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はてなキーワード: 蓋然性とは

2012-12-04

http://anond.hatelabo.jp/20121203230805 冬なのにさまぁ~ず

金利ギャップが負(推定)なのに、金利が高止まりと強弁し続けるのは一般的ではないと思いますが続けますか?

結局「蓋然性が高い」という思い込みで今の金利ギャップは不明だけど、2年前の統計しか用意してないけど、「今の金利は高い」というあなたの主張が始まりなのですが。

(2010年失業率より現在失業率が低い事から推定すると、自然利子率が上がっていてもおかしくないと思うが、よくわからんな)

.

高めのインフレ率を設定することがバブルを醸成しやすくなるという話は聞いたことがありません。

まり日本バブル生成期にインタゲを4%に設定していたら「まだまだ緩和だよね」とバブルを促していたという事です。

.

また、インフレが高い方がバブルが破裂した後の景気悪化・デフレ化を抑えるという後始末をするための糊代があり、対処がしやすくなるという考え方が一般的です。

う~ん。それはインフレ率が高い方がデフレを抑えられるだろう。

でも

インフレ率が高い→緩和の余地が少ない

インフレ率が低い→緩和の余地がたくさん

という事では。インタゲを幾つに設定しようが。

,

リンク先の

http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yasashii4/04.html

読んでみましたけど、今ひとつ把握できません。

思考実験として、

.

自然利子率が1% インフレ率が2% 名目金利が3%とする。金利ギャップは0%。インタゲ2%で何の問題もない。

この状態からインタゲを3%と高めにした場合名目金利を下げて達成しようとするだろう。名目金利を2%に下げインフレ率3%が達成できました、と。金利ギャップは-2%。

ショックが起こり、自然利子率が-1%に落ち込んだ。インタゲ2%の時は名目金利を3%分下げられる。インタゲ3%の場合は2%ぶんしか下げられない。

Q.E.D.

.

別の言い方をするとインタゲ3%の時は、金利ギャップ-2%と最初から緩和的だったので、ショック後に更なる効果的な緩和措置が取り難い。

サマー効果ならびに「金融政策の緩和効果は利子率の変化幅によって決まるのではなく、水準によって決まる」とは

何を指してるのだか理解し難い。サマー効果って、ぐぐっても1人の人の説明しか出てこないか検証が困難。

2012-12-03

http://anond.hatelabo.jp/20121203211352

今年は2010年ではなく2012年なので、自然利子率が2010年のまま 0%だと仮定しても(↓)

http://f.hatena.ne.jp/perfectspell/20121203201658

2012年の今は名目金利0.1%・期待インフレ率0.6%(目分量)で

日本経済の状況から見て緩和不足」とは いえないのでは。

均衡実質金利は緩和か緊縮かの閾値であって、十分な緩和をしているか否かの判断のためのものではない、と書いたものを読まれましたか?僅かでも緩和側なら良いというものではないです。

そして、50bpでは緩和には不十分です。日本ではなくなって久しいですが、通常の金利変更によって緩和を目指す時には、一回の緩和局面の底ではもっと大幅な緩和をしています

金利ギャップグラフでも概ねそれは読み取れます。ただし平均値統計上、上にも下にも小さな値になってしまいがちなことはご注意を。

緩和効果をある程度の現実的な期間で得るためには、それくらいの緩和が必要ということです。

なお、確かに今年は2010年ではなく2012年です。そして、均衡実質金利は景気が谷から山へ向かっている時には高まり、山から谷へ向かかっている時には低くなる傾向があります

そのため、今、そして今後しばらくは2010年の0%と変わらないか若干下がるものと想定しています。正確な推計値はデータが揃う大分先になるまで誰にもわかりません。

過去の均衡実質金利の推移や現在の景気状況から考えて100bpを超える緩和にさえなっていない蓋然性が高い、つまりは緩和不足は続いているという判断ですので、それが思い込みに見えるならおそらく何か別の思い込みをお持ちなのでしょう。

余裕を持って金利ギャップを負に持っていくというのは、つまり高めのインフレ率を設定するのと一緒で、バブルを醸成しやすく、

しかバブルが破裂した後、金利を下げて後始末をするのも難しくなると考えますが。

高めのインフレ率を設定することがバブルを醸成しやすくなるという話は聞いたことがありません。普通はむしろ逆で、インフレ期待が低い時にバブルになりやすいと言われています

