーを飲まないので、コーヒーに関しては特に追記しない。

1.ヘルシオ 3年前の中型機種

ヘルシオは型落ちでも最上位機種が良い。理由は炙り芳醇焼き機能(発売年で名前が変わるが)が使えるから。肉をじゅうじゅう焼いてくれるからこれでステーキも作ることが出来る。

中型機種はこの機能がついていない。

2.ホットクック 4年前の1ー2人用

一人暮らしなら一番小さい機種でも良いけど、量が作れないので、作り置きが出来ない。野良レシピも少なかったりする。

2−4人用の中型のほうが大量に作って冷凍庫に保存しておける。

3.食洗機 パナの最上位機種。

ビルトインで洗剤自動投入型にしている。これまでの家の食洗機より洗い上がりが今ひとつな感じで洗剤を種類を変えて試行錯誤中。

4.洗濯機 パナの最上位機種

これもヒートポンプ機能ドラム一択帰宅して洗濯物を入れて動かしておけば寝落ちしても乾いている。

シャツ乾燥終了後にすぐに吊るすようにしておけば、シワはほとんど目立たない。なので休みの日の朝にまとめて洗濯開始している。

下着タオルはそのまま入れっぱなしでも問題ないので帰宅後入浴時に脱衣カゴ代わりに洗濯機に入れておく。週2−3くらいで回す。

5.エアコン パナ上位機種

今年買い換えた。名探偵エオリアなんて増田が以前ホテントリ入りしたが、自動運転機能が便利。給排気機能付きにしたが、有用かは不明

ダイキンの換気機能付きはマンションに設置しようとすると配管が太くて既存の穴が利用できず工事不可能場合があるので要注意だ。パナは可能

アプリと連動して自宅に近づいたら起動させることも可能。夏はこれで助けられた。

6.ルンバ

i7+を使っているけど床のホコリほとんど見ないので便利

7.スマートスピーカー

アマゾンでもグーグルでもどちらでも。天気の確認料理タイマー代わりに。

キッチン付近洗面所、寝室に設置している。

家の照明はこれで消すことが出来るので、床に入るときに消してもらっている。

2023-12-15

ズボラ人間へオシャレ家電なんかより本当に必要なモノを挙げていく

オシャレ家電は確かに良い。なんかスゲー良い感じの生活が送れそうな雰囲気が漂ってる。

でもな?お前へ本当に必要なのはそんなんじゃねぇだろ!できれば家事を減らしたいだろ!そのためなら数万円出せるタイプだろお前らは!

このエントリはそんなズボラなお前らに送るリストだ。

もしも「コレもズボラオススメ!」ってのがあれば教えてくれ多分買うぞ。

シャープ ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XA30(スチームオーブン電子レンジ)

電子レンジは非常に有用自動調理家電一種だ。

こちらは2022年モデル価格はおおよそ9万円、最新2023年モデルがおおよそ13万円であることを考えると10万円切りはお得。なにせ最新モデル比較して出来ることが大幅に変わらないのに1年型落ちで数万円の差がある。

電子レンジの主要機能である加熱のほか、焼くことや蒸す事が可能なので、スーパーに売ってるフライパンで焼くだけ的な出来合いのものを大抵なんでも自動調理できてしまう。

象印 自動調理なべSTAN. EL-KA23(オートクッカー)

シャープヘルシオシリーズ推したんだからオートクッカーもシャープ ヘルシオ ホットクックか?」と思わせての象印

STAN. EL-KA23の理由メンテナンス洗浄に内釜を含めてパーツ3点を食洗機で洗えてしまうからホットクックはメンテナンス洗浄が必要なパーツ点数がSTAN. EL-KA23よりも多い上に内釜は食洗機対応なのだ

ウォーターオーブン ヘルシオSTAN. で日々の調理時間は間違いなく50%減る。白飯はサトウのごはんな!皿は紙皿が最強よ!

ティファール 取っ手のとれるフライパン・鍋

言うてフライパンや鍋は必須だという人はティファールの取っ手のとれるフライパン・鍋がマストだ。

調理してからそのまま食卓の鍋敷きの上にドーンと置いて取っ手を外せば食べるとき邪魔にならない。

どうでも良いけど公式ページTitle要素が「プライパン」ってタイポを全世界に発信してて面白いことになってるから早めに修正したほうが良いぞw

シロカ カフェばこPro(ドリップコーヒーメーカー)

ミル内蔵の全自動ドリップコーヒーメーカーで取り敢えず欲しい機能が揃っており、日頃からドリップコーヒーを飲みまくっているカフェイン中毒の友。

メンテナンスは少々面倒な傾向はあるものの、ミル内蔵全自動ドリップコーヒーメーカーはたいていそんなもん。

AeroPress(手動エスプレッソマシン)

