はてなキーワード: タブレットPCとは
1989年に東芝が発売したDynabook J-3100SSが世界で最初のノートパソコンである。すぐにNECが続き、1990年代になると、IBMとアップルが参入、東芝、アップル、IBMが次々に新機能を加え、1995年頃には、現在のノートパソコンの標準的な機能の原型が完成した。
1990年代中頃から、国産各社が参入、先行各社は新機種シリーズを展開した。また、インターネットが普及し、モバイルコンピューティングが盛んになった。それにより、ノートパソコンが急速に使われるようになり、2000年にはノートパソコンの出荷台数はデスクトップパソコンを追い越した。
2000年代を通して、小型化、軽量化、高機能化、省電力化が進んだ。2000年代末には、iPadで代表される新しい形態の携帯機器が出現し、ノートパソコンと競合するようになってきた。
とかくパソコンの分野では日本企業の低迷が指摘されるが、ノートパソコンの分野では、東芝に代表される日本企業が業界を先導したきたのである。少なくとも1990年代まではそうであった。ところが、2000年代になると、ノートパソコンがパソコンの主流になったのに、日本企業の優位性は低下してきた。それを挽回する手段を講じるべきなのか、あるいは陳腐化したこの分野は中国等に任せて、日本は新分野を開拓すべきなのだろうか。
ラップトップとは「膝の上」の意味であるが、デスクトップパソコンより小さく、ノートパソコンよりも大きいサイズのパソコンを指す。携帯可能であるから、これを含めてノートパソコンということもあり、その境界は厳密なものではない。
・1984年 NEC PC-8401A
(PC-8401Aのほうが早いのだが、電池やフロッピーなどが外付けなため、一般にはT-1100が世界初で、PC-98LTがNEC初だとされている)。
T-1100の仕様を示す
・CPU:80C86(16Bits)、5MHz
・メモリ:最大512KB
・外部記憶:3.5インチFDD内蔵(720KB) 。ラップトップでは世界初のHDD内蔵
・サイズ:310(W)×300(D)×67(H),4kg
最初のノートパソコンは1989年に、世界に先駆けて日本で出現した。
発表はPC-286NOTEのほうが先だったが、出荷はJ-3100のほうが早く、しかもヒットしたので、一般的にJ-3100を最初のノートパソコンだとしている。なお、PC-9801Nはやや遅れて出荷されたが、これにより「ノートパソコン」という用語が広まったといわれている。
J-3100SSの仕様を示す
・CPU:80C86(16Bits)、5MHz
・メモリ:最大3.5MB(標準1.5MB)
・外部記憶:3.5インチFDD内蔵(720KB/1.2MB)
・電源リジューム機能の提供 ・ジャストシステムATOK7のROM搭載 ・AT互換機
・サイズ:310(W)×254(D)×44(H),2.7kg)
1990年代に入ると、IBMとアップルがノートパソコンに参入した。1990年代前半の特徴のある機種を列挙する。1995年頃には、現在のノートパソコンの標準的な機能の原型が完成したといえよう。
・1990年 東芝 DynaBook J-3100 SS02E 世界初のHDD搭載
・1991年 NEC PC-9801NC 世界初のTFT液晶16色、TVチューナー付
・1991年 アップル PowerBook 170 世界初のパームレストとトラックボール
・1991年 IBM PS/55note 5523-S IBM初のノート。VGA解像度640x480(他社は640x400だった)
・1992年 東芝 DynaBook 486-XS 世界初のTFT液晶フルカラーVGA
・1992年 東芝 DynaBook EZ ワープロ、表計算などアプリケーションをROM内蔵
・1992年 IBM ThinkPad 700C 当時最大級の10.4インチTFTカラー液晶。世界初のトラックポイント装備
・1992年 IBM ThinkPad 220 世界初のサブノート。重さ 1kg、単三乾電池で駆動
・1994年 東芝 DynaBook SS433 世界初のFDD内蔵B5版サブノート
・1994年 IBM ThinkPad 755 内蔵型CD-ROMドライブ搭載
・1994年 アップル PowerBook 520 世界初のトラックパッド採用