また、インフレが高い方がバブルが破裂した後の景気悪化・デフレ化を抑えるという後始末をするための糊代があり、対処がしやすくなるという考え方が一般的です。

http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yasashii4/04.html

http://www.jcer.or.jp/column/fukao/index424.html

金利ギャップが -1~1%の間に収まっていれば問題視するのは誤った判断と思いますけどね。

金利ギャップがずっと-1~1%の間に収まっているならば、金融政策はずっとほとんど何も機能していないということです。

経済が常に独力で望ましい均衡状態を維持できるという、経済学モデルの上だけのもののようなあまりに非現実的な世界でもない限り、それが望ましいこととはとても考えられません。問題視すべきことです。

2012-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20121126161407

フィリップス曲線を出す理由がなく、実質金利投資活動の関係を見ればよい。

コストである金利負担が大きければ企業にとって設備投資純利益は低下する、という流れは十分に説得的であろう。すると金負担が大きければ企業投資意欲は低下する。

この考え方をもとにデータで確認すると、実質金利が高まれば投資が圧迫される(≠実質金利が高い時期に投資が少ない)ことが確認されている。

あとは

1 金融政策限界 負の金利

を前提としているのであるからデフレが続いてデフレ予想が形成されていれば、名目金利-期待インフレからなる実質金利インフレ期待がある場合より高どまりする可能性がある。

少なくとも、名目金利が負になれないので市場による調整に限界が生じる。

まりデフレにより投資インフレ場合より過小になってしまっている可能性があり、それは日本投資の推移などを見る限り蓋然性が高い。

これがデフレ=悪として、日銀を含めた世界中央銀行デフレにならないようにしたいと述べている理由の一つ。

2 フィリップス曲線

に関する諸条件は使っていないので、それらを前提としても上記の説明は成立する。

この他にも、賃金の下方硬直性+デフレによって、既雇用者実質賃金が低下せずに新規雇用抑制され失業が増えやすくなるということや、

その雇用の問題や上記の企業活動の低迷、あるいはそれによる資産価格下落を通じて家計の消費が減るという悪影響、

さらには投資が抑えられることによる技術革新の停滞から生産性が伸び悩むことなどといった問題がある。

基本的に上記の問題点は、名目金利が負になれないといったことや名目賃金の下方硬直性といった問題が、デフレの下では現実的な制約として働くという点からの指摘。

デフレから経済が悪化しているのか、経済が悪化してるからたまたまデフレになってるのか

上述のようにデフレによって経済が悪化している可能性は高い。ただしそのことは、他の経済の悪化要因が働いていないことは意味しない。

日本以外の国もグローバル化中国製品を輸入しているがデフレになっていないので安価輸入品けが要因でデフレになった可能性は低い。

人口要因だけでは均衡実質金利ゼロ未満にならないため、人口要因だけでデフレになったということはない。

サブプライム危機によってアメリカイギリスでも大きなバランスシート問題を抱えているがデフレになっていないので、バブル崩壊バランスシート問題などの経済悪化だけが要因でデフレになった可能性は低い。

また、インフレ率は常に中央銀行が影響を与え続けているものであるので、たまたまデフレになったということもありえない。

2012-10-19

http://anond.hatelabo.jp/20121019130127

どれだけ理想を求めても、理想にはなれない。

無実である蓋然性が高い4人の被疑者のうち2人が虚偽(と思われる)の自白を強いられている状況は、冤罪危険性が大きすぎる。

冤罪確率50%とか言うなよ?

http://anond.hatelabo.jp/20121019114230

どうせ犠牲者ゼロにはできないんだから現状を改善する必要もない、というのはいくらなんでも詭弁が過ぎる。冤罪犠牲者をできるだけ出さないようにすることは必要だろ。

無実である蓋然性が高い4人の被疑者のうち2人が虚偽(と思われる)の自白を強いられている状況は、冤罪危険性が大きすぎる。

2012-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20121012190944

二番目の人は元増田への反論になってない、というだけの話だよ。

元増田の仮説に対する攻撃が適切でないということ。

それ以外の議論はしていない。故にこの反論も却下される。

あり得る反論は、朴念仁という言葉元増田韓国人的な意味合いで使っていないという蓋然性を説明すること。

君のこのエントリ元増田に付けるべきTBだね。

2012-07-12

http://anond.hatelabo.jp/20120712180436

料理教室ヨガ教室に通いつつ、塾講師家庭教師アルバイトをして、難関大サークルに入会し、出会った中で一番将来性のある男の人と付き合い、大学卒業したら、すぐに結婚する。周りの状況と自分能力に合わせて水のように生きる。

