2012-10-28

マイクロソフトの本気。

http://www.microsoft.com/ja-JP/default.aspx

http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/home

http://office.microsoft.com/ja-jp/

マイクロソフトが本気を出してきた。

突然、HotmailOutlook.comという新しいデザインに変わった。

知らないうちに(おそらく一昨日のWindows8発売に合わせて)、マイクロソフトホームページが全面的にデザインを変更している。新しく「MY OFFICE」なるサービスベータ版が開始している。

Windows8、RT、今後発売されるOffice2013によって、アップル顧客を完全に移行させる計画。これが失敗したらマイクロソフトはどうなるんだろう、っていうくらいチャレンジングなことをしている。

Windows95成功以来、殿様商売なところがあったマイクロソフトだが、アップルにここまで顧客をとられて、相当危機感を抱いているのだろう。

しか・・・大丈夫だろうか。

ヨドバシカメラの店員さんは、声を揃えて「パソコン買うならWindows7がよい」と言う。Windows8は明らかにタブレットPCタブレット端末に特化している。ということは、タッチパネルを備えた端末が売れなければ、8は失敗に終わる可能性が大。

今後、マイクロソフトが注目商品Surfaceを投入し、サードパーティーiPadを圧倒するようなタブレット端末を作ることが、マイクロソフト巻き返しの必須条件となる(だからこそ、WindowsRT搭載のタブレットマイクロソフトが選んだメーカーしか作れないことにしたのだろう)。

iPadRetinaディスプレイ搭載などといって解像度にこだわっている間に(余談だが、これは日本の数年前までのゲーム業界を想起させる)、OfficeRTでビジネスユーザーを一気に引き込むのがマイクロソフト戦略だろう。

そうすると、Office2013 RTがSurfaceの発売に間に合わなかったのはかなり痛い。

iPadが独走を続けるか、それとも、Surfaceを筆頭とするWindowsRTタブレット市場をひっくり返すか。

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