1990年後半には、国産各社がノートパソコン分野に参入、先行各社も新シリーズを展開して、現在でもポピュラーな機種名が出揃った。ノート型は、デスクトップ型に比べて割高であったが、モバイル環境での利用が盛んになったこと、オフィスや家庭での占有面積が小さいことから人気が高まり、2000年にはノートパソコンがデスクトップパソコンの出荷台数を上回る状況になった。
・1995年 富士通 FMV-BIBLO リチウム電池採用。プレインストールソフト多数
・1996年 IBM ThinkPad 560 2kg以下の軽量
・1996年 東芝 Libretto 20 世界最小・最軽量(840g)のミニノート
・1997年 ソニー VAIO NOTE 505 B5サイズモバイルノート
・1997年 パナソニック LetsNote AL-N2 光学式トラックボール搭載
・1997年 三菱電気 Pedion A4で当時画期的最軽量(1.45kg)最薄(18mm)
2000年代になると、パソコンの主流はノートパソコンになり、パソコンでの関心はノートパソコンが主になる。ノートパソコンは、本質的にモバイル環境での利用である。そのための軽量化や小型化競争は1990年代後半から活発であったが、2000年代になると、長時間充電せずに利用できること、立ち上がりの時間が短いこと、堅牢性や耐久性に優れていること、さらにはデザインへの要求など、多様な品質での競争になってきた。
筺体の軽量化
軽量な素材を用いながら堅牢性を高めるため、ハニカム構造など設計上の工夫が進んだ。
パソコンを使用しない状態での省電力技術であるスリープ/スタンバイ機能は従来からあったが、インテルによるディープ・パワー・ダウン・テクノロジやASUSTeK ComputerによるExpress Gateなど、新方式が開発された。
SSD(Flash Solid State Drive)
SSDは、フラッシュメモリを発展させた記憶媒体で、HDD(磁気ディスク)と比較して、機械部分がないため、小型化、省電力化、高性能化が重要なノートパソコンに適している。しかし高価格である。2004年頃から注目されるようになり、2000年代後半には高級機に採用されるようになった。
ノートパソコンの製造には、小型化や低電力化などの高度なな技術が求められので、日本企業に適した分野であった。ところが、低価格化競争が進むのに伴い、台湾や中国などで生産するようになった。それが、2000年前後から、現地企業の技術向上により、現地企業に生産だけでなく設計も委託するようになり、独自のパソコン事業から撤退するようにもなってきた。そのため、日本国内で生産している製品は、特に高度技術が要求される小型の高機能のパソコンに絞られるようになってきた。
2000年後半には、ノートパソコンが多様化した。ディスプレイサイズで区分すると、次のようになる。
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
───┬─── ─┬─── ──┬──
│ ──┬──│──┬── │
│ │ │ │ ハイエンド 1920x1200 モバイルを意図せず高機能機
│ │ │ A4ノート 1680x1050 最も広く利用
│ │ B5ノート(コンパクト) 1280x 800 モバイル用の標準
├ウルトラモバイル(タブレットパソコン) 1024x 600 操作性を重視
シンクライアント(Thin client)とは、処理機能をサーバに集中させ、パソコンには必要最小限の機能しかもたせないパソコンのことである。1996年当時は、モバイルパソコンの軽量化、低廉化を狙ったのであるが、あまり普及しなかった。
1996年 オラクル、シンクライアントの概念を提唱。そのコンセプトモデルNC (Network Computer)を紹介。「500ドルパソコン」とも呼ばれた。
1997年 サン・マイクロシステムズ、コンセプトモデルJava Stationを発表
1997年 マイクロソフト、Windows CEをベースとした「Windows Based Terminal(WBT)」を発表
それが2005年頃から、外部記憶装置の接続ができないこと、パソコンに情報が残らないことが、セキュリティの観点から重視され、パソコンメーカーはシンクライアントを発表、多くの企業が採用を検討するようになった。