という望みが、蓋然性の低い希望的観測に過ぎない事を、「しこたま勉強して大学へ行く」彼らは知っているか

2012-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20120616163412

真相は明らかになってない」ってのは「何でも反対」の人の常套句。あんたのいう「真相」って

一体何?っていう。原因なんて「外部電源喪失の上にDG水没」に決まっている。

地震が原因で致命的な破損したなんて風説は政府事故調中間報告などで完膚無きまでに

否定されてる。

あの事故の対策を取ることは簡単で、各電力会社が自主的に実施しているし、だいたい

大飯と福島第一は年代も型式も全然違うわけで「実は危険だったことが暴露された」なんて

訳では全然ない。

保安院なんてのは基本的に単なる役人から技術のことなんてわかってないよ。

それに、仮に技術的に妥当なことを言っていたとしても、

「想定されているリスクすら解消されておらず、非常事態が起きる可能性が高いことを意味している」

なんてことにはならない。

巨大隕石の落下だって「想定」しようと思えばできるリスクだし、そういう「想定」の蓋然性を論じず

非常事態が起きる可能性が高い」というのは笑止なレトリックしかない。

とか何から何までツッコミどころ満載。

それにそもそも、現状は「再稼働すること」よりも「再稼働しないこと」のリスクの方が明らかに

いから再稼働するのであって、そういうわけのわからない原則論を持ち出してくること自体が

単なるなし崩し戦術なのは自明の理でしょ。

2012-05-19

http://anond.hatelabo.jp/20120518224208

教育道徳経済をワンパックにしたのが宗教っしょ?

宗教が理由で起こった戦争よりもそうでない戦争の方が遥かに多いし、

宗教が無くとも蓋然性の高い科学事実を信じない人間は山ほどいるよ。

2012-04-23

http://anond.hatelabo.jp/20120423200210

南京大虐殺に関しては昔から蓋然性ないと主張し続けてきました!」って、言い切っちゃうのには呆れたよ。

自分が何を言ってるかわからなくなってるんだろうな。

2011-12-01

ブログ記載内容オーソライズサービス

 欠陥住宅とか、過労死告発とか、告発サイトブログ)、というのがある。

 しかし、こういう個人がやっているサイトは、

 「単なる被害妄想じゃないの?」とか「言いがかりつけようとしてるんじゃないの?」と、

 不信の目を向けがである

 本来なら、新聞社なりテレビ局なりが、ちゃんと取材に来てニュースにしてくれれば

 「大マスコミお墨付きが付いた」となって、人々も信頼するようになるが、

 いかんせんマスコミマンパワーも不足しており、

 この手の告発リークに、いちいち付き合っている余裕はない。

 (例えば尖閣ユーチューブ事件、あのデータマスコミに送り付けても、それをまともに

  相手する余裕は、マスコミにはない。

  この手のリークが、1日に数百件数千件もあるから

 ではどうするか?

 ここで提案だが、企業会計に対して監査法人会計監査して「お墨付き」を出す、

 あるいは新築建築に対して第三者機関が施工チェックして「お墨付き」を出す、

 こういうのと同様に、告発ブログの内容について、第三者が

 「ここに記載されている内容に、相当の蓋然性があります」という「お墨付き」を

 有料で出すサービスをしてはどうか?

