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はてなキーワード: 福島第一原子力発電所とは

2011-04-29

苦慮って・・・・・・

原発停止で税44億円見込めず、福島県が苦慮
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110420-OYT1T00024.htm
東京電力福島第一原子力発電所放射能漏れ事故に伴い、第一、第二原発原子炉全10基が停止していることで、福島県が2011年度当初予算に計上した44億7000万円の核燃料税の収入が全く見込めない状況になっている。
核燃料税は定期検査の際、燃料を原子炉に装てんした時点で課税され、事業者の東電が納税する。事故で燃料の出し入れができないため、税収はゼロとなるのが確実で、県は「原発事故対応で出費がかさみ、核燃料税が入らなければダブルパンチだ」と苦慮している。
核燃料税は、主に原発周辺地域の安全・防災対策を目的としており、2010年度の当初予算では44億3000万円を計上、7割にあたる31億円は県が放射線測定や防災ヘリコプターの維持、避難用の道路整備、被曝医療を担う県立医大病院の運営などの費用に充てている。残る3割の13億3000万円は地元の楢葉、富岡、大熊、双葉の各町と周辺の6市町村に交付金として配分されている。
2011年4月20日03時03分 読売新聞

金以外で苦慮してることねぇのかよ。


ど~ぞど~ぞ、原発歓迎です

でも東電さん、たくさん税金納めてね。

事故

わぁわぁわぁ

出費がかさむよぉ

税金も入ってこないよぉ

大変だぁ


まぁ行政っうのはいい加減なもんだ。

2011-04-21

川崎市の汚染瓦礫受け入れについてBBCメールしてみた

英訳するの前提で日本語書いてたら不自然になったけど。

変な英文しか書けないけど。

殆どGoogle先生にお願いしたけど。

あいいよね。

Please help us to protest, please!


Hello. I am a Japanese womanlives in Tokyo. I am now pregnant.

I am deeply grateful for the BBC to the report on serious accident of the nuclear power plant of first in Fukushima.

Because Japanese mainstream media did not report radioactive contamination seriously.


To happen is a new serious problem in Japan now. Would you cooperate with us?

Is about to be burned debris contaminated radioactive material In Kawasaki City, next to Tokyo.

This debris brings from Fukushima.

If this debris is incinerated in Kawasaki, it would be contaminated by radioactive material to the entire Kanto region.


This problem has been determined at the discretion of the Mayor of Kawasaki City, Takao Abe.

Of course, citizens in Kawasaki are protesting against Kawasaki to accept the debris.

This public protests over two thousand.

However, the mayor is ignoring this protest.

It is an act that violates the right to life of its inhabitants.


We want to stop the radioactive contamination of children and pregnant women and young men and women in Japan.

But, Japanese government has not come up with something even while knowing that measures have been flooded with protests in Kawasaki City.

Japan's mainstream media are not widely reported this problem.


There is no time to start burning debris.

Kawasaki City commented on the transport of debris to begin in April.

Please take this issue on BBC.

Now, many foreigners are in Kawasaki and Tokyo and the Kanto region.

Also spans the risk of radioactive contamination on them.

This issue is no longer just for the Japanese.

Please take this matter greatly on BBC networks.

In Japan today, keeping a close eye on this issue for some Internet users.

But many Japanese are indifferent to this issue.

Thanks for your reading.

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The report of this issue in Japan

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011041500649

(Transration)

http://www47.atwiki.jp/pboxdro?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=jiji+english.txt

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どうか私たちに協力してください!


はじめまして。私は東京に住む妊婦です

福島第一原子力発電所に関するBBC報道に深く感謝しています。

なぜなら日本の大手マスコミ放射能汚染を深刻に報道していないかです


今日本で新しい深刻な問題が起きようとしています。私達に協力していただけませんか?

東京に近い川崎という町で放射性物質に汚染された瓦礫が燃やされようとしています。

この瓦礫は福島から運ばれてきます

もし川崎でこの瓦礫が焼却された場合関東地方全体が放射性物質によって汚染されてしまいます。


この問題は川崎市長の専決で事態が推移しています。もちろん川崎市民は瓦礫を受け入れることに対して抗議しています。抗議は2千件超えています。しか川崎市長はこの市民の声を無視しています。


この部分英訳してない

川崎市長は非常に重大なミスを犯しています。

・安全基準を明確に策定していない

・具体的な検査方法を策定していない

・数千件分の市民からの抗議を無視し強行しようとしている

4月中にも貨物列車を使って汚染された瓦礫を運ぼうとしている


市の担当者は汚染された瓦礫を燃やさないと答えているが、福島現在ほぼ全ての地域で土壌汚染が確認されています。

つまり、現在の状況から検査されていない汚染された瓦礫が運ばれることを避けることができません。


日本子ども妊婦や若い男女がこれ以上放射性物質に汚染されることを避けたいです

しか日本政府川崎市に抗議が殺到していることを知りながら何の対策も打ち出していません。

大手マスコミも全く報道しません。


瓦礫の焼却が始まるまでに時間がありません。

川崎市4月中に瓦礫の移送を始めるとコメントしています。

どうかBBCでもこの問題を取り上げてください。

そして私たちの抗議を取り上げてください。

関東に残っている外国人も多くいます。

どうかこのことを大きく取り上げてください。

今日本では心あるネットユーザーしかこの問題を問題視していません。


最後まで読んでいただきありがとうごいました

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この問題を扱った日本の記事です

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2011041500649

(英訳したものです)

http://www47.atwiki.jp/pboxdro?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=jiji+english.txt

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2011-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20110417122638

 経済産業省原子力安全・保安院は18日、遠隔操作できる米国ロボット東京電力が17日に調査した福島第一原子力発電所1、3号機の原子炉建屋内の放射線量を公表した

 1号機は毎時10~49ミリシーベルト、3号機は同28~57ミリシーベルトと高い値で、西山英彦審議官は「作業員が立ち入って工事をするのはこのままでは難しく、何らかの方法で放射線量を下げたり遮蔽したりすることが必要だ」と述べた。保安院によると、1、3号機の原子炉建屋内で放射線量などの環境を調査したのは東日本大震災後に水素爆発を起こしてから初めて。

 3号機の調査は、17日午前11時半~午後2時に行った。温度は19~22度、湿度は32~35%、酸素の濃度は21%だった。同日午後4時~5時30分に行った1号機の調査では、温度は28~29度、湿度は49~56%、酸素濃度は21%だった。ロボット撮影した3号機の建屋内部には多量のがれきが映っており、ロボットの前進も困難だったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000466-yom-sci

近くまで見に行っているね。

2011-04-15

つの間にか原発またやばくない?