2005年 日本経済新聞「日立製作所がパソコン利用を全廃する」の記事。これが広く一般の関心を呼ぶ。
2005年 富士通 FMVシンクライアントTC8200等出荷
2005年 NEC Mateシンクライアント、VersaProシンクライアント 出荷
ネットブックとは、インターネット利用に特化した小型軽量なノートパソコンである。2005年頃、発展途上国の教育分野にインターネットの活用が重視され、「100ドルパソコン」として生産、支援団体等を通して提供する計画が進んだ。
ところが、安価で使いやすいことが注目され、先進国でもセカンドマシンとしての重要が高まり、2008年頃から、その用途を目的とした機種も出るようになった。
2008年 ASUS(台湾) Eee PC:本来の目的用の例
・CPU,本体:Ultra-Mobile PC(タブレットPC)携帯端末用のPC、パソコン用と比較して安価
・記憶装置:HDDなどはなく、システム基板上にフラッシュメモリを直接搭載
・ハードウェア構成:通常のPC/AT互換アーキテクチャを採用して、パソコンとの互換性あり
iPadの出現
タブレットパソコンとは、タッチパネルディスプレイを搭載し、指や専用ペンで画面操作できる携帯用パソコンのこと。2002にマイクロソフトはタブレットPCを発表したが、あまり普及しなかった。2009年に発売されたWindows 7が「Windows タッチ」というタッチ操作系統を標準搭載したため、タッチパネルディスプレイを備えたパソコンが各社から発売されるようになった。
2010年、アップルはiPadを発売した。電子書籍閲覧で代表される多様なアプリケーションが評判になり、爆発的な売れ行きを示した。ここでのマルチタッチ操作方法は、一般のパソコンにも大きな影響を与えている。
率直に言って、Win8は不便で、大コケしたと思う。「タブレットPC」や「スマートフォン」を対象にしてUIをつくったからだろう。
Ubuntu(Canonical)がUnityで非難を受けたり、GnomeもUIを変えて非難を受けたりしたけれども、それも、とりわけCanonicalなんかは特にタブレットPCやスマートフォンへの野心があったからだろう。
いわゆるPCは、機能の汎用性が高く、携帯端末と比べるとより複雑な操作を要求されるのに、タブレット向けUIにされても困る。
そもそも、マンマシンインターフェース(ヒューマンインターフェース)も異なるし、多くはCPUすらも異なり汎用的につくられている。携帯電話などはワンマニュファクチャラーですべて設計してくれたほうが安定して速く動くわけで、俗に言う「ガラケー」はこれが取り柄だ。PCは、汎用規格で「つぶし」が利くことが取り柄だ。
WinXPからのリプレースがあまり進んでいないのも、後継OSが使えないからなのだろう。Win8は7よりも高速化したと主張しているけれども、Win8は別の点で「改悪」がされてしまったし、たとえ多少なりとも高速化したところで、事実上はリソース食いでより高性能なハードウェアを要求するのだから、リプレースしたくてもできんだろう。ぶっちゃけ、少なからぬユーザーは、Win2kのようなOSを求めている。Win2kに比べるとXPでさえも遅いのに、MeやVistaはクソ遅いし(笑)、7でも8でも遅いし、そもそも動かないよ。ハードウェアまで買い替えろというのは、ズバリ、環境破壊だろ。ムダだ
2006年購入当時20万位してたやつが今日死んだ。2013年なら代替品は5万くらいか?去年2度電源を入れたのが最後だ。今日、ACアダプタに繫いでもうんともすんとも言わない。かつての愛機X41Tabletは死んだのだ。
(正確にいえば電源を入れてLEDが光らないのだから、電源周りがお亡くなりになっているだけの可能性が高い。だが、何故か検証をする気にもなれない。もうかつての情熱は消えたのだ)
重さ確か2kg弱くらい。
片手でこの重さに慣れ親しんでいたために、のちのiPadだかGoogle Nexus(綴り間違えならすまん)だかに対する「片手で持つには重い」という指摘にはまったく気にならなかった。空気みたいな軽さだ。必死こいてカスタマイズに励んでいた頃が懐かしい。以後のモデルと違ってHDDはまさかの1.8インチ仕様。主流から外れてクソだった。CPUは当時とすれば王道を歩いていて、後々のCore2 Duoで完成を見た。