 お墨付きを出す機関としては、マスコミ子会社弁護士などが考えられる。

 要はマスコミを補完する存在マスコミと個人ブログの間を埋める存在として、

 「個人ブログ記載内容の認証オーソライズサービス」って、結構需要あると思うのだが。

2011-11-28

もうダマ付録が批判されてた

片瀬久美子氏の付録への疑問(その1)

http://d.hatena.ne.jp/enomoton2011/20111119/1321666596

enomoton2011が書いているこのブログ、その1からその6まであって全部がの片瀬久美子批判。他に記事はない。

それだけで怪しさプンプンなのだけど、筆致はまともで、表面上は感情的でない。これって結構面白いな、と読み進めていったら、最後の6で普段の議論の姿勢に言及しててニヤリしてしまった。

なかなか構成も見事である。冷静に淡々と指摘し、最後に筆者の人間性に問題があることを疑わせる事例をこれでもかとならべて、今まで説明した内容の誤謬はここが源泉なんだよおと、文句をつけさせない説得力で締めくくるのだ。うーんやられた。

僕は何がいいたいのかと申しますと、こんなにあざやかにきめられちゃったけど、そんなに片瀬久美子はおかしな事をいってるのだろうか?そんなぎもんがあるわけ。

しかにいろんなところで、やらかしちゃってる感じはするんだけど、そこまでいわれるほどじゃないよね、と思うの。

その2から

最初からみていこう、本題は2からはじまって、まず米ぬか乳酸菌O157を指摘する不手際について言及してる。

これは最初から片瀬久美子の不利であるだって、米ぬか乳酸菌の作り方だと食中毒菌は繁殖しそうもないから。腐敗菌ならいっぱいふえそうだ。だから片瀬久美子はレジオネラが問題で、空中噴霧はその危険あるよ、とか、粘膜に酸性の液体そのものを噴霧することが危ないんだよ、としたほうが無難だったと思うよ。

じゃあ、なんで片瀬久美子はぼうけんしちゃったのだろう?勝手な読みなのだけど、一般の人を想定して書いてるからだと思う。あれ怖い、だからなんとなくやめて!じゃあ可能性0じゃないし、怖さも伝わるO157にしたらどうかしら?

これ以上米ぬか発酵にはまるひとを出さないことを考えたら片瀬久美子の選択はわるかったのかね?僕は好感が持てるなぁ。学術書だとして読んでないし。

彼女は信頼性を高める為に自己主張を抑えてね、そんなエールならわかるけどね。

どうしてこんな風に擁護するのかというと、米ぬか液の放射線対策には益は全くないと思ってるからね。益があるものだったら、リスクとのてんびんがけに意味があるけど、無いものだったら反対の天秤にちっちゃなリスクのせてもすとんと落ちちゃうからね。ストン。それだけなのよ。だからいっぱん認知度と怖さを兼ね備えたものをもってきたのもまぁありなの。ベストでは勿論無いけどね。

その3から

マウスのはなし。これは片瀬久美子の書き方悪いよね。こんな突っ込みをくらってもしょうがないと思う。

寿命が3ねんくらいしかないマウスでは低線量被曝の影響は調べられない、と書いちゃってるんだけど、工夫次第でなんか役に立つけんきゅうできんじゃね?そんな話におきかえられちゃって泥沼化してる。

もとの話に戻ると面白いかも知れない。ジピコリン酸から味噌放射線防護話の元ネタは、食事に10%もの味噌を食べさせてるネズミとそうでないネズミを用意して死ぬほど高線量の放射線を照射しその後の変化をみるものだ。つまり、現状の福島周辺ではあり得ない話でこの実験結果をあてはめるような状況でまったくないわけよ。あーそうですか、というはなし。確かに片瀬久美子の書き方は不適切だけど、こんなにぐだぐだ書いてしてきしないといけないようなものかね?この人冷静じゃないんじゃね?なんて疑問も出てくる。

まぁ正義感暴走危険だよ!こんな風に書けば誤解はすくないよ!ですむはなしじゃね?

その4から

形を変えやすい植物話。

いかげんつかれてしまったので、あとは簡単に終わらせることにした。四角内はその4から引用

私は片瀬氏の記述は非常に一面的で「異常な状態であるように見える植物」に対してどう考えればよいのかということの非常にわずかな助けにしかならないばかりか、誤解を招く記述であると考える。

えーそんなに大仰なことかね?園芸品種の方が手元や身近で見かける事が多いので変化に気がつきやすいじゃない。よく見かける方が変化に気がつくし、いっぱんの人が事例をさぐるときやりやすいじゃない。で、椿の例とかカイズカイブキの例は簡単に調べることが可能だよ。