デロンギの全自動エスプレッソマシンかに憧れるのはわかる。でもな?蒸気なんて洒落臭ぇ!すべてはフィジカル解決だ!筋肉筋肉

AeroPressはフィジカルエスプレッソ抽出できる非常にシンプル構造エスプレッソマシン

価格は家庭用エスプレッソマシン比較したらの1/10〜1/100という驚きの低価格となっており、謎のメーカー中途半端エスプレッソマシンを買うよりも、AeroPressファンたちによって共有されているレシピをヒントにフィジカル抽出したほうが美味いエスプレッソが本当に飲める。

Flair 58(手動エスプレッソマシン)

筋肉がテコの原理を覚えたことによって高い気圧でエスプレッソ抽出できるようになった器械、種別としてエスプレッソレバーマシンという。

Flair 58シリーズバリエーションがいくつかあるものの手動レバーマシンの中で定番であり、気圧計も付いているので圧力を調整しながら抽出可能。テコの原理を使っているとは言っても高い気圧を出すのに筋肉が結局必要なので想像よりは軽くないのが注意点。

味は共有されているレシピを参考に手動で自分好みに調整するわけだからデロンギみたいな全自動エスプレッソマシンよりも当然ながら美味しく、パーツ点数も非常に少なくメンテナンス掃除も楽だったりする。

欠点はスチーマーが当然ながら非搭載なのでカフェラテは作れない。

Flair 58シリーズ以外にも手動レバーマシンは多数存在するけど気圧計が搭載されている製品を選んだほうが抽出再現性を詰められるので気圧計無しの製品は避けた方が良い。気圧計無いならAeroPressで良いじゃんってなる。

パナソニック NP-TSP1(食洗機)

賃貸でも水タンク式を選択することで水道工事不要となり食洗機導入を解決できる機種。

しかも非常にコンパクト馬鹿みたいに狭い単身アパートでも設置できる可能性が高く、キッチンスペースへ無理でも小型のキッチン棚でも買って上に乗せりゃ設置でき、今日からコーヒー滓まみれのカップからさらばできる。

ちなみにティファールの取っ手のとれるフライパン・鍋が突っ込めることを確認済み。

ヒーターもしくはヒートポンプ付き斜めドラム洗濯機(洗濯機)

特定製品は無いがヒーターもしくはヒートポンプ付き洗濯機洗濯乾燥が全自動洗濯機衣装収納にしたいズボラ人間にとって非常に有用

洗濯に関してコレ以上無いほどQOLが上がるので高価であっても多少無理して購入することをオススメする。

Morus Zero(乾燥機)

中華小型乾燥機で信頼性に関して保障はできないが上記乾燥できる洗濯機次点としては有用。小型なので衣装収納には向かない。

ズボラ人間は直ぐに下着靴下在庫が無くなるのでMorus Zeroを利用するとテキトーな手洗いか乾燥まで30分以内で乾燥した下着靴下が得られる。

転勤族アパート洗濯機付属していてどうにも出来ない人向けの妥協案。

iRobot ルンバ コンボ J7(お掃除ロボット)

掃除ロボットの大定番ルンバの床拭き機能同梱モデル

最大のメリット自分が出社している間に床掃除を完結してくれる点で、現代社会人は平日だと1/3以上は家に居ないので不在時間を上手く床掃除時間に変換してくれる頼もしいやつだ。

ただお掃除ロボットは色々とリリースされていて、もっと安いの欲しいならANKERのEufy RoboVac X8 Hybridの方がオススメかも知れない。

一応、あらゆるお掃除ロボットの弱点をあげるならカーペットの厚みであり、2cm以上の厚みがあるカーペット走行が厳しくなってくるので気をつけよう。

スマートスピーカーもしくはスマートディスプレイ

意外と馬鹿にできないスマートスピーカーもしくはスマートディスプレイ、声で照明付けたりエアコン操作出来るので導入するとスマートスピーカーもしくはスマートディスプレイ家電操作するのが当たり前になる。

Switchbot Hubシリーズ(家電自動化)

上記スマートスピーカーもしくはスマートディスプレイを強化するためのガジェット

赤外線対応で、温度センサを搭載しているモデルでは温度に合わせてエアコン自動起動したり出来るようになる。

取り敢えず実際に買って試した中でマジで良かったものを挙げた!道具で生活って多少楽になるんだなと心の底から今思ってる!家事やりたくねぇ!

2023-08-07

anond:20230807180219

ヒートポンプ式のエアコンも凄い音するんだっけか?