悲しくならない一因として、ディスプレイの表面がクソ分厚いことが上げられる。電磁誘導でディスプレイからの入力を可能にするためにフツウの表示Onlyのディスプレイより何層か積み重なっており、初期型ゆえにクソ分厚いのだ。ヘタするとペン先と、直下の座標とが直感よりずれてしまうこともあった。
後のX60だったか?こいつは電磁誘導かつタッチパネルにも対応していた。タッチパネルと電磁誘導が混在すると、それはそれで手のひらを触れながらペンで入力しようとすると誤動作の一因となり使い分けが重要だ(X60はうまいこと回避するような仕組みがあったように思う)。
さてX41だが当時としては綺麗な発色と視野角が広い(170度くらい)のなかなかのディスプレイで、お絵かきにはそこそこ使えた。プロからすると筆圧256段階検知と516段階検知じゃ違いがあるのだろうが、256段階感知どころか筆圧機能すら私にはあまり必要でなかった。各種タブレットがばっさりと筆圧機能を削っていることからみて、それはそれで正解なのかもしれない。
バックアップは取ってる。最後に動かした去年に、ずぼらな私もその時ばかりは何故かバックアップを取った。恐ろしいのは自省してみて、バックアップを取っていなかったとしても、悲壮にくれることはなかったんだろうなぁと心変りした自分の気持を肯定してしまうことだった。(それ程重要なデータでもなかったし、いざとなればネジを外してHDDから吸い出せばいい)
HDDの速度がクソだったし2007年前後はCPUのイノベーションもあっという間だった、だましだまし使いながら2011年頃まで相棒として愛用してきたのだ。
購入するならやっぱりPCが(自分にとって)いい。iOSやAndroidは自由なようで不自由だから嫌だ。当時よりも、遥かに薄くなった、安くもなった、探せば選択肢も当時より比較にならないほど恵まれているはず、なのに店頭に急ぐほどの気力はない。俯瞰的にみれば、あの時期に糞高いタブレットPCに手を出したこと=潤沢な研究開発費への養分、と同義ではあるが、まったく後悔はしていない。むしろ、同じ時期に購入した同志たちの死屍累々で、今のように薄くて軽いタブレットが日の目を見る日がほんの僅かでも早くなることにほんの少しでも貢献したのだと誇りにすら思う。でも、気力はなんか枯れた。
まぁ、チャレンジャー向けカテゴリの商品として、馬鹿でっかい(20インチとか、そんなの)タブレットが店頭に並んで発売されているが、かつてX41を買うときに迷ったように、買うか買わないか悩ましく感じる日々を過ごしながらコーヒーを飲むとしよう。
タブレット端末で予習、佐賀県武雄市の市立小学校で「反転授業」試行へ http://biz.bcnranking.jp/article/news/1310/131002_134681.html
墨田区教育委員会、NECのWindows 8タブレットを300台導入 http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20130905_614221.html
「進研ゼミ」にタブレット一斉導入 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1310/04/news121.html
よく分からない。
タブレットって基本的にはViewer.
AppleはiWorksタダでリリースして「Editorとしても使えますよ」と言ってるけど、真に受けちゃダメ。
メーカーはハード売りたいから何でも言うけど、パネルちょんちょんつついてドキュメント作るの?
私、Pages落としてiPadで使ってみたけど、しんどくて30分でギブした。NumbersもKeynoteも無理だった。
ノート取ったり、資料閲覧したりするなら、1.5kg以下のB5ノートPCが便利だと思う。
スリープからの起動は数秒。SSDなら電源落ちてる状態からの起動にもそんな時間かからない。
Editorとしての利便性、拡張性、コスパ考えたら、ノートPCじゃない?
一時期、日本中の学校に作られた『コンピューター室』を思い返さずにはいられない。
「パソコンは温度変化、特に夏の暑さに弱いんですよ」なんてメーカーに言われ、冷暖房完備の教室を作っちゃった。
それでほとんど使わないゴミソフトが多量に詰まった、馬鹿高いパソコンをしこたま買わされた。
あのパソコンたち、今はどうなってるんだろう?