ていうか、結論が分かっている誤解事例がまずあって、それはどんなものなのか調べてあって、実際はその解説なんだと思うよ。蓋然性もなにも事例の提示だから確率じゃない。

その延長にあった解説に逸脱があったね、そんな指摘で終わる話じゃ無いかな?たしかに、園芸品種の方が帰先遺伝が起こりやすいかどうかはわかんないし、片瀬久美子も示せてないからね。ただ事例検討については妥当から、非常にわずかなたすけにしかならないなんて表現はどうかな、とおもってしまう。

まあ、ここまでのられつはしつこい過ぎるけど、神経質ならありなのかもしれないのだが、最後にその6でこのブログの人が片瀬久美子の人間性をこれでもかとあげつらってるんですね。それで萎える。一つ一つは冷静そうでも、ひとの言葉や態度をしつこいくらいに拾い出し、こんな人なんです、こんな人なんですと繰り返すのってちょっと怖いんだよね。インパクトのあるひと言と同じぐらい強烈になってる。まぁ見えにくいけど相当意図的な精神攻撃なんだ。これでもか、これでもかと、この人は信じられないんだよビームを繰り出してるわけ。片瀬久美子もブーメランで、この人もブーメラン。ついでにこれかいてる匿名ブロガーブーメランだw。

片瀬久美子は相手が若いね、うぶなねんねだね、なんて仲良くしてない人に今後言わないことが大切だね。あといいわけもやめよw

2011-11-27

http://anond.hatelabo.jp/20111127032515

運命を可能性で捉えるか蓋然性で捉えるかの違いじゃない?

結果Bにたどり着く可能性で運命を捉えるなら増田の言うとおりだけど、

結果Bにたどり着く蓋然性運命を捉えるならその確率を変えることは可能でしょ

2011-11-15

http://anond.hatelabo.jp/20111115204944

タウンワークを眺めている人が使う路線にお住まいである、もしくはお勤めである、という隠された事実に恥じるべきではないだろうか。

いやそのような羞恥心さえなくなってしまったのだろうか・・・

となると、「タウンワークと無縁である」という彼の設定にも、疑義を差し挟むべきである、というのが論理的思考に基づいた結論であるし、

そうである蓋然性は高いものと推測される。

2011-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20111021162947

なんかもうなんでもいいから俺をやりこめようという感じになってきたな。

それをわかってないのになんでああいう質問になったのか筋が通らないぞそれは。

当然試行錯誤しないと「自分に合った方法存在する」かどうかの蓋然性が高まらなかったからだよ。

2011-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20110810023945

同じく経済学部だけど、そんなおいしいことは聞かれないな。

聞かれたら得々と語りだすと思うけど。。。

1.経済学は将来予測ができない

まずこれが大前提

なぜなら「人間の行動」が経済を規定する要因だから

たとえば経済学で「8月11日の日経平均が1万円台を回復する」という予想が立てられたとしよう。

その予想が仮に正しいとする。

投資家はその予想をもとに、株を買いまくる。

結果的には1万円より高くなる。

経済学者の予想は外れる。

2.それでも蓋然性の高い予測はできる

現在一番高確率でありそうなのは少子高齢化が進んで、需要不足がじわじわ進んでいくことである

マイルドデフレがこれからも続いて、経済ゆっくり衰退していく。

けどまあ経済ファンデメンタル(経常収支、GDP物価などなど)が結構強いんで、深刻な状況にはならない。

今のギリシャアメリカみたいなソブリンリスクの可能性は十年後、二十年後にあるけど、消費税増税ができればまあ大丈夫

(できないとやばい

実際聞かれたら何て答えるかな・・・

とりあえず今考えた答えはこれ。

2011-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20110721130851

技術屋の俺が来ましたよ。ちなみに原子力屋ではありません。当然「原子力村」からの「利権」なんて全くもらえません(というか「原子力村」業界って学歴から考えたら決して給与水準高くないんだけどなあ。旧帝大出て日立東芝三菱重工に勤めても東京23区内にマンションはなかなか買えないよ。ちなみにキャリア公務員も同レベル薄給です。「利権」って何なんだろうね?それおいしいの?)。