騒音被害って実際に受けた側に回らないとわからんからねぇ・・・

2023-03-23

anond:20230320141502

ロボット掃除機増田の言う通り。

洗濯乾燥機ものによる。ヒートポンプ式の高いやつなら有能だけど安い機種は増田の言う通り無意味

食洗機食洗機自体メンテコストを考えるべし。

2023-03-13

anond:20230312193541

「どこか夏の暑いとこから暖かい空気を運んでくれば暖房に使えるのでは??」みたいなコンセプトを実際に実現したのがヒートポンプ

「部屋より温かいもの」を部屋にパイプで引き入れて部屋をじんわりさせて、「部屋の寒さで冷たくなったもの」を部屋の外に出してる

実際は温度を奪う時に効果を若干上乗せできるので(これが上手いのが優秀な冷媒)、「帰ってきてすぐの寒い部屋と冬の寒い屋外」でも暖房はできるが、効率は著しく悪い

へーと思ったら実際の動き調べてみてくれ、バカみたいなコンセプトをまじめに実現してる人類の英知だから

anond:20230312212255

電熱は電力=暖房能力となる

ヒートポンプは熱交換云々で入れた電力以上の暖房能力が発生するとか云々。

蛇足補足

2023-01-02

縦型洗濯機+衣類乾燥機にした

巷ではドラム洗濯乾燥機(ヒートポンプ式)一択と言われている

それはそういうもので十分な人やお金がある人が買うものなので、我が家は従来からある縦型に衣類乾燥機をつけるだけにとどまっている

正直これでいい

衣類乾燥機電気屋にいけば専用ラック設置費用込みで結構値引いてくれるし、たかが5年程度しか経っていない洗濯機を買い替えるほどのメリット現在ドラム式にはなかったと思う

今のドラム式の機能のままで価格が6万程度に落ち込めば買うだろうけど、そうでないなら衣類乾燥機で十分だと思う

洗濯乾燥を別々にすることで故障リスク分散されている

時短」「寝ている間に乾燥まで終わる」「節水」「洗剤自動投入」なんかはとても便利なんだけど、すべての人がこういったの機能恩恵を預かれるわけでもなく、高い初期投資に見合ってるとも言えない

お金がない人が無理して買うものじゃないと思う

特に今の洗濯機は発展途上といえるので10年経てば今あるものは全て陳腐化されてるわけだから焦る理由がない

あと10年して洗濯機が壊れたら乾燥機能付きのものにしようと思っている

2022-11-06

15年くらい前の洗濯乾燥機使ってるんだけど乾燥後のシワがものすごいので買い替えようと思っている。

価格.comでいろいろ見てるけど正直どれがいいのがさっぱりわからない。ヒートポンプか、洗剤自動投入がついてるのかは機種により違うけど、15万円から25万円くらいまで価格幅があるのは差がよくわからない。あれ高いやつは何が違うの?

2022-10-24

anond:20221024015655

機能が違うということは、時間を金で買えるということだ。

なお10万なんて中途半端価格設定洗濯機は少ないので20~30万円のドラム型洗乾機と読み替えるが、毎日洗濯一回する毎に干すのに10分、取り込むのに10分、合わせても僅かな時間だが一ヶ月で10時間、1年で120時間になる。

この時間睡眠なり別の家事なりに割り当てる権利時間を買うことに価値を見出せば意味はある。

ランニングコストが当然掛かるが、縦型洗乾機はスペースに余裕がなくヒーター式のため電気代が高く、形状から乾燥は非効率のためためお勧めできない。ドラム型洗乾機であればヒートポンプ等の方式なので1kWh程度=20円程度/回の世界だ。

なおドラム型洗乾機の場合ラインナップ間の機能差と価格差が見合っていない(低機能からといって大して安くは無い)ので基本は新製品が出る8~11月頃に前年度ラインナップ最上位機種の在庫処分を狙うのが一番良い。

2022-04-27

欧州に対する人道支援としての原発再稼働

これははてブでは話題に上ったことはないと思われるが、エネルギーアナリスト大場紀章氏が提案している。

https://youtu.be/DNZZ3A3ZpWQ?t=7240

(該当箇所の発言内容要旨)

日本ロシアへの経済制裁に参加しており、西側陣営応援する立場に立つしかない。

外交的・人道的観点から原子力を超法規的に再稼働させ、余ったLNG欧州に融通するということはできないか

パイプラインロシアから供給しているガスをすぐに船便LNGに切り替えるのは難しいのではないか?と自分は考えたが、

今日ロシアからのガス供給停止の決まったポーランドでは、以前からこの事態を見越して動いており、

ドイツで水揚げしたLNGパイプラインを逆流させてポーランド国内に送ることも可能で、かつ自国港湾にもLNG基地を整備しているという。

政治的にかなり火種となりそうな話かつ、岸田総理はそういう剛腕タイプではないのでおそらく実現はしないと思うが、一考の価値はあるのではと感じた。

日本2011年以降原発の長期稼働停止により相当量LNG輸入を増やしており、その分を欧州に回すことができれば、ロシアからの輸入停止による不足を

それなりに埋め合わせられるはずだ。じっさい、大場氏によれば現在停止中の原発全機を稼働させれば、年間2700万トンのLNG節約になり、

これはウクライナ侵攻前にロシアから欧州供給されていたガスの25%程度にもなる。

大場氏は、ガス給湯器の多い欧州日本製の電気ヒートポンプ給湯器を送ることも提案しており、 そちらのほうがまだ現実味がある気がした。)