はぁ~余震がおさまった!と思ったら原発がまたヤバい状況になってるような・・・。

トレンチ汚染水 再び水位上昇(4月14日 19時40分)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110414/t10015318501000.html

東京電力福島第一原子力発電所の2号機では、「トレンチ」と呼ばれるトンネル内の汚染水の移送によって、いったんは水位が低下したものの、その後上昇に転じたことが分かりました。13日、2号機のトレンチたまった高濃度の放射性物質に汚染された水のうち、およそ660トンを復水器に移す作業が終わりました。移送によってトレンチの水位は最大で8センチ低下しましたが、終了後に上昇に転じ、14日午前11時の時点では、移送前と比べて2センチ程度の低下にとどまっています。

原子炉に注水して冷やせばその分水位があがってしまうというループ。660トン移送しても2センチ低下か・・・。14日午前7時時点の水位は縁から93.5センチだそう。

福島第1原発、タービン建屋地下水の放射性濃度上昇(2011/4/15 1:41)

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E6E2E6918DE3E6E2E6E0E2E3E39191E3E2E2E2;at=ALL

東京電力は14日、福島第1原発1、2号機のタービン建屋付近の地下水について、放射性物質の濃度が1週間前に比べて10倍ほど上昇していると発表した

"1号機は放射性ヨウ素131が1立方センチメートル当たり400ベクレル、2号機は同610ベクレルと1週間前の6日に比べて10倍ほど濃度が高まった。"とあるのだけど放射性ヨウ素って半減期8日だったよね?これってやっぱり1号機の放射線量が急激に上昇したこのグラフが本物だったと思うんだよね→http://atmc.jp/plant/rad/?n=1 このグラフの後、計器が壊れたとか言って1号機の放射線量を公表しなくなっちゃったけど合ってると思える。大丈夫か?政府東京電力

保安院福島原発3号機「原子炉圧力容器で部分的に温度上昇」(2011/4/14 19:10)

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE3E6E2938A8DE3E6E2E6E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=ALL

経済産業省原子力安全・保安院は14日夕の記者会見で、福島第1原子力発電所3号機について「原子炉の圧力容器で部分的に急な温度の上昇が見られた」と明らかにした。容器の上蓋と本体の接続部(フランジ)の下部で12時点の144度から14日時点で165度に、シール部分では同じく170度から250度に上昇したという。

3号機の原子炉給水ノズル部分、圧力容器下部はずっと100℃前後に保たれていたのに250度・・・。http://atmc.jp/plant/temperature/?n=3 注水量を増やすとトレンチの水の量が増えるし・・しかし1号機の原子炉給水ノズル温度は200度前後から大丈夫なのかな・・・この2機圧力がえらい違うので状況が異なると思うけど。ちなみに原子炉設計温度(耐久できる最大温度)は302度。

あと、もうひとつ自分が見た限り発表がないようだけどグラフに変化があって、1号機の原子炉圧力がどんどん上がってる。窒素入れてるからだと思うけど。 http://atmc.jp/plant/vessel/?n=1 窒素入れてるのが格納容器なんだけど格納容器は1・95気圧から上昇しなくなってるけど原子炉圧力が上がってるのはなんでなんだろう?

2011-04-13

原子力発電所のネーミングは慎重に

今更どうしようもないんだけど書いてみた。


今回の福島第一原子力発電所事故で、原子力発電所名称でもある

"FUKUSHIMA" と言う地名が最悪のイメージとしてチェルノブイリと同様に

世界各国に発信されてしまったのは残念で、とりかえしのつかないことに

なったのは確かなこと。


多分、諸外国人達は少なくとも今後半世紀以上は "FUKUSHIMA" に対し

ネガティヴな見方をしてしまうだろう。

別に "FUKUSHIMA" 全体が汚染されて人が住めない状態になっているわけでもないのに。


調べてみると日本原発は "もんじゅ" 以外は広域的な都道府県名であったり、

ローカル地名であったりとバラつきはあるが、所在地地名原発名に

用いられている。


逆に言うと、"もんじゅ" ってどこにあるの?と言う人も多いんじゃないかと・・・


まとめると、ようは何らかの問題が起きたときのことも考えて原発のネーミングをする

発想もありなんじゃないかなぁ。

今、あまり報道はされていないけど、"もんじゅ" の大問題がど~しようもなくなってしま

"FUKUSHIMA" と同様にトンデモナイ大事故になったとしても、諸外国は多分今回の "FUKUSHIMA"

のように "地名ネガティヴ" と言う捉え方は少しは弱くなるんじゃないかとね。


から、今からでも遅くないので、日本原発はネーミングを変えるべきだと思う。


東京電力ぴろぴろ第2原子力発電所

なまはげ・食っちまうぞぉ原子力発電所

清水正孝仮病原子力発電所


色々テキトーに付けちゃえばいいし地元小学生に考えさせてもいい

2011-04-09

日本復興への課題3/3

http://anond.hatelabo.jp/20110409170039からの続き)

安心と不安
情報統制という妄想

上杉や広瀬は、政府東電対応についてこうも批判している。

事故発生当初から「東電は事故に関して隠している、嘘を言っている」、「政府は騙されている。メディア記者クラブは、東電が最大の広告主、クライアントだから遠慮して言えないのではないか」と、自分の出演しているメディアラジオ番組で言い続けていました