むしろ、失敗が許されないからこそ、

正しく科学的手法を用いて、

状況を観察し、

理論を立て、

将来を予測し、

予測の効果を検証し、

次のステップに進む

ことが求められるのではないか

あなたの言うとおりで、その「科学史家」(余り本気で探してないけど、どの発言か見つけられなかった)はナイーブに過ぎると思う。

「失敗が許されない」ものについては科学的手法は弱い、というのは確かにその通りなのだけれど、別に「失敗が許されない」のは原発に限らない。むしろ今回の福島事故なんて人は死んでないわ健康被害もおそらく出ないだろうわで、「失敗」の規模は非常に大きいけど「取り返しのつく」失敗でしかないわけで、なんでみなさんそれほど原発に対してだけあんなに厳しいのかなと正直理解に苦しんでます

人は死ぬわメキシコ湾全体が汚染されかけるわの、福島第一事故よりもっとひどい大惨事だった原油流出事故なんてみんな存在自体忘れかけてるし、あんなことがあったから「脱石油」なんて誰も言わないよね。本当は温暖化のこととか考えたら「脱火力」の方が「脱原発」よりよっぽど優先されるべきだと思うんだけれど。自然エネルギー開発はいいとして、原子力と火力の二正面作戦するなんてそれどこの旧日本軍?とか思うよね。それとも孫正義信者原発版「ネットde真実」の人たちは「温暖化CO2原因説は原子力村の捏造」って立場なんだっけ。まあそんな仮説が正しいより核燃料サイクルが数十年内に実用化される方がよっぽど蓋然性高いと思うけどね。

失礼、話がちょっと逸れた。

いずれにしても、現代文明ってのは結構その辺はあまり綺麗事言ってられないレベルに来てると思うのよね。何せ人口が多すぎる。これだけの人間を食わせるためにはどうしたってエネルギーは必要だし多少危険なことにも手を染めなければいけない、結局そういうことなんですよ。こういうと「数十年前はもっと低い消費エネルギーで生きてきた」と言われるだろうけれど、数十年前は平均寿命も現代より短ければ公害でバタバタ人が死んでた、そういう時代だったりするわけですよ。エネルギーが足りなくなれば、確実に伝染病やら熱中症やらで弱い人からやられていく。そこはもう不可避な問題で、だったらたとえば「弱者リスクを集中させるよりは交通事故というかたちで社会全体に分散させた上で全体としてのリスクを下げた方がマシ」という判断で車を使おう、ということになったりする。交通事故で人が死んだり傷ついたりすれば既に「取り返しのつかない」失敗を犯していることになるわけだけれど。

まあ、要は世の中って残酷だねってこと。危険技術に手を出さなければもっと危険な目に遭うかも知れない。そのリスク自体を度外視して綺麗事なんて言ってられないよなって思うんだけどね。

2011-07-19

セシウムわらとかわいそうな牛たちの「おとぎ話

放射性セシウムに汚染された稲わらを与えた牛が全国に流通していることが明らかになった

一連の報道を見ながら何かずうっと心に釈然としない部分があったのだけど、少しずつ見えてきたのでここにまとめる

釈然としなかったのは「農家はなぜ露天に晒された稲わらを牛に餌として与えたのか」ってことだ

もちろん「ずうっと露天にあった稲わらをなぜ畜産農家に売ったのか」でも構わない

政府農水省)が自治体通達を出したけどそれが農家まで伝わらなかった」から

ちょっと待って欲しい

震災発生から4ヶ月、事故数日のあの日(3.15)の様相もテレビ報道でだいぶ明らかになっている

その間、首都圏でも下水処理場汚泥ゴミ処分場の灰やらに放射性物質が検出され大騒ぎになったり、遠く静岡お茶でも検出されたりしている。

スーパーなどの店頭で見る限り、首都圏では今でも飲用に水道水を控えて水を買って飲んだり料理に使っている家庭は少なくないのではないか

“現地”福島だって、親御さんが子供学校給食を残させたり、校庭に出て遊ばせなかったりしている。

で、牛を大事にしている畜産農家の人はなぜ野外にあった稲わらを与えたのか?