https://twitter.com/nuribaon/status/1518718052761628672

おそらく、この提案反原発派の多いはてブでは受け入れられないだろうが、

人道的観点からリベサヨ原発批判原子力発電は居住不可区域放射性廃棄物地方押し付け核兵器開発にもつながる非人道的発電方法)に対して、

同じレベルの「人道的支援としての原発再稼働」をぶつけるというのはなかなか面白いのではないかと感じた。

また、はてブでのもう1つの主流である「旧一電には原発運営能力がない、その証拠新規制に合格しない」という論に対しては

規制委員会100%安全を発電事業者に求めるような審査方法を続けるなら、結局旧来の安全神話への回帰に過ぎない」という指摘も出ているよ、と言うことを付記しておく。

https://twitter.com/presa_de_tierra/status/1519115716259360769

2022-03-23

https://anond.hatelabo.jp/20220322161939

一度発電して送電するロスがもったいないからビル屋上で室外機のモーターの代わりに人間ヒートポンプになってもらうのはどうだろうか

地下室で棒をぐるぐる回す奴の現代

2022-02-05

マツダ技報2021年度版が発表されたので適当感想とか

2021年度のマツダ技報が発表されましたね。

https://www.mazda.com/ja/innovation/technology/gihou/2021/

これについてちょっと色んな感情を抱いたわけで感想というか考察というかなんかそういうのを書きます

電池制御屋さん(?)なのでメインはEV関連のところだけピックアップしてみます。本当は全部やろうと思ったけどエンジンとか分からなくて書くことなかったです。

普段こういうことやらないので読みにくかったら見なかったことにしておいてください。

あと、そもそも私は社員でもE&Tさん販売店さんでもないですので間違ってたりしたらごめんなさい。

去年に比べてボリュームも多く、メインのトピックとしてMX-30のEVが挙げられていますね。マツダ初のEVですからそりゃあ力を入れますよね。(デミオEV?あれは量産されてないかノーカンで)

では順に見ていきます

巻頭言

こういった経営戦略は専門外ですし特にないです。頑張って下さい、という感じです。でも、スモールプレイヤーであることを自覚しているならなぜスバルさんのようにEV開発にトヨタの力を借りなかったのかが不思議ですが極めて高度な経営戦略判断なのでしょう。

私はEV反対でもEV賛成でもなく、ユーザが好きなものを買えばいいと思いますが以下の件、エンジニアとしてずっと疑問に思ってますよ。

https://www.mazda.com/ja/csr/environment/lca/

ところで、技報は直近だと技企が担当ぽいんですがどういう基準で毎年内容とか選んでるんですかね。分かりません。

MX-30のデザイン

デザイン要件絶対いいね?

両開きドア、必要だったんでしょうか。使いにくいと思うんですが…

車格的にこれ以上大きくできないけど四人乗りだし特徴出さないといけないという苦肉の策でしょうか。

私は美術の成績が2くらいしかないのでデザインはよくわかりません。

あ、でも、インテリアコルクの件は誰が思いついたんでしょうか?どういうコルクでどういう工夫がされているかわかりませんが、熱衝撃でボロボロにならないんですかね。ぜひそういうのを技報で取り上げて欲しかったなぁ。

MX-30の紹介

書かれていることは難しくて分かりません。商品企画って大変だと思います

みなさん、一回乗ってみるといいと思います。思いの外普通の車です。

エレクトリック G-ベクタリング コントロール プラス(e-GVC Plus)の開発

制御って難しいですよね。まず式が多くて難しい。

この手の制御実車でのフィーリング評価が多いでしょうからそれだけ走らないといけないだろうし大変だと思います

Fig.4ってどう見ればいいんですかね。そりゃ制御切ってる赤線が0なのは当然だと思うんですが。GVCのリクエストに対してモータリクエストトルクが遅れているのはなにか意図があるんでしょうか。私には分かりません。てかこれ実トルクじゃないのね。

Fig.6ではGVCの有無による加減速が記載されてますね。GVCの有無で横Gは変わらないけど前後方向は、「ターンイン時に減速」「ターンアウト時に加速」と。いやこれ、運転してる人には誤差みたいなレベルのGだけど(たぶん、普通運転してたら0.1~0.4Gくらいでこのデータだと最大0.4m/s^2≒0.04G)いるのこの制御?