いま再び、70年前(太平洋戦争末期)の大本営発表と同じことが、起こっているんだなと思います歴史教科書をみて「こんなことがあるわけないだろう」と思っていたことが、実際に、目の前で起こったことに、びっくりしています。まさか自分がそんなことの当事者になるとは思わなかったので(苦笑)。

日本人は小さい頃から新聞テレビは正しい。雑誌インターネットは嘘ばかりだ。と思い込まされているんですよ。ただ、新聞テレビ情報は、政府の発表を記者クラブとしてそのまま報じる。彼らが独自に取材した情報と内容が違っていたとしても政府の発表を採用する。だから新聞テレビは正しいと思っている国民は常にその情報を信じるから、今回も同様の洗脳が起こっている。ただ、これまでとちょっと違うのは、若い人たちを中心にインターネットを通じて「あれ、何か違うんじゃないか?」とわかって来ていること。私のツイッタータイムラインも今朝ぐらいから「新聞テレビの言っていることと事実が違うぞ!」と結構大変なことになっています。まるで、エジプトとかチュニジアたいに。明らかにそこが変化して来ていますね。

大本営発表の再来という誇大妄想と、自分が時代を動かすんだという自己陶酔で完全に正気を失っている。

だが、科学誌『Nature』は上杉などと全く逆の見解を示している。

JS: 〔…〕私としては、現在データの量と質は、満足できるものだと思います。でも、ご質問のとおり、計測方法なんかの情報が抜けてたりして、データ解釈かしずらいのは事実です。これは、ひょっとしたら、翻訳の問題なのかもしれません。もしかしたら、日本語データレポートは、もっと関連情報がしっかり網羅されてるのかもしれません。

JS: 私もGeoffと同感です。難しい状況を鑑みても、日本側のデータ収拾の努力を批判するのはどうかと思います

GB: 私がひとつ言いたいのは、報道側がこの危機をどう報道していったかは、結構問題だったと思います報道は、最大値ばっかりをレポートする傾向にあります。とくに、放射能汚染の場合は、最大値じゃなくて、ある一定の時間内での積算値が問題なわけで、最大値は、それだけじゃ、あんまり関係ないわけです。実際、低レベル放射線長期間続くほうが、ほんの瞬間の最大値よりもあぶなかったりするわけで。

すでに紹介した早野龍五と辰巳創一も、これを支持している。

また、辰巳はこうも呟く。

さきほどのツイートに関連して,こうした抑制的,かつ整理された情報発信を日本の信頼出来る科学コミュニティーから出来なかったことは,今回の本当に大きな反省点だと思う.少しこんな話をするのは早いけど,望まぬ”次”が来た時,きちんと役割を果たせる体制を作ることは我々の世代の使命だと思う.

門外漢ながらこれには同感。今回の震災で、日本の学会学会誌は何とも頼りない。下手に東電を擁護しようものなら石を投げられそうな現状には同情するが、それでもバカなマスメディアとバカなネットユーザーに好き勝手させず、学会や有志が連名で声明を出すくらいのことはして欲しい。

煽られる不安

TBSの松原耕二は、震災発生当日から報道特番で「政府不都合な真実を隠しているんじゃないでしょうか」と明言し、「「念のための避難命令」という政府の説明はどうも納得できませんね」と連呼していた。

僕らは不安であっていいんだ。それは僕らの中の危険の感知装置が鳴っていることだから。自分で量りきれない恐怖があるときに僕らは不安になるだろう。そして、僕らは今存在する危機に対して、その可能性の正確なサイズや輪郭をつかめいでいる。その不安は僕らのものだ。警報を切ってはいけない。

不安を増幅してはいけない、というのは、政府既存権力が望むことだ。なぜなら、不安は人々を駆り立て、秩序を破壊することがある。けれども、今、政府が恐れていることは、人々がどこかに殺到して怪我人や死者が出ることではない。暴動が起きることでもない。そうではなくて、原発政策が根本的に覆されることだ。今すぐ原発を止めろ、という人が増殖することだ。彼らは事故に寝るヒマもなく対応しながらも、今もそこを必死に守ろうとしている。

不安を煽るということを許さない自警的感情は、すぐに不安であることを許さない、という事態につながっていく。しかし、全員の心をそのように一つに塗り込めていくことは危険である不安は自然であり、この危機に不安を持たないことは不自然である不安はない、ということを強制すれば、その感情はいずれなんらかの形で暴発する。あるいは一人一人の心がこわれ、あるいは集団的な行動を誘発する。

どこかの気持ち悪い物書きの文章。

風評被害」というのは「悪いことでも異常なこともなく」、情報不足した時に起こる「正常な人間社会活動」ということです。だから、風評被害をなくすには、一にも二人も人間自分を守りたいという本能に適した「正確な情報を提供する」ということなです

中部大の気持ち悪い教授の文章。

最近、このような主張が散見される。その理由はきっとこうだ。「政府東電原発行政を守るために偽りの安全を強調するに決まっている。だから安全だと強調されればされるほど不安になるのは当然だ」と。

では、何故不安を煽ってはいけないのか。それは、人は不安になると冷静な判断ができなくなり、誤った衝動に駆られるからだ。注意を促すことはよいが、不安を煽ることは絶対にすべきでない。

また、正確かつ十分な情報を人は必ず判断できる、ということもまた大いなる幻想だ。「自分が安心できないのは政府東電からの情報が不十分だからだ。何故そうだと分かるかと言うと、それは自分不安いるからだ。自分不安でいる理由は、それ以外に考えられない」。このような自己欺瞞責任転嫁はもう止めてもらいたい

群衆の行動や心理について詳しい新潟青陵大大学院の碓井真史教授社会心理学)は「現在自分が普段と違う心理状態だと自覚する必要がある。一部の極端な行動で多くの人が脅かされる。そういうことを皆が理解し、協力しようとすれば、パニックは避けられる」とアドバイスする。

