http://www.microsoft.com/ja-JP/default.aspx
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/home
http://office.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトが本気を出してきた。
突然、HotmailがOutlook.comという新しいデザインに変わった。
知らないうちに(おそらく一昨日のWindows8発売に合わせて)、マイクロソフトのホームページが全面的にデザインを変更している。新しく「MY OFFICE」なるサービスもベータ版が開始している。
Windows8、RT、今後発売されるOffice2013によって、アップルの顧客を完全に移行させる計画。これが失敗したらマイクロソフトはどうなるんだろう、っていうくらいチャレンジングなことをしている。
Windows95の成功以来、殿様商売なところがあったマイクロソフトだが、アップルにここまで顧客をとられて、相当危機感を抱いているのだろう。
ヨドバシカメラの店員さんは、声を揃えて「パソコン買うならWindows7がよい」と言う。Windows8は明らかにタブレットPCやタブレット端末に特化している。ということは、タッチパネルを備えた端末が売れなければ、8は失敗に終わる可能性が大。
今後、マイクロソフトが注目商品Surfaceを投入し、サードパーティーがiPadを圧倒するようなタブレット端末を作ることが、マイクロソフト巻き返しの必須条件となる(だからこそ、WindowsRT搭載のタブレットはマイクロソフトが選んだメーカーしか作れないことにしたのだろう)。
iPadがRetinaディスプレイ搭載などといって解像度にこだわっている間に(余談だが、これは日本の数年前までのゲーム業界を想起させる)、OfficeRTでビジネスユーザーを一気に引き込むのがマイクロソフトの戦略だろう。
そうすると、Office2013 RTがSurfaceの発売に間に合わなかったのはかなり痛い。