この辺で読むのやめたけど、Fig.20はどうかと思う。基準おかしいでしょそのグラフ

MX-30 EV MODELモータペダル開発

この辺も専門外だから流し読み。ペダルの味付けの話かな(適当)

Leafとかi3とか回生がキツくて慣れるまでなんか気持ち悪かったけど、MX-30はその辺まだ運転やすかった気がする。

MX-30 エレキシフトシステムの開発

これもよく分からない。感想としては、エレキシフトである必要ないよねって思う。

電子制御にすれば車側からの介入がかけられるってこと書いてあるけど、ソフトウェアバグリスクを抱えることになりそうだし、そもそもどういうヒューマンエラーを想定してんの?って素人的には思うんですよねぇ。

でもそれよりもあの変なシフトの形状の方が気になる。

BEVバッテリーを使い切る技術

よっしゃ来た。一応電池屋さんだからね、私。

LCA(ライフサイクルアセスメント)の件はいったん不問にするわ。

ふむふむ、LiB温度管理をしっかりして容量と入出力を使い切ると。むしろそれ以外にはないわな。

モータの話はパス、よくわからん

クーリング・ヒータシステム」うん、こういうのでいいんだよ、こういうので。

なるほど、冷媒冷却なのね。Fig.8を見ると温めるのにはヒートポンプ使わないのか。もっぱら冷却専門って感じね。そりゃあ電池が動かないくら寒いときに温めるんだから効率の悪いヒートポンプ使わないのは当然か。Hondaさんはモータ系の冷却水を電池に回して加温にも使ってた気がするけど冷媒だと難しいんでしょう。

ところで、車室内が暖房電池が冷却を求めている場合(真冬の高速連続走行)とかの時はどうなるんでしょうね。ヒートポンプ一個しかないけど。

冬場はヒータを使って電池を温めて充電時間短縮に貢献しているんですね。

あ、そういえば低温の充電についてはこんな記事ありましたよ。

https://insideevs.com/news/486109/mazda-mx-30-battery-pack-heating-issue/

MX-30 EV MODEL への MBD の適用

マツダさん、色んなところでMBDのお話してるのでやっぱりありました。

元々シミュレーション研究やってたんで、モデルベースとかシミュレーションとか僕は好きですよ。

これを見るとHILSがメインなんですかね。HILSって物できてから色々するものだと思ってるんですがこれはMBDなんでしょうか。まぁHILSにはモータとか電池とかのモデルが入っているのでその意味ではMBDか…

ゴリゴリ計算化学なのはないんでしょうか。EVから電池系でその辺もあるかと思ってたんですが。

MX-30 高電圧システム制御の紹介

EVにするにあたって新設した機能説明的な感じですね。

気になるのは4.1の説明で「ユニット通信PCMとの Peer to Peer通信を基本とした」と書いてますね。だいたい今の車載系のネットワークはCAN通信なのでP2PっちゃP2Pなんですが、わざわざ書いてるということは何か特別なことがあるんですかね。

Fig.5らへんでは「充電みたいに特定機能しか使わないときは他の機能を切って余計な電源使わないようにしたよー」って書いてますが、充電してるなら誤差みたいな電流では…?てかまぁ、関係ないユニットそもそも動かさないのは当然だと思うんですが。

4.3はよくソフト系の品質検証である直交表ですかね。私も何度か作成したことあります。MBDでやるにしてもテスト数絞らないといけないからこういう感じで管理してるんですね。でも、機能毎の組み合わせをみるだけでも効果あるんでしょうか?不具合が見つかったとしても書けないでしょうから記載なくても仕方ないか

MX-30 EV MODEL の外部充電システム開発

市場での適合性とか考えると特に大変そう。でも気になるのは「1.はじめに」に書かれている「MX-30は約40分でSOC 80%まで充電できる」の文言

え?40分?いつの車?35.5kWhしかないのに?もしかして急速充電器の出力30kWとかで想定してる?市場の急速充電器は大部分が(少なくとも日本は)50kWだと思うんですが。

外部充電関連やってる人はホント尊敬してますだって仕様書難しいし仕様書曖昧ときあるし。COMBOとか仕様書自体なんか怪しいし。

本文中でも「HILSだけでは発見できない」って書いてあるけど本当にそうだと思います

電圧電池パックの耐振動性開発

またしてもキタコレ案件機構評価はよくやってたからね。

2.1見ると電池電子部品扱いなの…?なんか共振点が被らないように工夫しました的なこと書いてある。

でも電池って重量あるし、特に考慮かいらなそうなんだけど、マツダさんでは電池も細かくモデリングしてるのかしら。あとこれ疑問なんだけど、EVで使われるモータとかってエンジンよりも高周波成分持ってそうなんだけど言うほどないのかね、知らんけど。

2.2には不思議な式が載っている。ダメージ量というのはマツダさん独自概念だと思う。少なくとも俺はいままで振動とか疲労とかの勉強していてであったことはない。疑問なのはFig.4の加速度に通常ひずみに対して使われるレインフロー法を適用していることになってるんだけどあってるこれ??加速度応力は比例関係にあるけど周波数成分考慮しないと意味なくない??まぁ、そこはマツダさん独自手法が隠れてるってことなんだろうか。