少し前に県立高校入学生に強制的にタブレットPC配るとかニュースに流れていたので気にはなっていたが、以下のニュースで小学校でもいろいろ取り組んでいることを知った。
朝日新聞デジタル:家で動画見て予習、「反転授業」試行へ 佐賀・武雄市 - 教育
「反転授業」ってスタンフォード大学でも取り入れている手法のようだね。
【授業から”講義”をなくす】東大も試行する「反転授業」で教師の役割が変わる - NAVER まとめ
ちょっと教材の準備が大変そうだね。武雄市、ってのもちょっとひっかかるけど。でもうまくいくことを祈ってますよ。
【EDIX2013】全教室に電子黒板設置、佐賀県の先進的ICT利活用教育(1/2) | リセマム
佐賀県ていつの間にICT活用教育の先進県になったんだろう。まったく知らなかった。例えばこの組織なんか佐賀県は所属してないんだよ。
http://www.zenkojoken.jp/%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A%E6%83%85%E5%A0%B1/
一つの例で判断しちゃいけないな。一部のメーカの思惑に従って…なんてことが絶対にないとは思うんだが、 一応ないことを祈るよ。
よく行くマックで、ノートPCと電子辞書を広げて作業をしている女性を見る。
彼女は時折電子辞書で何かを調べながら、PCのキーボードを叩いている。
不思議だ。
何か特殊な辞書を使っているのかなと思った。
私はCD-ROM版の類語辞典をPCにインストールして使っている。現在、Webで提供されている類語辞典は語彙が貧弱だからだ。
私は思い切って彼女に尋ねてみた。
彼女「私が使っているPCはネットに繋がらないんで、電子辞書を使っているんです」
……え?
外出先で電子デバイスを、日常的にオフライン環境で使っている人なんて初めて見た。
不便ではないのだろうか?
頻繁にマックで作業するなら、こうしたサービスを利用するばいいのに。何か事情があるのかもしれないけど。
http://anond.hatelabo.jp/20130524165256
11年前にマイクロソフトのタブレットPCというものが有りまして。
マイクロソフト、Windows XP Tablet PC Editionを発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0612/ms.htm
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1107/ms.htm
しかしこれが売れない。1年後には…。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1024/tabletpc.htm
Tablet PCが登場して、まもなく1年を迎えようとしている。フルサイズの携帯画面を直接ペンで操作できる。もうそれだけで心ときめき、たいへんな期待を寄せていたのだが、そんな気持ちも製品が出るころにはすっかり冷め、いつのまにか関心も薄れて忘却の彼方。
ところが、2007年にiPhone、2010年にiPadが出る。Android勢の追随も有りタブレット端末が家庭用ノートPCを駆逐する勢いなのが11年後の現在。「タッチ操作するスレート型端末」というコンセプトは合っていたのにどうしてこうなった…。
技術が先に出ても、大勢の人が使うような応用は後から発案される事が有る。小さなCCDが携帯電話のカメラに採用されて、カメラ無し携帯を探すのが難しくなるくらい普及したように。
そんな訳で4Kのディスプレイも、将来は意外な形で普及するかもしれない。スマホやタブレットに載れば、文字が見やすくなる事は間違いない。家庭用のテレビとしては、画面だけ4Kになって他の部分(内蔵のマイコンとかリモコンとか)が進化しないのはバランスが悪いと思うが…。
http://www.microsoft.com/ja-JP/default.aspx
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/home
http://office.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトが本気を出してきた。
突然、HotmailがOutlook.comという新しいデザインに変わった。
知らないうちに(おそらく一昨日のWindows8発売に合わせて)、マイクロソフトのホームページが全面的にデザインを変更している。新しく「MY OFFICE」なるサービスもベータ版が開始している。
Windows8、RT、今後発売されるOffice2013によって、アップルの顧客を完全に移行させる計画。これが失敗したらマイクロソフトはどうなるんだろう、っていうくらいチャレンジングなことをしている。
Windows95の成功以来、殿様商売なところがあったマイクロソフトだが、アップルにここまで顧客をとられて、相当危機感を抱いているのだろう。