もう少し踏み込む

一般的な畜産農家ってのは基本的に“自営業”であってリスク管理というのは勤め人よりもしっかりしているのではないかと思っている

いわゆるat one's own riskだよね

ましてや天候に直接左右されることの多いのだから蓋然性に関するリスク工業サービス業その他産業の比ではない。

まり事故からこの方、皆がリスク意識している中、農家だけそうしたリスク農協やら自治体やら国に転化している現象がどうしても理解できないというのが「釈然としないもの」の正体だ。

しかしたら……

農家の人たちってのは今までずうっとそうしてきたのかな?

リスクは「あの人たち」がなんとかしてくれるって。「私たちはだまって作物を育て牛や豚を育てているだけで難しいことは「あの人たち」に聞いてくれ」って。

そんなことはないと信じたいけど、もしそうだとしたらあの事故の評価としてほぼ固まっている“人災”の様相も一変する。

ここで話は変わるけどテレビ新聞などのメディアってのはわかりやすい構図ってのを重視する

ストーリーを作りやすい「キャラづけ」と言っても良い。たとえば

別におとぎ話の話でもなく現代の話といちおう言っておく。

こうした「キャラづけ」がより多くの人に何かを伝える理解してもらうのが都合が良いってことだ

登場人物のキャラけが固定していれば話をするのが早い

テレビ新聞中の人に悪意があるとかそういうことではなく楽チンかそうでないかの問題。

今、僕らはこうしたわかりやすいストーリーに乗っかり過ぎているのではないかと思う

「未曾有の災害」とか「想定外の事態」いうもの不安になって却って安定した物語構造を求めちゃうのも人の性(さが)かもしれないけど。

それで本来見えるものが見えなくなっているのではないか?とこういう次第

話を戻すと、この一連の食肉汚染騒ぎの中で「なぜもっと早く気づけなかったのか」というところで畜産農家の人たちも考えて欲しいし

テレビ新聞の人は彼らを過剰に被害者として扱い過ぎないでほしいということ。これを結論にしておく。

いちおう言っておくと、別に畜産農家糾弾しているわけではないよ。

ただ、もちろんこんなストーリーをつくることもできる

日本には米国軍産複合体にも匹敵する農業複合体があって、その意に沿わないストーリーは徹底的に黙殺される」とかね。

2011-07-08

http://anond.hatelabo.jp/20110707221643

それは偏差値30台のDQN校高校生に「東大だって行こうと思えば行ける」って言ってるようなもの

そいつ東大に行ける可能性はゼロじゃないが、蓋然性は限りなく低い。

からあるかないかって言えば、あるって答えるに決まってる

2011-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20110523153504

遺伝子がよくても教育があるスレッショルドを超えないと意味がない、という可能性が大いにある。

根拠は?

あと、可能性と蓋然性を混用する人が増えたよね。学術分野でも。

可能性は有るか無いか蓋然性はそれを踏まえての定量的はなし。

2011-05-22

蓋然性可能性の混用が許せない

俺がお前を殺す可能性はあるが、蓋然性はない。

わかるか、この意味が。

2011-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20110512144127

可能性なんてどうでもいいから、蓋然性を知りたいわ。

確率が0.000001%でも90%でもどっちでも「可能性はある」なんだから

#そして確率を考えずに可能性だけで騒ぐ馬鹿

2011-03-22

どれ、返事でも書くか

http://anond.hatelabo.jp/20110321214229

東浩紀ツイートについて「主に」ブコメがひどい


おかげさまで最大で10人が使っているらしいIDからブクマされておりますが、いかがお過ごしでしょうか。寒いですね。

返事の順番は、下から上、つまりブクマが着いた順に書いていきます


hokuto-hei ( ゚Д゚)ポカーン 『あれは東浩紀個人の思想であるかというのはわからないんだよね。』じゃあ、どなたの思想ということなんでしょう? 2011/03/22

思想、という言葉は誤解を招いたかもしれません。それはお詫びしま

要は、何か主張をするにあたり、それが本人の意志に沿うものかどうかというのは別である、ということです

つまり、「する」と「なる」、蓋然性まで踏まえれば「するかもしれない」と「なるかもしれない」ということです

該当のツイートを再掲すれば

東京人東京に留まる。水食糧から放射性物質が検出それ続けるが、それにも慣れていく。数年後微妙に小児の癌発生率があがったという報道が出るが、それも誤差の範囲でなんとなく曖昧に。そうやって日常は回復されるが、西日本海外から見たらそれそのものが異常。そんな感じになるのではないか