「落ち着いてください」「安心してください」と言われれば言われるほど落ち着かず不安になるのは、政府東電が悪いのでない。それはそうなる人の心理が異常を来たしているのだ。「情報や説明が不十分不正確だ」と思うのは、ただそう思い込んでいるからではないだろうか。

東電魔女狩り

人災論批判

東電の武藤栄副社長は25日の会見で「連動地震による津波は想定していなかった」「(貞観地震に対する見解が)定まっていなかった」と釈明。東電対応に、岡村さんは「原発であれば、どんなリスク考慮すべきだ。あれだけ指摘したのに、新たな調査結果は出てこなかった。『想定外』とするのは言い訳に過ぎない」と話す。

震災の発生以後、殊に原発事故の発生以後、「1000年に1度の大地震を想定していなかったのは怠慢だ」「これは天災でなく人災だ」という声がよく聞かれる。こういった東電非難の意見が、私にはよく分からない。

もし国や地方自治体東電以外の企業などがすべて1000年に1度の大地震を想定していたのならば、今回の原発事故は人災と言ってよい。だが、そんなものを想定していた団体はどこにも見当たらない。東電だけを非難するのは全く不公平だろう。

仙台に巨大津波が押し寄せる恐れがある」と16年前に警告を発していた郷土史家がいる。津波の歴史研究し、対策の充実を訴えていた仙台市宮城野区の飯沼勇義さん(80)。東日本大震災大津波を目の当たりにし、「行政も住民も危機管理が不十分だった」と悔やんでいる。

飯沼さんが暮らす宮城野区蒲生アパートも津波で壊滅的な被害を受けた。身を寄せる避難所で飯沼さんは「歴史は繰り返す。震災を教訓に、津波対策や避難誘導のシステムを早急に構築するべきだ」と語っている。

仙台への大津波を警告していた郷土史家もいたが、その本人のアパートでさえ津波で甚大な被害を受けるほどの、つまり想定以上の大津波だった。

WSJ:東電は甘かった?

米倉氏:甘かったということは絶対にない。要するにあれは国の安全基準というのがあって、それに基づき設計されているはずだ。恐らく、それよりも何十倍の安全ファクターを入れてやっている。東電全然、甘くはない。

GB: 原発は、すべて、ある程度のリスクはこえられるように設計されてます。ここで留意しておきたいのは、福島原発は、設計段階で考えられていた最大の災害よりも何段階も上を行く大災害にみまわれたにもかかわらず、一応は、破壊されずに、まだ残っているわけです

今回の震災では、2万数千人が大津波の犠牲になった。筆舌に尽し難い被害だ。しかしこの被害について、「国や地方自治体が1000年に1度の大津波を想定し、沿岸から数km圏内の住民に立ち退きを命じていれば2万数千人は死なずに済んだ。だからこれは天災でなく人災だ」と非難する人は誰もいない。沿岸に原発は造っちゃいけないが人間は住まわせてもよい、などということにはならないだろう。

しかも今回の原発事故では、将来を悲観して自殺した農家を除いて、まだ誰も死んでいない。これは事実だ。まだ誰も死なせていない原発事故は2万数千人の津波被害と比べて軽微だ、などと言うつもりは毛頭ない。原発事故によって多くの福島県民の生活が破壊されたことも、また事実だ。しかし、東電のみを非難して国や地方自治体を非難しないのはどう考えても不公平だ。

「津波が想定を大きく超えた」という。早い話が、東電の想定が間違っていた。地球や自然への畏敬(いけい)が足りず、結果として津波に負ける原発を海辺で動かし続けた。天災が暴いた人災である

東電に「地球や自然への畏敬(いけい)が足り」なかったのであれば、庁舎ごと津波に飲み込まれた南三陸町なども同然なのではないか

ここぞとばかりに反原発を唱えてる人へ

警鐘を鳴らしていた(キリッとか知った事言ってるけど

今回の津波は日本最高新記録なんだけど予想できたの?

あ、予想してた?

こんな津波来るって予想できたなら

先に堤防が無い町に警鐘を鳴らしてやってくれ

放射能汚染は元に戻るまで長い年月が掛かるから次元が違う、という意見もあるかも知れない。しかしそれだったら、犠牲者の埋葬は1年も掛からないから大したことはない、ということにならないか。死者はもう二度と元には戻らない。

そして、妻は自分にいい聞かせるように、こういった。「これは天災だからね。天災に勝てる者はいないよ」

ただし、「私は東電を許します」という発言は記事に見られないので、そこは印象操作かも知れない。

東電への迫害

上記のような東電非難を口にする人は、そもそも原発が嫌いな人が少なくない。また原発いでなくとも、こういった大災害では誰もが怒りや悲しみの捌け口を求める。東電は格好の悪玉候補だった。しか理不尽不公平な非難は決してよい結果を生まない。

原発事故処理最前線は如何に苛酷な環境かが報道されても、聞かれるのは「やっぱり東電は酷い企業だ」「国はちゃんと東電監督しろ」といった非難ばかり。「現場作業員のために、みんなで食料や寝袋を送ろう」なんて応援活動は全く聞こえてこない。

激励慰問の手紙を送ったアメリカ小学生の方が、人としてよほど真っ当だと思うのは私だけだろうか。

危険な状態が続く東京電力福島第一原子力発電所国民不安といらだちが募る中、東電社員への苦情や脅迫嫌がらせが目立ち始めた。東電社員の安全を守るため、社員寮の表札から社名を消した警視庁も警戒を強める。

護憲反核薬害問題に対する活動をしている女性・星アカリさんが、インターネットコミュニケーションサイトTwitterで「東京電力社員子供を全員がボイコットしなさい」などの発言をし、インターネット上で炎上状態となっている。