そして3.1には気になることが書いてある。

市場の耐振動保証目標の4倍相当を保証している」

いや、とんでもない超過剰品質じゃん。強度半分でいいか車両価格下げてくれ。

3.2はモデルの話。しかし、写真を見るとマツダさんのアッパーケースは樹脂。これどうしているんだろうか。樹脂のシミュレーションなんてあまり精度よくできるとは聞かないし熱とか湿度とかの影響をもろに受けるはず。この辺もシミュレーション出来ているならすごいと思うんだけど特に書かれてない。一番壊れたらやばそうなのに。

MX-30 BEV&Bピラーレスボディー開発

ボデー屋さんじゃないからよくわかんない。でも、MX-30って両開きだから剛性保つの大変そう。

MX-30 の衝突安全性

これも私詳しくないからよく分からない。

2.1には前突時の話が載ってて、電池を守らなきゃいけないから大変だとか。電池ってR100メカニカルショックの試験あるからそれなりに大丈夫だと思うんだけどそうでもないのかな。あるいはR93/94で代替してるのか。ところで、実車たことある人は分かると思うんだけど、MX-30ってモータルームスカスカバカかい支柱みたいなのがあるんだけどあれどうにかならなかったのか。てかバランス悪すぎるだろあの構造。内燃仕様も作る都合で仕方なかったのかもしれないけど他の車みたいに充電器入れとかにすればよかったのに。てか充電口とかフロントに持ってくればハーネスとか安くなりそう(モータ/インバータ系と同じところからバッテリパックに入れればいい)のになんであん構造なんだろう。

3.1は側突の話。MX-30は両開きだから大変そう。ところで、これ全部解析の画像しかないけど、実車のやつはやっぱり画像写せないんだろうか。シミュレーション研究やっていた身としてはシミュレーション完璧でないことは分かっているので逆に不安なんだけど、こういうでか物はシミュレーションで十分ということなのかな。(認証試験実車だろうけど)

マルチパワーソース車における外観品質の造り込み

よくわかんない。たぶん難しい。

Self-empowerment Driving Vehicle の開発

日本語でおk。なんだそれは。とりあえず読んでない。

車両機能材料特性をつなぐマルチスケール解析技術研究

電池EV関係ないけど私が元々分子動力シミュレーションやってたから。

でも、ほとんどMDの話が書いてない。シミュレーション条件も特に書いてないけど、写真を見る限り大した分子数で計算してなさそう。

これで精度が出るんだろうか。その辺を詳しく書いて欲しかった。

この手の計算は結果自体は出る。シミュレーションしてるんだから計算自体はできるものから。ただ、現実実験結果定量的に合わせるのは非常に難しい。定性的傾向は出ても、定量的比較MDでは非常に難しい。

これは経験的なもので私が研究していたのは何年も前だけど傾向は変わっていないと思う。4.1でいちおう妥当検証が書かれているけど、MDの結果については定量的比較されているわけではない。紙面の都合もあるから仕方ないか

おわり

ということでマツダ技報2021年度版の感想勝手考察でした。適当に読んだから読み間違えてたりしたら申し訳ないです。私はマツダ車乗ってるしこれからも頑張ってください。

あと、まだまだ勉強中の身なので技術的な部分でなんか間違ってたりしたら教えてください。

2021-11-24

ドラム式洗濯機で本当にQOLは上がっているのか

1年前からドラム式洗濯機を導入していて、安いやつは乾燥の出来が微妙ということで当時40万くらいのやつを買った。

もちろん、洗剤も自動投入、ヒートポンプ式。

QOLがあがるということで当時は楽しみにしていたが、いくら縮まないことを売りにしている乾燥機能でも、ユニクロなどのファストファッション以外はさすがにちょっと厳しいというか縮む。

ともなると、ユニクロ等の服がほとんどないうちでは、実質下着タオルくらいしか乾燥機にかけないので、そこまでQOLバク上がりしたようには思えていない。

(確かに便利は便利だけど。)

SNSとかみてる限り服とか全部干さなくてよくなって便利!みたいなのみるけど、みんな少しの縮みは気にしてないってこと?

実際どうなのか意見を知りたい。特にファッション好きな人

2021-10-16

核融合・熱」によるボイラーが実用化へ

原子核変換に伴う熱を利用する加熱装置製品化が間近に迫ってきた。9月28日、新エネルギー関連のベンチャー企業クリーンプラネット東京都千代田区)とボイラ設備大手三浦工業が「量子水素エネルギーを利用した産業用ボイラーの共同開発契約を締結した」と発表した。

クリーンプラネットは、2012年設立したベンチャー企業で、2015年東北大学と共同で設立した同大電子理学研究センター内「凝縮系核反応研究部門」と川崎市にある実験室を拠点に、量子水素エネルギー実用化に取り組んでいる。発熱現象再現性はすでに100%を確保しており、研究課題定量的再現性に移っている。