ヨドバシカメラの店員さんは、声を揃えて「パソコン買うならWindows7がよい」と言う。Windows8は明らかにタブレットPCやタブレット端末に特化している。ということは、タッチパネルを備えた端末が売れなければ、8は失敗に終わる可能性が大。
今後、マイクロソフトが注目商品Surfaceを投入し、サードパーティーがiPadを圧倒するようなタブレット端末を作ることが、マイクロソフト巻き返しの必須条件となる(だからこそ、WindowsRT搭載のタブレットはマイクロソフトが選んだメーカーしか作れないことにしたのだろう)。
iPadがRetinaディスプレイ搭載などといって解像度にこだわっている間に(余談だが、これは日本の数年前までのゲーム業界を想起させる)、OfficeRTでビジネスユーザーを一気に引き込むのがマイクロソフトの戦略だろう。
そうすると、Office2013 RTがSurfaceの発売に間に合わなかったのはかなり痛い。
液晶屋になってしまったという事であろう。小さな液晶しか作れなかった時代においてはパソコン用の液晶ディスプレイは高価なままで売れる商品という基準を満たしていたが、大きな液晶が作れるようになってくると、持ち運べるサイズの液晶画面で十分というパソコンは液晶の販売ルートとして、見劣りがするようになっていったのである。
大画面の液晶を安く作り、大量に売り捌くには、テレビの方が良かったということである。HDDやメモリー、CPUにマザーボードと、パソコンの構成要素は専業化が進んでいて、それほど大きくないサイズの画面が求められる液晶も、時代遅れとなった製造ラインを買い取った中進国の企業の専業へとなりつつある。
パソコン事業を打ち切るのは理解できても、タブレットPCにという展開は理解できない。
画像ファイルの閲覧だけであれば、極端な話、デジタルフォトフレームで十分となる。書籍を画像データとして取り込んだモノを、一枚ずつ捲れれば良いのであれば、数千円で買える画面サイズ7インチぐらいのデジタルフォトフレーム以上の機能は、必要無いとなる。zipで圧縮したままで閲覧できるとか、jpgだけでなく、pngやbmpといった画像形式に対応していてくれると、解凍したり画像変換したりしなくて済むし、flvやmp4やaviといった動画フォーマットにも対応していると、youtubeやニコニコの動画を保存して閲覧するという形でテレビの代用にもなりえる。充電池で動かせるとなれば、通勤にも持ち運べるし、寝床でもつかえるとなる。
フォントがどうとか、著作権保護(DRM)がどうのと、余計なコストをかけて使い勝手を悪くしているメーカーと利権屋の自慰行為に消費者が付き合わなければならない理由はどこにも無い。
とんがった製品を作れないメーカーに存在意義は無い。本人達は、最先端をつっぱしっているつもりでも、まるっきり見当外れの方向に、しかも大幅に遅れて走っているという状態であったりする。しかも、筋が悪い事を多くの人が気付いているので、その方向に走っているのは本人達だけとなる。回りに人が居ないので独走しているように見えているのかもしれない。
パソコンを持たず、携帯電話だけという人にならば売れるかもしれないが、そういう人の購買力をあてにする商売は先が無いとは思わないのであろうか。
メーカーの大きな図体を食べさせていけるだけの売り上げは、見込めないと判断せざるを得ない。
そんな感じの本も今後出てくるようになるんじゃないかなぁという予感が、少し、する。
13インチノートpcに携帯はiPhoneの自分が、ラフでiPhoneよりも一覧性が高くてflashに対応した端末が欲しくて
タブレットPCを検討している。用途は自宅でPC開くほどではないメールやRSSのチェックやyoutube。そして
外ではwifiで自宅と同じような使い方と、オフラインでもメモやマインドマップや、PDF、地図の閲覧など、手帳
として使いたい。
目をつけていたのはarchos 101。
10月後半に発売するAndroid2.2に対応した10(10.1?)インチタブレットなんだけど。ipadが700gなのに対して
archos 101は500gだし、バッテリーも7時間くらい?十分持つようだし、いいかなーでもAndroidOSの完成度
ってどうなんだろうね?未知だけど2.2からFLASH10.1の対応という事で、ハードが中華パッドに多いポンコツ
じゃなければカスタム次第で十分便利に使えるんじゃないかなという想像(中華パッド全てを否定してるわけじゃない)
家をメインに考えるなら10インチだし、外メインなら7インチ、iPhone持ちの自分にはどっちが合ってるのか。
発売まで夢が広がるな~なんて、思っていたら・・・
Blackberryタブレット来ちゃった!
http://japanese.engadget.com/2010/09/27/blackberry-playbook/
なんだよ!BlackberryOS未体験だけど、世界で通用っぷりを考えるとiOS並にクオリティ高そうで凄そうじゃん!