社員やその家族が身の危険を感じるほどの東電叩き。なのに流石は糞っ垂れのガジェット通信

果たして現在国民政府東電を正しく冷静に評価することが出来ているだろうか。

今、国民がすべきこと

冷酷な減点法からの脱却

こうした政府対応について、災害時の心理に詳しい広瀬弘忠東京女子大教授災害リスク心理学)は、「パニックを恐れて、余計な情報は出さないという心理が透けてみえる」と話した避難指示の範囲が拡大された理由の説明も遅れた。広瀬氏は「わかること、わからないことをはっきりさせて、説明するのが危機管理の基本だ。大変なことが起きているのは、すでに皆がわかっている。私たちのリスク観はもっと成熟しているのにバカにしている」と批判した

週刊現代も同様のバカ記事を書いている。

政府東電対応情報公開に問題があることは事実だ。これらの記事は、不適切な対応情報公開はすべて故意や怠慢によるものだと決め付けている。だが、このような冷酷な減点法こそが不適切だろう。

1000年に1度の大震災が発生した時点で、すでに満点の対応を期待することは出来なくなった。譬えるなら、100点満点のテストマイナス数十点のハンデ付きで受験するようなものだ。政府東電さえしっかりしていれば何も問題は起こらなかった、などという仮定は成立しない。

しかも、政府東電もまた被災者だ。負傷者がより深刻な負傷者を手当てしているようなものなのだから、対応に不備があったからと言って叱責するのは余りに冷酷で不当だ。

原発内にいる人達は、みんな命懸けです。きっと、報道されてること以上にやってることもあると思うし、報道されてほしいことが報道されてなくてってこともあると思う。私は、東電社員だったことを誇りに思うし、今原発内にいる東電社員の方々を本当に誇りに思います。予想外の津波がきて、原発での事故が起こってしまった。でも誰も悪くない。東電が悪いわけじゃない。誰も悪くないんだよって思う。色々な批判や、文句がある。でも今も寝ずに国民の安全の為に、一生懸命原発内で戦ってる東電作業員がいることを忘れないでほしいと思います

WSJ:当局への不信が国民にみられる。東電責任問題情報公開問題はどうか?

米倉氏:一生懸命やっている。考えられていないが、東電自体が被災者だ。従業員が津波に流され、機器も津波に流されているところがある。そういったなかで一生懸命努力をしている。

これらを関係者による身内贔屓などと切り捨てるべきでない。

GB: 〔…〕あと、付け足しておきたいのは、今の状況は、計測するにしても、かなり難しい状態だ、ということです。日本側の行っている計測やサンプリングいちゃもんつけるのは簡単なことですし、まあ、そうやって、批判的に事態を見つめていくことも、大切だと思います。でも、特に震災の直後は、計測用の計器もままならなかったし、交通網もやられて、原発の周辺へ近づくことも、簡単ではなかったんです

政府東電とも一つに

震災以前において、菅政権を信頼することは明らかに狂気の沙汰だった。それは同意しよう。私も数年前から一貫して、民主党などに投票するのは狂気の沙汰だと考えてきた。しか震災以後、政府はかなりよくやっている。完璧ではないが、それでも国民から糾弾されるべきほどには酷くはない。

サッカー試合で観客がすべきことは、「ドリブルで繋げ」「ディフェンスを上げろ」などと指示を飛ばすことでない。そんなことをしても大歓声で掻き消されてしまい、監督選手たちの耳には届かない。たとえ届いたとしても、観客一人ひとりの指示に従っていたら試合を戦うことは出来なくなる。また、味方の監督選手たちにブーイングを飛ばすことはもっと間違っている。もし味方のチームに勝って欲しいなら、観客は声援を送るべきだ。それが選手たちの士気を高め、勝利を引き寄せることになる。

現在の日本には、政権交代どころか、与野党国会で議論している余裕すらない。国民はもっと政府を信頼すべきだ。政府東電を信頼し、激励し、慰藉すべきだ。それが問題解決の何よりの手助けとなるだろう。

また、マスメディアは徒に政府への不信や不満を煽ってはならない。政府東電の説明に不十分なところがあれば、その意を酌んで誤解のないよう報道しなければならない。政府東電を叩いて足れりとするような報道は厳に慎むべきだ。

政府は日本の政府であり、東電は日本の電力企業だ。日本が一つになって頑張るために、今は政府東電とも一つになって頑張ることが求められている。文句があるなら試合が終わってから伝えればいい。

2011-03-28

マジでこれ注視しよう!

被ばくした作業員3人退院、全身状態問題なし

読売新聞2011年03月28日 18時16分

 東京電力福島第一原子力発電所3号機での作業中に被曝(ひばく)した男性作業員3人が28日正午頃、入院していた千葉市放射線医学総合研究所放医研)を退院した

 放医研によると、3人とも全身状態に問題はないという。くるぶしより下が放射性物質に汚染された水につかり、局所被曝した2人は、数日後に放医研で再受診して経過観察を行う。

2011-03-27

エヴァンゲリオンは、福島原発事故の預言の書?!

時に、一流のクリエイターは、神からメッセージを受けた預言者のように、未来を見通し、作品とすることがある。

そして、人々はその作品の作画が多少ひどくとも、あまりに前衛的であろうとも、何故か知らずにその作品に熱狂し、支持をする。

後になって、その作品は「時代を先取りしていた」と称されることとなる。

新世紀エヴァンゲリオン』というそもそもの名称が、暗示的だった。

その意味は「福音」であり、まさに「神から預げられた」知らせのことを意味している。

そのストーリーは、現在福島原発で起こっている事故を、まるで予言しているようにも思える。

東北地方太平洋沖地震の時、福島第一原子力発電所(以下福島原発)の6基の原発のうち、なぜか稼動していたのは1号機から3号機のみ。

これは、世界に13号機まで存在しながらも、番組最初の頃は零号機、初号機、弐号機の3機だけが使徒と交戦していたエヴァンゲリオンと同じである

(『エヴァンゲリオン』の世界には、エヴァ世界中に「13」号機まで存在している。これは福島原発にあった「13」機の非常用ディーゼル発電機対応している)