こうした研究成果に着目し、2019年1月には三菱地所が、同年5月には三浦工業クリーンプラネット出資した。その後も、順調に実用化に向けて研究が進んできたため、今回、三浦工業産業用ボイラーへの応用に関して共同開発を本格化させることになった。 2022年にはプロトタイプ製作し、2023年には製品化する予定という。

クリーンプラネット研究成果で注目すべきは、相対的コストの安いニッケルと銅、軽水素を主体とした反応系での発熱100%再現性を確保している点だ。実験室の装置では、チップに一度水素を封入して加熱すると120日程度、投入したエネルギーを超える熱を出し続けるという。その際のCOP(成績係数:投入・消費エネルギーの何倍の熱エネルギーを得られるかを示す)は12を超えるという。一般的ヒートポンプ給湯機のCOPは3前後なので、桁違いの熱を発生させることができる見込みになっている。

凝縮系核反応による核融合では、熱核融合炉では放出される中性子線やベータ線といった放射線が出ないことも大きな特徴だ。クリーンプラネット核融合装置でも放射線はまったく観測されていない。発熱素子は投入温度が高いほど反応が活発化することから工場で使いきれない200度前後の排熱を継続的に投入して入口温度とし、出口温度を500度程度に高めるなどの運用を想定している。

核融合・熱」によるボイラーが実用化へ、金属積層チップで熱を取り出す

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06098/

常温ではないにしても、現実的に利用可能温度での核融合って、実現しそうなんですね。

2021-09-22

山本拓高市氏の元旦那)の進次郎批判よろしくない

山本拓議員小泉進次郎への公開質問状話題になってる。

http://yamamototaku.jp/article/20210921/

山本議員の「元妻を守るために」という物言いが(「離別した夫にも擁護されるなんて、やっぱり高市さんは人格的に素晴らしいんですね!」みたいな感じで)高市支持者に大ウケ。さら自民支持者右派だけじゃなく、河野太郎小泉進次郞を叩きたいやつら、再エネを批判したいやつらにも大人気になっている。バズりまくりだ。よかったよかった。

しかし、肝心の公開質問の内容がまずいというか、やばい

IT関連消費電力は2050年には2016年の41TWh/年の約4,000倍の176,200 TWh/年になるとの予測が、国立研究開発法人科学技術振興機構低炭素社会戦略センターによって発表されています

現在よりも省エネルギーの進展があったとしても、IT 関連消費電力は莫大に膨れ上がることが予想されます。2050 年にそれらを再生可能エネルギーでまかなうための具体的計画を、環境大臣としてお示しください。

これ読んで、増田諸氏はどう感じるだろうか。少なから増田が「『176,200TWh/年』というのがどれぐらいかからないけど、ITの進展で電力需要がすごい増えるんだな、それは再エネだけじゃ到底まかなえないんだろうな、小泉進次郎はそういう現実的想定をしないで、夢みたいな再エネ推進を言ってやがるんだな」と思うんじゃなかろうか。でも、そうじゃない。

「176,200TWh/年」というのは、今の日本全体の年間発電電力量の180倍、世界全体の発電電力量の7倍だ。そんなもん再エネどころか原発だろうが火発だろうが絶対充当できるわけがない。もし小泉進次郎環境省から「なるほど、再生可能エネルギーでまかなうことが不可能だというなら、2050年にそれらを原子力化石燃料エネルギーでまかなうための具体的計画を、対案としてお示しください」と反論されたら一発で撃沈だ。なんなんだこの数字? というわけで引用元PDFを読む。vol.1からvol.3まである

情報化社会の進展がエネルギー消費に与える影響(Vol.1)

IT 機器の消費電力の現状と将来予測

https://www.jst.go.jp/lcs/pdf/fy2018-pp-15.pdf

情報化社会の進展に伴って、従来の予想を超える膨大なデータが取り扱われるようになり、この傾向は今後も拡大すると考えられる。これに伴い、エネルギー消費がどのような影響を受けるかを 2050 年までを視野に入れ、調査ヒアリングなどにより検討した。その結果、世界情報量IP トラフィック)は 2030 年には現在の 30 倍以上、2050 年には 4,000 倍に達すると予想され、現在技術のまま、まったく省エネルギー対策がなされないと仮定すると、情報関連だけで 2030年には年間 42PWh、2050 年には 5,000PWh と、現在世界の消費電力の約 24PWh を大きく上回る予測となった。すなわち、技術進歩がなければ情報関連だけで世界の全てのエネルギーを消費してもまだ不足するという事態になりうる。

現在日本の年間の電力消費量が約 980TWhであるから現在技術でまったく省エネルギー対策がなされないと仮定すると、2030年には年間使用電力量の倍近い電力を IT 関連機器だけで消費する予測となる。世界についても、現在世界の消費電力が約 24,000TWh であるから、やはり現在の2倍程度の電力を IT 関連機器が消費する予測となる。また、2050 年の電力消費量は、現在比較して日本世界ともに約200倍という極端な数字となり、情報関連だけで全てのエネルギーを消費してもまだ不足するという状況になりうる。この情報量の爆発に対しての対策必要なことは明らかである