ということであり、これは予測の範疇でしかありません。上の分類によれば「なるかもしれない」ということです

何らかの考えを述べることそれ自体は糾弾されるものでもありませんし、無論嘲笑されるべきでもないというだけの話ですね。


ncc1701 ごめん、ちょっと何言ってるのかわからない。

それは申し訳ない。書き方が不味かった、と言えばそれまでですが、具体的にはどこがわからなかったか余った文字数で書いていただければよかったのですが。


Pz-4 馬鹿ガキ こんだけ文字数使っておいてオンリー仄めかしかい。せめて対象ぐらいはっきりさせろや。 /カッコつけるのはいいんだがあさましくもそのためにすぐ誰かを踏むんだよ。 2011/03/22

カッコ付けた覚えはないのですがね。客観的、俯瞰的、あるいは逆張りをすることがカッコいいというわけではないでしょう。あなたのいうカッコつけの対象もよくわからないので、書き捨てなのかな、とさえ思えてしまいます。ああ、馬鹿ガキというのは正解ですね。きっとあなたのほうが賢いのでしょう。


bt-shouichi 東浩紀 捨てるブコメあれば拾う増田あり。多様性(棒 2011/03/22

馬鹿ガキまで包摂する多様性を望みでないなら、バカを排除なり淘汰なりする方向に動けばいいのではないでしょうか。バカだというのは必然的にこちらの落ち度ですから、それを理由に排除されるというのであれば何も言うことはありません。


Bifuteki 素直に「怖くて逃げた」って言えば誰もそれ以上追求しないのに、屁理屈こねて戦略的撤退の体をとろうとしたり、「臆病上等」とかかっこつけながらヘタレの矜持みたいなのをみせつけようとしてるのがカッコ悪いのよ 2011/03/22

焦点といいますか、ひとつの前提のズレがここにあるのではないかと考えています。つまり、「思想家批評家としての東浩紀仕事人>」と「一個人としての東浩紀私人>」は重なるのだろうか、ということです

これは彼自身の考えですから馬鹿ガキな私が察するに余りあるですけれども、ああいTwitterのようなツールは、仕事上のつぶやき私人としてのつぶやきの違いは無視されますね。つまり、何を言っても本職としての意見に捉えることもできるし、何を言ってもただのプライベートつぶやきと見なすことができるわけです

で、もう一度彼のつぶやきを再掲しますが

東京人東京に留まる。水食糧から放射性物質が検出それ続けるが、それにも慣れていく。数年後微妙に小児の癌発生率があがったという報道が出るが、それも誤差の範囲でなんとなく曖昧に。そうやって日常は回復されるが、西日本海外から見たらそれそのものが異常。そんな感じになるのではないか

これだけではどちらかはわかりません。震災を機に株価が急落した人として何人か取り上げられていますが、彼らは共通してTwitterを使っています。Twitterつぶやき可視化させたといえば聞こえはいいですが、それは受け手にとってもその都度解釈を要求されるということです。言ってしまえば、論理学者日常論理的なことを言っていることが許されるかどうかといえば許されますが、それは見る人にとっては「なんだこいつ、これで論理学者かよpgr」と見えてしまうわけですね。

繰り返しますが、これは東浩紀自身のスタンスによるものですから私がどうこう言えません。ですが、そこを踏まえずバカにするのは揚げ足を取る程度のものにしかなりえないということです。(それがいい、それでいいというなら、まあそれもいいんじゃないでしょうか。そうは見えなかったからこれ書いてるんですけどね)

ましてやカッコイイか悪いか、臆病かそうでないかなんてのは、言わずもがなですね。


hobbling 自己正当化言い訳に汲々とする言論人ほどみっともないものはない。それだけの話。 2011/03/22

これはBifuteki さんへの回答そのままです。彼のつぶやきすべてが言論人としての彼としてのつぶやきかどうかはわからないのですからしかしながら、何かしたことに対して、それを説明する、これが日本ではたいてい言い訳として解釈されてしまうのは、あまりいいことではないと思います。

これ以降の方は気になったのだけ返事することにします。もっとも、馬鹿ガキの言うことなんか聞きたくねーよという人も多いでしょうが。

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