エヴァンゲリオン』では、シンジの乗った初号機が常に危険にさらされる。

福島原発でも、一番最初事故を起こしたのは1号機であり、今も予断を許さない状態にある。

しかし、零号機から弐号機までが番組終盤近くまで生き残る中、最初に損傷したのは、トウジの乗った3号機だった。

現在福島原発では、3号機が黒煙を上げて爆発した後、最も危険な状態にあり、その損傷もまた、最も激しいレベルとなっている。

福島原発の2号機は、6機の原発のうち、圧力抑制室が損傷し、格納容器が唯一損傷した可能性のある軀体だ。

心の内側が大きく壊れ、精神を統御できなくなったアスカの弐号機に、その様相はそっくりではないか

ヤシマ作戦」は、震災当初の人々の大規模節電への協力の合い言葉となったけれども、これなぞはまさに予言の実現であり、現実物語に追いついた一つの証明でもあった。

エヴァ』の中では「停電」という現象が、物語の中で大きな意味を持つ。

電気があるのが日常なら、停電非常事態を表すキーワードとして、停電のシーンが何度か出てくるのを覚えている人も多いはずだ。

たとえば第拾壱話のネルフ本部の大停電などもそうだが、今回の震災でも、停電によって、東京の住民が被災地へと思いを馳せているではないか

ただ、もしも『エヴァンゲリオン』が預言の書だとしたら、『エヴァ』の中で最も重要意味を持つ零号機は、今回の災害の何に当てはまるというのか。

そもそも福島原発には0号機と呼ばれるものはない。

実は、第伍話によって、ようやく零号機の事故の概要が明かされる『エヴァ』と同様に、今回の被災の前触れともいうべき事故存在したことが、後になって人々の間に広まりつつある。

高速増殖炉もんじゅ」の悲惨な事故だ。

もんじゅ」は、今回の震災とは全く無関係に、昨年の夏、3.3トンの炉内中継装置が増殖炉に落下して突き刺さったまま、にっちもさっちいかない状態となっていたのである

毎年500億円をかけながら、地震がないことをひたすら祈りつつ、数十年の間、冷却を待たなければならない状態に、「もんじゅ」は陥っていたのだ。

24回にも及ぶ中継装置の回収は全て失敗。

まるでロンギヌスの槍のように、炉心に突き刺さり、抜くことも固めてしまうこともできない。

そして、今の福島原発以上に臨界事故を起こしやすい状態だという。

もんじゅ」の責任者である燃料環境課長は、その苦悩のため、福井県敦賀市山中において、先月の14日、自殺

遺体発見された。


映画版エヴァ』の中では、零号機の搭乗者であるレイ世界中を覆い尽くし、滅ぼす。

果たして、現実は……

2011-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20110326144307

もうすでに日立市で298ベクレルを検出してるんだよね~

このまま原発がgdgd状態が続いて、雨が何回か降ったら、

都内でも余裕で300越えあるだろうね~

浄水場水道 放射性物質

福島第一原子力発電所事故で、県内各地の浄水場や一般家庭から放射性物質が相次いで検出された。

 24日午後6時現在、乳児が飲む暫定規制値(1キログラム当たり100ベクレル)を超す放射性ヨウ素が検出されたのは、日立北茨城常陸太田東海の4市村日立市は暫定規制値(同300ベクレル)に極めて近い298ベクレルが検出された。県内の乳児は約2万5000人おり、各自治体乳幼児を対象にペットボトル飲料水を配布するなど対応に追われ、保護者には不安が広がった。

 日立市では、23日に採取した十王浄水場から298ベクレル森山浄水場から150ベクレルを検出した

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20110325-OYT8T00250.htm

2011-03-17

リーダーが専門的な判断をする必要はない、っていうかするな

http://anond.hatelabo.jp/20110315224636 で書いたことを、まさに裏付けるような記事。

http://www.asahi.com/politics/update/0316/TKY201103160463.html

 菅直人首相は16日夕、首相官邸で笹森清内閣特別顧問と会談した。笹森氏によると、東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐり、首相は「がんばる」と述べた上で、「僕はものすごく原子力(分野)は強いんだ」と語ったという。首相東工大理学部応用物理学科卒の理系。笹森氏は事故への首相の危機感の吐露だとの認識を示しつつ、「(首相は)『自分は今政府の中で一番よく知っている』と思っているのではないか」と述べた。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/politics/update/0316/TKY201103160463.html

napsucks とにかくがんばれ。ただ、わかってるかどうかより、適切な人材を適切な場所にアサインすることこそリーダーの大切な役割だということを忘れないでしい

anqmb 東北地方太平洋沖地震, 菅直人 僕は原子力に強いとかやめて。せめて、信頼出来るブレーンに訊いて、決断の必要があることを早急に決断するだけにしてくれ。もう、なんなのこの人。

2011-03-15

つくば研究所放射線量を計測しているみたいです

つくばセンター放射線測定結果

http://www.aist.go.jp/taisaku/ja/measurement/index.html

今般発生しました福島第一原子力発電所の爆発事故による影響の有無について、産業技術総合研究所つくば中央第一事業所敷地内で放射線測定を実施したところ下記の結果が得られました

測定結果 放射線測定結果

3月15日 16:49 0.24Sv/h)

3月15日 15:56 0.24Sv/h)

3月15日 15:17 0.26 (µSv/h)

3月15日 14:43 0.19 (µSv/h)

3月15日 14:10 0.55 (µSv/h)

3月15日 13:30 1.54 (µSv/h)

3月15日 12:50 0.21 (µSv/h)

3月15日 12:24 0.26 (µSv/h)

3月15日 11:59 0.09 (µSv/h)

3月15日 11:04 0.11Sv/h)

3月15日 10:10 0.17 (µSv/h)

3月15日 09:15 0.31 (µSv/h)

問題ない値らしいですが(上記の研究所は観測結果のみで特にコメントしていませんが),

平熱を知らないで体温を測った気分になったので調べてみると,

東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識

http://www.nirs.go.jp/information/info.php?i3

一人当たりの自然放射線(年間2.4μSv世界平均

一人当たりの自然放射線(年間1.5μSv日本平

自然放射線が年間2.4mSv世界平均)とあるので,

ですか.