まり「もし現時点から全く技術の進展がなければ、将来はIT関連機器だけで世界中のエネルギーを全部食い潰しちゃうぞ〜」という、極端なシナリオにもとづく極端な数字なのだ。そして、Vol.1(IT関連機器編)、Vol.2(データセンター編)、Vol.3(ネットワーク編)と分野別に分けて、こうした消費電力増大の問題技術進歩でどう抑えていくか、という議論がされている。IT中心に増大するエネルギー需要に対して、どういうエネルギーミックスで応需していくか、みたいな話は全くしていないし、それどころか低炭素エネルギーへの流れが世界的に進んでいるから「電力供給が大幅に増大することは期待しがたい」とはっきり言っている。電力供給の増大に期待できないということは話の前提で、その中でのやりくりについて書いているのだ。

情報化社会の進展がエネルギー消費に与える影響(Vol.2)

データセンター消費エネルギーの現状と将来予測および技術課題

https://www.jst.go.jp/lcs/pdf/fy2020-pp-03.pdf

 データセンターIaaSSaaS、MaaS などの新たなクラウドサービスの進展に伴い今後も膨大な計算負荷が発生すると考えられる。また全世界的な COVID-19 の蔓延にともなう仕事学習形態リモート化はそれに拍車をかけるものと思われる。さら医療画像診断やセキュリティの顔認識なども膨大な計算量の発生が予測される。

 これらの状況を考えると従来以上にデータセンターにおける計算負荷が上昇しそうである一方で、供給電力には限りがある。また、現在世界中で急速に低炭素エネルギーに向けてエネルギーポートフォリオ見直しが進められていて、供給電力の大幅な増大は期待しがたい

 低炭素社会へ歩を進めつつ、社会必要とされているサービス提供するためにはデータセンター省エネルギー化を進める必要がある。本提案書では 2030、2050 年も見据えて現状技術で固定された場合の電力需要計算した。 

(ちなみに具体的提案CPUGPUを中心とした要素部品類の集積度向上、液浸、ヒートポンプなどの冷却方法の工夫、必要とき以外は動作しない(スマート化)…などなどの提案で、それに対する研究支援をせよ、と言っている。割と普通だね)

この提案書の報告主体は「国立研究開発法人科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター」なんだけど、ようするにこの提案書は、山本拓議員引用している文脈とは真逆の論旨のことを言ってるのだ。「これだけ電力が足りなくなるから、再エネを推進してはダメだ」ではなく、「技術進歩がなければこんな非現実的シナリオになってしまうから、それを避けるために、IT分野全体で電力消費を減らす努力研究支援をしよう」という内容なのである

山本議員公開質問ではこういう文脈無視して、一部の記述を都合よく切り取って、意図的に「再エネではこの電力需要を賄えない、再エネを推進しない現実的計画を立てるべきだ(立てることが可能だ)」みたいな誤解を招く表現をしてるように見えて、大変よろしくない。山本議員エネルギー通だそうだから、「176,200TWh/年」という数字が全く非現実的な想定であることは本人も理解しているはずだ。そもそも公開質問では、この数字引用した部分のすぐ上に

一般電気事業者 10 社の 2019 年度の火力発電量は約 4,814 億 kWh/年です。

という記述もあるのだ。約 4,814 億 kWh/年 = 481400000000 kWh/年 = 481 TWh/年 である東日本大震災以後、国内発電量の70%以上を担う火発を全部ひっくるめても480TWhでしかないことを山本議員承知していながら、その直後には「IT 関連消費電力は 2050 年には (略)176,200 TWh/年になるとの予測が、国立研究開発法人科学技術振興機構低炭素社会戦略センターによって発表されています」「現在よりも省エネルギーの進展があったとしても、IT 関連消費電力は莫大に膨れ上がることが予想されます。2050 年にそれらを再生可能エネルギーでまかなうための具体的計画を、環境大臣としてお示しください」という書き方をしている。こういうのは誠実な議論ではない。

2021-06-30

anond:20180827212004

電気乾燥機定量入れると電気代は一回100円超える。そしてうちの場合乾かない場合が多かった。

半年くらいすると臭い洗濯物が発生しているようになり、1.5倍くらい乾燥機を回すようにした。

すると、電気代が4~5千円ちかく上がったので止めた。

一人暮らしまでのアイテムだと思う。

今は部屋に干してコンプレッサー除湿器乾燥。こっちのほうが生乾き周波発生しにくい。電気代も安い。暑いけど。

家族がいるならドラムヒートポンプ式が経済的妥当だと思う。

敵は嫁が洗濯機が壊れるまで買い替えようとしないことだ。

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