ギャラクシータブといい、luvpad、未発表だけどSONY製のAndroidタブレットの噂もあって気になる気になる。
しかし今年の年末~1、2年はタブレットPC大流行になりそう。何年も前からあるにはあったけど、iPadで話題になって
パクリの嵐から群雄割拠の戦国時代に入ってきてる感じ、ネットブックのように一過性のブームで終るか
定番アイテムになれるのか?
http://www.asahi.com/digital/internet/NGY201008210003.html
http://www.asahi.com/digital/internet/NGY201008200021.html
電源スイッチのオンオフしか出来ない自称エンジニアになりたいという話。
このご時世で、その程度の能力で一人月50万円取れる仕事なんて、一般向けには無い。こういう人は、どんなに無能でもリストラされないだけの理由がある人である。
たとえば、指定校制で定期採用していて、解雇すると関係が壊れるから出来ないとか、取引先や監督官庁の幹部の子弟縁戚とか、
今回の三菱電機インフォメーションシステムズのような談合有りの詐欺同然という商売をやっている所では、万が一の時に、自分の一存でやりました上司は何も知らないし無関係ですと、警察に行って自白して前科を背負う懲役要員といった役割が期待されている人という事である。
コネも前科を背負うほどの忠誠心も無い一般の人には、このような美味しい仕事は回ってこないし、そういうしがらみやヤバイところを抱え込んでいるような企業でないと、官公庁相手の美味しいお仕事には参加できないのである。
あと、図書の予約冊数や貸し出し冊数制限を撤廃すると、貸し出し冊数が増えて、図書館間の運送便の負担が増え、予算が足りなくなるから出来ないという反論があるようだが、図書の利用が増える事は、図書館の本分であるという事を忘れているようである。
インクのついた紙の束という物質を運ばなければならないという点に問題があるということであって、インターネットから予約できるのであれば、電子書籍化してインターネット経由で閲覧できるようにするという解決方法がある。
横持ちコストを消滅させられるし、実本の傷みや紛失や盗難を避ける事も出来るようになる。
実本を貸し出したのと同じ状態にする為に、実本一冊あたり一つしか閲覧許可を出さず、閲覧許可が返却されない限り、次の人に閲覧許可を出さないというやり方が、図書館の特例として認められるかという点が問題であろう。
実本と閲覧許可の紐付けを外し、貸し出し一回ごとに、図書の横もち費用や図書館のカウンター業務コストの合計額よりも安価であることを条件に、著作権料を出すという考え方は、面白いのだが、図書館という仕組みの否定となる。それは、閲覧権の購入であって、販売行為である。
本を運ぶトラックや図書館で働く人を養う為に使われているお金を、著作者に渡す事が出来るようになるという事は、重要な事であるが、
そもそも。インクのついた紙の束を作って、運び、店舗で販売する為に、定価の90%以上のコストがかかっていて、著作者には良くて10%、下手をすれば7%以下という搾取されている状態の方が、はるかに大きな問題である。
それらでメシを食っている宣伝や製紙業界や印刷製本業界や運送業界や書店業界で暮らしている人々にとっては、メシの種が奪われるということで、とんでもない話なのだろうが、
Amazon Kindleや、Apple iPadといったタブレットPCによる電子書籍販売システムが日本にも乗り込んで来ている。
日本語対応が不十分なうちは、のんびりとしていられるが、対応してきた時に、売り上げを根こそぎ持っていかれる事を覚悟しているのであろうか。
筆まめとipodとP2Pの増田だけど、「一般人」っていうのは、一種PCが家電化しちゃってる人だと思う。
ワープロや印刷屋に年賀はがき注文していた層->筆XXがあればOK派(画像処理なんてしない。イラスト本を買ってくるか、デジカメオンリー)
これからは
もどんどん増えるよね。
だから、一般人の買うPCはオールインワンと仮定した場合WORD、EXCELという、「一般的に入ってて誰でも使える」ソフトを、「使っているか(必須か)」というと、必ずしもそうじゃないと思うんだ。