つくばの平常値は知らないので,平常値なのか異常値(だが人体に影響がないレベル)なのかわからいですが,

なんにせよ世界平均レベルということなので,現時点でやきもきする値ではないってことですね.

13:30の値が気になるところですが,そもそも自然放射線がどういう値をとるものか知らないので

有意差があるのかどうか知りようもなし.誰か教えて.

もちろん大事なのは原発の今後なのですが,いろいろと話がとびかっているので現時点の状況を把握したく.

2011-03-14

(2)事数発生施設の概要

(2)事数発生施設の概要

事業所の名称:東京電力福島第一原子力発電所(1、2、3号機)

所在地:福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22

原子力施設;沸騰水型原子炉(BWR)

出カ: 1号機(46万kW)

    2号機(78万4千kW)

    3号機(78万4千kW)

    4号機(78万4千kW)

    5号機(78万4千kW)

    6号機(110万kW)

 (i)事散の発生・進展経緯

11

15:42 全交流電源喪失のため(原災法10条報告事象)

    1、2、3号機に関し、原子力災害対策特別措置法第10条の規

    定に基づく特定事象発生の通報

15:45 オイルタンク津波により流出

16:36 1、2号機に関し、非常用炉心冷却装置注水不能(原炎法15条報告事象)

    ※注水状況が分からないため、念のために同法15条に該当すると判断

16:45 2号機に関し、原子力災害対策特別措置法第15条の規定に基づく特定事象発生の通報

20:30 1、2、3号機、中操照明確保準備中、M/C水没、2号機については、優先的に電源車つなぎこみ作業待ち

21:00 D/D消火ポンプを起動し・炉圧が低下したら注入できる体制を執っている。

21:54 2号機に関し、水位計が復帰し、水位L2を確認

23:00 1号機に関し、タービン建屋内で放射線量が上昇

23:36 電源車の到着状況「電源車の状況にっいて」参照

12日`

OO:00 1号機に関し、`非常用復水器で原子炉蒸気を冷やしている。

    2号機に関し、仮設躍源により原子炉水位は確認でき水位は安定

    3号機に関し、原子炉隔離時冷却系で原子炉に注水

    4、5、6号機に関し、安全上の問題がない原子炉水位を確保

00:30 1号機に関し、ドライウェル圧力が600Kpa(設計上の最

    高使用圧力:427Kpa)を超えている可能性があるため、調査中

01:57 1号機のタービン建屋内で放射能レベルが上がっている。

03:00 原子炉格納容器内の圧力をベントを開放して降下させる措置を行う予定

 

03:33 2号機に関し、RCIC(原子炉隔離時冷却系)ポンプが運転していたことを確認

04:00 1号機に関し、ドライウェル圧力が840Kpa(設計上の最高

    使用圧力:427Kpa)程度まで上昇している可能性がある

    ため、調査中

07:51 ・1号機に関し、海水ポンプへのバツテリ接続作業、冷水タン

    クから注水作業、ベントの電磁弁電源復旧作業を実施

    ・2号機に関し・電源車による継源確保作業実施

    ・5号機に関し、ベント降圧中

    ・5、6号機に関し、注水機能確保、冷却系統復旧

08:30 1号機に関し、O9:00頃より、原子炉格納容器内の圧力降下

    のためベントを開放予定

08:30 消火用ポンプで原子炉への注水を実施

09:07 1号機に関し、ベントを開放

10:49 2つあるベントのうち、片方の弁を開く作業が難航中。放出はされていない

11:13 未確認だがベントは開始されている模様(圧力が0.8から0.74に下がっている〉

10:04~18:30 1号機の核燃料の一部が一時水面上に露出

 

 10:04 マイナス50cm

 11:20 マイナス90cm

 12:05 マイナス150cm

 15:28 マイナス170cm

 18:30 ダウンスケール

 

13:00 1号機の原子炉水位が低くなっているため、注永を順次実施

14:00 トライウェル助力が高かった一号機のバルブを開放

14:30 1号機の圧力が0.75mpaから067mpaに下がった

14:49 1号機の周辺で放射性物質セシウムが検出との報道

15:28 1号機の圧力が0.5dmpaに下がった

15;36頃 直下型の大きな揺れが発生し、1号機と2号機の閻で大きな爆発があり、白煙が発生

16:17 放射線量が500μSV/hを超えたことから、原災法15条事象が発生したと判断

20:20 1号機に関し、消火系ラインを使用して海水による原子炉への注水を開始。

    今後は、バルブピットにほう酸を注入し、海水と混ぜて原子炉内へ注入

20:41 格納容器は破損していないことを確認(官房長官発言)

 

13日

02:44 3号機に関し、高圧注入系が停止

04:15 3号機に関し、有効燃料棒頂部まで水が減少

05:00 1号機に関し、水位確認ができないため、引き続き注水継続

    ※13日03:00には満水となったと予測

05:10 3号機に関し、非常用炉心冷却装置注水不能(原災法15条報告事象)

    ※高圧注入系!J停止したため.原子炉隔離時冷却系による注

    水を実施するも、同系が起動せず

    ベントを開放し圧力を降下させる措置の準備中

05:58 3号機に関し、原子力災害対策特別措置法第15条の規定に基づ

    く特定事象発生の通報

07:30 3号機に関し、燃料溶融(炉心損傷)予想

07:39 3号機に関し、原子炉格納容器にスプレーを開始

Q8:55 1号機に関し、海水+ほう酸1㎡/min注入中

    炉水位 (A)ダウンスケール

        (B)-1700㎜(計器指示の正確性は不明〉

08:56 放射線量が500μSV/hを超えたことから、原災法15条事象が発生したと判断

09:08 3号機はSR弁による原子炉圧力の急速減圧

    原子炉水位:+1800mm

    原子炉圧力:0.46mpa

    今後、消火系ラインによる原子炉内への注水を開始

09:20 3号機に関し、ベントを開放

09:38 消火系ラインによる注水を開始

10:00 電源車のっなぎ込みを行ったが、ケーブルに傷が確認されたため

    再度敷設作業を実施中(13:00見込み)

10:15 福島県沖を震源とする震度5弱地震が発生。発電所への影響は

    現在のところ確認されていない。

11:55 3号機の原子炉圧力、0.12mpaまで減少

12:18 2号機に関し、ペント開放の準備を進めている。開放時の被爆評価を実施

12:18 3号機に関し、ベントが使えない状態。何ちかの原因で閉まった模様(14:06現在、続報なし)

13:00 3号機圧力と水位は以下のとおり

    原子炉圧力:0.19mpa

    原子炉水位: (A)-1400mm

          (B)-2000mm

13:12 3口機に関し、海水注入開始

14:15 MP4で500μSV/hを超える線量を測定したことから、「敷地

    境界放射線量以上上昇」に該当すると判断

15:00 1号機に関し、使用済燃料プールめ水の冷方法について調整中

15:00 3号機に関し、長時間にわたり圧力容器の水位が上昇していない

    状況や、建屋内の線量が上昇している状況を踏まえると、3月

    12日に1号機で発生した事象と同じ事が起こる可能性が否定

    できないため、未然防止施策検討中

16:00 3号機圧力と水位は以下のとおり

    原子炉圧力:0.18mpa

    原子炉水位:(A)-1500mm

          (B)-2000mm

===============================================

ソース 首相官邸広報

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html

以上、 平成23年2011年東北地方太平洋沖地震について (平成23年3月13日18:30現在) 

から抜粋

===============================================

2011-03-12

心配なので、福島第一原子力発電所の1号機(以下1号機)についての情報元増田なりにまとめておく。

 

一次情報はここから得ている。

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/index.html

この中の、"平成23年2011年東北地方太平洋沖地震について"という項目で1号機を含む福島第一原子力発電所の状況を確認できる。

3月11日22:35発表のもの 

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103112235.pdf

3月12日00:30発表のもの

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103120030.pdf

3月12日05:30発表のもの

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103120030.pdf

3月12日07:00発表のもの

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103120700.pdf

3月12日08:00発表のもの

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103120800.pdf

3月13日10:00発表のもの

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103131000.pdf

それぞれ、記載されている時間アップロードされたものではないことに注意して欲しい

 

なお、0:30の発表があった時点では、避難は1号機の周囲3km。

5:30の発表があった時点では、避難は1号機の周囲10kmに拡大された。

 

これについては、このBlog警鐘を発している。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51687156.html

このBlogの内容にはうなづかされることが多い。

一次資料と突き合わせて読むべき内容だ。

しかし、欠けている視点もあるように思う。

 

順を追って書いてみる。

 

問題の1号機は沸騰水型原子炉である

沸騰水型原子炉については、wikipedia記述引用する。

原文はこちら>http://ja.wikipedia.org/wiki/沸騰水型原子炉

BWR自己制御性 [編集]

 BWRにおいて、何らかの原因で核分裂反応が増大すると、それに伴なって発生する熱エネルギーも増大する。BWRの冷却材は原子炉内で沸騰しているので、増大する熱エネルギーに比例して冷却材中の蒸気の泡(ボイド)の量も増えてゆく。これは結果として冷却材の密度を低下させるが、軽水炉の冷却材は減速材でもあるため、冷却材の密度が減ると減速される中性子が少なくなり、そのため核分裂反応が減少していく。逆に核分裂反応が減少すると熱エネルギーが減って蒸気泡が減り、減速される中性子量が増えていくため、核分裂反応が増えていく。このような現象は負の反応度係数によるフィードバックといい、BWR固有の自己制御性であり、核分裂反応の極端な増減を自ら抑えている。

 BWRでは、この自己制御性を利用して原子炉出力の短期的な制御を行っている。すなわち原子炉出力を上げたい時は冷却材再循環ポンプの出力を上げる。すると原子炉内を循環する冷却材の流量が増え、運び出される熱量が多くなる結果として蒸気泡の量が少なくなり、原子炉出力が上昇する。逆に原子炉出力を下げたい時は再循環ポンプの出力を下げると蒸気泡が多くなって原子炉出力が低下する。

 ちなみに、負荷が増えると原子炉の温度が下がり、泡が減るため核分裂が増加するので、負荷追従運転が可能であるが、日本国内では行われていない。

 またその原理上、BWR自己制御性には正の反応度係数がある。これは炉内の圧力が上昇すると、ボイドがつぶれるため減速材の密度が増加し、減速される中性子が増加するため核分裂反応が増加するというもので、BWRの弱点とされている。

 しかし、実際の原子炉は、正の反応度係数によるフィードバックの影響を抑制し、最大出力時に主蒸気隔離弁を急閉しても暴走しないよう設計されている。[3]また、主蒸気管のヘッダーにこの急な圧力上昇を防ぐため逃し安全弁が数多く取り付けられている。」

 

最後から二番目の文に注目したい。減圧できなければ出力を下げることができない、と読める。

ところが、現状はこうだ。NHKの記事を引用する。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110312/t10014616851000.html

 

これは排気がうまく行っていないということだ。

内圧が上がった場合に、排気筒もしくは、蒸気逃がし弁が自動的に稼働するのが当たり前ではないだろうか。

素人考えなのかもしれないが、排気筒が正常な状態ではないのではないか

 

しい増田がいるなら、マスコミが説明している排気筒を使った減圧が可能なのか、現在どういう復旧作業がされているのか教えて欲しい

間違ってるところがあれば突っ込んで欲しい

 

ただのくれくれになっている気もするけど、誰か答えてくれるとうれしい

■追記

3月12日08:00発表のもの

http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103131000.pdf

情報が大幅に補完されている。

Q&A形式での情報はここが詳しい

http://smc-japan.org/?p=1057

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